JP2013240144A - 給電装置と充電装置、給電方法および給電プログラム - Google Patents

給電装置と充電装置、給電方法および給電プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2013240144A
JP2013240144A JP2012109687A JP2012109687A JP2013240144A JP 2013240144 A JP2013240144 A JP 2013240144A JP 2012109687 A JP2012109687 A JP 2012109687A JP 2012109687 A JP2012109687 A JP 2012109687A JP 2013240144 A JP2013240144 A JP 2013240144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
power
phase
superimposed
modulation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012109687A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Hirayama
雄一 平山
Koji Higa
孝治 比嘉
Isami Kato
伊三美 加藤
Junji Inoue
順治 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2012109687A priority Critical patent/JP2013240144A/ja
Publication of JP2013240144A publication Critical patent/JP2013240144A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/16Information or communication technologies improving the operation of electric vehicles

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】充電中でも非接触電力通信を効率よく行う給電装置と充電装置、給電方法と充電方法および給電プログラムと充電プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】充電が開始されると、ゼロクロスを検出し、交流電力のゼロクロスのタイミングを用いて、電力信号と同じ周波数の基準波を生成する調整部と、充電装置に送信する第1の情報を取得すると、基準波の位相を第1の位相だけ偏移させる変調をして第1の変調信号を生成し、第2の情報を取得すると、基準波の位相を第2の位相だけ偏移させる変調をして第2の変調信号を生成し、生成した第1の変調信号及び第2の変調信号を電力信号に重畳して送信する送信部と、電力信号に重畳して充電装置から送信される第2の重畳信号を受信し、受信した第2の重畳信号と基準波の位相を第1の位相だけ偏移させた信号とを乗算し、乗算した結果を用いて受信情報を抽出する受信部と、を有する給電装置である。
【選択図】図4

Description

非接触で充電を行う給電装置と充電装置、給電方法および給電プログラムに関する。
近年、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)などが急速に発展しており、これらの車両の充電を行う給電装置の普及が見込まれる。充電の方法として、給電装置と車両に設けられる充電装置とを充電ケーブルで接続する接触充電と、共鳴コイルなどを使用して非接触で電力を伝送する非接触充電がある。例えば、特許文献1〜3。非接触充電において、車両固有の情報(例えばバッテリの充電状態を示す情報SOC(state of charge)の通知や車両の認証などを、給電装置と充電装置との間で双方向通信を用いて行うことが想定される。非接触充電の場合は、双方向通信として無線通信が考えられ、給電装置とは別に無線通信装置が必要となるため、装置として煩雑になるという問題がある。
関連技術として、共鳴コイルを用いた非接触の通信と、充電に使用する共鳴コイルとは別に通信専用のコイルを設けて、双方向通信を行う給電装置と充電装置が開示されている。例えば、特許文献2。その通信によれば無線通信を必要としないため、装置の煩雑さが解決される。しかし、充電中に送電する交流電力の影響を受けることが想定されるため、効率よく非接触電力通信を行うことが難しい。
また、他の関連技術として、携帯電話から非接触充電器に送信するディジタル信号を変化させる方法が開示されている。この技術によれば、携帯電話の基本負荷の場合において、位相のずれがAの場合はディジタル信号の「0」に対応し、携帯電話において基本負荷に所定の負荷Rを更に加えた場合、位相のずれがA+αとなり、ディジタル信号の「1」に対応するよう設定されている。このように変調負荷を時系列的に変動させることにより、種々の「0」「1」信号の組合せを生成することが可能となり、送信するディジタル信号列を複数生成することができ、種々のコマンドを送信することが可能となる。例えば、特許文献3。しかし、充電中に送電する交流電力の影響を受けることが想定されるため、効率よく非接触電力通信を行うことが難しい。
特開2011−003947号公報 特開2010−068632号公報 特開2010−035417号公報
本発明は、上記問題を考慮してなされたもので、充電中でも非接触電力通信を簡易な構成で効率よく行うことができる給電装置と充電装置、給電方法と充電方法および給電プログラムと充電プログラムを提供することを目的とする。
本実施の態様のひとつである給電装置は、給電部、調整部、送信部、受信部、を有する。
給電部は、充電装置に非接触で電力信号を送電する。
調整部は、充電装置に非接触で電力信号の送電が開始されると、電力信号のゼロクロスを検出し、検出したゼロクロスのタイミングを用いて、電力信号と同じ周波数で且つ電力信号に同期した基準波を生成し、基準波を第1の位相及び第2の位相だけ位相偏移して出力する。
送信部は、充電装置に送信する情報により基準波の位相を第1の位相及び第2の位相だけ偏移させる変調をして第1の変調信号及び第2の変調信号を生成する。そして、生成した第1の変調信号及び第2の変調信号を電力信号に重畳し第1の重畳信号を生成して充電装置に送信する。
受信部は、充電装置から電力信号に重畳して送信される第2の重畳信号を受信し、基準波の位相を第1の位相だけ偏移させた信号と受信した第2の重畳信号とを乗算し、乗算した結果を用いて復調をして受信情報を抽出する。
本実施の他の態様のひとつである充電装置は、給電部、調整部、送信部、受信部を有する。
充電部は、給電装置から送電される電力信号を非接触で受電し、受電した電力をバッテリに充電する。
調整部は、給電装置から非接触で電力信号の送電が開始されると、電力信号のゼロクロスを検出し、検出したゼロクロスのタイミングを用いて、電力信号と同じ周波数で且つ電力信号に同期した基準波を生成し、基準波を第3の位相及び第4の位相だけ位相偏移して出力する。
送信部は、給電装置に送信する情報により基準波の位相を第3の位相及び第4の位相だけ偏移させる変調をして第3の変調信号及び第4の変調信号を生成する。そして、生成した第3の変調信号及び第4の変調信号を電力信号に重畳し第2の重畳信号を生成して充電装置に送信する。
受信部は、電力信号に重畳して給電装置から送信される第1の重畳信号を受信し、基準波の位相を前記第3の位相だけ偏移させた信号と受信した第1の重畳信号とを乗算し、乗算した結果を用いて復調をして受信情報を抽出する。
実施の形態によれば、充電中でも非接触電力通信を簡易な構成で効率よく行うことができるという効果を奏する。
チャージステーションの一実施例を示す図である。 給電装置と車両の関係を示す図である。 複数の給電装置とサーバとの関係を示す図である。 給電装置の一実施例を示す図である。 充電装置の一実施例を示す図である。 給電装置および充電装置のそれぞれの制御装置とサーバのハードウェアの一実施例を示す図である。 給電装置と充電装置がそれぞれ有する送信部、受信部、調整部の一実施例を示す図である。 給電装置および充電装置の送信系の動作の一実施例を示すフロー図である。 給電中の重畳信号の送信の一実施例を示す図である。 給電装置および充電装置の受信系の動作の一実施例を示すフロー図である。 給電中の重畳信号の受信の一実施例を示す図である。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態について詳細を説明する。
図1は、チャージステーションの一実施例を示す図である。図1に示すチャージステーション1には、車両を駐車するための駐車エリア2a〜2dがあり、駐車エリア2a〜2dそれぞれには後述する給電装置7a〜7dが配置されている。給電装置7a〜7dは、車両5へ給電する際に送電に関する制御などを行う給電制御部3a〜3dと、電力を車両5側に送電するための給電部4a〜4dを有する。
ただし、給電装置7の設置はチャージステーションに限定されるものではなく、家庭の駐車場などに設置してもよい。
図2は、給電装置と車両の関係を示す図である。図2の給電装置7は給電制御部3と給電部4を備えている。給電制御部3は車両5との通信およびサーバなどとの無線通信または有線通信を行う通信の制御と、商用電源から給電された電力を車両5に送電するための制御を行う。さらに、給電制御部3は充電料金の算出、駐車料金の算出、各種料金の支払いなどに関する制御を行う。
給電部4は電力を車両5に送電するときに用いられる。電力の送電は、例えば、磁界による電磁誘導もしくは磁界と電界による共鳴方式を用いることが考えられる。
なお、図2の給電装置7において給電制御部3と給電部4とは電力線POWと信号線SIGにより接続されている。
図2の車両5は充電装置6を備えている。充電装置6は給電部4から送電された電力を受電して、充電装置6に設けられているバッテリに充電する。バッテリは充電式の二次電池で、例えば、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素二次電池などが考えられる。ただし、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素二次電池に限定されるものではなく、二次電池であればよい。
図3は、複数の給電装置とサーバとの関係を示す図である。図3に示す複数の給電装置7a〜7d各々はネットワーク9を介してサーバ8と通信をする。サーバ8は、例えば、給電装置7a〜7dと通信をして充電料金の算出、駐車料金の算出、各種料金の支払いなどに関する処理を実行し、処理結果を給電装置7a〜7dに送信する。
図4は、給電装置の一実施例を示す図である。給電装置7は、給電部4、通信部、制御部(制御装置401または通信制御部407)を有する。
図4の給電装置7は制御装置401、電源変換部403、整合部404、第1のコイル405、結合部406、通信制御部407、送信部408、受信部409、調整部410を備えている。なお、制御装置401は給電制御部3に相当する。
給電部4は電源変換部403、整合部404、第1のコイル405を有する。給電部4は車両5に搭載された充電装置6に非接触で交流電力(以下、電力信号)を給電する。
通信部の送信系は結合部406、通信制御部407、送信部408を有し、非接触電力通信に用いられる。また、通信部の受信系は、結合部406、通信制御部407、受信部409を有している。また、通信部は調整部410を有している。
調整部410は、充電装置6に非接触で電力信号の送電が開始されると、電力信号のゼロクロスを検出し、検出したゼロクロスのタイミングを用いて、電力信号と同じ周波数の正弦波信号を基準波として生成する。また、調整部410はこの基準波を電力信号に同期させる。更に調整部410は生成した電力信号に同期する基準波の位相をπ/2(第1の位相)だけ偏移させ、電力信号に対する直交信号を生成して出力する。なお、第1の位相はπ/2×(2n−1)として表してもよく、その場合のnは自然数(1、2・・・)とする。また、第1の位相は、π/2に限定されるものではなく、周辺環境や回路ごとの特性を加味して補正値を加え、電力信号に直交するように第1の位相を調整してもよい。例えば、π/2±α1が考えられる。ここで、±α1は予め決められた位相の補正値を表している。
通信部は、充電に用いる電力信号に通信に用いる信号を重畳させる非接触電力通信を行う。
送信部408は、給電装置7から充電装置6に送信する情報(ディジタル信号)によって、調整部410で生成した基準波を位相変調する。変調部703では、調整部410で生成した基準波(電力信号に対し既に第1の位相分偏移されている)を受けて、例えば送信するディジタル信号のH(ハイレベル)または+1信号にはその基準波をそのまま第1の変調信号とし、L(ローレベル)または−1信号には位相を反転させて−π/2(第2の位相)とした第2の変調信号として出力する。なお、第2の位相は−π/2×(2n−1)として表してもよく、その場合のnは自然数(1、2・・・)とする。また、第2の位相は、−π/2に限定されるものではなく、周辺環境や回路ごとの特性を加味して補正値を加え、電力信号に直交するように第2の位相を調整してもよい。例えば、−π/2±α2が考えられる。ここで、±α2は予め決められた位相の補正値を表している。
この給電装置7で生成された変調信号(第1の変調信号または第2の変調信号)は、電力信号に重畳され重畳信号(第1の重畳信号)として充電装置6へ送信される。このように電力信号に直交させた変調信号を電力信号に重畳させることで、電力信号の影響を受けにくくする。
給電装置7の受信部409は、充電装置6から送信される後述する第2の重畳信号を受信し、受信した第2の重畳信号を復調して受信情報を抽出する。詳細には、電力信号に重畳して充電装置6から送信される第2の重畳信号を受信部409が受信すると、受信した第2の重畳信号と基準波の位相を第1の位相だけ偏移させた信号とを乗算し、乗算した結果を用いて復調(信号がHレベルかLレベルかを判定する)をして受信情報を抽出する。
なお、通信部は電力信号の送電が停止している場合、送信部408と受信部409は第2の通信処理を用いて通信を行う。第2の通信処理は既存の通信方式を用いた処理で、電力信号に信号を重畳しないで、第1のコイル405と第2のコイル502をアンテナとして用いて通信を行う。ただし、送電が停止している場合に必ずしも第2の通信処理を用いて通信をする機能を、通信部は備えなくてもよい。
制御部(制御装置401と通信制御部407)は、給電装置7が充電装置6に給電を開始すると、非接触電力通信を用いて給電装置7と充電装置6との間で行う通信の制御をする。制御装置401(給電制御部)は電源変換部403、整合部404、通信制御部407と接続され、接続されている各部を制御する。
制御部は、充電装置6から指定された充電電流が充電装置6に供給できるように電源変換部403の出力する電力信号を制御する。
制御部は、第1の重畳信号を生成するための第1の情報または第2の情報(送信信号)を生成して送信部408に転送する。また、第2の重畳信号から抽出した受信情報を受信部409から取得する。
電源変換部403は、商用電源402から供給される電力を決められた周期でかつ決められた電力レベルの交流に変換し第1のコイル405に給電する。上記交流の変換などの制御は制御装置401により行うことが考えられる。
整合部404は本例では送電改善をするために用いられる。
第1のコイル405は、車両5に搭載されている充電装置6へ電力を給電するために用いられる。本例では、第1のコイル405は充電装置6の後述する第2のコイル502に電力を送電する。また、第1のコイル405と第2のコイル502は非接触電力通信に用いられる。
結合部406は、充電中に電源変換部403から出力された電力信号に、非接触電力通信で用いる第1の変調信号または第2の変調信号を重畳させるために用いる。また、車両5の充電装置6から送信される非接触電力通信で用いる第2の重畳信号を受信したときは、結合部406は受信部409のみに受信した第2の変調信号を出力する。
通信制御部407は通信を制御する。
図5は、充電装置の一実施例を示す図である。図5の充電装置6は制御装置501、充電部、通信部を備えている。
充電部は受電部(第2のコイル502)、整合部503、AC−DC変換部504を有する。また、充電装置6にはバッテリ505が接続されている。本例では、バッテリ505が分かれているが充電装置に含めてもよい。
受電部は給電装置7から給電される交流電力を非接触で受電する。充電部は受電した電力をバッテリ505に充電する。
通信部の送信系は結合部506、送信部507、通信制御部509を有し、非接触電力通信に用いられる。また、通信部の受信系は、結合部506、受信部508、通信制御部509を有している。また、通信部は調整部510を有している。
調整部510は、充電装置6に非接触で電力信号の送電が開始されると、電力信号のゼロクロスを検出し、検出したゼロクロスのタイミングを用いて、電力信号と同じ周波数の正弦波信号を基準波として生成する。また、調整部510はこの基準波を電力信号に同期させる。更に調整部510は基準波の位相を略π/2(第3の位相)だけ偏移させた信号を生成する。なお、第3の位相はπ/2×(2n−1)として表してもよく、その場合のnは自然数(1、2・・・)とする。また、第3の位相は、π/2に限定されるものではなく、周辺環境や回路ごとの特性を加味して補正値を加え、電力信号に直交するように第3の位相を調整してもよい。例えば、±π/2±α3が考えられる。ここで、±α3は予め決められた位相の補正値を表している。
通信部は、充電に用いる電力信号に通信に用いる信号を重畳させる非接触電力通信を行う。
送信部507は、給電装置7に送信する情報(ディジタル信号)によって、調整部510で生成した基準波を位相変調する。変調部703では、調整部510で生成した基準波(電力信号に対し既に第3の位相分偏移されている)を受けて、例えば送信するディジタル信号のH(ハイレベル)または+1信号にはその基準波をそのまま変調信号とし、L(ローレベル)または−1信号には位相を反転させて略−π/2(第4の位相)とした変調信号として出力する。なお、第4の位相は−π/2×(2n−1)として表してもよく、その場合のnは自然数(1、2・・・)とする。また、第4の位相は、−π/2に限定されるものではなく、周辺環境や回路ごとの特性を加味して補正値を加え、電力信号に直交するように第4の位相を調整してもよい。例えば、−π/2±α4が考えられる。ここで、±α4は予め決められた位相の補正値を表している。
この給電装置7で生成された変調信号(第3の変調信号または第4の変調信号)は、電力信号に重畳され重畳信号(以下、第2の重畳信号)として給電装置7へ送信される。このように電力信号に直交させた変調信号を電力信号に重畳させることで、電力信号の影響を受けにくくする。
充電装置6の受信部508は、給電装置7から送信される第1の重畳信号を受信し、受信した第1の重畳信号を復調して受信情報を抽出する。詳細には、電力信号に重畳して給電装置7から送信される第1の重畳信号を受信部508が受信すると、受信した第1の重畳信号と基準波の位相を第3の位相だけ偏移させた信号とを乗算し、乗算した結果を用いて復調(信号がHレベルかLレベルかを判定する)をして受信情報を抽出する。
なお、通信部は交流電力の送電が停止している場合、送信部507と受信部508は第2の通信処理を用いて通信を行う。第2の通信処理は既存の通信方式を用いた処理で、交流電力に信号を重畳しないで、第1のコイル405と第2のコイル502をアンテナとして用いて通信を行う。ただし、送電が停止している場合に必ずしも第2の通信処理を用いて通信をする機能を、通信部は備えなくてもよい。
制御装置501はバッテリ505、通信制御部509と接続され、接続されている各部を制御する。
また、制御装置501は各部から計測データを取得する。制御部(制御装置501と通信制御部509)は、給電装置7が充電装置6に給電を開始すると、非接触電力通信を用いて給電装置7と充電装置6との間で通信を行う制御をする。
制御部は、第2の重畳信号を生成するための第3の情報または第4の情報(送信信号)を生成して送信部507に転送する。また、第1の重畳信号から抽出した受信情報を受信部508から取得する。
第2のコイル502は給電装置7から第1のコイル405を介して送電された電力信号を受電し、受電した電力が整合部503に供給される。
整合部503は給電装置7と充電装置6との間のインピーダンス整合を行う。なお、整合部503は制御装置501と接続し、制御装置501によりインピーダンス整合を制御してもよい。
AC−DC変換部504は受電した電力信号を直流にし、直流にした電力をバッテリ部506に供給される。
バッテリ505は充電式の二次電池などが考えられる。なお、本例では充電装置6にバッテリ505が示されているが、バッテリ505と別に設けてもよい。
結合部506は、第2のコイル502が受電した電力信号に、非接触電力通信で用いる信号を重畳させるために用いる。また、給電装置7から送信される非接触電力通信で用いる信号を受信したときは、結合部506は受信部508のみに受信した信号を出力する。
図6は、給電装置および充電装置のそれぞれの制御装置とサーバのハードウェアの一実施例を示す図である。給電装置7の制御部と通信部(結合部406を除く)および充電装置6の制御部と通信部(結合部506を除く)、サーバ8のハードウェアは、図6に示す制御部601、記憶部602、記録媒体読取装置603、入出力インタフェース604(入出力I/F)、通信インタフェース605(通信I/F)などをそれぞれ備えている。また、上記各構成部はバス606によってそれぞれ接続されている。なお、サーバ8の機能はクラウドなどを用いて実現することもできる。
制御部601はCPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイス(FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLD(Programmable Logic Device)など)を用いることが考えられる。
記憶部602は、例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などのメモリやハードディスクなどが考えられる。なお、記憶部602にはパラメータ値、変数値などのデータを記録してもよいし、実行時のワークエリアとして用いてもよい。また、給電装置7およびサーバ8において、記憶部602以外に給電装置7およびサーバ8の外部に他の記憶部を設けてもよく、例えば、データベースなどを設けることが考えられる。
記録媒体読取装置603は、制御部601の制御に従って記録媒体607に対するデータのリード/ライトを制御する。そして、記録媒体607に記録媒体読取装置603の制御で書き込まれたデータを記録させたり、記録媒体607に記録されたデータを読み取らせたりする。また、着脱可能な記録媒体607は、コンピュータで読み取り可能なnon-transitory(非一時的)な記録媒体として、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)などがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。なお、記憶部602もnon-transitory(非一時的)な記録媒体に含まれる。
入出力インタフェース604には、入出力部608が接続され、入力された情報を受信し、バス606を介して制御部601に送信する。また、制御部601からの命令に従ってディスプレイの画面上に操作情報などを表示する。入出力部608の入力装置は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス(マウスなど)、タッチパネルなどが考えられる。なお、入出力部608の出力部であるディスプレイは、例えば、液晶ディスプレイなどが考えられる。充電装置6の入出力部608は、車両5においてダッシュボードに備え付けられていることが考えられる。また、出力部はCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、プリンタなどの出力装置であってもよい。
通信インタフェース605は、LAN(Local Area Network)接続やインターネット接続を無線により行うためのインタフェースである。また、通信インタフェース605は必要に応じ、他のコンピュータとの間のLAN接続やインターネット接続や無線接続を行うためのインタフェースとして用いてもよい。
このようなハードウェア構成を有するコンピュータを用いることによって、給電装置7の制御と通信および充電装置6の制御と通信、サーバ8が行う各種処理機能が実現される。その場合給電装置7の制御と通信および充電装置6の制御と通信とサーバ8が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体607に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの記録媒体607が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に記録しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、記録媒体607に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶部602に記憶する。そして、コンピュータは、自己の記憶部602からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、記録媒体607から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
給電装置7と充電装置6が有する送信部、受信部、調整部について説明する。
図7は、給電装置7と充電装置6がそれぞれ有する調整部、送信部、受信部の一実施例を示す図である。
給電装置7の送信部408および充電装置6送信部507は、送信フィルタ部701、送信増幅部702、変調部703を有する。
送信フィルタ部701は給電装置7で生成の第1の変調信号または充電装置6で生成の第2の変調信号の送信周波数帯域以外のノイズなどを除去するフィルタである。例えば、バンドパスフィルタなどを用いることが考えられる。ただし、送信フィルタ部701はなくてもよい。
送信増幅部702は、変調部703から出力された第1の変調信号または第2の変調信号を増幅し、決められた送信レベルに増幅する。
変調部703は、給電装置7から出力される情報であるディジタル信号に応じて、基準波の位相を第1の位相だけ偏移させる変調と、基準波の位相を第1の位相と異なる第2の位相だけ偏移させる変調を行う。ここで、第1の位相と第2の位相は+π/2と−π/2である。また、充電装置6から出力される情報も同様である。
また、PSK(Phase Shift Keying)、ASK(Amplitude Shift Keying)、FSK(frequency shift keying)を組み合わせた変調を用いてもよい。
受信部409および受信部508は、受信フィルタ部704、受信増幅部705、乗算部706、復調部707を有する。
受信フィルタ部704は、給電装置7で生成の第1の重畳信号または充電装置6で生成の第2の重畳信号の受信周波数帯域以外のノイズなどを除去するフィルタである。例えば、バンドパスフィルタなどを用いることが考えられる。
受信増幅部705は、受信フィルタ部704から出力された第1の重畳信号または第2の重畳信号を増幅し、決められた受信レベルに増幅する。例えば、低ノイズ増幅器などを用いることが考えられる。
乗算部706は、給電装置7の調整部410から出力される第2の重畳信号と、後述する位相偏移部710から出力される基準波の位相を第1の位相だけ偏移させた信号とを乗算する。また、充電装置6の調整部510から出力される第2の重畳信号と、後述する位相偏移部710から出力される基準波の位相を第3の位相だけ偏移させた信号とを乗算する。
復調部707は、第1の重畳信号または第2の重畳信号に対応する乗算した結果を用いて復調をして受信情報を抽出する。例えば、乗算した結果(信号)を低域フィルタに通し、その後に低域フィルタから出力された信号の振幅を計測し、決められた閾値を越えているか否かを判定し、ディジタル信号を生成して受信情報を抽出する。
なお、乗算部706と復調部707の代わりに、PSK、ASK、FSKを組み合わせた復調を行う機能を用いてもよい。
調整部410および調整部510は、ゼロクロス検出部708、同期部709、位相偏移部710を有する。
ゼロクロス検出部708は、給電に用いる電力信号を監視して、電力信号の振幅の正負が反転する位置(ゼロクロス)を検出する。例えば、振幅値を計測してゼロクロスを検出することが考えられる。上記では0Vを中心に電力信号を監視する例について説明したが、電力信号の中心は0Vに限定されるものではなく、中心が0Vでない場合には決められた電圧値を基準に振幅の変化を監視し、基準を超えたか否かでゼロクロスを検出することが考えられる。
同期部709は、ゼロクロス検出部708から取得したゼロクロスの位置を用いて基準波を生成する。基準波は、例えば、正弦波が望ましい。
また、同期709は生成された基準波に同期した信号を生成し、出力する。回路として、例えば、PLL回路(Phase-locked loop)を用いることが考えられる。
位相偏移部710は、同期回路から出力された基準波信号を位相シフトさせて基準波信号の直交信号を出力する。
給電装置の動作について説明する。
給電装置7のゼロクロス検出部708は充電装置6にコイルを用いて非接触で交流電力の送電が開始されると、交流電力のゼロクロスを検出する。同期部709は、検出したゼロクロスのタイミングを用いて、交流電力と同じ周波数の基準波を生成する。
続いて、送信部408の変調部703は充電装置6に送信する第1の情報を取得すると、基準波の位相を第1の位相だけ偏移させる変調をして第1の変調信号を生成する。また、充電装置6に送信する第1の情報と異なる第2の情報を取得すると、基準波の位相を第1の位相と異なる第2の位相だけ偏移させる変調をして第2の変調信号を生成する。
続いて、生成した第1の変調信号または第2の変調信号を送信増幅部702で増幅し、増幅した第1の変調信号または第2の変調信号を送信フィルタ部701に入力する。そして、送信フィルタ部701から出力された第1の変調信号または第2の変調信号を、結合部406を介して交流電力に送電する電力線に重畳し、第1の重畳信号を充電装置に送信する。
また、受信部409は交流電力に重畳して充電装置6から送信される第2の重畳信号を受信し、受信した第2の重畳信号と基準波の位相を第1の位相だけ偏移させた信号とを乗算し、乗算した結果を用いて復調をして受信情報を抽出する。
充電装置の動作について説明する。
充電装置6のゼロクロス検出部708は、給電装置7からコイルを用いて非接触で交流電力の送電が開始されると、交流電力のゼロクロスを検出し、検出したゼロクロスのタイミングを用いて、交流電力と同じ周波数の基準波を生成する。
続いて、送信部507の変調部703は給電装置7に送信する第3の情報を取得すると、基準波の位相を第3の位相だけ偏移させる変調をして第3の変調信号を生成する。また、給電装置7に送信する第3の情報と異なる第4の情報を取得すると、基準波の位相を第3の位相と異なる第4の位相だけ偏移させる変調をして第4の変調信号を生成する。
続いて、生成した第3の変調信号または第4の変調信号を送信増幅部702で増幅し、増幅した第3の変調信号または第4の変調信号を送信フィルタ部701に入力する。そして、送信フィルタ部701から出力された第3の変調信号または第4の変調信号を、結合部506を介して交流電力に受電する電力線に重畳し、第2の重畳信号を給電装置7に送信する。
また、受信部409は交流電力に重畳して給電装置7から送信される第1の重畳信号を受信し、受信した第1の重畳信号と基準波の位相を第3の位相だけ偏移させた信号とを乗算し、乗算した結果を用いて復調をして受信情報を抽出する。
給電装置および充電装置の送信系の動作について説明する。
給電装置の送信系の動作について図8、図9を用いて説明する。図8は、給電装置および充電装置の送信系の動作の一実施例を示すフロー図である。図9は、給電中の重畳信号の送信の一実施例を示す図である。図9の縦軸は電圧値を示し、横軸は時間を示している。
図8のステップS801では、調整部410が給電中であるか否かを判定し、給電中である場合(Yes)にはステップS802に移行し、給電中でない場合(No)にはステップS808に移行する。図9において電力信号の波形901は実線で示されている。
ステップS802では、調整部410が調整部410は図9に示される検出した電力信号のゼロクロス902とゼロクロス903のタイミングを用いて、電力信号の周波数を推定して基準波を生成する。図9に示す破線により示されている正弦波形904を生成する。
続いて、調整部410は基準波の位相を第1の位相だけ偏移する。本例では+π/2位相を進める。図9に示す波形905を参照。
ステップS803では送信部408が第1の情報を制御部から送信情報の第1の情報を取得したか否かを判定し、第1の情報を取得した場合(Yes)にはステップS804に移行し、第2の情報を取得した場合(No)にはステップS805に移行する。なお、送信情報である第1の情報と第2の情報を決められた期間取得できない場合にはステップS801に移行する。
ステップS804では、送信部408の変調部703が基準波を第1の位相だけ偏移させた第1の変調信号を生成する。本例では、位相偏移部710の出力信号を、変調部703の出力として直接出力する。図9の送信信号を参照。+1は第1の情報を示す。
ステップS805では、送信部408の変調部703が基準波を第2の位相だけ偏移させた第2の変調信号を生成する。本例では、位相偏移部710の出力信号を、例えば変調部703で−1倍して出力する。図9の送信信号を参照。−1は第2の情報を示す。
ステップS806では、送信部408の変調部703から出力された第1の変調信号または第2の変調信号を送信増幅部702が予め決められたレベルに増幅し、増幅された第1の変調信号または第2の変調信号の雑音や干渉成分などのノイズを送信フィルタ部701で除去する。
続いて、送信フィルタ部701から出力された第1の変調信号または第2の変調信号を出力し、結合部406で電力信号に重畳させて第1の重畳信号を生成する。なお、結合部406と送信部408の間にさらに増幅器を設けて第1の重畳信号を増幅させてもよい。
ステップS807では、送信情報があるか否かを送信部408が判定し、送信情報がある場合(Yes)にはステップS801に移行し、送信情報がない場合(No)には処理を終了する。
給電中でない場合にはステップS808で第2の通信処理をして、ステップS809で第2の通信処理により得られた通信信号を出力する。
なお、充電装置6の送信系の動作については省略するが、上記給電装置7の説明を参照されたい。
給電装置および充電装置の受信系の動作について説明する。
給電装置の受信系の動作について図10、図11を用いて説明する。図10は、給電装置および充電装置の受信系の動作の一実施例を示すフロー図である。図11は、給電中の重畳信号の受信の一実施例を示す図である。図11の縦軸は電圧値を示し、横軸は時間を示している。
図11のステップS1001では、調整部410が給電中であるか否かを判定し、給電中である場合(Yes)にはステップS1002に移行し、給電中でない場合(No)にはステップS1007に移行する。図11において電力信号に変調信号が重畳された重畳信号の波形1101は実線で示されている。
ステップS1002では調整部410が調整部410は図11に示される検出した交流電力のゼロクロス1102とゼロクロス1103のタイミングを用いて、電力信号の周波数を推定して基準波を生成する。図11に示す破線により示されている正弦波形1104を生成する。
続いて、調整部410は基準波の位相を第1の位相だけ偏移する。本例では+π/2位相を進める。図11に示す波形1105を参照。
ステップS1003では送信部408が第2の重畳情報を取得したか否かを判定し、第2の重畳情報を取得した場合(Yes)にはステップS1004に移行し、第2の重畳情報を取得できない場合(No)にはステップS1101に移行する。図11の第2の重畳情報を参照。
ステップS1004では、受信部409の乗算部706が第2の重畳信号に、位相偏移部711で生成した基準波の位相を第1の位相だけ偏移させ信号を乗算する。
本例では、受信フィルタ部704から出力した第2の重畳信号を、受信増幅部705を用いて予め決められたレベルにされた第2の重畳信号を取得し、位相偏移部711で生成した基準波の位相を第1の位相だけ偏移させ信号を乗算する。
ステップS1005では、受信部409の復調部707がステップS1004で生成された信号を復調して受信信号を生成する。例えば、乗算した結果(信号)を低域フィルタに通し、その後に低域フィルタから出力された信号の振幅を計測し、決められた閾値を越えているか否かを判定し、受信信号(2値:+1、−1)を生成する。図11の受信信号を参照。図11の+1は受信信号である第1の情報を示し、−1は受信信号である第2の情報を示す。
ステップS1006では、受信部409の受信信号をデコードして制御部に出力する。
給電中でない場合にはステップS1007で第2の通信処理をして、ステップS1008で第2の通信処理により得られた通信信号を制御部に出力する。
なお、充電装置6の受信系の動作については省略するが、上記給電装置7の説明を参照されたい。
実施の形態によれば、非接触電力通信を効率よく行うことができるという効果を奏する。
また、非接触電力通信で用いる機能の他に有線通信、無線通信をなどの機能を必要としない。また、給電中に双方向通信を行うことができるという効果を奏する。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
1 チャージステーション、
2a、2b、2c、2d 駐車エリア、
3、3a、3b、3c、3d 給電制御部、
4、4a、4b、4c、4d 給電部、
5 車両、
6 充電装置、
7、7a、7b、7c、7d 給電装置、
8 サーバ、
9 ネットワーク、
401 制御装置、
402 商用電源、
403 電源変換部、
404 整合部、
405 第1のコイル、
406 結合部、
407 通信制御部、
408 送信部、
409 受信部、
410 調整部、
501 制御装置、
502 第2のコイル、
503 整合部、
504 AC−DC変換部、
505 バッテリ、
506 結合部、
507 送信部、
508 受信部、
509 通信制御部、
510 調整部、
601 制御部、
602 記憶部、
603 記録媒体読取装置、
604 入出力インタフェース、
605 通信インタフェース、
606 バス、
607 記録媒体、
608 入出力部、
701 送信フィルタ部、
702 送信増幅部、
703 変調部、
704 受信フィルタ部、
705 受信増幅部、
706 乗算部、
707 復調部、
708 ゼロクロス検出部、
709 同期部、
710 位相偏移部、

Claims (8)

  1. 充電装置に非接触で電力信号を、送電する給電部と、
    前記充電装置に非接触で電力信号の送電が開始されると、前記電力信号のゼロクロスを検出し、検出したゼロクロスのタイミングを用いて、前記電力信号と同じ周波数で且つ前記電力信号に同期した基準波を生成し、前記基準波を第1の位相及び前記第1の位相と異なる第2の位相だけ位相偏移して出力する調整部と、
    前記充電装置に送信する情報により前記基準波の位相を第1の位相及び第2の位相だけ偏移させる変調をして第1の変調信号及び第2の変調信号を生成し、生成した前記第1の変調信号及び前記第2の変調信号を前記電力信号に重畳し第1の重畳信号を生成して前記充電装置に送信する送信部と、
    前記充電装置から前記電力信号に重畳して送信される第2の重畳信号を受信し、受信した第2の重畳信号と前記基準波の位相を前記第1の位相だけ偏移させた信号とを乗算し、乗算した結果を用いて復調をして受信情報を抽出する受信部と、
    を備えることを特徴とする給電装置。
  2. 前記調整部は、
    前記第1の変調信号を前記電力信号に直交させるための調整値を用いて前記第1の位相を調整し、
    前記第2の変調信号を前記電力信号に直交させるための調整値を用いて前記第2の位相を調整する、ことを特徴とする請求項1に記載の給電装置。
  3. 給電装置から送電される電力信号を非接触で受電し、受電した電力をバッテリに充電する充電部と、
    前記給電装置から非接触で電力信号の送電が開始されると、前記電力信号のゼロクロスを検出し、検出したゼロクロスのタイミングを用いて、前記電力信号と同じ周波数で且つ前記電力信号に同期した基準波を生成し、前記基準波を第3の位相及び前記第3の位相と異なる第4の位相だけ位相偏移して出力する調整部と、
    前記給電装置に送信する第3の情報により前記基準波の位相を第3の位相及び第4の位相だけ偏移させる変調をして第3の変調信号及び第4の変調信号を生成し、生成した前記第3の変調信号及び前記第4の変調信号を前記電力信号に重畳し第2の重畳信号を生成して前記充電装置に送信する送信部と、
    前記電力信号に重畳して前記給電装置から送信される第1の重畳信号を受信し、前記基準波の位相を前記第3の位相だけ偏移させた信号と受信した第1の重畳信号とを乗算し、乗算した結果を用いて復調をして受信情報を抽出する受信部と、
    を備えることを特徴とする充電装置。
  4. 前記調整部は、
    前記第3の変調信号を前記電力信号に直交させるための調整値を用いて前記第3の位相を調整し、
    前記第4の変調信号を前記電力信号に直交させるための調整値を用いて前記第4の位相を調整する、ことを特徴とする請求項3に記載の給電装置。
  5. 非接触充電に用いる給電方法であって、
    給電装置が、
    充電装置に非接触で交流電力の送電が開始されると、前記交流電力のゼロクロスを検出し、
    検出したゼロクロスのタイミングを用いて、前記電力信号と同じ周波数の基準波を生成し、
    前記充電装置に送信する第1の情報を取得すると、前記基準波の位相を第1の位相だけ偏移させる変調をして第1の変調信号を生成し、
    前記充電装置に送信する前記第1の情報と異なる第2の情報を取得すると、前記基準波の位相を前記第1の位相と異なる第2の位相だけ偏移させる変調をして第2の変調信号を生成し、
    生成した前記第1の変調信号及び前記第2の変調信を前記電力信号に重畳して前記充電装置に送信し、
    前記交流電力に重畳して前記充電装置から送信される第2の重畳信号を受信し、
    受信した第2の重畳信号と前記基準波の位相を前記第1の位相だけ偏移させた信号とを乗算し、
    乗算した結果を用いて復調をして受信情報を抽出する、
    処理を実行することを特徴とする給電方法。
  6. 非接触充電に用いる充電方法であって、
    給電装置から送電される交流電力を、非接触で受電し、受電した電力をバッテリに充電する充電部が、
    給電装置から非接触で電力信号の送電が開始されると、前記電力信号のゼロクロスを検出し、
    検出したゼロクロスのタイミングを用いて、前記電力信号と同じ周波数の基準波を生成し、
    前記給電装置に送信する第3の情報を取得すると、前記基準波の位相を第3の位相だけ偏移させる変調をして第3の変調信号を生成し、
    前記給電装置に送信する前記第3の情報と異なる第4の情報を取得すると、前記基準波の位相を前記第3の位相と異なる第4の位相だけ偏移させる変調をして第4の変調信号を生成し、
    生成した前記第3の変調信号及び前記第4の変調信号を、前記電力信号に重畳して第2の重畳信号を前記給電装置に送信し、
    前記交流電力に重畳して前記給電装置から送信される第1の重畳信号を受信し、
    受信した第1の重畳信号と前記基準波の位相を前記第3の位相だけ偏移させた信号とを乗算し、
    乗算した結果を用いて復調をして受信情報を抽出する、
    処理を実行することを特徴とする充電方法。
  7. 非接触充電に用いる給電プログラムであって、
    充電装置に非接触で交流電力の送電が開始されると、前記交流電力のゼロクロスを検出し、
    検出したゼロクロスのタイミングを用いて、前記電力信号と同じ周波数の基準波を生成し、
    前記充電装置に送信する第1の情報を取得すると、前記基準波の位相を第1の位相だけ偏移させる変調をして第1の変調信号を生成し、
    前記充電装置に送信する前記第1の情報と異なる第2の情報を取得すると、前記基準波の位相を前記第1の位相と異なる第2の位相だけ偏移させる変調をして第2の変調信号を生成し、
    生成した前記第1の変調信号及び前記第2の変調信を前記電力信号に重畳して前記充電装置に送信し、
    前記交流電力に重畳して前記充電装置から送信される第2の重畳信号を受信し、
    受信した第2の重畳信号と前記基準波の位相を前記第1の位相だけ偏移させた信号とを乗算し、
    乗算した結果を用いて復調をして受信情報を抽出する、
    処理を給電装置のコンピュータに実行させることを特徴とする給電プログラム。
  8. 非接触充電に用いる充電プログラムであって、
    給電装置から送電される交流電力を、非接触で受電し、受電した電力をバッテリに充電する充電部が、
    給電装置から非接触で電力信号の送電が開始されると、前記電力信号のゼロクロスを検出し、
    検出したゼロクロスのタイミングを用いて、前記電力信号と同じ周波数の基準波を生成し、
    前記給電装置に送信する第3の情報を取得すると、前記基準波の位相を第3の位相だけ偏移させる変調をして第3の変調信号を生成し、
    前記給電装置に送信する前記第3の情報と異なる第4の情報を取得すると、前記基準波の位相を前記第3の位相と異なる第4の位相だけ偏移させる変調をして第4の変調信号を生成し、
    生成した前記第3の変調信号及び前記第4の変調信号を、前記電力信号に重畳して第2の重畳信号を前記給電装置に送信し、
    前記交流電力に重畳して前記給電装置から送信される第1の重畳信号を受信し、
    受信した第1の重畳信号と前記基準波の位相を前記第3の位相だけ偏移させた信号とを乗算し、
    乗算した結果を用いて復調をして受信情報を抽出する、
    処理を充電装置のコンピュータに実行させることを特徴とする充電プログラム。
JP2012109687A 2012-05-11 2012-05-11 給電装置と充電装置、給電方法および給電プログラム Pending JP2013240144A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012109687A JP2013240144A (ja) 2012-05-11 2012-05-11 給電装置と充電装置、給電方法および給電プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012109687A JP2013240144A (ja) 2012-05-11 2012-05-11 給電装置と充電装置、給電方法および給電プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013240144A true JP2013240144A (ja) 2013-11-28

Family

ID=49764721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012109687A Pending JP2013240144A (ja) 2012-05-11 2012-05-11 給電装置と充電装置、給電方法および給電プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013240144A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9859815B2 (en) 2015-04-27 2018-01-02 Lsis Co., Ltd. Energy storage system
CN113141556A (zh) * 2020-01-17 2021-07-20 Oppo广东移动通信有限公司 一种通讯方法、系统以及存储介质

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9859815B2 (en) 2015-04-27 2018-01-02 Lsis Co., Ltd. Energy storage system
CN113141556A (zh) * 2020-01-17 2021-07-20 Oppo广东移动通信有限公司 一种通讯方法、系统以及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013236479A (ja) 給電装置と充電装置、給電方法および給電プログラム
JP5613278B2 (ja) 車両用ワイヤレス充電システム
KR20170053237A (ko) 멀티 코일 무선 충전 방법 및 그를 위한 장치 및 시스템
KR20170043764A (ko) 멀티 코일 무선 충전 방법 및 그를 위한 장치 및 시스템
JP2010068632A (ja) 車両用ワイヤレス充電システム
US9363118B2 (en) Non-contact power supply transmitter system, receiving device, and analog circuit
CN105324906A (zh) 输电设备、受电设备、其控制方法、程序和存储介质
JP2013240144A (ja) 給電装置と充電装置、給電方法および給電プログラム
KR20230115947A (ko) 무선 전력 수신기로 전력을 전송하는 무선 전력 송신기
JP2013251952A (ja) 給電装置と充電装置、給電方法および給電プログラム
JP2016103121A (ja) 給電装置、制御方法及びプログラム
JP2013247687A (ja) 給電装置と充電装置、給電方法および給電プログラム
JP2013247811A (ja) 給電装置と充電装置、給電方法および給電プログラム
JP2013251939A (ja) 給電装置と充電装置および給電方法と充電方法
JP2013247829A (ja) 給電装置と充電装置、給電方法および給電プログラム
JP2013247704A (ja) 給電装置及び充電装置
WO2013161953A1 (ja) 給電装置、給電方法、給電プログラム、充電装置、及び充電制御方法
JP2013229950A (ja) 給電装置と充電装置、給電方法および給電プログラム
JP2014027777A (ja) 充電装置および充電方法
JP2013247802A (ja) 給電装置と充電装置、給電方法および給電プログラム
Lin et al. Wireless charging scheme with secured data transmission
JP2013244825A (ja) 給電装置、充電装置、給電方法、および充電方法
JP4673233B2 (ja) 電源同期搬送波の生成方法および装置
KR101891291B1 (ko) 디지털 미터 통신 시스템 및 그 제어 방법
JP2013243855A (ja) 給電装置及び充電装置