JP5613278B2 - 車両用ワイヤレス充電システム - Google Patents

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Description

本発明は、給電装置より出力される電力を、非接触で車両に搭載されるバッテリに送信して該バッテリを充電する車両用ワイヤレス充電システムに係り、特に、電力送信時に生じる反射による電力の増幅を防止する技術に関する。
電気自動車のバッテリに電力を充電する充電システムとして、例えば、特開2006−74868号公報(特許文献1)に記載されているものが知られている。該特許文献1に記載された充電システムでは、電磁誘導による非接触の充電方式を採用して、バッテリ充電用の電力を、非接触で車両に供給してバッテリを充電することができるので、プラグ接続等の操作を必要とせずに簡易にバッテリへの充電を行うことができる。
このような充電システムでは、給電装置より送信される電力が車両側で全て消費されれば、車両側から給電装置側に戻される電力(電力の反射)は発生しない。ところが、車両側に送信された電力が全て消費されない場合には、電力が車両側から給電装置側に戻されてしまう。即ち、給電装置側にて送信された電力が車両側にて反射し、電力が増幅され最大飽和電力(臨界点)に達する発振現象が発生するという欠点がある。
特開2006−74868号公報
上述したように、従来における車両用ワイヤレス充電システムでは、給電装置から車両に電力を送信する際に、送信した電力が車両で反射する場合があり、この反射波が給電装置に伝達されると、該給電装置より送信する電力信号が増幅され、発振現象が発生するという欠点がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、送信する交流電力が反射により増幅された場合に、これを検知して交流電力の出力を停止することが可能な車両用ワイヤレス充電システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、給電装置より出力される電力を非接触で車両側に送信し、該車両に搭載されるバッテリを充電する車両用ワイヤレス充電システムにおいて、前記給電装置は、交流電力を出力する電力出力手段と、前記交流電力を増幅する電力増幅手段と、前記電力増幅手段で増幅された交流電力を送信する第1通信端末と、を有し、前記車両は、前記第1通信端末より送信された交流電力を受信する第2通信端末と、前記交流電力を整流し、整流して得られる直流電力を前記バッテリに供給する整流手段と、前記バッテリに電力が供給されているか否かを検出し、電力が供給されていない場合には異常を示す制御信号を出力するバッテリ監視手段と、を有し、前記給電装置は、前記バッテリ監視手段より出力される前記異常を示す制御信号が受信された場合に、前記交流電力の出力を停止する制御を行う制御手段を備え、前記第1通信端末は、前記交流電力を送信すると共に前記第2通信端末より送信される信号を受信する送受信機能を備え、且つ、前記第2通信端末は、前記交流電力を受信すると共に前記第1通信端末に信号を送信する送受信機能を備え、前記給電装置は、前記第1通信端末を送信モードまたは受信モードに切り換える送信・受信切換手段を備え、前記車両は、前記第2通信端末を受信モードまたは送信モードに切り換える受信・送信切換手段を備え、前記第1通信端末から前記第2通信端末に交流電力を送信する際には、前記送信・受信切換手段を送信モードとし、且つ、前記受信・送信切換手段を受信モードとし、前記第2通信端末から前記第1通信端末に信号を送信する際には、前記送信・受信切換手段を受信モードとし、且つ、前記受信・送信切換手段を送信モードとし、第2通信端末は、前記交流電力の減衰信号をキャリアとして、前記異常を示す制御信号を第1通信端末に送信することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、給電装置より出力される電力を非接触で車両側に送信し、該車両に搭載されるバッテリを充電する車両用ワイヤレス充電システムにおいて、前記給電装置は、交流電力を出力する電力出力手段と、前記交流電力を増幅する電力増幅手段と、前記電力増幅手段で増幅された交流電力を送信する第1通信端末と、を有し、前記車両は、前記第1通信端末より送信された交流電力を受信する第2通信端末と、前記交流電力を整流し、整流して得られる直流電力を前記バッテリに供給する整流手段と、前記バッテリに電力が供給されているか否かを検出し、電力が供給されていない場合には異常を示す制御信号を出力するバッテリ監視手段と、を有し、前記給電装置は、前記バッテリ監視手段より出力される前記異常を示す制御信号が受信された場合に、前記交流電力の出力を停止する制御を行う制御手段を備え、前記車両は、前記給電装置へ制御信号を送信する車両側送信手段を有し、且つ、前記給電装置は、車両側より送信される制御信号を受信する給電側受信手段を有し、前記車両側送信手段は、前記第2通信端末で受信された交流電力から分離してキャリア信号を取り出し、取り出したキャリア信号の周波数を他の周波数に変更するキャリア信号生成手段を備え、該キャリア信号生成手段で生成されたキャリア信号に、所定の変調方式を用いて前記異常を示す制御信号を重畳し、前記給電側受信手段に送信することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、給電装置より出力される電力を非接触で車両側に送信し、該車両に搭載されるバッテリを充電する車両用ワイヤレス充電システムにおいて、前記給電装置は、交流電力を出力する電力出力手段と、前記交流電力を増幅する電力増幅手段と、前記電力増幅手段で増幅された交流電力を送信する第1通信端末と、を有し、前記車両は、前記第1通信端末より送信された交流電力を受信する第2通信端末と、前記交流電力を整流し、整流して得られる直流電力を前記バッテリに供給する整流手段と、前記バッテリに電力が供給されているか否かを検出し、電力が供給されていない場合には異常を示す制御信号を出力するバッテリ監視手段と、を有し、前記給電装置は、前記バッテリ監視手段より出力される前記異常を示す制御信号が受信された場合に、前記交流電力の出力を停止する制御を行う制御手段を備え、前記車両は、前記給電装置へ制御信号を送信する車両側送信手段を有し、且つ、前記給電装置は、車両側より送信される制御信号を受信する給電側受信手段を有し、前記車両側送信手段は、前記第2通信端末で受信された交流電力から分離してキャリア信号を取り出し、取り出したキャリア信号に周波数変調方式を用いて前記異常を示す制御信号を重畳し、前記給電側受信手段に送信することを特徴とする車両用ワイヤレス充電システム。
請求項1の発明では、バッテリに充電異常が発生した際に、車両より異常を示す制御信号が送信され、この異常を示す制御信号が給電装置で受信されて、給電装置による交流電力の出力を停止する。従って、第2通信端末に送信された交流電力が車両側で全て消費されない場合に、給電装置による交流電力の出力が停止されるので、送信する交流電力と反射により発生する交流電力が重なり合うことを防止でき、交流電力の異常な増大を回避することができる。
また、車両から給電装置に異常を示す制御信号を送信する際に、第1通信端末及び第2通信端末を用いた双方向通信方式を用いるので、別途通信手段を設ける必要がない。
また、車両から給電装置に異常を示す制御信号を送信するために車両側送信手段、及び給電側受信手段が設けられ、交流電力とは異なる周波数を用いて車両から給電装置へ制御信号が送信されるので、異常を示す制御信号を確実に送信することができる。
請求項の発明では、車両から給電装置に異常を示す制御信号を送信するために車両側送信手段、及び給電側受信手段が設けられ、給電装置から送信される交流電力から、該交流電力とは異なる周波数となるキャリア信号を生成し、このキャリア信号を用いて車両から給電装置へ制御信号が送信されるので、発振器を設ける必要が無く、且つ異常を示す制御信号を確実に送信することができる。
請求項の発明では、車両から給電装置に異常を示す制御信号を送信するために車両側送信手段、及び給電側受信手段が設けられ、給電装置から送信される交流電力よりキャリア信号を生成し、且つ、このキャリア信号を用いて周波数変調方式を用いて車両から給電装置へ制御信号が送信されるので、交流電力との間で干渉を引き起こすことなく異常を示す制御信号を確実に送信することができる。
本発明の第1,第2実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムの、電気自動車、及び給電装置を示す説明図である。 本発明の第1,第2実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムの、給電装置と充電装置の電気的な構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムの、交流電力の出力タイミング、及び停止タイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の第3〜6実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムの、電気自動車、及び給電装置を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムの、給電装置と充電装置の電気的な構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムの、給電装置と充電装置の電気的な構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムの、給電装置と充電装置の電気的な構成を示すブロック図である。 本発明の第6実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムの、給電装置と充電装置の電気的な構成を示すブロック図である。 図8に示した車両用ワイヤレス充電システムの、各点における信号波形を示すタイミングチャートである。 共鳴型電力伝送方式の原理を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムの構成を示す説明図である。同図に示すように、本実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システム10は、電気自動車5(車両)と、該電気自動車5に電力を供給する給電装置11を備えており、給電装置11より出力される電力を、非接触で電気自動車5に送信する。
給電装置11は、第1共鳴コイル24を備えており、該第1共鳴コイル24に交流電力が供給されると、該交流電力が電気自動車5に設けられている第2共鳴コイル(第2通信端末)31に伝達される。
電気自動車5は、充電時に車両を給電装置11の所定位置に置いたときに、第1共鳴コイル24と接近する第2共鳴コイル31と、結合分配器(分配手段)32と、整流器(整流手段)33を備えている。更に、直流電力を充電するバッテリ35と、該バッテリ35の電圧を降圧してサブバッテリ41に供給するDC/DCコンバータ42と、バッテリ35の出力電力を交流電力に変換するインバータ43と、該インバータ43より出力される交流電力により駆動するモータ44を備えている。
図2は、本発明の第1実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムの構成を示すブロック図である。電気自動車5は、図2に示す充電装置12を備えており該充電装置12は、給電装置11より電力が供給されてバッテリ35が充電される。
給電装置11は、電力伝送用のキャリア信号を出力するキャリア発振器(電力出力手段)21と、該キャリア発振器21より出力されるキャリア信号に、例えばASK変調等の変調方式で制御信号を重畳するASK変調器(変調手段)22と、ASK変調器で変調された交流電力を増幅する電力増幅器(電力増幅手段)23、及び電力増幅器23で増幅された交流電力を出力する第1共鳴コイル(第1通信端末)24を備えている。
更に、第1共鳴コイル24で検出される反射電力レベルを検出する反射電力検出部25と、該反射電力検出部25で検出される反射電力レベルが所定値を超えた場合に、キャリア発振器21より出力する交流電力を停止させる制御を行う制御部26を備えている。
キャリア発振器21は、電力伝送用の交流信号として、例えば周波数1〜100[MHz]の交流電力を出力する。
ASK変調器22は、ASK(Amplitude Shift Keying)方式により、キャリア信号である交流電力を変調する。ASK変調は、周知のように、デジタル信号を正弦波の振幅の違いで表し、キャリア信号(交流電力)を変調する変調方式である。なお、本実施形態では、変調方式としてASK方式を用いる例について説明するが、AM(Amplitude Modulation)、FM(Frequency Modulation)、FSK(Frequency Shift Keying)、PSK(Phase Shift Keying)、OFDM(Orthogonal frequency division multiplex)、SS(スペクトラム拡散)等の各変調方式を適用することも可能である。
電力増幅器23は、ASK変調器22より出力される交流電力を増幅する。そして、増幅した交流電力を第1共鳴コイル24に出力する。第1共鳴コイル24は、充電装置12に設けられる第2共鳴コイル31と連携し、共鳴型電力伝送方式により非接触で交流電力を第2共鳴コイル31に伝送する。共鳴型電力伝送方式の詳細については後述する。
また、充電装置12は、第1共鳴コイル24より送信される交流電力を受信する第2共鳴コイル31と、この第2共鳴コイルで受信された交流電力を、大電力の交流電力、及び小電力の交流電力に分離する結合分配器32と、結合分配器32より出力される大電力の交流電力を整流して、直流電圧を生成する整流器33と、該整流器33より出力される電力で駆動し、結合分配器32より出力される小電力の交流電力を復調して制御信号を取り出すASK復調器(復調手段)34を備える。また、車両駆動用のモータ44(図1参照)に電力を供給するバッテリ35を備え、該バッテリ35は、整流器33より出力される直流電力により充電される。
次に、共鳴型電力電送装置について説明する。図10は、共鳴型電力伝送方式の原理を示す説明図である。図示のように、給電側回路101には、1次コイルL1、及び該1次コイルL1に近接して配置された1次アンテナX1が設けられ、車両側回路102には、2次コイルL2、及び該2次コイルL2に近接して配置された2次アンテナX2が設けられている。
そして、1次コイルL1に1次電流を流すと、電磁誘導により1次アンテナX1に誘導電流が流れ、更に、該1次アンテナX1のインダクタンスLs、及び浮遊容量Csにより、該1次アンテナX1が共鳴周波数ωs(=1/√Ls・Cs)で共鳴する。すると、この1次アンテナX1に近接して設けられた2次アンテナX2が共鳴周波数ωsで共鳴し、2次アンテナX2に2次電流が流れる。更に、電磁誘導により2次アンテナX2に近接した2次コイルL2に2次電流が流れる。
上記の動作により、給電側回路101から車両側回路102に、非接触で電力を供給することができることとなる。
次に、図1、図2に示した本発明の第1実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムの動作について説明する。図1に示すように、電気自動車5が、給電装置11の所定位置に置かれ、給電装置11側に設けられる第1共鳴コイル24と、電気自動車5の充電装置12側に設けられる第2共鳴コイル31が対向する位置となると、バッテリ35への充電を行うことができる。
充電が開始されると、図2に示すキャリア発振器21より、周波数1〜100[MHz]程度の交流電力が出力される。この交流電力はASK変調器22に供給されて、ASK変調方式により、給電装置11から充電装置12へ送信する制御信号が交流電力に重畳される。即ち、交流電力がキャリア信号として用いられる。
そして、ASK変調器22より出力される交流電力は、電力増幅器23にて増幅される。増幅された交流電力は、第1共鳴コイル24、及び第2共鳴コイル31を介して、前述した共鳴型電力伝送の原理により、充電装置12に伝送されることになる。
充電装置12に伝送された交流電力は、結合分配器32に供給される。該結合分配器32は、入力された交流電力を大電力の交流電力と小電力の交流電力に分離し、このうち大電力の交流電力を整流器33に出力する。他方、小電力の交流電力をASK復調器34に出力する。
そして、整流器33では、大電力の交流電力を整流して所定電圧の直流電力に変換し、この電力をバッテリ35に供給して、該バッテリ35を充電する。これにより、バッテリ35を充電することができる。更に、整流器33より出力される直流電力は、ASK復調器34を駆動するための電力として該ASK復調器34に供給される。
ASK復調器34では、小電力の交流電力をASK復調して、小電力の交流電力に重畳している制御信号を取り出す。こうして、給電装置11より送信された制御信号を、充電装置12で受信することができる。
また、整流器33やバッテリ35の故障等により、第2共鳴コイル31で受信された交流電力が充電装置12にて全て消費されない場合には、この消費されなかった交流電力は、再度第1共鳴コイル24に送信されることになる。換言すれば、第1共鳴コイル24より送信された交流電力が第2共鳴コイル31で反射して、再度第1共鳴コイル24に戻されることになる。
この際、反射電力検出部25により、反射電力が検出され、この反射電力が所定レベルを超えた場合には、制御部26により、キャリア発振器21より出力されるキャリア信号を停止させ、交流電力の送信を停止する。即ち、反射電力が所定レベルを超える程度に大きくなった場合には、交流電力の送信を停止して、交流電力の増大を防止することができる。
このようにして、本発明の第1実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムでは、キャリア発振器21より出力される交流電力を増幅し、更に、増幅後の交流電力を共鳴型電力伝送方式を用いて充電装置12に送信してバッテリ35に充電する。従って、給電装置11と充電装置12をプラグ等で接続することなく、電気自動車5のバッテリを充電することができ、充電操作を簡易に行うことができる。
また、給電装置11にて、ASK等の変調方式を用いて交流電力に制御信号を重畳し、更に、充電装置12にて復調して交流電力に重畳している制御信号を取り出すので、給電装置11と充電装置12の間の通信装置を別途設けること無く、給電装置11と電気自動車5との間の通信が可能となる。その結果、装置規模の小型化、簡素化を図ることができる。
更に、反射電力検出部25で検出される反射電力レベルが所定値を超えた場合には、交流電力の送信を停止するので、交流電力が増幅され最大飽和電力に達して発振するというトラブルの発生を回避することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。給電装置11、及び充電装置12の構成は、図2に示した構成と同様である。第2実施形態では、キャリア発振器21より交流電力を断続的に出力して、第1共鳴コイル24から第2共鳴コイル31へ断続的に交流電力を送信する。そして、第1共鳴コイル24より送信した交流電力が第2共鳴コイル31で反射して再度第1共鳴コイル24に到達するまでの遅延時間を求め、この遅延時間に基づいて、断続的に出力する交流電力のインターバル時間を決定する。
以下、この動作を図3に示すタイミングチャートを参照して説明する。図3(a)は、第1共鳴コイル24から交流電力を送信するタイミングを示しており、オン時間S1、オフ時間S2で断続的に送信される。
図3(b)は、第2共鳴コイル31で受信される交流電力を示しており、図3(a)に示した交流電力に対して時間T1だけ遅延した波形となっている。
図3(c)は、第2共鳴コイル31で反射した交流電力が第1共鳴コイル24で受信されるタイミングを示しており、図3(b)に示した交流電力に対して時間T2だけ遅延している。即ち、第1共鳴コイル24より出力された交流電力が反射して戻るまでに、時間(T1+T2)が経過していることになる。
そして、第1共鳴コイル24より送信する交流電力と、反射により第1共鳴コイル24にて受信される交流電力が重畳しなければ、第1共鳴コイル24での交流電力の増幅を回避することができる。従って、図3(d)に示すように、第1共鳴コイル24より交流電力を送信する時間S1を(T1+T2)とし、インターバル時間S2も同様に(T1+T2)とすることにより、交流電力の増幅を回避することができる。
即ち、第2実施形態に係るワイヤレス充電システムでは、第1共鳴コイル24より送信電力を送信してから、反射電力検出部25で反射電力が受信されるまでの時間(T1+T2)を測定し、この時間(T1+T2)に基づいて、送信時間S1、及びインターバル時間S2を設定するので、たとえ第1共鳴コイル24にて反射電力が受信された場合であっても、交流電力が増幅され最大飽和電力に達して発振するというトラブルの発生を回避することができる。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図4は、第3実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムの構成を示す説明図である。図示のように、第3実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムは、電気自動車5から給電装置11に制御信号を送信するために、送信部36、及びアンテナ88,75を備えた点で、前述した図1と相違する。その他の構成は、図1と同一であるので説明を省略する。
図5は、第3実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムのブロック図である。同図に示すように、給電装置15は、電力伝送用のキャリア信号を出力するキャリア発振器71と、該キャリア発振器71より出力されるキャリア信号に、例えばASK変調等の変調方式で制御信号を重畳するASK変調器72と、ASK変調器で変調された交流電力を増幅する電力増幅器73、及び電力増幅器73で増幅された交流電力を出力する第1共鳴コイル74を備えている。
キャリア発振器71は、電力伝送用の交流信号として、例えば周波数1〜100[MHz]の交流電力を出力する。
ASK変調器72は、ASK(Amplitude Shift Keying)方式により、キャリア信号である交流電力を変調する。なお、本実施形態では、変調方式としてASK方式を用いる例について説明するが、AM(Amplitude Modulation)、FM(Frequency Modulation)、FSK(Frequency Shift Keying)、PSK(Phase Shift Keying)、OFDM(Orthogonal frequency division multiplex)、SS(スペクトラム拡散)等の各変調方式を適用することも可能である。
電力増幅器73は、ASK変調器72より出力される交流電力を増幅する。そして、増幅した交流電力を第1共鳴コイル74に出力する。第1共鳴コイル74は、充電装置16に設けられる第2共鳴コイル81と連携し、前述した共鳴型電力伝送方式により非接触で交流電力を第2共鳴コイル81に伝送する。
また、充電装置16は、第1共鳴コイル74より送信される交流電力を受信する第2共鳴コイル81と、この第2共鳴コイル81で受信された交流電力を、大電力の交流電力、及び小電力の交流電力に分離する結合分配器82と、結合分配器82より出力される大電力の交流電力を整流して、直流電圧を生成する整流器83と、該整流器83より出力される電力で駆動し、小電力の交流電力を復調して制御信号を取り出すASK復調器84を備える。また、車両駆動用のモータ44(図4参照)に電力を供給するバッテリ85を備え、該バッテリ85は整流器83より出力される直流電力により充電される。
更に、バッテリ85に正常に電力が充電されているか否かを監視するバッテリ監視部89を備えている。該バッテリ監視部89では、第2共鳴コイル81で受信され、整流器83で整流された電力がバッテリ85に正常に充電されていない場合に異常信号(異常を示す制御信号)を出力する。
また、充電装置16は、キャリア発振器71より出力される交流電力の周波数とは異なる周波数のキャリア信号を出力する発振器86と、ASK変調方式を用いてキャリア信号を変調し、バッテリ監視部89より出力される異常信号を重畳するASK変調器87、及びASK変調されたキャリア信号を送信するアンテナ88を備えている。
他方、給電装置15は、充電装置16より送信されたキャリア信号を受信するためのアンテナ75と、該アンテナ75で受信されたキャリア信号を増幅する増幅器76と、該増幅器76の出力信号を復調して、制御信号を取り出す復調器77を備えている。
次に、図4、図5に示した本発明の第3実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムの動作について説明する。図4に示すように、電気自動車5が給電装置15の所定位置に置かれ、給電装置15に設けられる第1共鳴コイル74と、電気自動車5の充電装置16に設けられる第2共鳴コイル81が対向する位置となると、バッテリ85への充電を行うことができる。
充電が開始されると、図5に示すキャリア発振器71より、周波数1〜100[MHz]程度の交流電力が出力される。この交流電力はASK変調器72に供給されて、ASK変調方式により、給電装置15から充電装置16へ送信する制御信号が交流電力に重畳される。
そして、ASK変調器72より出力される交流電力は、電力増幅器73にて増幅される。増幅された交流電力は、第1共鳴コイル74、及び第2共鳴コイル81を介して、前述した共鳴型電力伝送の原理により、充電装置16に伝送されることになる。
充電装置16に伝送された交流電力は、結合分配器82に供給される。該結合分配器82は、入力された交流電力を大電力の交流電力と小電力の交流電力に分離し、このうち大電力の交流電力を整流器83に出力する。他方、小電力の交流電力をASK復調器84に出力する。
そして、整流器83では、大電力の交流電力を整流して所定電圧の直流電力に変換し、この電力をバッテリ85に供給して、該バッテリ85を充電する。これにより、バッテリ85を充電することができる。更に、整流器83より出力される直流電力は、ASK復調器84を駆動するための電力として該ASK復調器84に供給され、且つ、発振器86、及びASK変調器87を駆動するための電力として該発振器86及びASK変調器87に供給される。
また、ASK復調器84では、小電力の交流電力をASK復調して、小電力の交流電力に重畳している制御信号を取り出す。こうして、給電装置11より送信された制御信号を、充電装置12で受信することができる。
次に、整流器83で整流された電力がバッテリ85に正常に充電されていない場合の動作について説明する。電力がバッテリ85に正常に充電されない場合には、バッテリ監視部89により、充電に異常が発生していることが検知され、異常信号が出力される。そして、ASK変調器87では、発振器86より出力されるキャリア信号にASK変調方式を用いて前記異常信号を重畳し、アンテナ88より送信する。送信されたキャリア信号は、給電装置15のアンテナ75で受信され、増幅器76で増幅された後復調器77で復調され、異常信号が取り出されることになる。この際、発振器86より出力されるキャリア信号の周波数(Ft)はキャリア発振器71より出力される交流電力の周波数(Fr)と異なるので、互いに干渉することを回避できる。
その後、給電装置15の制御部78は、異常信号を検出して、キャリア発振器71の出力を停止する。その結果、交流電力の送信を停止することができる。
このようにして、第3実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムでは、前述した第1実施形態と同様に、キャリア発振器21より出力される交流電力を増幅し、更に、増幅後の交流電力を共鳴型電力伝送方式を用いて充電装置16に送信してバッテリ85に充電するので、給電装置15と充電装置16をプラグ等で接続することなく、電気自動車5のバッテリを充電することができ、充電操作を簡易に行うことができる。
また、給電装置15にて、ASK等の変調方式を用いて交流電力に制御信号を重畳し、更に、充電装置16にて、復調して交流電力に重畳している制御信号を取り出すので、給電装置15と充電装置16の間の双方向通信を行う通信装置を別途設けること無く、充電装置16から給電装置15への片側通信機能を別途設けるのみで、給電装置15と電気自動車5との間の双方向通信が可能となる。
更に、バッテリ85に充電異常が発生した場合には、この異常信号を充電装置16から給電装置15へ送信し、キャリア発振器71よりの交流電力の出力が停止される。従って、給電装置15の第1共鳴コイル74より送信した交流電力が充電装置16で消費されない場合に、交流電力の送信が停止するように制御されるので、充電装置16で消費されない電力が第1共鳴コイル74に戻された場合に、第1共鳴コイル74に発生する交流電力が増大することを防止できる。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図6は、第4実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムの構成を示すブロック図である。第4実施形態では、前述した第3実施形態と対比して、発振器86(図5参照)を使用せずに、給電装置15より送信される交流電力を用いてキャリア信号を生成し、生成したキャリア信号を用いて充電装置16aから給電装置15に信号を送信する。
即ち、図6に示すように充電装置16aは、共鳴コイル81で受信された交流電力から小電力の交流電力を取り出す結合分配器91と、該結合分配器91より出力される交流電力の振幅を制限してほぼ一定の振幅の交流電力とするリミッター92と、該リミッター92より出力される交流電力を増幅する増幅器93と、該増幅器93で増幅された交流電力の周波数(Fr)を1/N(Nは自然数)の周波数に分周して(Fr/N)とする分周器94、及び周波数をシフトして「Fr+(Fr/N)」とするシフト器95を備える。そして、シフト器95より出力される交流電力をキャリア信号としてASK変調器87に出力し、ASK変調方式によりバッテリ監視部89より出力される異常信号をキャリア信号に重畳する。なお、増幅器93、シフト器95、及びASK変調器87は、整流器83より出力される電力が供給されて駆動する。
このような構成とすることにより、充電装置16aに発振器を設けることなく、該充電装置16aから給電装置15へ異常信号を送信するためのキャリア信号を生成することができる。また、生成されるキャリア信号は、交流電力の周波数とは異なる周波数とされ、また、互いに整数倍の関係とならないので、干渉の発生を防止することができる。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図7は、第5実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムの構成を示すブロック図である。第5実施形態についても前述した第4実施形態と同様に、結合分配器91、リミッター92、及び増幅器93を備えている。また、FSK変調器87aを備えている点で、図6に示した第4実施形態と相違する。そして、第5実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムでは、充電装置16bから給電装置15に信号を送信する際には、FSK変調器87aを用いて送信対象となる異常信号をキャリア信号に重畳するので、給電装置15から充電装置16bに送信される交流電力の周波数と、充電装置16bから給電装置15に送信されるキャリア信号の周波数が一致せず、両者が干渉し合うことを防止できる。この場合、FSK変調器87aの代わりに、他の周波数変調方式の変調器を用いることも可能である。
次に、本発明の第6実施形態について説明する。図8は、第6実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムの構成を示すブロック図である。第6実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムでは、交流電力をキャリアとして、給電装置13から充電装置14へのデータ伝送、及び充電装置14から給電装置13へのデータ伝送の双方を行う。
図8に示すように、第6実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムは、給電装置13及び充電装置14を備えている。
給電装置13は、電力伝送用のキャリア信号を出力するキャリア発振器51と、該キャリア発振器51の出力信号を2系統に分岐するハイブリッド分配器55と、該ハイブリッド分配器55で分岐された一方のキャリア信号に、例えばASK変調等の変調方式で制御信号を重畳するASK変調器52と、ASK変調器52で変調された交流電力を増幅する電力増幅器53と、電力増幅器53で増幅された交流電力を出力する第1共鳴コイル54を備えている。
更に、電力増幅器53と第1共鳴コイル54の間には、送信、受信を切り換えるための、送信・受信切換器56が設けられている。また、送信・受信切換器56を介して受信されたキャリア信号を増幅する増幅器57と、該増幅器57で増幅されたキャリア信号を復調して該キャリア信号に含まれている制御信号を取り出す復調器58を備えている。該復調器58には、ハイブリッド分配器55より出力されるキャリア信号が供給される。また、復調器58で復調された信号に、後述するバッテリの異常信号が含まれている場合に、キャリア発振器51の出力を停止する制御を行う制御部59を備えている。
キャリア発振器51は、電力伝送用の交流信号として、例えば周波数1〜100[MHz]の交流電力を出力する。
ASK変調器52は、ASK(Amplitude Shift Keying)方式により、キャリア信号である交流電力を変調する。なお、AM(Amplitude Modulation)、FM(Frequency Modulation)、FSK(Frequency Shift Keying)、PSK(Phase Shift Keying)、OFDM(Orthogonal frequency division multiplex)、SS(スペクトラム拡散)等の各変調方式を適用することも可能である。
電力増幅器53は、ASK変調器52より出力される交流電力を増幅する。そして、増幅した交流電力を第1共鳴コイル54に出力する。第1共鳴コイル54は、充電装置14に設けられる第2共鳴コイル61と連携し、前述した共鳴型電力伝送方式により非接触で交流電力を第2共鳴コイル61に伝送する。
送信・受信切換器56は、充電装置14へ電力及び制御信号を送信する送信モードと、充電装置14より送信される制御信号を受信する受信モードを切り換える制御を行う。即ち、送信モードが選択されている場合には、第1共鳴コイル54より交流電力を送信し、受信モードが選択されている場合には、第2共鳴コイル61より送信される交流電力を第1共鳴コイル54を介して受信する。
増幅器57は、受信したキャリア信号を増幅してASK復調器58に出力する。ASK復調器58は、受信信号を復調して制御信号(後述する異常信号)を取り出す。制御部59は、バッテリ充電の異常を示す異常信号が受信された際に、キャリア発振器51からの交流電力の出力を停止する制御を行う。
他方、充電装置14は、第1共鳴コイル54より送信される交流電力を受信する第2共鳴コイル61と、この第2共鳴コイルで受信された交流電力を、大電力の交流電力、及び小電力の交流電力に分離する2つの結合分配器67,62と、結合分配器67より出力される小電力の交流電力の振幅を制限して振幅をほぼ一定にするリミッター68と、該リミッター68より出力される交流電力を増幅する増幅器69を備えている。
更に、結合分配器62より出力される小電力の交流電力を復調して制御信号を取り出すするASK復調器64と、結合分配器62より出力される大電力の交流電力を整流して、直流電圧を生成する整流器63とを備える。前述のASK復調器64、及び増幅器69は整流器63より出力される電力が供給されて駆動する。また、車両駆動用のモータ44(図4参照)に電力を供給するバッテリ65を備え、該バッテリ65は整流器63より出力される直流電力により充電される。
また、バッテリ65に正常に電力が充電されているか否かを監視するバッテリ監視部60を備えている。該バッテリ監視部60では、第2共鳴コイル61で受信され、整流器63で整流された電力がバッテリ65に正常に充電されていない場合に異常信号を出力する。
更に、充電装置14は、ASK変調器70を有しており、該ASK変調器70は、増幅器69より出力される交流電力をキャリア信号とし、バッテリ監視部60より出力される異常信号をASK変調方式を用いて変調し、該異常信号をキャリア信号に重畳する。該ASK変調器70の出力端子は、受信・送信切換器66に接続され、異常信号を給電装置13に送信する。
次に、図8に示した車両用ワイヤレス充電システムの動作を、図9に示す波形図を参照して説明する。なお、煩雑さを避けるため、図9において実線で囲まれた四角は、同一周波数、同一振幅の波形が連続して発生していることを示し、点線で囲まれた四角は波形が発生しないことを示している。
図9(a)は、図8に示すA点における交流電力の波形を示しており、一定の振幅となっている。この際、前述した第1実施形態のように、給電装置13から充電装置14に制御信号を送信する場合には、この波形に変調が加えられることになる。
図9(b)は、送信・受信切換器56の出力端子である点Bにおける交流電力の波形を示しており、送信・受信切換器56が送信モードに切り換えられている場合には、A点の信号がそのまま出力され、受信モードに切り換えられた場合には、この時間帯は交流電力が出力されない(この時間帯をガードタイムとする)。
図9(c)は、充電装置14の受信・送信切換器66の入力側であるC点に生じる交流電力の波形を示しており、ガードタイムにおいて徐々に減衰する交流電力の波形が得られる。図9(d)は、リミッター68の出力端子であるD点に生じる交流電力の波形を示しており、レベルの低い一定振幅の交流電力の波形が得られる。
図9(e)は、増幅器69の出力端子であるE点に生じる交流電力の波形を示しており、リミッター68より出力される交流電力が増幅された波形となっている。この交流電力は、充電装置14から給電装置13に制御信号を送信する際のキャリア信号として用いられる。
図9(f)は、ASK変調器70の出力端子であるF点に生じる交流電力の波形を示しており、キャリア信号がASK変調された信号となっている。図9(g)は、受信・送信切換器66の出力端子であるG点に生じる交流電力の波形を示しており、ガードタイム以外の信号が除去されている。
図9(h)は、給電装置13の送信・受信切換器56の入力端子であるH点に生じる交流電力の波形を示しており、ガードタイム(実際には、往復通信の遅延時間Δtだけ遅れている)に、変調信号が発生する。
図9(i)は、送信・受信切換器56の出力端子である点Iに生じる交流電力の波形を示しており、ガードタイム以外の交流電力が除去されている。図9(j)は、ASK復調器58の出力端子である点Jに生じる波形を示しており、充電装置14より送信された異常信号が得られる。
従って、バッテリ65に異常が発生した場合には、この異常信号が制御部59に送信され、該制御部59によりキャリア発振器51の出力を停止することができる。
このようにして、本発明の第6実施形態に係る車両用ワイヤレス充電システムでは、給電装置13に送信・受信切換器56を設け、且つ充電装置14に受信・送信切換器66を備えることにより、給電装置13から充電装置14へ交流電力を送信する際の一部の時間にガードタイムを設定し、このガードタイムにおいて、充電装置14から給電装置13に制御信号を送信する。
従って、第1共鳴コイル54、及び第2共鳴コイル61を用いて交流電力の送信を行うと共に、これらのコイル54,61を用いて、給電装置13から充電装置14への制御信号の送信が可能となる。更に、バッテリ65の充電に異常が発生した場合に出力される異常信号の送信が可能となる。その結果、給電装置13と充電装置14の間の通信装置を別途設けること無く、給電装置13と電気自動車5との間の通信が可能となる。その結果、装置規模の小型化、簡素化を図ることができる。更に、充電装置14では、ガードタイムで減衰する交流電力を用いて制御信号を重畳しているので、別途キャリア信号出力用の発振器を設ける必要がない。
以上、本発明の車両用ワイヤレス充電システムを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
給電装置より出力される電力を非接触で電気自動車のバッテリに充電する際に、反射電力が重なり合って電力が増幅することを抑制する上で極めて有用である。
5 電気自動車(車両)
11,15 給電装置
12,16 充電装置
21 キャリア発振器(電力出力手段)
22 ASK変調器(変調手段)
23 電力増幅器(電力増幅手段)
24 第1共鳴コイル(第1通信端末)
25 反射電力検出部
26 制御部
31 第2共鳴コイル(第2通信端末)
32 結合分配器(分配手段)
33 整流器(整流手段)
34 ASK復調器(復調手段)
35 バッテリ
36 送信部
37 アンテナ
41 サブバッテリ
42 DC/DCコンバータ
43 インバータ
44 モータ
51 キャリア発振器
52 ASK変調器
53 電力増幅器
54 第1共鳴コイル
55 ハイブリッド分配器
56 送信・受信切換器
57 増幅器
58 ASK復調器
59 制御部
61 第2共鳴コイル
62 結合分配器
63 整流器
64 ASK復調器
65 バッテリ
66 受信・送信切換器
67 結合分配器
68 リミッター
69 増幅器
70 ASK変調器
71 キャリア発振器(電力出力手段)
72 ASK変調器(変調手段)
73 電力増幅器(電力増幅手段)
74 第1共鳴コイル(第1通信端末)
75 アンテナ
76 増幅器 77 復調器
81 第2共鳴コイル(第2通信端末)
82 結合分配器(分配手段)
83 整流器(整流手段)
84 ASK復調器(復調手段)
85 バッテリ
86 発振器
87 ASK変調器
87a FSK変調器
88 アンテナ
91 結合分配器
92 リミッター
93 増幅器
94 分周器
95 シフト器

Claims (3)

  1. 給電装置より出力される電力を非接触で車両側に送信し、該車両に搭載されるバッテリを充電する車両用ワイヤレス充電システムにおいて、
    前記給電装置は、
    交流電力を出力する電力出力手段と、
    前記交流電力を増幅する電力増幅手段と、
    前記電力増幅手段で増幅された交流電力を送信する第1通信端末と、を有し、
    前記車両は、
    前記第1通信端末より送信された交流電力を受信する第2通信端末と、
    前記交流電力を整流し、整流して得られる直流電力を前記バッテリに供給する整流手段と、
    前記バッテリに電力が供給されているか否かを検出し、電力が供給されていない場合には異常を示す制御信号を出力するバッテリ監視手段と、を有し、
    前記給電装置は、前記バッテリ監視手段より出力される前記異常を示す制御信号が受信された場合に、前記交流電力の出力を停止する制御を行う制御手段を備え
    前記第1通信端末は、前記交流電力を送信すると共に前記第2通信端末より送信される信号を受信する送受信機能を備え、且つ、前記第2通信端末は、前記交流電力を受信すると共に前記第1通信端末に信号を送信する送受信機能を備え、
    前記給電装置は、前記第1通信端末を送信モードまたは受信モードに切り換える送信・受信切換手段を備え、
    前記車両は、前記第2通信端末を受信モードまたは送信モードに切り換える受信・送信切換手段を備え、
    前記第1通信端末から前記第2通信端末に交流電力を送信する際には、前記送信・受信切換手段を送信モードとし、且つ、前記受信・送信切換手段を受信モードとし、
    前記第2通信端末から前記第1通信端末に信号を送信する際には、前記送信・受信切換手段を受信モードとし、且つ、前記受信・送信切換手段を送信モードとし、
    第2通信端末は、前記交流電力の減衰信号をキャリアとして、前記異常を示す制御信号を第1通信端末に送信することを特徴とする車両用ワイヤレス充電システム。
  2. 給電装置より出力される電力を非接触で車両側に送信し、該車両に搭載されるバッテリを充電する車両用ワイヤレス充電システムにおいて、
    前記給電装置は、
    交流電力を出力する電力出力手段と、
    前記交流電力を増幅する電力増幅手段と、
    前記電力増幅手段で増幅された交流電力を送信する第1通信端末と、を有し、
    前記車両は、
    前記第1通信端末より送信された交流電力を受信する第2通信端末と、
    前記交流電力を整流し、整流して得られる直流電力を前記バッテリに供給する整流手段と、
    前記バッテリに電力が供給されているか否かを検出し、電力が供給されていない場合には異常を示す制御信号を出力するバッテリ監視手段と、を有し、
    前記給電装置は、前記バッテリ監視手段より出力される前記異常を示す制御信号が受信された場合に、前記交流電力の出力を停止する制御を行う制御手段を備え、
    前記車両は、前記給電装置へ制御信号を送信する車両側送信手段を有し、且つ、前記給電装置は、車両側より送信される制御信号を受信する給電側受信手段を有し、
    前記車両側送信手段は、前記第2通信端末で受信された交流電力から分離してキャリア信号を取り出し、取り出したキャリア信号の周波数を他の周波数に変更するキャリア信号生成手段を備え、該キャリア信号生成手段で生成されたキャリア信号に、所定の変調方式を用いて前記異常を示す制御信号を重畳し、前記給電側受信手段に送信することを特徴とする車両用ワイヤレス充電システム。
  3. 給電装置より出力される電力を非接触で車両側に送信し、該車両に搭載されるバッテリを充電する車両用ワイヤレス充電システムにおいて、
    前記給電装置は、
    交流電力を出力する電力出力手段と、
    前記交流電力を増幅する電力増幅手段と、
    前記電力増幅手段で増幅された交流電力を送信する第1通信端末と、を有し、
    前記車両は、
    前記第1通信端末より送信された交流電力を受信する第2通信端末と、
    前記交流電力を整流し、整流して得られる直流電力を前記バッテリに供給する整流手段と、
    前記バッテリに電力が供給されているか否かを検出し、電力が供給されていない場合には異常を示す制御信号を出力するバッテリ監視手段と、を有し、
    前記給電装置は、前記バッテリ監視手段より出力される前記異常を示す制御信号が受信された場合に、前記交流電力の出力を停止する制御を行う制御手段を備え、
    前記車両は、前記給電装置へ制御信号を送信する車両側送信手段を有し、且つ、前記給電装置は、車両側より送信される制御信号を受信する給電側受信手段を有し、
    前記車両側送信手段は、前記第2通信端末で受信された交流電力から分離してキャリア信号を取り出し、取り出したキャリア信号に周波数変調方式を用いて前記異常を示す制御信号を重畳し、前記給電側受信手段に送信することを特徴とする車両用ワイヤレス充電システム。
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