JP2013251052A - 雌端子 - Google Patents

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雅文 宇野
Kanji Horiuchi
寛二 堀内
Yoshitomo Tsujii
芳朋 辻井
Katsuhiko Aizawa
勝彦 逢澤
Kensaku Takada
憲作 高田
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Abstract

【課題】雄端子との電気的な接続信頼性を確保できる雌端子を提供することを目的とする。
【解決手段】雌端子20は、雄端子10が挿入される筒部21と、この筒部21の内部に設けられ、筒部21内に挿入された雄端子10に弾性的に接触する第1弾性片28、第2弾性片31を備えている。これらの第1弾性片28、第2弾性片31は、それぞれ、筒部21内に挿入された状態の雄端子10の幅方向に沿う方向に3本ずつ並列されている。第1弾性片28および第2弾性片31は、並列方向の両端に配される一対の端部側第1弾性片28A、端部側第2弾性片31Aと、これらの間に配される中間側第1弾性片28B、中間側第2弾性片31Bとで構成される。端部側第1弾性片28Aおよび端部側第2弾性片31Bの雄タブ11に対する摩擦力が、中間側第1弾性片28Bおよび中間側第2弾性片31Bの雄タブ11に対する摩擦力よりも大きくなるように設計されている。
【選択図】図8

Description

本発明は、雌端子に関する。
従来、タブを有する雄端子に接続される雌端子として、特許文献1に記載のものが知られている。この雌端子は、雄端子のタブが挿入される筒部を備える。筒部の内部には、雄端子のタブに弾性的に接触する弾性片が形成されている。筒部内に挿入されたタブは、筒部の内壁部と弾性接触片との間に弾性的に挟持され、これにより、両端子が電気的に接続される。
特開平4−147580号公報
ここで、上記のような端子構造においては、振動を受けた場合等に、両端子が、雄端子の幅方向に沿う方向に相対的に摺動し、両端子の接触部分においてメッキが剥がれるといった、いわゆる微摺動摩耗を生じるおそれがある。これにより、雄端子と雌端子との電気的な接続信頼性が低下することが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、雄端子との電気的な接続信頼性を確保できる雌端子を提供することを目的とする。
本発明の雌端子は、雄端子を挿入可能な筒部と、前記筒部の内部に、前記筒部内に挿入された状態の前記雄端子の幅方向に沿う並列方向に並列して設けられ、前記雄端子に弾性的に接触する複数の弾性片とを備え、前記複数の弾性片が、前記並列方向の両端に配される一対の端部側弾性片と、前記一対の端部側弾性片の間に配される中間側弾性片とを備え、前記端部側弾性片の前記雄端子に対する摩擦力が、前記中間側弾性片の前記雄端子に対する摩擦力よりも大きく設計されたものである。
このような構成によれば、雄端子を、幅方向における両端部において、より強い保持力で保持することが可能となる。これにより、両端子が雄端子の幅方向に沿う方向に相対的に摺動し、微摺動摩耗が生じることを抑制でき、両端子の電気的な接続信頼性を確保できる。
「前記端部側弾性片の前記雄端子に対する摩擦力が、前記中間側弾性片の前記雄端子に対する摩擦力よりも大きく設計」するために、前記端部側弾性片の幅寸法が、前記中間側弾性片の幅寸法よりも大きく設計されていてもよい。
あるいは、前記端部側弾性片は、その表面において前記雄端子と接触する領域の表面粗さが、前記中間側弾性片の表面において前記雄端子と接触する領域における表面粗さよりも大きくなるように粗面化されていてもよい。
本発明によれば、雄端子との電気的な接続信頼性を確保できる雌端子を提供できる。
実施形態の雌端子の斜視図 実施形態の雌端子の上面図 実施形態の雌端子の側面図 実施形態の雌端子の正面図 図3のA−A線断面図 図3のB−B線断面図 実施形態の雌端子が雄端子と接続された様子を示す部分切欠側断面図 実施形態の雌端子が雄端子と接続された様子を示す断面図 変形例の雌端子における筒部の断面図
本発明の実施形態を、図1〜図8を参照しつつ説明する。本実施形態に係る雌端子20は、雄端子10に電気的に接続されるものである。なお、以下の説明において、雌端子20において雄端子10が挿入される側(図1の左下側)を正面側(前側)として説明する。
まず、この雌端子20と接続される雄端子10について説明する。雄端子10は、金属板材を所定の形状にプレス加工してなるものであって、細長い板状をなす雄タブ11を有する(図7参照)。この雄端子10は、図示しない電線の端末に接続されていてもよく、また、図示しない機器に接続されていてもよい。
次に、雌端子20の構成について説明する(図1〜図6参照)。雌端子20は、雄端子10の雄タブ11が挿入される筒部21と、この筒部21の後方に設けられたバレル部33とを備える。
筒部21は、前後方向に開口する略角筒状をなしている。この筒部21は、底壁22と、底壁22の両側縁から上方に立ち上がる一対の側壁23と、底壁22に対向する天井壁24とを備える。この筒部21には、前方から雄端子10の雄タブ11が挿入可能とされている。
天井壁24は、一対の側壁23の一方の上端縁から、他方の側壁23に向かって略直角に折り曲げられて形成されている。天井壁24の側端縁には係止部25が突出して形成されており、この係止部25が他方の側壁23に形成された係止孔26の内部に挿通されている。他方の側壁23の側端縁は、天井壁24の上面に折り重ねられている。これにより、筒部21が角筒状に保持されている。
底壁22の前端縁には、第1基端部27が突出して形成されている。この第1基端部27は、底壁22よりも僅かに幅の狭い板状をなしており、底壁22の前端縁から前方にやや突出した位置で、筒部21の内方に折り返されている。第1基端部27において折り返し位置よりも先端側の部分は、先端側(後側)へ行くほど上方(底壁22から離間する方向)に傾く姿勢とされている。
第1基端部27の後端縁には、3本の第1弾性片28(弾性片に該当)が後方に向かって突出して形成されている。3本の第1弾性片28は、前後方向に細長い板状に形成されており、雄端子10の挿入方向と交差する方向に間隔を空けて並列されている。3本の第1弾性片28は、第1基端部27の傾き方向に沿って後方へ延出されており、したがって、先端側へ行くほど底壁22から離間する方向へ、僅かに傾けられている。
各第1弾性片28は、その後端部からやや前方に寄った位置で、下方に折り曲げられている。これにより、第1弾性片28は側方から見て山形をなしている。各第1弾性片28の折り曲げ位置(山の頂点部分)は、雄端子10と弾性的に接触する第1接点部29とされている。
これらの第1弾性片28は、その根元部分(第1基端部27との接続部分)を支点として、上下方向に撓み変形可能とされている。
3本の第1弾性片28のうち、両端に配される一対の第1弾性片28は、端部側第1弾性片28A(端部側弾性片に該当)とされている。そして、これら一対の端部側第1弾性片28Aの間に配される第1弾性片28は、中間側第1弾性片28B(中間側弾性片に該当)とされている。一対の端部側第1弾性片28Aの幅寸法(雄端子10の挿入方向と直交する方向の長さ寸法)は、等しくなるように設計されている。そして、中間側第1弾性片28Bの幅寸法は、端部側第1弾性片28Aの幅寸法よりも小さく設計されている。なお、3本の第1弾性片28の前後方向の長さ寸法は、等しくなるように設計されている。
一方、天井壁24の前端縁には、第2基端部30が突出して形成されている。この第2基端部30は、天井壁24よりも僅かに幅の狭い板状をなしており、天井壁24の前端縁から前方にやや突出した位置で、筒部21の内方に折り返されている。この第2基端部30において折り返し位置よりも先端側の部分は、先端側(後側)へ行くほど下方(天井壁24から離間する方向)に傾く姿勢とされている。
折り返された第2基端部30の後端縁には、3本の第2弾性片31(弾性片に該当)が後方に向かって突出して形成されている。3本の第2弾性片31は、前後方向に細長い板状に形成されており、雄端子10の挿入方向と交差する方向に間隔を空けて並列されている。3本の第2弾性片28は、第2基端部30の傾き方向に沿って後方へ延出されており、したがって、先端側へ行くほど天井壁24から離間する方向へ、僅かに傾けられている。
各第2弾性片31は、その後端部からやや前方に寄った位置で、上方に折り曲げられている。これにより、第2弾性片31は側方から見て谷形をなしている。各第2弾性片31の折り曲げ位置(谷の底部分)は、雄端子10と弾性的に接触する第2接点部32とされている。
これらの第2弾性片31は、その根元部分(第2基端部30との接続部分)を支点として、上下方向に撓み変形可能とされている。
3本の第2弾性片31のうち、両端に配される一対の第2弾性片31は、端部側第2弾性片31A(端部側弾性片に該当)とされている。そして、これら一対の端部側第2弾性片31Aの間に配される第2弾性片31は、中間側第2弾性片31B(中間側弾性片に該当)とされている。
第1基端部27及び第1弾性片28と、第2基端部30及び第2弾性片31とは、上下対称に形成されている。したがって、端部側第2弾性片31Aおよび中間側第2弾性片31Bは、端部側第1弾性片28Aおよび中間側第1弾性片28Aと対応する位置に配されており、それぞれ対応する端部側第1弾性片28Aおよび中間側第1弾性片28Aと同じ幅に設計されている。すなわち、一対の端部側第2弾性片31Aの幅寸法(雄端子10の挿入方向と直交する方向の長さ寸法)は、等しくなるように設計され、中間側第2弾性片31Bの幅寸法は、端部側第2弾性片31Aの幅寸法よりも小さく設計されている。
また、第1弾性片28の第1接点部29と、第2弾性片31の第2接点部32とは、それぞれ対向して配されている。雄タブ11が挿入されていない状態では、対向する各第1弾性片28の第1接点部29と第2弾性片31の第2接点部32との間隔は、雄タブ11の厚みよりもやや小さく設定されている。
筒部21の後方には、バレル部33が延設されている。このバレル部33は、筒部21における底壁22の後端から後方に延びる底板部34と、この底板部34の両側縁から側方に延設された一対のワイヤーバレル35とを備える。一対のワイヤーバレル35は、電線Wの端末において絶縁被覆から露出した芯線が底板部34に載置された状態で、芯線の外面に巻き付けられるようにして圧着される。
上記のように構成された雌端子20を、雄端子10と接続する際には、雄端子10の雄タブ11を前方から筒部21内に挿入する。雄端子10は、第1弾性片28と第2弾性片31との間に進入し、第1弾性片28と第2弾性片31との隙間を押し広げながら奥方へ進んでいく。雄タブ11に押圧されることにより、第1弾性片28は下方に弾性変形し、第2弾性片31は上方に弾性変形する。雄タブ11が正規位置まで押し込まれると、第1弾性片28の第1接点部29、および第2弾性片31の第2接点部32によって雄タブ11が上下から挟み込まれた状態となる。そして、第1弾性片28および第2弾性片31の弾性復元力によって、第1接点部29および第2接点部29が適正な接触圧で雄タブ11に押し付けられる。これにより、雄端子10と雌端子20とが電気的に接続される。
ここで、本実施形態の雌端子20においては、端部側第1弾性片28Aおよび端部側第2弾性片31Aの幅寸法が、中間側第1弾性片28Bおよび中間側第2弾性片31Bの幅寸法よりも大きく設計されている。このため、雄タブ11は、幅方向の両端部において、幅広に形成された端部側第1弾性片28Aと端部側第2弾性片31Aとで保持されることとなり、幅方向の両端において強い保持力で保持されることとなる。これにより、両端子10、20が雄端子10の幅方向に沿う方向に相対的に摺動し、微摺動摩耗が生じることが抑制され、両端子10、20の電気的な接続信頼性の低下が抑制される。
以上のように本実施形態の雌端子20は、雄端子10を挿入可能な筒部21と、この筒部21の内部に設けられ、筒部21内に挿入された雄端子10に弾性的に接触する第1弾性片28、第2弾性片31を備えている。これらの第1弾性片28、第2弾性片31は、それぞれ、筒部21内に挿入された状態の雄端子10の幅方向に沿う並列方向に3本ずつ並列されている。
3本の第1弾性片28は、並列方向の両端に配される一対の端部側第1弾性片28Aと、これら一対の端部側第1弾性片28Aの間に配される中間側第1弾性片28Bとで構成される。そして、端部側第1弾性片28Aの幅寸法が、中間側第1弾性片28Bの幅寸法よりも大きく設計されている。同様に、3本の第2弾性片31は、並列方向の両端に配される一対の端部側第2弾性片31Aと、これら一対の端部側第2弾性片31Aの間に配される中間側第2弾性片31Bとで構成される。そして、端部側第2弾性片31Aの幅寸法が、中間側第2弾性片31Bの幅寸法よりも大きく設計されている。これにより、端部側第1弾性片28Aおよび端部側第2弾性片31Bの雄タブ11に対する摩擦力が、中間側第1弾性片28Bおよび中間側第2弾性片31Bの雄タブ11に対する摩擦力よりも大きくなるように設計されている。
このような構成によれば、雄端子10を、幅方向における両端部において、より強い保持力で保持することが可能となる。これにより、両端子10、20が雄端子10の幅方向に沿う方向に相対的に摺動し、微摺動摩耗が生じることを抑制でき、両端子10、20の電気的な接続信頼性を確保できる。
<変形例>
次に、変形例の雌端子40について、図9を参照しつつ説明する。本変形例では、端部側弾性片の表面が粗面化された例を示す。なお、上記実施形態と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
本変形例の雌端子40は、上記実施形態と同様に、雄端子10の雄タブ11が挿入される筒部21を備え、筒部21の内部には、第1弾性片41および第2弾性片43が設けられている。第1弾性片41および第2弾性片43は、上記実施形態と同様の形状に形成されており、雄タブ11と接触する第1接点部42および第2接点部44を備えている。
3本の第1弾性片41のうち、両端に配される一対の第1弾性片41は、端部側第1弾性片41Aとされ、これら一対の端部側第1弾性片41Aの間に配される第1弾性片41は、中間側第1弾性片41Bとされている。
端部側第1弾性片41Aの上面(雄タブ11と対向する側の面)において、第1接点部42の周辺領域は、粗面化処理が施されることにより粗面化されている。一方、中間側第1弾性片41Bの表面は、粗面化処理が施されていない平滑な表面となっている。これにより、端部側第1弾性片41Aは、その表面において第1接点部42の周辺領域(雄端子10と接触する領域)の表面粗さが、中間側第1弾性片41Bの表面において第1接点部42の周辺領域(雄端子10と接触する領域)における表面粗さよりも大きくされている。
同様に、3本の第2弾性片43のうち、両端に配される一対の第2弾性片43は、端部側第2弾性片43Aとされ、これら一対の端部側第2弾性片43Aの間に配される第2弾性片43は、中間側第2弾性片43Bとされている。
端部側第2弾性片43Aの上面(雄タブ11と対向する側の面)において、第2接点部44の周辺領域は、粗面化処理が施されることにより粗面化されている。一方、中間側第2弾性片43Bの表面は、粗面化処理が施されていない平滑な表面となっている。このように、端部側第2弾性片43Aは、その表面において第2接点部44の周辺領域(雄端子10と接触する領域)の表面粗さが、中間側第2弾性片43Bの表面において第2接点部44の周辺領域(雄端子10と接触する領域)における表面粗さよりも大きくされている。
これにより、端部側第1弾性片41Aおよび端部側第2弾性片43Aの雄タブ11に対する摩擦力が、中間側第1弾性片41Bおよび中間側第2弾性片43Bの雄タブ11に対する摩擦力よりも大きくなるように設計されている。
このような構成によれば、雄タブ11は、幅方向の両端部において、雄タブ11に対する摩擦力が大きくされた端部側第1弾性片41Aと端部側第2弾性片43Aとで保持されることとなり、幅方向の両端において強い保持力で保持されることとなる。これにより、両端子10、40が雄端子10の幅方向に沿う方向に相対的に摺動し、微摺動摩耗が生じることを抑制でき、両端子10、40の電気的な接続信頼性を確保できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態および変形例では、弾性片が3本(中間側弾性片が1本)設けられていたが、弾性片が4本以上(中間側弾性片が複数)設けられていても構わない。その場合、複数の中間側弾性片は、互いにその幅が異なっていてもよい。
(2)上記実施形態および変形例では、第1弾性片と第2弾性片とで雄端子を挟み込んで保持していたが、第1弾性片および第2弾性片のうち一方を備えず、他方の弾性片と筒部の内壁面とで雄端子を挟み込む構成であっても構わない。
(3)上記変形例では、端部側第1弾性片41Aおよび端部側第2弾性片43Aの幅寸法が、中間側第1弾性片41Bおよび中間側第2弾性片43Bの幅寸法よりも大きくされていたが、端部側弾性片の幅寸法と中間側弾性片の幅寸法とが等しくされていても構わない。
(4)上記変形例では、中間側第1弾性片41Bおよび中間側第2弾性片43Bの表面において、第1接点部42および第2接点部44の周辺領域は粗面化されていないが、粗面化されていても構わない。その場合、その表面粗さが、端部側第1弾性片41Aおよび端部側第2弾性片43Aの表面における第1接点部42および第2接点部44の周辺領域の表面粗さよりも小さくされていることを要する。
20、40…雌端子
21…筒部
28、41…第1弾性片(弾性片)
28A、41A…端部側第1弾性片(端部側弾性片)
28B、41B…中間側第1弾性片(中間側弾性片)
31、43…第2弾性片(弾性片)
31A、43A…端部側第2弾性片(端部側弾性片)
31B、43B…中間側第2弾性片(中間側弾性片)

Claims (3)

  1. 雄端子を挿入可能な筒部と、
    前記筒部の内部に、前記筒部内に挿入された状態の前記雄端子の幅方向に沿う並列方向に並列して設けられ、前記雄端子に弾性的に接触する複数の弾性片とを備え、
    前記複数の弾性片が、前記並列方向の両端に配される一対の端部側弾性片と、前記一対の端部側弾性片の間に配される中間側弾性片とを備え、
    前記端部側弾性片の前記雄端子に対する摩擦力が、前記中間側弾性片の前記雄端子に対する摩擦力よりも大きく設計されたものである、雌端子。
  2. 前記端部側弾性片の幅寸法が、前記中間側弾性片の幅寸法よりも大きく設計されたものである、請求項1に記載の雌端子。
  3. 前記端部側弾性片は、その表面において前記雄端子と接触する領域の表面粗さが、前記中間側弾性片の表面において前記雄端子と接触する領域における表面粗さよりも大きくなるように粗面化されたものである、請求項1に記載の雌端子。
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