JP2002008788A - ジャックコネクタ、プラグコネクタ及びコネクタ装置 - Google Patents

ジャックコネクタ、プラグコネクタ及びコネクタ装置

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JP2002008788A
JP2002008788A JP2000191432A JP2000191432A JP2002008788A JP 2002008788 A JP2002008788 A JP 2002008788A JP 2000191432 A JP2000191432 A JP 2000191432A JP 2000191432 A JP2000191432 A JP 2000191432A JP 2002008788 A JP2002008788 A JP 2002008788A
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sandwiching
piece
connector
contact member
sandwiching piece
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JP2000191432A
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Takahiro Kondo
孝宏 近藤
Manabu Shimizu
学 清水
Hideo Miyazawa
英夫 宮澤
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Nagano Fujitsu Component Ltd
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Nagano Fujitsu Component Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源コネクタ装置のジャックコネクタの小型
化を図ることを課題とする。 【解決手段】 隣り合う挟みコンタクト部材は、Y2側
の挟みコンタクト部材51の挟み片51c―Y1がY1
側の挟みコンタクト部材51の第1の挟み片51c―Y
2−1と第2の挟み片51c―Y2−2との間の空間5
2内に一部入り込んだ状態で、ハウジング50の内部に
組み込まれている。X1−X2方向に見て、挟みコンタ
クト部材51−1の挟み片51c―Y1と、挟みコンタ
クト部材51−2の第1の挟み片51c―Y2−1及び
第2の挟み片51c―Y2−2がオーバラップした状態
にある。挟みコンタクト部材51−1〜51−4は、オ
ーバラップした部分54を有して並んでいるため、ピッ
チp2は挟みコンタクト部材51の寸法aより短い。ジ
ャックコネクタ32は、Y1−Y2方向の寸法が短い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はジャックコネクタ、
プラグコネクタ及びコネクタ装置に係り、特に、電源コ
ネクタ装置に関する。
【0002】電子機器の内部は、例えば、図1に示すよ
うに、水平のマザーボード10に、ドータボード11が
垂直の向きで実装してある構成となっている。ドータボ
ード11とマザーボード10とは、信号の受け渡しを行
う信号用コネクタ装置15と、マザーボード10からド
ータボード11へ電源を供給するための電源コネクタ装
置12とによって、電気的に接続されている。電源コネ
クタ装置12は、ドータボード11の端のプラグコネク
タ13とマザーボード10上のジャックコネクタ14と
よりなり、幅広のコンタクトを備えて、大きな電流を流
すことが可能である構造となっている。
【0003】電源コネクタ装置12は、信号用コネクタ
装置15と同じく、小型化が求められている。
【0004】
【従来の技術】図2は従来の電源コネクタ装置20を示
す。電源コネクタ装置20は、プラグコネクタ21とジ
ャックコネクタ25とよりなる構成である。X1−X2
はコンタクト部材の幅方向である。Y1−Y2はコンタ
クト部材の並び方向である。Z2はプラグコネクタ21
をジャックコネクタ25に接続する方向、Z1はプラグ
コネクタ21をジャックコネクタ25から抜く方向であ
る。大きな電流を流すことが可能であるように、プラグ
コネクタ21は、ハウジング22内に、板状のコンタク
ト部材23が複数並んでいる構成であり、ジャックコネ
クタ25は、板状のコンタクト部材23に対応した幅広
の挟みコンタクト26が、ハウジング27内に複数並ん
でいる構成である。
【0005】挟みコンタクト部材26は、同じ形状の一
対の幅広の挟み片28、29が対向している構造であ
り、挟み片28、29間の寸法はaである。
【0006】挟みコンタクト部材26は、一の挟みコン
タクト部材26の挟み片29と、この隣りの挟みコンタ
クト部材26の挟み片28とが背中合わせとなり、背中
合わせとなっている挟み片が干渉しないようなピッチp
1で並んでいる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】挟みコンタクト部材2
6は背中合わせとなっている挟み片が干渉しないように
並んでいるため、挟みコンタクト部材26の並びのピッ
チp1は、挟みコンタクト部材26の上記の寸法aより
当然に大きく、p1>aであり、よって、ジャックコネ
クタ25は挟みコンタクト部材26の並びの方向の寸法
がA1となり、十分に小型ではなかった。
【0008】板状のコンタクト部材23の並びのピッチ
は、挟みコンタクト部材26の並びのピッチp1に合わ
せてあり、プラグコネクタ21も板状のコンタクト部材
23の並びの方向の寸法がB2となり、十分に小型では
なかった。
【0009】そこで、本発明は、上記課題を解決したジ
ャックコネクタ、プラグコネクタ及びコネクタ装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一側
の挟み片と他側の挟み片とよりなる挟み部を有する挟み
コンタクト部材が複数並んでいる構成であり、板状のコ
ンタクト部材が並んでいる構成のプラグコネクタが、該
板状のコンタクトを上記挟み部の一側の挟み片と他側の
挟み片とによって挟まれて接続されるジャックコネクタ
において、一側の挟み片と他側の挟み片とが対向しない
で食い違っている位置関係にある構成の挟み部を有する
挟みコンタクト部材を有し、並び方向上隣り合う挟みコ
ンタクト部材が、一の挟みコンタクト部材の一側の挟み
片とこの隣の挟みコンタクト部材の他側の挟み片とがオ
ーバラップして並んでいる構成としたものである。
【0011】挟み部が一側の挟み片と他側の挟み片とが
対向しないで食い違っている位置関係にある構成である
ため、並び方向上隣り合う挟みコンタクト部材を、その
挟み部がオーバラップして並べることが可能となる。並
び方向上隣り合う挟みコンタクト部材がその挟み部がオ
ーバラップして並んでいるため、挟みコンタクト部材の
並びのピッチが、挟みコンタクト部材の寸法より小さく
なる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1のジャックコ
ネクタにおいて、上記一側の挟み片は、1つの挟み片よ
りなり、上記他側の挟み片は、第1の挟み片と第2の挟
み片とよりなり、上記1つの挟み片、第1の挟み片、第
2の挟み片は、上記1つの挟み片が、上記第1の挟み片
と第2の挟み片との間に位置する構成としたものであ
る。
【0013】第1の挟み片及び第2の挟み片が板状のコ
ンタクト部材に力を及ぼす位置が、1つの挟み片が板状
のコンタクト部材に力を及ぼす位置の上側と下側とな
り、板状のコンタクト部材を捩じるような力は発生しな
い。
【0014】請求項3の発明は、請求項2のジャックコ
ネクタにおいて、上記1つの挟み片、第1の挟み片、第
2の挟み片は、上記1つの挟み片のばね特性と、上記第
1の挟み片のばね特性と第2の挟み片のばね特性とを合
わせたばね特性とが等しい構成としたものである。
【0015】1つの挟み片が板状のコンタクト部材を一
の方向に押す力と、第1の挟み片が板状のコンタクト部
材を反対の方向に押す力と第2の挟み片が板状のコンタ
クト部材を反対の方向に押す力とを合わせた力とが等し
くなり、よって、板状のコンタクト部材は両側から等し
い力で挟まれ、板状のコンタクト部材が一つの方向に寄
せられることが起きない。
【0016】請求項4の発明は、請求項1、請求項2又
は請求項3のジャックコネクタの挟みコンタクト部材と
対応して複数の板状のコンタクト部材が並んでいる構成
としたものである。
【0017】板状のコンタクト部材の並びのピッチが狭
く出来る。
【0018】請求項5の発明は、請求項4のプラグコネ
クタと、請求項1、請求項2又は請求項3のジャックコ
ネクタとよりなる構成としたものである。
【0019】小型に構成することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】図3は本発明の一実施例になる電
源コネクタ装置30を構成するプラグコネクタ31とジ
ャックコネクタ32とを対応させて示す。図3及びこれ
に続く図において、図2と同じく、X1−X2はコンタ
クト部材の幅方向、Y1−Y2はコンタクト部材の並び
方向、Z2はプラグコネクタをジャックコネクタに接続
する方向、Z1はプラグコネクタをジャックコネクタか
ら抜く方向である。
【0021】プラグコネクタ31は、図4(A)乃至
(C)に示すように、合成樹脂製の成型品であるハウジ
ング40の内部に、4つの板状のコンタクト部材41−
1〜41−4が組み込まれている構成である。4つの板
状のコンタクト部材41−1〜41−4は略同じ部品で
あり、区別しない場合には、符号41で示す。板状のコ
ンタクト部材41の3本のコンプライアントピン41a
は、IEC1076−4−101準拠のメトリックコネ
クタのリードピッチと同じピッチで形成してある。
【0022】ジャックコネクタ32は、図5、図6
(A)乃至(C)及び図8(A)乃至(C)に示すよう
に、合成樹脂製の成型品であるハウジング50の内部
に、4つの挟みコンタクト部材51−1〜51−4が同
じ向きでピッチp2で組み込まれている構成である。挟
みコンタクト部材51−1〜51−4は同じ部品であ
り、区別しない場合には、符号51で示す。
【0023】挟みコンタクト部材51は、図7(A)乃
至(D)に示すように、金属板をプレス加工して製造さ
れたものであり、基部51aと、基部51aよりZ2方
向に突き出ている3つのピン部51bと、基部51aよ
りZ1方向に突き出して形成してある挟み部51cとよ
りなる。
【0024】挟み部51cは、ベローズ状のY1側の挟
み片51c―Y1と、ベローズ状のY2側の第1の挟み
片51c―Y2−1と、ベローズ状のY2側の第2の挟
み片51c―Y2−2とよりなる。ここで、従来例との
比較をし易くするため、挟み片51c―Y1と第1の挟
み片51c―Y2−1及び第2の挟み片51c―Y2−
2の間の寸法は図2に示す従来例と同じくaとする。X
1−X2方向上、挟み片51c―Y1は中央に位置し、
第1の挟み片51c―Y2−1は、挟み片51c―Y1
よりX1側に位置し、第2の挟み片51c―Y2−2
は、挟み片51c―Y1よりX2側に位置している。第
1の挟み片51c―Y2−1と第2の挟み片51c―Y
2−2との間には、寸法bの空間52があり、挟み片5
1c―Y1は、この空間53に対向する位置に設けてあ
る。Y1方向から見て、挟み片51c―Y1と第1の挟
み片51c―Y2−1とは、及び挟み片51c―Y1と
第2の挟み片51c―Y2−2とは、その間に寸法cの
間隔部53が形成されて配置されている。挟み片51c
―Y1、第1の挟み片51c―Y2−1、第2の挟み片
51c―Y2−2は、Y1方向から見て、完全に食い違
って配置されている。
【0025】3つのピン部51bは、IEC1076−
4−101準拠のメトリックコネクタのリードピッチと
同じピッチで形成してある。
【0026】ハウジング50内には、図9に示すよう
に、複数の挟みコンタクト部材組み込み部60が、各挟
みコンタクト部材51−1〜51−4に対応して、且
つ、互いに仕切り壁部61によって仕切られて形成して
ある。各挟みコンタクト部材組み込み部60は、基部5
1aを収容する基部収容用空間部62と、Y1側の挟み
片51c―Y1を収容するY1側挟み片収容用空間部6
3と、Y2側の第1の挟み片51c―Y2−1を収容す
るY2側第1の挟み片収容用空間部64と、Y2側の第
2の挟み片51c―Y2−2を収容するY2側第2の挟
み片収容用空間部65と、板状のコンタクト部材41が
挿入される板状コンタクト部材挿入用空間部66とを有
する。
【0027】挟みコンタクト部材51−1〜51−4
は、ハウジング50の内部の挟みコンタクト部材組み込
み部60内に、図8(A)乃至(C)及び図9に示すよ
うに、基部51aが基部収容用空間部62内に収容さ
れ、Y1側の挟み片51c―Y1がY1側挟み片収容用
空間部63内に収容され、Y2側の第1の挟み片51c
―Y2−1がY2側第1の挟み片収容用空間部64内に
収容され、Y2側の第2の挟み片51c―Y2−2がY
2側第2の挟み片収容用空間部65内に収容されて組み
込まれている。即ち、隣り合う挟みコンタクト部材は、
Y2側の挟みコンタクト部材51の挟み片51c―Y1
がY1側の挟みコンタクト部材51の第1の挟み片51
c―Y2−1と第2の挟み片51c―Y2−2との間の
空間52内に一部入り込んだ状態で、ハウジング50の
内部に組み込まれている。X1−X2方向に見て、挟み
コンタクト部材51−1の挟み片51c―Y1と、挟み
コンタクト部材51−2の第1の挟み片51c―Y2−
1及び第2の挟み片51c―Y2−2がオーバラップし
た状態にある。図8(A)中、符号54はオーバラップ
した部分を示す。他の隣り合う挟みコンタクト部材につ
いても、関係は、同じである。
【0028】挟み片51c―Y1は空間52内に一部入
り込んだ状態にあるため、オーバラップした部分54が
形成されても、隣り合う挟みコンタクト部材51間で干
渉が起きることはなく、問題はない。隣り合う挟みコン
タクト部材51間の干渉は、仕切り壁部61によっても
制限されている。
【0029】上記のように、挟みコンタクト部材51−
1〜51−4は、オーバラップした部分54を有して並
んでいるため、ピッチp2は上記の挟みコンタクト部材
51の寸法aより短く、p2<aである。即ち、挟みコ
ンタクト部材51−1〜51−4のピッチp2は、図2
の従来のジャックコネクタ25の挟みコンタクト部材2
6のピッチp1より短い。
【0030】よって、ジャックコネクタ32は、Y1−
Y2方向の寸法A2が、図2の従来のジャックコネクタ
25の対応する寸法A1に比べて短くなって、A2<A
1となり、小型化されている。
【0031】プラグコネクタ31の板状のコンタクト部
材41−1〜41−4は、上記の挟みコンタクト部材5
1−1〜51−4のピッチp2に対応したピッチp2で
並んでおり、プラグコネクタ31も、Y1−Y2方向の
寸法B2が、図2の従来のプラグコネクタ21の対応す
る寸法B1に比べて短くなって、B2<B1となり、小
型化されている。
【0032】よって、電源コネクタ装置30は、図2に
示す従来の電源コネクタ装置20に比べて、小型であ
る。
【0033】プラグコネクタ31は、図10(A)乃至
(C)に示すように、ハウジング40がハウジング50
に嵌合し、板状のコンタクト部材41−1〜41−4が
挟みコンタクト部材51−1〜51−4の挟み部51c
に挿入され、挟み片51c―Y1と、第1の挟み片51
c―Y2−1と、第2の挟み片51c―Y2−2とによ
り挟まれた状態で、ジャックコネクタ32と電気的に及
び機械的に接続される。
【0034】第1の挟み片51c―Y2−1及び第2の
挟み片51c―Y2−2が板状のコンタクト部材41に
力を及ぼす位置が、1つの挟み片51c―Y1が板状の
コンタクト部材41に力を及ぼす位置の上側と下側とな
り、板状のコンタクト部材41を捩じるような力は発生
しない。
【0035】ここで、挟み片51c―Y1の幅w1と第
1の挟み片51c―Y2−1及び第2の挟み片51c―
Y2−2の幅w2とは、w1=2×w2の関係にあり、
挟み片51c―Y1のばね性と、第1の挟み片51c―
Y2−1のばね性と第2の挟み片51c―Y2−2のば
ね性とを合わせたばね性とが等しくなっている。
【0036】このため、挟み片51c―Y1が板状のコ
ンタクト部材41をY2方向に押す力をF1、第1の挟
み片51c―Y2−1が板状のコンタクト部材41をY
1方向に押す力をF2、第2の挟み片51c―Y2−2
が板状のコンタクト部材41をY1方向に押す力をF3
とした場合に、F1=F2+F3となる。よって、板状
のコンタクト部材41−1〜41−4はY1−Y2方向
上、両側から等しい力で挟まれ、板状のコンタクト部材
41−1〜41−4は、Y1−Y2方向上一つの方向に
寄せられることはなく、板状コンタクト部材挿入用空間
部66内に正常に位置する。
【0037】なお、プラグコネクタ31は、コンプライ
アントピン41aをドータボードのスルーホールに差し
込まれて、半田ディップされて、図1に示すプラグコネ
クタ13のように、ドータボードの端に実装される。こ
こで、3本のコンプライアントピン41aは、IEC1
076−4−101準拠のメトリックコネクタのリード
ピッチと同じピッチで形成してあるため、ドータボード
の上記のスルーホールのピッチは、信号用コネクタ実装
用のスルーホールのピッチと同じである。
【0038】ジャックコネクタ32は、コンプライアン
トピン51aをマザーボードのスルーホールに差し込ま
れて、半田ディップされて、図1に示すジャックコネク
タ14のように、マザーボードの端に実装される。ここ
で、3本のコンプライアントピン51aは、IEC10
76−4−101準拠のメトリックコネクタのリードピ
ッチと同じピッチで形成してあるため、マザーボードの
上記のスルーホールのピッチは、信号用コネクタ実装用
のスルーホールのピッチと同じである。
【0039】本発明は上記実施例に限ることは無く、挟
みコンタクト部材が干渉することなくオーバラップした
部分を有して並ぶ構成であればよい。図11(B)は変
形例であるジャックコネクタ32Aを示し、図11
(A)は、ジャックコネクタ32A内の挟みコンタクト
部材71の形状及び挟みコンタクト部材71の並びの状
態を示す。71cは挟み部であり、Y1側の挟み片71
c―Y1とY2側の挟み片71c―Y2とがX1−X2
方向上食い違えて配されている。隣り合う挟みコンタク
ト部材は、Y2側の挟みコンタクト部材71のY1側の
挟み片71c―Y1がY1側の挟みコンタクト部材71
のY2側の挟み片71c―Y2とオーバラップした状態
で並んでいる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、一側の挟み片と他側の挟み片とよりなる挟み部を有
する挟みコンタクト部材が複数並んでいる構成であるジ
ャックコネクタにおいて、挟み部が一側の挟み片と他側
の挟み片とが対向しないで食い違っている位置関係にあ
る構成であることによって、並び方向上隣り合う挟みコ
ンタクト部材を、その挟み部がオーバラップして並べる
ことが可能となり、並び方向上隣り合う挟みコンタクト
部材がその挟み部がオーバラップして並んでいるため、
挟みコンタクト部材の並びのピッチを、挟みコンタクト
部材の寸法より小さく出来、ジャックコネクタの挟みコ
ンタクト部材の並び方向の寸法を短くすることが出来、
ジャックコネクタの小型化を図ることが出来る。
【0041】請求項2の発明は、請求項1のジャックコ
ネクタにおいて、上記一側の挟み片は、1つの挟み片よ
りなり、上記他側の挟み片は、第1の挟み片と第2の挟
み片とよりなり、上記1つの挟み片、第1の挟み片、第
2の挟み片は、上記1つの挟み片が、上記第1の挟み片
と第2の挟み片との間に位置する構成としたものである
ため、第1の挟み片及び第2の挟み片が板状のコンタク
ト部材に力を及ぼす位置が、1つの挟み片が板状のコン
タクト部材に力を及ぼす位置の上側と下側となり、板状
のコンタクト部材を捩じるような力は発生しないように
出来、よって、プラグコネクタが正常に接続されるジャ
ックコネクタを実現出来る。
【0042】請求項3の発明は、請求項2のジャックコ
ネクタにおいて、上記1つの挟み片、第1の挟み片、第
2の挟み片は、上記1つの挟み片のばね特性と、上記第
1の挟み片のばね特性と第2の挟み片のばね特性とを合
わせたばね特性とが等しい構成としたものであるため、
1つの挟み片が板状のコンタクト部材を一の方向に押す
力と、第1の挟み片が板状のコンタクト部材を反対の方
向に押す力と第2の挟み片が板状のコンタクト部材を反
対の方向に押す力とを合わせた力とが等しくなり、よっ
て、板状のコンタクト部材は両側から等しい力で挟ま
れ、板状のコンタクト部材が一つの方向に寄せられるこ
とが起きないように出来、よって、プラグコネクタが正
常に接続されるジャックコネクタを実現出来る。
【0043】請求項4の発明は、請求項1、請求項2又
は請求項3のジャックコネクタの挟みコンタクト部材と
対応して複数の板状のコンタクト部材が並んでいる構成
としたものであるため、板状のコンタクト部材の並びの
ピッチが狭く出来、よって、板状のコンタクト部材の並
びの方向の寸法のプラグコネクタを実現出来る。
【0044】請求項5の発明は、請求項4のプラグコネ
クタと、請求項1、請求項2又は請求項3のジャックコ
ネクタとよりなる構成としたものであり、コネクタ装置
の小型化を実現出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】電源コネクタ装置の使用の1例を示す図であ
る。
【図2】従来の電源コネクタ装置を示す図である。
【図3】本発明の一実施例の電源コネクタ装置を示す図
である。
【図4】プラグコネクタを示す図である。
【図5】ジャックコネクタをハウジングの一部を切截し
て示す図である。
【図6】ジャックコネクタを示す図である。
【図7】挟みコンタクト部材を示す図である。
【図8】ジャックコネクタ内の挟みコンタクト部材の並
びを示す図である。
【図9】図5(A)中、IX−IX線に沿う拡大断面図
である。
【図10】プラグコネクタをジャックコネクタに接続し
たときの状態を示す図である。
【図11】ジャックコネクタの変形例を示す図である。
【符号の説明】
30 電源コネクタ装置 31 プラグコネクタ 32,32A ジャックコネクタ 40 ハウジング 41 板状のコンタクト部材 50 ハウジング 51−1〜51−4 挟みコンタクト部材 51a 基部 51b ピン部 51c 挟み部 51c 挟み部 51c―Y1 Y1側の挟み片 51c―Y2−1 Y2側の第1の挟み片 51c―Y2−2 Y2側の第2の挟み片 52 空間 53 間隔部 54 オーバラップした部分 60 挟みコンタクト部材組み込み部 61 仕切り壁部 62 基部収容用空間部 63 Y1側挟み片収容用空間部 64 Y2側第1の挟み片収容用空間部 65 Y2側第2の挟み片収容用空間部 66 板状コンタクト部材挿入用空間部 71 挟みコンタクト部材 71c 挟み部 71c―Y1 Y1側の挟み片 71c―Y2 Y2側の挟み片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮澤 英夫 東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富 士通高見澤コンポーネント株式会社内 Fターム(参考) 5E023 AA04 AA16 BB02 BB22 BB26 CC12 CC22 EE03 EE10 EE12 EE21 HH05 HH06 HH08 HH11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側の挟み片と他側の挟み片とよりなる
    挟み部を有する挟みコンタクト部材が複数並んでいる構
    成であり、板状のコンタクト部材が並んでいる構成のプ
    ラグコネクタが、該板状のコンタクトを上記挟み部の一
    側の挟み片と他側の挟み片とによって挟まれて接続され
    るジャックコネクタにおいて、 一側の挟み片と他側の挟み片とが対向しないで食い違っ
    ている位置関係にある構成の挟み部を有する挟みコンタ
    クト部材を有し、 並び方向上隣り合う挟みコンタクト部材が、一の挟みコ
    ンタクト部材の一側の挟み片とこの隣の挟みコンタクト
    部材の他側の挟み片とがオーバラップして並んでいる構
    成としたことを特徴とするジャックコネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1のジャックコネクタにおいて、 上記一側の挟み片は、1つの挟み片よりなり、 上記他側の挟み片は、第1の挟み片と第2の挟み片とよ
    りなり、 上記1つの挟み片、第1の挟み片、第2の挟み片は、上
    記1つの挟み片が、上記第1の挟み片と第2の挟み片と
    の間に位置する構成としたことを特徴とするジャックコ
    ネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項2のジャックコネクタにおいて、 上記1つの挟み片、第1の挟み片、第2の挟み片は、上
    記1つの挟み片のばね特性と、上記第1の挟み片のばね
    特性と第2の挟み片のばね特性とを合わせたばね特性と
    が等しい構成としたことを特徴とするジャックコネク
    タ。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3のジャ
    ックコネクタの挟みコンタクト部材と対応して複数の板
    状のコンタクト部材が並んでいる構成としたことを特徴
    とするプラグコネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項4のプラグコネクタと、請求項
    1、請求項2又は請求項3のジャックコネクタとよりな
    る構成としたことを特徴とするコネクタ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009081144A (ja) * 2002-05-23 2009-04-16 Fci 電力コネクタ
WO2013179919A1 (ja) * 2012-05-30 2013-12-05 株式会社オートネットワーク技術研究所 雌端子

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