JP2013249951A - ギヤボックスのための過負荷防止装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ギヤボックスの入力軸2Bは原動機によって駆動されて回転する。入力軸2Bの外歯スプライン2Pは、入力歯車2Aの内歯スプライン2Iと係合する。ギヤボックスに過負荷が生じると、入力軸2Bに設けられた環状溝82Fが破断する。原動機によって駆動されかつ前記破断後も回転を継続する入力軸2Bの一部分の変位を防止するブッシング2Cが、入力歯車2Aのボア内に配設されている。
【選択図】図2
Description
「風力タービンのための動力伝達装置が提供される。風力タービンは、風力タービンのブレードに接続された低速軸と、発電機に接続された高速軸とを備えている。また、動力伝達装置は、少なくとも低速軸の重量を実質的に支持する軸受を備えている。複合遊星歯車ステージが低速軸および高速軸に接続されており、回転キャリアと、非回転リングギヤと、複数の遊星歯車と、回転太陽歯車とを備えている。太陽歯車は、高速軸に接続されている。」
「バランス型フリープラネット駆動機構は、中心軸に沿って配設されたリアクションリングギヤと、出力リングギヤと、入力太陽歯車とを有し、また、太陽歯車と係合する第1の遊星歯車を各別に有する複数の浮動遊星要素と、出力リングギヤと係合する第2の遊星歯車と、リアクションリングギヤと係合する第3の遊星歯車とを有している。必要的な第1のローリングリングギヤが第3の遊星歯車に隣接して遊星要素の半径方向内向き運動に抵抗し、選択的な第2のローリングリングギヤが第1の遊星歯車に隣接して遊星要素の半径方向内向き運動に抵抗して、上記複数の遊星要素が中心軸に対して実質的に平行に維持されている。出力リングギヤには、複数のリングセグメントが接続されており、各遊星要素に形成された溝と係合することにより複数の遊星要素を所定の軸方向位置に維持するとともに相対的に低い推力を伝達する。駆動機構は、トラック等の接地ホイールに容易に組み付けることができ、出力リングギヤを接続してホイールと一緒に回転させることができる。駆動機構をホイールに組み込むことにより、従来型の多段遊星ファイナルドライブと関連付けされた遊星キャリアおよび遊星軸受を用いる必要がなくなり、同じ空間上の制約内でコンパクトに収まるより軽量で安価なものになる。」
他方、軸方向力4および半径方向力5は、リングギヤ22(図1F)には伝わらず、したがって、第1の遊星歯車装置および第2の遊星歯車装置には伝わらない。ギヤボックス9内のこれらの遊星歯車装置は、入力軸側球面軸受3C(図1F)と出力軸側球面軸受27(図1F)とによって支持されている。本発明の一実施形態に係る入力軸側球面軸受3Cと出力軸側球面軸受27とで構成される支持構造によれば、複数の遊星歯車装置がギヤボックス9内で浮動することができる。言い換えると、複数の遊星歯車装置が自己調心および自己整列(セルフアライメント)を確保することが許容され、(従来技術における)ギヤボックスのフレームを介して歯車装置に通常伝わる力に起因する変形およびミスアライメントを回避することができる。
具体的には、入力軸側球面軸受3Cおよび出力軸側球面軸受27、複数の噛み合う内歯スプラインおよび外歯スプラインならびに複数の噛合歯車によって、複数の遊星歯車装置が、浮動可能に、言い換えると、自己調心および自己整列を行うように、構成されている。そして、ギヤボックス構成部品、すなわち様々な歯車、スプライン、キャリア等の公差の累積により、該ギヤボックス構成部品がギヤボックス内で自然な向きおよび整列状態になる。
カバー2は、ハウジング1に取付けられて、該ハウジング1と共にギヤボックスハウジングを構成する。そして、リングギヤ22とハウジング1とは、互いに対して独立に、偏向する(または、撓む)。
入力歯車2A,2A(図1J、図2)の受け部2R,2Rには、入力軸2B,2Bがそれぞれ収容されている。図1Bおよび図1Fに示すように、後側冷却キャップ12はねじ12Sを用いてハウジング1に締結されている。前側冷却キャップ25(図1E)は、有頭ねじ11を用いてカバー2に取付けられている。アダプタ13は、ねじ13Aを用いてハウジング1に締結されている。また、静止管21は、図1Fおよび図1Iに示すごとく、回転しないようにだぼピン(または、位置決めピン)26でアダプタ13に取付けられていて、ハウジング1の縦軸(図1A,図1F,図1Kに一点鎖線の直線で示されている。)に沿ってハウジング1の中央に配設されている。
図2に示すように、軸受カバー10は、軸受を保持している。入力軸2Bは、受け部2Rに形成された内歯スプライン2Iと噛み合う(または、係合する)ように形成された外歯スプライン2Pを有している。図3は、入力軸2Bと入力歯車2Aとを示す図1E中の3−3線に沿った断面図である。
一対の第1の球面軸受4C,4Cは、第1の遊星歯車4Bと第1の遊星軸4Dとの間に設けられており、第1の遊星歯車4Bを第1の遊星軸4Dに対して支持している。一対の第2の球面軸受5C,5Cは、第2の遊星歯車5Bと第2の遊星軸5Dとの間に設けられており、第2の遊星歯車5Dを第1の遊星軸5Dに対して支持している。入力軸側球面軸受3Cは、静止管21とスプライン付きシャフト3Bとの間に設けられており、シャフト3Bを静止管21に対して支持している。
静止管21は、アダプタ13に取付けられており(図1Iも参照)、アダプタ13はハウジング1に取付けられている。シール14は、アダプタ13とハウジング1との間に配設されたOリングシールである。出力軸側球面軸受27は、カバー2と出力軸28との間に設けられており、第1縦軸と一致するときの出力軸28の縦軸に対する出力軸28の角変位を許容するように、出力軸28をカバー2に対して支持している。カバー2は、図1Eに示すねじ2Xを用いてハウジング1に取付けられている。
ここで、リングギヤ22自体はカバー2に対して回転することはない。しかしながら、リングギヤ22は、矢印99で示すごとくわずかに枢動または回転することができる。間隙22Gは、ハウジング1の内側表面とリングギヤ22の外側表面22Zとの間に設けられた円環状の間隙である(リングギヤ22については、図3Bおよび図3Cも参照されたい)。
図1F、図1Hおよび図1Iに示すように、スプライン付きシャフト3Bは、中間歯車3Aの内歯スプライン54と噛み合う外歯スプライン53を有している。スプライン付きシャフト3Bは、第1の太陽歯車3Eの内歯スプライン52と噛み合う外歯スプライン51を備えている。スプラインはここに説明したとおり実際に噛み合うが、その間には十分なあそびがあり、符号99B,99Cで示すごとく枢動が可能となるように、スプライン付きシャフト3B、第1の太陽歯車3Eおよび中間歯車3Aの間の相対的回転運動が許容されるようになっている。
同じく図1Kには、リングギヤ22の歯56,57および内歯スプライン60とが図示されている。内歯スプライン60は、カバー2の外歯スプライン59(図1G)と噛み合う。前述したとおり、カバー2はハウジング1に固定されており、カバー2は該カバー2およびハウジング1に対してリングギヤ22が回転することを防止している。
図3Dは、リングギヤ22の断面図300Dであり、通路22Pと、ハウジング1と、リングギヤ22とハウジング1との環状の間隙22を示す。第1の遊星歯車4Bはリングギヤ22と噛み合った状態にあり、第1の遊星歯車4Bのポンプ作用によって潤滑剤が通路22P内を通って押し出される。
リングギヤ22の各端部におけるOリング24(図1G)は、加圧下の潤滑剤が漏出するのを防止している。潤滑剤は、孔および空洞(または、キャビティ)を含む通路群を通って流れて、潤滑剤が出力軸側球面軸受27に到達し、これにより出力軸側球面軸受27が潤滑された状態に保たれる。
潤滑剤が集まって貯留部22V内に存在するようになるのに応じて、潤滑剤は、水平通路22Hと連通している狭小なネック域22D内に進入し、該ネック域22Dを通過していく。水平通路22Hは、潤滑剤を出力軸側球面軸受27に供給する周方向リセスとしての開口22Rと連通している。潤滑は、ギヤボックス9の向きに関わらず供給される、言い換えれば、もしギヤボックス9が傾いているならば、上述したポンプ装置のおかげで潤滑作用を継続することができる。
ギヤボックス9には、第1の冷却室および第2の冷却室が、区画された空間として設けられていることに留意すべきである。第1の冷却室および第2の冷却室は浮動歯車手段からは隔離されている。第1のポートおよび第2のポートが第1の冷却室に冷却流体を供給し、第3のポートおよび第4のポートが第2の冷却室に冷却流体を供給するように構成されている。これらのポートはすべて図4において引用符号38で示されている。
図4Aは、後側冷却キャップ12が取り除かれた状態のギヤボックス9の右端図400Aであり、冷却室12Cと、冷却水注入口12Iと、冷却水排出口12Oと、冷却室12Cを歯車装置から分離する壁部12Wとが図示されている。壁部12Wは高熱伝導性を有している。
図4Bは、前側冷却キャップ25が取り除かれた状態のギヤボックス9の左端図400Bであり、冷却室25Cと、冷却水注入口25Iと、冷却水排出口25Oと、冷却室25Cを歯車装置から分離する壁部25Wとを示す。壁部25Wは高熱伝導性を有している。大きな動力がギヤボックスに伝達されて、熱が歯車装置同士の摩擦によって生成される。図4には、製造プロセスで形成された潤滑油潤滑ドリル穴を密封するプラグ37,37が図示されている。なお、プラグ37,37は、図3および図3Aにも図示されている。
2 カバー
2A 入力歯車
2B 入力軸
2C ブッシング
2E,2G,14,24 Oリング
2F 入力軸2bを入力歯車2Aに取付けるねじ/コネクタ
2I 入力歯車2Aの内歯スプライン
2P 入力軸2Bの外歯スプライン
2R 入力軸2Bのための受け部
2S 軸受を保持するための肩部
2X カバー2をハウジング1に取付ける複数のねじ
2Z 内部にシール22Sが設けられたカバーの中のリセス
3 カッタヘッド
3A 中間歯車
3B スプライン付きシャフト
3C 静止管21と軸3Bとの間の入力軸側球面軸受
3E 第1の太陽歯車
3F 固定リング
4 カッタヘッド3に作用する水平力
4A 第1の遊星キャリア
4B 第1の遊星歯車
4C 第1の遊星軸4Dおよび第1の遊星歯車4Bの間の第1対の球面軸受
4D 第1の遊星軸
5 カッタヘッド3に作用する鉛直力
5A 第2の遊星キャリア
5B 第2の遊星歯車
5C 第2対の球面軸受
5D 第2の遊星軸
6 駆動軸
6A カップリングフレーム
6B カップリング
6C カッタヘッドの冷却・潤滑のための導水管
7 電気モータないし原動機
7A モータフレーム
7R ロードヘッダ組立体
8 モータと入力歯車とを連結する連結部
9 ギヤボックス
10 軸受カバー
11 有頭ねじ
12 後側冷却板/キャップ
12S 冷却板/キャップ12のためのコネクタ
13 アダプタ
13A コネクタ/ねじ
17 遊星軸リテーナ
20 第2の太陽歯車
21 管部
22 リングギヤ
22B ハウジング1内の水平通路
22C カバー2内の鉛直通路
22D カバー2内のネック域
22G リングギヤ22とハウジング1との間の間隙
22H 開口22Rと連通されたカバー2内の水平通路
22P 鉛直通路22Aに至るポート
22R 潤滑油を出力軸側球面軸受27に供給するためのカバー2に設けられた開口
22V 内部に潤滑油が存在するカバー2に設けられた貯留部
22Y カバー2に設けられた水平短通路
22Z リングギヤ22の外側表面
24R Oリング用リセス
25 前側冷却板/キャップ
26 だぼピン
27 出力軸側球面軸受
27I 内レース
27O 外レース
27R ローラ
28 出力軸
28L 軸28の肩部
28S 出力軸のスプライン
30 軸受カバー
30S コネクタ/ねじ
31 リップシール
33 リップシール
34,48,49 軸受
36 リテーナ
37 ハウジングに設けられたプラグ
38 冷却水接続のために取り除かれるハウジングに設けられたポートプラグ
38T 冷却水のためのねじ接続
39 潤滑油をギヤボックス9に追加するためのハウジングに設けられたポートプラグ
40 シール
41 カバー2をハウジング1と一直線に整列させるだぼピン
48B 肩部
48S 入力歯車肩部
49S ハウジング肩部
51 第1の太陽歯車3Eのスプライン52と係合するスプライン付きシャフト3bの外歯スプライン
52 第1の太陽歯車3Eの内歯スプライン
53 中間歯車3Aの内歯スプライン54と係合する外歯スプライン
54 中間歯車3Aの内歯スプライン
55 第1の遊星歯車歯
56 第1の遊星歯車4Bの歯55と噛み合うリングギヤの歯
57 第2の遊星歯車5Bの歯58と噛み合うリングギヤの歯
58 第2の遊星歯車歯
59 カバー2の外歯スプライン
60 リングギヤ22の内歯スプライン
61 出力軸28を保持する固定リング
65 出力軸28の外歯スプライン
66 第2の遊星キャリア5Aの内歯スプライン
67 第1の遊星キャリア4Aの内歯スプライン
68 第2の太陽歯車20の外歯スプライン
69 第2の太陽歯車20の外歯車
69A 第2の太陽歯車20の出力歯
70 第2の遊星歯車5Bの歯
71 球面軸受5Cの内レース
72 球面軸受5Cのころ軸受
73 球面軸受5Cの外レース
74 球面軸受4Cの内レース
75 球面軸受4Cのローラ
76 球面軸受4Cの外レース
77 入力軸側球面軸受3Cの内レース
78 入力軸側球面軸受3Cのローラ
79 入力軸側球面軸受3Cの外レース
80 第2の遊星キャリア5Aとカバー2との間の軸封
81 入力軸2Bにおける段付きボア
81A 入力軸2Bのボアにおける第1の肩部
81B 入力軸2Bのボアにおける第2の肩部
82C 入力軸2Bの外側部分
82D 入力軸2Bの内側部分
82H 入力軸2Aの外側肩部
82F 環状溝、くびれ部ないしヒューズ部
82R 環状溝と入力軸2Bの段付きボア81との間の薄肉領域
82Z 肩部82Hの面取り部
84 入力歯車2Aの歯
85 中間歯車3Aの歯
86 入力歯車2Aの受け部2Rに設けられたボア
86A 入力軸2Bの肩部82Hと係合するボア86に設けられた第1の肩部
86B 筒状ブッシング2Cと係合するボア85に設けられた第2の肩部
95A 内側アンギュラースプラインと外側アンギュラースプラインとの間の間隙
96A 内側アンギュラースプラインと外側アンギュラースプラインの間の間隙
97T 内側アンギュラースプラインおよび外側アンギュラースプラインの間の間隙ないしバックラッシュ
95I 内側インボリュートスプラインおよび外側インボリュートスプラインの間の間隙
96I 内側インボリュートスプラインおよび外側インボリュートスプラインの間の間隙
97I 内側インボリュートスプラインおよび外側インボリュートスプラインの間の間隙ないしバックラッシュ
99 リングギヤ22、ハウジング1、および第2の遊星歯車5Bの相対的枢動を表す矢印
99A 第2の遊星歯車5Bおよび第2の太陽20の相対的枢動を表す矢印
99B 第1の太陽歯車3Eおよびスプライン付きシャフト3Bの相対的枢動を表す矢印
99C 中間歯車3Aおよびスプライン付きシャフト3Bの相対的枢動を表す矢印
99D 第2の遊星キャリア5Aおよび出力軸28の相対的枢動を表す矢印
99E 第1の遊星歯車4B、リングギヤ22およびハウジング1の相対的枢動を表す矢印
99Z ロードヘッダの枢動を表す矢印
100 ロードヘッダの概略図
TT 歯厚
SW スペース幅
Claims (6)
- 外歯スプラインおよびボアを有すると共に原動機のトルクが伝達される入力軸と、前記入力軸の前記ボア内に配設されるブッシングと、ボアを有する入力歯車とを備えて、前記原動機のトルクを負荷に与えるギヤボックスのための過負荷防止装置であって、
前記入力軸には、前記入力軸を、前記原動機に連結して前記原動機によって回転させるためのキーが設けられ、
前記入力歯車の前記ボアには、内歯スプラインおよび肩部が設けられ、
前記入力軸の前記外歯スプラインが、前記入力歯車の前記内歯スプラインと係合し、
前記ブッシングが、前記入力歯車の前記ボア内に配設されて前記肩部と係合し、
前記入力軸には環状溝が設けられ、
前記入力歯車が、前記負荷に動力を与える遊星歯車装置を駆動し、
前記入力軸が、前記ギヤボックスに過負荷が生じたときに、前記環状溝において破断される
ことを特徴とする過負荷防止装置。 - 前記入力軸が前記環状溝において破断されたときに、前記ブッシングが、前記原動機に連結されている前記入力軸の一部分が回転を継続することを許容することを特徴とする請求項1に記載の過負荷防止装置。
- 前記環状溝がU字形状の断面を有することを特徴とする請求項1に記載の過負荷防止装置。
- 外歯スプラインおよびボアを有すると共に原動機のトルクが伝達される入力軸と、ブッシングと、ボアが設けられた受け部を有する入力歯車とを備えて、前記原動機のトルクを負荷に与えるギヤボックスのための過負荷防止装置であって、
前記入力軸が、前記原動機によって駆動されて回転し、
前記入力歯車の前記受け部の前記ボアには、内歯スプラインおよび第1の肩部が設けられ、
前記入力軸の前記外歯スプラインが、前記入力歯車の前記内歯スプラインと係合し、 前記ブッシングが、前記入力歯車の前記受け部の前記ボア内に配設されて前記第1の肩部と係合し、
前記入力軸には、環状溝が設けられ、
前記入力歯車が、前記負荷に動力を与える遊星歯車装置を駆動し、
前記入力軸が、前記ギヤボックスに過負荷が生じたときに、前記環状溝において破断される
ことを特徴とする過負荷防止装置。 - 前記環状溝がU字形状の断面を有することを特徴とする請求項4に記載の過負荷防止装置。
- 前記入力軸が前記環状溝において破断されたときに、前記ブッシングが、前記原動機に連結されている前記入力軸の一部分が回転を継続することを許容することを特徴とする請求項5に記載の過負荷防止装置。
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