JP2013249782A - フィルタ装置 - Google Patents

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【課題】 積層形態をとるフィルタ装置において、燃料タンク内壁との接触を維持する。
【解決手段】 骨格部材2と、骨格部材を包み込む濾布3と、濾布を貫通する接続管4とを有し、接続管において、燃料吸入口101に接続されるサクションフィルタ1であって、骨格部材は、第1の方向に沿って延在した第1骨格部11と、第1骨格部の一端から第1の方向と異なる第2の方向に沿って突出した第2骨格部12とを有し、第1骨格部は、弾性変形可能な第1可撓部21を有し、第2骨格部は、接続管が結合されると共に、弾性変形可能な第2可撓部31を有し、骨格部材は、濾布と共に第1可撓部において折り曲げられるようにした。
【選択図】 図8

Description

本発明は、自動車や自動二輪車の燃料タンク内に配置された燃料吸入口に装着されるフィルタ装置(サクションフィルタ)に関する。
自動車や自動二輪車等の燃料タンク内に、燃料を内燃機関に供給するための燃料吸入口を設け、燃料内に混入した異物を除去するべく、燃料吸入口の開口端にフィルタ装置(サクションフィルタ)を装着したものがある。フィルタ装置は、骨格部材と、骨格部材を包み込んで袋状に形成された濾布と、濾布を貫通して濾布の内部と外部とを連通する接続管とを有し、接続管において燃料吸入口に接続するようにしたものがある。燃料吸入口の下流側にはポンプが設けられ、燃料タンク内の燃料は濾布を外部から内部へと通過し、接続管を通過して燃料吸入口へと吸入される。
このようなフィルタ装置において、装置の外形をコンパクトにしつつ、濾布の表面積(有効濾過面積)を増大させるために、濾布を骨格部材と共に折り返し、積層形態としたものがある(例えば、特許文献1)。特許文献1に係るフィルタ装置は、折り返した濾布の表面同士の接触を避けるために(濾布の互いに対向する表面間に空隙を形成するために)、互いに対向する骨格部材の一方に濾布を貫通して他方側へと突出する係止凸部を設け、骨格部材の他方に濾布を貫通して一方側へと突出した受容部を設け、係止凸部と受容部の結合によって骨格部材及び濾布を所定の積層形態に維持している。
特許第4749319号公報
自動車等の燃料タンクは、走行中の振動や車体骨格の変形、空気抵抗によって変形し、燃料タンクと燃料吸入口の相対位置が変化するため、フィルタ装置と燃料タンクの内壁とが衝突し、衝突音が発生する虞がある。そのため、フィルタ装置を予め弾性変形させた状態で燃料タンクの内壁に接触させ、燃料タンクと燃料吸入口との相対位置が変化してもフィルタ装置が復元力により燃料タンクの内壁に追従し、フィルタ装置と燃料タンクの内壁とが接触が維持されるようにすることが好ましい。しかしながら、濾布及び骨格部材を積層形態にすると、フィルタ装置の可撓性が低下するため、フィルタ装置と燃料タンクの内壁との接触を維持することが困難になる。
本発明は、以上の背景を鑑みてなされたものであって、積層形態をとるフィルタ装置において、燃料タンク内壁との接触を維持することができるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、骨格部材(2)と、前記骨格部材を包み込む袋状に形成された濾布(3)と、前記濾布を貫通し、前記濾布の内部と外部とを連通する接続管(4)とを有し、前記接続管において、燃料タンク(110)内に配置された燃料吸入口(101)に接続されるフィルタ装置(1)であって、前記骨格部材は、第1の方向に沿って延在した第1骨格部(11)と、前記第1骨格部の一端から前記第1の方向と異なる第2の方向に沿って突出した第2骨格部(12)とを有し、前記第1骨格部は、その長手方向における中間部に弾性変形可能な第1可撓部(21)を有し、前記第2骨格部は、前記接続管が結合されると共に、前記接続管と前記第1骨格部との間の部分に弾性変形可能な第2可撓部(31)を有し、前記濾布によって包み込まれた前記骨格部材は、前記濾布と共に前記第1可撓部において折り曲げられることことを特徴とする。
この構成によれば、第1骨格部から突出した第2骨格部を設け、第2骨格部に第2可撓部を設けたため、第1可撓部において第1骨格部を折り曲げても第2可撓部における屈曲が容易である。そのため、フィルタ装置を燃料タンクに挿入する際に濾布が燃料タンクの開口周縁やタンク内壁に当接しても第2可撓部において変形し、濾布及び骨格部材が破損することなく、フィルタ装置を配置することができる。
上記発明において、前記第1の方向と前記第2の方向とは、互いに直交する方向であり、前記第1可撓部は、前記第2の方向に沿った軸線を中心として屈曲可能であり、前記第2可撓部は、前記第1の方向に沿った軸線を中心として屈曲可能であり、前記濾布によって包み込まれた前記骨格部材は、前記第1可撓部において折り曲げられることによって、前記第1骨格部の長手方向における両端部が互いに対向した位置に配置されることが好ましい。
この構成によれば、第2可撓部のおいて屈曲しても第2骨格部が第1骨格部と干渉し難くなり、第2可撓部における屈曲が妨げられない。
上記発明において、前記接続管は、前記第2可撓部が弾性変形し、前記第1骨格部が前記濾布を介して前記燃料タンクの内壁(111)を押圧するように、前記燃料吸入口に接続されることが好ましい。
この構成によれば、燃料タンクが振動及び変形してもフィルタ装置との接触が維持され、フィルタ装置と燃料タンク内壁との衝突音が抑制される。
上記発明において、前記濾布は、前記第1骨格部が前記第1可撓部において折り曲げられた際に、前記接続管と干渉しないように、外縁が切り欠かれていることが好ましい。
この構成によれば、フィルタ装置のコンパクト化が図れる。
上記発明において、前記第1可撓部は、前記第1骨格部の厚み方向に突出した複数のヘアピン形状部(22)を含むことが好ましい。
この構成によれば、第1可撓部における屈曲が容易になる。
以上の構成によれば、積層形態をとるフィルタ装置において、燃料タンク内壁との接触が容易に維持されるようになる。
サクションフィルタの斜視図 サクションフィルタの平面図 骨格部材の斜視図 骨格部材及び濾布の位置関係を示す断面図 拘束部材の斜視図 拘束部材の側面図 図2のVII−VII断面図 サクションフィルタの使用状態を示す断面図
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を、自動車や二輪車等の燃料タンクに使用されるサクションフィルタに適用した例について説明する。
図1及び図2に示すように、サクションフィルタ1は、骨格部材2と、骨格部材2を包み込んで袋状に形成された濾布3と、濾布3を貫通し、濾布の内部と外部とを連通する接続管4と、骨格部材2を含む濾布3を折り畳んだ状態に維持する拘束部材5とを有している。骨格部材2、接続管4及び拘束部材5は、樹脂の成形品であってよい。
図3及び図4に示すように、骨格部材2は、横方向(第1の方向)に延在する外形が略長方形状の第1骨格部11と、第1骨格部11の長手方向における一端から、横方向と直交する縦方向(第2の方向)に突出した第2骨格部12と、第1骨格部11の長手方向における他端から、縦方向に沿って第2骨格部12と同方向に突出した第3骨格部13とを有している。第1骨格部11、第2骨格部12及び第3骨格部13のそれぞれは、横方向及び縦方向に延在する1つの仮想平面に沿うように延在している。第1骨格部11、第2骨格部12及び第3骨格部13は、それぞれ横方向に延在する複数の横桟15及び縦方向に延在する複数の縦桟16を有して格子状に形成されている。換言すると、第1骨格部11、第2骨格部12及び第3骨格部13は、複数の肉抜き部17を有しているといえる。横桟15及び縦桟16厚み方向における一方側には、第1骨格部11、第2骨格部12及び第3骨格部13の厚み方向に突出する複数の突起18が互いに所定の間隔をおいて設けられている。
第1骨格部11は、長手方向(横方向)における中央部に、弾性変形によって屈曲可能な第1可撓部21を有している。第1可撓部21は、横桟15に組み込まれた複数のヘアピン形状部22によって構成されている。複数のヘアピン形状部22は、第1骨格部11の厚み方向における一方側に湾曲しつつ膨らみ出た形状を呈し、縦方向に延びる軸線回りに屈曲し易くなっている。本実施形態では、ヘアピン形状部22は、各横桟15上に複数(5つ)形成され、それぞれの横桟15に上に形成されたヘアピン形状部22は、縦方向において互いに整合する位置に配置されている。第1可撓部21は、複数のヘアピン形状部22を有することによって、縦方向(第2の方向)に延びる軸線回りに屈曲し易くなっている。
第2骨格部12の先端付近には、厚み方向において突起18及びヘアピン形状部22が突出する方向と相反する方向に突出するように、円管状の接続管基部23の一端が結合されている。第2骨格部12の接続管基部23が設けられた部分には、接続管基部23と連通する貫通孔24が形成されており、接続管基部23は両端が開口している。第2骨格部12の接続管基部23が突設された側と相反する側の貫通孔24の周囲には、周方向に間隔をおいて複数の突片25が突設されている。
第2骨格部12は、第1骨格部11に接続した基端部と、接続管基部23が突設された部分との間に、弾性変形によって屈曲可能な第2可撓部31を有している。第2可撓部31は、縦桟16に組み込まれた複数のヘアピン形状部32によって構成されている。複数のヘアピン形状部32は、第2骨格部12の厚み方向における一方側に湾曲しつつ膨らみ出た形状を呈し、横方向に延びる軸線回りに縦桟16を屈曲し易くしている。本実施形態では、ヘアピン形状部22は、各縦桟16上に1つずつ形成され、各ヘアピン形状部32は、縦方向において互いに整合する位置に配置されている。第2可撓部31は、複数のヘアピン形状部32を有することによって、横方向(第1の方向)に延びる軸線回りに屈曲し易くなっている。
第3骨格部13は、突出端における横方向における外端側(第2骨格部12側と相反する側)が切り欠かれた三角形状を呈している。また、第3骨格部13は、縦方向における突出長さが第2骨格部12よりも短くなっており、第3骨格部13の突出端は、縦方向において概ね第2骨格部12の第2可撓部31と対応する位置に配置されている。
濾布3は、例えばポリプロピレン繊維やポリエチレン繊維からなるメッシュ布から構成されている。濾布3は、メッシュ布を各種積層したものであってよく、またメッシュ布間に不織布等を介装したものであってもよい。濾布3は、骨格部材2を挟むように2つ折りに折り重ねられ、重ね合わされた周縁部33が熱接着によって結合され、袋状に形成される。濾布3は、接続管基部23が通過する貫通孔(図示しない)を有している。図8に示すように、濾布3を貫通した接続管基部23の先端部には、一端にフランジ34を有する円管状の接続管先端部35が嵌め付けられ、濾布3の貫通孔の周縁部は第2骨格部12とフランジ34との間に挟み込まれる。袋状に形成された濾布3は、骨格部材2の突起18、突片25及びヘアピン形状部22、32に内側から支持され、濾布3の内面同士が互いに離間して配置される。すなわち、濾布3は、内部空間を有し、膨らんだ形状に維持される。濾布3は、接続管基部23及び接続管先端部35からなる接続管4によって、内部空間が外部に連通される。接続管先端部35の先端部には、燃料ポンプ100の燃料吸入口101と結合するためのコネクタ36が形成されている。
図4に示すように、骨格部材2を包み込んだ濾布3は、平面視において、長方形の1つの角部が三角形状に切り欠かれた形状を呈している。詳細には、濾布3は、第3骨格部13の突出端の外方側が切り欠かれ、第2骨格部12の突出端から第3骨格部13の突出端へと、縦方向に対して略45°の角度をもって延びる傾斜縁37を形成している。
骨格部材2を含む濾布3は、第1可撓部21において縦方向に沿った軸線を中心として接続管4が突出する側へと折り曲げられ、積層される(重ね合わされる)。このとき、濾布3は傾斜縁37を形成するように切り欠かれているため、濾布3と接続管4(接続管先端部35)との干渉が避けられる。骨格部材2を含む濾布3は、拘束部材5によって折り曲げられた状態に維持される。
図5及び図6に示すように、拘束部材5は、折り畳まれた濾布3を外囲する環状のバンド41と、バンド41の内周側に突設され、折り畳まれた濾布間に突入するスペーサ42と、バンド41に突設され、濾布3の側縁に引っ掛かる第1係止爪(係止片)43及び第2係止爪(係止片)44とを有している。
バンド41は、それぞれ縦方向に延在し、互いに離間して配置された一対の側縁部51と、上方に凸となるように湾曲しつつ横方向に延在し、一対の側縁部51間を連結する上周部52と、下方に凸となるように湾曲しつつ横方向に延在し、一対の側縁部51間を連結する下周部53とを有している。一対の側縁部51、上周部52及び下周部53は、それぞれ扁平な板片に形成されている。バンド41は、縦方向に沿った方向から見て、一対の側縁部51、上周部52及び下周部53によって環状を呈している。本実施形態では、上周部52及び下周部53は、それぞれ2つずつ設けられ、それぞれ縦方向に偏倚して配置されている。
スペーサ42は、一方の側縁部51の内面に突設され、横方向に他方の側縁部51の内面側へと延出する上片部56及び下片部57と、上片部56及び下片部57の突出端同士を連結する端部58とを有している。上片部56と下片部57とは、縦方向かつ上下方向に互いに偏倚して配置されている。上片部56及び下片部57の長手方向における適所は、縦方向かつ上下方向に延在する補強壁59によって連結されている。
上周部52及び下周部53の外周面及び内周面には、凸部61、62が形成されている。本実施形態では、凸部61、62は、上周部52及び下周部53を波形に形成することによって形成されている。同様に、上片部56の上面及び下片部57の下面には、凸部63、64が形成されている。本実施形態では、凸部63、64は、上片部56及び下片部57を波形に形成することによって形成されている。
第1係止爪43は、バンド41の内で縦方向において最も端側に配置された上周部52から縦方向に突設されている。第1係止爪43は、縦方向に延びた後、略直角に内方に屈曲し、その後縦方向に再び屈曲して上周部52側に延びている。すなわち、第1係止爪43は、フック形に形成されている。第2係止爪44は、バンド41の内で縦方向において最も端側に配置された下周部53から縦方向に一対突設されている。各第2係止爪44は、下周部53から縦方向において第1係止爪43と相反する側に延びた基部66と、基部66の先端から略45°内方に傾斜して延在する傾斜部67と、傾斜部67の先端から更に略45°内方に傾斜して上下方向に延在する先端部68とを有している。各第2係止爪44の外面には、基部66から傾斜部67にかけて延在する凹部69が形成されている。
図1、図2、図7及び図8に示すように、骨格部材2を含む濾布3は、第1可撓部21において折り曲げられた状態で、拘束部材5のバンド41が形成する環形状の内部に挿入される。これにより、バンド41は、第1可撓部21の復元力に抗して骨格部材2を含む濾布3を折り曲げられた状態に維持する。このとき、スペーサ42は、折り曲げられることによって互いに対向した濾布3間に配置され、濾布3の表面同士の接触を防止している。また、上周部52、下周部53、上片部56及び下片部57は、それぞれ凸部61〜64において濾布3に接触するため、濾布3との接触面積が最小限に低減される。以上のように、スペーサ42によって濾布3の表面同士の接触を避けると共に、凸部61〜64において濾布3に接触するようにしたため、濾布3の濾過に寄与する面積(有効濾過面積)を最大化することができる。
拘束部材5は、第1係止爪43が濾布3の傾斜縁37に係止されると共に、一対の第2係止爪44が先端部68において濾布3の縦方向における一側の周縁部33に係止され、濾布3に対して縦方向に変位不能に配置される。
以上のように構成されたサクションフィルタ1は、図8に示すように、燃料タンク110内において、接続管4が燃料ポンプ100の燃料吸入口101に接続された状態において、拘束部材5の下周部53又は第2係止爪44の外面が燃料タンク110の底面111に当接するように配置される。このとき、骨格部材2は、第2可撓部31において横方向に延在する軸線を中心として角度θを有するように屈曲され、第2可撓部31の復元力によって拘束部材5の下周部53又は第2係止爪44は底面111に圧接されている。すなわち、サクションフィルタ1は、予荷重が加えられ、拘束部材5において底面111に密着している。これにより、車両の走行時の振動や風圧によって燃料タンク110が変形する場合にも、第2可撓部31が復元力によって変形し、サクションフィルタ1は底面111に追従して密着した状態を維持することができる。これにより、サクションフィルタ1の接触、離間の繰り返しによる衝突音(打音)が防止される。
本実施形態では、サクションフィルタ1は、濾布3ではなく、拘束部材5において底面111と接触するため、濾布3の底面111との接触による摩耗がなくなり、濾布3の破れが防止される。また、拘束部材5の下周部53及び第2係止爪44は、凸部62及び凹部69において底面111と接触(摺接)するため、下周部53及び第2係止爪44と底面111との接触面積が減少し、下周部53及び第2係止爪44と底面111との擦れ合いが滑らかになる。
本実施形態に係るサクションフィルタ1は、第1可撓部21において縦方向に沿った軸線を中心として骨格部材2及び濾布3を折り畳むことによって濾布3の濾過に寄与する表面積を広く維持しつつ、サクションフィルタ1全体の体積を小さくすることができ、燃料タンク110内の小さなスペースへの配置が可能になる。また、接続管4が配置された第2骨格部12を骨格部材2及び濾布3を折り畳んだ際に互いに対向する部分(重なり合う部分)から突出させ、第2骨格部12に第2可撓部31を形成したため、第2可撓部31は第1骨格部11の形態に関わらず変形が可能となる。これにより、第2可撓部31は、第1可撓部21において折り畳まれた骨格部材2に十分な可撓性を付与し、サクションフィルタ1と燃料タンク110の底面111とは密着した状態に確実に維持させる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、本実施形態における第1可撓部21及び第2可撓部31の構成は例示であり、様々な公知の構造を適用することができる。例えば、横桟15及び縦桟16の厚みを薄くして可撓性を有するようにしてもよい。
1…サクションフィルタ(フィルタ装置)、2…骨格部材、3…濾布、4…接続管、5…拘束部材、11…第1骨格部、12…第2骨格部、13…第3骨格部、21…第1可撓部、22…ヘアピン形状部、31…第2可撓部、32…ヘアピン形状部、37…傾斜縁、41…バンド、42…スペーサ、43…第1係止爪(係止片)、44…第2係止爪(係止片)、51…側縁部、52…上周部、53…下周部、61〜64…凸部、69…凹部、100…燃料ポンプ、101…燃料吸入口、110…燃料タンク、111…底面

Claims (5)

  1. 骨格部材と、前記骨格部材を包み込む袋状に形成された濾布と、前記濾布を貫通し、前記濾布の内部と外部とを連通する接続管とを有し、前記接続管において、燃料タンク内に配置された燃料吸入口に接続されるフィルタ装置であって、
    前記骨格部材は、第1の方向に沿って延在した第1骨格部と、前記第1骨格部の一端から前記第1の方向と異なる第2の方向に沿って突出した第2骨格部とを有し、
    前記第1骨格部は、その長手方向における中間部に弾性変形可能な第1可撓部を有し、
    前記第2骨格部は、前記接続管が結合されると共に、前記接続管と前記第1骨格部との間の部分に弾性変形可能な第2可撓部を有し、
    前記濾布によって包み込まれた前記骨格部材は、前記濾布と共に前記第1可撓部において折り曲げられることを特徴とするフィルタ装置。
  2. 前記第1の方向と前記第2の方向とは、互いに直交する方向であり、
    前記第1可撓部は、前記第2の方向に沿った軸線を中心として屈曲可能であり、
    前記第2可撓部は、前記第1の方向に沿った軸線を中心として屈曲可能であり、
    前記濾布によって包み込まれた前記骨格部材は、前記第1可撓部において折り曲げられることによって、前記第1骨格部の長手方向における両端部が互いに対向した位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ装置。
  3. 前記接続管は、前記第2可撓部が弾性変形し、前記第1骨格部が前記濾布を介して前記燃料タンクの内壁を押圧するように、前記燃料吸入口に接続されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフィルタ装置。
  4. 前記濾布は、前記第1骨格部が前記第1可撓部において折り曲げられた際に、前記接続管と干渉しないように、外縁が切り欠かれていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つの項に記載のフィルタ装置。
  5. 前記第1可撓部は、前記第1骨格部の厚み方向に突出した複数のヘアピン形状部を含むことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つの項に記載のフィルタ装置。
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