JP2013248076A - 繰出容器 - Google Patents
繰出容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013248076A JP2013248076A JP2012123963A JP2012123963A JP2013248076A JP 2013248076 A JP2013248076 A JP 2013248076A JP 2012123963 A JP2012123963 A JP 2012123963A JP 2012123963 A JP2012123963 A JP 2012123963A JP 2013248076 A JP2013248076 A JP 2013248076A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- operation member
- circumferential direction
- disposed
- rotating cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
【解決手段】繰出容器10は、筒状の操作部材11と、操作部材11内から容器軸O方向に沿った一方側に突出する筒状の容器本体12と、容器本体12内に容器軸O方向に進退可能に配置された保持部材13とを備え、容器本体12には、操作部材11内に配置され、操作部材11との周方向の相対的な回転が規制された基筒部17と、基筒部17に周方向に相対的に回転可能に外装された回転筒部18とが備えられ、保持部材13は、回転筒部18内に配置された本体部26と、基筒部17内に挿入された軸部27とを備え、回転筒部18および本体部26には、回転筒部18と保持部材13との周方向の相対的な回転を規制する係合部が設けられ、基筒部17の内周面および軸部27の外周面のうちのいずれか一方に、螺旋溝28が形成されるとともに、いずれか他方に、螺旋溝28内に配置される突起部29が形成されている。
【選択図】図1
Description
前記繰出容器では、操作部材、および容器本体の回動筒部を各別に把持してこれらを周方向に相対的に回転させると、突起部が縦溝および螺旋溝の双方に沿って移動し、保持部材が容器本体に対して容器軸方向に進退する。
本発明に係る繰出容器は、容器軸方向に延在する筒状の操作部材と、該操作部材内から容器軸方向に沿った一方側に突出する筒状の容器本体と、該容器本体内に容器軸方向に進退可能に配置され、前記容器本体内に収容された内容物を保持する保持部材と、を備える繰出容器であって、前記容器本体には、前記操作部材内に配置され、該操作部材との周方向の相対的な回転が規制された基筒部と、該基筒部に周方向に相対的に回転可能に外装されるとともに、前記操作部材内から前記一方側に突出する回転筒部と、が備えられ、前記保持部材は、前記回転筒部内に配置された本体部と、該本体部から容器軸方向に沿った他方側に突設され、前記基筒部内に挿入された軸部と、を備え、前記回転筒部および前記本体部には、互いに係合することで、前記回転筒部と前記保持部材との周方向の相対的な回転を規制する係合部が設けられ、前記基筒部の内周面および前記軸部の外周面のうちのいずれか一方には、周方向に延在する螺旋溝が形成されるとともに、いずれか他方には、前記螺旋溝内に配置される突起部が形成されていることを特徴とする。
ここで螺旋溝が、容器本体のうち、操作部材に対して容器軸方向にずらされた部分に形成されているのではなく、操作部材内に配置された基筒部、または基筒部内に挿入された保持部材の軸部に形成されているため、螺旋溝に応じて操作部材の設計に制約が生じるのを抑え、例えば操作部材の容器軸方向に沿った大きさを抑えつつ当該繰出容器の外観性を確保すること等が可能になり、当該繰出容器の設計の自由度を高めることができる。
また基筒部が、操作部材内に配置されているので、操作部材を把持することにより、操作部材と基筒部との周方向への相対的な回転を確実に規制することが可能になり、操作部材および回転筒部を周方向に相対的に回転させるときに、操作部材からの回転力を基筒部に効率的に伝達することができる。これにより、突起部を螺旋溝に沿って円滑に移動させることが可能になり、当該繰出容器の操作性を向上させることができる。
図1に示すように、繰出容器10は、容器軸O方向に延在する筒状の操作部材11と、該操作部材11内から容器軸O方向に沿った前方(一方側)に突出する筒状の容器本体12と、該容器本体12内に容器軸O方向に進退可能に配置され、容器本体12内に収容された内容物を保持する保持部材13と、操作部材11に着脱可能に装着され、容器本体12を前方から覆うオーバーキャップ14と、を備えている。保持部材13は、内容物を前方に突出させた状態で保持する。そして保持部材13は、容器軸O方向に進退することで、容器本体12において前方に向けて開口する繰出口12aから内容物を出没させる。
なお前記内容物としては、例えば化粧料(口紅、リップクリームもしくはスティックアイシャドーなど)、薬剤または糊などが棒状に形成されてなる棒状体があげられる。
中具16は、袴部15内に嵌合されるとともに袴部15内から前方に突出している。中具16の前端部には、径方向の内側に向かって突出するフランジ部16aが設けられている。中具16の後端部には、当該中具16が径方向の内側に向けて屈曲されてなる屈曲部16bが配置されている。
立ち上がり筒部20は、後側に位置する外径が大きい大外径部20aと、前側に位置する外径が小さい小外径部20bと、が容器軸O方向に連設されてなる。小外径部20bの外径は、操作部材11の前記フランジ部16aの内径よりも小さくなっている。
リング部材25には、前記環状隙間S内に配置され、回転筒部18の脚部22に径方向の内側から圧接する弾性片(圧接部材)25aが、周方向に複数設けられている。弾性片25aは、リング部材25の前端から前方に向けて突設されており、リング部材25の前端に一体に設けられている。弾性片25aは、脚部22の後端部に径方向の内側から圧接し、径方向の内側に向けて弾性変形させられている。弾性片25aは、脚部22の内周面に摺動可能に圧接している。
本体部26は、容器本体12の回転筒部18内に、容器軸O方向に摺動可能に嵌合されている。本体部26は、有底筒状に形成され、基筒部17の前端面17b上に配置されている。本体部26の底壁部26aには、容器軸Oと同軸に配置され軸部27よりも小径の貫通孔が形成されている。本体部26内には、内容物が容器軸Oと同軸に嵌合される。
図2に示すように、保持部材13は、当該保持部材13の前記底壁部26aが基筒部17の前端面17bに前方から当接することで更なる後退が規制されており、これらの底壁部26aおよび前端面17bが前記後退規制部30を構成している。
また図3に示すように、保持部材13が容器本体12に対して前進端位置に位置するときに、規制部27aが突起部29に後方から当接することで更なる前進が規制されており、これらの規制部27aおよび突起部29が前進規制部31を構成している。
さらに脚部22が、胴部21の前記後端部よりも大径なので、容器軸Oから胴部21の後端部までの径方向の距離と、容器軸Oから脚部22までの径方向の距離と、が互いに異なることとなる。したがって、基筒部17により、胴部21の後端部を径方向の内側から支持しつつ、弾性片25aにより、脚部22を径方向の内側から支持することで、回転筒部18の軸線が基筒部17の軸線に対して傾斜するように基筒部17と回転筒部18とが径方向にがたつくのを確実に抑制することが可能になり、当該繰出容器10の操作性をより一層向上させることができる。
例えば、オーバーキャップ14はなくてもよい。
また前記実施形態では、操作部材11は、別体に形成された袴部15と中具16とを備えるものとしたが、これに限られず、例えば袴部と中具とが一体に形成されていてもよい。
さらに前記実施形態では、脚部22が、胴部21における後端部よりも大径であるものとしたが、これに限られない。例えば、脚部と胴部とが同径である一方、基筒部のうち、胴部よりも後方に位置する部分が、胴部が外嵌された部分よりも小径とされ、基筒部と脚部との間に環状隙間が設けられていてもよい。
さらにまた、リング部材25および弾性片25aはなくてもよい。
さらに、突起部29は前記実施形態に示したものに限られず、例えば、容器本体の内周面に雌ねじが形成され、この雌ねじのねじ山が前記突起部とされてもよい。
さらにまた、前記実施形態では、螺旋溝28が軸部27の外周面に形成され、突起部29が基筒部17の内周面に形成されているものとしたが、これに代えて、例えば螺旋溝が基筒部の内周面に形成され、突起部が軸部の外周面に形成されていてもよい。
11 操作部材
12 容器本体
13 保持部材
17 基筒部
18 回転筒部
21 胴部
22 脚部
23a、23b 係合部
26 本体部
25 リング部材
25a 弾性片(圧接部材)
27 軸部
28 螺旋溝
29 突起部
S 環状隙間
Claims (3)
- 容器軸方向に延在する筒状の操作部材と、
該操作部材内から容器軸方向に沿った一方側に突出する筒状の容器本体と、
該容器本体内に容器軸方向に進退可能に配置され、前記容器本体内に収容された内容物を保持する保持部材と、を備える繰出容器であって、
前記容器本体には、前記操作部材内に配置され、該操作部材との周方向の相対的な回転が規制された基筒部と、該基筒部に周方向に相対的に回転可能に外装されるとともに、前記操作部材内から前記一方側に突出する回転筒部と、が備えられ、
前記保持部材は、前記回転筒部内に配置された本体部と、該本体部から容器軸方向に沿った他方側に突設され、前記基筒部内に挿入された軸部と、を備え、
前記回転筒部および前記本体部には、互いに係合することで、前記回転筒部と前記保持部材との周方向の相対的な回転を規制する係合部が設けられ、
前記基筒部の内周面および前記軸部の外周面のうちのいずれか一方には、周方向に延在する螺旋溝が形成されるとともに、いずれか他方には、前記螺旋溝内に配置される突起部が形成されていることを特徴とする繰出容器。 - 請求項1記載の繰出容器であって、
前記回転筒部には、前記他方側の端部が前記操作部材内に配置されて前記基筒部に回転可能に外嵌された胴部と、該胴部から前記他方側に延在するとともに、前記基筒部との間に環状隙間が設けられた脚部と、が備えられ、
前記基筒部において前記胴部よりも前記他方側に位置する部分には、当該基筒部との周方向の相対的な回転が規制されたリング部材が外嵌され、
該リング部材には、前記環状隙間内に配置されて前記脚部に径方向の内側から圧接する圧接部材が、周方向に複数設けられ、または周方向の全周にわたって設けられていることを特徴とする繰出容器。 - 請求項2記載の繰出容器であって、
前記脚部は、前記胴部における前記他方側の端部よりも大径であることを特徴とする繰出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012123963A JP5933342B2 (ja) | 2012-05-31 | 2012-05-31 | 繰出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012123963A JP5933342B2 (ja) | 2012-05-31 | 2012-05-31 | 繰出容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013248076A true JP2013248076A (ja) | 2013-12-12 |
JP5933342B2 JP5933342B2 (ja) | 2016-06-08 |
Family
ID=49847411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012123963A Active JP5933342B2 (ja) | 2012-05-31 | 2012-05-31 | 繰出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5933342B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020100432A (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-02 | 株式会社トンボ鉛筆 | 繰出容器 |
JP2021119928A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-19 | 株式会社吉野工業所 | 操出容器 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5715310U (ja) * | 1980-06-28 | 1982-01-26 | ||
JPH03123423U (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-16 | ||
JP3016347U (ja) * | 1995-03-29 | 1995-10-03 | 株式会社ヒダン | 口紅容器 |
JPH0810044A (ja) * | 1994-06-30 | 1996-01-16 | Takeuchi Kogyo Kk | 口紅等の収納容器 |
JP2006239277A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Takeuchi Kogyo Kk | 口紅等の収納容器 |
JP2011104084A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Takeuchi Kogyo Kk | 棒状化粧品の収納容器 |
-
2012
- 2012-05-31 JP JP2012123963A patent/JP5933342B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5715310U (ja) * | 1980-06-28 | 1982-01-26 | ||
JPH03123423U (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-16 | ||
JPH0810044A (ja) * | 1994-06-30 | 1996-01-16 | Takeuchi Kogyo Kk | 口紅等の収納容器 |
JP3016347U (ja) * | 1995-03-29 | 1995-10-03 | 株式会社ヒダン | 口紅容器 |
JP2006239277A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Takeuchi Kogyo Kk | 口紅等の収納容器 |
JP2011104084A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Takeuchi Kogyo Kk | 棒状化粧品の収納容器 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020100432A (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-02 | 株式会社トンボ鉛筆 | 繰出容器 |
JP7261445B2 (ja) | 2018-12-25 | 2023-04-20 | 株式会社トンボ鉛筆 | 繰出容器 |
JP2021119928A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-19 | 株式会社吉野工業所 | 操出容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5933342B2 (ja) | 2016-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5545632B2 (ja) | 液状物繰出容器 | |
JP3857963B2 (ja) | 収納容器 | |
CA2551736A1 (en) | Bar-like cosmetic delivering container | |
JP6446232B2 (ja) | 繰出容器 | |
JP5933342B2 (ja) | 繰出容器 | |
JP2017056002A (ja) | 描画装置及び描画方法 | |
JP5452753B1 (ja) | カートリッジ式化粧料容器 | |
JP7450327B2 (ja) | 繰出容器 | |
JP6600489B2 (ja) | 回転繰出容器 | |
JP5545681B2 (ja) | 液状物繰出容器 | |
EP2959794B1 (en) | Liquid substance advancing container | |
JP2016096875A (ja) | 棒状化粧品収納容器 | |
JP6001416B2 (ja) | 繰出し容器 | |
JP2018188182A (ja) | 繰出容器 | |
JP5498303B2 (ja) | 棒状化粧料繰出し容器 | |
JP7210116B2 (ja) | 繰出し容器 | |
JP2021171589A (ja) | 繰出し容器 | |
JPH11276247A (ja) | 棒状化粧料繰出容器 | |
JP2018086167A (ja) | 繰出容器 | |
JP5993767B2 (ja) | 繰出容器 | |
JP7145036B2 (ja) | 棒状芯繰出具 | |
JP7314033B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP5871694B2 (ja) | 繰出容器 | |
JP5496046B2 (ja) | 筆記具 | |
JP5871693B2 (ja) | 繰出容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141201 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150910 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150929 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151119 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160405 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160502 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5933342 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |