JP2013248030A - 医療用粘着シート - Google Patents

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澤 和 幸 高
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Yuko Tago
子 裕 子 田
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【課題】紫外線を吸収ないし遮蔽できるとともに、安全性や粘着特性に優れる医療用粘着シートを提供する。
【解決手段】本発明による医療用粘着シートは、基材シートと、前記基材シートの一方の面に設けられた粘着剤層とを、を備えた医療用粘着シートであって、前記基材シートが、紫外線を吸収ないし遮蔽する材料からなり、前記粘着剤層が、(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単量体および/または二量体と、前記(メタ)アクリル酸アルキルエステルを単量体とする、重量平均分子量が50,000以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体と、(メタ)アクリル酸エステル重合体と、を含んでなる粘着剤組成物に、電子線を照射して、前記(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単量体または二量体と前記(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体と前記(メタ)アクリル酸エステル重合体とを重合させた重合物を含んでなることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療用粘着シートに関し、より詳細には、紫外線を吸収ないし遮蔽できるとともに、安全性や粘着特性に優れる医療用粘着シートに関する。
紫外線が皮膚へダメージを与えることが明らかにされている。近年、皮膚の創傷部が修復される過程において紫外線に曝されると、正常な皮膚への再生が遅延し、色素沈着や瘢痕が残ることなどの研究結果が報告されている。また、創傷部に薬剤を塗布して絆創膏などで保護する際に、薬剤によっては紫外線によって経時的に変質するものが存在するため、薬剤の皮膚への適用時にも紫外線に曝されないような工夫が検討されている。このような背景から、紫外線遮蔽機能を有する絆創膏等の貼付材が開発されている。
また、日光浴等による日焼けの際に、皮膚の任意部分のみ紫外線を遮蔽して皮膚の日焼け度合いを変えることができる、タトゥーシールと呼ばれる粘着シートが知られている。
上記したような紫外線を吸収ないし遮蔽できる貼付剤や粘着シートは、紫外線吸収剤等を含有させたものであるが、皮膚に直接接触する部分である粘着剤に紫外線吸収剤を含有させると、紫外線吸収剤が皮膚に悪影響を及ぼす場合もあるため、通常は、粘着剤を担持するフィルム側に紫外線吸収剤を含有させている。
ところで、絆創膏やサージカルテープなどの医療用粘着テープは、皮膚に直接接触するため、粘着剤も人体に影響のない安全なものを使用する必要があり、粘着剤中に有機溶剤等が含まれない、いわゆる無溶剤型の粘着剤が使用される。
無溶剤型粘着剤は、溶剤を含まない故、樹脂成分(重合体)のみでは塗工性が悪化するため、塗工性を維持するためには、重合体の分子量を小さくするか、あるいは比較的低分子量の重合体成分を含有させる必要がある。
このような無溶剤型粘着剤として、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、ビニルエーテル系粘着剤、シリコーン系粘着剤などが使用されているが、これらの中でも耐候性や酸化劣化に優れる粘着剤として(メタ)アクリル系樹脂を用いたものが使用されている。このようなアクリル系樹脂を主成分とする無溶剤型粘着剤として、例えば、(メタ)アクリル酸アルキルエステル等の単量体と光重合開始剤とを含む組成物に紫外線を照射して、塗工可能な粘度になるように単量体を重合し、基材シート等に塗布した後に、再度、紫外線を照射して重合を完了させる方法が提案されている(例えば、特開平5−117593号公報等)。
また、分子量が5万以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステル樹脂と、当該樹脂を構成する単量体である(メタ)アクリル酸アルキルエステルと光重合開始剤とを含有する粘着剤組成物を、基材シート等に塗布した後、紫外線によって単量体成分を重合させ、その後、粘着剤中の単量体含有量が0.5%程度となるまで加熱乾燥を行うことで粘着剤を製造することが提案されている(例えば、特開2002−241709号公報)。
特開平5−117593号公報 特開2002−241709号公報
しかしながら、上記したような粘着シートは、重合前の粘着剤を基材シート表面に塗布し、紫外線で重合することで製造されるため、基材シート自体が紫外線を吸収ないし遮蔽するものであると重合反応が進行しにくく、粘着特性が問題となる場合があった。
また、上記したような無溶剤型の粘着剤には光重合開始剤が含まれているため、使用時に光重合開始剤が粘着剤から徐々に滲み出す場合もあるため、医療用粘着テープ等のように高い安全性が要求されるような分野においては使用が懸念される場合があった。
本発明者らは、今般、特定の(メタ)アクリル酸アルキルエステル樹脂と、(メタ)アクリル酸樹脂と、(メタ)アクリル酸アルキルエステルとを含む粘着剤組成物に、電子線を照射することにより、光重合開始剤残渣の問題もなく、かつ糊残りが少ない、無溶剤型アクリル系粘着剤を実現できるとの知見を得た。そして、このような粘着剤組成物であれば、紫外線を吸収ないし遮蔽できる基材シートに塗布した場合であっても、重合反応を十分に進行させることができるため、紫外線を吸収ないし遮蔽できるとともに、粘着特性にも優れる医療用粘着シートを実現できることがわかった。本発明はかかる知見によるものである。
したがって、本発明の目的は、紫外線を吸収ないし遮蔽できるとともに、安全性や粘着特性に優れる医療用粘着シートを提供することである。
本発明による医療用粘着シートは、基材シートと、前記基材シートの一方の面に設けられた粘着剤層とを、を備えた医療用粘着シートであって、
前記基材シートが、紫外線を吸収ないし遮蔽する材料からなり、
前記粘着剤層が、
(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単量体および/または二量体と、
前記(メタ)アクリル酸アルキルエステルを単量体とする、重量平均分子量が50,000以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体と、
(メタ)アクリル酸エステル重合体と、
を含んでなる粘着剤組成物に、電子線を照射して、前記(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単量体または二量体と前記(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体と前記(メタ)アクリル酸エステル重合体とを重合させた重合物を含んでなることを特徴とする。
また、本発明の実施態様においては、前記粘着剤組成物が、
前記(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単量体および/または二量体を20〜50質量%と、
前記(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体を、20〜75質量%と、
前記(メタ)アクリル酸エステル重合体を5〜40質量%と、を含んでなる。
また、本発明の実施態様においては、前記粘着剤層中に残存する前記単量体または二量体の含有量が0.5重量%以下である。
また、本発明の実施態様においては、前記(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単量体または二量体と前記(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体と前記(メタ)アクリル酸エステル重合体とを重合させた重合物の重量平均分子量が100,000以上である。
また、本発明の実施態様においては、前記(メタ)アクリル酸エステル重合体の重量平均分子量が20,000以下である。
また、本発明の実施態様においては、前記粘着剤組成物が、架橋剤をさらに含んでなる。
また、本発明の実施態様においては、前記架橋剤がイソシアネート化合物である。
また、本発明の実施態様においては、電子線の照射強度が25〜400kVの範囲であり、吸収線量が10〜1000kGyである。
また、本発明の実施態様においては、前記基材シートが、熱可塑性樹脂と紫外線吸収剤とを含んでなる。
また、本発明の実施態様においては、前記基材シートが、樹脂フィルムと、前記樹脂フィルムの前記粘着剤層が設けられる面とは反対側の面上に設けられた紫外線吸収層とを備えた積層フィルムからなる。
本発明によれば、(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単量体および/または二量体と、前記(メタ)アクリル酸アルキルエステルを単量体とする、重量平均分子量が50,000以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体と、(メタ)アクリル酸エステル重合体と、を含んでなる粘着剤組成物に、電子線を照射して、前記(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単量体および/または二量体と前記(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体と前記(メタ)アクリル酸エステル重合体とを重合させた粘着剤と、紫外線吸収ないし遮蔽できる基材シートとを組み合わせて用いることにより、紫外線を吸収ないし遮蔽できるとともに、安全性や粘着特性に優れる医療用粘着シートを実現することができる。
本発明の一実施態様による医療用粘着シートの断面概略図である。 本発明の他の実施態様による医療用粘着シートの断面概略図である。 本発明の他の実施態様による医療用粘着シートの断面概略図である。
<定義>
本明細書において、「(メタ)アクリル酸」とは、アクリル酸および/またはメタクリル酸を意味し、「(メタ)アクリレート」とは、アクリレートおよび/またはメタクリレートを意味する。また、「電子線」とは、加速された電子束として放射される放射線を意味し、「紫外線」とは、波長が約180〜460nmの電離放射線を意味するものとする。
また、本明細書において、「粘着剤組成物」とは、粘着剤成分を重合する前のものを意味し、「粘着剤」とは、粘着剤組成物に電子線を照射して重合したものを意味するものとする。
<医療用粘着シート>
本発明による医療用粘着シートを図面を参照しながら説明する。本発明による医療用粘着シート1は、図1に示すように、基材シート10と、基材シート10の一方の面に設けられた粘着剤層20とを必須の構成層として備えるものである。医療用粘着シート1を、例えば皮膚の創傷部に、粘着剤層20が接するように貼着させることにより創傷部を保護することができる。この基材シート10は、後記するように、紫外線を吸収ないし遮蔽する材料からなるため、皮膚が紫外線に曝されても、医療用粘着シート1が貼着されている部分は、基材シート10によって紫外線が吸収ないし遮蔽されるため、創傷部を紫外線から保護することができる。以下、本発明による医療用粘着シートを構成する各層について説明する。
<基材シート>
上記したように、基材シート10は、粘着剤層10を担持するとともに、医療用粘着シート1が皮膚等に貼着された場合に、皮膚に紫外線に曝されることを防止するものである。このような基材シートとしては、通常使用されている医療用の粘着シートに使用される樹脂フィルム等を使用できるが、紫外線が吸収ないし遮蔽する機能を付与するため、図1に示すように基材フィルム中に紫外線吸収剤11を含有させる。
樹脂フィルム材料としては、フィルムないしシート状に成形可能な従来公知の熱可塑性樹脂を制限なく使用することができ、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、エチレン酢酸ビニル系樹脂、エラストマー系樹脂、オレフィンと熱可塑性エラストマーとの共重合体等を好適に使用することができる。これらのなかでも、伸縮性に優れ、皮膚等に貼着した場合に皮膚の伸縮に追随できる、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、オレフィンと熱可塑性エラストマーとの共重合体を好ましく使用することができる。
樹脂フィルム中に紫外線吸収剤を含有させるには、上記したような熱可塑性樹脂を用いてフィルムないしシートを成形する際に、紫外線吸収剤を添加することにより、紫外線吸収剤を含有した樹脂フィルムを形成することができる。例えば、熱可塑性樹脂および紫外線吸収剤を、その融点以上の温度に加熱された押出成形機に供給し、Tダイなどのダイよりフィルムないしシート状に押出し、押出されたフィルムないしシート状物を回転している冷却ドラムなどで急冷固化する。溶融押出機としては、一軸押出機、二軸押出機、ベント押出機、タンデム押出機等を目的に応じて使用することができる。基材フィルムの厚みとしては、使用用途に応じて適宜調製すればよく、例えば0.5μm〜数mm程度のものを好適に使用することができる。
紫外線吸収剤としては、無機系の紫外線吸収剤であっても、有機系の紫外線吸収剤であっても特に制限なく使用することができる。無機系の紫外線吸収剤としては、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、マイカ、カオリン、セリサイト等が挙げられる。また、有機系の紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン系、オキシベンゾン系、ベンゾイルメタン系、ブチル-メトキシベンゾイルメタン系、トリアゾール系等のUVA吸収剤や、桂皮酸系、パラメトキシケイ皮酸2エチルヘキシル、パラアミノ安息香酸系、パラジメチルアミノ安息香酸オクチル、カンフル系、メチルベンジデリンカンフル等が挙げられる。なお、有機系紫外線吸収剤は、無機系紫外線吸収剤に比べて、透明性に優れるため、透光性が要求される用途に粘着シートが使用される場合は、有機系紫外線吸収剤を使用することが好ましい。
紫外線吸収剤の樹脂フィルム中への添加量は、基材フィルムの厚みにもよるが、基材フィルム全体の質量に対して0.1〜20質量%であることが好ましい。紫外線吸収剤の添加量が少なすぎると、医療用粘着シートの紫外線を吸収ないし遮蔽する能力が不十分となる場合があり、一方、20質量%を超える量で紫外線吸収剤が含有していても、紫外線吸収ないし遮蔽性能の大幅な向上がみられず、製造コストが増加する。
また、樹脂フィルム中には、紫外線吸収剤の作用効果を阻害しない範囲において各種の添加剤を添加してもよく、例えば、可塑剤、着色防止剤、艶消し剤、消臭剤、難燃剤、耐候剤、帯電防止剤、離型剤、抗酸化剤、着色顔料等を添加することができる。
上記したように、紫外線吸収剤を基材シート中に含有させてもよいが、基材シートとは別の層として紫外線吸収層を設けてもよい。例えば、図2に示すように、樹脂シート12の粘着剤層20が設けられる面とは反対側の面に紫外線吸収層13を設けてもよい。この場合、紫外線吸収層13は、上記した紫外線吸収剤を適当な溶剤またはバインダー樹脂等に溶解ないし分散させた塗布液を、樹脂シート12の面上に塗布することにより形成することができる。粘着シート1の紫外線を吸収ないし遮蔽する能力は、紫外線遮蔽層の厚さ(即ち、塗布液の塗工量)によって調整することができる。
<粘着剤層>
次に、上記した基材シート上に設けられる粘着剤層について説明する。本発明において、粘着剤層は、(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単量体および/または二量体と、前記(メタ)アクリル酸アルキルエステルを単量体とする、重量平均分子量が50,000以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体と、(メタ)アクリル酸エステル重合体と、を必須成分として含む粘着剤組成物に、電子線を照射して、各成分を重合させた重合物からなる。以下、粘着剤組成物を構成する各成分について説明する。
<(メタ)アクリル酸アルキルエステル>
粘着剤組成物中に含まれる(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単量体としては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸ノニル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸ドデシル等を挙げられる。上記した単量体は、上記した1種を単独で用いてもよく、また、2種以上を混合して用いてもよい。また、上記単量体が2つ重合した二量体を用いてもよい。
また、粘着剤組成物中には、(メタ)アクリル酸アルキルエステル以外の単量体や二量体が含まれていてもよい。これら追加の単量体としては、(メタ)アクリル酸アルキルエステルと共重合可能なものであれば特に制限されることなく使用することができる。共重合可能な単量体としては、例えば、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸等の不飽和カルボン酸、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸とポリエチレングリジコール、ポリプロピレングリコールとのモノエステル等のヒドロキシル基含有ビニル単量体、(メタ)アクリル酸グリシジル等のエポキシ基含有ビニル単量体、(メタ)アクリル酸メトキシエチル、(メタ)アクリル酸エトキシエチル、(メタ)アクリル酸プロポキシエチル、(メタ)アクリル酸ブトキシエチル、(メタ)アクリル酸エトキシプロピル等の(メタ)アクリル酸アルコキシアルキル、(メタ)アクリルアミド、メチロール(メタ)アクリルアミド、メトキシエチル(メタ)アクリルアミド等のアミド基含有ビニル単量体、メタクリロキシプロピルメトキシシラン等のケイ素含有ビニル単量体、(メタ)アクリロイルアジリジン等のアジリジン基含有ビニル単量体、(メタ)アクリル酸フェニル、(メタ)アクリル酸ベンジル、スチレン、メチルスチレン等の芳香族ビニル単量体、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸イソボルニル等の脂環式アルコールと(メタ)アクリル酸とのエステル、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリロイル基を2個以上有する単量体、酢酸ビニル、塩化ビニル、マクロモノマー、ジビニルベンゼン等が挙げられる。
上記したような(メタ)アクリル酸アルキルエステル以外の単量体が含まれる場合には、単量体(および/または二量体)の総量に対して(メタ)アクリル酸アルキルエステルが50重量%以上含まれていることが好ましい。
また、(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単量体および/または二量体は、粘着剤組成物の塗布性ならびに粘着特性および糊残り性の観点からは、粘着剤組成物中に20〜50質量%含まれていることが好ましく、より好ましくは30〜40質量%である。
<(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体>
粘着剤組成物中に含まれる(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体は、上記した(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単量体を重合したものであり、重量平均分子量が50000以上である。このような重合体を粘着剤層成分として含有することにより、粘着強度と糊残り性を向上しながら、塗布性を維持することができる。重合体の重量平均分子量は50,000〜200,000の範囲であることが好ましく、より好ましくは、100,000〜150,000の範囲である。重量平均分子量が高くなると、粘着性が向上するものの、粘着剤組成物の粘度が高くなるため、塗布性が悪化する傾向にある。また、この重量平均分子量が50,000未満であると、粘着性や糊残り性が低下するとともに、耐熱性能が著しく低下する。なお、重量平均分子量は、ゲルパーミュエーションクロマトグラフィにより算出される値を意味する。
粘着剤層の常温での粘着特性を維持するためには、ガラス転移温度は20℃以下であることが好ましい。例えば、炭素数2〜14のアクリル酸アルキルエステルを単量体とする重合体を用いることにより、上記したようなガラス転移温度の重合体とすることができる。なお、ガラス転移温度はFoxの式により算出した値を意味する。
上記した(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体は、粘着剤組成物の塗布性ならびに粘着特性および糊残り性の観点からは、粘着剤組成物中に20〜75質量%含まれていることが好ましく、より好ましくは30〜60質量%である。(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体の含有量が少なすぎると、重合時やエージングした際の収縮が起こり、粘着特性が不均一になる場合がある。また、重合体の含有量が多くなると、粘着剤組成物の粘度が上昇して塗布性が悪化する傾向にある。
<(メタ)アクリル酸エステル重合体>
粘着剤組成物中に含まれる(メタ)アクリル酸エステル重合体は、粘着剤層の粘着性を高めるために添加されるものである。(メタ)アクリル酸エステル重合体は、(メタ)アクリル酸エステルの単量体を重合したものであり、このような(メタ)アクリル酸エステルとしては、メタクリル酸アルキルエステルや、脂環式アルコールとメタクリル酸とのエステルを好適に使用することができる。
(メタ)アクリル酸エステル重合体は、粘着性と糊残り性の観点からは、重量平均分子量が20,000以下であることが好ましく、より好ましくは5,000〜15,000の範囲である。
粘着剤層の室温での粘着性とタック性との観点からは、上記した(メタ)アクリル酸エステル重合体は、そのガラス転移温度が20℃以上であることが好ましい。例えば、炭素数1〜14のメタクリル酸アルキルエステルや、炭素数3〜14の脂環式アルコールとメタクリル酸とのエステルを単量体とする重合体を用いることにより、上記したようなガラス転移温度の重合体とすることができる。
上記した(メタ)アクリル酸エステル重合体は、粘着剤組成物の塗布性ならびに粘着特性および糊残り性の観点からは、5〜40質量%含まれていることが好ましく、より好ましくは10〜30質量%である。(メタ)アクリル酸エステル重合体の含有量が少なすぎると、常温での粘着性が悪化する場合があり、(メタ)アクリル酸エステル重合体の含有量が多くなると、比較的低温での粘着性が悪化するとともに、耐熱性が低下する傾向にある。
<その他の成分>
本発明において、粘着剤組成物中には架橋剤が含まれていてもよい。架橋剤を含むことにより、より粘着特性が向上するとともに、糊残り性(即ち、被着体に粘着剤を適用した後に、被着体から粘着剤を除去した場合に、被着体に粘着剤が残らないこと)が向上する。
架橋剤としては、エポキシ化合物、イソシアネート化合物、金属キレート化合物、アミノ樹脂等を挙げることができる。これらの中でも、分子内に2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネート架橋剤を好適に使用することができる。分子内に2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネート架橋剤の例としては、トリレンジイソシアネート(TDI)、クロルフェニレンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナート、テトラメチレンジイソシアナート、イソホロンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、水添されたジフェニルメタンジイソシアネートなどのイソシアネートモノマー及びこれらイソシアネートモノマーをトリメチロールプロパンなどと付加したイソシアネート化合物やイソシアヌレート化物、ビュレット型化合物、さらには公知のポリエーテルポリオールやポリエステルポリオール、アクリルポリオール、ポリブタジエンポリオール、ポリイソプレンポリオールなど付加反応させたウレタンプレポリマー型のイソシアネート等を挙げることができる。
粘着剤組成物中に含まれる架橋剤の含有量としては、上記した(メタ)アクリル酸アルキルエステル、(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体、および(メタ)アクリル酸エステル重合体の総量に対して、0.001〜5質量%であることが好ましい。
また、粘着剤組成物中には、シリカ、チタニア、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム等の無機充填剤、ガラスバルーン、シラスバルーン等の無機中空充填剤、ナイロンビーズ、シリコーン樹脂ビーズ等の有機充填剤、塩化ビニリデンバルーン等の有機中空充填剤、発泡剤、染料、顔料、酸化防止剤、難燃剤等が含有されていてもよい。これらの添加剤は、粘着剤の機能を損なわない程度で添加されてよく、粘着剤が使用される用途にもよるが、粘着剤組成物に対して0.1〜40質量%程度である。また、上記のような添加剤の含有量を調整することにより、剥離強度が0.1N以下のような軽剥離型の粘着剤とすることができる。
<粘着剤組成物>
上記した各成分を別個に調整した後に、各成分を混合してことにより粘着剤組成物とすることができる。また、(メタ)アクリル酸アルキルエステルと、その重合体との混合物を別途調製しておき、その混合物に、上記した残りの成分を添加してもよい。(メタ)アクリル酸アルキルエステルと、その重合体との混合物は、特開平11−49811号公報や特開2000−313704号公報に開示された方法等の公知の方法によって得ることができる。また、(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体や(メタ)アクリル酸エステル重合体は、溶液重合、乳化重合、懸濁重合、塊状重合等の公知の重合方法によって得ることができるが、本発明においては、溶媒や分散媒の除去が不要な塊状重合によって調製したものを用いることが好ましい。また、(メタ)アクリル酸エステル重合体は特開平12−128911号公報に開示された重合方法によっても調製することができる。また、上記した各成分の混合物として、市販されているものを使用してもよく、例えば、綜研化学株式会社のSKダインシロップ(光重合開始剤が含まれていないもの)等を好適に使用することができる。
また、塗布性を考慮して、粘着剤組成物には、水または水性化合物を添加して組成物の粘度を調製することもできる。塗布性を考慮すると、0.1〜50Pa・s、好ましくは1〜30Pa・sの範囲となるように粘着剤組成物を調製する。
次に、上記した粘着剤組成物を電子線照射により重合させて得られる粘着剤層について説明する。
粘着剤層は、上記した粘着剤組成物に、電子線を照射して、(メタ)アクリル酸アルキルエステル、(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体、および(メタ)アクリル酸エステル重合体を重合せることにより得られる。
電子線の照射は、100keV〜400keVのエネルギーで電子線を照射する高エネルギー型電子線照射装置や、100keV以下のエネルギーで電子線を照射する低エネルギー型電子線照射装置のいずれを用いてもよく、また、照射方式も、走査型やカーテン型いずれの方式の照射装置であってもよい。例えばカーテン型電子照射装置(LB1023、株式会社アイ・エレクトロンビーム社製)やライン照射型低エネルギー電子線照射装置(EB−ENGINE、浜松ホトニクス株式会社製)等を好適に使用することができる。
粘着特性と糊残り性の観点からは、重合により得られた重合物(粘着剤層)の重量平均分子量は100,000以上、好ましくは100,000〜1,500,000の範囲であることが好ましい。電子線の照射強度や吸収線量を高くすることにより、重合度を上げることができる。上記のような重合物を得るためには、粘着剤層の厚みにもよるが、電子線の照射強度を25〜400kV、好ましくは50〜200kVの範囲とすることが好ましい。また、吸収線量を50〜1000kGy、好ましくは200〜500kGyの範囲とすることが好ましい。
電子線の照射は、重合を阻害する酸素の影響をできるだけ少なくするために、窒素ガスやアルゴンガス等の不活性雰囲気下で行うことが好ましい。
上記したような照射条件によって電子線を照射することにより、重合物中に含まれる(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単量体および/または二量体の含有量を0.5重量%以下とすることができる。その結果、経時的に粘着剤層からアクリル酸アルキルエステルが滲出することがなくなる。また、粘着剤組成物に光重合開始剤が含まれていないため、経時的に粘着剤層から光重合開始剤が滲出することもない。したがって、本発明による粘着シートは、医療用粘着テープのように高い安全性が要求されるような分野において好適に使用することができる。
また、基材フィルムに粘着剤組成物を塗布した後に、塗布膜に電子線照射を行って粘着剤組成物を重合させてもよい。本発明においては、上記したように、基材フィルムが紫外線を吸収ないし遮蔽するものであるため、従来のように紫外線照射による重合を行うことができない。本発明においては、基材シート側から電子線照射を行っても、接着剤組成物を重合させることができる。接着剤組成物の塗布方法としては、特に限定されるものではなく、例えば、ロールコート、リバースロールコート、トランスファーロールコート、グラビアコート、グラビアリバースコート、コンマコート、ロッドコ−ト、ブレードコート、バーコート、ワイヤーバーコート、ダイコート、リップコート、ディップコートなどが適用できる。
上記のようにして、基材シートとその基材シートの一方の面に設けられた粘着剤層とを備えた医療用粘着テープを製造することができるが、本発明においては、図3に示すように、粘着剤層20の表面を覆うように離型シート30が設けられていてもよい。離型シートとしては、例えば、上記した樹脂フィルムの表面をシリコーン等の離型剤でコーティングしたものや、樹脂フィルム上に、シリコーン樹脂、有機樹脂変性シリコーン樹脂、フッ素樹脂等からなる離型層が設けられているものであってもよく、例えば、セパレート紙、セパレートフィルム、セパ紙、剥離フィルム、剥離紙等の従来公知のものを好適に使用できる。
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1
<粘着剤組成物の調製>
綜研化学株式会社から入手したSKダインシロップの原液100質量部に、イソシアネート系硬化剤(L−75、日本ポリウレタン株式会社製)15質量部を加えて撹拌することにより、粘着剤組成物を調製した。
ポリプロピレン樹脂(グランドポリプロ、グランドポリマー株式会社製)を用いて製膜した厚さ30μmのポリプロピレンフィルムの表面に、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤(D−50、大日精化株式会社製)をグラビアコーターにて塗布量が0.55g/mとなるように塗布し、塗布面に、上記のようにして得られた粘着剤組成物を、コンマコーターにて塗布量が100g/mとなるように塗布し、塗布面にセパフィルム(SP−PET 03BU、東セロ社製)を貼り合わせた。次いで、ポリ塩化ビニルフィルム側から、電子線照射装置(カーテン型電子照射装置(LB1023、株式会社アイ・エレクトロンビーム社製)を用いて、下記の照射条件にて電子線照射を行い、粘着剤組成物を重合させて粘着シートを作製した。
電圧:110kV
吸収線量:450kGy(150kGy×3パス)
実施例2
使用したポリプロピレンフィルムを、低密度ポリエチレン(「ペトロセン339、東ソー株式会社製)を用いて製膜した厚さ30μmのフィルムに代えた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを作製した。
実施例3
使用したポリプロピレンフィルムを、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂(エバテート、住友化学株式会社製)を用いて製膜した厚さ70μmのフィルムに代えた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを作製した。
実施例4
使用したポリプロピレンフィルムを、非晶性ポリオレフィン−ポリプロピレンブレンド樹脂(APAO/CAP、宇部興産株式会社製)を用いて製膜した厚さ30μmのフィルムに代えた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを作製した。
実施例5
粘着剤組成物の塗布量を、100g/mから50g/mに変更し、電子線照射条件を下記のように変更した以外は、実施例1と同様にして粘着剤組成物を重合させて粘着シートを作製した。
電圧:110kV
吸収線量:300kGy(150kGy×2パス)
比較例1
粘着剤組成物として、綜研化学株式会社から入手したSKダインシロップBの原液100質量部に、光重合開始剤(P−2、綜研化学株式会社製)を0.3質量部加えて撹拌したものを用い、電子線照射に代えて、UV露光器(Fusion UV、F600V、LH10ランプ)を用いて下記の照射条件にて紫外線を照射した以外は、実施例1と同様にして粘着剤組成物を重合させて粘着シートを作製した。
ピーク照度:4.5mW/cm
露光量:540mJ/cm(120秒)
<モノマー残量の評価>
得られた粘着シートを、所定量のモノマーによる検量線を作成してガスクロマトグラフィー分析することにより、粘着剤中に含まれるモノマー残量を測定した。測定結果は、下記の表1に示される通りであった。
<分子量の測定>
得られた粘着シートからセパフィルムを剥離し、粘着剤を少量採取して、GPC測定装置により粘着剤の重量平均分子量を測定した。測定結果は、下記の表1に示される通りであった。
<剥離強度の測定>
得られた粘着シートからセパフィルムを剥離し、粘着剤とガラス板とを貼り合わせ、引張試験機(テンシロン万能材料試験機RTC−1310A、ORIENTEC社製)を用いて、JIS Z0237に準拠した剥離試験を行った。得られた剥離強度は、表1に示される通りであった。
Figure 2013248030
1 粘着シート
10 基材シート
11 紫外線吸収剤
12 樹脂シート
13 紫外線吸収層
20 粘着剤層
30 離型層

Claims (10)

  1. 基材シートと、前記基材シートの一方の面に設けられた粘着剤層と、を備えた医療用粘着シートであって、
    前記基材シートが、紫外線を吸収ないし遮蔽する材料からなり、
    前記粘着剤層が、
    (メタ)アクリル酸アルキルエステルの単量体および/または二量体と、
    前記(メタ)アクリル酸アルキルエステルを単量体とする、重量平均分子量が50,000以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体と、
    (メタ)アクリル酸エステル重合体と、
    を含んでなる粘着剤組成物に、電子線を照射して、前記(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単量体または二量体と前記(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体と前記(メタ)アクリル酸エステル重合体とを重合させた重合物を含んでなることを特徴とする、医療用粘着シート。
  2. 前記粘着剤組成物が、
    前記(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単量体および/または二量体を20〜50質量%と、
    前記(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体を、20〜75質量%と、
    前記(メタ)アクリル酸エステル重合体を5〜40質量%と、を含んでなる、請求項1に記載の医療用粘着シート。
  3. 前記粘着剤層中に残存する前記単量体または二量体の含有量が0.5重量%以下である、請求項1または2に記載の医療用粘着シート。
  4. 前記(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単量体または二量体と前記(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体と前記(メタ)アクリル酸エステル重合体とを重合させた重合物の重量平均分子量が100,000以上である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の医療用粘着シート。
  5. 前記(メタ)アクリル酸エステル重合体の重量平均分子量が20,000以下である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の医療用粘着シート。
  6. 前記粘着剤組成物が、架橋剤をさらに含んでなる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の医療用粘着シート。
  7. 前記架橋剤がイソシアネート化合物である、請求項6に記載の医療用粘着シート。
  8. 電子線の照射強度が25〜400kVの範囲であり、吸収線量が10〜1000kGyである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の医療用粘着シート。
  9. 前記基材シートが、熱可塑性樹脂と紫外線吸収剤とを含んでなる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の医療用粘着シート。
  10. 前記基材シートが、樹脂フィルムと、前記樹脂フィルムの前記粘着剤層が設けられる面とは反対側の面上に設けられた紫外線吸収層とを備えた積層フィルムからなる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の医療用粘着シート。
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