JP2013248006A - 遊技場用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者が使い易い遊技場用表示装置を提供する。
【解決手段】遊技者が選択した項目に対応した情報を表示可能であると共に、遊技者が特別操作を実行した場合に特別表示状態に切り換え、その特別表示状態にて表示する項目を遊技者が設定可能とし、特別表示状態では遊技者が表示を望んだ情報を表示するための項目を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技場に設けられている遊技機の情報を表示する遊技場用表示装置に関する。
遊技場には、遊技者の操作に応じて情報を提供する遊技場用表示装置が設置されている。例えば、特許文献1には、遊技者が会員カードを挿入した場合にメニューを表示し、遊技者の操作に応じて遊技機の遊技情報を表示することが記載されている。このように、遊技者が操作可能な遊技場用表示装置を設置することで、望んだ情報を遊技者に開示するというサービスを実行している。
特開2010−22407号公報
しかしながら、遊技場用表示装置の機能は近年多様化しており、メニューとして項目を複数表示した中から遊技者が一の項目を選択した後に、選択した項目に関してさらに詳細な項目が複数表示される。このような遊技場用表示装置の場合、遊技者が望んだ情報を得るまでに多くの操作を行う必要があり、遊技場用表示装置の操作を煩わしいと感じる遊技者や、必要ではない情報が表示されることに対して煩わしいと感じる遊技者が存在する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技者が使い易い遊技場用表示装置を提供することにある。
請求項1に記載した発明は、遊技場に設置された遊技機の遊技情報を少なくとも表示可能であり、遊技者が選択した項目に対応した情報を表示する表示手段と、前記表示手段を視認している遊技者を特定する遊技者特定手段と、前記表示手段を視認している遊技者を前記遊技者特定手段が特定しており、遊技者が特別操作を実行した場合に、遊技者が項目を選択可能な特別表示状態に前記表示手段の表示状態を切り換える切換手段と、前記特別表示状態にて遊技者が選択可能に表示する項目を遊技者が設定可能な項目設定手段と、前記特別表示状態にて遊技者が選択可能に表示した項目を遊技者別に管理する項目管理手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記表示手段は、複数の項目を表示可能であると共に、当該複数の項目のうち予め定められた第1項目を遊技者が選択した場合に前記第1項目に対応した複数の第2項目を表示する通常表示状態において遊技者が特別操作を実行した場合に前記切換手段により前記特別表示状態に切り換えられるものであり、前記項目設定手段は、前記特別表示状態にて複数の前記第2項目のうちいずれの第2項目を選択可能に表示するかを設定するものであることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記第2項目には、前記第1項目を遊技者が選択した場合に表示する複数の通常第2項目と、一の通常第2項目を遊技者が選択した場合に当該一の通常第2項目に対応して表示する特別第2項目とが含まれるものであり、前記表示手段は、前記特別第2項目を遊技者が選択した場合に当該特別第2項目に対応した情報を表示することを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記表示手段は、前記遊技者特定手段が遊技者を特定した場合に、初期表示状態となり、当該初期表示状態において遊技者が所定の操作を行った場合に、前記通常表示状態となるものであり、前記初期表示状態をいずれの項目を操作した状態とするか遊技者が設定可能な初期項目設定手段を備え、前記項目管理手段は、遊技者が設定した前記初期表示状態を遊技者別に管理することを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記遊技者特定手段が遊技者を特定している状態を終了するために遊技者が終了操作を実行する終了操作手段と、遊技者が前記終了操作を実行した場合に表示していた項目を遊技者別に対応付けて記憶する終了項目記憶手段と、を備え、前記初期表示状態に遊技者が設定可能な項目として、前記遊技者特定手段が遊技者を特定した場合に、当該遊技者が前記終了操作を実行した場合に表示していた項目に対応した情報を表示する項目が含まれていることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、遊技者が特別操作を実行した場合に特別表示状態に切り換え、その特別表示状態にて表示する項目を遊技者が設定可能とするので、特別表示状態では、遊技者が表示を望んだ情報を表示するための項目だけが表示される。これにより、遊技者は、情報を確認したい場合に、必要のない項目まで表示されて煩わしく感じることや、確認したい情報を表示させるまでの操作回数が極端に多くなることを抑制できる。したがって、遊技者が使い易い遊技場用表示装置を提供することができる。
請求項2に記載した発明によれば、表示手段は、通常表示状態において複数の項目を表示可能であると共に、当該複数の項目のうち予め定められた第1項目を遊技者が選択した場合に第1項目に対応した複数の第2項目を表示可能であり、特別表示状態では、複数の第2項目のうち遊技者に設定された第2項目を表示する。つまり、特別表示状態では、階層構造となっている項目のうち下位の項目、換言すると、通常であれば表示するために複数回の操作を要する項目が表示される。これにより、所望の項目を表示させるまでの操作回数を低減でき、利便性が向上する。
請求項3に記載した発明によれば、表示手段に表示される第2項目には通常第2項目と特別第2項目とが含まれており、特別第2項目を遊技者が選択した場合には当該特別第2項目に対応した情報が表示されるので、現在表示している画面から当該特別第2項目に対応した情報を即座に表示させることができ、遊技者が所望する情報を表示するまでの操作回数をさらに低減することができる。
請求項4に記載した発明によれば、表示手段は、遊技者を特定した場合に初期表示状態となり、当該初期表示状態において遊技者が所定の操作を行った場合に通常表示状態となる。つまり、表示手段は、遊技者を特定した場合、初期表示状態の設定がなされていれば、通常表示状態の代わりに(通常表示状態となる前に)初期表示状態となる。この初期表示状態は、いずれの項目を操作した状態とするかを遊技者が設定可能であると共に、遊技者が設定した初期表示状態を遊技者別に管理されている。このため、希望する情報を表示可能な状態を初期表示状態に設定しておくことで、遊技者が確認したい情報を即座に表示させることが可能となり、利便性を向上させることができる。
請求項5に記載した発明によれば、初期表示状態に遊技者が設定可能な項目として、当該遊技者が終了操作を実行した場合に表示していた項目に対応した情報を表示する項目が含まれている。例えば、一の遊技者が遊技場用表示装置を操作している場合に、その他の遊技者が遊技場用表示装置を操作したいと考え当該一の遊技者が遊技場用表示装置の操作を終了することを待っている場合、一の遊技者によっては、その他の遊技者が操作を終了してからゆっくりと遊技場用表示装置を操作したいと考えることがある。この場合、一の遊技者は情報を確認している最中にも関わらず終了操作を実行することになるが、終了操作を実行した場合に表示していた項目に対応した情報を表示させるようにしておけば、再度遊技者を特定した場合に最初から操作を実行する必要が無くなる。つまり、遊技者が特定された場合には、当該遊技者が前回終了操作を行った時点の続きから情報の確認を行うことができ、遊技者が使用し易くなる。
本発明の一実施形態による遊技場用表示装置を適用した遊技場用システムの構成を概略的に示す図 表示装置の構成の概略を示す図 表示装置の画面遷移を模式的に示す状態遷移図 表示装置の受付画面の一例を示す図 表示装置のメインメニュー画面の一例を示す図 表示装置の台選びメニュー画面の一例を示す図 表示装置の機種一覧画面の一例を示す図 表示装置のグラフ一覧画面の一例を示す図 表示装置の指定台データ画面の一例を示す図 表示装置の打ちたい台探し画面の一例を示す図 表示装置の打ちたい台探し結果画面の一例を示す図 表示装置のお得情報メニュー画面の一例を示す図 表示装置のお得情報画面(特別情報の報知画面)の一例を示す図その1 表示装置のお得情報画面(特別情報の報知画面)の一例を示す図その2 表示装置のマイメニュー画面の一例を示す図 表示装置のマイメニュー登録画面の一例を示す図
以下、本発明の一実施形態による遊技場用表示装置について、図1から図16を参照しながら説明する。
図1は、遊技場用表示装置を適用した遊技場用システム1の全体構成を概略的に示している。遊技場用システム1が設けられている遊技場内には、複数の遊技機2が設置されており、各遊技機2に対応して各台計数機3が付設されている。これら遊技機2及び各台計数機3は、それぞれ中継装置4に接続している。中継装置4は、LAN5を介して管理装置6に接続しており、遊技機2や各台計数機3等の遊技装置側から出力される各種の遊技信号を管理装置6に送信すると共に、管理装置6から各種の情報を受信して遊技装置側に中継する。管理装置6は、遊技場内の例えば事務所等に設置されており、出力手段としてのモニタ等が接続されている。遊技場内には例えば数百台の遊技機2が設置されており、管理装置6の管理対象となっている。また、遊技場内には、景品交換のための周知のPOS7、及び、本発明における遊技場用表示装置としての表示装置8も設置されており、LAN5を介して例えば管理装置6との間で情報の送受信が可能になっている。
遊技機2は、例えばいわゆるパチンコ遊技機等であり、遊技媒体としての玉(遊技価値。所謂パチンコ玉)を盤面に発射するためのハンドル10、玉を入賞させるための普図入賞口11、始動口12、玉の入賞に応じて表示図柄が変動する表示部13、大当り時に開放する大入賞口14、玉が払い出される上皿15、及び上皿15から溢れた玉を一時的に貯留する下玉受皿16等を備えている。遊技機2は、始動口12への玉の入賞(始動入賞)に応じて所定の当選確率にて大当り抽選を行い、その抽選結果に基づき所謂特別図柄(特図)による図柄変動を表示部13にて実行する。そして、表示部13に停止表示された図柄が大当り図柄の場合に大当りを発生させる。大当たりが発生すると、遊技機2は、対応するラウンド数に応じた回数分だけ大入賞口14を開放する。
このような構成の遊技機2側からは、遊技の進行に伴って、遊技者が使用した玉数を特定可能なアウト信号、遊技機2から払い出された玉数を特定可能なセーフ信号、始動入賞により変動(作動)する液晶表示部(役物)における所謂スタートを特定可能なスタート信号、大当たりの発生即ち特別遊技状態の発生を特定可能な大当たり信号等が出力される。尚、大当たり後に所謂時短状態や確変状態になる遊技機2であれば、時短状態や確変状態を特別遊技状態に含めてもよい。また、遊技機2としては、パチンコ遊技機だけでなく、いわゆるスロットマシン等であっても良い。
各台計数機3は、玉の貸出を受けるための対価(例えば、紙幣)を投入する紙幣投入口30、各種の情報を表示する液晶表示部31、所謂再遊技を行うために遊技者が操作する再遊技釦32、玉を遊技機2に払出す払出ノズル33、ICカード9等の記録媒体を挿入するカード挿入口34、玉を計数する計数部35、下玉受皿16から溢れた玉を一時的に貯留する可動玉受皿36、及び可動玉受皿36から計数部35へ玉を案内する案内腕37等を備えている。各台計数機3は、遊技者によって紙幣投入口30に対価が投入されて貸出釦(図示省略)が操作されると、例えば1玉4円で貸出す場合には125玉等の貸出単位の玉を払出ノズル33から遊技機2に払出す貸出処理を実行する。このとき、各台計数機3は、投入された対価から払出した玉数に対応する対価を減算した残高を記憶しており、遊技者による返却釦(図示省略)の操作に応じて残高を記録したICカード9を発行する。また、各台計数機3は、遊技機2から案内された玉を計数部35にて計数し、遊技者による再遊技釦32の操作に応じて計数したに基づいて遊技者に玉を貸し出す所謂再遊技も実行可能となっている。
管理装置6は、CPU、ROM及びRAM等で構成された制御部、HDD等で構成された記憶部、及び上記した遊技信号等の送受信を行う入出力部等を備えている。管理装置6は、記憶部に記憶されている制御プログラムに従って作動し、入出力部に入力される遊技機2側からの遊技信号に基づいて周知のように各種の遊技情報を管理する。具体的には、管理装置6は、遊技機2側から入力されるアウト信号に基づくアウトの特定、セーフ信号に基づくセーフの特定、スタート信号に基づくスタート回数の特定等を行い、出玉率や稼動率或いは売上額等の遊技情報を、遊技機2毎、遊技機の機種毎或いは遊技場全体等で集計及び管理する。
遊技場用表示装置としての表示装置8は、図2に示すように、制御部40(項目設定手段、切換手段、初期項目設定手段、項目管理手段に相当する)、表示部41(表示手段に相当する)、操作入力部42(項目設定手段、切換手段、初期項目設定手段、終了操作手段に相当する)、記憶部43(終了項目記憶手段に相当する)、通信部44、遊技者特定部45(遊技者特定手段に相当する)等を備えている。
制御部40は、CPU、ROM及びRAM等を有するコンピュータで構成されており、表示装置8の全体を制御する。表示部41は、例えば液晶パネルや有機ELパネル等で構成されており、各種の情報を表示する。操作入力部42は、例えば表示部41の画面に対応して設けられている所謂タッチパネル式のスイッチや、表示部41の周囲等に配置された押しボタン式のスイッチ等で構成されており、遊技者による操作が入力される。記憶部43は、例えばHDDやCFカードのような記憶媒体で構成されており、後述するように遊技者毎の設定等の各種の情報を記憶する。通信部44は、LAN5に接続するインターフェースであり、遊技装置側及び管理装置6から各種の情報を送受信する。
遊技者特定部45は、図示しないカード受付口及び近距離通信部等で構成されており、例えばカード受付口にて所謂会員カードを受け付けると、当該会員カードに対応付けられている遊技者を特定する。また、近距離通信部に遊技者が所有する携帯端末等の端末が近づけられると、その間で通信を行うことにより遊技者を特定する。つまり、遊技者特定部45は、表示部41を視認している遊技者、即ち、表示装置8に対して操作を行っている遊技者を特定する。
次に、上記した構成による作用について説明する。
図3は、表示装置8における表示画面の遷移を示す状態遷移図である。表示装置8は、遊技者を特定していない状態では、例えば表示部41をブラックアウトする等の消費電力モード、或いは、表示部41に所定のメッセージ等を表示するスクリーンセイバーモードで待機している。そして、表示装置8の前に遊技者が来ると図示しない人感センサにより遊技者を検出し、図4に示す受付画面(図3のS1に対応する)を表示する。この受付画面では、表示部41に設けられている第一表示領域50に、遊技場の会員向けの操作釦である会員カード釦52及び携帯釦53、並びに、非会員用の操作釦であるメインメニュー釦54が、それぞれ「会員カードをお持ちの方」、「携帯タッチ機能を使用する方」、「メインメニューへ」等のメッセージと共に表示される。また、表示部41の第二表示領域51に、例えば会員登録を促す等の遊技場からのメッセージがスクロール表示される。
この受付画面において遊技者によりメインメニュー釦54が選択されると、表示装置8は、図5に示すメインメニュー画面(図3のS2に相当する)を表示する。このメインメニュー画面では、第一表示領域50に台選び釦M1、お得情報釦M2、貯玉照会釦M3、インフォメーション釦M4、オンライン釦M5(図5では「Online」と示す)、ポイント照会釦M6、及び携帯登録/変更釦M7等の操作釦が表示され、第二表示領域51にはマイメニュー釦M8(図5では「MyMenu」と示す)、終了釦M9、係員呼出釦M10等の操作釦が表示される。
このように表示部41にメインメニュー画面が表示されている状態が、特許請求に範囲に記載した通常表示状態に相当する。また、メインメニュー画面の第一表示領域50に表示されている各操作釦が、特許請求に範囲に記載した「項目」及び「第1項目」に相当する。尚、図5は会員である遊技者により受付画面において会員カード釦52及び携帯釦53のいずれかが選択された場合(会員がログインした場合。即ち、遊技者が特定されている状態)を想定しており、メインメニュー画面には会員用のサービスである貯玉照会やポイント照会、マイメニュー等の釦が表示され、それらの機能を利用することが可能になっている。
このメインメニュー画面においていずれかの操作釦が選択された場合、表示装置8は、以下のような画面を表示する。
・台選び釦M1:台選びを行うための台選びメニュー画面(後述する図6。図3のS3に相当する)を表示する。この台選びメニュー画面からは、遊技機2の機種の一覧画面(後述する図7。図3のS31に相当する)や指定台データ画面(後述する図9参照。図3のS312に相当する)等へ遷移する。
・お得情報釦M2:遊技者に対するお得情報メニュー画面(後述する図13。図3のS4に相当する)を表示する。このお得情報メニュー画面からは、お得情報画面(後述する図14。図3のS41に相当する)へ遷移する。
・貯玉照会釦M3:貯玉照会メニュー画面(図3のS61に相当する)を表示する。貯玉照会メニュー画面には、図示は省略するが、操作釦としての貯玉表示釦が表示されており、貯玉表示釦が選択されると遊技者の現在の貯玉残高画面(図3のS61に相当する)へ遷移し、その状態で貯玉履歴釦が選択されると、貯玉履歴画面(図3のS611に相当する)へ遷移する。尚、貯玉残高画面や貯玉履歴画面は、貯玉がある場合のみ表示される。
・インフォメーション釦M4:お得情報メニュー画面(図3のS4に相当する)を表示する。このお得情報メニュー画面からは、遊技場から遊技者へ提供するための情報を表示するお客様への案内画面(図3のS51に相当する)やお店のルール画面(図3のS53に相当する)へ遷移する。
・オンライン釦M5:オンラインのサーバにて提供されるサービスを利用するためのOnlineメニュー画面(図3のS8に相当する)を表示する。Onlineメニュー画面からは、図3に示すように、遊技者の遊技の履歴(S811〜S814等)の情報の閲覧画面や、Online会員登録画面(S82)等への遷移が可能。
・ポイント照会:遊技者のポイント照会メニュー画面(図3のS7に相当する)を表示する。会員向けのサービスであり、例えば、来場回数に応じて遊技場から付与された特典としてポイントなどの情報を表示するポイント照会画面(図3のS71に相当する)への遷移が可能。
・携帯登録/変更釦M7:会員カードや携帯端末或いはスマートフォン等の携帯端末との紐付けを行う機能を実行するための携帯変更画面(図3のS9に相当する)を表示する。例えば携帯端末を会員特定部46の近距離通信部に近づけた状態で携帯登録/変更釦M7を選択すると、遊技者と携帯端末との紐付けが行われ、当該携帯端末を表示装置8へのログインに利用することが可能となる。尚、この機能は、遊技場側にて使用/不使用の設定が可能である。
・マイメニュー釦M8:後述するように、個別の遊技者毎に設定されたマイメニュー画面(図15参照。図3のS10に相当する)へ遷移する。マイメニュー釦M8は、会員がログインしたときのみ表示される。
・終了釦M9(終了操作手段):現在の表示を終了し、受付画面に戻る操作(終了操作に相当する)を実行するための操作釦。
・係員呼出釦M10:遊技場の係員を呼び出すための音声呼出を行うための操作釦。
ここで、上記した各操作釦が選択された場合の画面遷移について、幾つかの例を挙げて説明する。
<例1> 台選び
メインメニュー画面で例えば台選び釦M1が遊技者により選択されると(操作されると)、表示装置8は、図6に示すように、表示部41に、台選びメニュー画面を表示する。この台選びメニュー画面には、機種一覧釦M11、台番入力釦M12、打ちたい台探し釦M13、ベスト台釦M14、及び、メインメニューに戻るためのメインメニュー釦M15が表示されている。このうち、機種一覧釦M11、台番入力釦M12、打ちたい台探し釦M13、及びベスト台釦M14の操作釦は、項目、第2項目及び通常第2項目に相当する。つまり、表示装置8は、メインメニュー画面に表示されている台選び釦M1(第1項目)が選択された場合に、当該台選び釦M1に対応する複数の操作釦(第2項目、通常第2項目)を表示する台選びメニュー画面に遷移する。尚、台選びメニュー画面にて表示される操作釦は遊技場側にて変更可能であり、例えば遊技者が会員の場合にだけ表示する、会員以外の場合にも表示する等の設定が可能である。
表示装置8は、台選びメニュー画面にて例えば機種一覧釦M11が選択されると、図7に示す機種一覧画面を表示する。この機種一覧画面には、第一表示領域50に、遊技場内に設置されている遊技機2の機種の一覧をリスト表示する機種リストM16が表示されると共に、表示する遊技機2の種類の一覧である種類リストM17が表示されている。また、第二表示領域51には、新たに台選びメニュー釦M18が表示されている。この台選びメニュー釦M18は、台選び釦M1と同様の機能を有しており、台選びメニュー釦M18が選択されると、上記した図6に示す台選びメニュー画面に遷移する。この、台選びメニュー釦M18が、一の通常第2項目を遊技者が選択した場合に当該一の通常第2項目に対応して表示される特別第2項目に相当する。即ち、本実施形態でいう特別第2項目に対応した情報とは、遊技情報そのものや、遊技情報を表示させるための項目(操作釦等)、あるいは他の情報等をも含むものである。
そして、表示装置8は、リスト表示されている機種のうち、遊技者により例えばCRパチンコAAの機種が選択されると、図8に示すようにグラフ一覧画面を表示する(図3のS311に相当する)。このグラフ一覧画面には、機種名M19、及び機種AAの各遊技機2の遊技情報の概略(例えば、いわゆるスランプグラフや大当たり回数等)を示す概略情報M20が表示されると共に、特別第2項目として、台選びメニュー釦M18、機種一覧釦M21、機種ベスト釦M22、台情報一覧釦M23等が表示される。機種一覧釦M21は、図6に示す機種一覧釦M11と同一の処理を行うための操作釦であり、機種ベスト釦M22は、ベスト台釦M14と同一の処理を行うための操作釦であり、台情報一覧釦M23は、図示は省略するが、例えば前日や前々日等の大当たり回数等、図8とは異なる遊技情報の概略を表示する画面である台情報一覧画面(図3のS313に相当する)を表示させるための操作釦である。
尚、表示する元データである遊技情報は、表示する際に管理装置6にて周知のように管理されている遊技情報を取得することを想定しているが、表示装置8にて独自に遊技情報を集計及び管理する構成としてもよい。
このグラフ一覧画面において台番が選択されると、表示装置8は、図9に示すように、選択された遊技機2の詳細な遊技情報を表示する指定台データ画面を表示する。この指定台データ画面には、図8に示した遊技情報よりも詳細な遊技情報、具体的には、過去の遊技情報の履歴や、当日の出玉数等の詳細情報M24が表示される。また、詳細情報M24の大当り履歴釦M24aが選択されると、図示は省略するが、大当りに関するさらに詳細な遊技情報を示す大当履歴画面(図3のS3121に相当する。特別第2項目)が表示される。
尚、表示する元データである遊技情報は、表示する際に管理装置6にて周知のように管理されている遊技情報を取得することを想定しているが、表示装置8にて独自に遊技情報を集計及び管理する構成としてもよいし、例えば定期的に管理装置6と遊技情報を共有して共有した遊技情報を表示装置8にて管理する構成としてもよい。
また、グラフ一覧画面には、特別第2項目として、新たにグラフ一覧釦M25、遊技台得情報釦M26等が表示される。つまり、第2特別項目は、対応する第1項目によって異なる項目が表示される。グラフ一覧釦M25は、図8に示したグラフ一覧画面を表示するための操作釦であり、遊技台得情報釦M26は、オプション機能として遊技者に情報を報知するための操作釦であり、印字釦M27は、表示中の遊技機2の台番や遊技情報等を印字出力するための釦である。尚、遊技台得情報釦M26を選択した際に表示される情報は、後述する例3にて示すお得情報とは異なる情報である。
<例2> 打ちたい台探し
表示装置8は、図6に示すメインメニュー画面において打ちたい台探し釦M13が選択されると、図11に示すように、打ちたい台探し画面(図3のS33に相当する)を表示する。この打ちたい台探し画面には、検索条件として、例えば対象とするデータの日付(「当日」や「前日」)、遊技機のタイプ(大当り確率や出玉等のスペック。いわゆるMAXタイプ、ミドルタイプ等)、機種名、遊技情報(「大当り回数」や「累計スタート回数」、「最終スタート回数」等)を入力する入力部M30(検索手段)、及び操作釦群M31が設けられており、遊技者が希望する機種や遊技状態の遊技機2の検索が可能となっている。表示装置8は、遊技者により検索条件が入力され、操作釦群M31の検索釦が選択されると、検索条件に一致する或いは近似する遊技機2を検索し、その検索結果を図11に示す打ちたい台探し結果画面のように表示する。
この図11では検索条件に該当する遊技機2の遊技情報の概略である概略情報M32、及び検索結果に対する操作を行うための操作釦群M33が表示される。尚、図11では該当する遊技機2が1台であった際の結果を例示しているが、複数の遊技機2が該当した場合には、複数の遊技機2の遊技情報の概略が一覧表示される。複数の遊技機2が表示されている場合には、いずれかの遊技機2を選択することにより、図9に示す指定台データ画面に遷移する。尚、操作釦群M33のQRコード釦(QRコードは登録商標)が選択されると、当該遊技機2の台番等を示すQRコードが表示され、携帯端末などでそのQRコードを読み取ることで当該遊技機2の情報を取得できる。また、条件変更釦が選択されると、図10に示す打ちたい台探し画面に遷移し、検索条件を変更することができる。
<例3> お得情報
表示装置8は、図6に示すメインメニュー画面においてお得情報釦M2が選択されると、図12(A)に示すお得情報メニュー画面を表示する。このお得情報メニュー画面には、お得情報釦M34及び店長ブログ釦M35が表示されている。尚、これらの操作釦は一例である。遊技者によりお得情釦M34が選択されると、後述するように、遊技者にとってお得なお得情報が表示され、店長ブログ釦M35が選択されると、遊技場の店長のいわゆるブログ画面(図3のS42に相当する)が表示される。
ここで、お得情報について詳細に説明する。表示装置8は、図12(A)に示すお得情報メニュー画面においてお得情釦M34が選択されると、デフォルトの画面として図12(B)に示すお得情報画面を表示する。このお得情報画面では、会員の遊技者に対して各種のお得情報M60が表示されるとともに、操作釦群M29が表示されている。このとき、表示装置8は、遊技者による上記した打ちたい台探しにおいて遊技者が指定した検索条件、又はその検索結果を特定可能な情報である検索履歴情報を記憶しており、その検索履歴情報に応じたさらなるお得情報(特別情報に相当する)を遊技者に報知可能となっている。尚、遊技者に報知するお得情報は、遊技場の管理者により設定されものであり、検索履歴に応じて報知するお得情報の内容を変更することが可能である。
具体的には、表示装置8は、図12(A)に示すお得情報メニュー画面において遊技者がお得情報釦M34を選択した際、遊技者別に記憶している検索履歴情報がお得情報を報知する条件を満たしているかを判定し、条件を満たしているお得情報を報知するために、操作釦群M29に特定の操作釦を表示する。例えば、遊技者が機種Aの遊技機2について5回以上検索している場合、表示装置8は、操作釦群M29にお得情報10釦を表示する。換言すると、機種Aの遊技機2について5回以上検索していない遊技者に対しては、お得情報10釦を表示しない。そして、遊技者により、お得情報10釦が選択されると、図13に示すお得情報(特別情報)を報知する。この図13では、特別情報として、イベント情報が遊技者に対して報知されている。
或いは、検索条件として10回以上ゲーム数(上記した「最終スタート回数」等)で遊技機2を検索した遊技者に対しては、表示装置8は、操作釦群M29にお得情報11釦を表示する。この図14の場合、機種Dについてのお得情報が表示されている。例えば、機種B(ここで、スロットマシンを想定している)は、いわゆる天井が800G、800G以降でボーナスに当選するとARTの突入率が高くなる遊技機2であり、機種Cは、いわゆるゾーンが存在し、天井が1000Gでボーナスが共生的に発生し、0〜99G、200〜299G、400〜499G、600〜699G、800〜899Gではボーナスが発生し易くなる遊技機2であり、機種Dは、天井が1000Gで、1000Gを超えた場合、ボーナス当選までRTが継続する遊技機2であったとする。このように、ゲーム数に応じて特徴が変化する遊技機2(スロットマシン)が存在するため、ゲーム数で遊技機2を検索する遊技者が多い。
そこで、表示装置8は、10回以上ゲーム数で遊技機2を検索した遊技者がお得情報11釦を選択すると、図14に示すように、遊技者が検索した機種Dの遊技機2が天井タイプであり、ボーナス状態が終了してから1000Gが経過するとリプレイタイムに突入する機種であること、そのため、500Gを超えている遊技機2であれば有利になる可能性が高いという情報を表示する(特別情報を遊技者に報知する)。つまり、機種Dの遊技機は、遊技者に有利な特別遊技状態(例えばボーナス状態)後に経過したゲーム数(機種Dの場合1000G)によって、他のゲーム数である場合に比べて有利なことがある特別遊技機であって、新たに遊技場に設置された新規遊技機(設置してから所定期間が経過するまでの遊技機2)である。新規遊技機であるか否かの設定は、遊技場の管理者により行われる。そして、表示装置8は、特別遊技機の遊技情報を表示させた遊技者に対して、上記した特別情報を報知する。
これら特別情報の報知は、表示装置8を利用している遊技者全てに報知される情報ではなく、上記したように、遊技機2を検索した結果、その検索結果に特別遊技機が含まれており、その遊技機2が選択された(遊技情報を表示する操作が行われた)場合にのみ報知される。
このように、表示装置8は、遊技者が指定した検索条件、又は、検索結果を特定可能な検索履歴情報(検索条件や、検索条件に基づいて検索された遊技機2の種類や台番等の情報)に基づいて、遊技者に特別情報を報知する。また、表示装置8は、検索履歴情報に基づいて、表示するお得情報の内容を変更している。
また、表示装置8は、個別の詳細な説明は省略するものの、図3に示すように多数の画面遷移を行うことで遊技者に提供可能な各種の情報を表示し、遊技者が所望する情報を臨機応変に提供可能に構成されている。
さて、表示装置8は、上記したように遊技者の様々な要望に応えて情報を提供することが可能であるものの、所望の情報を表示するまでに複数の操作(画面を遷移させるための操作)が必要となる場合もある。そこで、表示装置8は、以下のようにして操作回数を低減している。
表示装置8は、図5に示す受付画面において会員カード釦52或いは携帯釦53が操作された場合、つまり、遊技者が会員であることを特定した場合、上記したようにメインメニュー画面にマイメニュー釦M8を表示する。そして、このメインメニュー画面(通常表示状態)において、遊技者によりマイメニュー釦M8が選択されると(特別操作が実行されると)、図15に示すように、表示部41内に子画面としてマイメニュー画面M50を表示する。このマイメニュー画面M50が表示されている状態が、特別表示状態に相当する。
マイメニュー画面M50には、機種一覧釦M51、台番入力釦M52、打ちたい台探し釦M53、ベスト台データ釦M54、ポイント照会釦M55、貯玉照会釦M56、マイメニュー登録釦M57、及びキャンセル釦M58等の操作釦が表示されている。これらの操作釦のうち、例えば機種一覧釦M51は、機種一覧釦M11と同一の処理を行うための操作釦であり、遊技者により選択されると、図7に示したように機種一覧画面を表示する。また、台番入力釦M52は、台番入力釦M12と同一の処理を行うための操作釦であり、遊技者により選択されると台番の入力画面(図示省略。図3のS32に相当する)を表示する。即ち、マイメニュー画面M50に表示されている各操作釦は、図3に示す多数の画面のうち、遊技者が所望する情報を得るための画面を1の操作で表示させるための操作釦である。
例えば遊技者が貯玉照会をしたいと考えた場合、通常であれば、図3及び図5に示すようにメインメニュー画面から貯玉照会釦M3を操作して貯玉照会メニュー画面(図3のS6に相当する)を表示させ、さらにメニューから項目を選択することで貯玉照会画面(図3のS61に相当する)を表示させる必要がある。このため、遊技者が例えば指定台データ画面にて遊技機2の遊技情報を見ているときに貯玉を確認したいと考えた場合、一旦メインメニュー画面に戻った後、操作釦を複数回選択してやっと貯玉照会画面を表示させることができる。
これに対して、本実施形態の表示装置8は、上記したようにマイメニュー画面に貯玉照会釦M56を設定しておくことにより、指定台データ画面から貯玉照会画面へ1の操作で切り替えることが可能となり、遊技者が所望する情報を表示させるために要する操作回数を格段に低減することが可能となる。
マイメニュー画面M50の設定は、次のようにして行われる。遊技者がマイメニュー画面M50においてマイメニュー登録釦M57を操作すると、表示装置8は、図16に示すマイメニュー登録画面を表示する。このマイメニュー登録画面には、画面の背景色を設定するテーマ釦群M37、図3の各表示画面を表示するための釦を選択する選択釦群M38、TOP画面(初期表示状態)を設定する設定釦群M39、及びマイメニューの設定操作を行う操作釦群M40が表示されている。
遊技者は、選択釦群M38の中から、マイメニュー画面M50に表示したい所望の釦を選択した後、操作釦群M40の登録する登録釦を操作することにより、マイメニュー画面に設定する釦を登録する。これにより、マイメニュー釦M8が選択されたとき、マイメニュー画面M50には、遊技者が設定した釦が表示されることになる。つまり、表示装置8は、マイメニュー画面M50が表示されている状態(特別表示状態)において、図3等に示す複数の画面にて表示される第2項目のうちいずれの第2項目をマイメニュー画面M50にて選択可能に表示するか、を設定可能としている。この設定は、会員遊技者を特定した状態で行われるものであり、設定された項目は、次回ログインした際にも同じ設定が有効化される。つまり、表示装置8は、マイメニュー画面が表示されている特別表示状態にて遊技者が選択可能に表示した項目を、遊技者別に管理している。尚、操作釦群M40のうち、キャンセル釦は上記したマイメニューの設定中にその設定をキャンセルするための釦であり、閉じる釦は、マイメニュー登録画面を終了するための釦である。
また、設定釦群M39は、ユーザがログインした際に最初に表示されるTOP画面に設定する項目を設定するための釦であり、メインメニュー画面釦、前回終了画面釦、候補台検索画面釦、機種一覧画面釦、ベスト台データ画面釦が表示されている。尚、設定釦群M39として図16に示している釦は一例であり、例えば遊技場の管理者により任意に設定することができる。
例えばTOP画面として機種一覧画面釦を選択した場合、遊技者がログインするとまず図7に示す機種一覧画面が表示される。つまり、TOP画面は、ユーザがログインした際に、メインメニュー画面よりも先に、換言すると、メインメニュー画面の代わりに表示される画面である。そのため、遊技者は、TOP画面として自身が最も所望する情報を表示する画面を設定することにより、即座にその情報を表示させることが可能になる。このTOP画面が表示された状態が、初期表示状態に相当する。このため、TOP画面において遊技者が所定の操作を行うと(例えば、図7の場合ではメインメニュー釦M15が選択されると)、メインメニュー画面が表示されることになる。尚、TOP画面が機種一覧画面の場合には、遊技機2の機種が選択された場合には、上記した図8のようなグラフ一覧画面が表示される。
また、設定釦群M39のうち、前回終了画面釦は、TOP画面として前回の終了時の画面を設定する釦(「遊技者が前記終了操作を実行した場合に表示していた項目に対応した情報を表示する項目」に相当する)である。例えば、遊技者が図8に示すグラフ一覧画面を表示しており、その状態で終了釦M9を操作すると、表示装置8は、グラフ一覧画面の表示を終了して受付画面を表示する。このとき、遊技者は、ログインしている状態(遊技者を特定している状態)からログアウトした状態(遊技者を特定していない状態)となる。この遊技者がログアウトしたときに表示していた画面(この場合、グラフ一覧画面)が、前回の終了時の画面となる。そして、表示装置8は、TOP画面として前回終了画面が選択されている場合には、次回のログイン時にまずグラフ一覧画面、つまり、遊技者が最後に表示させていた画面を表示する。上記したように各設定は遊技者別に記憶されることから、遊技者は、マイメニュー釦M8を操作しなくても、所望する情報の画面を表示させることが可能となる。
以上説明した表示装置8によれば、次のような効果を奏する。
遊技者が選択した項目に対応した情報を表示可能であると共に、遊技者がマイメニュー釦M8を選択(特別操作を実行)した場合にマイメニュー画面M50を表示する特別表示状態に切り換え、そのマイメニュー画面に表示する項目を遊技者が設定可能とするので、マイメニュー画面M50が表示されている特別表示状態では、遊技者が表示を望んだ情報を表示するための項目だけが表示される。これにより、遊技者は、情報を確認したい場合に、必要のない項目まで表示されて煩わしく感じることや、確認したい情報を表示させるまでの操作回数が極端に多くなることを抑制できる。したがって、遊技者が使い易い遊技場用表示装置を提供することができる。
メインメニュー画面を表示する通常表示状態において複数の項目を表示可能であると共に、当該複数の項目のうち予め定められた第1項目(例えば、台選び釦M1等)を遊技者が選択した場合に、当該第1項目に対応した複数の第2項目(例えば、機種一覧釦M11、台番入力釦M12、打ちたい台探し釦M13、ベスト台釦M14等)を表示可能であり、マイメニュー画面M50を表示している特別表示状態では、複数の第2項目のうち遊技者に設定された第2項目(図15では機種一覧釦M51等)を表示する。つまり、マイメニュー画面M50には、図3に示すように階層構造となっている画面にそれぞれ表示される項目のうち下位の画面に表示されている項目、換言すると、通常であれば表示するために複数回の操作を要する項目が表示される。これにより、所望の項目を表示させるまでの操作回数を低減でき、利便性が向上する。
第2項目には通常第2項目(例えば機種一覧釦M11や台番入力釦M12等)と、当該通常第2項目を選択した際に表示される特別第2項目(例えば台選びメニュー釦M18等)とが含まれており、特別第2項目を遊技者が選択した場合には当該特別第2項目に対応した情報(例えば台選びメニュー画面等)が表示されるので、現在表示している画面から当該特別第2項目に対応した情報を即座に表示させることができ、遊技者が所望する情報を表示するまでの操作回数をさらに低減することができる。
遊技者を特定した場合、つまり、会員の遊技者がログインした場合にTOP画面を表示する初期表示状態となるので、希望する情報を表示可能な状態を初期表示状態に設定しておくことで、ログインした直後に遊技者が確認したい情報を即座に表示させることが可能となり、利便性がさらに向上する。
初期表示状態に遊技者が設定可能な項目として、当該遊技者が終了操作を実行した場合に表示していた項目に対応した情報を表示する項目が含まれているので、終了操作を実行した場合に表示していた項目に対応した情報を表示させるようにしておけば、再度遊技者を特定した場合に最初から操作を実行する必要が無くなる。これにより、遊技者が特定された場合には、当該遊技者が前回終了操作を行った時点の続きから、即ち、遊技者が希望した情報を表示していた時点から情報の確認を再開することができ、さらに遊技者にとって使い勝手がよくなる。
表示装置8は検索履歴情報に応じた特別情報を報知するので、検索履歴情報に応じて遊技者に報知する特別情報を異ならせることができる。どのような遊技機2にて遊技を行いたいと考えるかは遊技者によって異なるため、遊技機の検索履歴を特定すれば、遊技者の趣向を良好に特定できる。つまり、検索履歴情報によって、その遊技者が興味を持ちそうな特別情報を報知できる。これにより、遊技者に対して提供する情報を十分に決定することができ、特別情報を報知する効果を得ることができる。
この場合、検索結果として特別遊技機を表示させた遊技者は、その特別遊技機にて遊技を行う可能性が高い遊技者である。そのため、特別遊技機に関する情報を報知することによって、遊技者が興味を持っている可能性が高い遊技機に関する情報、即ち、遊技者が欲している情報を報知することが可能となり、遊技者に提供すべき情報を良好に決定することができる。
また、遊技機2によっては、特別遊技状態が終了してからのゲーム数によっては遊技者に有利となるものがある。また、遊技者によっては遊技機2の検索をゲーム数によって行うことがある。しかし、そのような遊技者であっても新たに遊技場に設置された新規遊技機についてはゲーム性の情報が不足しており、遊技者に有利になるゲーム数を特定できないことがある。そこで、ゲーム数によって検索を行う遊技者に対して、新規遊技機における遊技者に有利となるゲーム数を報知することで、遊技者が知りたいと考えている可能性の高い情報を良好に特定することができる。また、検索履歴に応じて新規遊技機の情報を報知するため、遊技者に対して遊技機の検索の実行つまり遊技場用表示装置の利用を促す効果も期待できる。
遊技者別に記憶している検索履歴情報に基づいて特別情報の内容を変更するので、より適切な情報を遊技者に報知することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した一実施形態にて例示したものに限定されることなく、次のように変形又は拡張することが出来る。
上記した項目や表示する遊技情報の種類は一例であり、一実施形態にて例示したものに限定されない。例えば、マイメニュー画面M50には、図16では選択肢として表示されていないOnlineメニュー画面(図3のS8に相当する)等を設定可能としてもよいし、TOP画面には、図16では選択肢として表示されていないホールMAP画面(図3のS55に相当する)等を設定可能としてもよい。
また、遊技者別に記憶する設定は、表示装置8ではなく、管理装置6や、遊技者の携帯端末或いは会員カード等に記憶する構成としてもよい。また、遊技者の検索履歴も管理装置6や携帯端末或いは会員カード等に記憶してもよい。その場合、次回ログインした際などに、過去の検索履歴にて特別遊技機を検索した遊技者に対して特別報知を行う構成としてもよい。
遊技場用表示装置としての表示装置8を単体で設置するようにしたが、各遊技機2に対応して設けたり、各台計数機3と一体に設け、各台計数機3の液晶表示部31にて同様の表示を行う構成としてもよい。
遊技者の特定を会員カード或いは携帯端末にて行う構成としたが、遊技者特定手段としてカメラを設け、いわゆる顔認証により遊技者を特定する構成としてもよい。また、操作入力部42と協働させ、生年月日や暗証番号等の入力に基づいて遊技者を特定する構成としてもよい。
検索結果に応じたお得情報として図13或いは図14に示すような遊技者に有利な情報を報知する例を示したが、特別報知の種類や内容は一実施形態で例示したものに限定されない。特別情報の報知は、例えばいわゆる新台入れ替えがいつ行われるか等、遊技者が関心を持つと思われる情報を報知すること等が考えられる。
検索結果に特別遊技機が含まれ、且つその特別遊技機の遊技情報を表示した際に特別情報の報知を行うようにしたが、検索結果画面にて特別遊技機を識別可能に報知したりするなど、特別情報を報知する条件やタイミング等は、一実施形態にて例示したものに限定されない。例えば、遊技者がその遊技機2を所定回数以上遊技している場合に特別情報を報知する等、いわゆる常連客に対して特別情報を報知する等が考えられる。また、図9に示す指定台データを表示させたタイミングで、当該遊技機2に対する特別情報が存在する旨を報知したり、特別情報そのものを報知してもよい。尚、遊技機2が遊技者に有利になる条件は特別状態から経過したゲーム数以外にも考えられることや、特別遊技機が必ずしも新規遊技機でないこと等から、例えば遊技機のスペック等に応じて適宜特別情報の種類や報知するタイミングを適宜変更してもよい。
図面中、2は遊技機、8は表示装置(遊技場用表示装置)、40は制御部(項目管理手段、項目設定手段、切換手段、初期項目設定手段)、41は表示部41(表示手段)、42は操作入力部(項目設定手段、切換手段、初期項目設定手段、終了操作手段)、43は記憶部(終了項目記憶手段)、45は遊技者特定部(遊技者特定手段)を示す。

Claims (5)

  1. 遊技場に設置された遊技機の遊技情報を少なくとも表示可能であり、遊技者が選択した項目に対応した情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段を視認している遊技者を特定する遊技者特定手段と、
    前記表示手段を視認している遊技者を前記遊技者特定手段が特定しており、遊技者が特別操作を実行した場合に、遊技者が項目を選択可能な特別表示状態に前記表示手段の表示状態を切り換える切換手段と、
    前記特別表示状態にて遊技者が選択可能に表示する項目を遊技者が設定可能な項目設定手段と、
    前記特別表示状態にて遊技者が選択可能に表示した項目を遊技者別に管理する項目管理手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技場用表示装置。
  2. 前記表示手段は、複数の項目を表示可能であると共に、当該複数の項目のうち予め定められた第1項目を遊技者が選択した場合に前記第1項目に対応した複数の第2項目を表示する通常表示状態において遊技者が特別操作を実行した場合に前記切換手段により前記特別表示状態に切り換えられるものであり、
    前記項目設定手段は、前記特別表示状態にて複数の前記第2項目のうちいずれの第2項目を選択可能に表示するかを設定するものであることを特徴とする請求項1に記載の遊技場用表示装置。
  3. 前記第2項目には、前記第1項目を遊技者が選択した場合に表示する複数の通常第2項目と、一の通常第2項目を遊技者が選択した場合に当該一の通常第2項目に対応して表示する特別第2項目とが含まれるものであり、
    前記表示手段は、前記特別第2項目を遊技者が選択した場合に当該特別第2項目に対応した情報を表示することを特徴とする請求項2に記載の遊技場用表示装置。
  4. 前記表示手段は、前記遊技者特定手段が遊技者を特定した場合に、初期表示状態となり、当該初期表示状態において遊技者が所定の操作を行った場合に、前記通常表示状態となるものであり、
    前記初期表示状態をいずれの項目を操作した状態とするか遊技者が設定可能な初期項目設定手段を備え、
    前記項目管理手段は、遊技者が設定した前記初期表示状態を遊技者別に管理することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の遊技場用表示装置。
  5. 前記遊技者特定手段が遊技者を特定している状態を終了するために遊技者が終了操作を実行する終了操作手段と、
    遊技者が前記終了操作を実行した場合に表示していた項目を遊技者別に対応付けて記憶する終了項目記憶手段と、を備え、
    前記初期表示状態に遊技者が設定可能な項目として、前記遊技者特定手段が遊技者を特定した場合に、当該遊技者が前記終了操作を実行した場合に表示していた項目に対応した情報を表示する項目が含まれていることを特徴とする請求項4に記載の遊技場用表示装置。
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