JP2013245720A - パイプ密封接続構造 - Google Patents

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JP2013245720A JP2012118471A JP2012118471A JP2013245720A JP 2013245720 A JP2013245720 A JP 2013245720A JP 2012118471 A JP2012118471 A JP 2012118471A JP 2012118471 A JP2012118471 A JP 2012118471A JP 2013245720 A JP2013245720 A JP 2013245720A
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Tomohito Inoue
智史 井上
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Abstract

【課題】構成部品の精密な寸法精度を必要としないパイプ密封接続構造を提供する。
【解決手段】被接続パイプPの先端Pが挿入される短筒状の継手本体1と、継手本体1の外端内周部5と、挿入されたパイプPの先端外周面Pとの間を密封する第1シール8と、ラジアル方向から継手本体1とパイプPを貫通して連結した複数個の先端密封形リベット9と、リベット9の外端フランジ部10と、継手本体1の貫通孔11の開口周縁部12との間に介設される第2シール13とを、具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パイプを密封状態に接続した構造に関する。
従来、管継手として多くのものが開発され、提案されてきた。
例えば、テーパ内周面を有する袋ナットと、この袋ナットが螺着される雄ネジ付の継手本体と、挿入されてくる被接続パイプの先端外周面に食い込む爪部を有する引抜阻止リングとを備え、パイプが引抜方向の力を受けると、引抜阻止リングの爪部付薄肉部が、袋ナットのテーパ内周面に絞られるように弾性変形して、爪部がパイプの先端外周面に食い込んで、引抜力を発揮する構成の管継手が公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−270846号公報
上述の特許文献1のような従来の管継手を用いたパイプ密封接続構造は、パイプを挿入するだけで迅速な接続作業ができるという利点がある。しかしながら、以下のような問題点がある。
(i) 精密な寸法の多数の部品を要する点。
(ii) 外径寸法が著しく大きくなる点。
(iii)製作が面倒で製作コストが高い点。
(iv) 配管作業完了時の検査に於て、外部から点検しにくく、作業ミスによる流体の外部漏洩を生ずることがあり得る点。
そこで、本発明に係るパイプ密封接続構造は、被接続パイプの先端が挿入される短筒状の継手本体と;該継手本体の外端内周部と、挿入された上記パイプの先端外周面との間を密封する第1シールと;ラジアル方向から上記継手本体と上記パイプを貫通して連結した複数個の先端密封形リベットと;該リベットの外端フランジ部と、上記継手本体の貫通孔の開口周縁部との間に介設される第2シールとを、具備した構成である。
本発明のパイプ密封接続構造によれば、構成部品の精密な寸法精度は不要である。また、特殊な作業工具は不要である。すなわち、既製のエアー・電動工具を用いて、配管作業を行なうことができる。また、製作が容易で安価に製作することができる。また、継ぎ目の外径寸法が小さく、コンパクトである。また、必要とする強度に対応して、先端密封形リベットの本数を増減させて容易に対応することができる。また、配管作業完了時の検査に於て、外部から容易に点検可能であり、作業ミスを防止することができる。
本発明の第1の実施の形態を示す断面正面図である。 接続方法を示す説明図である。 接続方法を示す説明図である。 接続方法を示す説明図である。 接続方法を示す説明図である。 図1の要部断面側面図である。 第2の実施の形態を示す正面図である。 種々の変形例を示す要部拡大断面正面図である。 密封部材を示す図であって、(A)は正面図であり、(B)は断面側面図であり、(C)は弯曲状態を示す断面底面図である。 第3の実施の形態を示す要部拡大断面図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態を示す。このパイプ密封接続構造は、ステンレス製や銅製等の金属製のパイプPを接続する構造である。被接続パイプPの厚さ寸法Tは、例えば、 0.8mm≦T≦ 2.0mmに設定する。厚さ寸法TがT< 0.8mmの場合、強度不足となる。厚さ寸法Tが 2.0mm<Tの場合、貫通孔11を開けるのに手間と時間がかかる。
被接続パイプPの先端Pが挿入される短筒状の継手本体1を具備する。継手本体1の両外端部2は、バルジ加工(バルジ成形)にて拡径変形され、継手本体1の軸心方向中央部3との間に段差部4が形成されるとともに、継手本体1の外端内周部5に凹周溝(シール溝)6が形成される。継手本体1の外周面20に、平坦面21を有する凹部22が形成される。
継手本体1の外端内周部5と、挿入されたパイプPの先端外周面Pとの間を密封する第1シール8を具備する。具体的には、第1シール8が凹周溝6に嵌合される。第1シール8は、例えばOリングから成る。
ラジアル方向から継手本体1とパイプPを貫通して連結した複数個の先端密封形リベット(ブラインドリベット)9を具備する。リベット9の外端フランジ部10と、継手本体1の貫通孔11の開口周縁部12との間に介設される第2シール13を、具備する。第2シール13は、平ワッシャ形の弾性材(ゴム等)から成る。第2シール13の内面23が、凹部22の平坦面21と密接する。従って、第2シール13によって、貫通孔11からラジアル外方向への漏れを防止して、確実に密封される。
次に、図2〜図6を用いて、第1の実施の形態のパイプPの接続方法を説明する。
まず、図2に示すように、あらかじめ第1シール8を凹周溝6に嵌合させた状態で、継手本体1の両外端部2にパイプPを挿入する。段差部4に当接するまで挿入することにより、適切な挿入深さとすることができる。
次に、図2から図3のように、継手本体1とパイプPにラジアル方向に貫通孔11,Pを、(図示省略した)市販の空気式ドリルや電動ドリルにて形成する。その後、(図3に示すように、)平ワッシャ形の第2シールを挿通し、そのリベット9を矢印Yのように貫通孔11,Pに挿入して、図4の状態とする。ところで、リベット9は、フランジ部10を有する有底円筒型のリベット本体15と、リベット本体15の有底孔部に予め挿入されたピン16とから成り、このピン16は、先端の膨出頭部18と、細径のくびれ部17とを有し、ピン16の膨出頭部18は、予めリベット本体15の有底孔部の奥部に、密に嵌着している。
ところで、図3に示した矢印方向Yへのリベット挿入は、(図示省略した)リベッター作業具にてピン16の外端側を予め掴持しておいて、行うと共に、短秒間後に、図4及び図5までの工程を完了する。
リベット9は、先端密封形リベットであり、シールド型、ブラインド型、防水密閉型とも呼ばれる構造のものを使用する。
ところで、図4の状態となると、上述したリベッター作業工具によって、瞬時に、図5に示す如く、矢印Zにて示すラジアル外方へピン16を引抜く。ピン16の膨出頭部18によって、有底筒状のリベット本体15は、図4から図5のように、内端部19が膨出状に塑性変形を生じ、外端フランジ部10と膨出状の内端部19によって、第2シール13と、継手本体1とパイプ先端Pが、強力に挟着されて一体化する。なお、ピン16はくびれ部17にて破断して、ピン16の大半は除去される。このようにして、膨出状の内端部19及び膨出頭部18は、パイプ内周面Pに強力に圧接状態を保つ。
図6では、貫通孔11,Pが、4個の場合を例示しているが、これは、必要な接続強度に対応して、増減可能である。なお、図6では、軸心方向の同一位置に複数本のリベット9が配設された場合を例示している。また、図1〜図6では、貫通孔11の開口端周囲を平坦面21としたことによって、第2シール13が安定して均等な接触面圧をもって圧接し、密封性が安定して良好に維持できる。
図7は、第2の実施の形態を示す。継手本体1の一端側について見ると、図7の上側と下側に対向する2つのリベット9を軸心方向同一位置に配設するとともに、軸心方向の異なる位置に図7の紙面手前側と奥側に対向する2つのリベット9を配設する(紙面奥側のリベット9は見えない)。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
図8は、リベット本体15の外端フランジ部10、及び、第2シール13等の種々の変形例を示す。図8(A)に於ては、第2シール13をOリングとすると共に、外端フランジ部10を倒立U型に弯曲させて、U字状シール溝40を形成して、Oリングを保持している。
図8(B)に於ては、断面矩形のシール溝26を有する円形平ワッシャ24を、外端フランジ部10と継手本体1の平坦面21との間に介設し、シール溝26内に(Oリングから成る)第2シール13を嵌着している。この図8(B)では、シール溝26の寸法精度が高く、第2シール13の安定した密封性能が得られる。また、外端フランジ部10の外径をコンパクト化できるので、塑性変形によってこの外端フランジ部10を形成することが容易となる。
図8(C)に於ては、円形平ワッシャ24が内面25に凹部27を有し、この凹部27に、円形平板状(ガスケット状)の第2シール13が嵌着されている。外端フランジ部の外径をコンパクト化できるので、外端フランジ部10の形成が容易となり、かつ、ガスケット状第2シール13の外周縁方向へのはみ出しを阻止できて、密封性も安定できる。
図8(D)に於ては、ワッシャ24の孔部28の直径Dが、リベット本体15の円筒部29の外径dより大きく、かつ、ワッシャ24の内面25及び孔部28にわたって第2シール13を焼付けたものである。これによって、第2シール13の密封性が安定して向上できる。
図9・図10は、第3の実施の形態を示す。図8(D)に示したワッシャ24を、図9(C)に示すように(一方向に)弯曲させた形状として、それに第2シール13を焼付けて密封部材30を構成する。図10に示すように、継手本体1の平坦面21を形成していない外周面20に直接圧接させる。その他の構成は、第1の実施の形態と同様とする。
なお、継手本体1にパイプPを挿入する前に、あらかじめ貫通孔11及び貫通孔Pを形成しておいても良い。
本発明は、設計変更可能であって、例えば、図1では継手本体がストレートのものを示したが、継手本体がエルボ型やティー型等のものとするも良い。また、リベット9の数は、(継手本体1の片側について、)2本〜10本の内で増減自由である。
以上のように、本発明は、被接続パイプPの先端Pが挿入される短筒状の継手本体1と、継手本体1の外端内周部5と、挿入されたパイプPの先端外周面Pとの間を密封する第1シール8と、ラジアル方向から継手本体1とパイプPを貫通して連結した複数個の先端密封形リベット9と、リベット9の外端フランジ部10と、継手本体1の貫通孔11の開口周縁部12との間に介設される第2シール13とを、具備したので、構成部品における精密な寸法精度は不要であり、かつ、水や湯等の流体の外部漏洩を簡素な構成にて防止できる。また、特殊な作業工具は不要であって、既製のエアー・電動工具を用いて、配管作業を行なうことができる。また、製作が容易で安価に製作することができる。また、継手の外径寸法が小さく、コンパクトである。また、必要とする強度に対応して、先端密封形リベット9の本数を増減させて容易に対応することができる。また、配管作業完了時の検査に於て、外部から容易に点検可能であり、作業ミスを防止することができる。
1 継手本体
5 外端内周部
8 第1シール
9 (先端密封形)リベット(ブラインドリベット)
10 外端フランジ部
11 貫通孔
12 開口周縁部
13 第2シール
P (被接続)パイプ
先端
先端外周面

Claims (1)

  1. 被接続パイプ(P)の先端(P)が挿入される短筒状の継手本体(1)と、
    該継手本体(1)の外端内周部(5)と、挿入された上記パイプ(P)の先端外周面(P)との間を密封する第1シール(8)と、
    ラジアル方向から上記継手本体(1)と上記パイプ(P)を貫通して連結した複数個の先端密封形リベット(9)と、
    該リベット(9)の外端フランジ部(10)と、上記継手本体(1)の貫通孔(11)の開口周縁部(12)との間に介設される第2シール(13)とを、具備したことを特徴とするパイプ密封接続構造。
JP2012118471A 2012-05-24 2012-05-24 パイプ密封接続構造 Pending JP2013245720A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110260059A (zh) * 2019-06-25 2019-09-20 韩军伟 一种具有耐磨性能以及高使用寿命的多层塑胶管结构

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