JP2013244714A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents

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    • B41J2/2125Ink jet for multi-colour printing characterised by dot size, e.g. combinations of printed dots of different diameter by means of nozzle diameter selection

Abstract

【課題】複数の記録素子列を備えた記録ヘッドを用いて双方向記録を行うインクジェット記録装置において、大液滴の吐出動作に伴って発生する気流が、小液滴の吐出動作に与える影響を極力抑制する記録方法を提供する。
【解決手段】小液滴記録素子列102−Sが最も後方に配置される記録走査において、小液滴記録素子列102−Sの最近傍にある大液滴記録素子列102−L2の吐出周波数が他の大液滴記録素子列の吐出周波数よりも高くなるように、記録データを分配する。また、小液滴記録素子列102−Sが最も先方に配置される記録走査においては、小液滴記録素子列102−Sから最も離れた大液滴記録素子列102−L1の吐出周波数が他の大液滴記録素子列の吐出周波数よりも高くなるように、記録データを分配する。
【選択図】図6

Description

本発明は、シリアル型のインクジェット記録装置の記録方法に関する。特に、同色でサイズの異なるインクを吐出する複数の吐出口列を備えた記録ヘッドを用いた場合の、気流に伴う記録位置ずれを軽減するための記録方法に関する。
近年のシリアル型のインクジェット記録装置では、記録素子の配列密度や駆動周波数を高めたり、同色インクを吐出するための複数の記録素子列を用意したりして、高画質化および高速化を推し進めている。また、キャリッジの往路走査と復路走査の双方で記録を行う双方向記録も、記録速度を向上させるために有効な記録方法である。
特許文献1では、複数のカラーインクを用いて双方向記録を行った場合に、往路と復路で記録媒体へのインクの付与順序が逆転することに伴う色むらを回避するため、同色同サイズの液滴を吐出する記録素子列を主走査方向に対称に配置する構成が開示されている。
また、特許文献2では、小液滴のインクを高周波で吐出した場合に発生する気流に起因する記録位置ずれを抑制するために、特許文献1に開示されているような記録ヘッドを用いながら、個々の記録素子列で記録率分布を調整する方法が開示されている。
特開2001−171119号公報 特開2008−143092号公報
しかしながら、サイズの異なるインクを吐出する複数の記録素子列を備えた記録ヘッドにおいては、大液滴の吐出動作に伴って発生する気流が、大液滴そのものよりも、その近傍で吐出される小液滴やサテライトに与える影響が大きいことがある。そして、このような液滴サイズの異なる他の記録素子列の吐出動作によって発生する気流の弊害については、特許文献2の構成では十分に対応することが出来なかった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものである。よってその目的とするところは、複数の記録素子列を備えた記録ヘッドを用いて双方向記録を行うインクジェット記録装置において、大液滴の吐出動作に伴って発生する気流が、小液滴の吐出動作に与える影響を極力抑制する記録方法を提供することである。
そのために本発明は、記録データに従って記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置であって、大液滴のインクを吐出する複数の記録素子を所定の方向に配列してなる大液滴記録素子列の複数が、前記所定の方向と交差する主走査方向に並列に配置された複数の大液滴記録素子列と、該複数の大液滴記録素子列に対し前記主走査方向に隣接する位置に配置され、小液滴のインクを吐出する複数の記録素子を前記所定の方向に配列してなる小液滴記録素子列と、を備えた記録ヘッドと、前記記録データを前記複数の大液滴記録素子列と前記小液滴記録素子列に分配する分配手段と、該分配手段によって分配された前記記録データに従って、前記複数の大液滴記録素子列と前記小液滴記録素子列からインクを吐出させながら、前記記録ヘッドを前記記録媒体に対し前記主走査方向に移動させる主走査手段と、を備え、前記分配手段は、(i)前記主走査方向において、前記小液滴記録素子列が前記複数の大液滴記録素子列よりも後方に配置される場合は、前記小液滴記録素子列の最近傍にある前記大液滴記録素子列の分配比が他の前記大液滴記録素子列の分配比よりも高くなるように、前記記録データを分配し、(ii)前記主走査方向において、前記小液滴記録素子列が前記複数の大液滴記録素子列よりも先方に配置される場合は、前記小液滴記録素子列から最も離れた位置の前記大液滴記録素子列の分配比が他の前記大液滴記録素子列の分配比よりも高くなるように、前記記録データを分配することを特徴とする。
また、記録データに従って記録媒体に画像を記録するインクジェット記録方法であって、大液滴のインクを吐出する複数の記録素子を所定の方向に配列してなる大液滴記録素子列の複数が、前記所定の方向と交差する主走査方向に並列に配置された複数の大液滴記録素子列と、該複数の大液滴記録素子列に対し前記主走査方向に隣接する位置に配置され、小液滴のインクを吐出する複数の記録素子を前記所定の方向に配列してなる小液滴記録素子列と、を備えた記録ヘッドを用意し、前記記録データを前記複数の大液滴記録素子列と前記小液滴記録素子列に分配する分配工程と、該分配工程によって分配された前記記録データに従って、前記複数の大液滴記録素子列と前記小液滴記録素子列からインクを吐出させながら、前記記録ヘッドを前記記録媒体に対し前記主走査方向に移動させる主走査工程と、を有し、前記分配工程では、(i)前記主走査方向において、前記小液滴記録素子列が前記複数の大液滴記録素子列よりも後方に配置される場合は、前記小液滴記録素子列の最近傍にある前記大液滴記録素子列の分配比が他の前記大液滴記録素子列の分配比よりも高くなるように、前記記録データを分配し、(ii)前記主走査方向において、前記小液滴記録素子列が前記複数の大液滴記録素子列よりも先方に配置される場合は、前記小液滴記録素子列から最も離れた位置の前記大液滴記録素子列の分配比が他の前記大液滴記録素子列の分配比よりも高くなるように、前記記録データを分配することを特徴とする。
本発明によれば、小吐出口列は、互いに隣接した二つの大吐出口列に近い領域に位置する。大吐出口列が作る大きな気流の乱れが小液滴に与える影響は両者のノズル列の位置関係に依存するので、二つの大吐出口列への記録データ割り振り、即ち記録率の重み付けによって、より効果的に気流影響を抑制することができる。
シリアル型のカラーインクジェット記録装置の内部構成を示す斜視図である。 キャリッジに対して複数のインクタンクを装着する様子を示した図である。 記録ヘッドの構成を示す図である。 吐出部における記録素子列のレイアウトを説明する平面図である。 1つの記録素子群の記録素子配列状態を説明する図である。 同色インクのための2つの記録素子群の記録素子配列状態を示す平面図である。 (a)および(b)は、気流の発生状態を説明する模式図である。 (a)および(b)は、気流の発生状態を説明する模式図である。 (a)および(b)は、小液滴の記録位置ずれの程度を示す図である。
図1は、本発明に使用可能なシリアル型のカラーインクジェット記録装置200の内部構成を示す斜視図である。記録装置200は、記録ヘッド112をX方向(主走査方向)へ移動させるための主走査機構204と、記録媒体PをY方向(副走査方向)に搬送させるための副走査機構205とを備えている。
主走査機構204は、キャリッジモータ203を駆動源としてスクリュー軸206を回転させ、この回転に伴ってキャリッジ201をX方向に往復移動させる。この際キャリッジ201はX方向に延在するキャリッジ軸207に案内支持されている。キャリッジ201には異なる色のインクを収容した複数のインクタンク202と、インクタンク202の夫々から供給されたインクを吐出する記録ヘッド112が搭載されている。キャリッジ201がX方向に移動する最中、記録ヘッド112に配列された個々の記録素子は、インクタンク202から供給されたインクを記録データに従って記録媒体Pに向けてZ方向に吐出する。このような記録ヘッド112による記録主走査によって記録媒体Pには1バンド分の画像が記録される。記録ヘッド112の吐出口面と記録媒体Pの距離は所定の値に維持されており、本実施形態では約1mmとする。
1バンド分の記録主走査が完了すると、副走査機構205は搬送モータ208を駆動源として搬送ローラ209を回転し、記録媒体Pを1バンドに対応した距離だけX方向と交差するY方向に搬送する。以上のような記録主走査と搬送動作を交互に繰り返すことにより、記録媒体Pに画像が記録される。
図2は、キャリッジ201に対して複数のインクタンク202を装着する様子を示した図である。本実施形態では、シアン、マゼンタおよびイエローの3色のインクを使用するものとし、これら3色に対応する3つのインクタンク202が、キャリッジ201に対し夫々個別に着脱可能な構成になっている。キャリッジ201において、インクタンク202を装着する側とは反対の側には、記録ヘッド112が取り付けられている。
図3は、記録ヘッド112の構成を示す。記録ヘッド112はキャリッジ201に装着されたインクタンク202から供給されたインクを、記録データに従って吐出部100から吐出する。この際、記録データは、記録ヘッド112の側部に設けられたコンタクト面300を介して記録装置本体の基板から受信される。
図4は、吐出部100における記録素子列のレイアウトを説明する平面図である。本実施形態では、シアンインクを吐出する記録素子群C1、C2、マゼンタインクを吐出する記録素子群M1、M2およびイエローインクを吐出記録素子群Y1、Y2のように、同色インクを吐出する記録素子群が各インク色について2つずつ用意されている。そして、これら記録素子群C1、C2、M1、M2、Y1、Y2は、X方向に対称となる位置に配置され、往路方向の走査であれ復路方向の走査であれ、記録媒体にはC→M→Y→Y→M→Cの順でインクが付与されるようになっている。
図5は、1つの記録素子群の記録素子配列状態を説明する図である。本実施例において、1つの記録素子群には3列の記録素子列がX方向に並列している。ここで、102−L1および102−L2は比較的大きな液滴(大液滴5pl)を吐出する大液滴記録素子列で、記録媒体において直径48μm以下のドットを形成する。一方、102−Sは比較的小さな液滴(小液滴2pl)を吐出する小液滴記録素子列であり、記録媒体において直径36μm以下のドットを形成する。いずれの記録素子列においても、記録データに応じてインクを滴として吐出する記録素子101がY方向に600dpiのピッチ、すなわちT≒42μmの間隔で配列している。
本実施形態において、大液滴記録素子列の吐出口の直径は約16μmであり、小液滴記録素子列の吐出口の直径は約10μmとする。また、2つの大液滴記録素子列102−L1および102−L2は、Y方向に半ピッチ分(=T/2)だけシフトしており、更に小液滴記録素子列102−Lは、これら2つの大液滴記録素子列に対して1/4ピッチ分(=T/4)だけY方向にシフトしている。なお、これら3つの記録素子列102−L1、102−L2および102−Sにおいて隣接する2つの記録素子列のX方向の距離は0.21mmとする。
これら3列の記録素子列の背後には、これらに記録素子列に共通してインクを供給するための共通液室110が配備されている。
図6は、記録部100における同色インクのための2つの記録素子群の記録素子配列状態を示す平面図である。ここでは、例としてシアンインクを吐出する2つの記録素子群C1およびC2について説明する。
2つの記録素子群C1およびC2は、図4を参照するに記録部100において離れた位置に配置され、異なる共通液室からインクが供給されている。すなわち、記録素子群C1に含まれる3つの記録素子列は同一の共通液室110−1からシアンインクが供給され、記録素子群C2に含まれる3つの記録素子列は同一の共通液室110−2からシアンインクが供給される。
ここで、2つの記録素子群C1およびC2においては、個々の記録素子列102−L1、102−L2および102−Sが、X方向に反転した関係になるような順番に配置されている。すなわち、X方向において左右対称となるように、最も外側から、大液滴記録素子列102−L1、大液滴記録素子列102−L2、小液滴記録素子列102−Sの順番に記録素子列が配置されている。ここで、いずれの記録素子群においても、大液滴記録素子列102−L2は大液滴記録素子列102−L1よりもY方向に半ピッチだけシフトしており、大液滴記録素子列102−L1同士、および大液滴記録素子列102−L2同士のY方向における位置は等しい。しかし、最も内側にある小液滴記録素子列102−Sについては、記録素子群C1と記録素子群C2とでY方向における位置は異なっており、これらはY方向において互いに半ピッチ(T/2)だけずれている。
以上のような構成の記録ヘッドをX方向に移動しながら吐出動作を行うと、小液滴については、600dpiで配列する2つの記録素子列により、Y方向に1200dpiの記録密度でドットを記録することが可能である。一方、大液滴については、小液滴と同様に1200dpiの記録を可能としながらも、同位置にある2つの記録素子列によって、ドットの記録を交互に行うことが出来る。よって、大液滴記録素子列のみを使用する場合には、個々の記録素子の駆動周波数を上げることなくキャリッジを高速に移動させて、高速な画像出力を行うことが出来る。
以上図6を用いて説明した同色インクのための2つの記録素子群の構成は、他のインクの組み合わせ、すなわちマゼンタインクを吐出する記録素子群M1、M2およびイエローインクを吐出する記録素子群Y1、Y2についても同様である。
ところで、本実施形態のインクジェット記録装置では、予め複数の記録モードを用意し、ユーザや画像の種類によってこれら記録モードを切り替え可能とする。例えば、高画質モードが選択された場合は、個々の記録素子群における全ての記録素子列102−L1、102−L2および102−Sを用い、通常の駆動周波数のもと双方向記録で画像を記録する。一方、高速モードが選択された場合は、個々の記録素子群における大液滴記録素子列102−L1および102−L2のみを用い、通常の2倍の駆動周波数および2倍のキャリッジ速度のもと双方向記録で画像を記録する。このとき、同位置にある2つの記録素子列では、X方向に配列する画素を交互に記録することにより、事実上の駆動周波数を通常の駆動周波数に抑えることが出来る。
図7(a)および(b)は、図6に示した2つの記録素子群のうち、左側の記録素子群における気流の発生状態を説明する模式図である。図7(a)および(b)のいずれも、キャリッジ201を−X方向(左方向)に移動させながら記録を行った場合の気流の発生状態を平面図および断面図で示している。ここで、図7(a)では大液滴記録素子列102−L1の実質的な吐出周波数を大液滴記録素子列102−L2よりも高くした場合を示している。また、図7(b)では大液滴記録素子列102−L1の実質的な吐出周波数を大液滴記録素子列102−L2よりも低くした場合を示している。
左側の記録素子群C1において、記録素子列は左から順に大液滴記録素子列102−L1、大液滴記録素子列102−L2および小液滴記録素子列102−Sに配列している。よって、キャリッジ201を−X方向に移動した場合、記録ヘッドの吐出口面104と記録媒体Pの間には+X方向の気流301が流入し、大液滴記録素子列102−L1、大液滴記録素子列102−L2、小液滴記録素子列102−Sの順に通過する。
この際、大液滴記録素子列102−L1あるいは102−L2の何れかが比較的高周波数でインクを吐出している場合、当該吐出口列から記録媒体Pに向けてZ方向の気流壁302が発生し、+X方向に進入しようとする気流301を遮断する。これにより、記録素子列の移動方向(−X方向)には、気流壁302によって跳ね返された気流301の一部によって渦流303が発生する。また、気流301の中でも気流壁302よりもY方向の外側に位置する気流は、気流壁302の両端部を回りこみ迂回流304を生成する。
この時、大液滴記録素子列102−L1および102−L2よりも進行方向後方にある小液滴記録素子列102−Sの位置は、渦流303からは離れておりその影響は受け難い。しかし、回りこんで流入する迂回流304の影響は受け易く、記録媒体Pにおける小液滴の記録位置は不安定になる。
但し、本発明者らの鋭意検討によれば、このような迂回流304の影響も、気流壁302からのX方向の距離によって、その程度が異なることが確認された。例えば、図7(a)のように高い周波数で吐出しているのが大液滴記録素子列102−L1であるとき、気流壁302と小液滴記録素子列102−SのX方向の距離は0.21mm×2=0.42mmとなる。この場合、小液滴記録素子列102−Sが迂回流304の経路に位置してしまい、小液滴記録素子列から吐出される小液滴の進行方向は、迂回流304によって大きな影響を受ける。しかしながら、図7(b)のように高周波数で吐出しているのが大液滴記録素子列102−L2であるとき、気流壁302と小液滴記録素子列102−SのX方向の距離は0.21mmとなる。この場合、小液滴記録素子列102−Sは迂回流304の経路よりも内側に位置し、小液滴記録素子列から吐出される小液滴の進行方向は、迂回流304によって然程大きな影響は受けない。
以上のことを踏まえ、本実施形態では、小液滴記録素子列が記録素子群の中で最も後方に位置されるような記録走査において、この小液滴記録素子列の最近傍にある大液滴記録素子列の吐出周波数を、他の大液滴記録素子列の吐出周波数よりも高く設定する。
一方、図8(a)および(b)は、図6に示した2つの記録素子群のうち、右の記録素子群における気流の発生状態を説明する模式図である。図7(a)および(b)と同様、キャリッジ201を矢印の方向(−X方向)に移動させながら記録を行った場合の気流の発生状態を平面図および断面図で示している。ここで、図8(a)では大液滴記録素子列102−L1の記録密度を大液滴記録素子列102−L2よりも高くした場合を、図8(b)では大液滴記録素子列102−L1の記録密度を大液滴記録素子列102−L2よりも低くした場合を、夫々示している。
右側の記録素子群C2において、記録素子列は右から順に大液滴記録素子列102−L1、大液滴記録素子列102−L2および小液滴記録素子列102−Sとなっている。よって、キャリッジ201を−X方向に移動した場合、記録ヘッドの吐出口面104と記録媒体Pの間には+X方向の気流301が流入し、小液滴記録素子列102−S、大液滴記録素子列102−L2、大液滴記録素子列102−L1の順に通過する。
この際、大液滴記録素子列102−L1および102−L2よりも進行方向前方にある小液滴記録素子列102−Sの位置は、大液滴記録素子列102−L1および102−L2よりも後方に発生する迂回流304の影響は受け難い。しかし、大液滴記録素子列102−L1あるいは102−L2の前方で発生する渦流303の影響は受けやすい。
但し、本発明者らの鋭意検討によれば、渦流303の経路は、記録ヘッドの吐出口面104、気流壁302、および記録媒体Pに沿うように規定され、渦流303の外周はこれらの位置が変化しない限りほぼ一定であることが確認された。例えば記録ヘッドの移動速度や、吐出周波数、液滴サイズ等が変化しても、渦の流速が変化するのみであり、その軌跡は変化しないのである。よって、上記渦流303の影響も、気流壁302からのX方向の距離によって、その程度が異なることが想定できる。
例えば、図8(a)のように高周波数で吐出しているのが大液滴記録素子列102−L1であるとき、気流壁302と小液滴記録素子列102−SのX方向の距離は比較的大きく、0.21mm×2=0.42mmとなる。その結果、小液滴記録素子列から吐出される小液滴の進行領域は、渦流303によって然程大きな影響を受けない。しかしながら、図8(b)のように高周波数で吐出しているのが大液滴記録素子列102−L2であるとき、気流壁302と小液滴記録素子列102−SのX方向の距離は比較的小さく、0.21mmとなる。この場合、小液滴記録素子列から吐出される小液滴の進行方向は、迂回流304によってより大きな影響を受け、具体的には大液滴記録素子列側に偏向されてしまう。
以上のことを踏まえ、本実施形態では、小液滴記録素子列が記録素子群の中で最も先方に位置されるような記録走査において、この小液滴記録素子列から最も離れた位置にある大液滴記録素子列の記録密度を、他の大液滴記録素子列の記録密度よりも高く設定する。
図9(a)および(b)は、記録素子列間のX方向の距離と、大液滴記録素子列102−L1および102−L2に対する記録データの分配比に対する、小液滴記録素子列102−Sから吐出された小液滴の記録位置ずれの程度を示した図である。図9(a)は、図7(a)および(b)のように、小液滴記録素子列が記録素子群の中で最も後方に位置される場合、同図(b)は、図8(a)および(b)のように、小液滴記録素子列が記録素子群の中で最も前方に位置されるような場合を夫々示している。
具体的な記録条件を説明すると、駆動周波数を15KHz、キャリッジの走査速度を15kHz/600dpi=25IPS(Inch/Sec)として、600dpiの記録密度の画像を2パスのマルチパス記録で記録した。ここで、ヘッドの駆動周波数とは、1つの記録素子列が上記キャリッジ速度において全ての画素に記録した場合の駆動周波数を示し、個々の記録素子における事実上の駆動周波数ではない。個々の記録素子における事実上の駆動周波数は、2パスのマルチパス記録を行うことで半減され、大液滴記録素子列については2列の記録素子列102−L1および102−L2に記録データが分配されていることから、更に低減されている。
両図において、記録データの分配比は、記録素子列102−L1および102−L2に均等(4:4)に分配したRef.と、分配比(3:5)および(5:3)に設定した場合ついて示している。分配比とは、記録(1)、非記録(0)を表す記録データのうち、記録(1)を示すデータを記録素子列102−L1および102−L2に分配する比を示し、実質的な吐出周波数の比に相当する。また、個々の記録素子列間の距離についても、0.21mm、0.42mm、0.64mmの3段階に振った夫々の場合について示している。画像評価については、Ref.における小液滴の記録位置ずれの程度を△とし、これよりも記録位置ずれが小さい場合を○、大きい場合を×としている。
ここでまず、記録素子列間の距離が上記実施形態のように0.21mmである場合について説明する。この場合、小液滴記録素子列が後方に配置されるときは、図9(a)を参照するに、小液滴記録素子列直前に位置する大液滴記録素子列102−L2の分配比を大液滴記録素子列102−L1よりも高く設定した場合(A)が、最も記録位置ずれが少ない。この結果は、図7(a)および(b)で説明した結果と一致する。また、小液滴記録素子列が前方に配置されるときは、図9(b)を参照するに、小液滴記録素子列の直後に位置する大液滴記録素子列102−L2の分配比を大液滴記録素子列102−L1よりも低く設定した場合(A)が、最も記録位置ずれが少ない。この結果は、図8(a)および(b)で説明した結果と一致する。
一方、記録素子列間の距離が0.64mm程度まで大きくなると、小液滴記録素子列が後方に配置されるときは、図9(a)を参照するに、大液滴記録素子列102−L1および102−L2の分配率に関わらず、記録位置ずれの程度はほぼ一定である。すなわち、分配率の配分によって記録位置ずれを良化することはできない。また、小液滴記録素子列が前方に配置されるときは、図9(b)を参照するに、記録素子列間の距離が0.21mmの場合とは逆の結果になっている。すなわち大液滴記録素子列102−L2の分配率を大液滴記録素子列102−L1よりも高く設定した場合(B)が良好になっている。
このように、発生する気流の大きさやこの気流が小液滴記録素子列の吐出動作に与える影響は、複数の大液滴記録素子列それぞれに対する記録データの分配比および各記録素子列間の距離によって変わる。近年のように、記録ヘッドのコンパクト化や記録素子列の多数化が進む中、個々の記録素子列の距離はなるべく小さくすることが望まれ、0.4mm以下であることが好ましい。
本実施形態では、このよう状況を踏まえ、上述したインクジェット記録装置を用いて記録を行う場合において、以下に示すような記録方法を採用する。すなわち、(i)小液滴記録素子列が記録素子群の中で最も後方に配置される記録走査においては、小液滴記録素子列の最近傍にある大液滴記録素子列の実質的な吐出周波数が他の大液滴記録素子列の吐出周波数よりも高くなるように、記録データを分配する。また、(ii)小液滴記録素子列が記録素子群の中で最も先方に配置される記録走査においては、小液滴記録素子列から最も離れた位置の大液滴記録素子列の実質的な吐出周波数が他の大液滴記録素子列の吐出周波数よりも高くなるように、記録データを分配する。そして、双方向記録を行う場合、1つの記録素子群における各記録素子列の配列順序は、キャリッジの進行方向の反転に伴って逆転するので、上記記録データの分配比も、キャリッジの進行方向に応じて走査ごとに切り替えるのである。
以上説明した記録方法を採用することにより、大小液滴用の複数の記録素子列を備えた記録ヘッドを用いる場合であっても、大液滴の吐出動作に伴って発生する気流が小液滴の吐出動作に与える影響を最小限に抑えることが出来る。その結果、小液滴による高精細な画像を記録位置ずれのない状態で高速に出力することが可能となる。
(実施の形態の変形例)
なお、以上説明した実施形態は本発明を実施するための一例であって、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではない。
例えば、イエローインクについては、その粒状感や記録位置ずれが目視で認識されにくいため、必ずしも小液滴記録素子列を設けなくてもよい。この場合、個々の記録素子群は2列の大液滴記録素子列のみの配列となり、記録ヘッドの構造が簡略化し記録装置自体も小サイズ化することが出来る。
また、Y方向における記録素子の配列ピッチや、個々の記録素子列間のシフト量、更に同サイズのインク滴を吐出する記録素子列の数も、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、配列ピッチが300dpi相当の記録素子列を互いに1/4ピッチ分だけシフトさせながら4列配置することによっても、上記実施形態と同様に1200dpiの記録密度で画像を記録することが出来る。また、600dpi相当の記録素子列を互いに1/4ピッチ分だけシフトさせながら4列配置すれば、Y方向には2400dpiの記録密度で画像を記録することが出来る。このように、大液滴記録素子列が3列以上の場合であっても、小液滴記録素子列に最も近い大液滴記録素子列と最も離れた位置にある大液滴記録素子列への記録データの分配比が上記条件を満たしていれば、上述した本発明の効果を得ることが出来る。
また、上記実施形態では、シアン、マゼンタおよびイエローの3色のインクを吐出する記録ヘッドを例に説明したが、無論本発明はこのようなインク色に限定されるものではない。例えばブラックインクや、より色材濃度の低いライトシアンやライトマゼンタインクを吐出するための記録素子群を用意することも出来る。この際、全てのインク色について上記3列の記録素子列を用意し、上記記録方法を実行する必要はない。発生する気流による記録位置ずれが特に目立つインク色についてのみ上記記録方法を採用し、他のインクについては全ての大液滴記録素子列の分配比を等しくしても良い。
また、上記実施形態では、高速出力のために双方向記録を行うことを前提とし、記録走査ごとに大液滴記録素子列間の分配比を切り替える内容で説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。双方向記録であっても片方向記録であっても、個々の記録走査において上記条件(i)および(ii)が満たされる記録方法が採用されれば、本発明の効果を得ることはできる。例えば双方向記録の場合、図4に示した記録ヘッドにおいては、記録媒体にインクを付与する順序が一定となるように、往路走査と復路走査でインクを吐出する記録素子群を右半分と左半分で切り替える構成であっても良い。また、片方向記録の場合は、記録ヘッドは必ずしも図4のように2つずつの記録素子群を具える対称型でなくても良く、各インク色について1つずつの記録素子群を備える構成でも構わない。
更に、上記実施形態では、3列の記録素子列に対して1つの共通液室を対応させる形態で説明したが、大液滴用と小液滴用で液室を異ならせたり個々の記録素子列ごとに共通液室を配備したりする構成であっても構わない。
100 吐出部
101 記録素子
102−L1 大液滴記録素子列
102−L2 大液滴記録素子列
102−S 小液滴記録素子列
110 共通液室
112 記録ヘッド
200 インクジェット記録装置
201 キャリッジ
P 記録媒体

Claims (5)

  1. 記録データに従って記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置であって、
    大液滴のインクを吐出する複数の記録素子を所定の方向に配列してなる大液滴記録素子列の複数が、前記所定の方向と交差する主走査方向に並列に配置された複数の大液滴記録素子列と、該複数の大液滴記録素子列に対し前記主走査方向に隣接する位置に配置され、小液滴のインクを吐出する複数の記録素子を前記所定の方向に配列してなる小液滴記録素子列と、を備えた記録ヘッドと、
    前記記録データを前記複数の大液滴記録素子列と前記小液滴記録素子列に分配する分配手段と、
    該分配手段によって分配された前記記録データに従って、前記複数の大液滴記録素子列と前記小液滴記録素子列からインクを吐出させながら、前記記録ヘッドを前記記録媒体に対し前記主走査方向に移動させる主走査手段と、
    を備え、
    前記分配手段は、(i)前記主走査方向において、前記小液滴記録素子列が前記複数の大液滴記録素子列よりも後方に配置される場合は、前記小液滴記録素子列の最近傍にある前記大液滴記録素子列の分配比が他の前記大液滴記録素子列の分配比よりも高くなるように、前記記録データを分配し、(ii)前記主走査方向において、前記小液滴記録素子列が前記複数の大液滴記録素子列よりも先方に配置される場合は、前記小液滴記録素子列から最も離れた位置の前記大液滴記録素子列の分配比が他の前記大液滴記録素子列の分配比よりも高くなるように、前記記録データを分配することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記記録ヘッドは、前記複数の大液滴記録素子列および前記小液滴記録素子列の配列順序が前記主走査方向に対し互いに反転した関係にある同色インクを吐出する2つの記録素子群を、複数の異なるインク色ごとに有し、該複数の記録素子群は、前記主走査方向においてインク色の順番が対称となるように配置され、
    前記主走査手段は、前記分配手段によって分配された前記記録データに従って、前記複数の大液滴記録素子列と前記小液滴記録素子列からインクを吐出させながら、前記記録ヘッドを前記記録媒体に対し前記主走査方向の往路方向と復路方向に交互に移動させ、
    前記分配手段は、前記往路方向の主走査と前記復路方向の主走査で前記記録データを分配するための分配比を異ならせることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記複数の大液滴記録素子列および前記小液滴記録素子列を含む1つの前記記録素子群は同一の共通液室からインクが供給され、同色インクを吐出する2つの前記記録素子群は、異なる共通液室からインクが供給されることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記複数の大液滴記録素子列および前記小液滴記録素子列は前記主走査方向において、0.4mm以下の等しい間隔で配置されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 記録データに従って記録媒体に画像を記録するインクジェット記録方法であって、
    大液滴のインクを吐出する複数の記録素子を所定の方向に配列してなる大液滴記録素子列の複数が、前記所定の方向と交差する主走査方向に並列に配置された複数の大液滴記録素子列と、該複数の大液滴記録素子列に対し前記主走査方向に隣接する位置に配置され、小液滴のインクを吐出する複数の記録素子を前記所定の方向に配列してなる小液滴記録素子列と、を備えた記録ヘッドを用意し、
    前記記録データを前記複数の大液滴記録素子列と前記小液滴記録素子列に分配する分配工程と、
    該分配工程によって分配された前記記録データに従って、前記複数の大液滴記録素子列と前記小液滴記録素子列からインクを吐出させながら、前記記録ヘッドを前記記録媒体に対し前記主走査方向に移動させる主走査工程と、
    を有し、
    前記分配工程では、(i)前記主走査方向において、前記小液滴記録素子列が前記複数の大液滴記録素子列よりも後方に配置される場合は、前記小液滴記録素子列の最近傍にある前記大液滴記録素子列の分配比が他の前記大液滴記録素子列の分配比よりも高くなるように、前記記録データを分配し、(ii)前記主走査方向において、前記小液滴記録素子列が前記複数の大液滴記録素子列よりも先方に配置される場合は、前記小液滴記録素子列から最も離れた位置の前記大液滴記録素子列の分配比が他の前記大液滴記録素子列の分配比よりも高くなるように、前記記録データを分配することを特徴とするインクジェット記録方法。
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CN107531049A (zh) * 2015-07-14 2018-01-02 惠普发展公司有限责任合伙企业 流体再循环通道
JP2020121470A (ja) * 2019-01-30 2020-08-13 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置

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