JP2013243887A - ブラシカードアセンブリ、バスバーおよびブラシカードアセンブリの製造方法 - Google Patents

ブラシカードアセンブリ、バスバーおよびブラシカードアセンブリの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013243887A
JP2013243887A JP2012116737A JP2012116737A JP2013243887A JP 2013243887 A JP2013243887 A JP 2013243887A JP 2012116737 A JP2012116737 A JP 2012116737A JP 2012116737 A JP2012116737 A JP 2012116737A JP 2013243887 A JP2013243887 A JP 2013243887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush card
bus bar
convex portion
protruding
pier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012116737A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Shiraishi
剛士 白石
Takahiro Hiwada
隆宏 檜皮
Shohei Osuge
祥平 大菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP2012116737A priority Critical patent/JP2013243887A/ja
Priority to CN 201220720923 priority patent/CN203039473U/zh
Publication of JP2013243887A publication Critical patent/JP2013243887A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

【課題】ブラシカードの要求強度を下げる技術を提供する。
【解決手段】ブラシカードアセンブリは、導体材料から成るバスバー4と、バスバー4を保持するブラシカード10とを備える。バスバー4は、ブラシカード10に向けて突出する凸部41を有し、ブラシカード10は、バスバーの凸部41と嵌合する嵌合部16を有し、凸部41は、突出方向に延びる一対の橋脚部61,62と、一対の橋脚部61,62のうちの一方である橋脚部61の突出方向側端部に連結する橋桁部63と、一対の橋脚部61,62の他方である橋脚部62側のみにおいて、橋桁部63の延びる方向と平行方向に延びる突出部64とを備え、突出部64はブラシカード10に接触している。
【選択図】図6

Description

本発明は、ブラシカードアセンブリ、バスバーおよびブラシカードアセンブリの製造方法に関する。
従来より、モータにおいて、ブラシ保持体にバスバーを取り付け、バスバーの一部をかしめて接点片を形成する技術が提案されている。このような技術が例えば特許文献1に記載されている。
特表2011−504719号公報
ところが、特許文献1に記載されている技術では、接点片を形成する際に、両側をかしめることにより、接点片の両側に張り出し部分を形成する。したがって、バスバーをかしめるときにブラシ保持体に大きな力が作用し、ブラシ保持体に要求される強度が高いという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ブラシカードの要求強度を下げる技術を提供することを目的とする。
本願の例示的な第1発明は、導体材料から成るバスバーと、前記バスバーを保持するブラシカードとを備え、前記バスバーは、前記ブラシカードに向けて突出する凸部を有し、前記ブラシカードは、前記バスバーの前記凸部と嵌合する嵌合部を有し、前記凸部は、突出方向に延びる一対の橋脚部と、前記一対の橋脚部のうちの一方の前記突出方向側端部に連結する橋桁部と、前記一対の橋脚部の他方側のみにおいて、前記橋桁部の延びる方向と平行方向に延びる突出部とを備え、前記突出部は前記ブラシカードに接触している。
また、本願の例示的な第10発明は、導体材料から成るバスバーであって、突出方向に突出する凸部と、前記凸部に連結され、電気を導く導線部とを備え、前記凸部は、前記突出方向に延びる第1橋脚部および第2橋脚部と、前記第1橋脚部および第2橋脚部のそれぞれの突出方向側端部を連結する橋桁部とを備え、前記橋桁部の最も突出方向側の部位が、前記第1橋脚部より前記第2橋脚部に近い。
また、本願の例示的な第13発明は、ブラシカードを備えるブラシアカードセンブリの製造方法であって、導体材料から成るバスバーの凸部を、前記ブラシカードの嵌合部に収納する工程と、前記バスバーをかしめる工程とを有し、前記バスバーをかしめる工程は、前記凸部について、前記ブラシカードの嵌合部から突出した部分をかしめることにより、前記凸部に、突出方向に延びる一対の橋脚部と、前記一対の橋脚部のうちの一方の突出方向側端部を連結する橋桁部と、前記一対の橋脚部の他方側のみにおいて、前記橋桁部の延びる方向と平行方向に延びる突出部とを形成する工程である。
請求項1に記載の発明は、導体材料から成るバスバーの凸部は、突出方向に延びる一対の橋脚部と、一対の橋脚部のうちの一方の突出方向側端部に連結する橋桁部と、一対の橋脚部の他方側のみにおいて、橋桁部の延びる方向と平行方向に延びる突出部とを備える。これにより、片側のみをかしめるので、ブラシカードの要求強度を下げることができる。
請求項10に記載の発明は、橋桁部の最も突出方向側の部位が、第1橋脚部より第2橋脚部に近い。したがって、片側のみをかしめるときに、橋桁部の姿勢を調整しやすい。
請求項13に記載の発明は、一対の橋脚部の他方側のみにおいて、橋桁部の延びる方向と平行方向に延びる突出部を形成することにより、片側のみをかしめるので、ブラシカードの要求強度を下げることができる。
本発明におけるブラシカードアセンブリを備えるモータを示す図である。 ブラシカードアセンブリを示す図である。 ブラシカードアセンブリを示す図である。 ブラシカードの嵌合部を示す部分断面図である。 ブラシカードの嵌合部を示す部分断面図である。 ブラシカードの嵌合部とバスバーの凸部とを示す図である。 本発明におけるブラシカードアセンブリの製造方法を示す流れ図である。 収納工程を実行する直前の嵌合部と凸部との位置関係を示す図である。 収納工程が実行された直後の嵌合部および凸部を示す図である。 変形例におけるブラシカードおよびバスバーを示す図である。 変形例におけるブラシカードアセンブリを示す図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付の図面を参照しつつ、詳細に説明する。ただし、以下の説明において特に断らない限り、方向や向きに関する記述は、当該説明の便宜上、図面に対応するものであり、例えば実施品、製品または権利範囲等を限定するものではない。
<1. 好適な実施の形態>
図1は、本発明におけるブラシカードアセンブリ1を備えるモータ100を示す図である。モータ100は、ブラシカードアセンブリ1、整流子101およびローターコイル102を備えている。ブラシカードアセンブリ1は、ブラシカード10を備えており、図1に示すように、モータ100において筐体内部に収納されている。
図2および図3は、ブラシカードアセンブリ1を示す図である。図2は、ブラシカードアセンブリ1について、Z軸の(+Z)側から(−Z)方向に向けて見た図である。一方、図3は、ブラシカードアセンブリ1について、Z軸の(−Z)側から、(+Z)方向に向けて見た図である。
ブラシカードアセンブリ1は、ブラシカード10、導体材料から成る複数のバスバー2,3,4,5、複数のブラシ90、および、チョークコイル92,93を備えている。なお、本好適な実施の形態におけるブラシカード10は、4つのバスバー2,3,4,5を備えている。ただし、本発明において、ブラシカードが備えるバスバーの数はこれに限定されるものではない。
本好適な実施の形態におけるブラシカード10は、硬質の樹脂製の部材であり、平面部18と周縁部19とを有している。ブラシカード10の平面部18は、ブラシカード10における円盤状の部分であり、中央部が外周円形状と略同心円状の孔となる形状である。また、ブラシカード10の周縁部19は、Z軸方向平面視において略円弧状の形状であり、ブラシカード10の平面部18の外周部において(+Z)方向に延びる壁状の部分である。
詳細は後述するが、ブラシカード10は、バスバー2,3,4,5を保持する機能を有している。また、ブラシカード10には、例えば図2に示すように、電子部品としてのブラシ90およびチョークコイル92,93が取り付けられている。すなわち、本好適な実施の形態におけるブラシカード10は、これらの電子部品を保持する基板としての機能を有している。ただし、ブラシカード10に取り付けられる電子部品はこれらに限定されるものではなく、また、電子部品に限定されるものでもない。ブラシカード10に取り付けられる電子部品以外の部品としては、例えば、バネ、シール材あるいはコネクタなどが想定されてもよい。
ブラシカード10の平面部18は、複数の嵌合部11,12,13,14,15,16,17を有している。ブラシカード10の嵌合部11,12,13,14,15,16,17とは、ブラシカード10の平面部18の一部分であって、それぞれが孔を形作っている部分である。なお、ブラシカード10には、必要に応じて様々な孔が形作られる。しかし、以下の説明では、バスバー2,3,4,5を取り付けるために使用される孔を形作る部分のみを、他の部分と区別して嵌合部11,12,13,14,15,16,17と称する。
本好適な実施の形態におけるブラシカード10の嵌合部11,12,13,14,15,16,17は、いずれもZ軸方向平面視で略矩形となる孔を形作っている。そして、当該孔は、いずれもブラシカード10の(+Z)側と(−Z)側とを連通する貫通孔である。以下では、嵌合部16を例に説明する。
図4および図5は、ブラシカード10の嵌合部16を示す部分断面図である。より詳細には、図4および図5は、図2における二点鎖線IV-IVに示す位置で切断したブラシカード10の断面のうち、嵌合部16の近傍部分を示す図である。また、図4および図5は、ブラシカード10の構造を示すために、バスバー4および電子部品等の図示を省略している。
嵌合部16の内面190,191,192,193,194は、ブラシカード10の表面のうち、嵌合部16が形作る孔を囲む内壁面である。なお、嵌合部11,12,13,14,15,17においても、内壁面をそれぞれ内面190,191,192,193,194と称する。
内面190は、嵌合部16においては、YZ平面に略平行、かつ、X軸に略垂直な平坦面である。なお、図4および図5では図示を省略しているが、嵌合部11,12,13,14,15,16,17において、内面190と対向する位置に、内面190と略平行な内面がさらに存在している。
内面191および内面192は、嵌合部16においては、XZ平面に略平行、かつ、Y軸に略垂直な平坦面である。そして、内面191および内面192は互いに対向(嵌合部16においてはY軸方向に対向)する。
また、内面193および内面194は、嵌合部16においては、X軸に平行、かつ、Y軸方向およびZ軸方向に対して傾斜する面である。内面193および内面194は、いずれも嵌合部11,12,13,14,15,16,17の(+Z)側の開口部が広がる向きに傾斜している。内面193は、ブラシカード10の嵌合部11,12,13,14,15,16,17における突出部64(後述)近傍において、突出部64の延びる方向に対して傾斜する面である。
なお、本好適な実施の形態における内面193および内面194は、図4および図5に示すように、曲面であるが、平坦面であってもよい。ここで、平坦面とは、法線ベクトルの向きが面内の位置にかかわらず、ほぼ一定となる面を言う。
さらに、ブラシカード10は、図5に示すように、内面192に突起部195を有している。突起部195は、ブラシカード10が内面192において、内面191に向けて略直方体形状に突出した部分である。
図2および図3に戻って、バスバー2,3,4,5は、導体材料から構成されており、いずれもブラシカード10に取り付けられる。後述するように、バスバー2,3,4,5は、かしめることにより塑性変形し、ブラシカード10に取り付けられる。すなわち、バスバー2,3,4,5は、可塑性材料から構成されている。
また、バスバー2,3,4,5は、モータ100内の電気回路における配線として機能する。したがって、バスバー2,3,4,5の形状(特に、Z軸方向平面視における形状)は、ブラシカード10に取り付けられた電子部品の配置位置に応じた形状である。
本好適な実施の形態におけるバスバー2,3,4,5は、ブラシカード10に向けて(+Z)方向に突出する少なくとも1つの凸部(凸部21,22,31,32,33,41,51)を有する。より詳細には、バスバー2は凸部21および凸部22を有し、バスバー3は凸部31、凸部32および凸部33を有する。また、バスバー4は凸部41を有し、バスバー5は凸部51を有する。
バスバー2,3,4,5の凸部21,22,31,32,33,41,51は、いずれもブラシカード10に嵌め込まれた状態となる。以下では、ブラシカード10の嵌合部16に嵌め込まれるバスバー4の凸部41を例に説明する。
図6は、ブラシカード10の嵌合部16とバスバー4の凸部41とを示す図である。図6は、図5において図示を省略したバスバー4を図示した図である。
バスバー4は、バスバー4の終端部となる端部60と、(+Z)方向に存在するブラシカード10に向けて突出する凸部41と、凸部41に連結され電気を導く導線部69とを備えている。そして、凸部41(凸部21,22,31,32,33,51も同様)は、突出方向(本好適な実施の形態においては(+Z)方向)に延びる一対の橋脚部61,62と、橋桁部63と、突出部64とを備えている。
凸部41において、一対の橋脚部61,62は、いずれもXZ平面に略平行な壁状の部分であり、それぞれが嵌合部16によって形作られた孔を貫通する。これにより、図6に示すように、凸部41の橋桁部63および突出部64が、ブラシカード10の(+Z)側に露出する。
橋脚部61の(+Z)側端部は、橋桁部63に連結されている。また、凸部41において、橋脚部61の(+Y)側の面は、嵌合部16の内面192(ブラシカード10)に接触する。このように橋脚部61が内面192に接触することにより、凸部41の(+Y)方向への移動が規制される。
また、橋脚部61は、図6に示すように、突起部195が嵌め込まれる孔を形作る部分である嵌合部65を有する。すなわち、凸部21,22,31,32,33,41,51における一対の橋脚部61,62のうちの一方である橋脚部61は、突起部195と対向する位置に、嵌合部65を有する。そして、ブラシカード10の突起部195と橋脚部61の嵌合部65とが嵌合する。
これにより、本好適な実施の形態における凸部41の橋脚部61は、XZ平面と平行な方向への移動が規制される。特に、ブラシカード10の突起部195と橋脚部61の嵌合部65とが嵌合することにより、橋脚部61の(−Z)方向への移動が規制される。したがって、バスバー2,3,4,5が(−Z)方向に抜けることを防止できるため、さらに強固にバスバー2,3,4,5を固定することができる。なお、上記では、突起部195と対向する位置に嵌合部65が配置されると説明した。しかし、より厳密には、突起部195と対向する位置は、嵌合部65によって形作られる孔の位置である。すなわち、嵌合部65が、突起部195と対向する位置に孔を形作ることにより、突起部195が嵌合部65に嵌め込まれる。
橋脚部62の(+Z)側端部は、突出部64に連結されている。また、凸部41の橋脚部62の(−Y)側の面は、嵌合部16の内面191(ブラシカード10)に接触している。このように凸部41の橋脚部62が内面191に接触することにより、凸部41の(−Y)方向への移動が規制される。一方で、本好適な実施の形態における橋脚部62は、橋桁部63とは接触しない。
橋桁部63は、一対の橋脚部61,62のうちの一方である橋脚部61の突出方向側端部に連結する。橋桁部63は、XY平面に略平行な板状の部分であり、先述のように、ブラシカード10の(+Z)側に露出する。
これにより、橋桁部63の(+Z)側の面は、ブラシカード10の(+Z)側に配置される電子部品を電気的に接続する面として機能する。すなわち、凸部21,22,31,32,33,41,51は、電子部品に対する端子として機能する。特に、本好適な実施の形態における橋桁部63は、上記のように、XY平面に略平行であるため、電子部品を容易かつ確実に接続することができる。
本好適な実施の形態における凸部41の橋桁部63には、図2に示すように、チョークコイル92の端部が接触している。すなわち、凸部41の橋桁部63と、チョークコイル92の端部とが電気的に接続される。また、図2に示すように、凸部21,22,31,32のそれぞれの橋桁部63は、それぞれのブラシ90の端子91と接続される。さらに、凸部22の橋桁部63がチョークコイル92と接続されており、凸部33,51の橋桁部63がチョークコイル93と接続されている。
図6に戻って、凸部41における突出部64は、橋桁部63の延びる方向と平行方向に延びる部分である。突出部64は、一対の橋脚部61,62の他方側である橋脚部62のみにおいて存在し、橋脚部61側には存在しない。なお、本好適な実施の形態における凸部41において、橋桁部63の延びる方向とはY軸方向であり、突出部64の延びる方向とは(−Y)方向である。
突出部64は、板状の部材が折り返された形状の部分であり、橋脚部61に面する側に内面66を有する。内面66は、上記折り返しによっても接触面を形成することはなく、図6に示すように、谷間形状の隙間空間67を形作る。なお、ここで「接触面」とは、2つの面が互いに対向するように密着して貼り合わさることにより形作られる面をいう。すなわち、内面66は非接触面となっている。また、突出部64が隙間空間67を形作ることによる効果については後述する。
一方で、突出部64は、ブラシカード10の内面193に接触している。このように、突出部64がブラシカード10に接触することにより、橋脚部62側において、凸部21,22,31,32,33,41,51の(−Z)方向への移動が規制される。これにより、さらに強固にバスバー2,3,4,5を固定することができる。
このように、バスバー4の凸部41は、バスバー4をブラシカード10に取り付け、固定する機能を有する。同様に、バスバー2の凸部21,22は、バスバー2をブラシカード10に取り付け、固定する機能を有する。また、バスバー3の凸部31,32,33は、バスバー3をブラシカード10に取り付け、固定する機能を有する。さらに、バスバー5の凸部51は、バスバー5をブラシカード10に取り付け、固定する機能を有する。すなわち、本発明に係るバスバーの凸部は、当該バスバーをブラシカードに取り付け、固定するための固定部としての機能を有している。
導線部69は、先述のように、凸部21,22,31,32,33,41,51に連結されており、供給された電気を所定の方向に導く機能を有する。導線部69が電気を導く方向は、導線部69の延びる方向によって決定される。例えば、本好適な実施の形態におけるバスバー4の導線部69は、Y軸方向に延びており、Y軸方向に電気を導く。
図2および図3に戻って、ブラシ90は、整流子101に接触する電極であって、モータ100の外部から供給される電気をローターコイル102に供給する。また、各ブラシ90は、端子91を備えている。各ブラシ90の端子91は、バスバー2の凸部21,22およびバスバー3の凸部31,32のいずれかと一対一で電気的に接続される。
チョークコイル92,93は、高周波ノイズを除去のための電子部品であり、導体線を螺旋状に巻いた形状の部材である。チョークコイル92はバスバー2とバスバー4との間に配置されている。チョークコイル92の一方端はバスバー2の凸部22に電気的に接続され、チョークコイル92の他方端はバスバー4の凸部41に電気的に接続されている。また、チョークコイル93はバスバー3とバスバー5との間に配置されている。チョークコイル93の一方端はバスバー3の凸部23に電気的に接続され、チョークコイル93の他方端はバスバー5の凸部51に電気的に接続されている。
すでに説明したように、本好適な実施の形態における凸部21,22,31,32,33,41,51は、いずれもブラシカード10の(+Z)側に配置される電子部品(本好適な実施の形態においては複数のブラシ90およびチョークコイル92,93)を電気的に接続する端子として機能する。このように、バスバーをブラシカードに取り付けるための凸部を端子としても兼用することにより、端子を別途設ける場合に比べて、省スペース、低コストを実現できる。ただし、本発明におけるバスバーの凸部は、必ずしも端子として使用されなければならないわけではない。例えば、バスバーの凸部は、当該バスバーをブラシカードに対して取り付け、固定する目的でのみ使用されてもよい。
以上が、本好適な実施の形態におけるブラシカードアセンブリ1の構成および機能の説明である。次に、ブラシカード10を備えるブラシカードアセンブリ1の製造方法について説明する。
図7は、本発明におけるブラシカードアセンブリ1の製造方法を示す流れ図である。ブラシカードアセンブリ1の製造方法では、収納工程(ステップS1)が実行される。なお、ブラシカードアセンブリ1の製造方法において、収納工程以前に実行される工程については説明を省略する。また、以下では、ブラシカードアセンブリ1の製造方法において、バスバー4について説明するが、バスバー2,3,5についても同様である。さらに、以下では、バスバー4に関する処理と同時進行的(並列的)にバスバー2,3,5に関する処理が行われるものとして説明する。
図8は、収納工程を実行する直前の嵌合部16と凸部41aとの位置関係を示す図である。なお、図8に示すバスバー4aは、後述するかしめ工程(図7:ステップS2)によって塑性変形し、例えば図6に示す最終製品としてのバスバー4となる。すなわち、図8に示すバスバー4aは、可塑性を有する素材で構成された変形前のバスバー4であり、バスバー用部品(バスバー4用の部品)とも呼べる部材である。
以下の説明では、かしめ工程の前後において、いずれも「バスバー」と称する。ただし、説明の必要に応じて、かしめる前の部材および部分等については符号に「a」を付すことにより、かしめた後の状態と区別する場合がある。例えば、図8に示す凸部41aは、かしめ工程によりかしめた後には図6に示す凸部41となる。
導体材料から成るバスバー4aは、突出方向に突出する凸部41aと、凸部41aに連結され、電気を導く導線部69とを備えている。
凸部41aは、突出方向に延びる橋脚部61a(第1橋脚部)および橋脚部62a(第2橋脚部)と、橋脚部61aおよび橋脚部62aのそれぞれの突出方向側端部を連結する橋桁部63aとを備えている。言い換えれば、凸部41aは、橋脚部61a,62aおよび橋桁部63aにより、架橋構造体を構成している。
すでに説明したように、バスバー4においては橋脚部62と橋桁部63とは互いに連結されず、接触もしない。しかし、バスバー4aにおいては、図8に示すように、橋脚部62aと橋桁部63aとは互いに連結されており、未だ突出部64は存在しない。なお、図8には図示しないが、橋脚部61aは、嵌合部65を有している。
また、凸部41aのXY平面(突出方向に垂直な面)内における外形寸法は、ブラシカード10の嵌合部16における開口寸法より小さい。
また、バスバー4aでは、橋桁部63aの最も突出方向側の部位が、橋脚部61a(第1橋脚部)より橋脚部62a(第2橋脚部)に近い。言い換えれば、バスバー4aでは、端部60および導線部69をXY平面に略平行となるように配置したときに、橋桁部63aがXY平面に対して傾斜した状態となり、橋桁部63aの橋脚部62a側が橋脚部61a側に比べて、突出方向側により突出した状態となる。
図8に示すように、収納工程が実行される直前において、バスバー4aはブラシカード10の(−Z)側に配置されている。そして、収納工程では、図8において白抜きの矢印で示す嵌合方向にバスバー4aを移動させることにより、バスバー4aの凸部41aを嵌合部16に嵌め込む。
すなわち、ステップS1の収納工程とは、バスバー4aをブラシカード10の(−Z)側に配置した状態から、当該バスバー4aをブラシカード10に向けて移動させる工程である。なお、収納工程は、例えば、XY平面を水平面として、水平面に略平行な載置面を有する治具を用い、当該治具の載置面にバスバー4aの(−Z)側の面を位置決めしつつ接触させ、(+Z)方向からブラシカード10を載置することによって実現してもよい。すなわち、ブラシカード10を(−Z)方向に移動させることにより、バスバー4aをブラシカード10に嵌め込ませてもよい。ただし、このような手法に限定されるものではない。
図9は、収納工程が実行された直後の嵌合部16および凸部41aを示す図である。ステップS1を実行することにより、図9に示すように、バスバー4aの凸部41aは、ブラシカード10の嵌合部16に収納される。
なお、図9では、突起部195の突出長さ(内面191に向けて突出する長さ)が、橋脚部61aを構成する部材の厚さにほぼ等しいとして図示している。しかし、突起部195の突出長さは、このようなサイズに限定されるものではなく、橋脚部61aを構成する部材の厚さに比べて短くてもよいし、長くてもよい。
ブラシカードアセンブリ1の製造方法において、ステップS1を終了すると、かしめ工程(ステップS2)を実行する。
ステップS2のかしめ工程とは、本発明に係るバスバーをかしめる工程であり、例えば、バスバー4aについては、凸部41aのうちの、ブラシカード10の嵌合部16から突出した部分を塑性変形させる工程である。
より詳細には、かしめ工程は、突出方向((+Z)方向)に延びる一対の橋脚部61,62と、一対の橋脚部61,62のうちの一方である橋脚部61の突出方向側端部を連結する橋桁部63と、一対の橋脚部61,62の他方である橋脚部62側のみにおいて、橋桁部63の延びる方向と平行方向に延びる突出部64とを形成する工程である。すなわち、凸部21,22,31,32,33,41,51が形作られる工程である。
図9に示す白抜きの矢印は、かしめ工程において、凸部41aをかしめる方向を示す。ただし、「かしめる方向」とは、凸部41aがつぶれて変形する向きを概略的に示すのであって、かしめ工程において凸部41aに作用させる力の向き、あるいは、かしめる際に使用する治具等を移動させる方向を示すものではない。
このように、本好適な実施の形態におけるブラシカードアセンブリ1は、かしめ工程において、凸部41aの片側(橋脚部62a側)のみをかしめることによって製造できる。なお、「片側のみをかしめる」とは、橋脚部61a,62a側のうち、橋脚部61a側を変形させないという意味ではなく、橋脚部62側にのみ突出部64を形成するという意味である。橋脚部61a側における変形は、橋脚部61aの(+Z)側端部について、X軸と略平行の軸(図示せず)を中心として、橋桁部63aが回動する方向に生じる。
すなわち、かしめ工程において、橋脚部61a側では、ブラシカード10に対して作用する力を従来の技術(両側かしめ)に比べて抑制することができる。したがって、ブラシカード10の要求強度を下げることができるので、ブラシカード10の厚みを薄くしたり、硬度の低い安価な材料を採用することができる。参考までに例示すると、従来の技術で3[mm]程度であったブラシカードの厚みを、本発明では1.5[mm]程度に薄くすることができる。また、ブラシカード10に対して作用する力を従来の技術に比べて抑制することができるため、かしめ工程にて使用する装置の寿命も長くすることができる。
また、突出部64を片側のみに形成するので、両側に形成する場合に比べて、バスバー4の重量、スペースおよび材料費も抑制できる。
また、かしめる前のバスバー4aにおいて、橋桁部63aの最も突出方向側の部位が、橋脚部61aより橋脚部62aに近いため、片側のみをかしめるときに、橋桁部63aの姿勢を調整しやすい。本好適な実施の形態でいえば、橋桁部63を容易にXY平面に略平行の面とすることができる。
なお、かしめ工程においても、上記したとおり、バスバー4に関してのみ説明したが、他のバスバー(バスバー2,3,5)についても同様の効果が得られる。
ステップS2のかしめ工程が実行されると、バスバー4aの凸部41aは、図6に示すバスバー4の凸部41の状態となる。
すでに説明したように、バスバー2,3,4,5の橋桁部63は、一対の橋脚部61,62のうちの他方である橋脚部62と接触しておらず、突出部64によって隙間空間67が形作られる。逆に、このような隙間空間67を残さずに、内面66が接触面となるようにかしめてしまうと、内面66が接触面となった瞬間、かしめる力の多くがブラシカード10に作用することになり、ブラシカード10に作用する力が増大する。すなわち、本好適な実施の形態におけるブラシカードアセンブリ1は、隙間空間67を残してかしめることにより、ブラシカード10に作用する力を抑制することができる。これによっても、ブラシカード10の要求強度を下げることができる。
ブラシカードアセンブリ1の製造方法において、ステップS2のかしめ工程が完了すると、その後に接続工程(ステップS3)が実行される。
接続工程とは、凸部21,22,31,32,33,41,51に、ブラシ90の端子91、あるいは、チョークコイル92,93を電気的に接続する工程である。なお、ブラシカードアセンブリ1の製造方法において、接続工程の後の工程については説明を省略する。
以上のように、本好適な実施の形態におけるブラシカードアセンブリ1は、導体材料から成るバスバー2,3,4,5と、バスバー2,3,4,5を保持するブラシカード10とを備えている。バスバー2,3,4,5は、ブラシカード10に向けて突出する凸部21,22,31,32,33,41,51を有し、ブラシカード10は、バスバー2,3,4,5の凸部21,22,31,32,33,41,51と嵌合する嵌合部11,12,13,14,15,16,17を有する。凸部21,22,31,32,33,41,51は、突出方向に延びる一対の橋脚部61,62と、一対の橋脚部61,62のうちの一方である橋脚部61の突出方向側端部に連結する橋桁部63と、一対の橋脚部61,62の他方である橋脚部62側のみにおいて、橋桁部63の延びる方向と平行方向に延びる突出部64とを備え、突出部64はブラシカード10に接触している。このように、凸部21,22,31,32,33,41,51の片側のみをかしめるので、ブラシカード10の要求強度を下げることができる。
また、ブラシカード10は、嵌合部11,12,13,14,15,16,17の内面192に突起部195を有し、一対の橋脚部61,62のうちの一方である橋脚部61は、突起部195と対向する位置に、嵌合部65を有し、突起部195と橋脚部61の嵌合部65とが嵌合することにより、さらに強固にバスバーを固定できる。
また、バスバー2,3,4,5において、橋桁部63は、一対の橋脚部61,62のうちの他方である橋脚部62と接触していない。すなわち、突出部64の内面66により隙間空間67が形作られる。これにより、かしめるときのブラシカード10に作用する力を抑制することができる。
また、導体材料から成るバスバー4aは、突出方向に突出する凸部41aと、凸部41aに連結され、電気を導く導線部69とを備える。そして、凸部41aは、突出方向に延びる橋脚部61aおよび橋脚部62aと、橋脚部61aおよび橋脚部62aのそれぞれの突出方向側端部を連結する橋桁部63aとを備え、橋桁部63aの最も突出方向側の部位が、橋脚部61aより橋脚部62aに近いことにより、片側のみをかしめるときに、橋桁部63aの姿勢を調整しやすい。なお、かしめる前のバスバー2,3,5についても同様の構造であり、同様の効果が得られる。
なお、バスバー4の凸部41において、(+Y)側を橋脚部62とするとともに、(−Y)側を橋脚部61とし、(+Y)方向に延びるように突出部64を形成してもよい。その場合は、内面192の代わりに、内面191が突起部195を有していてもよい。突出部64の延びる方向をいずれの方向とするかは、バスバー2,3,4,5の形状、電子部品の配置、ブラシカード10の形状等に応じて決定することが好ましい。
また、上記好適な実施の形態におけるブラシカードアセンブリ1の製造方法では、バスバー4に関する処理と、バスバー2,3,5に関する処理とが、同時進行的(並列的)に実行されると説明した。しかし、このような処理順序に限定されるものではない。例えば、ステップS1の収納工程において、バスバー2に関する収納工程が実行され完了してから、バスバー3に関する収納工程が実行されてもよい。あるいは、バスバー2に関する収納工程、かしめ工程および接続工程が実行され完了してから、バスバー3に関する収納工程、かしめ工程および接続工程が実行されてもよい。
<2. 変形例>
以上、本発明の好適な実施の形態について説明してきたが、上記好適な実施の形態は本質的に例示であって、本発明は上記好適な実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
図10は、変形例におけるブラシカード7およびバスバー8aを示す図である。なお、図10では、バスバー8aは、未だかしめられてはいない状態を示している。また、変形例において、ブラシカードアセンブリ1と同様の構成については適宜同符号を付し、説明を省略する。
ブラシカード7は、嵌合部71(第1嵌合部)および嵌合部72(第2嵌合部)を有している。嵌合部71,72は、嵌合部11,12,13,14,15,16,17と同様の構造である。
バスバー8aは、可塑性を有する導体材料から構成されており、凸部81a(第1凸部)および凸部82a(第2凸部)を有している。凸部81a,82aは、凸部41aと同様の構造である。
バスバー8aの凸部81aは、ブラシカード7の嵌合部71に嵌め込まれる。また、バスバー8aの凸部82aは、ブラシカード7の嵌合部72に嵌め込まれる。すなわち、ブラシカード7の有する複数の嵌合部71,72は、凸部81aを嵌合する嵌合部71と、凸部82aを嵌合する嵌合部72とを含んでいる。
図10に示すかしめる前のバスバー8aは、図7に示すステップS2と同様の工程により、図10において白抜きの矢印で示す方向にかしめられる。
図10に示すように、ブラシカード7は、嵌合部71と嵌合部72との間において、凹部または孔またはスリットがない。これにより、かしめるときの力でブラシカード7が破損することを抑制できる。また、圧縮方向にかかる応力を逃がさないので、後述するバスバー8(図11参照)をより強固に固定できる。
図11は、変形例におけるブラシカードアセンブリ6を示す図である。ブラシカードアセンブリ6は、ブラシカード7およびバスバー8を備える。
図11から明らかなように、凸部81の突出部64が延びる方向と凸部82の突出部64が延びる方向とが互いに異なる方向である。このように複数の突出部64を形成することにより、ブラシカード7にバスバー8を強固に固定できる。
また、バスバー8は、凸部81の突出部64が延びる方向の直線上に、嵌合部72が存在する。すなわち、凸部81の突出部64が延びる方向および凸部82の突出部64が延びる方向の少なくとも一方が、凸部81と凸部82とを結ぶ直線と平行である。したがって、ブラシカード7にバスバー8をさらに強固に固定できる。
また、バスバー8において、凸部81の突出部64が延びる方向と凸部82の突出部64が延びる方向とが互いに対向する方向である。これにより、突出部64を形成するとき(かしめるとき)の力を圧縮方向の力とすることができ、ブラシカード7の破損をさらに抑制できる。
1,6 ブラシカードアセンブリ
7,10 ブラシカード
100 モータ
11,12,13,14,15,16,17,71,72 嵌合部
190,191,192,193,194 内面
195 突起部
2,3,4,4a,5,8,8a バスバー
21,22,31,32,33,41,41a,51,81,81a,82,82a 凸部
60 端部
61,61a,62,62a 橋脚部
63,63a 橋桁部
64 突出部
65 嵌合部
66 内面
67 隙間空間
69 導線部
90 ブラシ
91 端子
92,93 チョークコイル

Claims (13)

  1. 導体材料から成るバスバーと、
    前記バスバーを保持するブラシカードと、
    を備え、
    前記バスバーは、前記ブラシカードに向けて突出する凸部を有し、
    前記ブラシカードは、前記バスバーの前記凸部と嵌合する嵌合部を有し、
    前記凸部は、
    突出方向に延びる一対の橋脚部と、
    前記一対の橋脚部のうちの一方の前記突出方向側端部に連結する橋桁部と、
    前記一対の橋脚部の他方側のみにおいて、前記橋桁部の延びる方向と平行方向に延びる突出部と、
    を備え、
    前記突出部は前記ブラシカードに接触しているブラシカードアセンブリ。
  2. 請求項1に記載のブラシカードアセンブリであって、
    前記凸部は、第1凸部と第2凸部とを含み、
    前記嵌合部は、前記第1凸部を嵌合する第1嵌合部と、前記第2凸部を嵌合する第2嵌合部とを含み、
    前記第1凸部の突出部が延びる方向と前記第2凸部の突出部が延びる方向とが互いに異なる方向であるブラシカードアセンブリ。
  3. 請求項2に記載のブラシカードアセンブリであって、
    前記第1凸部の突出部が延びる方向と前記第2凸部の突出部が延びる方向とが互いに対向する方向であるブラシカードアセンブリ。
  4. 請求項2または3に記載のブラシカードアセンブリであって、
    前記第1凸部の突出部が延びる方向および前記第2凸部の突出部が延びる方向の少なくとも一方が、前記第1凸部と前記第2凸部とを結ぶ直線と平行であるブラシカードアセンブリ。
  5. 請求項3または4に記載のブラシカードアセンブリであって、
    前記ブラシカードは、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部との間において、凹部または孔またはスリットがないブラシカードアセンブリ。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のブラシカードアセンブリであって、
    前記ブラシカードは、前記嵌合部の内面に突起部を有し、
    前記一対の橋脚部のうちの一方は、前記突起部と対向する位置に、嵌合部を有し、
    前記突起部と前記橋脚部の嵌合部とが嵌合するブラシカードアセンブリ。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載のブラシカードアセンブリであって、
    前記一対の橋脚部のうちの少なくとも1つは、前記ブラシカードに接触しているブラシカードアセンブリ。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載のブラシカードアセンブリであって、
    前記ブラシカードは、前記ブラシカードの嵌合部における前記突出部近傍において、前記嵌合部の開口部が広がる向きに、前記突出部の延びる方向に対して傾斜する面を有するブラシカードアセンブリ。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載のブラシカードアセンブリであって、
    前記橋桁部は、前記一対の橋脚部のうちの他方と接触していないブラシカードアセンブリ。
  10. 導体材料から成るバスバーであって、
    突出方向に突出する凸部と、
    前記凸部に連結され、電気を導く導線部と、
    を備え、
    前記凸部は、
    前記突出方向に延びる第1橋脚部および第2橋脚部と、
    前記第1橋脚部および第2橋脚部のそれぞれの突出方向側端部を連結する橋桁部と、
    を備え、
    前記橋桁部の最も突出方向側の部位が、前記第1橋脚部より前記第2橋脚部に近いバスバー。
  11. 請求項10に記載のバスバーであって、
    ブラシカードに取り付けられるバスバー。
  12. 請求項11に記載のバスバーであって、
    前記凸部の前記突出方向に垂直な面内における外形寸法は、前記ブラシカードの嵌合部における開口寸法より小さいバスバー。
  13. ブラシカードを備えるブラシアカードセンブリの製造方法であって、
    導体材料から成るバスバーの凸部を、前記ブラシカードの嵌合部に収納する工程と、
    前記バスバーをかしめる工程と、
    を有し、
    前記バスバーをかしめる工程は、前記凸部について、前記ブラシカードの嵌合部から突出した部分をかしめることにより、前記凸部に、突出方向に延びる一対の橋脚部と、前記一対の橋脚部のうちの一方の突出方向側端部を連結する橋桁部と、前記一対の橋脚部の他方側のみにおいて、前記橋桁部の延びる方向と平行方向に延びる突出部とを形成する工程であるブラシカードアセンブリの製造方法。
JP2012116737A 2012-05-22 2012-05-22 ブラシカードアセンブリ、バスバーおよびブラシカードアセンブリの製造方法 Pending JP2013243887A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012116737A JP2013243887A (ja) 2012-05-22 2012-05-22 ブラシカードアセンブリ、バスバーおよびブラシカードアセンブリの製造方法
CN 201220720923 CN203039473U (zh) 2012-05-22 2012-12-24 电刷板组件及汇流条

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012116737A JP2013243887A (ja) 2012-05-22 2012-05-22 ブラシカードアセンブリ、バスバーおよびブラシカードアセンブリの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013243887A true JP2013243887A (ja) 2013-12-05

Family

ID=48691559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012116737A Pending JP2013243887A (ja) 2012-05-22 2012-05-22 ブラシカードアセンブリ、バスバーおよびブラシカードアセンブリの製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2013243887A (ja)
CN (1) CN203039473U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
CN203039473U (zh) 2013-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20150042436A1 (en) Coil component
US8508088B2 (en) Wiring component for motor coil
JP7063331B2 (ja) 電動機用バスバーユニット
US8979602B2 (en) Electrical male terminal
JP2013015431A (ja) 電流検出装置
JP6509929B2 (ja) 導電体ユニット
EP3062421B1 (en) Molded stator, molded electric motor, and air conditioner
JP2006278336A (ja) 電気コネクタージャック
JP2007150139A (ja) インダクタ
JP2009231226A (ja) ライトアングルコネクタ
US11108299B2 (en) Fixture, fixing assembly, and fixation method for fixing power line to base member
JP2013243887A (ja) ブラシカードアセンブリ、バスバーおよびブラシカードアセンブリの製造方法
US10873235B2 (en) DC motor with a positive temperature coefficient thermistor
JP2007311427A (ja) 電気回路機器およびその製造方法
CN111033897B (zh) 绝缘罩
JP2017208946A (ja) 直流モータ
JP6674847B2 (ja) モータのステータ組立方法およびモータのステータ構造
JP6574984B2 (ja) 整流子モータ
CN218448584U (zh) 一种弯角连接器屏蔽罩及双层屏蔽罩
JP2017212781A (ja) 回転電機
CN109600955B (zh) 基板保持构造
JP2017188630A (ja) リアクトル
JP2017126411A (ja) 端子、端子付電線、及び端子付電線の製造方法
JP2021197881A (ja) 回転電機用接続部材
US10778070B2 (en) Automotive electric motor