JP2013241308A - 成形金型 - Google Patents

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Tatsuhiko Sakamoto
達彦 坂本
Tomoya Sugita
知也 杉田
Akira Morimoto
章 森本
Yoko Sakota
洋子 迫田
Kimihiko Shibuya
公彦 渋谷
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Abstract

【課題】本発明は、成形可能な温度にある硝材を加圧して光学素子を形成する成形装置に関し、成形可能な温度にある硝材を加圧して光学素子を形成する成形装置における入出射面間における回転位置精度を高めることを目的とする。
【解決手段】この目的を達成するために本発明は、成形可能な温度にある硝材12を加圧して光学素子2を形成する成形装置8であって、胴型10の端部にフランジ部10bを設けるとともに、成形型9の台座部9bとフランジ部10bの当接部分に嵌合部13を設けた構成とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、成形可能な温度にある硝材を加圧して光学素子を形成する成形装置に関するものである。
従来、この種の成形装置は、上下一対の成形型と、この上下一対の成形型の摺動方向をガイドする胴型と、成形型と当接して成形温度条件を制御する温度制御ブロックにより構成されている。
そして、この成形装置を用いて光学素子を形成する場合、一対の成形型と胴型とで形成される空間内に硝材を配置し、温度制御ブロックで硝材をガラス転移点温度から軟化点温度以下の加圧変形が可能となる所定の成形温度まで昇温させ、成形温度となった硝材を成形型で加圧成形し、その後、取り出し可能な温度まで冷却し、成形された光学素子を取り出すものである。
また、このような成形装置により成形させる光学素子としては、対物レンズ、コリメータレンズなどの光軸に対して、回転対称な形状を持った光学素子が作成されてきた。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2011−26164号公報
近年、プロジェクタ分野において、光源の高輝度化、低消費電力化が求められる中、半導体レーザを光源として採用する設計が増加しているが、この半導体レーザから射出される光束は、半導体材料の積層方向である垂直方向と水平方向で各々広がり角が異なるため楕円の発散光束となり、光源からの射出光の利用効率を高めるためには、この楕円発散光束を円形の平行光束へ変換するビーム整形光学系が必要となる。
このビーム整形光学系として、2枚のシリンドリカルレンズの母線方向が直交するように配置にすることで、楕円光束のアスペクト比を調整する手法が知られているが、最近ではプロジェクタ装置の小型化も重要な開発要素となるようになり、一対のシリンドリカルレンズ面を光学素子の入射面と出射面に一体化した単玉構造の光学素子の検討が行われている。
しかしながら、一対のシリンドリカルレンズ面を一体化した単玉構造の光学素子では、上述した成形装置で加圧成形した場合、光軸を中心とした入出射面の回転ずれが成形装置の成形精度により決定し、成形後に回転調整できないため、このような成形装置においては、入出射面間における回転方向の成形精度を高めることが求められている。
そこで本発明は、成形可能な温度にある硝材を加圧して光学素子を形成する成形装置における入出射面間における回転方向の成形精度を高めることを目的とする。
そして、この目的を達成するために本発明は、成形可能な温度にある硝材を加圧して光学素子を形成する成形装置であって、胴型の端部に胴型の中程より径を大きくしたフランジ部を設けるとともに、成形型の台座部とフランジ部の当接部分に嵌合部を設けた構成とした。
この構成により、光成形可能な温度にある硝材を加圧して光学素子を形成する成形装置における入出射面間における回転方向の成形精度を高めることができる。
本発明の一実施の形態における光源装置を示す模式図 同光源装置を構成するビーム整形レンズの入射側正面図 同ビーム整形レンズを成形する成形装置を示す分解斜視図 同ビーム整形レンズの成形方法を示す模式図 同成形方法における嵌合部の位置と回転方向のズレを示す図 他の実施形態における嵌合部の配置状態を示す胴型の正面図
以下、本発明の一実施の形態について図を用いて説明する。
図1は半導体レーザ1とビーム整形レンズ2を基台3で一体化した光源装置4を示したもので、半導体レーザ1から射出される楕円発散光束をビーム整形レンズ2によって円形の平行光束へ変換し、光源からの出射光束の利用効率を高めるための構成となっている。
また、このビーム整形レンズ2は、入射される半導体レーザ1からの楕円光束の長手方向と短手方向のアスペクト比を調節し円形状の光束に変換するため、図2に示すように、ビーム整形レンズ2の入射面と出射面のそれぞれに楕円形状のアナモフィックレンズ面5、6を配置し、入射される楕円光束の長手方向と短手方向の倍率を個別に調節するため、実線で示す入射面側のアナモフィックレンズ面5の長手方向5aと、破線で示す出射面側のアナモフィックレンズ面6の長手方向6aが直交するように配置している。従って、半導体レーザ1から射出される楕円光束を円光束に高い精度で変換するためには、この入射面側のアナモフィックレンズ面5と出射面側のアナモフィックレンズ面6の直交精度、つまり図1に示す光軸7を中心とする回転方向の位置合わせ精度が非常に重要となる。
次に、このビーム整形レンズ2の成形方法について説明する。図3は成形装置8であり、上下一対の成形型9と、この成形型9の摺動方向を規制する胴型10と、それぞれの成形型9に接続された温度制御ブロック11を基本構成とし、図4に示すように、上下一対の成形型9の間に硝材12を配置し、温度制御ブロック11により硝材12をガラス転移点温度から軟化点温度以下の加圧変形が可能となる所定の成形温度に昇温させ、成形温度となった硝材12を成形型9で加圧成形し、その後、温度制御ブロック11により冷却し、取り出し可能な温度で型開きし成形されたビーム整形レンズ2を取り出すのである。
図3に戻り、上下一対の成形型9は、それぞれ胴型10に挿入される成形部9aと、この成形部9aの端部において成形部9aより径が大きく設定された台座部9bとからなり、台座部9bの端面には温度制御ブロック11が当接され、温度制御ブロック11による温度制御を成形部9aに伝達している。なお、それぞれの成形部9aの端面はアナモフィックレンズ面を転写する成形面9cである。
また、胴型10は、成形型9の成形部9aを挿入する貫通孔を有した筒状部10aと、この筒状部10aの上下端部分において、筒状部10aの厚みを部分的に外周方向に拡開したフランジ部10bを有している。
そして、この成形装置8においては、フランジ部10bと台座部9bの当接部分に嵌合部13を設けた構成としている。この嵌合部13の具体的な構成は、台座部9bに設けた突起部13aと、フランジ部10bに設けた凹部13bで構成しており、この突起部13aと凹部13bが嵌合することで、硝材12の加圧成形の際に胴型10に対する成形型9の回転動作を防止するので、この加圧成形で得られたビーム整形レンズ2は、入射面と射出面での回転位置精度が高精度となり、光源からの射出光の利用効率を高めることができる。
すなわち、嵌合部13において台座部9bとフランジ部10bを嵌合する構造としたことで、胴型10に対する成形型9の回転方向の位置ずれを抑制するのであるが、この嵌合部13を成形型9の回転中心となる貫通孔の中心軸から離間することで、嵌合部13と突起部13aとの嵌め合わせにおけるクリアランスに伴う回転方向のズレの影響を小さくできる。この点については、図5に示すように、たとえば胴型10の内径14を5mm、筒状部10aの厚み15を2mm、筒状部10aの外周端からフランジ部10bの外周端までの幅16を3.5mmとし、嵌合部13を構成する突起部13aと凹部13bの嵌合公差を±2μmとした場合、各点における回転精度は、嵌合部13を筒状部10aの直下に配置した場合の回転ずれ幅17は0.050°で、筒状部10aの外側に位置するフランジ部10bの直下に配置した場合の回転ずれ幅18は0.028°となるように、嵌合公差が同じであっても、嵌合部13を回転中心から離間させたことで、より高い精度での回転方向に制限を得ることができる。特に入射面のアナモフィックレンズ面と射出面アナモフィックレンズ面との直交精度が光学特性に大きく影響する単玉のビーム整形レンズ2において有効となる。
また、嵌合部13を回転中心から離間するだけであれば、胴型10における全体の厚みを大きく設定することで十分であるが、このような温度制御ブロック11からの熱伝導を用いて硝材12の温度制御を行う成形装置8においては、胴型10の厚みを大きくすれば成形装置8全体の熱容量が増して、成形時間の増加につながるため、胴型10における筒状部10aを部分的に拡開させたフランジ部10bに嵌合部13を設けることで熱容量の増加を抑制するうえで重要となる。
なお、このような成形装置8においては、成形型9の成形面9cの温度分布を均一に保つことが重要であり、嵌合部13は成形型9や胴型10において部分的に熱容量が変化する部分であることからも、嵌合部13を回転中心より離間することが好ましい。
さらに、嵌合部13も環状のフランジ部10bに対して単一で設けるよりも回転中心に対して対称位置に配置することが好ましい。例えば、アナモフィックレンズ面における楕円の長手方向や短手方向といった光学素子自体に方向性を持つような場合、この楕円の方向性はレンズの光軸を中心として対称であることが重要であり、成形面9cにおける温度分布もこの方向において対称であることが必要となるので、温度分布に影響を及ぼす嵌合部13を成形型9の中心軸に対して対称配置することで、レンズ成形における光学特性の劣化を抑制できる。
すなわち、温度制御ブロック11と当接する成形金型に嵌合部13と嵌合する突起部13aを設けることは、成形金型全体から見てこの突起部13aを設けた部分の熱容量が部分的に大きくなり、成形面9cの温度分布の対称性に影響するため、この突起部13aつまりこの突起部13aと嵌合する嵌合部13を対称配置することで、レンズ成形における光学特性の劣化を抑制できる。
また、成形型9の温度分布の対称性を高める上では、図6に示すように、複数個の突起部13aを正多角形の頂点位置となるように配置することにより、成形型9の中心軸を中心とした温度分布の対称性をより高めることができる。
本発明は、成形可能な温度にある硝材を加圧して光学素子を形成する成形装置に関し、成形可能な温度にある硝材を加圧して光学素子を形成する成形装置における入出射面間における回転位置精度を高めることができ、特に半導体レーザを用いた光源装置に有用である。
2 ビーム整形レンズ(光学素子)
8 成形装置
9 成形型
9a 成形部
9b 台座部
10 胴型
10b フランジ部
11 温度制御ブロック
12 硝材
13 嵌合部

Claims (3)

  1. 成形可能な温度にある硝材を加圧して光学素子を形成する成形装置であって、前記成形装置は、貫通孔を有する胴型と、前記貫通孔に挿入されて摺動方向が規制される成形型と、前記成形型と当接して前記硝材の温度を制御する温度制御ブロックを備え、前記成形型は、前記貫通孔に挿入される成形部と、この成形部より径を大きくして前記温度制御部と当接する台座部からなり、前記胴型の端部に前記胴型の中程より径を大きくしたフランジ部を設けるとともに、このフランジ部に前記台座部と嵌合する嵌合部を設けたことを特徴とする成形装置。
  2. 嵌合部は複数設けるとともに、前記複数の嵌合部が前記フランジ部における胴型の中心軸に対して対称に配置したことを特徴とする請求項1に記載の成形装置。
  3. 光学素子は半導体レーザから出射された楕円光束のアスペクト比を補正するビーム整形レンズであることを特徴とした請求項2に記載の成形装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020531826A (ja) * 2017-08-21 2020-11-05 イエーノプティーク オプティカル システムズ ゲーエムベーハー コリメートを行うカバー要素によって覆われたスキャンミラーを備えた送信器

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