JP2013240945A - 情報搭載シート製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】情報搭載元シートから個片とされたインレットと称される各RFIDなどの単片シートを連続シート上に所定数貼付させる情報搭載シート製造装置に関し、連続シート上に貼付された単片シートのシワ発生を防止し、品質の維持、歩留まりの向上を図る。
【解決手段】インレット貼付機構における回転される3本の貼付アーム62A〜62Cで供給されるインレットをその回転方向の先端部分で保持させ、台紙20上の貼付位置Pまで回転させて保持したインレットを当該台紙20上に貼付させるもので、台紙20の搬送路中の貼付位置Pに、当該貼付位置Pを頂点35Pとする貼付位置ローラ35を配置させ、台紙搬送路を、当該台紙20の貼付位置Pに対する上流側を下方から貼付位置Pへと導く。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報搭載元シートから個片とされたインレットと称される各RFIDなどの単片シートを連続シート上に所定数貼付させる情報搭載シート製造装置に関する。
近年、ICモジュールとアンテナを備えて非接触でデータ授受可能なRFIDメディアが安価となってICカードの他にラベルとして使用されることも一般化してきている。このようなインレットと称されるRFIDをラベルとして多数貼付したシートとして出荷する際に、基本的にはインレットが総て良品であることが必要であり、製造の高速化による大量生産に際して品質の維持、歩留まりの向上が望まれる。
従来、RFIDラベルシートを製造する際に、貼付されるインレットを不良品を排除して総て良品とさせるものが、例えば特許文献1,2に開示されている。特許文献1,2は、製造されたRFIDラベル元シート上の各インレットを順次通信検査し、通信状態により良品と判定された良品ICラベルのみをインレット搭載機により接着剤が塗布されている台紙(剥離紙)上に順次貼付する装置として開示されている。
上記のようなインレット搭載機は、高速化による大量生産するために、例えば特許文献1,2に示されるように4本の吸着アームを回転させ、各吸着アームに良品のインレットを各個吸着し、回転によって対応のアームが接着剤の塗布されている台紙上に位置したときにアームの吸着部分をシリンダによって突き出させて台紙面上に貼付させるものである。この場合、貼付されるインレットはRFIDラベル元シートと同じ配列とされるもので、不良品と判定されたインレットは排除されることから、当該不良品のインレットの部分は除かれたいわゆる歯抜け状態の配列となる。
すなわち、インレットを台紙上に貼付させる各アームは、インレットを吸着する吸着部を先端に備え、当該先端部分は、良品のインレットが吸着されているときには台紙上で突出され、不良品のインレットと判定されてインレットが吸着されていない状態のときには台紙上で突出させないシリンダ制御が行われるものである。
特開2005−044268号公報 特開2005−044270号公報
図6に、従来のインレット貼付状態の説明図を示す。図6(A)のインレット搭載機101は、上記特許文献1,2に記載されているもので、接着剤が塗布されている台紙102上に所定ピッチでインレット111を搭載するものとして、回転部103に等間隔で4本の吸着アーム104A〜104Dが突出可動自在に設けられたもので、各吸着アーム104A〜104Dの先端が吸着保持部となっている。
上記のインレット搭載機101においては、インレット111を最初に保持する時には回転速度を緩め、搭載位置まで回転を加速し、そして台紙102上に搭載する際には当該台紙102の搬送速度と同期させる回転速度とすべく減速させるという加減速を繰り返すものである。このようなインレット搭載機101は、台紙102上に搭載するインレット111の搭載ピッチを、台紙102上に変更させて搭載させることができる点で有効であるが、上記回転を加減速していることから台紙102の搬送速度と同期させて搭載ピッチを精度よくさせるために、図6(A)に示すように、当該インレット111の先端(台紙搬送方向の下流側となる先端)を吸着アーム104A〜104Dで保持する必要がある。
ところが、吸着アーム104A〜104Dでインレット111の先端を保持して回転させ、台紙102上に搭載するときには、図6(B)に示すように、当該インレット111の後端部分が減速加速度により撓んだ状態となり、この状態で台紙102上に搭載しようとすると、図6(C)に示すように、当該インレット111の後端側が先端側よりも早く台紙102上に接着して、撓んだまま搭載されることとなる。この状態で表面シートを覆うと当該インレット111がシワになり、品質低下を招くという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、連続シート上に貼付された単片シートのシワ発生を防止し、品質の維持、歩留まりの向上を図る情報搭載シート製造装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、単片シートを搬送される連続シート上に所定間隔で貼付させてラベルとさせる情報搭載シート製造装置であって、回転される所定数の貼付アームを備え、供給される単片シートをその回転方向の先端部分で保持させ、前記台紙上の貼付位置まで回転させて保持した単片シートを当該連続シート上に貼付させる単片シート貼付部と、前記連続シートの搬送路中の前記貼付位置に、当該貼付位置を頂点とする貼付位置ローラが配置され、当該連続シートの貼付位置に対する上流側を下方から貼付位置へと導く連続シート搬送路規定手段と、を有する構成とする。
請求項2の発明では、前記連続シート搬送路規定手段は、前記連続シートを前記貼付位置の下流側で略水平に搬送させる構成とする。
請求項1の発明によれば、単片シート貼付部における回転される所定数の貼付アームで供給される単片シートをその回転方向の先端部分で保持させ、連続シート上の貼付位置まで回転させて保持した単片シートを当該連続シート上に貼付させるもので、連続シートの搬送路中の貼付位置に、当該貼付位置を略頂点とする貼付位置ローラを配置させ、当該連続シートの貼付位置に対する上流側を下方から貼付位置へと導く構成とすることにより、単片シート先端保持で貼付する際の単片シートの後方の撓み部分が貼付位置の連続シート搬送上流側で下方からの搬送路とした連続シートに対して先端部分より遅く接触されることとなり、連続シート上に貼付された単片シートのシワ発生が防止され、品質の維持、歩留まりを向上させることができるものである。
請求項2の発明によれば、連続シートを前記貼付位置の下流側で略水平に搬送させることとすることにより、単片シート先端部分の連続シートへの貼付後に撓み部分を略水平状態に規制させることから、一度接着した後方部分の跳ね上がり挙動を防止することができ、ひいては連続シート上に貼付された単片シートのシワ発生が防止され、品質の維持、歩留まりを向上させることができるものである。
本願発明に係る情報搭載シート製造装置の概略構成図である。 図1のインレット貼付機構の概略構成図である。 図2のインレット貼付機構における回転アーム群と貼付位置ローラの関係を示す説明図である。 図2のインレット貼付の動作説明図(1)である。 図2のインレット貼付の動作説明図(2)である。 従来のインレット貼付状態の説明図である。
以下、本発明の実施形態を図により説明する。
図1に、本願発明に係る情報搭載シート製造装置の概略構成図を示す。本実施形態では、6列のRFIDラベル元シートから同じ配列のRFIDラベルシートを作製する場合を示すが、1列のものであっても適用することができ、2列以上の複数列で作製するものに適用することができるものである。本実施形態では、単片シートをRFIDのインレットとし、連続シートを連続状の台紙として説明する。
図1(A)は、情報搭載シート製造装置の概念図を示したもので、情報搭載シート製造装置11は、ロール形態の連続状のRFIDラベル元シート12から例えば送りローラ13A,13Bにより搬送される。このRFIDラベル元シート12は、図1(B)に示すように、シート基材42上に6列でRFIDであるインレット41が所定間隔で形成されたものである。
上記送りローラ13A,13B間にRFID読取検査部14が配置され、RFIDラベル元シート12上の各インレット41を6列1段で同時に読み取り検査を行って良品か不良品かの判定を行い、判定結果を後述の制御部(17)に送出する。RFIDラベル元シート12は、検査後に単位インレット断裁部15に送り込まれる。単位インレット断裁部15は、インレット断裁上刃21とインレット断裁下刃22とにより構成され、6列1段で同時に回転断裁によってインレット41とさせる。当該インレット断裁下刃22はインレット41を個々に吸引保持する機構である。
断裁後のインレット41は、該当のインレット41が良品であるか、不良品であるかの情報に基づいて制御部17がインレット断裁下刃22の吸引が制御され、良品のインレットのみが吸引保持され、不良品と判定されたインレット41の場合には吸引保持されずに不良インレット回収部23に回収させる。
インレット断裁下刃22に吸引保持されたインレット41は、当該インレット断裁下刃22の回転でインレット貼付部16の単位インレット送りローラ31に渡される。当該単位インレット送りローラ31においてもインレット41を当該単位インレット断裁部15と同じ配列で吸引保持する機構であり、吸引保持したインレット41を回転搬送によりインレット貼付機構32に供給する。上記単位インレット送りローラ31及びインレット貼付機構32により単片シート貼付部であるインレット貼付部16が構成される。ここまでの構成は前述の特許文献1,2と同様である。
インレット貼付機構32は、詳細を図2で説明するが、回転アーム群と、インレット吸引機構と、エアシリンダ駆動伝達部とを有して構成され、単位インレット送りローラ31より供給される個々のインレット41をRFIDラベル元シート12と同じ配列で連続状の台紙20上に貼付していくものである。
上記インレット貼付機構32には、エア供給源18よりエア制御駆動部19を介して正圧及び負圧の2種類のエアをそれぞれ制御エアとして供給される。エア供給のタイミングは制御部17により制御される。ここで、制御部17は、情報搭載ラベルシート製造装置11を統括的に制御するものであり、特に、RFID読取検査部14からの個々のインレットにおける位置情報と、良品若しくは不良品の検査判定結果とを受け取り、インレット断裁下刃22による良品インレットの吸引保持の制御、インレット貼付機構32による台紙20上への貼付を行わせるエア制御駆動部19を制御するものである。当該エア制御駆動部19は、図示しないが、後述のエアシリンダ駆動伝達部(54)への制御エアを供給駆動するそれぞれの電磁バルブを備える。
上記台紙20は剥離剤が形成されたもので、当該台紙20の剥離剤上に接着剤が塗布され、図1(B)に示すように、インレット貼付機構32によりRFIDラベル元シート12と同じ配列で良品と判定されたインレット41のみが貼付されるものである。この場合、不良品と判定されたインレット41の位置がいわゆる歯抜け状態となる。すなわち、貼付されたインレット41は、接着剤を保持したRFIDラベルとなり、台紙20に対して剥離剤によって仮着された状態となるものである。なお、ここでは台紙20に接着剤を塗布した場合として説明するが、逆に、インレット側に接着剤を塗布してもよく、要するにインレット41又は台紙20の何れかに接着剤が塗布されていればよいものである。
上記台紙20は、図示しないロール状より供給されるもので、台紙搬送路パスローラ33,34に水平状態から一旦下方にパスされ、貼付位置ローラ35に対して下方から上方へと上昇され、略水平に搬送路が形成される。当該台紙搬送路パスローラ33,34及び貼付位置ローラ35を含んで台紙搬送路規定手段が構成される。なお、インレット貼付機構における回転アームと貼付位置ローラの関係を図3で説明する。
ここで、図2に、図1のインレット貼付機構の概略構成図を示す。図2に示すインレット貼付機構の構成及び動作は本出願人が出願した特願2011−092513と同様である。すなわち、図2(A)は、インレット貼付機構32の概念図を示したもので、回転シャフト51に回転アーム群52、インレット吸引機構53及びエアシリンダ駆動伝達部54が連結されて構成される。エアシリンダ駆動伝達部54は、エア伝達外輪部55及びエア伝達内輪部56により構成される。回転シャフト51の回転によって回転アーム群52、インレット吸引機構53及びエアシリンダ駆動伝達部54のエア伝達外輪部55が共に回転し、エアシリンダ駆動伝達部54のエア伝達内輪部56は非回転の固定状態である。
回転アーム群52は、RFIDラベル元シート12の1段6列に応じて6つの回転アーム52A〜52Fがインレット配置と同じ間隔で配置される。ちなみに、RFIDラベル元シート12が1列の場合には、一の回転アーム52となる。一の回転アーム52Aを例にとると、図2(B)、(C)に示すように、回転中心部より同間隔で3つの貼付アーム62(62A〜62C)が延出し、貼付アーム62A〜62C内のそれぞれにシリンダとなる可動軸63が内包され、当該可動軸63の先端に可動先端部61(61A〜61C)が一体で形成されている。
すなわち、各貼付アーム62A〜62Cは、エアシリンダ駆動伝達部54の駆動に応じて、回転アーム52Aの先端部分となる可動先端部61A〜61Cを突出(正圧)、非突出(引込として負圧)の進退駆動されるエアシリンダ機構のもので、良品のインレット41が供給されたときには先端部分である可動先端部61A〜61Cを突出させて吸着し、回転により台紙20上に位置したときに当該先端部分である可動先端部61A〜61Cを突出させて貼付させ、インレット41が不良品のために供給されないときには台紙20上に接触させないために当該先端部分である可動先端部61A〜61Cを非突出とさせるものである。
また、可動先端部61A〜61Cは、図2(C)に示すように、可動部先端部61Aを例とすると、インレット保持面64に2つ(一方は図に表れず)のインレット吸着突部65が設けられ、インレット吸着孔65Aが内部通気孔を通じてインレット保持エア供給口66と連通する。このインレット保持エア供給口66はインレット吸引機構53と連通接続される。当該インレット吸引機構53は、各貼付アーム62A〜62Cの可動先端部61A〜61Cのインレット吸着孔65Aにインレット41を吸着させるための負圧のエアを供給するものである。
一方、可動先端部61A〜61Cと一体の可動軸63を内包する貼付アーム62A内は当該可動軸63を進退させる空間領域が形成され、適宜の位置に当該可動軸63の位置を規制する規制突起が形成される。そして、当該空間領域には駆動エア供給口67が形成され、エアシリンダ駆動伝達部54のエア伝達外輪部55に形成された接続口とエア継ぎ手57Aを介して連通接続されるものである。
ところで、貼付アームの個数は、3本以上で本発明の効果を奏することができるものであり、配置を等間隔とする場合には3の倍数の個数で実現することができる。また、3の倍数以外の個数とする場合には、一の貼付アームの点対称の位置に他の貼付アームを配置させないようにすることで実現することができるものである。
続いて、図3に、図2のインレット貼付機構における回転アーム群と貼付位置ローラの関係の説明図を示す。図3において、例えば回転アーム52Aの中心の真下を貼付位置52P(台紙20上ではP)とすると、当該中心線線上に貼付位置ローラ35の中心が位置されるように配置される。この場合、貼付位置ローラ35の径は、回転アーム52の径(突出した状態の径)と同等以下が好ましい。そして、貼付位置ローラ35の頂点35Pが台紙20上の略貼付位置Pとなるように配置される。ここで、略貼付位置とは、頂点位置が貼付位置に対して許容誤差の範囲で位置ずれしている場合をも含む意味である。
このとき、台紙20の搬送パスは、貼付位置Pに対して上流側が下方から当該貼付位置Pへと導かれる状態となる。また、台紙20の貼付位置Pの下流側は、略水平の搬送パスとされる。ここで、略水平とは、作用上同等となる傾きを許容誤差として含む意味である。
そこで、図4及び図5に、図2のインレット貼付の動作説明図を示す。まず、回転アーム群52(ここでは、一の回転アーム52Aのみを示して説明するが、他の回転アーム52B〜52Fにおいても連なっているために同じ動作となる)は、各貼付アーム62A〜62Cがそれぞれインレット41の保持位置では回転速度が遅め(減速)に制御され、保持位置から貼付位置直前までは高速回転され、貼付位置では台紙20の搬送速度と同期した回転速度に減速され、貼付位置から保持直前位置までは高速回転されるという加減速で制御される。なお、インレット41が不良品で非保持の場合であっても上記各位置に応じた加減速の制御がなされる。
図4(A)において、良品のインレット41が供給されたときに、その供給位置の前段階(保持直前位置)で貼付アーム62Aの駆動エア供給口67に正圧の制御エアが供給され、これに伴って可動軸63が突出して可動先端部61Aのインレット吸着部65(インレット吸着孔65A)で当該インレット41の先端部分を吸着保持する。このときには回転アーム52Aは減速状態とされる。貼付アーム62Aによる当該インレット41の保持後、回転アーム52Aが加速されて貼付アーム62Cが貼付直前位置になるまで高速回転され、当該貼付アーム62Cが貼付直前位置から減速回転とされる。なお、インレット41を保持していない場合に制御エア(負圧)により可動軸63は引き込み動作となる。そして、貼付アーム62Cの貼付位置からは回転アーム52Aが加速されて貼付アーム62Bがインレット41の保持直前位置になるまで高速回転され、当該貼付アーム62Bが保持直前位置から減速回転とされ、上記同様の制御エアにより良品のインレット41の先端部分を吸着保持する。
続いて、図4(B)に示すように、回転アーム52Aが加速されて貼付アーム62Aが貼付直前位置になるまで高速回転され、当該貼付アーム62Aの貼付位置まで台紙搬送速度と同期させるべく減速回転とされる。
このとき、貼付アーム62Aが、台紙20上の貼付位置に達する前段階(貼付直前位置)で回転速度が台紙搬送速度と同期させるべく減速されることから、インレット41は減速加速度によって回転方向の後方部分が下側に撓むこととなる。当該貼付アーム62A(可動先端部61A)が貼付位置に達したとき、図4(C)に示すように、台紙20の当該貼付位置の上流側が下方から搬送されることから、インレット41の保持されている先端部分が当該台紙20上に接触された時には後方部分は下側に撓んでいても当該台紙20上には非接触状態となる。
台紙20は、貼付位置の下流側では略水平に搬送されており、当該インレット41は図4(C)の状態から搬送進行に応じて台紙20上に徐々に後方部分まで接触状態とり、図5(A)に示すように、撓みが正常化(水平化)されてインレット41の貼付面全体で当該台紙20上に貼付されることとなる。貼付アーム62Aによる貼付後、回転アーム52Aは、貼付アーム62Cがインレット41の保持直前位置になるまで高速回転で制御され、当該貼付アーム62Cの保持直前位置から保持位置まで減速回転で制御される。当該貼付アーム62Cの保持位置でインレット41を不良品のために保持されないと回転アーム52Aは貼付アーム62Bが貼付直前位置になるまで高速回転で制御される。続いて、図5(B)に示すように、回転アーム52Aは貼付アーム62Bが貼付直前位置から貼付位置になるまで減速回転されるが、先端保持されたインレット41においても撓みが正常化(水平化)されてインレット41の貼付面全体で当該台紙20上に貼付されることとなるものである。そして、図4(A)以降のように、回転アーム52Aの回転制御及び各貼付アーム62A〜62Cにおけるインレット41の吸着保持、非保持の動作となるものである。
このように、インレット先端保持で貼付する際のインレット41の後方の撓み部分が貼付位置の台紙搬送上流側で下方からの搬送路とした台紙20に対して先端部分より遅く徐々に接触されることとなり、台紙20上に更にシートが重ね合わされても貼付されたインレット41にシワが発生せず、品質の維持、歩留まりを向上させることができるものである。
また、台紙20を貼付位置の下流側で略水平に搬送させることとすることにより、インレット41の先端部分の台紙20への貼付後に後方の撓み部分を略水平状態に規制させることから、一度接着した後方部分の跳ね上がり挙動を防止することができ、ひいては上記同様に台紙20上に貼付されたインレット41のシワの発生を防止することができ、品質の維持、歩留まりを向上させることができるものである。
本発明の情報搭載シート製造装置は、ラベル元シートから個片とされた各インレットなどの単片シートを連続シート上に所定数貼付させる情報搭載シート製造の産業分野に利用可能である。
11 情報搭載ラベルシート製造装置
12 RFIDラベル元シート
14 RFID読取検査部
15 単位インレット断裁部
16 インレット貼付部
17 制御部
18 エア供給源
19 エア制御駆動部
20 台紙
31 単位インレット送りローラ
32 インレット貼付機構
33,34 台紙搬送路パスローラ
35 貼付位置ローラ
41 インレット
42 シート基材
52 回転アーム群
53 インレット吸引機構
54 エアシリンダ駆動伝達部
61 可動先端部
62 貼付アーム
64 インレット保持面
65 インレット吸着部
65A インレット吸着孔

Claims (2)

  1. 単片シートを搬送される連続シート上に所定間隔で貼付させてラベルとさせる情報搭載シート製造装置であって、
    回転される所定数の貼付アームを備え、供給される単片シートをその回転方向の先端部分で保持させ、前記台紙上の貼付位置まで回転させて保持した単片シートを当該連続シート上に貼付させる単片シート貼付部と、
    前記連続シートの搬送路中の前記貼付位置に、当該貼付位置を頂点とする貼付位置ローラが配置され、当該連続シートの貼付位置に対する上流側を下方から貼付位置へと導く連続シート搬送路規定手段と、
    を有することを特徴とする情報搭載シート製造装置。
  2. 請求項1記載の情報搭載シート製造装置であって、前記連続シート搬送路規定手段は、前記連続シートを前記貼付位置の下流側で略水平に搬送させることを特徴とする情報搭載シート製造装置。
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