JP2013240933A - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】セレクター30は、ラインバッファー29に格納されたNライン分の画像の駆動波形選択データ(ii)の階調値が全て0であり、ラインバッファー29に送信されてくるN+1ライン目の画像の駆動波形選択データ(ii)の階調値が0でない場合は、ラインバッファー29に格納されたNライン分の画像の駆動波形として、インク吐出は行わずにメニスカス揺動のみを行う第3駆動波形(3)を選択する。また、11ライン目の画像の駆動波形として、各画素の階調に対応した先頭吐出画素用駆動波形である第4駆動波形(4)または第5駆動波形(5)を選択する。
【選択図】図3
Description
部から送信された次回以降の印字Nライン分(Nは10以上の整数)の駆動波形選択データを格納するラインバッファーを備え、前記セレクターは、前記ラインバッファーに格納されている同一の前記ノズルに対する次回以降の印字Nライン分の駆動波形選択データが全て0であり、且つ、次に前記データ加工部から送信された印字N+1ライン目の駆動波形選択データが0でない場合は、当該ノズルに対する次回以降の印字Nライン分の駆動波形として前記メニスカス揺動用駆動波形を選択するとともに、印字N+1ライン目の駆動波形として各画素の階調に対応した前記先頭吐出画素用駆動波形を選択し、上記以外の場合は、印字N+1ライン分の各駆動波形選択データが0でなければ各画素の階調に対応した前記インク吐出用駆動波形を選択し、駆動波形選択データが0であれば何れの駆動波形も選択しないことを特徴としている。
1.8×T/2≦b+c≦3.2×T/2 ・・・(I)
1.8×T/2≦b+c≦3.2×T/2 ・・・(I)
a1×n+a2×(n−1)+b≦1/H×1/3 ・・・(II)
、予備パルスによる振動とインク吐出用パルスによる振動が打ち消し合うことなく、インク吐出用パルスによる振動を確実に増幅させてインク吐出力を高めることができる。
とすることで、予備パルスによる振動とインク吐出用パルスによる振動が打ち消し合うことなく、インク吐出用パルスによる振動を確実に増幅させてインク吐出力を高めることができる。さらに、データ加工部でNライン分の駆動波形選択データを生成するため、ラインバッファーが不要となり制御が簡素化される。
1.8×T/2≦b+c≦3.2×T/2 ・・・(I)
ただし、
b;予備パルスの終端からインク吐出用パルスの開始までの待機時間
c;インク吐出用パルスのパルス幅
T;記録ヘッドの固有振動周期
である。
a1×n+a2×(n−1)+b≦1/H×1/3 ・・・(II)
ただし、
a1;予備パルスのパルス幅
a2;予備パルスの終端から次の予備パルスの開始までの待機時間
b;予備パルスの終端からインク吐出用パルスの開始までの待機時間
H;記録ヘッドの駆動周波数
である。
11C〜11K ラインヘッド
17 記録ヘッド
18 ノズル
20 制御部
21 画像処理部
23 データ加工部
25 ヘッド駆動部
27 駆動パルス発生部
29 ラインバッファー
30 セレクター
31 圧電素子
35 加圧室
100 インクジェット記録装置
M メニスカス
Claims (6)
- 記録媒体上にインクを吐出する複数のノズルと、該複数のノズルに連通し、内部にインクを収容可能な複数の加圧室と、該複数の加圧室に対応して配置され、前記各加圧室内のインクに圧力をかけて前記各ノズルからインクを吐出させる複数の圧電素子と、を有する記録ヘッドと、
前記圧電素子の駆動電圧の駆動波形として、前記ノズルからのインク吐出回数に応じて設定された2以上のインク吐出用駆動波形と、インク吐出は行わずに前記ノズル内のメニスカスを揺動させるメニスカス揺動用駆動波形とを含む複数の駆動波形を発生させる駆動パルス発生部と、該駆動パルス発生部で発生させたいずれの駆動波形を前記圧電素子に印加するか、或いは何れの駆動波形も前記圧電素子に印加しないかを前記各ノズルについて選択するセレクターと、を備え、印字対象となる画像データを構成する1つの画素につき、当該画素の階調に応じて定まる1回以上のインク吐出を前記各ノズルに対して実行させるヘッド駆動部と、
印字対象となる画像データを構成する各画素を多値階調で示した印字データを生成する画像処理部と、該画像処理部で生成された印字データを構成する各画素について、当該各画素の階調に対応した前記各ノズルのインク吐出回数を表す駆動波形選択データを生成するデータ加工部と、を有する制御部と、
を備えたインクジェット記録装置において、
前記駆動パルス発生部は、前記記録ヘッドの固有振動周期の1/2よりも狭いパルス幅の1つ以上の予備パルスの後に、画素の階調に応じて定まる1回以上のインク吐出を行わせる1つ以上のインク吐出用パルスをリレーさせた先頭吐出画素用駆動波形を発生可能であり、前記先頭吐出画素用駆動波形は、前記予備パルスの終端から1つ目の前記インク吐出用パルスの開始までの待機時間をb、前記インク吐出用パルスのパルス幅をc、前記記録ヘッドの固有振動周期をTとするとき、以下の式(I)を満たすとともに、
前記ヘッド駆動部は、前記データ加工部から送信された次回以降の印字Nライン分(Nは10以上の整数)の駆動波形選択データを格納するラインバッファーを備え、
前記セレクターは、前記ラインバッファーに格納されている同一の前記ノズルに対する次回以降の印字Nライン分の駆動波形選択データが全て0であり、且つ、次に前記データ加工部から送信された印字N+1ライン目の駆動波形選択データが0でない場合は、当該ノズルに対する次回以降の印字Nライン分の駆動波形として前記メニスカス揺動用駆動波形を選択するとともに、印字N+1ライン目の駆動波形として各画素の階調に対応した前記先頭吐出画素用駆動波形を選択し、
上記以外の場合は、印字N+1ライン分の各駆動波形選択データが0でなければ各画素の階調に対応した前記インク吐出用駆動波形を選択し、駆動波形選択データが0であれば何れの駆動波形も選択しないことを特徴とするインクジェット記録装置。
1.8×T/2≦b+c≦3.2×T/2 ・・・(I) - 記録媒体上にインクを吐出する複数のノズルと、該複数のノズルに連通し、内部にインクを収容可能な複数の加圧室と、該複数の加圧室に対応して配置され、前記各加圧室内のインクに圧力をかけて前記各ノズルからインクを吐出させる複数の圧電素子と、を有する記録ヘッドと、
前記圧電素子の駆動電圧の駆動波形として、前記ノズルからのインク吐出回数に応じて設定された2以上のインク吐出用駆動波形と、インク吐出は行わずに前記ノズル内のメニスカスを揺動させるメニスカス揺動用駆動波形とを含む複数の駆動波形を発生させる駆動パルス発生部と、該駆動パルス発生部で発生させたいずれの駆動波形を前記圧電素子に印加するか、或いは何れの駆動波形も前記圧電素子に印加しないかを前記各ノズルについて選択するセレクターと、を備え、印字対象となる画像データを構成する1つの画素につき、当該画素の階調に応じて定まる1回以上のインク吐出を前記各ノズルに対して実行させるヘッド駆動部と、
印字対象となる画像データを構成する各画素を多値階調で示した印字データを生成する画像処理部と、該画像処理部で生成された印字データを構成する各画素について、当該各画素の階調に対応した前記各ノズルのインク吐出回数を表す次回以降の印字Nライン分(Nは10以上の整数)の駆動波形選択データを生成するデータ加工部と、を有する制御部と、
を備えたインクジェット記録装置において、
前記駆動パルス発生部は、前記記録ヘッドの固有振動周期の1/2よりも狭いパルス幅の1つ以上の予備パルスの後に、画素の階調に応じて定まる1回以上のインク吐出を行わせる1つ以上のインク吐出用パルスをリレーさせた先頭吐出画素用駆動波形を発生可能であり、前記先頭吐出画素用駆動波形は、前記予備パルスの終端から1つ目の前記インク吐出用パルスの開始までの待機時間をb、前記インク吐出用パルスのパルス幅をc、前記記録ヘッドの固有振動周期をTとするとき、以下の式(I)を満たすとともに、
前記セレクターは、前記データ加工部から送信された同一の前記ノズルに対する次回以降の印字Nライン分の駆動波形選択データが全て0であり、且つ、次に前記データ加工部から送信された印字N+1ライン目の駆動波形選択データが0でない場合は、当該ノズルに対する次回以降の印字Nライン分の駆動波形として前記メニスカス揺動用駆動波形を選択するとともに、印字N+1ライン目の駆動波形として各画素の階調に対応した前記先頭吐出画素用駆動波形を選択し、
上記以外の場合は、印字N+1ライン分の各駆動波形選択データが0でなければ各画素の階調に対応した前記インク吐出用駆動波形を選択し、駆動波形選択データが0であれば何れの駆動波形も選択しないことを特徴とするインクジェット記録装置。
1.8×T/2≦b+c≦3.2×T/2 ・・・(I) - 前記先頭吐出画素用駆動波形は、前記予備パルス数をn、パルス幅をa1、前記予備パルス間の待機時間をa2、前記記録ヘッドの駆動周波数をHとするとき、以下の式(II)を満たすことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインクジェット記録装置。
a1×n+a2×(n−1)+b≦1/H×1/3 ・・・(II) - 前記記録ヘッドの駆動周波数Hが異なる複数の印字モードを選択可能であり、前記駆動パルス発生部は、前記記録ヘッドの駆動周波数Hから算出された前記予備パルス数nに基づいて、選択された前記印字モードに応じた前記先頭吐出画素用駆動波形を生成することを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
- 前記メニスカス揺動用駆動波形は、前記インク吐出用駆動波形よりも狭いパルス幅を有し、且つ高い周波数を有するパルスが連続して複数回繰り返されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
- 連続印字中の記録媒体間で、前記メニスカス揺動用駆動波形の駆動電圧を次の記録媒体上に少なくとも1回以上インクを吐出する前記全ての圧電素子に印加することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
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-
2012
- 2012-05-21 JP JP2012115874A patent/JP5820769B2/ja active Active
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