JP5959112B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
[顔料分散体の作製]
使用する顔料分散体に関しては、画像品質を高めるために、微粒子且つ数万の分子量を有する樹脂に被覆された顔料分散体が適している。このような樹脂材料としては、酸価150〜300の樹脂が好適であり、スチレンアクリル樹脂等の水溶性樹脂が挙げられる。なお、酸価が低い場合は、顔料の分散性が悪く微粒子化が困難であり、発色・着色力が低くなる。また、酸価が高い場合は、インクの保存安定性が悪くなる。
そして、得られた顔料分散体(26.6質量%)と、オレフィンE1010(0.5質量%)と、1,3−ブタンジオール(5.0質量%)と、トリエチレングリコールモノブチルエーテル(5.0質量%)と、2−ピロリドン(5.0質量%)と、グリセリン(15.0質量%)と、イオン交換水(42.9質量%)と、をこの比率で混合撹拌してインクを作製した。なお、得られたインクの粘度は、約6mPa・sであった。
作製したインクを記録ヘッド17に充填した。そして、全ノズル18について、パージ(ノズル内の粘度が高くなったインクを吐出)した後、ワイプ(吐出されたインクを拭き取り)した。その後、A3サイズの用紙を搬送し、その用紙の後端部に全ノズル18から1画素だけインクを吐出することを、1時間連続で行った。実施例1−1では、インク吐出量を、階調値2に対応する10plとした。
実施例1−2では、用紙の後端部の2画素にインクを吐出することを、1時間連続で行った。実施例1−2のその他の構成は、実施例1−1と同様にした。
比較例1−1では、インク吐出量を、階調値1に対応する5.5plとした。比較例1−1のその他の構成は、実施例1−1と同様にした。
比較例1−2では、インク吐出量を、階調値1に対応する5.5plとした。比較例1−2のその他の構成は、実施例1−2と同様にした。
作製したインクを記録ヘッド17に充填した。そして、全ノズル18について、パージ・ワイプを行い1時間の非印字時間経過後に、A3サイズの用紙を搬送し、その用紙の後端部に全ノズル18から1画素だけインクを吐出した。実施例2では、インク吐出量を、階調値2に対応する10plとした。実施例2のその他の構成は、実施例1−1と同様にした。
比較例2では、インク吐出量を、階調値1に対応する5.5plとした。比較例2のその他の構成は、実施例2と同様にした。
18 ノズル
20 制御部
21 画像処理部
23 データ加工部
25 ヘッド駆動部
27 駆動パルス発生部
30 セレクター
31 圧電素子
35 加圧室
100 インクジェット記録装置
P 用紙(記録媒体)
Claims (8)
- 記録媒体上にインクを吐出する複数のノズルと、該複数のノズルに連通し、内部にインクを収容可能な複数の加圧室と、該複数の加圧室に対応して配置され、前記各加圧室内のインクに圧力をかけて前記各ノズルからインクを吐出させる複数の圧電素子と、を有する記録ヘッドと、
前記圧電素子の駆動電圧の駆動波形として、前記ノズルからのインク吐出回数に応じて設定された2以上のインク吐出用駆動波形と、インク吐出は行わずに前記ノズル内のメニスカスを揺動させるメニスカス揺動用駆動波形とを有する複数の駆動波形を発生させる駆動パルス発生部を含み、印字対象となる画像データを構成する画素の階調に応じて定まる量のインク吐出を前記各ノズルに対して実行させるヘッド駆動部と、
印字対象となる画像データを構成する各画素を多値階調で示した印字データを生成する画像処理部と、該画像処理部で生成された印字データを構成する各画素について、当該各画素の階調に対応した駆動波形選択データを生成するデータ加工部と、を有する制御部と、
を備え、
前記ヘッド駆動部および前記制御部の少なくとも一方には、何れの駆動波形を前記圧電素子に印加するか、或いは何れの駆動波形も前記圧電素子に印加しないかを前記各ノズルについて選択するセレクターが設けられており、
前記セレクターは、
1つの画像データ内で1画素または2画素にインクを吐出するノズルに対して、インクを吐出する少なくとも1画素目の駆動波形としてその画素の階調よりも上の階調または最大階調に対応した前記インク吐出用駆動波形を選択し、
1つの画像データ内で3画素以上にインクを吐出するノズルに対して、インクを吐出する画素の駆動波形としてその画素の階調に対応した前記インク吐出用駆動波形を選択し、
1つの画像データ内で1つの画素にもインクを吐出しないノズルに対して、何れの駆動波形も選択しないことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記セレクターは、1つの画像データ内で2画素にインクを吐出するノズルに対して、インクを吐出する2画素目の駆動波形としてその画素の階調よりも上の階調または最大階調に対応した前記インク吐出用駆動波形を選択することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記駆動パルス発生部で発生させる前記インク吐出用駆動波形の数が3以上であるとき、前記セレクターは、1つの画像データ内で1画素または2画素にインクを吐出するノズルに対して、インクを吐出する少なくとも1画素目の駆動波形としてその画素の階調よりも1階調上に対応した前記インク吐出用駆動波形を選択することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記セレクターは、1つの画像データ内で1画素または2画素にインクを吐出するノズルに対して、インクを吐出する画素の駆動波形選択データが最大階調に対応した駆動波形選択データであるときは最大階調に対応した前記インク吐出用駆動波形を選択することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記メニスカス揺動用駆動波形は、前記インク吐出用駆動波形よりも狭いパルス幅を有し、且つ高い周波数を有するパルスが連続して複数回繰り返されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 連続印字中の記録媒体間で、前記メニスカス揺動用駆動波形の駆動電圧を、次の記録媒体上に少なくとも1画素以上にインクを吐出する全ての前記圧電素子に印加することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記セレクターは、
1つの画像データ内で1画素または2画素にインクを吐出するノズルに対して、インクを吐出する少なくとも1画素目の駆動波形としてその画素の前記駆動波形選択データの階調よりも上の階調または最大階調に対応した前記インク吐出用駆動波形を選択し、
1つの画像データ内で3画素以上にインクを吐出するノズルに対して、インクを吐出する画素の駆動波形としてその画素の前記駆動波形選択データの階調に対応した前記インク吐出用駆動波形を選択することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記データ加工部は、
1つの画像データ内で1画素または2画素にインクを吐出するノズルに対して、インクを吐出する少なくとも1画素目の駆動波形選択データを、その画素の階調よりも上の階調または最大階調の駆動波形選択データに変更するとともに、
1つの画像データ内で3画素以上にインクを吐出するノズル、および1つの画像データ内で1つの画素にもインクを吐出しないノズルについては、駆動波形選択データを変更せず、
前記セレクターは、各ノズルに対して、前記駆動波形選択データに基づいて、前記インク吐出用駆動波形を選択し、あるいは何れの駆動波形も選択しないことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
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JP2013199231A JP5959112B2 (ja) | 2013-09-26 | 2013-09-26 | インクジェット記録装置 |
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JP2015063092A JP2015063092A (ja) | 2015-04-09 |
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JP5362381B2 (ja) * | 2009-02-10 | 2013-12-11 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP5594909B2 (ja) * | 2012-01-18 | 2014-09-24 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | インクジェット記録装置 |
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2013
- 2013-09-26 JP JP2013199231A patent/JP5959112B2/ja active Active
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