JP2013239575A - 載置台、及びプラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】載置台は、基台、導線、被接続部、及びスペーサを備えている。
【解決手段】基台16には、貫通孔16aが形成されている。導線72は、基台16の貫通孔16aに通されている。被接続部は、基台16上に設けられており、導線72に電気的に接続されている。スペーサは、絶縁性を有しており、貫通孔16a内において導線72に取り付けられている。スペーサは、貫通孔16aの延在方向に直交する方向において当該貫通孔16aの幅よりも小さい幅を有しており、貫通孔16aに収容されている導線72の長さよりも短い長さを有している。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、載置台、及びプラズマ処理装置に関するものである。
プラズマ処理装置は、減圧可能な処理容器内において被処理基体を支持するための載置台を有している。載置台は、被処理基体の温度を制御する機能、及び、被処理基体を吸着保持するための静電チャックといった種々の機能及び要素を有している。このような載置台の一例は、特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載された載置台は、基台、及び、当該基台上に設けられた静電チャックを有している。静電チャックは、絶縁層内に設けられた給電層を有している。基台は導電性を有しており、当該基台には貫通孔が形成されている。この貫通孔には、セラミック製の筒状の碍子が設けられている。碍子は、貫通孔を画成する全内壁面に沿うように設けられている。この碍子内には給電層に電力を供給するための電極ロッドが嵌入されている。
特開2007−266342号公報
基台上に設けられた静電チャックのような被接続部に対して電極ロッドを接続するためには貫通孔を基台に形成することは必要であるが、特許文献1に記載されたプラズマ処理装置の載置台のような従来の載置台では、貫通孔の全内壁面を覆うように碍子を設けているので、貫通孔の径は必然的に大きくなる。これにより、静電チャックにおいては貫通孔の上方に他の領域とは熱伝導率が異なる大きな領域が生じる。その結果、従来のプラズマ処理装置では、被処理基体の全領域にわたる均一な温度制御が困難となることがある。
したがって、本技術分野においては、貫通孔のサイズを小さくすることが可能な配線構造を有する載置台が要請されている。
本発明の一側面に係る載置台は、基台、導線、被接続部、及びスペーサを備えている。基台には、貫通孔が形成されている。導線は、基台の貫通孔に通されている。被接続部は、基台上に設けられており、導線に電気的に接続されている。スペーサは、絶縁性を有しており、貫通孔内において導電に取り付けられている。スペーサは、貫通孔の延在方向に直交する方向において当該貫通孔の幅よりも小さい幅を有しており、貫通孔に収容されている導線の長さよりも短い長さを有している。
この載置台では、給電層に電気的に接続する導線が貫通孔内に設けられている。本載置台では、従来の載置台が有する碍子、即ち、貫通孔の全内壁面を覆う碍子が省略されており、基台と導線との間の絶縁を確保するために、スペーサが導線に取り付けられている。このスペーサは、貫通孔の幅より小さい幅を有し、貫通孔の長さよりも短い長さを有している。したがって、スペーサは、従来の碍子に比べて相当に小さいサイズを有している。かかるスペーサを用いることにより、本載置台では、基台に設けられた貫通孔のサイズを小さくすることが可能となる。なお、一実施形態では、貫通孔内に収容されている導線に複数のスペーサが取り付けられていてもよい。
一実施形態では、スペーサは、導線を囲む筒状部、即ち、導線を、その長さの一部において覆う筒状部と、筒状部の延在方向に交差する方向に当該筒状部から延びる突出部と、を有していてもよい。かかる突出部により、導線と基台との接触がより確実に防止され得る。
一実施形態では、載置台は、貫通孔の内部に埋め込まれた絶縁性の充填材料を更に備え、スペーサは、充填材料を通すための空間を画成していてもよい。この実施形態によれば、充填材料が、確実且つ容易に貫通孔内に充填され、基台と導線との間のより確実な絶縁が確保され得る。
一実施形態では、被接続部は、載置台上に設けられた静電チャックであってもよい。静電チャックは、絶縁層と、当該絶縁層内に設けられた給電層と、を有する。この実施形態では、導線は、静電チャックの給電層に電気的に接続される。なお、別の実施形態では、被接続部は、載置台に設けられた熱電対といった温度センサ、又は、ヒータであってもよい。
一実施形態では、載置台は、導線の一端に取り付けられた端子部材を更に備え、給電層は、端子部材と結合される端子部を有し得る。この実施形態において、静電チャックの絶縁層には、貫通孔に連続する凹部が設けられており、端子部材と端子部との結合部分が、当該凹部内に収容される。即ち、この実施形態では、端子部材と端子部との結合部分は、熱膨張率の小さな絶縁層に設けた凹部の中に収容される。したがって、この実施形態によれば、基台の熱膨張率と静電チャックの絶縁層の熱膨張率の差によって生じて端子部材と端子部との結合部分に加わる応力を低減することができる。その結果、端子部材と端子部との結合の信頼性が高められ得る。
一実施形態では、端子部材は板金製の部材であり、凹部に収容され且つ端子部と結合されるベース部と、導線の一端を保持する保持部とを含み得る。この実施形態では、保持部の一端は、ベース部に対して該保持部が揺動可能なように、該ベース部に支持されており、端子部材は、保持部が基台の中心から離れる方向に揺動可能なように配置され得る。この実施形態では、基台の熱膨張により応力が発生すると、保持部がベース部に支持された一端を支点として倒れ、これにより、端子部材と端子部との結合部分に生じる応力が緩和する。したがって、この実施形態によれば、端子部材と端子部との結合の信頼性をより高めることができる。
一実施形態では、載置台は、導線の他端に取り付けられた端子部材と、当該端子部材を保持する保持部材を更に備え得る。この実施形態では、基台は、下方を向いた面を有し、基台の当該面に保持部材が当接する。導線の他端に取り付けられた端子部材には、例えば、導電ロッドの先端が上方へ付勢されつつ突き当てられる。このときに発生する力は、導線の一端に取り付けられた端子部材と端子部との結合部分に及ぶことなく、保持部材が当接している基台の面が受ける。したがって、この実施形態によれば、端子部材と端子部との結合の信頼性をより高めることができる。
一実施形態では、貫通孔内において収容されている導線の長さは、当該貫通孔の長さよりも長くてもよい。即ち、一実施形態では、貫通孔内に収容された導線は、その少なくとも一部が曲線状に延在するように、たわんでいる。この実施形態によれば、端子部材と端子部との結合部分に加わる応力をより低減することが可能である。
また、本発明の別の側面に係るプラズマ処理装置は、処理容器と、上述した側面又は種々の実施形態の何れかの載置台であり処理容器内に設けられた載置台と、処理容器内に処理ガスを供給する手段と、処理容器内において処理ガスのプラズマを生成する手段と、を備える。本プラズマ処理装置によれば、静電チャックにおいて貫通孔の上方に生じる熱伝導率の異なる領域の大きさを小さくすることができる。その結果、静電チャックの上面の温度のバラツキが低減され、ひいては被処理基体に対する処理のバラツキが低減され得る。
以上説明したように、本発明の種々の側面及び実施形態によれば、導線を通すための貫通孔のサイズを小さくすることができる配線構造を有する載置台、及び、当該載置台を備えるプラズマ処理装置が提供される。
一実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す図である。 一実施形態に係る載置台の配線構造を示す断面図である。 一実施形態に係るスペーサを示す斜視図である。 導線の一端及び他端にそれぞれ取り付けられた一実施形態の端子部材を破断して示す図である。 別の実施形態の端子部材を示す斜視図である。 別の実施形態に係るスペーサを示す斜視図である。
以下、図面を参照して種々の実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
図1は、一実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す図である。図1では、一実施形態に係るプラズマ処理装置の断面が示されている。図1に示すプラズマ処理装置10は、平行平板型のプラズマ処理装置である。
プラズマ処理装置10は、処理容器12及び載置台14を備えている。処理容器12は、略円筒形状を有しており、その内部に処理空間Sを画成している。処理容器12の側壁には、被処理基体(基板)Wの搬入出口を開閉するゲートバルブ30が取り付けられている。プラズマ処理装置10は、この処理容器12内に、載置台14を備えている。載置台14は、処理空間Sの下方に設けられている。この載置台14は、基台16及び静電チャック18を有している。基台16は、略円板形状を有しており、導電性を有している。基台16は、例えばアルミニウム製であり、下部電極を構成している。
一実施形態においては、基台16は、静電チャック18の熱を吸熱して、静電チャック18を冷却する機能を有する。具体的に、基台16の内部には、冷媒流路16pが形成されており、冷媒流路16pには、冷媒入口配管、冷媒出口配管が接続され得る。載置台14は、冷媒流路16pの中に適宜の冷媒、例えば冷却水等を循環させることによって、基台16及び静電チャック18を所定の温度に制御可能な構成とされている。
一実施形態においては、プラズマ処理装置10は、筒状保持部20及び筒状支持部22を更に備えている。筒状保持部20は、基台16の側面及び底面の縁部に接して、当該基台16を保持している。筒状支持部22は、処理容器12の底部から垂直方向に延在し、筒状保持部20を介して基台16を支持している。プラズマ処理装置10は、この筒状保持部20の上面に載置されるフォーカスリングFRを更に備え得る。フォーカスリングFRは、例えば、シリコン又は石英から構成され得る。
一実施形態においては、処理容器12の側壁と筒状支持部22との間には、排気路24が設けられている。排気路24の入口又はその途中には、バッフル板25が取り付けられている。また、排気路24の底部には、排気口26aが設けられている。排気口26aは、処理容器12の底部に嵌め込まれた排気管26によって画成されている。この排気管26には、排気装置28が接続されている。排気装置28は、真空ポンプを有しており、処理容器12内の処理空間Sを所定の真空度まで減圧することができる。
基台16には、プラズマ生成用の高周波電源32が整合器34を介して電気的に接続されている。一実施形態においては、高周波電源32は、イオン引き込み用の所定の高周波数(例えば、2MHz〜27MHz)の高周波電力を下部電極、即ち、基台16に印加する。
プラズマ処理装置10は、更に、処理容器12内にシャワーヘッド38を備えている。シャワーヘッド38は、処理空間Sの上方に設けられている。シャワーヘッド38は、電極板40及び電極支持体42を含んでいる。
電極板40は、略円板形状を有する導電性の板であり、上部電極を構成している。電極板40には、高周波電源35が整合器36を介して電気的に接続されている。高周波電源35は、一実施形態においては、プラズマ生成用の所定の高周波数(例えば、27MHz以上)の高周波電力を電極板40に印加する。高周波電源35によって電極板40に高周波電力がそれぞれ与えられると、基台16と電極板40との間の空間、即ち、処理空間Sには高周波電界が形成され、プラズマが励起される。したがって、一実施形態においては、基台16、電極板40、及び高周波電源32は、一実施形態に係るプラズマを生成する手段の一部を構成している。
電極板40には、複数のガス通気孔40hが形成されている。電極板40は、電極支持体42によって着脱可能に支持されている。電極支持体42の内部には、バッファ室42aが設けられている。プラズマ処理装置10は、ガス供給部44を更に備えており、バッファ室42aのガス導入口42bにはガス供給導管46を介してガス供給部44が接続されている。ガス供給部44は、処理空間Sに処理ガスを供給する。ガス供給部44は、例えば、フルオロカーボン系のエッチングガス等を供給し得る。電極支持体42には、複数のガス通気孔40hにそれぞれ連続する複数の孔が形成されており、当該複数の孔はバッファ室42aに連通している。したがって、ガス供給部44から供給されるガスは、バッファ室42a、ガス通気孔40hを経由して、処理空間Sに供給される。なお、シャワーヘッド38及びガス供給部44は、一実施形態に係る処理ガスを供給する手段を構成している。
一実施形態においては、処理容器12の天井部に、環状又は同心状に延在する磁場形成機構48が設けられている。この磁場形成機構48は、処理空間Sにおける高周波放電の開始(プラズマ着火)を容易にして放電を安定に維持するよう機能する。
プラズマ処理装置10では、基台16の上面に静電チャック18が設けられている。静電チャック18は、略円板状の部材であり、絶縁層18a、及び給電層18bを有している。絶縁層18aはセラミック等の絶縁体により形成される膜であり、給電層18bは、絶縁層18aの内層として形成された導電性の膜である。給電層18bには、スイッチSWを介して直流電源56が接続されている。直流電源56から給電層18bに直流電圧が与えられると、クーロン力が発生し、当該クーロン力によって被処理基体Wが静電チャック18上に吸着保持される。
一実施形態においては、静電チャック18の内部には、加熱素子であるヒータHTが埋め込まれていてもよい。この実施形態では、静電チャック18は、ヒータHTにより、被処理基体Wを所定温度に加熱できるように構成されている。このヒータHTは、配線を介してヒータ電源HPに接続されている。
一実施形態においては、プラズマ処理装置10は、ガス供給ライン58及び60、並びに、伝熱ガス供給部62及び64を更に備えている。伝熱ガス供給部62は、ガス供給ライン58に接続されている。このガス供給ライン58は、静電チャック18の上面まで延びて、当該上面の中央部分において環状に延在している。伝熱ガス供給部62は、例えばHeガスといった伝熱ガスを、静電チャック18の上面と被処理基体Wとの間に供給する。また、伝熱ガス供給部64はガス供給ライン60に接続されている。ガス供給ライン60は、静電チャック18の上面まで延びて、当該上面においてガス供給ライン58を囲むように環状に延在している。伝熱ガス供給部64は、例えばHeガスといった伝熱ガスを、静電チャック18の上面と被処理基体Wとの間に供給する。
さらに、一実施形態においては、プラズマ処理装置10は、制御部66を更に備えている。この制御部66は、排気装置28、スイッチSW、高周波電源32、整合器34、高周波電源35、整合器36、ガス供給部44、伝熱ガス供給部62及び64、並びにヒータ電源HPに接続されている。制御部66は、排気装置28、スイッチSW、高周波電源32、整合器34、高周波電源35、整合器36、ガス供給部44、伝熱ガス供給部62及び64、並びにヒータ電源HPのそれぞれに制御信号を送出する。制御部66からの制御信号により、排気装置28による排気、スイッチSWの開閉、高周波電源32からの電力供給、整合器34のインピーダンス調整、高周波電源35からの電力供給、整合器36のインピーダンス調整、ガス供給部44による処理ガスの供給、伝熱ガス供給部62及び64それぞれによる伝熱ガスの供給、ヒータ電源HPからの電力供給が制御される。
かかるプラズマ処理装置10では、ガス供給部44から処理空間Sに処理ガスが供給される。また、電極板40と基台16との間、即ち処理空間Sにおいて高周波電界が形成される。これにより、処理空間Sにおいてプラズマが発生し、処理ガスに含まれる元素のラジカル又はイオン等により、被処理基体Wのエッチングが行われ得る。
以下、図2を参照して、載置台14における配線構造ついて詳細に説明する。図2は、一実施形態に係る載置台の配線構造を示す断面図であり、載置台の一部分の断面を拡大して示している。上述したように、載置台14は、基台16上に静電チャック18が設けられた構造を有している。静電チャック18は、例えば、アクリル系の接着剤70により基台16の上面に接着され得る。
この載置台14には、給電層18bを直流電源56に電気的に接続するための配線構造が設けられている。具体的には、図2に示すように、上下に貫通する貫通孔16aが基台16に形成されている。この貫通孔16a内には、給電層18bと直流電源56とを電気的に接続するための導線72が通されている。
一実施形態においては、導線72の一端、即ち上端には金属製の端子部材74が取り付けられており、導線72の他端、即ち下端には金属製の端子部材76が取り付けられている。この端子部材74は、給電層18bの端子部18tと結合される。端子部材74と端子部18tとの間の結合には、例えば、ロウ付け、半田接合、又は導電性接着剤を用いた接合を用いることができる。また、端子部材76の下面には、導電ロッド78の先端が下方から突き当てられる。導電ロッド78は、導線72と直流電源56との間に設けられるものであり、導電ロッド78の先端はバネ80によって下方から付勢される。
図2に示すように、貫通孔16a内において延在する導線72には、一以上のスペーサ82が取り付けられている。スペーサ82は、絶縁性の部材であり、例えば、アルミナといったセラミックによって構成され得る。スペーサ82は、貫通孔16aの長さよりも短い長さを有しており、また、貫通孔16aの延在方向(即ち上下方向)に直交する方向において貫通孔16aの幅よりも小さい幅を有している。載置台14では、このスペーサ82により、基台16の内壁面と導線72との間に距離を確保して、基台16と導線72との間の絶縁を確保することができる。また、かかるサイズのスペーサ82を用いることにより、貫通孔16aの幅、即ち、丸孔である場合には貫通孔16aの直径を、小さくすることが可能である。その結果、静電チャック18では、貫通孔16aの上方の領域のサイズが小さくなる。即ち、静電チャック18において他の領域とは熱伝導率が異なる領域のサイズが小さくなる。これにより、プラズマ処理装置10では、静電チャック18の上面の温度のバラツキが低減され、ひいては被処理基体Wに対する処理のバラツキが低減される。
図3は、一実施形態に係るスペーサを示す斜視図である。図2及び図3に示すように、一実施形態においては、スペーサ82は、筒状部82a及び突出部82bを含んでいる。筒状部82aは、導線72の全長のうち一部を囲むように設けられている。この筒状部82aは、例えば接着剤を介して導線72に固定され得る。突出部82bは、筒状部82aの延在方向に交差する方向に当該筒状部82aから延び出している。かかる突出部82bにより、導線72と基台16との接触がより確実に防止され得る。なお、図3に示す突出部82bは略環形状を有しているが、突出部82bは、互いに間隔を置いて周方向に配列された複数の凸部が筒状部82aから延び出した構成を有していてもよい。
一実施形態においては、貫通孔16a内には、絶縁性を有する充填材料84が埋め込まれ得る。この充填材料84には、例えば、シリコーン系の接着剤を用いることができる。この充填材料84の埋込み作業を容易にするために、スペーサ82は、当該充填材料84を通すための空間を画成している。図3に示すスペーサ82では、当該空間として複数の孔82hが突出部82bに形成されている。かかる構造のスペーサ82によれば、充填材料84が、確実且つ容易に貫通孔内に埋め込まれ、基台16と導線72との間のより確実な絶縁が確保され得る。
以下、図2と共に図4を参照する。図4は、導線の一端及び他端にそれぞれ取り付けられた一実施形態の端子部材を破断して示す図である。図4に示すように、端子部材74は、一実施形態においては、ベース部74a及び筒状部74bを含んでいる。ベース部74aは、略円板形状を有している。筒状部74bは、ベース部74aの一主面(即ち、下面)から当該一主面に交差する方向に延び出している。導線72の一端は、筒状部74bの内孔を通り、ベース部74a及び/又は筒状部74bの内壁面に結合されている。導線72の一端と端子部材74とは、接合部材90を介して接合される。接合部材90は、例えば、例えば、半田又は導電性接着剤である。
図2に示すように、静電チャック18の絶縁層18aには、貫通孔16aに連続する凹部18rが形成されている。この凹部18rの奥端には、給電層18bの端子部18tの下面が露出している。この端子部18tには、端子部材74のベース部74aが結合されている。
一実施形態においては、図2に示すように、端子部材74と端子部18tとの結合部分は、凹部18r内に設けられている。このように、載置台14では、基台16よりも熱膨張率の小さな絶縁層18a内に凹部18rを設けて、当該凹部18r内に端子部材74と端子部18tとの結合部分を収容している。これにより、基台16の熱膨張率と静電チャック18の絶縁層18aの熱膨張率の差によって生じて端子部材74と端子部18tとの結合部分に加わる応力を低減することができる。その結果、端子部材74と端子部18tとの結合との信頼性が高められている。なお、図2に示す実施形態では、端子部材74の全体が凹部18r内に収容されているが、端子部材74と端子部18tとの結合部分が凹部18r内に収容されていれば、端子部材74の全体が凹部18r内に収容されている必要はない。
再び図4を参照すると、端子部材76は、一実施形態においては、ベース部76a及び筒状部76bを有している。端子部材76のベース部76aは、筒状部76bとは別体であり、上面に凹部を画成した略円板形状を有している。筒状部76bは、小径部76c、及び、小径部76cに連続する大径部76dを含んでおり、小径部76c及び大径部76dを貫通する内孔を画成している。導線72の他端は、筒状部76bの内孔に収容されており、当該筒状部76bの内壁面に結合されている。導線72の他端と端子部材76の筒状部76bは、接合部材92を介して接合される。接合部材92は、例えば、半田又は導電性接着剤である。なお、導線72の他端は、導線72を筒状部76bに通した後に、大径部76dから突き出した余長部分を切断することにより形成され得る。そして、大径部76dをベース部76aの凹部に収容して、大径部76dとベース部76aとを結合することにより、端子部材76が形成される。これら大径部76dとベース部76aとの結合には、ロウ付け、半田接合、又は導電性接着剤を用いた接合を用いることができる。
図2に示すように、一実施形態においては、載置台14は、端子部材76を保持する保持部材86を更に備え得る。また、基台16には、貫通孔16aの下方に連続した凹部16rが形成されている。この凹部16rの幅は貫通孔16aの幅よりも大きくなっている。これにより、基台16は、凹部16rと貫通孔16aとの境界に、下方に向いた面16fを提供している。
基台16に形成された凹部16r内には、保持部材86が配置されている。保持部材86は、略筒状の絶縁性の部材であり、例えば、アルミナといったセラミックから構成される。この保持部材86は、凹部16rの幅に略等しい幅を有しており、保持部材86の上端は、基台16の面16fに当接している。また、保持部材86は、縮径部86aを有している。縮径部86aは、保持部材86の内壁面から内側に延び出しており、保持部材86の内孔の径を一部において狭くしている。縮径部86aによって画成される内孔の直径は、端子部材76の筒状部76bの外径に略等しくなっている。この縮径部86aにより筒状部76bが保持されることにより、端子部材76は保持部材86によって保持される。また、縮径部86aには、貫通孔16aに連通する孔86bが形成されている。この孔86bは、上述した充填材料84を貫通孔16a内に注入し、また、貫通孔16a内に充填された充填材料84の脱泡を行うときに用いられる。
上述したように、端子部材76のベース部76aの下面には、導電ロッド78の先端がバネ80によって上方に付勢されつつ、突き当てられる。載置台14では、保持部材86が基台16の面16fに当接しているので、基台16は、導電ロッド78の先端から端子部材76に加わる力を保持部材86を介して受ける。即ち、載置台14では、端子部材76に加わる力が、端子部材74と端子部18tとの結合部分に及ばないようになっている。これにより、載置台14では、端子部材74と端子部18tとの結合の信頼性をより高めることが可能となっている。
また、一実施形態においては、貫通孔16a内で延在する導線72の長さは、貫通孔16aの長さよりも長くなっている。即ち、貫通孔16a内において、導線72は、少なくとも部分的に曲線状に延在しており、たわみを有している。これにより、基台16が熱により膨張して、導線72に力が加わっても、端子部材74と端子部18tとの結合部分に過剰な応力が加わらないようになっている。したがって、この実施形態によれば、端子部材74と端子部18tとの結合の信頼性をより高めることが可能となっている。
以下、更に別の実施形態について説明する。図5は、別の実施形態の端子部材を示す斜視図である。図5に示すように、載置台14は、端子部材74に代えて端子部材174を有していてもよい。端子部材174は、板金製の部材であり、ベース部174a、及び、保持部174bを有している。ベース部174aは、略円板形状を有しており、端子部18tと結合される部分である。また、保持部174bは、導線72の一端を保持する部分であり、保持部174bと導線72の一端は、半田付け等により互いに接合される。
保持部174bは、ベース部174aに形成した一対のスリット間の帯状の領域を当該ベース部174aから折り曲げることによって構成されている。この保持部174bの一端は、ベース部174aに支持されており、当該保持部174bは当該一端を支点にして揺動可能となっている。かかる端子部材174は、基台16の中心から離れる方向に保持部174bが揺動可能なように配置され得る。この方向は基台16が主として膨張する方向であり、基台16の径方向であり得る。なお、図5では、実線の矢印の先端に対して基端が存在する方向が、基台16の中心を現わしている。このように端子部材174を配置することにより、基台16の膨張に起因する力が保持部174bに加わると、保持部174bが倒れて、保持部174bにより当該力が吸収される。したがって、端子部材174によれば、端子部材174と端子部18tとの結合部分に加わる応力を緩和することができ、ひいては、端子部材174と端子部18tとの結合の信頼性をより高めることができる。なお、端子部材74と同様に、端子部材174と端子部18tとの結合部分が凹部18r内に収容されていてもよく、また、保持部174bは、貫通孔16a内に延び出していてもよい。
以下、図6を参照する。図6は、別の実施形態に係るスペーサを示す斜視図である。載置台14は、スペーサ82に代えて図6に示すスペーサ182を有していてもよい。スペーサ182は、スペーサ82と同様に、絶縁性の部材であり、例えば、アルミナといったセラミックによって構成され得る。スペーサ182は、スペーサ82と同様に、筒状部182a及び突出部182bを含み得る。また、突出部182bには、スペーサ82と同様に、複数の孔182hが形成されていてもよい。
スペーサ182は、スペーサ82と異なり、当該スペーサ182の長手方向に平行な平面を境界にして2分割されている。即ち、図6に示すように、スペーサ182は、第1部分182Aと第2部分182Bとに分割されている。また、一実施形態においては、スペーサ182は、第1部分182Aと第2部分182Bの境界の縁に沿ってヒンジ182cを有している。これにより、第1部分182Aと第2部分182Bは、ヒンジ182cを軸として、左右に開くことが可能である。また、スペーサ182は、ヒンジ182cと対向配置された係止部182dを有している。係止部182dは、第1部分182Aと第2部分182Bとを互いに閉じた状態において当該第1部分182Aと第2部分182Bとを互いに係止させる。このスペーサ182を導線72に取り付ける際には、第1部分182Aと第2部分182Bを左右に開かせ、筒状部182aの内孔に導線72を通した後、第1部分182Aと第2部分182Bを閉じて、係止部182dにより第1部分182Aと第2部分182Bとを係止する。かかるスペーサ182によれば、導線72に対する当該スペーサ182の取り付け及び取り外しを容易に行うことができる。なお、スペーサ182、特にヒンジ182c及び係止部182dは、絶縁性を有する樹脂といった材料から構成されていてもよい。
以上、種々の実施形態について説明したが、上述した実施形態に限定されることなく種々の変形態様を構成可能である。例えば、上述したプラズマ処理装置10では、下部電極と上部電極に高周波電源32,35がそれぞれ接続されているが、高周波電源32,35の双方が、下部電極である基台16に接続されていてもよい。
また、載置台14を有するプラズマ処理装置は、平行平板型のプラズマ処理装置に限定されるものでない。例えば、誘導結合(ICP)型のプラズマ処理装置、マイクロ波をプラズマ源とするプラズマ処理装置にも、載置台14を適用することができる。また、マイクロ波をプラズマ源とするプラズマ処理装置は、マイクロ波を処理容器内に導入するアンテナとしてラジアルラインスロットアンテナを有するプラズマ処理装置であってもよい。また、載置台14を有するプラズマ処理装置は、プラズマエッチング装置に限定されるものではなく、例えば、成膜装置であってもよい。
また、図2では、導線72に単一のスペーサが取り付けられた状態が示されているが、導線72には、複数のスペーサが取り付けられていてもよい。
また、上述した実施形態では、被接続部として静電チャックを例示したが、導線72が接続される被接続部は、ヒータHTであってもよい。即ち、導線72にスペーサを取り付けた上述の配線構造は、ヒータHTの配線構造にも適用可能である。また、導線72が接続される被接続部は、熱電対といった温度センサであってもよい。即ち、基台16に形成された貫通孔16aに導線72を通すことにより配線が行われる任意の被接続部に、上述した実施形態の配線構造を適用することが可能である。また、上述した実施形態の配線構造が適用される被接続部に応じて、導線の太さは適宜に変更され得る。温度センサが被接続部である場合には、静電チャックが被接続部である場合よりも、細い導線が用いられ得る。
10…プラズマ処理装置、12…処理容器、14…載置台、16…基台、16a…貫通孔、16r…凹部、16f…面(当接面)、18…静電チャック、18a…絶縁層、18b…給電層、18r…凹部、18t…端子部、32…高周波電源、35…高周波電源、38…シャワーヘッド、44…ガス供給部、56…直流電源、66…制御部、72…導線、4…端子部材、74a…ベース部、74b…筒状部、76…端子部材、76a…ベース部、76b…筒状部、82…スペーサ、82a…筒状部、82b…突出部、82h…孔、84…充填材料、86…保持部材、86a…縮径部、174…端子部材、174a…ベース部、174b…保持部、182…スペーサ、HT…ヒータ。

Claims (9)

  1. 貫通孔が形成された基台と、
    前記貫通孔に通された導線と、
    前記導線に電気的に接続された被接続部と、
    前記貫通孔内に設けられ前記導線に取り付けられた絶縁性のスペーサであり、前記貫通孔の延在方向に直交する方向において該貫通孔の幅よりも小さい幅を有し、前記貫通孔に収容されている前記導線の長さよりも短い長さを有する、該スペーサと、
    を備える載置台。
  2. 前記スペーサは、前記導線を囲む筒状部と、前記筒状部の延在方向に交差する方向に該筒状部から延びる突出部と、を有する、請求項1に記載の載置台。
  3. 前記貫通孔の内部に埋め込まれた絶縁性の充填材料を更に備え、
    前記スペーサは、前記充填材料を通すための空間を画成している、
    請求項1又は2に記載の載置台。
  4. 前記被接続部は、前記載置台上に設けられた静電チャックであり、
    前記静電チャックは絶縁層と、該絶縁層内に設けられた給電層と、を有し、
    前記導線は、前記給電層に電気的に接続される、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の載置台。
  5. 前記導線の一端に取り付けられた端子部材を更に備え、
    前記給電層は、前記端子部材と結合される端子部を有しており、
    前記静電チャックの前記絶縁層には、前記貫通孔に連続する凹部であり前記端子部材と前記端子部との結合部分を収容する該凹部が設けられている、
    請求項4に記載の載置台。
  6. 前記端子部材は板金製の部材であり、前記凹部に収容され且つ前記端子部と結合されるベース部と、前記導線の前記一端を保持する保持部とを含んでおり、
    前記保持部の一端は、前記ベース部に対して該保持部が揺動可能なように、該ベース部に支持されており、
    前記端子部材は、前記保持部が前記基台の中心から離れる方向に揺動可能なように配置されている、
    請求項5に記載の載置台。
  7. 前記導線の他端に取り付けられた端子部材と、
    前記導線の他端に取り付けられた前記端子部材を保持する保持部材と、
    を更に備え、
    前記基台は下方を向いた面を有し、前記基台の該面に前記保持部材が当接している、
    請求項1〜6の何れか一項に記載の載置台。
  8. 前記貫通孔内において収容されている前記導線の長さは、該貫通孔の長さよりも長い、請求項1〜7の何れか一項に記載の載置台。
  9. 処理容器と、
    前記処理容器内に設けられた、請求項1〜8の何れか一項に記載の載置台と、
    前記処理容器内に処理ガスを供給する手段と、
    前記処理容器内において前記処理ガスのプラズマを生成する手段と、
    を備えるプラズマ処理装置。
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