JP2013239094A - 表示倍率を決定する電化製品、表示倍率決定方法、及び、プログラム - Google Patents

表示倍率を決定する電化製品、表示倍率決定方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画一的な視力検査に基づく表示倍率の決定を避け、ユーザにとって適切な表示倍率を決定する。
【解決手段】本発明においては、表示する情報の構成要素や、情報そのものを用いて、ユーザの主観的可読性を測定し、各種補正を加えてユーザの視力レベルを決定した後、当該視力レベルを用いて、表示倍率データベース101から表示倍率を決定することで、ユーザにとって可読性の高い表示倍率を決定することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示倍率を決定する電化製品、表示倍率決定方法、及び、プログラムに関する。
従来、コンピュータ等の電子的な表示画面において、ユーザの視力に応じて表示する文字や図形の表示倍率を変更する方法が知られている。
前記表示倍率は、大きくするほど正確に情報が伝わる可能性が高まる一方で、小さくするほど一度に表示できる情報量が増加し、両者に相反する利点がある。近年、スマートフォンをはじめとする携帯端末等、液晶部分も含めて小型化された機種の普及が進んでいるため、ユーザの視力に応じて十分な可読性を保持しつつ、一度に可能な限り多くの情報を伝えるべく、適切な表示倍率を求める要請は大きい。
例えば、情報の表示装置において、当該装置自体が視力検出部を備え、その応答結果を元にユーザの視力を測定し、当該視力に応じた表示情報を作成する方法が知られている。
その一例として、特許文献1に記載の、距離に応じて文字フォントのサイズを変更できる番組表表示装置は、視力を検出し、視力に合わせて修正した距離を決定できる。
特開2006−300983号公報
しかしながら、視力を測定する従来のシステムにおいては、ユーザの視力を実際の表示内容ではなく、画一的な指標により測定し、その結果に基づいて情報の表示倍率を変更するため、当該変更後の表示倍率が、ユーザにとっての理想的な倍率であるかは不明であった。
例えば、特許文献1に記載の番組表表示装置において、ユーザの視力はランドルト氏環を用いた試験により検出しているため、当該試験結果に基づいて決定した全ての表示倍率において、実際に表示された文字の可読性が高いかは、不明である。
本発明は、ユーザの主観的可読性を基に表示倍率を決定する電化製品、表示倍率決定方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
第1の特徴に係る発明は、
視力レベルと、表示内容種別と、表示倍率とを対応付けて記憶した表示倍率データベースと、出力部とを備え、ユーザが利用する電化製品であって、
前記出力部に表示した文字や図形等の表示倍率を時間経過により変化させ、可読性の高い表示倍率を前記ユーザに選択させる可読性診断手段と、
前記可読性診断手段において選択された表示倍率から、前記ユーザの視力レベルを決定する視力レベル決定手段と、
前記視力レベル決定手段によって決定された視力レベルを用いて、前記表示倍率データベースから、表示内容の表示倍率を抽出する表示倍率決定手段と、
を備えることを特徴とする、電化製品を提供する。
第1の特徴に係る発明によれば、視力レベルと、表示内容種別と、表示倍率とを対応付けて記憶した表示倍率データベースと、出力部とを備え、ユーザが利用する電化製品は、前記出力部に表示した文字や図形等の表示倍率を時間経過により変化させ、可読性の高い表示倍率を前記ユーザに選択させ、選択された表示倍率から、前記ユーザの視力レベルを決定し、決定された視力レベルを用いて、前記表示倍率データベースから、表示内容の表示倍率を抽出する。
第2の特徴に係る発明は、
前記可読性診断手段は、前記出力部に文字や図形等を複数の表示倍率で表示し、可読性の高い表示倍率を前記ユーザに選択させる可読性診断手段である、第1の特徴に係る発明である電化製品を提供する。
第2の特徴に係る発明によれば、第1の特徴に係る発明である電化製品は、可読性診断手段として、前記出力部に文字や図形等を複数の表示倍率で表示し、可読性の高い表示倍率を前記ユーザに選択させる。
第3の特徴に係る発明は、
音声による入力部を備え、
前記電化製品の前記可読性診断手段は、前記出力部に表示した文字や図形等の倍率を時間経過により変化させ、前記ユーザが前記出力部に表示した内容を読み上げた音声を認識し、その正誤を判断することによって、可読性の高い表示倍率を前記ユーザに選択させる可読性診断手段である、第1の特徴に係る発明である電化製品を提供する。
第3の特徴に係る発明によれば、第1の特徴に係る発明である電化製品は、音声による入力部を備え、可読性診断手段として、前記出力部に表示した文字や図形等の倍率を時間経過により変化させ、前記ユーザが前記出力部に表示した内容を読み上げた音声を認識し、その正誤を判断することによって、可読性の高い表示倍率を前記ユーザに選択させる。
第4の特徴に係る発明は、
前記視力レベル決定手段は、前記可読性診断手段において選択された倍率と、前記ユーザの前記電化製品に関する画面設定履歴を参照した結果から、前記ユーザの視力レベルを決定する視力レベル決定手段である、第1から第3の特徴に係る発明のいずれかである電化製品を提供する。
第4の特徴に係る発明によれば、第1から第3の特徴に係る発明のいずれかである電化製品は、前記視力レベル決定手段として、前記可読性診断手段において選択された倍率と、前記ユーザの前記電化製品に関する画面設定履歴を参照した結果から、前記ユーザの視力レベルを決定する。
第5の特徴に係る発明は、
前記ユーザから、可読性に関する評価の入力を受け付ける可読性評価受付手段と、
前記可読性評価受付手段によって受け付けた評価に応じて、前記表示倍率決定手段によって決定した表示倍率を補正する、表示倍率補正手段と、
を備えることを特徴とする、第1から第4の特徴に係る発明のいずれかである電化製品を提供する。
第5の特徴に係る発明によれば、第1から第4の特徴に係る発明のいずれかである電化製品は、前記ユーザから、可読性に関する評価の入力を受け付け、受け付けた評価に応じて、前記表示倍率決定手段によって決定した表示倍率を補正する。
第6の特徴に係る発明は、
前記可読性評価受付手段によって受け付けた評価を記憶する可読性評価記憶手段と、
前記可読性評価記憶手段によって記憶した評価を参照して、適切な表示倍率を推薦する表示倍率推薦手段と、
を備えることを特徴とする、第5の特徴に係る発明である電化製品を提供する。
第6の特徴に係る発明によれば、第5の特徴に係る発明である電化製品は、前記受け付けた評価を記憶し、記憶した評価を参照して、適切な表示倍率を推薦する。
これら上記の発明は、電化製品のカテゴリであるが、方法、プログラムのカテゴリであっても、そのカテゴリに応じた同様の作用、効果を奏する。
第7の特徴に係る発明は、
視力レベルと、表示内容種別と、表示倍率とを対応付けて記憶した表示倍率データベースと、出力部とを備え、ユーザが利用する電化製品が実行する表示倍率決定方法であって、
前記出力部に表示した文字や図形等の表示倍率を時間経過により変化させ、可読性の高い表示倍率を前記ユーザに選択させるステップと、
前記選択された表示倍率から、前記ユーザの視力レベルを決定するステップと、
前記決定された視力レベルを用いて、前記表示倍率データベースから、表示内容種別ごとに表示倍率を抽出するステップと、
を備えることを特徴とする、表示倍率決定方法を提供する。
第8の特徴に係る発明は、
視力レベルと、表示内容種別と、表示倍率とを対応付けて記憶した表示倍率データベースと、出力部とを備え、ユーザが利用する電化製品に、
前記出力部に表示した文字や図形等の表示倍率を時間経過により変化させ、可読性の高い表示倍率を前記ユーザに選択させるステップ、
前記選択された表示倍率から、前記ユーザの視力レベルを決定するステップ、
前記決定された視力レベルを用いて、前記表示倍率データベースから、表示内容種別ごとに表示倍率を抽出するステップ、
を実行させる、電化製品用プログラムを提供する。
本発明によれば、ユーザの主観的可読性を基に、表示倍率を決定する電化製品、方法、及び、プログラムを提供することが可能になる。
図1は、電化製品10の機能ブロック図である。 図2は、電化製品10が実行する表示倍率の決定処理を示すフローチャートである。 図3は、表示倍率データベース101内の表示倍率テーブルである。 図4は、表示倍率データベース101内の画面設定履歴テーブルである。 図5は、電化製品10が表示する、試験用データの表示画面の一例である。 図6は、電化製品10が表示する、試験用データの表示画面の一例である。 図7は、電化製品10が備える、音声入力装置の一例である。 図8は、電化製品10が表示する、可読性評価画面の一例である。 図9は、表示倍率データベース101内の可読性評価テーブルである。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図を参照しながら説明する。なお、この実施の形態はあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
本発明の概要について説明する。本発明においては、表示する情報の構成要素や、情報そのものを用いて、ユーザの主観的可読性を測定し、各種補正を加えてユーザの視力レベルを決定した後、当該視力レベルを用いて情報の表示倍率を決定することで、ユーザにとって可読性の高い表示倍率を決定することができる。
[各機能の説明]
まず、図1に基づいて、各装置の構成について説明する。電化製品10は、制御部11として、CPU(Central Processing Unit),RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)等を備え、データやファイルを記憶する記憶部12として、ハードディスクや半導体メモリ、記録媒体、メモリカード等による、データのストレージ部を備える。記憶部12は、表示倍率データベース101を備える。
電化製品10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことで、記憶部12と協働して、視力レベル決定モジュール14、画面設定履歴参照モジュール15、表示倍率決定モジュール16、表示倍率推薦モジュール17を実現する。また、電化製品10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことで、記憶部12、及び、入出力部13と協働して、可読性評価モジュール18を実現する。また、電化製品10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことで、入出力部13と協働して、試験データ表示モジュール19、入力受付モジュール20、情報表示モジュール21を実現する。
[表示倍率の決定処理]
図2は、電化製品10が実行する表示倍率の決定処理の手順を表したフローチャートである。この表示倍率の決定処理について説明する。
初めに、電化製品10の試験データ表示モジュール19は、文字や図形等、電化製品10の表示する情報に通常用いられる構成要素か、あるいは情報そのものを、前記電化製品10の出力部に、試験データとして表示する(ステップS01)。
ここで、前記表示とは、図5に示されるように、時間経過とともに表示内容51の表示倍率が様々に変化するものである。この場合、ユーザは、自分にとって望ましい程度に可読性がある時点において、決定ボタン52を押し、望ましい表示倍率を選択するよう指示される。
ここで、ユーザは決定ボタンを押す際に、マウス、キーボード、タッチパネル、携帯端末の番号キーなどの入力部を用いることができる。また、図7に示されるように、前記電化製品10が入力部として、マイク等の音声入力装置71を備える場合、ユーザは「決定」を初めとする特定の単語や、あるいは出力部に表示された表示内容72を読み上げたことによって、ユーザが望ましい倍率を選択したものと扱ってもよい。
また、前記表示とは、図6に示されるように、表示内容61を複数の表示倍率で表示することであってもよい。この場合、ユーザは、自分にとって望ましい程度に可読性がある表示倍率にカーソル62を合わせ、決定ボタン63を押し、望ましい表示倍率を選択するよう指示される。
前記電化製品10の入力受付モジュール20は、前記ユーザの選択を、入力として受け付ける(ステップS02)。そして、電化製品10の視力レベル決定モジュール14は、前記選択された表示倍率と、表示倍率データベース101とに基づいて、前記ユーザの視力レベルを決定する(ステップS03)。
前記電化製品10の視力レベル決定モジュール14は、視力レベルを決定するにあたり、前期選択された表示倍率を用いて、表示倍率データベース101の表示倍率テーブルから視力レベルを抽出する。図3は、表示倍率データベース101の表示倍率テーブルの一例である。例えば、前記表示内容がひらがなの「あ」であり、前記ユーザが選択した表示倍率が110%であれば、前記ユーザの視力レベルとして、2が抽出できる。
ここで、電化製品10の画面設定履歴参照モジュール15は、電化製品10の画面設定履歴を参照し、視力レベルを補正してもよい。画面設定履歴とは、画面に表示する文字等の表示倍率を、ユーザが能動的に変更した履歴である。
図4は、表示倍率データベース101内の画面設定履歴テーブルを表したものである。視力レベル決定モジュール14は、前記画面設定履歴参照モジュール15によって参照された当該画面設定履歴テーブル内の表示倍率が、前記ユーザが変更時刻において選択した表示倍率であるものとして、前記ユーザの視力レベルを抽出し、視力レベルを補正してもよい。
次に、電化製品10の表示倍率決定モジュール16は、前記決定したユーザの視力レベルと、表示倍率データベース101とに基づいて、表示内容の表示倍率を決定する(ステップS04)。
表示倍率決定モジュール16は、表示倍率を決定するにあたり、前記決定したユーザの視力レベルを用いて、表示倍率データベース101から、表示内容の表示倍率を抽出する。例えば、前記決定したユーザの視力レベルが2である場合、文字は110%、画像は105%となる。当該画像に関する倍率は、新聞記事等の文字と同時に表示される情報としての画像のほか、プログラムのアイコン等に対して適用してもよい。
また、表示倍率決定モジュール16は、表示倍率を決定するにあたり、あわせて画面上に表示する最大文字数を決定してもよい。例えば、前記決定したユーザの視力レベルが2である場合、画面上に表示する最大文字数は、前記決定したユーザの視力レベルが1である場合を基準にした時の110%となる。
最後に、電化製品10の情報表示モジュール21は、表示すべき情報を、前記決定した表示倍率を用いて表示する(ステップS05)。
ここで、前記決定した表示倍率を用いて表示するのは、当該表示倍率の決定処理を提供するプログラムと連携した、インターネットブラウザや、テキストエディタ等の単一のプログラムのみであってもよいし、または、前記電化製品10のオペレーティングシステムを介して表示される文字や画像全てが、前記決定した表示倍率を用いて表示されてもよい。
また、表示倍率決定モジュール16は、表示倍率と同様に、画面の色調反転、明るさ調整等の、可読性を作用する一般的な画面の要素を変更できる手段を備えていてよい。
以上が、表示倍率の決定処理の手順である。
[可読性評価処理]
図8は、電化製品10の表示する、可読性評価処理画面の一例である。電化製品10が、前記表示倍率の決定処理によって決定した表示倍率により、情報を表示した場合においても、実際の利用においてはユーザの可読性が十分でなかったり、または時間経過によって十分でなくなったりする場合がある。可読性評価処理は、そのような場合にユーザからの可読性評価を受け付け、ユーザの視力レベルを補正するものである。
図8に示される可読性評価処理画面は、情報表示部81と、可読性評価ボタン82a、82b、82cから構成される。情報表示部81には、電化製品10の備える表示倍率の決定処理によって決定された表示倍率で、情報が表示されている。
ユーザは、情報表示部81に表示されている情報について、文字が大きすぎる、丁度良い、文字が小さすぎる、の三つのうち、もっとも当てはまるものを、可読性評価ボタン82a、82b、82cを用いて選択する。電化製品10の、可読性評価モジュール18は、当該選択の入力を受け付ける。
可読性評価ボタン82aが選択された場合、表示倍率をもっと大きくするべきだとして、ユーザの視力レベルは、前記表示倍率の決定処理で決定されたユーザの視力レベルよりも低いものに補正される。
一方、可読性評価ボタン82cが選択された場合、表示倍率をもっと小さくするべきだとして、ユーザの視力レベルは、前記表示倍率の決定処理で決定されたユーザの視力レベルよりも高いものに補正される、
前記補正の後、表示倍率決定モジュール16は、前記補正されたユーザの視力レベルと、表示倍率データベース101とに基づいて、新たな表示倍率を決定する。電化製品10の情報表示モジュール21は、表示すべき情報を、前記新たな表示倍率を用いて表示する。
可読性評価ボタン82bが選択された場合は、表示倍率の変更は行わない。以上が、電化製品の実行する可読性評価処理の手順である。
[表示倍率の推薦処理]
電化製品10の可読性評価モジュール18は、前記可読性評価処理で選択された可読性評価を、表示倍率データベース101の可読性評価テーブルに記憶してもよい。図9は、可読性評価テーブルの一例である。ここで、ユーザ識別子は、IPアドレスで表わされているが、ユーザや電化製品10を一意に表わすものであれば、IPアドレスに限られない。
電化製品10の表示倍率推薦モジュール17は、可読性評価テーブルを用いて、表示倍率の推薦を行う。推薦のためのアルゴリズムとしては、例えば、協調フィルタリングが挙げられる。ここで、協調フィルタリングには、ユーザベースのものとアイテムベースのものがあり、ユーザベースの協調フィルタリングは、特定の表示倍率についての可読性評価が似通っているユーザ同士は、可読性評価が高くなる表示倍率も近似する、との考えにより、採用可能である。
しかしながら、電化製品10が単一ユーザによって一つのアカウントのみ利用可能である場合、ユーザベースの協調フィルタリングは行うことができない。このような場合には、表示倍率推薦モジュール17は、あらかじめ開発者によって定められた推薦データと推薦アルゴリズムを用いて、ユーザに対して推薦を行う。
一方で、電化製品10が公衆回線網と通信を行う通信部を備えている場合、表示倍率推薦モジュール17は、上記可読性評価テーブルの内容を、公衆回線網を通じて表示倍率推薦サーバ200に送信し、当該送信内容を用いて演算された推薦結果を、前記表示倍率推薦サーバ200から受信してもよい。そうすることで、多くのユーザ数の下での協調フィルタリングを行うことができ、ユーザに対して高精度の推薦を行うことができる。
その後、表示倍率推薦モジュール17は、推薦結果である表示倍率を、ユーザに提示する。ユーザが当該表示倍率を用いることに同意した場合、電化製品10の情報表示モジュール21は、表示すべき情報を、前記決定した表示倍率を用いて表示する。以上が、表示倍率の推薦処理の処理手順である。
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU,情報処理装置,各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって
実現される。プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAMなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し記憶して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
10 電化製品、101 表示倍率データベース

Claims (8)

  1. 視力レベルと、表示内容種別と、表示倍率とを対応付けて記憶した表示倍率データベースと、出力部とを備え、ユーザが利用する電化製品であって、
    前記出力部に表示した文字や図形等の表示倍率を時間経過により変化させ、可読性の高い表示倍率を前記ユーザに選択させる可読性診断手段と、
    前記可読性診断手段において選択された表示倍率から、前記ユーザの視力レベルを決定する視力レベル決定手段と、
    前記視力レベル決定手段によって決定された視力レベルを用いて、前記表示倍率データベースから、表示内容の表示倍率を抽出する表示倍率決定手段と、
    を備えることを特徴とする、電化製品。
  2. 前記可読性診断手段は、前記出力部に文字や図形等を複数の表示倍率で表示し、可読性の高い表示倍率を前記ユーザに選択させる可読性診断手段である、請求項1に記載の電化製品。
  3. 前記電化製品は、音声による入力部を備え、
    前記電化製品の前記可読性診断手段は、前記出力部に表示した文字や図形等の倍率を時間経過により変化させ、前記ユーザが前記出力部に表示した内容を読み上げた音声を認識し、その正誤を判断することによって、可読性の高い表示倍率を前記ユーザに選択させる可読性診断手段である、請求項1に記載の電化製品。
  4. 前記視力レベル決定手段は、前記可読性診断手段において選択された倍率と、前記ユーザの前記電化製品に関する画面設定履歴を参照した結果から、前記ユーザの視力レベルを決定する視力レベル決定手段である、請求項1から請求項3のいずれかに記載の電化製品。
  5. 前記ユーザから、可読性に関する評価の入力を受け付ける可読性評価受付手段と、
    前記可読性評価受付手段によって受け付けた評価に応じて、前記表示倍率決定手段によって決定した表示倍率を補正する、表示倍率補正手段と、
    を備えることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載の電化製品。
  6. 前記可読性評価受付手段によって受け付けた評価を記憶する可読性評価記憶手段と、
    前記可読性評価記憶手段によって記憶した評価を参照して、適切な表示倍率を推薦する表示倍率推薦手段と、
    を備えることを特徴とする、請求項5に記載の電化製品。
  7. 視力レベルと、表示内容種別と、表示倍率とを対応付けて記憶した表示倍率データベースと、出力部とを備え、ユーザが利用する電化製品が実行する表示倍率決定方法であって、
    前記出力部に表示した文字や図形等の表示倍率を時間経過により変化させ、可読性の高い表示倍率を前記ユーザに選択させるステップと、
    前記選択された表示倍率から、前記ユーザの視力レベルを決定するステップと、
    前記決定された視力レベルを用いて、前記表示倍率データベースから、表示内容種別ごとに表示倍率を抽出するステップと、
    を備えることを特徴とする、表示倍率決定方法。
  8. 視力レベルと、表示内容種別と、表示倍率とを対応付けて記憶した表示倍率データベースと、出力部とを備え、ユーザが利用する電化製品に、
    前記出力部に表示した文字や図形等の表示倍率を時間経過により変化させ、可読性の高い表示倍率を前記ユーザに選択させるステップ、
    前記選択された表示倍率から、前記ユーザの視力レベルを決定するステップ、
    前記決定された視力レベルを用いて、前記表示倍率データベースから、表示内容種別ごとに表示倍率を抽出するステップ、
    を実行させる、電化製品用プログラム。
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JP2017502338A (ja) * 2013-12-20 2017-01-19 クアルコム,インコーポレイテッド 網膜知覚モデルを用いたgpuおよびビデオの動的解像度制御

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