JP2013218607A - ソフトウェア品質評価装置、ソフトウェア品質評価方法、及び、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ソフトウェアの開発工程毎に定量的に品質を評価する。
【解決手段】評価部14は、評価対象指定部11によって開発工程別に指定された評価データの値を品質データ記憶部12から抽出する。そして、評価部14は、開発工程毎に、評価基準記憶部13に記憶されている基準データを参照して抽出した各品質データの値から評価点を算出し、各評価点の合計を、その開発工程の評価点として算出し、算出した結果を評価結果記憶部15に記憶する。評価結果出力部16は、評価結果記憶部15に記憶されている算出結果を表示装置等に出力する。
【選択図】図1
【解決手段】評価部14は、評価対象指定部11によって開発工程別に指定された評価データの値を品質データ記憶部12から抽出する。そして、評価部14は、開発工程毎に、評価基準記憶部13に記憶されている基準データを参照して抽出した各品質データの値から評価点を算出し、各評価点の合計を、その開発工程の評価点として算出し、算出した結果を評価結果記憶部15に記憶する。評価結果出力部16は、評価結果記憶部15に記憶されている算出結果を表示装置等に出力する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ソフトウェアの品質を定量的に評価するソフトウェア品質評価装置、ソフトウェア品質評価方法、及び、プログラムに関する。
高品質のソフトウェアを開発するために、ソフトウェアの品質を定量的に評価することが重要である。例えば、特許文献1には、複数の評価項目を一定の基準により点数化することで、ソフトウェアの品質を定量的に評価する手法について記載されている。
特許文献1に記載の手法では、ソフトウェアの品質を開発工程毎に評価することができない。従って、評価結果から、ソフトウェアのどの開発工程が品質悪化の要因となっているのか等を分析することができなかった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、ソフトウェアの開発工程毎に、定量的な品質評価を行うことができるソフトウェア品質評価装置、ソフトウェア品質評価方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のソフトウェア品質評価装置は、
ソフトウェアの開発工程毎に、該ソフトウェアの品質を示す複数の品質データを取得する品質データ取得手段と、
前記取得した品質データのそれぞれから、所定の基準に基づいた評価点を算出する評価点算出手段と、
開発工程毎に、対応する各品質データの前記算出された評価点に基づいて、開発工程の評価点を算出する開発工程別評価手段と、
前記開発工程別評価手段が算出した開発工程毎の評価点を表示する評価結果表示手段と、
を備えることを特徴とする。
ソフトウェアの開発工程毎に、該ソフトウェアの品質を示す複数の品質データを取得する品質データ取得手段と、
前記取得した品質データのそれぞれから、所定の基準に基づいた評価点を算出する評価点算出手段と、
開発工程毎に、対応する各品質データの前記算出された評価点に基づいて、開発工程の評価点を算出する開発工程別評価手段と、
前記開発工程別評価手段が算出した開発工程毎の評価点を表示する評価結果表示手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ソフトウェアの開発工程毎に、定量的に品質を評価することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付す。
本発明の実施形態に係るソフトウェア品質評価装置1は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブあるいはフラッシュメモリ等の記憶装置と、キーボードやマウス等の入力装置と、液晶ディスプレイ等の表示装置と、を備えたコンピュータである。ソフトウェア品質評価装置1は、機能的には、図1に示すように、評価対象指定部11と、品質データ記憶部12と、評価基準記憶部13と、評価部14と、評価結果記憶部15と、評価結果出力部16とを備える。
評価対象指定部11は、キーボード等を介してユーザから入力された指示に基づいて、ソフトウェアの開発工程(フェーズ)毎に、その開発工程での品質評価に利用する品質データを複数指定する。
なお、評価対象指定部11は、ゾーン分析用に2つの品質データを指定してもよい。ゾーン分析とは、2つの評価データのそれぞれを縦軸、横軸とするマトリックス上のどの領域に、品質データの値が分布するのかを判断する分析手法である。
品質データ記憶部12には、事前のレビューや品質テスト等によって取得された、ソフトウェアの品質を示す各種の品質データが、開発工程毎に、ソフトウェアの機能単位(モジュール単位)で記憶されている。なお、品質データ記憶部12に記憶されている各品質データの値は、それぞれ異なる単位である。
評価基準記憶部13には、品質データ毎に、品質データの値からソフトウェア品質を表すための共通の尺度である評価点を求めるための基準となる基準データが格納されている。
評価部14は、評価対象指定部11によって指定されたソフトウェアの開発工程毎の品質データと、品質データ記憶部12および評価基準記憶部13に記憶されているその品質データの値と基準データとに基づいて、開発工程毎に、ソフトウェアの品質を定量的に評価し、評価結果を評価結果記憶部15に格納する。
評価結果出力部16は、表示装置や印刷装置等を備え、評価結果記憶部15に記憶されている評価結果を出力(表示や印刷等)する。
続いて、ソフトウェア品質評価装置1によって実行される、ソフトウェアの品質を開発工程毎に定量的に評価するソフトウェア品質評価処理の動作について説明する。
ユーザは、ソフトウェア品質評価装置1のキーボード等を操作して、ソフトウェア品質評価処理を開始するための指示を入力する。この指示に応答して、ソフトウェア品質評価装置1は、図2のフローチャートに示すソフトウェア品質評価処理を実行する。
まず、評価対象指定部11は、キーボード等を介して入力されたユーザからの指示に基づいて、各開発工程の評価に用いる品質データを指定(特定)する(ステップS101)。
続いて、評価部14は、未だ評価点を算出していない開発工程を1つ選択する(ステップS102)。そして、評価部14は、選択した開発工程に対して指定された品質データを、品質データ記憶部12から抽出する(ステップS103)。
続いて、評価部14は、評価基準記憶部13に記憶されている基準データを参照して、抽出した各品質データの値から評価点を求める(ステップS104)。
続いて、評価部14は、ステップS102で選択した開発工程全体の評価点を求める(ステップS105)。例えば、評価部14は、各品質データの値から求めた評価点の合計値を、開発工程全体の評価点とすればよい。
続いて、評価部14は、評価点を求めていない開発工程があるか否かを判別する(ステップS106)。評価点を求めていない開発工程が有る場合(ステップS106;Yes)、評価部14は、開発工程を選択して、選択した開発工程の評価点を算出する処理を繰り返す(ステップS102〜ステップS105)。
評価点を求めていない開発工程が無い場合(ステップS106;No)、ソフトウェアの全ての開発工程で評価点が算出されたこととなり、評価部14は、ソフトウェア全体の品質を示す総合評価点を算出する(ステップS107)。例えば、評価部14は、ステップS105で算出した各開発工程の評価点の合計を総合評価点として算出すればよい。
続いて、評価部14は、評価結果(算出した開発工程別の評価点と総合評価点)を示す情報を評価結果記憶部15に格納する(ステップS108)。そして、評価部14は、評価結果記憶部15に格納されている情報に基づいて、開発工程別の品質の評価点や、総合評価点を示す画面を表示装置に表示させる(ステップS109)。なお、プリンタ等を用いて、紙媒体に同じ内容を出力(印刷)してもよい。以上でソフトウェア品質評価処理は終了する。
続いて、上述したソフトウェア品質評価処理について、具体例を挙げて説明する。なお、以下の例では、評価対象となるソフトウェアは、設計工程、実装工程、試験工程の3つの開発工程を有するものとする。また、評価対象となるソフトウェアは、機能1、機能2、機能3の3つの機能(モジュール)から構成され、機能毎に、品質の評価が行われるものとする。
図3(A)は、設計工程の評価に用いる品質データとその値とを示した図である。この図から、設計工程の評価に用いる品質データとして、ステップS101で、ゾーン分析用に用いるレビュー工数密度(人・時間/KL)とレビュー指摘密度(指摘数/KL)、及び、機能の重要度、の3つの品質データが指定されたことがわかる。
なお、レビュー工数密度は、ソフトウェアの機能に対応するソースコード1000行(KL)当たりの、品質レビューに費やした工数(人・時間)を示す。また、レビュー指摘密度は、ソフトウェアの機能に対応するソースコード1000行(KL)当たりの、品質レビューで指摘された数(指摘数)を示す。また、重要度は、ソフトウェアの機能の推定される利用頻度等から求められた値であり、高、中、低の3つの値を有する。
なお、レビュー工数密度は、ソフトウェアの機能に対応するソースコード1000行(KL)当たりの、品質レビューに費やした工数(人・時間)を示す。また、レビュー指摘密度は、ソフトウェアの機能に対応するソースコード1000行(KL)当たりの、品質レビューで指摘された数(指摘数)を示す。また、重要度は、ソフトウェアの機能の推定される利用頻度等から求められた値であり、高、中、低の3つの値を有する。
図3(B)に、図3(A)に示すレビュー工数密度とレビュー指摘密度とを用いてゾーン分析を行った場合の分析結果を示す。なお、このゾーン分析では、レビュー工数密度を0以上〜1未満、1以上〜2未満、2以上の3つのゾーンに区分し、レビュー指摘密度を0以上〜10未満、10以上〜20未満、20以上の3つのゾーンに区分する。即ち、図3(B)に示すように、9つのゾーンからなる2次元マトリックスが形成され、機能1〜3に対応する評価がどのゾーンに属するのかが分析される。なお、レビュー工数密度とレビュー指摘密度とをどのような範囲で区分するかは任意である。
また、図4(A)は、実装工程の評価に用いる品質データとその値とを示した図である。この図から、実装工程の評価に用いる品質データとして、ステップS101で、ゾーン分析用に用いるレビュー工数密度(人・時間/KL)とレビュー指摘密度(指摘数/KL)、及び、複雑度、の3つの品質データが指定されたことがわかる。
なお、複雑度は、例えば、各機能(モジュール)に対応するソースコードのサイクロマティック複雑度を示す。
なお、複雑度は、例えば、各機能(モジュール)に対応するソースコードのサイクロマティック複雑度を示す。
また、図4(B)に、図4(A)に示すレビュー工数密度とレビュー指摘密度とを用いてゾーン分析を行った場合の分析結果を示す。なお、このゾーン分析では、レビュー工数密度を0以上〜2未満、2以上〜4未満、4以上の3つのゾーンに区分し、レビュー指摘密度を0以上〜5未満、5以上〜10未満、10以上の3つのゾーンに区分する。即ち、図4(B)に示すように、9つのゾーンからなる2次元マトリックスが形成され、機能1〜3に対応する評価がどのゾーンに属するのかが分析される。なお、レビュー工数密度とレビュー指摘密度とをどのような範囲で区分するかは任意である。
また、図5(A)は、試験工程の評価に用いる品質データとその値とを示した図である。この図から、試験工程の評価に用いる品質データとして、ステップS101で、ゾーン分析用に用いる試験密度(項目数/KL)と欠陥検出密度(欠陥数/KL)、及び、影響度別欠陥数、の3つの品質データが指定されたことがわかる。
なお、試験密度は、ソフトウェアの機能に対応するソースコード1000行(KL)当たりの、実施された試験項目の数(項目数)を示す。また、欠陥検出密度は、ソフトウェアの機能に対応するソースコード1000行(KL)当たりの、検出された欠陥の数(欠陥数)を示す。また、影響度別欠陥数は、試験工程で検出された欠陥をその影響度から「重」、「中」、「軽」に分類してカウントしたものである。
なお、試験密度は、ソフトウェアの機能に対応するソースコード1000行(KL)当たりの、実施された試験項目の数(項目数)を示す。また、欠陥検出密度は、ソフトウェアの機能に対応するソースコード1000行(KL)当たりの、検出された欠陥の数(欠陥数)を示す。また、影響度別欠陥数は、試験工程で検出された欠陥をその影響度から「重」、「中」、「軽」に分類してカウントしたものである。
また、図5(B)に、図5(A)に示す試験密度と欠陥検出密度とを用いてゾーン分析を行った場合の分析結果を示す。なお、このゾーン分析では、試験密度を0以上〜50未満、50以上〜100未満、100以上の3つのゾーンに区分し、欠陥検出密度を0以上〜3未満、3以上〜6未満、6以上の3つのゾーンに区分する。従って、図5(B)に示すように、9つのゾーンからなる2次元マトリックスが形成され、機能1〜3に対応する評価がどのゾーンに属するのかが分析される。なお、試験密度と欠陥検出密度とをどのような範囲で区分するかは任意である。
続いて、図3〜図5に示すように開発工程(設計工程、実装工程、試験工程)毎に品質データが収集されると、評価基準記憶部13に記憶されている基準データが示す基準に基づいて、開発工程毎に評価点が算出される。
図6は、ゾーン分析の結果から評価点を算出するための基準データを示した図である。この基準データは、図3(B)〜図5(B)で示したゾーン分析結果に共通に適用可能な基準データであり、9つの各ゾーン内の数値1〜5が、そのゾーンに位置する分析結果の評価点となる。
図7は、機能の重要度と評価点との関係を示した基準データの例である。この基準データから、重要度「高」は評価点「3」、重要度「中」は評価点「2」、重要度「低」は評価点「1」と評価点が求められる。
図8は、複雑度と評価点との関係を示した基準データの例である。この基準データから、複雑度「1〜9」は評価点「1」、複雑度「10〜19」は評価点「3」、複雑度「20以上」は評価点「5」と評価点が求められる。
図9は、重大欠陥割合と評価点との関係を示した基準データの例である。重大欠陥割合は、図5(A)に示すように影響度別にカウントされた欠陥のうち、影響度が「重」である欠陥の割合を示した値である。この基準データから、重大欠陥割合「30%未満」は評価点「1」、重大欠陥割合「30%以上60%未満」は評価点「3」、重大欠陥割合「60%以上」は評価点「5」と評価点が求められる。
例えば、図3(A)に示す品質データから、設計工程の評価点を算出する場合を考える。この場合、図3(B)に示す機能1のゾーン分析結果から、図6の基準データを参照して、評価点「5」と算出される。また、機能1の重要度は「高」であるため、図7の基準データから、評価点「3」と算出される。そして、これらの評価点を合計した評価点「8」が設計工程の機能1の評価点として算出される。以下同様に、機能2と機能3についても評価点が算出され、図10に示すように、設計工程におけるソフトウェアの品質の評価点が算出される。
例えば、図4(A)に示す品質データから、実装工程の評価点を算出する場合を考える。この場合、図4(B)に示す機能1のゾーン分析結果から、図6の基準データを参照して、評価点「4」と算出される。また、機能1の複雑度は「5」であるため、図8の基準データから、評価点「1」と算出される。そして、これらの評価点を合計した評価点「5」が実装工程の機能1の評価点として算出される。以下同様に、機能2と機能3についても評価点が算出され、図11に示すように、実装工程におけるソフトウェアの品質の評価点が算出される。
例えば、図5(A)に示す品質データから、試験工程の評価点を算出する場合を考える。この場合、図5(B)に示す機能1のゾーン分析結果から、図6の基準データを参照して、評価点「4」と算出される。また、機能1の影響度別欠陥数より、重大欠陥割合は60パーセントであるため、図9の基準データから、評価点「5」と算出される。そして、これらの評価点を合計した評価点「9」が試験工程の機能1の評価点として算出される。以下同様に、機能2と機能3についても評価点が算出され、図12に示すように、試験工程におけるソフトウェアの品質の評価点が算出される。
続いて、図10〜図12に示すように、設計工程、実装工程、試験工程の各開発工程で評価点が求められると、各開発工程の評価点を合計した総合評価点が算出される。そして、図13に示すような、工程別の評価点と総合評価点とを、ソフトウェアの機能別に一覧表示する画面が表示装置に出力される。以上でソフトウェア品質評価処理は終了する。ユーザは、この表示内容を確認することにより、ソフトウェアのどの機能、又は、どの開発工程で品質が悪いか等を分析することが可能となる。例えば、ユーザは、この表示内容を確認することで、評価点の高い機能や工程から優先的に品質を良くするための対策を実施するようなことも可能となる。
このように、本実施形態では、ソフトウェアの開発工程毎に、複数の品質データのそれぞれから定量的な値(評価点)を算出し、算出した各評価点に基づいて開発工程の評価点を算出する。従って、開発工程毎に、ソフトウェアの品質の定量的な評価を行うことが可能となる。
また、本実施形態では、複数の品質データを用いて実施したゾーン分析の結果からも評価点を算出する。従って、より精度の高い品質評価を行うことができる。
また、本実施形態では、評価対象指定部11がユーザからの指示に応じて、各開発工程で利用する品質データを指定する。従って、ユーザは、品質評価に用いる品質データを自由に設定することができ、所望の種々の観点から好みの品質調査を容易に実施することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない部分での種々の変更は勿論可能である。
例えば、品質評価の対象としたソフトウェアに類似するソフトウェア(類似ソフトウェア)について既にソフトウェア品質評価処理がなされている場合、その評価結果も参酌して、ソフトウェアの評価点を算出してもよい。
例えば、図14(A)に示すように類似ソフトウェアの評価点が算出されており、今回のソフトウェア品質評価処理では、ソフトウェアの品質データから図14(B)に示すように評価点が算出された場合を考える。この場合、図14(C)に示すように、類似ソフトウェアの評価点と、今回算出された評価点とを合計した評価点を、最終的なソフトウェアの評価点としてもよい。
例えば、図14(A)に示すように類似ソフトウェアの評価点が算出されており、今回のソフトウェア品質評価処理では、ソフトウェアの品質データから図14(B)に示すように評価点が算出された場合を考える。この場合、図14(C)に示すように、類似ソフトウェアの評価点と、今回算出された評価点とを合計した評価点を、最終的なソフトウェアの評価点としてもよい。
このようにすることで、過去の評価結果も生かしてソフトウェアの品質を評価することができるため、品質評価の精度をより向上させることが可能となる。
なお、図14の例では、類似ソフトウェアの評価点を今回算出された評価点に加算したが、類似ソフトウェアの評価点を1/2倍した値を今回算出された評価点に加算したり、類似ソフトウェアの評価点と今回算出された評価点との積をソフトウェアの最終的な評価点としてもよい。
なお、図14の例では、類似ソフトウェアの評価点を今回算出された評価点に加算したが、類似ソフトウェアの評価点を1/2倍した値を今回算出された評価点に加算したり、類似ソフトウェアの評価点と今回算出された評価点との積をソフトウェアの最終的な評価点としてもよい。
また、開発工程毎に評価した評価点が特定条件に合致した場合に、その評価点を他の部分と区別して表示させてもよい。例えば、図15(A)では、開発工程毎の評価点のうち最も高い評価点、及び、各機能の総合評価点のうち最も高い評価点に下線を付加して表示させている。このようにすることで、ユーザは、ソフトウェアのどの開発工程、機能を最も優先的に改良する必要があるのかを即時に把握することが可能となる。
また、図15(B)に示すように、開発工程毎の評価点および、機能毎の総合評価点の大きい順にランキング(1〜3)を付加して表示させてもよい。このようにすることで、ユーザは、どの開発工程、機能を優先的に再検証すればよいのか等を即時に把握することが可能となる。
また、図15(B)に示すように、開発工程毎の評価点および、機能毎の総合評価点の大きい順にランキング(1〜3)を付加して表示させてもよい。このようにすることで、ユーザは、どの開発工程、機能を優先的に再検証すればよいのか等を即時に把握することが可能となる。
また、上記実施形態では、各開発工程で評価点を算出する際に、2つの品質データを用いた2次元のゾーン分析を行い、その分析結果から評価点を求めた。しかしながら、3つ以上の品質データを用いた多次元のゾーン分析結果から、評価点を求めてもよい。
また、上記実施形態では、図10〜図12に示すように、開発工程毎に、ゾーン分析結果や品質データから算出された評価点の合計を開発工程の評価点として算出したが、開発工程毎の評価点の積をその開発工程の評価点としてもよく、開発工程の評価点の計算方法は種々の方法を採用可能である。
また、上記実施形態では、図13に示すように、開発工程毎の評価点の合計を総合評価点として算出したが、開発工程毎の評価点の積を総合評価点としてもよく、総合評価点の計算方法は種々の方法を採用可能である。
また、上記実施形態では、評価対象指定部11が、各開発工程で品質評価に利用する品質データを指定したが、評価基準記憶部13に開発工程毎に記憶されている品質データを全て用いて、ソフトウェア品質評価処理を行ってもよい。
その他、上記実施形態で開発工程は設計工程、実装工程、試験工程の3つがあるものとして説明したが、これ以外の開発工程にも本発明は適用可能である。また、品質データも上記説明したものに限定されず、様々な品質データを本発明で利用可能である。
また、例えば、本発明に係るソフトウェア品質評価装置1の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータや情報端末機器等に適用することで、当該パーソナルコンピュータ等を本発明に係るソフトウェア品質評価装置1として機能させることも可能である。
また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
1 ソフトウェア品質評価装置
11 評価対象指定部
12 品質データ記憶部
13 評価基準記憶部
14 評価部
15 評価結果記憶部
16 評価結果出力部
11 評価対象指定部
12 品質データ記憶部
13 評価基準記憶部
14 評価部
15 評価結果記憶部
16 評価結果出力部
Claims (7)
- ソフトウェアの開発工程毎に、該ソフトウェアの品質を示す複数の品質データを取得する品質データ取得手段と、
前記取得した品質データのそれぞれから、所定の基準に基づいた評価点を算出する評価点算出手段と、
開発工程毎に、対応する各品質データの前記算出された評価点に基づいて、開発工程の評価点を算出する開発工程別評価手段と、
前記開発工程別評価手段が算出した開発工程毎の評価点を表示する評価結果表示手段と、
を備えることを特徴とするソフトウェア品質評価装置。 - 前記評価点算出手段は、
複数の品質データを用いたゾーン分析の結果から、所定の基準に基づいた評価点を算出する、
ことを特徴とする請求項1に記載のソフトウェア品質評価装置。 - 前記開発工程別評価手段は、類似のソフトウェアの品質評価結果を参酌して、各開発工程の評価点を算出する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のソフトウェア品質評価装置。 - 前記評価結果表示手段は、前記開発工程別評価手段が算出した開発工程毎の評価点のうち、所定の条件に合致する評価点を、他の評価点と区別可能に表示する、
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のソフトウェア品質評価装置。 - 前記品質データ取得手段は、ソフトウェアの開発工程毎に、該ソフトウェアの品質を示す複数の品質データの指定をユーザから受け付ける、
ことを特徴とする1乃至4の何れか1項に記載のソフトウェア品質評価装置。 - ソフトウェアの開発工程毎に、該ソフトウェアの品質を示す複数の品質データを取得し、
前記取得した品質データのそれぞれから、所定の基準に基づいた評価点を算出する評価し、
開発工程毎に、対応する各品質データの前記算出された評価点に基づいて、開発工程の評価点を算出し、
前記算出した開発工程毎の評価点を表示する、
ことを特徴とするソフトウェア品質評価方法。 - コンピュータを、
ソフトウェアの開発工程毎に、該ソフトウェアの品質を示す複数の品質データを取得する品質データ取得手段、
前記取得した品質データのそれぞれから、所定の基準に基づいた評価点を算出する評価点算出手段、
開発工程毎に、対応する各品質データの前記算出された評価点に基づいて、開発工程の評価点を算出する開発工程別評価手段、
前記開発工程別評価手段が算出した開発工程毎の評価点を表示する評価結果表示手段、
として機能させるプログラム。
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