JP2013237457A - 梱包材及び金属管状体供給方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】連続する銅管2を整列巻き且つトラバース巻きによって径方向に複数層巻き回して形成したコイル状のLWC1aを梱包するLWC梱包材10を、LWC1aの内周空間Sにおいて、LWC1aの軸方向における内周側の管端部2aがある側にコイル底面1aDに、内周空間Sに沿って嵌め込み可能な固定プレート20を備え、固定プレート20を、銅管2の外径の半分以上の厚みの部材で構成するとともに、固定プレート20の外縁に、管端部2aの径内側方向への変形を許容する変形許容凹部21を形成した。
【選択図】図3
Description
詳しくは、端面当接梱包部材を、基材と、前記凹状部分を形成する凹部を有する芯材と、可撓性を有し、前記底面側のコイル端面に当接する表面材とをこの順で重ねて構成することにより、凹部とその他の部分との境界を跨ぎながら、表面材は、自身の可撓性により、芯材の凹部に入り込んで凹状部分を形成することができる。そのため、凹状部分とその他の部分との境界部分に対応する表面では、表面材が当該境界部分で滑らかに変形し、凹状部分とその他の部分との境界部分に段差が形成されることを防止できる。
図1は梱包済LWC1の斜視図を示し、図2は梱包済LWC1の平面図を示し、図3は図2における切断面の切断面図による説明図を示している。
詳しくは、図3(a)は図2におけるa−a線断面における断面図を示し、図3(b)は図2におけるb−b線断面における断面図を示している。
梱包済LWC1は、図1に示す、長尺状の銅管2を多層にトラバース巻き且つ整列巻きしてコイル状に形成され、伝熱管や給湯・給水配管などの製造工程或いは製造後において長尺状の銅管2を運搬するために用いられている。
詳述すると、図示省略する巻取りボビンの巻き胴の外周に沿って、銅管2を最内層Lfの上端部2u(あるいは下端部2dからであっても良い)から巻き始め、上面レベルULから底面レベルDLに向かって、順次隙間なく一列に巻き付ける。下端部2dまで巻き付けると、折り返して、最内層Lfの銅管2の間の凹部4に銅管2が嵌るように最内層Lfと同じ回数だけ巻き付けていく。以降同様にして、巻き付け順序X1に沿って長尺状の銅管2を所定回数巻き付け、巻取りボビン(図示省略)から取り外すことによりLWC1aを得る。なお、外側の次層を巻き付けるために、上端部2uや下端部2dで折り返して次層へ遷移する部分を層遷移部2b(図3(a)参照)という。
なお、このコイル底面1aDにおいて、径内側の管端部2aから層遷移部2bが径方向に形成される領域を層遷移部形成領域2C(図4参照)とする。
LWC1aを梱包して梱包済LWC1を構成するLWC梱包材10は、管端部2aが底面側となるように配向した状態で梱包する梱包材であり、LWC1aの内周空間Sに嵌め込む嵌め込み固定プレート20と、LWC1aのコイル底面1aDに当接させる緩衝プレート30とで構成している。
このようにして、LWC梱包材10で梱包された梱包済LWC1から、銅管2を巻き解いて、銅管2を供給する供給方法について、図8乃至図11とともに、以下で説明する。
なお、内周空間Sにおいて、プロテクトパイプ130は、嵌め込まれた固定プレート20の上に配置される。
なお、本実施例においては、コイル幅方向間隔OR1を500mm、パイプ幅方向間隔OR2を300mm、第1鉛直方向間隔H1を1500mm、第2鉛直方向間隔H2を1250mmとしている。
保護チューブ120は、銅管2との摩擦係数が小さいプラスチック製の可撓性を有する蛇腹状のチューブであり、下端側先端120bに先端パイプ150を装着している。
また、プロテクトパイプ130を円筒状体で構成することにより、中実な円柱状体で構成したプロテクトパイプと比べ軽量であり、取扱い性が向上する。
一方、梱包済LWC1のコイル上面1Uからガイド110のガイド下端110aまでの鉛直方向の間隔が短すぎる500mm以下の場合、逆に銅管2が屈曲し過ぎて巻き解き難くなる。
この発明の銅管2は、銅管2に対応し、
レベルワウンドコイルは、LWC1aに対応し、
梱包材は、LWC梱包材10に対応し、
内周空間は、内周空間Sに対応し、
軸方向は、中心軸CLの軸方向に対応し、
管端部は、管端部2aに対応し、
管端部がある側の端部は、コイル底面1aDに対応し、
嵌込梱包部材は、固定プレート20に対応し、
切込み部は、変形許容凹部21に対応し、
端面当接梱包部材は、緩衝プレート30に対応し、
端面当接面は、当接表面31aに対応し、
層遷移部に対向する箇所は、層遷移部形成領域2Cに対応し、
凹状部分は、凹部35に対応し、
基材は、基材プレート33に対応し、
凹部は、凹部形成開口32aに対応し、
芯材は、芯材プレート32に対応し、
表面材は、表面プレート31に対応し、
梱包済みレベルワウンドコイルは、梱包済LWC1に対応し、
円柱状体は、プロテクトパイプ130に対応し、
チューブは、保護チューブ120に対応し、
チューブの下端側の先端位置は、下端側先端120bに対応し、
先端薄肉部材は、先端パイプ150に対応し、
巻き解き開始位置は、巻き解き開始位置1cに対応するも
この発明は、上述の本実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施形態を得ることができる。
また、LWC梱包材10として、固定プレート20と緩衝プレート30とを一体構成してもよい。
1a…LWC
1aD…コイルの底面
1c…巻き解き開始位置
2…銅管
2a…管端部
2b…層遷移部
2C…層遷移部形成領域
10…LWC梱包材
20…固定プレート
21…変形許容凹部
30…緩衝プレート
31…表面プレート
31a…当接表面
32…芯材プレート
32a…凹部形成開口
33…基材プレート
35…凹部
110…ガイド
120…保護チューブ
120b…下端側先端
130…プロテクトパイプ
150…先端パイプ
150a…C型先端パイプ
CL…中心軸
S…内周空間
Claims (5)
- 連続する金属管状体を整列巻き且つトラバース巻きによって径方向に複数層巻き回してコイル状に構成したレベルワウンドコイルを梱包する梱包材であって、
前記レベルワウンドコイルの内周空間において、前記レベルワウンドコイルの軸方向における内周側の管端部がある側の端部に、前記内周空間に沿って嵌め込み可能な嵌込梱包部材を備え、
該嵌込梱包部材を、前記金属管状体の外径の半分以上の厚みの部材で構成するとともに、
前記嵌込梱包部材の外縁に、前記管端部の径内側方向への変形を許容する切込み部を形成した
梱包材。 - 前記レベルワウンドコイルの軸方向における内周側の管端部がある側のコイル端面に当接させる端面当接梱包部材を備え、
該端面当接梱包部材におけるコイル端面に当接する端面当接面において、
前記レベルワウンドコイルの層間を跨いで次層に遷移する前記金属管状体の層遷移部に対向する箇所に、他の面部分に比べて凹状となる凹状部分を形成した
請求項1に記載の梱包材。 - 前記凹状部分を、
前記端面当接面において、
前記レベルワウンドコイルの前記内周空間を形成するコイル内径からコイル外径までを跨ぐ略扇状に形成するとともに、前記略扇状の外周縁を、前記コイル外径より大径で形成した
請求項2に記載の梱包材。 - 前記端面当接梱包部材を、
基材と、前記凹状部分を形成する凹部を有する芯材と、可撓性を有し、前記底面側のコイル端面に当接する表面材とをこの順で重ねて構成した
請求項2又は3のいずれかに記載の梱包材。 - 請求項2乃至4のいずれかに記載の梱包材で梱包した梱包済みレベルワウンドコイルを、軸方向を鉛直方向にして載置し、
前記内周空間の内周面に沿う円筒状の円柱状体を、前記内周空間に嵌め込んだ前記嵌込梱包部材の上方から、前記梱包済みレベルワウンドコイルの上面より突出する態様で前記内周空間に装着し、
前記円柱状体より上方、かつ前記梱包済みレベルワウンドコイルの平面視内側の位置に配置したガイドを通して前記最外層から巻き解いて供給される前記金属管状体を、所定の肉厚で形成するチューブでカバーし、
前記チューブの下端側の先端位置に、前記チューブより薄肉の先端薄肉部材を配置し、
前記先端薄肉部材を、前記梱包済みレベルワウンドコイルの外側面から前記金属管状体が巻き解かれる巻き解き開始位置の近傍に配置する
金属管状体供給方法。
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