JP2013236131A - 障害救済方法及びノード装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークの障害救済方法において、複数の現用回線の障害を救済できることを目的とする。
【解決手段】ノード間を複数の現用回線と予備回線で接続したネットワークの障害救済方法において、前記複数の現用回線に設定された各パスのうち、障害を検出されたパスに割り当てる帯域を、前記障害を検出されたパスに応じて決定し、前記障害を検出されたパスを、前記現用回線から前記予備回線に切り替え、前記障害を検出されたパスで伝送されるデータを、前記予備回線の全帯域のうちの前記決定した帯域を用いて伝送する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、ネットワークの障害救済方法及びノード装置に関する。
ネットワーク分野において、今後適用領域の拡大が予想される次世代光トランスポート技術にSONET(Synchronous Optical Network)/SDH(Synchronous Digital Hierarchy)等のTDM系データと、Ethernet(登録商標)等のパケット系データを統合的に扱えるOTN(Optical Transport Network:光転送ネットワーク)がITU−Tにおいて勧告化されている。
OTNには、現在の主要なトラフィックであるパケット系データを効率的に伝送するために、需要に応じて可変帯域を与えることができるODUflex(Optical Channel Data Unit flex)の仕様がある。
図1に従来のシェアドプロテクションシステムの一例の構成図を示す。図1は障害なしの通常動作時を示している。クライアントインタフェース(IF)部11aに入力されたクライアント信号はブリッジ部12を経てラインインタフェース部13aに供給される。そして、上記クライアント信号はラインインタフェース部13aで所定フォーマットの信号に変換されて現用回線14aを伝送されラインインタフェース部15aで元のクライアント信号とされスイッチ部16を経てクライアントインタフェース部11aに供給され、ここから外部に出力される。
クライアントインタフェース部11b,11cに入力されたクライアント信号もブリッジ部12を経てラインインタフェース部13b,13cに供給され、所定フォーマットの信号に変換されて現用回線14b,14cを伝送されラインインタフェース部15b,15cで元のクライアント信号とされスイッチ部16を経てクライアントインタフェース部11aに供給され、ここから外部に出力される。また、ブリッジ部12はラインインタフェース部13dに接続され、ラインインタフェース部13dはシェアドプロテクション回線14dによりラインインタフェース部15dと接続され、ラインインタフェース部15dはスイッチ部16に接続されている。
図2に従来のシェアドプロテクションシステムの一例の構成図を示す。図2は二重障害発生時を示している。まず、現用回線14aで障害が発生すると、ブリッジ部12はクライアントインタフェース部11aをラインインタフェース部13dと接続し、スイッチ部16はラインインタフェース部15dをクライアントインタフェース部17aと接続することで現用回線14aをシェアドプロテクション回線14dに切り替えてトラフィックを回復させる。
この後、現用回線14aより優先度の低い現用回線14bで障害が発生すると、現用回線14bはシェアドプロテクション回線14dに切り替えられることはなく、トラフィックの回復は行われない。
このように、複数の現用回線とシェアドプロテクション回線の構成を持つネットワークにて、複数の現用回線に障害が発生し、シェアドプロテクション回線にトラフィックを切り替える場合は、通常は優先度の高い1つの回線のみを切り替えてトラフィックを回復させている。この場合、他の障害回線は切断されたままになる。
ところで、切替装置1,2間を現用伝送路3,4,5と予備伝送路6で接続する。現用伝送路の優先順位は現用伝送路3、現用伝送路4、現用伝送路5の順である。ここで、現用伝送路3,4が障害となった場合、現用伝送路4を予備伝送路6に切り替え、現用伝送路3を現用伝送路5に切り替える技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開昭59−175224号公報
従来技術では、複数の現用回線に障害が発生したとき、障害が発生した複数の現用回線をシェアドプロテクション回線で救済することができないという問題があった。また、現用伝送路3,4が障害となった場合、現用伝送路4を予備伝送路6に切り替え、現用伝送路3を現用伝送路5に切り替える技術では、優先順位の低い現用伝送路5が切断されるという問題があった。
開示の障害救済方法は、複数の現用回線の障害を救済できることを目的とする。
開示の一実施形態による障害救済方法は、ノード間を複数の現用回線と予備回線で接続したネットワークの障害救済方法において、
前記複数の現用回線に設定された各パスのうち、障害を検出されたパスに割り当てる帯域を、前記障害を検出されたパスに応じて決定し、
前記障害を検出されたパスを、前記現用回線から前記予備回線に切り替え、
前記障害を検出されたパスで伝送されるデータを、前記予備回線の全帯域のうちの前記決定した帯域を用いて伝送する。
本実施形態によれば、複数の現用回線の障害を救済することができる。
従来のシェアドプロテクションシステムの一例の通常動作時の構成図である。 従来のシェアドプロテクションシステムの一例の二重障害発生時の構成図である。 OTN伝送システムの第1実施形態の構成図である。 ODUflexコントロール部の一実施形態のハードウェア構成図である。 回線障害発生時の動作を説明するための図である。 二重回線障害発生時の動作を説明するための図である。 ODUflexコントロール部が実行する処理の第1実施形態のフローチャートである。 OTN伝送システムの第2実施形態の構成図である。 回線障害発生時の動作を説明するための図である。 二重回線障害発生時の動作を説明するための図である。 四重回線障害発生時の動作を説明するための図である。 ODUflexコントロール部が実行する処理の第2実施形態のフローチャートである。 OTN伝送システムの第3実施形態の構成図である。 回線障害発生時の動作を説明するための図である。 二重回線障害発生時の動作を説明するための図である。 OTN伝送システムの第4実施形態の構成図である。 障害時に救済するパス1とパス2の割合を示す図である。 回線障害発生時の動作を説明するための図である。 二重回線障害発生時の動作を説明するための図である。 OTN伝送システムの第5実施形態の構成図である。 回線障害発生時の動作を説明するための図である。 ODUflexコントロール部が実行する処理の第5実施形態のフローチャートである。 ODUflexコントロール部が実行する処理の第6実施形態のフローチャートである。 ODUflexコントロール部が実行する処理の第7実施形態のフローチャートである。 OTN伝送システムの第8実施形態の構成図である。 回線障害発生時の動作を説明するための図である。 ODUflexコントロール部が実行する処理の第8実施形態のフローチャートである。 OTUフレームの一実施形態のフレーム構成図である。 HO_ODU2にトリビュータリスロットTS#1〜TS#8を割り当てた状態を示す図である。
以下、図面に基づいて実施形態を説明する。
<OTN伝送システムの第1実施形態>
図3にOTN伝送システムの第1実施形態の構成図を示す。図3において、ノード20では、クライアントから供給されるEthernet(登録商標)フレームはクライアントインタフェース部21a,21bで受信されてODUflex処理部22a,22bに供給される。ODUflex処理部22a,22bはEthernet(登録商標)フレームをOTNのLO(Lower Order)側の収容フォーマットであるODUflexにマッピングする。
ODUflexへのマッピングを行うのに際して、ODUflexコントロール部23はノード内の各ODUflex処理部22a,22b、クロスコネクト部24及びネットワーク側のインタフェースであるOTU2(Optical channel Transport Unit 2)処理部25a,25b,25xと連携して、各パスに関する使用帯域、回線状態を把握し、またプロテクション用に割り当てるODUflexの帯域を決定する。その後、クロスコネクト部24に対し実際のクロスコネクト設定を指示する。
ODUflex処理部22a,22bからのODUflexフレームはクロスコネクト部24を通してHO(Higher Order)側のOTU2処理部25a,25b又は25xに供給されてODU2にマッピングされる。更に、FEC(Forward Error Correction)情報等のオーバーヘッドが追加され、OTU2フレームとして対向ノード30に送信される。
ここで、ODUflexフレームのHO側のODU2への多重収容は、ODU2フレームのペイロード部分であるOPU2(Optical Channel Payload Unit 'k')ペイロードエリアをバイト単位でts個に分割したタイムスロットであるトリビュータリスロット(Tributary Slot:TS)を定義し、ODU2フレームのペイロードエリアの各TSにODUflexを収容することにより実現する。1TS当たりの帯域は約1.25Gbpsとする。
ノード30ではOTU2処理部35a,35b,35xにおいてネットワークを伝送されたOTU2フレームを受信してODU2を抽出する。更に、ODU2からODUflexフレームをデマッピングする。OTU2処理部35a,35b,35xから出力されるODUflexフレームはODUflexコントロール部33のクロスコネクト設定によりクロスコネクト部24を通してODUflex処理部32a,32bに供給される。
ODUflex処理部32a,32bそれぞれはODUflexフレームからEthernet(登録商標)フレームをデマッピングする。得られたEthernet(登録商標)フレームはクライアントインタフェース部31a,31bからクライアントに対し供給される。以上、ノード20からノード30への伝送について説明したが、ノード30からノード20への伝送についても同様である。
ここで、OTU2処理部25a,35aを結びOTU2フレームを伝送する双方向のパス(Path)1と、OTU2処理部25b,35bを結びOTU2フレームを伝送する双方向のパス2は、それぞれ8TSつまり10Gbpsの現用回線である。また、OTU2処理部25x,35x間には8TS分つまり10Gbpsの双方向のシェアドプロテクション回線を設ける。ただし、シェアドプロテクション回線ではEthernet(登録商標)フレームに対応したODUflexのクロスコネクト設定は事前に行わず待機状態とする。
図4(A),(B)にODUflexコントロール部23,33の一実施形態のハードウェア構成図を示す。図4(A)において、ODUflexコントロール部23は、CPU23a、メモリ23b、通信部23c,23dを有している。CPU23a、メモリ23b、通信部23c,23dはバスにて互いに接続されている。CPU23aはメモリ23bに格納されているプログラムを実行することで、後述する図7などに示す各種処理を実行する。また、メモリ23bには閾値などの設定されたデータが格納される。通信部23c,23dはODUflex処理部22a〜22h,クロスコネクト部24,OTU2処理部25a〜25h,25x等との間で通信を行う。
図4(B)において、ODUflexコントロール部33は、CPU33a、メモリ33b、通信部33c,33dを有している。CPU33a、メモリ33b、通信部33c,33dはバスにて互いに接続されている。CPU33aはメモリ33bに格納されているプログラムを実行することで、図7などに示す各種処理を実行する。また、メモリ33bには閾値などの設定されたデータが格納される。通信部33c,33dはODUflex処理部32a〜32h,クロスコネクト部34,OTU2処理部35a〜35h,35x等との間で通信を行う。
<回線障害発生>
図5に示すように、OTU2処理部25a,35a間のノード20からノード30の方向でパス1の回線障害が発生する。以下のシーケンス番号を図5中に括弧付き数字で示す。
シーケンス(1):受信側のノード30のOTU2処理部35aでパス1のLOS(Loss Of Signal)を検出し、ノード30のODUflexコントロール部33はアラーム情報の収集を行う。そして、ノード30のODUflexコントロール部33は対向するノード20に対し、OTU2処理部35aからOTU2フレームのオーバーヘッドでアラーム情報を送信する。例えば、オーバーヘッドのBDI(Backward Defect Indication)、GCC0(Generaol Communication Channel 0)、APS(Automatic Protection Switching coodination channel)などを使用する。
シーケンス(2):ノード20のOTU2処理部25aはOTU2フレームのオーバーヘッドから上記のアラーム情報を検出し、ODUflexコントロール部23にパス1の障害状態を通知する。
シーケンス(3):ノード20及びノード30のODUflexコントロール部23,33は、シェアドプロテクション回線の使用帯域と、障害が発生したパス1の現用回線をシェアドプロテクション回線に設定する帯域を決定する。
ここで、シェアドプロテクション回線に設定する1つのパス毎の帯域Bs[TS]は、シェアドプロテクション回線の全帯域Ba[TS]と、障害が発生した現用回線の帯域Bb[TS]と、障害が発生している全ての現用回線の合計帯域Bt[TS]から、(1)式によって算出する。
Bs=Ba×(Bb/Bt) (1)
ここでは、Ba=8[TS],Bb=8[TS],Bt=8[TS]であるので、パス1のシェアドプロテクション回線として、Bs=8TSを割り当てる。
シーケンス(4):ノード20のODUflexコントロール部23は帯域Bs[TS]でシェアドプロテクション回線を通るようパス1のODUflexフレームのクロスコネクト設定を行い、シェアドプロテクション回線を経由してデータが送信される。
シーケンス(5):ノード30のODUflexコントロール部33はシェアドプロテクション回線から8TSのパス1のシェアドプロテクション回線をODUflex処理部32aに供給するようクロスコネクト部34に対しクロスコネクト設定を行い、運用が開始される。
<二重回線障害発生>
次に、図6に示すように、パス1の障害に加え、パス2に回線障害が発生する。受信側のノード30のOTU2処理部35bでパス2のLOSを検出し、ノード30のODUflexコントロール部33はアラーム情報の収集を行う。ノード30のODUflexコントロール部33は対向するノード20に対し、OTU2処理部35bからOTU2フレームのオーバーヘッドでアラーム情報を送信する。
ノード20,30のODUflexコントロール部23,33は、シェアドプロテクション回線の使用帯域と、障害が発生した現用回線の帯域からシェアドプロテクション回線に設定する帯域を(1)式によって決定する。ここでは、Ba=8[TS],Bb=8[TS],Bt=16[TS]であるので、パス1,2それぞれにBs=4TSをシェアドプロテクション回線に割り当てる。
このため、ノード20,30のODUflexコントロール部23,33は、既に運用しているパス1のシェアドプロテクション回線の帯域を4TSに変更するようクロスコネクト部24,34と、パス1のODUflex部22a,32aに指示する。帯域変更されたパス1に対しては、ODUflex部22a,22bは、既知の技術を使用して、Ethernet(登録商標)フレームのクラス、MACアドレス、VLANタグ、IPアドレス等により優先度の高い送信パケットを選択する。決定した帯域に基づくTS数(=4TS)で、シェアドプロテクション回線を通るパス1のODUflexのクロスコネクト設定が行われ、シェアドプロテクション回線経由でデータが伝送される。
また、決定した帯域に基づくTS数(=4TS)で、ノード20のODUflexコントロール部23はパス2のODUflexフレームがシェアドプロテクション回線を通るよう、つまりOTU2処理部25xを通るようクロスコネクト設定を行い、シェアドプロテクション回線経由でデータが送信される。また、ノード30のODUflexコントロール部33はシェアドプロテクション回線に帯域割り当てを行ったパス2の4TSをODUflex処理部32bに供給するようクロスコネクト部34に対するクロスコネクト設定を行い、運用が開始される。そして、ODUflexコントロール部23,33の指示により、ODUflex処理部22a,32a間でLCR(Link Connction Resize)プロトコル及びBWR(BandWidth Connction Resize)プロトコルを用いてパス1のTS数を8TSから4TSに切り替える処理を行う。なお、LCRはHO_OPUkのOPUオーバーヘッドで転送され、BWRはOPUflexオーバーヘッドとHO_OPUkのOPUオーバーヘッドで転送される。また、ODUflex処理部22b,32b間でLCRプロトコル及びBWRプロトコルを用いてパス1のTS数を8TSから4TSに切り替える処理を行う。
<第1実施形態のフローチャート>
図7にODUflexコントロール部が実行する処理の第1実施形態のフローチャートを示す。図7において、ステップS1でODUflexコントロール部23はOTU2処理部25a,25b,25xから現用回線のパスの状態に関する情報を受信する。
ステップS2で新たに障害が発生したかを判別し、新たに障害が発生していなければステップS1に進む。新たに障害が発生した場合にはステップS3でODUflexコントロール部23はシェアドプロテクション回線に割り当てるパス毎のTS数を(1)式により算出する。ステップS4でODUflexコントロール部23は既にシェアドプロテクション回線に切り替えを行っているパスが存在するか否かを判別する。
既に切り替えを行っているパスが存在する場合には、ステップS5でODUflexコントロール部23はクロスコネクト部24にシェアドプロテクション回線から削除が必要なTS数を削除する指示を行い、ステップS6に進む。既に切り替えを行っているパスが存在しない場合には、そのままステップS6に進む。
ステップS6でODUflexコントロール部23,33は新たに障害が発生して救済を要するパスについて、ステップS3で算出したTS数だけシェアドプロテクション回線に切り替えるクロスコネクト設定をクロスコネクト部24,34に対して指示する。また、救済を要するパスのTS数を切り替える必要があれば、ノード20,30のODUflex処理部に対してLCRプロトコル及びBWRプロトコルを用いて救済を要するパスのTS数を切り替える処理を指示する。その後、ステップS1に進む。
なお、パス2に回線障害が復旧した場合、ODUflexコントロール部23,33は、シェアドプロテクション回線に割り当てているパス2を現用回線のパス2に切り替えるものとして、シェアドプロテクション回線に設定する帯域を(1)式によって決定する。これにより、パス1のBs=8TSをシェアドプロテクション回線に割り当てる。
そして、ノード20,30のODUflexコントロール部23,33は、シェアドプロテクション回線に割り当てているパス2(4TS)を現用回線のパス2(8TS)に切り替え、パス1のシェアドプロテクション回線の帯域を8TSに変更するようクロスコネクト部24,34と、パス1,2のODUflex部22a,22b,32a,32bに指示する。そして、ODUflexコントロール部23,33の指示により、ODUflex処理部22a,32a間でLCRプロトコル及びBWRプロトコルを用いてパス1のTS数を4TSから8TSに切り替える処理を行う。また、ODUflex処理部22b,32b間と22b,32b間でLCRプロトコル及びBWRプロトコルを用いてパス1,2のTS数を4TSから8TSに切り替える処理を行う。
<OTN伝送システムの第2実施形態>
図8にOTN伝送システムの第2実施形態の構成図を示す。図3において、ノード20では、クライアントから供給されるEthernet(登録商標)フレームはクライアントインタフェース部21a〜21eで受信されてODUflex処理部22a〜22eに供給される。ODUflex処理部22a〜22eはEthernet(登録商標)フレームをOTNのLO側の収容フォーマットであるODUflexにマッピングする。
ODUflexへのマッピングを行うのに際して、ODUflexコントロール部23はノード内の各ODUflex処理部22a〜22e、クロスコネクト部24及びネットワーク側のインタフェースであるOTU2処理部25a〜25d,OTU3処理部25yと連携して、各パスに関する使用帯域、回線状態を把握し、またプロテクション用に割り当てるODUflexの帯域を決定する。その後、クロスコネクト部24に対し実際のクロスコネクト設定を指示する。
ODUflex処理部22a〜22dからのODUflexフレームはクロスコネクト部24を通してHO側のOTU2処理部25a〜25dに供給されてODU2にマッピングされる。更に、FEC情報等のオーバーヘッドが追加され、OTU2フレームとして対向ノード30のOTU2処理部35a〜35dに送信される。
また、OTU3処理部25yに供給されたODUflexフレームはODU3にマッピングされる。更に、FEC情報等のオーバーヘッドが追加され、OTU3信号として対向ノード30のOTU3処理部35yに送信される。
ノード30ではOTU2処理部35a〜35d,OTU3処理部35yにおいてネットワークを伝送されたOTU2フレーム又はOTU3信号を受信してODU2又はODU3を抽出する。更に、ODU2又はODU3からODUflexフレームをデマッピングする。OTU2処理部35a〜35d,OTU3処理部35yから出力されるODUflexフレームはODUflexコントロール部33のクロスコネクト設定によりクロスコネクト部24を通してODUflex処理部32a〜32eに供給される。
ODUflex処理部32a〜32eそれぞれはODUflexフレームからEthernet(登録商標)フレームをデマッピングする。得られたEthernet(登録商標)フレームはクライアントインタフェース部31a〜31eからクライアントに対し供給される。以上、ノード20からノード30への伝送について説明したが、ノード30からノード20への伝送についても同様である。
ここで、OTU2処理部25a,35aを結ぶ双方向のパス1と、OTU2処理部25b,35bを結ぶ双方向のパス2と、OTU2処理部25c,35cを結ぶ双方向のパス3と、OTU2処理部25d,35dを結ぶ双方向のパス4は、それぞれは8TSつまり10Gbpsの現用回線である。OTU3処理部25y,35yを結ぶ双方向のパス5は32TSつまり40Gbpsの現用回線とシェアドプロテクション回線の共用パスである。
ここで、パス1〜4はパス5よりも優先度が高いものとする。各パスの優先度はODUflexコントロール部23,33内のメモリ23b,33bに予め設定されている。
<回線障害発生>
図9に示すように、OTU2処理部25a,35a間でパス1に回線障害が発生する。この場合、第1実施形態と同様にして、8TSのパス1の障害状態を認識したノード20,30のODUflexコントロール部23,33は、障害が発生した現用回線の帯域から、共用パス5のシェアドプロテクション回線に割り当てる帯域を決定する。ODUflexコントロール部23,33は、パス1よりも優先度が低い共用パス5の帯域を32TSから24TSに減少させて、パス1を救済する8TSのパスを、共用パス5のシェアドプロテクション回線を通すようクロスコネクト部24,34に対しクロスコネクト設定を行う。これによりパス1がシェアドプロテクション回線により救済される。このとき、パス2〜4の現用回線の運用は影響を受けない。なお、この場合も、ODUflexコントロール部23,33の指示により、ODUflex処理部22a,32a間及び22e,32e間でLCRプロトコル及びBWRプロトコルを用いて共用パス5の帯域を32TSから24TSに切り替える処理を行う。
次に、図10に示すように、OTU2処理部25b,35b間でパス2に回線障害が発生して障害状態が認識される。ODUflexコントロール部23,33は、パス2よりも優先度が低い共用パス5の帯域を24TSから16TSに減少させ、パス2を救済する8TSのパスを、共用パス5のシェアドプロテクション回線を通すようクロスコネクト部24,34に対しクロスコネクト設定を行う。このとき、パス3,4の現用回線の運用は影響を受けない。なお、この場合も、ODUflexコントロール部23,33の指示により、ODUflex処理部22b,32b間及び22e,32e間でLCRプロトコル及びBWRプロトコルを用いて共用パス5の帯域を24TSから16TSに切り替える処理を行う。
更に、図11に示すように、OTU2処理部25c,35c間及びOTU2処理部25d,35dでパス3,4に回線障害が発生して障害状態が認識される。ODUflexコントロール部23,33は、パス3,4よりも優先度が低い共用パス5の帯域を16TSから0TSに減少させ、パス3,4を救済するそれぞれ8TSのパスを、共用パス5のシェアドプロテクション回線を通すようクロスコネクト部24,34に対しクロスコネクト設定を行う。このとき、パス5の現用回線の伝送はできなくなる。
<第2実施形態のフローチャート>
図12にODUflexコントロール部が実行する処理の第2実施形態のフローチャートを示す。図12において、ステップS10で障害切り替え時に用いる各パスの優先度を設定する。ステップS11でODUflexコントロール部23はOTU2処理部25a,25b,25xから現用回線のパスの状態に関する情報を受信する。
ステップS12でODUflexコントロール部23は新たに障害が発生したかを判別し、新たに障害が発生していなければステップS11に進む。新たに障害が発生した場合にはステップS13でODUflexコントロール部23は障害が発生したパスより優先度が低い共用パスの帯域を削除して共用パスのシェアドプロテクション回線に割り当てるパス毎のTS数を(1)式により算出する。なお、(1)式におけるシェアドプロテクション回線の全帯域Ba[TS]として共用パスの帯域を用いる。
ステップS14でODUflexコントロール部23は既にシェアドプロテクション回線に切り替えを行っているパスが存在するか否かを判別する。
既に切り替えを行っているパスが存在する場合には、ステップS15でODUflexコントロール部23はクロスコネクト部24に障害が発生したパスより優先度が低い共用パスのシェアドプロテクション回線から削除が必要なTS数を削除する指示を行い、ステップS16に進む。既に切り替えを行っているパスが存在しない場合には、そのままステップS16に進む。
ステップS16でODUflexコントロール部23,33は新たに障害が発生して救済を要するパスについて、ステップS13で算出したTS数だけシェアドプロテクション回線に切り替えるクロスコネクト設定をクロスコネクト部24,34に対して指示する。また、救済を要するパスのTS数を切り替える必要があれば、ノード20,30のODUflex処理部に対してLCRプロトコル及びBWRプロトコルを用いて救済を要するパスのTS数を切り替える処理を指示する。その後、ステップS11に進む。
<OTN伝送システムの第3実施形態>
図13にOTN伝送システムの第3実施形態の構成図を示す。図13において、図3と同一部分には同一符号を付す。
図13において、OTU2処理部25a,35aを結びOTU2フレームを伝送する双方向のパス1と、OTU2処理部25b,35bを結びOTU2フレームを伝送する双方向のパス2は、それぞれ8TSつまり10Gbpsの現用回線である。また、OTU2処理部25x,35x間には8TS分つまり10Gbpsの双方向のシェアドプロテクション回線を設ける。ただし、シェアドプロテクション回線ではEthernet(登録商標)フレームに対応したODUflexのクロスコネクト設定は事前に行わず待機状態とする。
また、ODUflexコントロール部23,33が内蔵するメモリ23b,33bに障害時に救済するパス1とパス2の割合が予め設定されて保存されている。ここでは、障害時に救済するパス1とパス2の割合は、パス1が75%、パス2が25%に設定されているものとする。
ここで、図14に示すように、OTU2処理部25a,35a間で回線障害が発生する。以下のシーケンス番号を図14中に括弧付き数字で示す。
シーケンス(1):受信側のノード30のOTU2処理部35aでパス1のLOSを検出し、ノード30のODUflexコントロール部33はアラーム情報の収集を行う。そして、ノード30のODUflexコントロール部33は対向するノード20に対し、OTU2処理部35aからOTU2フレームのオーバーヘッドでアラーム情報を送信する。
シーケンス(2):ノード20のOTU2処理部25aはOTU2フレームのオーバーヘッドから上記のアラーム情報を検出し、ODUflexコントロール部23に回線の障害状態を通知する。
シーケンス(3):ノード20,30のODUflexコントロール部23,33は、シェアドプロテクション回線に障害が発生していないことを確認する。
シーケンス(4):ノード20のODUflexコントロール部23はメモリ23bに設定されているパス1の割合が75%であるので、シェアドプロテクション回線の帯域つまり8TSの75%である6TSをパス1に割り当て、パス1の6TSのODUflexフレームがシェアドプロテクション回線を通るようクロスコネクト設定を行い、シェアドプロテクション回線を経由してデータが送信される。
シーケンス(5):ノード30のODUflexコントロール部33はシェアドプロテクション回線からパス1の6TSのシェアドプロテクション回線をODUflex処理部32aに供給するようクロスコネクト部34に対しクロスコネクト設定を行い、運用が開始される。そして、ODUflexコントロール部23,33の指示により、ODUflex処理部22a,32a間でLCRプロトコル及びBWRプロトコルを用いてパス1のTS数を8TSから6TSに切り替える処理を行う。
次に、図15に示すように、パス1の障害に加え、パス2に回線障害が発生する。以下のシーケンス番号を図15中に括弧付き数字で示す。
シーケンス(6):受信側のノード30のOTU2処理部35bでパス2のLOSを検出し、ノード30のODUflexコントロール部33はアラーム情報の収集を行う。ノード30のODUflexコントロール部33は対向するノード20に対し、OTU2処理部35bからOTU2フレームのオーバーヘッドでアラーム情報を送信する。
シーケンス(7):ノード20,30のODUflexコントロール部23,33は、シェアドプロテクション回線に障害が発生していないことを確認する。
シーケンス(8):ノード20のODUflexコントロール部23はメモリ23bに設定されているパス2の割合が25%であるので、シェアドプロテクション回線の帯域つまり8TSの25%である2TSをパス2に割り当て、パス2の2TSのODUflexフレームがシェアドプロテクション回線を通るようクロスコネクト設定を行い、シェアドプロテクション回線を経由してデータが送信される。
ノード30のODUflexコントロール部33はシェアドプロテクション回線からパス2の2TSのシェアドプロテクション回線をODUflex処理部32bに供給するようクロスコネクト部34に対しクロスコネクト設定を行い、運用が開始される。そして、ODUflexコントロール部23,33の指示により、ODUflex処理部22b,32b間でLCRプロトコル及びBWRプロトコルを用いてパス2のTS数を8TSから2TSに切り替える処理を行う。
ODUflexコントロール部が実行する処理の第3実施形態のフローチャートは図12と同様である。ただし、ステップS10では障害時に救済するパス1とパス2の割合が設定され、ステップS13では上記パス1とパス2の割合からパス毎のTS数を算出する。
<OTN伝送システムの第4実施形態>
図16にOTN伝送システムの第4実施形態の構成図を示す。図16において、図13と同一部分には同一符号を付す。
図16において、OTU2処理部25a,35aを結びOTU2フレームを伝送する双方向のパス1と、OTU2処理部25b,35bを結びOTU2フレームを伝送する双方向のパス2は、それぞれ8TSつまり10Gbpsの現用回線である。また、OTU2処理部25x,35x間には8TS分つまり10Gbpsの双方向のシェアドプロテクション回線を設ける。ただし、シェアドプロテクション回線ではEthernet(登録商標)フレームに対応したODUflexのクロスコネクト設定は事前に行わず待機状態とする。
また、ODUflexコントロール部23,33が内蔵するメモリ23b,33bに障害時に救済するパス1とパス2の割合が時間の経過で変化するように予め設定されて保存されている。ここでは、図17に示すように、障害時に救済するパス1とパス2の割合は、期間T1でパス1が75%、パス2が25%に設定され、期間T2でパス1が25%、パス2が75%に設定されており、期間T1と期間T2は交互に繰り返すものとする。
ここで、図18に示すように、OTU2処理部25a,35a間で回線障害が発生する。以下のシーケンス番号を図18中に括弧付き数字で示す。
シーケンス(1):受信側のノード30のOTU2処理部35aでパス1のLOSを検出し、ノード30のODUflexコントロール部33はアラーム情報の収集を行う。そして、ノード30のODUflexコントロール部33は対向するノード20に対し、OTU2処理部35aからOTU2フレームのオーバーヘッドでアラーム情報を送信する。
シーケンス(2):ノード20のOTU2処理部25aはOTU2フレームのオーバーヘッドから上記のアラーム情報を検出し、ODUflexコントロール部23に回線の障害状態を通知する。
シーケンス(3):ノード20,30のODUflexコントロール部23,33は、シェアドプロテクション回線に障害が発生していないことを確認する。
シーケンス(4):ノード20のODUflexコントロール部23はメモリ23bに設定されている期間T1でのパス1の割合が75%であるので、シェアドプロテクション回線の帯域つまり8TSの75%である6TSをパス1に割り当て、パス1の6TSのODUflexフレームがシェアドプロテクション回線を通るようクロスコネクト設定を行い、シェアドプロテクション回線を経由してデータが送信される。
シーケンス(5):ノード30のODUflexコントロール部33はシェアドプロテクション回線からパス1の6TSのシェアドプロテクション回線をODUflex処理部32aに供給するようクロスコネクト部34に対しクロスコネクト設定を行い、運用が開始される。そして、ODUflexコントロール部23,33の指示により、ODUflex処理部22a,32a間でLCRプロトコル及びBWRプロトコルを用いてパス1のTS数を8TSから6TSに切り替える処理を行う。
次に、図19に示すように、パス1の障害に加え、パス2に回線障害が発生する。以下のシーケンス番号を図19中に括弧付き数字で示す。
シーケンス(6):受信側のノード30のOTU2処理部35bでパス2のLOSを検出し、ノード30のODUflexコントロール部33はアラーム情報の収集を行う。ノード30のODUflexコントロール部33は対向するノード20に対し、OTU2処理部35bからOTU2フレームのオーバーヘッドでアラーム情報を送信する。
シーケンス(7):ノード20,30のODUflexコントロール部23,33は、シェアドプロテクション回線に障害が発生していないことを確認する。
シーケンス(8):ノード20のODUflexコントロール部23はメモリ23bに設定されている期間T1でのパス2の割合が25%であるので、シェアドプロテクション回線の帯域つまり8TSの25%である2TSをパス2に割り当て、パス2の2TSのODUflexフレームがシェアドプロテクション回線を通るようクロスコネクト設定を行い、シェアドプロテクション回線を経由してデータが送信される。
ノード30のODUflexコントロール部33はシェアドプロテクション回線からパス2の2TSのシェアドプロテクション回線をODUflex処理部32bに供給するようクロスコネクト部34に対しクロスコネクト設定を行い、運用が開始される。そして、ODUflexコントロール部23,33の指示により、ODUflex処理部22b,32b間でLCRプロトコル及びBWRプロトコルを用いてパス2のTS数を8TSから2TSに切り替える処理を行う。なお、期間T1のカウント開始は例えばシーケンス(8)の時点とする。
次に、期間T1が終了して期間T2に入ると、ノード20,30のODUflexコントロール部23,33は、パス1のシェアドプロテクション回線の帯域を2TSに変更し、パス2のシェアドプロテクション回線の帯域を6TSに変更するようクロスコネクト部24,34と、パス1のODUflex部22a,32a,22b,32bに指示する。
同様にして、期間T2が終了して期間T1に入ると、ノード20,30のODUflexコントロール部23,33は、パス1のシェアドプロテクション回線の帯域を6TSに変更し、パス2のシェアドプロテクション回線の帯域を2TSに変更するようクロスコネクト部24,34と、パス1のODUflex部22a,32a,22b,32bに指示する。
<OTN伝送システムの第5実施形態>
図20にOTN伝送システムの第5実施形態の構成図を示す。図20において、図13と同一部分には同一符号を付す。
図20において、OTU2処理部25a,35aを結びOTU2フレームを伝送する双方向のパス1と、OTU2処理部25b,35bを結びOTU2フレームを伝送する双方向のパス2は、それぞれ8TSつまり10Gbpsの現用回線である。また、OTU2処理部25x,35x間には8TS分つまり10Gbpsの双方向のシェアドプロテクション回線を設ける。ただし、シェアドプロテクション回線ではEthernet(登録商標)フレームに対応したODUflexのクロスコネクト設定は事前に行わず待機状態とする。また、ODUflexコントロール部23,33が内蔵するメモリ23b,33bに予備回線準備用の閾値と準備TS数(=1TS)が予め設定されて保存されている。なお、予備回線準備用の閾値は例えば障害切り替え発生時のエラー率より低いエラー率の場合における任意のFEC訂正数の値を定める。
以下のシーケンス番号を図20中に括弧付き数字で示す。
シーケンス(1):OTU2処理部25a,35aはパス1を含むOTU2上のFEC(Forward Error Correction)訂正数やエラー数又はエラー率を監視してODUflexコントロール部23,33に通知し、OTU2処理部25b,35bはパス2を含むOTU2上のFEC訂正数やエラー率を監視してODUflexコントロール部23,33に通知する。
ここで、図21に示すように、OTU2処理部25a,35a間で障害が発生し、OTU2処理部35aにおける回線品質が悪化する。以下のシーケンス番号を図21中に括弧付き数字で示す。
シーケンス(2):受信側のノード30のOTU2処理部35aではパス1を含むOTU2上のFEC訂正数が検出される。
シーケンス(3):OTU2処理部35aではパス1を含むOTU2のFEC訂正数が予備回線準備用の閾値(任意で設定)を超え、伝送路品質が悪化したことを検出する。
シーケンス(4):ODUflexコントロール部23は、パス1の8TSのODUflexフレームのうち1TS分の帯域がシェアドプロテクション回線を通るようクロスコネクト設定を行う。これにより、シェアドプロテクション回線経由で1TS分のデータが伝送される。しかし、この時点では品質劣化であり、LOSが検出されるような実障害は未発生であるため、ノード30では現用回線からプロテクション回線への切り替えは実施しない。
シーケンス(5):更に品質劣化が進み、パス1上にてLOSが検出されるような実障害が発生する。
シーケンス(6):ノード30のOTU2処理部35aでパス1のLOSを検出し、ノード30のODUflexコントロール部33はアラーム情報の収集を行う。そして、ノード30のODUflexコントロール部33は対向するノード20に対し、OTU2処理部35aからOTU2フレームのオーバーヘッドでアラーム情報を送信する。
シーケンス(7):ODUflexコントロール部33はパス1の1TSのシェアドプロテクション回線をODUflex処理部32aに供給するようクロスコネクト部34に対しクロスコネクト設定を行い、運用が開始される。
シーケンス(8):ノード20のODUflexコントロール部23はパス1のシェアドプロテクション回線を1TSから8TSに増加させるようクロスコネクト部24に対しクロスコネクト設定を行う。ODUflexコントロール部33はパス1の8TSのシェアドプロテクション回線をODUflex処理部32aに供給するようクロスコネクト部34に対しクロスコネクト設定を行い、8TSでの運用が開始される。
<第5実施形態のフローチャート>
図22にODUflexコントロール部が実行する処理の第5実施形態のフローチャートを示す。図22において、ステップS21でODUflexコントロール部23はOTU2処理部25a,25b,25xから現用回線のパスの状態に関するFEC訂正数などの情報を受信する。
ステップS22で現用回線のFEC訂正数が予備回線準備用の閾値を超えているか否かを判別し、予備回線準備用の閾値を超えていなければステップS21に進む。現用回線のFEC訂正数が予備回線準備用の閾値を超えた場合にはステップS23でODUflexコントロール部23は現用回線のFEC訂正数
+が予備回線準備用の閾値を超えたパス(ここでは例えばパス1とする)のODUflexフレームのうち帯域1TSがシェアドプロテクション回線を通るようクロスコネクト設定を行う。これにより、シェアドプロテクション回線経由で1TS分のデータが伝送される。
次に、ステップS24でODUflexコントロール部23は新たに障害が発生したかを判別し、新たに障害が発生していなければステップS21に進む。新たに障害が発生した場合にはステップS25でODUflexコントロール部33はパス1の1TSのシェアドプロテクション回線をODUflex処理部32aに供給するようクロスコネクト部34に対しクロスコネクト設定を行わせる。ステップS26でODUflexコントロール部23はシェアドプロテクション回線に割り当てるパス毎のTS数を(1)式により算出する。
次に、ステップS27でODUflexコントロール部23は既にシェアドプロテクション回線に切り替えを行っているパスが存在するか否かを判別する。
既に切り替えを行っているパスが存在する場合には、ステップS28でODUflexコントロール部23はクロスコネクト部24にシェアドプロテクション回線から削除が必要なTS数を削除する指示を行い、ステップS29に進む。既に切り替えを行っているパスが存在しない場合には、そのままステップS29に進む。
ステップS29でODUflexコントロール部23はクロスコネクト部24に対して救済を行うパス以外のシェアドプロテクション回線上のパスを削除するよう指示する。
ステップS30でODUflexコントロール部23,33は新たに障害が発生して救済を要するパス1について、既に切り替えている1TSからステップS28で算出したTS数(例えば8TS)までシェアドプロテクション回線に切り替えるクロスコネクト設定をクロスコネクト部24,34に対して指示する。また、ODUflex処理部22a,22b,32a,32bに対してLCRプロトコル及びBWRプロトコルを用いて救済を要するパスのTS数を切り替える処理を指示する。その後、この処理を終了する。
この実施形態では、障害発生時に障害が発生した現用回線を高速にシェアドプロテクション回線に切り替えることができる。
<OTN伝送システムの第6実施形態>
第6実施形態は第5実施形態の変形例としての実施形態であり、OTN伝送システムの第6実施形態の構成図は図20と同一である。ただし、ODUflexコントロール部23,33が内蔵するメモリ23b,33bに予備回線準備用の複数の閾値と各閾値に応じた準備TS数が予め設定されて保存されている。例えば最大準備TS数=8TSとなるときのFEC訂正数の閾値を定め、第1閾値はFEC訂正数が上記FEC訂正数の閾値の25%に対応する値であり、対応する準備TS数=2TSとする。第2閾値は上記FEC訂正数の閾値の50%に対応する値であり、対応する準備TS数=4TSとする。第3閾値は上記FEC訂正数の閾値の75%に対応する値であり、対応する準備TS数=6TSとする。第4閾値は上記最大準備TS数=8TSとなるときのFEC訂正数とする。
図23にODUflexコントロール部が実行する処理の第6実施形態のフローチャートを示す。図23において、ステップS40で予備回線準備用の第1〜第4閾値と各閾値に応じた準備TS数をメモリ23b,33bに設定する。
ステップS41でODUflexコントロール部23はOTU2処理部25a,25b,25xから現用回線のパスの状態に関するFEC訂正数などの情報を受信する。
ステップS42で現用回線のFEC訂正数が第1〜第4閾値それぞれを超えているか否かを判別し、第1〜第4閾値のいずれかを超えていなければステップS41に進む。現用回線のFEC訂正数が第1〜第4閾値のいずれかを超えた場合にはステップS43でODUflexコントロール部23はFEC訂正数が第1〜第4閾値のいずれかを超えたパスのODUflexフレームのうち超えた閾値(第1〜第4閾値)に対応する準備TS数(2TS又は4TS又は6TS又は8TS)がシェアドプロテクション回線を通るようクロスコネクト設定を行う。これにより、シェアドプロテクション回線経由で2TS〜8TS分のデータが伝送される。
次に、ステップS44でODUflexコントロール部23は新たに障害が発生したかを判別し、新たに障害が発生していなければステップS41に進む。新たに障害が発生した場合にはステップS45でODUflexコントロール部33は新たに障害が発生したパスの準備TS数(2TS又は4TS又は6TS又は8TS)のシェアドプロテクション回線をODUflex処理部32aに供給するようクロスコネクト部34に対しクロスコネクト設定を行わせる。ステップS46でODUflexコントロール部23はシェアドプロテクション回線に割り当てるパス毎のTS数を(1)式により算出する。
次に、ステップS47でODUflexコントロール部23は既にシェアドプロテクション回線に切り替えを行っているパスが存在するか否かを判別する。
既に切り替えを行っているパスが存在する場合には、ステップS48でODUflexコントロール部23はクロスコネクト部24にシェアドプロテクション回線から削除が必要なTS数を削除する指示を行い、ステップS49に進む。既に切り替えを行っているパスが存在しない場合には、そのままステップS49に進む。
ステップS49でODUflexコントロール部23はクロスコネクト部24に対して救済を行うパス以外のシェアドプロテクション回線上のパスを削除するよう指示する。
ステップS50でODUflexコントロール部23,33は新たに障害が発生して救済を要するパス1について、既に切り替えている1TSからステップS48で算出したTS数(例えば8TS)までシェアドプロテクション回線に切り替えるクロスコネクト設定をクロスコネクト部24,34に対して指示する。また、ODUflex処理部22a,22b,32a,32bに対してLCRプロトコル及びBWRプロトコルを用いて救済を要するパスのTS数を切り替える処理を指示する。その後、この処理を終了する。
この実施形態では、障害発生時に障害が発生した現用回線を高速にシェアドプロテクション回線に切り替えることができる。
<OTN伝送システムの第7実施形態>
第7実施形態は第5実施形態の変形例としての実施形態であり、OTN伝送システムの第7実施形態の構成図は図20と同一である。ただし、ODUflexコントロール部23,33が内蔵するメモリ23b,33bに予備回線準備用の閾値と準備TS数(=1TS)、切り替え用の閾値が予め設定されて保存されている。なお、予備回線準備用の閾値は例えばLOSを検出するエラー率より低いエラー率の場合において任意のFEC訂正数の値を定め、、切り替え用の閾値は同じくLOSを検出するエラー率より低いエラー率の場合において予備回線準備用の閾値より大きい任意のFEC訂正数の値を定める。
図24にODUflexコントロール部が実行する処理の第7実施形態のフローチャートを示す。図24において、図22と同一部分には同一符号を付す。図24において、ステップS21でODUflexコントロール部23はOTU2処理部25a,25b,25xから現用回線のパスの状態に関するFEC訂正数などの情報を受信する。
ステップS22で現用回線のFEC訂正数が予備回線準備用の閾値を超えているか否かを判別し、予備回線準備用の閾値を超えていなければステップS21に進む。現用回線の現用回線のFEC訂正数が予備回線準備用の閾値を超えた場合にはステップS23でODUflexコントロール部23は現用回線のFEC訂正数が予備回線準備用の閾値を超えたパス(ここでは例えばパス1とする)のODUflexフレームのうち帯域1TSがシェアドプロテクション回線を通るようクロスコネクト設定を行う。これにより、シェアドプロテクション回線経由で1TS分のデータが伝送される。
次に、ステップS34でODUflexコントロール部23は現用回線のFEC訂正数が切り替え用の閾値を超えているか否かを判別し、切り替え用の閾値を超えていなければステップS21に進む。切り替え用の閾値を超えている場合にはステップS25でODUflexコントロール部33はパス1の1TSのシェアドプロテクション回線をODUflex処理部32aに供給するようクロスコネクト部34に対しクロスコネクト設定を行わせる。ステップS26でODUflexコントロール部23はシェアドプロテクション回線に割り当てるパス毎のTS数を(1)式により算出する。
次に、ステップS27でODUflexコントロール部23は既にシェアドプロテクション回線に切り替えを行っているパスが存在するか否かを判別する。
既に切り替えを行っているパスが存在する場合には、ステップS28でODUflexコントロール部23はクロスコネクト部24にシェアドプロテクション回線から削除が必要なTS数を削除する指示を行い、ステップS29に進む。既に切り替えを行っているパスが存在しない場合には、そのままステップS29に進む。
ステップS29でODUflexコントロール部23はクロスコネクト部24に対して救済を行うパス以外のシェアドプロテクション回線上のパスを削除するよう指示する。
ステップS30でODUflexコントロール部23,33は新たに障害が発生して救済を要するパス1について、既に切り替えている1TSからステップS28で算出したTS数(例えば8TS)までシェアドプロテクション回線に切り替えるクロスコネクト設定をクロスコネクト部24,34に対して指示する。また、ODUflex処理部22a,22b,32a,32bに対してLCRプロトコル及びBWRプロトコルを用いて救済を要するパスのTS数を切り替える処理を指示する。その後、この処理を終了する。
この実施形態では、障害発生時に障害が発生した現用回線を高速にシェアドプロテクション回線に切り替えることができる。
<OTN伝送システムの第8実施形態>
図25にOTN伝送システムの第8実施形態の構成図を示す。図25において、ノード20では、クライアントから供給されるEthernet(登録商標)フレームはクライアントインタフェース部21a〜21hで受信されてODUflex処理部22a〜22hに供給される。ODUflex処理部22a〜22hはEthernet(登録商標)フレームをOTNのLO側の収容フォーマットであるODUflexにマッピングする。
ODUflexへのマッピングを行うのに際して、ODUflexコントロール部23はノード内の各ODUflex処理部22a〜22h、クロスコネクト部24及びネットワーク側のインタフェースであるOTU2処理部25a〜25h,25xと連携して、各パスに関する使用帯域、回線状態を把握し、またプロテクション用に割り当てるODUflexの帯域を決定する。その後、クロスコネクト部24に対し実際のクロスコネクト設定を指示する。本実施形態では、障害のない通常時において、クロスコネクト部24において現用回線のパス1〜パス8それぞれの1TS分の帯域のデータをOTU2処理部25xにクロスコネクトする。
ODUflex処理部22a〜22hからのODUflexフレームはクロスコネクト部24を通してHO側のOTU2処理部25a〜25h又は25xに供給されてODU2にマッピングされる。更に、FEC情報等のオーバーヘッドが追加され、OTU2フレームとして対向ノード30のOTU2処理部35a〜35h,35xに送信される。
ノード30ではOTU2処理部35a〜35h,35xにおいてネットワークを伝送されたOTU2フレームを受信してODU2を抽出する。更に、ODU2からODUflexフレームをデマッピングする。OTU2処理部35a〜35h,35xから出力されるODUflexフレームはODUflexコントロール部33のクロスコネクト設定によりクロスコネクト部24を通してODUflex処理部32a〜32hに供給される。
ODUflex処理部32a〜32hそれぞれはODUflexフレームからEthernet(登録商標)フレームをデマッピングする。得られたEthernet(登録商標)フレームはクライアントインタフェース部31a〜31hからクライアントに対し供給される。以上、ノード20からノード30への伝送について説明したが、ノード30からノード20への伝送についても同様である。
ここで、OTU2処理部25a,35aを結ぶ双方向のパス1と、OTU2処理部25b,35bを結ぶ双方向のパス2と、OTU2処理部25c,35cを結ぶ双方向のパス3と、OTU2処理部25d,35dを結ぶ双方向のパス4は、それぞれは8TSつまり10Gbpsの現用回線である。また、OTU2処理部25e,35eを結ぶ双方向のパス5と、OTU2処理部25f,35fを結ぶ双方向のパス7と、OTU2処理部25g,35gを結ぶ双方向のパス8と、OTU2処理部25h,35hを結ぶ双方向のパス8は、それぞれは8TSつまり10Gbpsの現用回線である。また、OTU2処理部25x,35x間には8TS分つまり10Gbpsの双方向のシェアドプロテクション回線を設ける。シェアドプロテクション回線では現用回線のパス1〜パス8それぞれの1TS分の帯域のデータの合計8TSを伝送する。
<回線障害発生>
図26に示すように、OTU2処理部25a,35a間のノード20からノード30の方向でパス1の回線障害が発生する。以下のシーケンス番号を図26中に括弧付き数字で示す。
シーケンス(1):受信側のノード30のOTU2処理部35aでパス1のLOSを検出し、ノード30のODUflexコントロール部33はアラーム情報の収集を行う。そして、ノード30のODUflexコントロール部33は対向するノード20に対し、OTU2処理部35aからOTU2フレームのオーバーヘッドでアラーム情報を送信する。
シーケンス(2):ノード20のOTU2処理部25aはOTU2フレームのオーバーヘッドから上記のアラーム情報を検出し、ODUflexコントロール部23にパス1の障害状態を通知する。
シーケンス(3):ノード30のODUflexコントロール部33はパス1の1TSのシェアドプロテクション回線をODUflex処理部32aに供給するようクロスコネクト部34に対しクロスコネクト設定を行い、運用が開始される。
シーケンス(4):ノード20のODUflexコントロール部23は、シェアドプロテクション回線の使用帯域と、障害が発生したパス1の現用回線をシェアドプロテクション回線に設定する帯域を(1)式から決定する。
シーケンス(5):ノード20のODUflexコントロール部23はシェアドプロテクション回線上でパス2〜8それぞれの先頭TSを削除する。
シーケンス(6):ノード20のODUflexコントロール部23はシェアドプロテクション回線に乗せるパス1のODUflexフレームを1TSから(1)式で算出した帯域Bs=8TSまで増加させるようクロスコネクト部34に対して指示する。
シーケンス(7):ノード30のODUflexコントロール部33はシェアドプロテクション回線から8TSのパス1のシェアドプロテクション回線をODUflex処理部32aに供給するようクロスコネクト部34に対しクロスコネクト設定を行い、運用が開始される。
<第8実施形態のフローチャート>
図27にODUflexコントロール部が実行する処理の第8実施形態のフローチャートを示す。図27において、ステップS60でODUflexコントロール部23は現用回線の複数パスそれぞれの1TS分の帯域のデータをシェアドプロテクション回線にて伝送するように設定する。
ステップS61でODUflexコントロール部23はOTU2処理部25a,25b,25xから現用回線のパスの状態に関するFEC訂正数などの情報を受信する。
次に、ステップS62でODUflexコントロール部23は新たに障害が発生したかを判別し、新たに障害が発生していなければステップS61に進む。新たに障害が発生した場合にはステップS63でODUflexコントロール部33はパス1の1TSのシェアドプロテクション回線をODUflex処理部32aに供給するようクロスコネクト部34に対しクロスコネクト設定を行わせる。ステップS64でODUflexコントロール部23はシェアドプロテクション回線に割り当てるパス毎のTS数を(1)式により算出する。
次に、ステップS65でODUflexコントロール部23は既にシェアドプロテクション回線に切り替えを行っているパスが存在するか否かを判別する。
既に切り替えを行っているパスが存在する場合には、ステップS66でODUflexコントロール部23はクロスコネクト部24にシェアドプロテクション回線から削除が必要なTS数を削除する指示を行い、ステップS67に進む。既に切り替えを行っているパスが存在しない場合には、そのままステップS67に進む。
ステップS67でODUflexコントロール部23はクロスコネクト部24に対して救済を行うパス以外のシェアドプロテクション回線上のパスを削除するよう指示する。
ステップS68でODUflexコントロール部23,33は新たに障害が発生して救済を要するパス(例えばパス1)について、既に切り替えている1TSからステップS66で算出したTS数(例えば8TS)までシェアドプロテクション回線に切り替えるクロスコネクト設定をクロスコネクト部24,34に対して指示する。また、ODUflex処理部22a,32aに対してLCRプロトコル及びBWRプロトコルを用いて救済を要するパスのTS数を切り替える処理を指示する。その後、この処理を終了する。
この実施形態では、障害発生時に障害が発生した現用回線を高速にシェアドプロテクション回線に切り替えることができる。
<OTUフレームの構成>
図28にOTUフレームの一実施形態のフレーム構成図を示す。OTUフレームは、オーバーヘッド部、OPUk(kは0又は正の整数)ペイロード部、及び、OTUkFEC(Optical channel Transport Unit k Forward Error Correction)部を含む。
オーバーヘッド部は第1カラム(列)〜第16カラムの16バイト×4行のサイズを有し、接続及び品質の管理に用いられる。OPUkペイロード部は、第17カラム〜第3824カラムの3808バイト×4ロウ(行)のサイズを有し、1以上のサービスを提供するクライアント信号を収容する。OTUkFEC部は、第3825カラム〜第4080カラムの256バイト×4ロウのサイズを有し、伝送中に発生した誤りを訂正するために用いられる。なお、接続及び品質の管理に用いるオーバーヘッドバイト(OH)をOPUkペイロード部に付加したものをODUk部と称する。また、フレーム同期、接続及び品質の管理等に用いるオーバーヘッドバイト及びOTUkFEC部をODUk部に付加したものをOTUk部と称する。
なお、アラーム情報の送信に用いるBDIは第10カラム第1ロウのOTUkオーバーヘッドに割り当てられており、GCC0は第11,12カラム第1ロウのOTUkオーバーヘッドに割り当てられており、APSは第5〜8カラム第4ロウのODUkオーバーヘッドに割り当てられている。なお、図29にはHO_ODU2に帯域が約1.25GbpsのトリビュータリスロットTS#1〜TS#8を割り当てた状態を示す。
ODUflexフレームはODUflexのフレームフォーマットはOTUフレームフォーマットと同一である。ODUflexフレームは1.25Gのトリビュータリスロット単位で伝送データの遮断を伴わないヒットレスで帯域を可変できる。このTSの増減はOPUflexオーバーヘッドとHO_OPUkオーバーヘッドのRCOH(Resize Control Overhead)1,RCOH2,RCOH3を用いて制御される。ODUflexフレームは、規定されているプロトコルの動作により対応するTS数を変更することによりフレーム帯域を可変させクライアント信号を収容するのに適したな帯域にすることができる。また、無瞬断に帯域を変更する実装も可能である。
また、ネットワークでシェアドプロテクション回線を構成する際、例えば単一の現用回線救済用に全ての帯域を割り当てたり、また、帯域を分割して複数の現用回線を同時に救済することが可能になる。また、予めノード間で現用回線、シェアドプロテクション回線の双方にODUflexフレームを送信する構成は、切り替えが発生してからフレームを伝送する構成に比べ、高速に回線の切り替えが実現できる。
(付記1)
ノード間を複数の現用回線と予備回線で接続したネットワークの障害救済方法において、
前記複数の現用回線に設定された各パスのうち、障害を検出されたパスに割り当てる帯域を、前記障害を検出されたパスに応じて決定し、
前記障害を検出されたパスを、前記現用回線から前記予備回線に切り替え、
前記障害を検出されたパスで伝送されるデータを、前記予備回線の全帯域のうちの前記決定した帯域を用いて伝送する
ことを特徴とする障害救済方法。
(付記2)
付記1記載の障害救済方法において、
前記障害を検出されたパスに対して割り当てる帯域は、障害が検出されている全てのパスの合計帯域に対する前記障害が検出されたパスの帯域の比を、前記予備回線の全帯域に乗算して決定することを特徴とする障害救済方法。
(付記3)
付記1記載の障害救済方法において、
前記障害を検出されたパスに対して割り当てる帯域の割合を、パス毎に予め設定されていることを特徴とする障害救済方法。
(付記4)
付記3記載の障害救済方法において、
前記障害を検出されたパスに対して割り当てる予帯域の割合を、パス毎に時間に応じて予め設定されていることを特徴とする障害救済方法。
(付記5)
付記1記載の障害救済方法において、
前記複数の現用回線に設定されたパスのうち、エラー率が予め設定された第1閾値を超えるパスについて、前記エラー率が第1閾値を超えるパスを通すためのパス設定を、前記予備回線に行うことを特徴とする障害救済方法。
(付記6)
付記5記載の障害救済方法において、
前記エラー率が第1閾値を超えるパスで障害を検出すると、前記障害を検出されたパスを、現用回線から前記パス設定された予備回線に切り替えることを特徴とする障害救済方法。
(付記7)
付記5記載の障害救済方法において、
前記エラー率が第1閾値を超えるパスで伝送されるデータのうち、前記第1閾値に応じた割合のデータを、前記パス設定された予備回線の全帯域のうち前記決定した帯域を用いて伝送することを特徴とする障害救済方法。
(付記8)
付記5記載の障害救済方法において、
前記現用回線に設定されたパスのエラー率が前記第1閾値より大きい第2閾値を超えた場合、前記エラー率が第2閾値を超えるパスを、前記現用回線から、前記パスが設定された予備回線に切り替えることを特徴とする障害救済方法。
(付記9)
ノード間を複数の現用回線と予備回線で接続した障害救済方法において、
送信側ノードは、前記複数の現用回線それぞれの一部データを前記予備回線を用いて伝送し、
受信側ノードは、前記障害を検出すると、前記障害を検出された現用回線を、前記予備回線を用いて伝送された一部データに切り替え、
前記送信側ノードは、受信側ノードで障害を検出された現用回線に対して割り当てる予備回線の帯域を決定し、
前記予備回線のうち前記決定した予備回線の帯域を用いて前記障害を検出された現用回線のデータを伝送することを特徴とする障害救済方法。
(付記10)
ノード間を複数の現用回線と予備回線で接続したネットワークのノード装置において、
前記複数の現用回線に設定された各パスのうち、障害を検出されたパスに割り当てる帯域を、前記障害を検出されたパスに応じて決定する決定手段と、
前記障害を検出されたパスを、前記現用回線から前記予備回線に切り替える切り替え手段と、
前記障害を検出されたパスで伝送されるデータを、前記予備回線の全帯域のうちの前記決定した帯域を用いて伝送する伝送手段と、
を有することを特徴とするノード装置。
(付記11)
付記10記載のノード装置において、
前記決定手段は、前記障害を検出されたパスに対して割り当てる帯域を、障害が検出されている全てのパスの合計帯域に対する前記障害が検出されたパスの帯域の比を、前記予備回線の全帯域に乗算して決定することを特徴とするノード装置。
(付記12)
付記10記載のノード装置において、
前記決定手段は、前記障害を検出されたパスに対して割り当てる帯域の割合を、パス毎に予め設定されていることを特徴とするノード装置。
(付記13)
付記12記載のノード装置において、
前記障害を検出されたパスに対して割り当てる予帯域の割合を、パス毎に時間に応じて予め設定されていることを特徴とするノード装置。
(付記14)
付記10記載のノード装置において、
前記複数の現用回線に設定されたパスのうち、エラー率が予め設定された第1閾値を超えるパスについて、前記エラー率が第1閾値を超えるパスを通すためのパス設定を、前記予備回線に行う手段を、
有することを特徴とするノード装置。
(付記15)
付記14記載のノード装置において、
前記切り替え手段は、前記エラー率が第1閾値を超えるパスで障害を検出すると、前記障害を検出されたパスを、現用回線から前記パス設定された予備回線に切り替えることを特徴とするノード装置。
(付記16)
付記15記載のノード装置において、
前記エラー率が第1閾値を超えるパスで伝送されるデータのうち、前記第1閾値に応じた割合のデータを、前記パス設定された予備回線の全帯域のうち前記決定した帯域を用いて伝送することを特徴とするノード装置。
(付記17)
付記15記載のノード装置において、
前記切り替え手段は、前記現用回線に設定されたパスのエラー率が前記第1閾値より大きい第2閾値を超えた場合、前記エラー率が第2閾値を超えるパスを、前記現用回線から、前記パスが設定された予備回線に切り替えることを特徴とするノード装置。
(付記18)
ノード間を複数の現用回線と予備回線で接続したネットワークのノード装置において、
前記複数の現用回線それぞれの一部データを前記予備回線を用いて伝送する手段と、
前記障害を検出すると、前記障害を検出された現用回線を、前記予備回線を用いて伝送された一部データに切り替える切り替え手段と、
受信側ノードで障害を検出された現用回線に対して割り当てる予備回線の帯域を決定する決定手段と、
前記予備回線のうち前記決定した予備回線の帯域を用いて前記障害を検出された現用回線のデータを伝送する伝送手段と、
を有することを特徴とするノード装置。
20,30 ノード
21a〜21h,31a〜31h クライアントインタフェース部
22a〜22h ODUflex処理部
23,33 ODUflexコントロール部
24,34 クロスコネクト部
25a〜25y,35a〜35y OTU2処理部
23a,33a CPU
23b,33b メモリ
23c,23d,33c,33d 通信部

Claims (16)

  1. ノード間を複数の現用回線と予備回線で接続したネットワークの障害救済方法において、
    前記複数の現用回線に設定された各パスのうち、障害を検出されたパスに割り当てる帯域を、前記障害を検出されたパスに応じて決定し、
    前記障害を検出されたパスを、前記現用回線から前記予備回線に切り替え、
    前記障害を検出されたパスで伝送されるデータを、前記予備回線の全帯域のうちの前記決定した帯域を用いて伝送する
    ことを特徴とする障害救済方法。
  2. 請求項1記載の障害救済方法において、
    前記障害を検出されたパスに対して割り当てる帯域は、障害が検出されている全てのパスの合計帯域に対する前記障害が検出されたパスの帯域の比を、前記予備回線の全帯域に乗算して決定することを特徴とする障害救済方法。
  3. 請求項1記載の障害救済方法において、
    前記障害を検出されたパスに対して割り当てる帯域の割合を、パス毎に予め設定されていることを特徴とする障害救済方法。
  4. 請求項3記載の障害救済方法において、
    前記障害を検出されたパスに対して割り当てる予帯域の割合を、パス毎に時間に応じて予め設定されていることを特徴とする障害救済方法。
  5. 請求項1記載の障害救済方法において、
    前記複数の現用回線に設定されたパスのうち、エラー率が予め設定された第1閾値を超えるパスについて、前記エラー率が第1閾値を超えるパスを通すためのパス設定を、前記予備回線に行うことを特徴とする障害救済方法。
  6. 請求項5記載の障害救済方法において、
    前記エラー率が第1閾値を超えるパスで障害を検出すると、前記障害を検出されたパスを、現用回線から前記パス設定された予備回線に切り替えることを特徴とする障害救済方法。
  7. 請求項5記載の障害救済方法において、
    前記エラー率が第1閾値を超えるパスで伝送されるデータのうち、前記第1閾値に応じた割合のデータを、前記パス設定された予備回線の全帯域のうち前記決定した帯域を用いて伝送することを特徴とする障害救済方法。
  8. 請求項5記載の障害救済方法において、
    前記現用回線に設定されたパスのエラー率が前記第1閾値より大きい第2閾値を超えた場合、前記エラー率が第2閾値を超えるパスを、前記現用回線から、前記パスが設定された予備回線に切り替えることを特徴とする障害救済方法。
  9. ノード間を複数の現用回線と予備回線で接続したネットワークのノード装置において、
    前記複数の現用回線に設定された各パスのうち、障害を検出されたパスに割り当てる帯域を、前記障害を検出されたパスに応じて決定する決定手段と、
    前記障害を検出されたパスを、前記現用回線から前記予備回線に切り替える切り替え手段と、
    前記障害を検出されたパスで伝送されるデータを、前記予備回線の全帯域のうちの前記決定した帯域を用いて伝送する伝送手段と、
    を有することを特徴とするノード装置。
  10. 請求項9記載のノード装置において、
    前記決定手段は、前記障害を検出されたパスに対して割り当てる帯域を、障害が検出されている全てのパスの合計帯域に対する前記障害が検出されたパスの帯域の比を、前記予備回線の全帯域に乗算して決定することを特徴とするノード装置。
  11. 請求項9記載のノード装置において、
    前記決定手段は、前記障害を検出されたパスに対して割り当てる帯域の割合を、パス毎に予め設定されていることを特徴とするノード装置。
  12. 請求項11記載のノード装置において、
    前記障害を検出されたパスに対して割り当てる予帯域の割合を、パス毎に時間に応じて予め設定されていることを特徴とするノード装置。
  13. 請求項9記載のノード装置において、
    前記複数の現用回線に設定されたパスのうち、エラー率が予め設定された第1閾値を超えるパスについて、前記エラー率が第1閾値を超えるパスを通すためのパス設定を、前記予備回線に行う手段を、
    有することを特徴とするノード装置。
  14. 請求項13記載のノード装置において、
    前記切り替え手段は、前記エラー率が第1閾値を超えるパスで障害を検出すると、前記障害を検出されたパスを、現用回線から前記パス設定された予備回線に切り替えることを特徴とするノード装置。
  15. 請求項14記載のノード装置において、
    前記エラー率が第1閾値を超えるパスで伝送されるデータのうち、前記第1閾値に応じた割合のデータを、前記パス設定された予備回線の全帯域のうち前記決定した帯域を用いて伝送することを特徴とするノード装置。
  16. 請求項14記載のノード装置において、
    前記切り替え手段は、前記現用回線に設定されたパスのエラー率が前記第1閾値より大きい第2閾値を超えた場合、前記エラー率が第2閾値を超えるパスを、前記現用回線から、前記パスが設定された予備回線に切り替えることを特徴とするノード装置。
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