JP2013235908A - 半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】容量コンタクトパッドを有していなくとも、周辺回路配線のエッチングによってもリセスを発生せず、したがって、その後の工程においてオーバーエッチングの度合いを抑制可能であり、よって、ビットラインゲートの短絡の虞がない半導体記憶装置の製造方法を提供する。
【解決手段】メモリセル領域に埋込ワードライン3、ビットラインゲート5および容量コンタクトプラグ7を形成する一方、前記周辺回路領域に周辺コンタクトプラグ7’を形成する。周辺回路領域に所定のパターンの周辺回路配線9を金属膜のエッチングによって形成する。周辺回路配線形成工程に先立ち、前記メモリセル領域上に、前記容量コンタクトプラグ7の上面を保護する容量コンタクト保護膜8を形成する。
【選択図】図9

Description

本発明は、DRAM等の半導体記憶装置の製造方法に関する。
図1(a)および(b)は、この種の半導体記憶装置の製造方法において、周辺回路領域PFAにおいて周辺回路配線9を形成するために全面に形成した配線材料としてのタングステンから成る金属膜を、所定の配線パターンにドライエッチングする工程が終了した後の状態を示している。このエッチング工程では、メモリセル領域MCA上のタングステンを取り除くときにコンタクトプラグ(容量コンタクトプラグ7)の上面もエッチングされるため、リセスDが発生する。
図2(a)および(b)は、この種の半導体記憶装置の製造方法において、上記エッチング工程に続いてキャパシタを形成する工程のうち、下部電極12bを形成した後の状態を示している。この状態に至るまでの工程においは、容量コンタクトプラグ7のコンタクト性を確保すべく、即ち、前述のリセスDにストップ窒化膜10が入り込んでコンタクト抵抗が低下することを回避すべく、シリンダーホール12aを開口するためのエッチングの際にオーバーエッチングの度合いを大きくしている。
上述のごとくシリンダーホール12aの開口時にオーバーエッチングの度合いを大きくした場合、シリンダーホール12aが、ビットラインゲート(BLG)5のサイドウォール絶縁膜5fを貫通し、BLG上層膜5eにまで到達する。即ち、ビットラインゲートの一部(BLG上層膜5e)が、シリンダーホール12a内に露出することになる。この場合、図2(a)および(b)に示されるように、下部電極12b形成後に、下部電極12bとBLG上層膜5eが短絡するという問題がある。
尚、以前は、容量コンタクトプラグ上に容量コンタクトパッドを設けていたため、下層に位置する配線上面までシリンダーがエッチングされることはなかった。しかし、昨今の半導体記憶装置の微細化により、半導体記憶装置に容量コンタクトパッドを具備させることができないという実情にある。
それ故、本発明の課題は、容量コンタクトパッドを具備せずに、周辺回路配線のエッチングによってもリセスを発生せず、したがって、その後の工程においてオーバーエッチングの度合いを抑制可能であり、よって、ビットラインゲートの短絡の虞がない半導体記憶装置の製造方法を提供することである。
本発明によれば、シリンダー状のキャパシタを含むメモリセル領域と、周辺回路配線を含む周辺回路領域とを半導体基板上に有する半導体記憶装置の製造方法であって、
前記メモリセル領域に埋込ワードライン、ビットラインゲートおよび容量コンタクトプラグを形成する一方、前記周辺回路領域に周辺コンタクトプラグを形成する工程と、前記周辺回路領域に所定のパターンの前記周辺回路配線をエッチングによって形成する工程とを有し、前記周辺回路配線形成工程に先立ち、前記メモリセル領域上に、前記容量コンタクトプラグの上面を保護する容量コンタクト保護膜を形成する工程をさらに有することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法が得られる。
前記容量コンタクト保護膜は、前記容量コンタクトプラグの上面を、前記周辺回路配線形成工程におけるエッチングから保護するものであってもよい。
前記容量コンタクト保護膜形成工程は、前記容量コンタクトプラグの上面が露出した前記メモリセル領域および前記周辺回路領域の全面に酸化膜または窒化膜である容量コンタクト保護膜を成膜する工程と、前記容量コンタクト保護膜全面にレジストを塗布する工程と、リソグラフィによって前記メモリセル領域の全面に前記容量コンタクト保護膜を残す工程とを含んでいてもよい。
前記周辺回路配線形成工程は、前記容量コンタクト保護膜が形成された前記メモリセル領域および前記周辺コンタクトプラグの上面が露出した前記周辺回路領域の全面にタングステンから成る金属膜を成膜する工程と、前記金属膜全面にレジストを塗布する工程と、リソグラフィおよびエッチングによって前記周辺回路領域に前記金属膜を前記周辺回路配線としてパターニングする工程とを含み、前記周辺回路配線パターニング工程にて、不要な領域に前記金属膜が残らないようにエッチングをオーバーエッチとするものであってもよい。
前記周辺回路配線形成工程後に、前記メモリセル領域の前記容量コンタクトプラグ上にシリンダーホールをエッチングによって形成する工程をさらに有し、前記シリンダーホール形成工程は、CVDによって前記メモリセル領域および前記周辺回路領域の全面にシリコン窒化膜であるストップ窒化膜を形成する工程と、CVDによって前記ストップ窒化膜の全面にシリコン酸化膜である層間絶縁膜を形成する工程と、リソグラフィおよびエッチングによって前記ストップ窒化膜および前記層間絶縁膜のうちの前記容量コンタクトプラグ上に前記シリンダーホールを開口する工程とを含み、前記シリンダーホール開口工程にて、前記容量コンタクトプラグの上面が前記シリンダーホール内に露出するようにエッチングをオーバーエッチとするものであってもよい。
前記シリンダーホール形成工程後に、前記シリンダーホールの内壁面上にキャパシタを形成する工程をさらに有し、前記キャパシタ形成工程は、前記シリンダーホールの内壁面を含む前記メモリセル領域および前記周辺回路領域の全面に下部電極、容量絶縁膜および上部電極膜を形成する工程と、リソグラフィおよびエッチングによって前記シリンダーホールの前記内壁面に前記下部電極、前記容量絶縁膜および前記上部電極膜をシリンダー状のキャパシタとして残す工程とを含んでいてもよい。
本発明による半導体記憶装置の製造方法は、容量コンタクトパッドを有していなくとも、周辺回路配線のエッチングによってもリセスを発生せず、したがって、その後の工程においてオーバーエッチングの度合いを抑制可能であり、よって、ビットラインゲートの短絡の虞がない。
本発明の関連技術による半導体記憶装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は配線のエッチング後の状態を示す平面図、(b)は図1(a)における切断線A−A’に沿った断面図である。 本発明の関連技術による半導体記憶装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は下部電極の形成後の状態を示す平面図、(b)は図2(a)における切断線A−A’に沿った断面図である。 本発明の実施形態による半導体記憶装置の製造方法によって製造される半導体記憶装置の要部を示す図であり、(a)は下部電極の形成後の状態を示す平面図、(b)は図3(a)における切断線A−A’に沿った断面図である。 本発明の実施形態による半導体記憶装置の製造方法を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図4(a)における切断線A−A’に沿った断面図である。 本発明の実施形態半導体記憶装置の製造方法を説明するための図であり、(a)は下部電極の形成後の状態を示す平面図、(b)は図5(a)における切断線A−A’に沿った断面図である。 本発明の実施形態による半導体記憶装置の製造方法における各工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図6(a)における切断線A−A’に沿った断面図である。 本発明の実施形態による半導体記憶装置の製造方法における各工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図7(a)における切断線A−A’に沿った断面図である。 本発明の実施形態による半導体記憶装置の製造方法における各工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図8(a)における切断線A−A’に沿った断面図である。 本発明の実施形態による半導体記憶装置の製造方法における各工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図9(a)における切断線A−A’に沿った断面図である。 本発明の実施形態による半導体記憶装置の製造方法における各工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図10(a)における切断線A−A’に沿った断面図である。 本発明の実施形態による半導体記憶装置の製造方法における各工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図11(a)における切断線A−A’に沿った断面図である。 本発明の実施形態による半導体記憶装置の製造方法における各工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図12(a)における切断線A−A’に沿った断面図である。 本発明の実施形態による半導体記憶装置の製造方法における各工程を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図13(a)における切断線A−A’に沿った断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態による半導体記憶装置の製造方法を説明する。
まず、図3(a)の平面図を参照して、本発明の実施形態による製造方法によって製造される半導体記憶装置の主要部分の構造について説明する。図3(a)では、容量部分の構造については省略されている。半導体基板1上にメモリセル領域MCAと、その周囲に周辺回路領域PFAが存在する。図3(a)では、X方向に隣り合っているが、この限りではない。
図3(a)を参照すると、メモリセル領域MCAにおいて、X方向に対して傾きを有するX’方向に直線で延在する素子分離領域2と、素子分離領域2に隣接してX’方向に直線で延在する活性領域1aとが等ピッチ間隔でY方向に繰り返し配置されている。活性領域1aは、素子分離領域2によってY方向に電気的に分離されている。複数の素子分離領域2および複数の活性領域1aに跨って、Y方向に直線で延在する埋込ワードライン(以下、ワードライン)3と埋込ダミーワードライン(以下、ダミーワードライン)3’が配置されている。図では一部の構成が省略されているが、隣接する二つのダミーワードラインの間に2本のワードラインが均等間隔で配置されている。即ち、各々のダミーワードライン3’およびワードライン3は、同一の幅、および間隔で配置されている。ダミーワードライン3’は、ワードライン3と同じ構成で形成されるが、各々のワードライン3は対応するトランジスタのゲート電極として機能するのに対し、ダミーワードライン3’は、ダミーワードライン3’の両側に隣接するトランジスタを電気的に分離する素子分離機能を有する。これにより、活性領域1aは、Y方向に素子分離領域2で絶縁分離され、延在するX’方向にダミーワードライン3’で絶縁分離され独立した島状活性領域を構成する。ここで、説明を容易にするために、隣接するダミーワードライン3をX方向に向かって3’−1,3’−2,ワードライン3をX方向に向かって3−1,3−2と称す。X’方向に延在する一つの島状活性領域は、ダミーワードライン3’−1とダミーワードライン3’−2で挟まれ、さらに、ダミーワードライン3’−1とワードライン3−1に隣接する容量コンタクト接続領域1bと、ワードライン3−1とワードライン3−2に隣接するビット線コンタクト接続領域1cと、ワードライン3−2とダミーワードライン3’−2に隣接する他方の容量コンタクト接続領域1bと、で構成されている。一方の容量コンタクト接続領域1bと、一方のワードライン3と、ビット線コンタクト接続領域1cとで一つのトランジスタTr1が構成される。また、ビット線コンタクト接続領域1cと、他方のワードライン3と、他方の容量コンタクト接続領域1bとで他の一つのトランジスタTr1が構成される。したがって、ビット線コンタクト接続領域1cは、二つのトランジスタTr1で共有される構成となっている。各々のビット線コンタクト接続領域1c上にはビット線コンタクトプラグ5cが設けられ、各々のビット線コンタクトプラグ5cに接続してX方向に延在するビットラインゲート5(BLG5)が配置されている。各々の容量コンタクト接続領域1b上には、容量コンタクトプラグ7が設けられ、各々の容量コンタクトプラグ7上にはキャパシタ(図示せず)が設けられている。一方、周辺回路領域PFAにおいて、活性領域1aをX方向に長い島状の複数の領域に分けるように配置された素子分離領域2が配置されている。尚、活性領域1aの長手方向ならびに数についてはこの限りではない。活性領域1aのほぼ、中心の直上にゲート絶縁膜を介してBLG5が配置されている。図3(a)ではY方向に複数並んだ活性領域1aの中心を貫いて、BLG5がY方向に延在しているが必ずしもこのようになっている必要は無い。
活性領域1aのうち、BLG5が被さっていない領域即ちBLG5によって二つに分けられた領域が周辺コンタクト接続領域1dとなる。周辺コンタクト接続領域1d上には、周辺コンタクトプラグ7’が設けられ、各々の周辺コンタクトプラグ7’上には、周辺配線が設けられている。
さらに図3(b)の断面図を参照すると、半導体基板1表面に同じ幅および間隔で形成された複数のワードトレンチ3a内には、ゲート酸化膜3bを介してメタルワードライン3cが各々埋設されている。メタルワードライン3cの上面を覆うようにキャップ絶縁膜3dが埋設されている。この各々のワードトレンチ3a内に形成された構造が、ワードライン3とダミーワードライン3’となる。キャップ絶縁膜3dを覆うように、第1層間絶縁膜4が設けられている。隣接する二つのワードライン3−1,3−2間に位置する活性領域1aからなるビット線コンタクト接続領域1cの上面には、第1層間絶縁膜4を貫通するビット線コンタクトプラグ(BLG下層膜)5dおよびビット線コンタクトプラグ5dの上面に接続されX方向に延在するBLG上層膜5eが積層配置され配線の形状に形成されている。BLG上層膜5eの上面および側壁にはシリコン窒化膜からなるサイドウォール絶縁膜5fが設けられ、ビット線コンタクトプラグ5d、BLG上層膜5eおよびサイドウォール絶縁膜5fにより、メモリセル領域MCRのBLG5を形成している。一方、周辺回路領域PFAにおいては、活性領域1aの中心部分の直上に、酸化膜またはHi−K膜またはHi−K膜の積層膜からなるゲート絶縁膜5aとメタルゲート5bとBLG下層膜5dとBLG上層膜5eが順に積層され配線の形状に形成されたものの上面および側壁にはシリコン窒化膜からなるサイドウォール絶縁膜5fが設けられ、周辺回路領域PFAのBLG5を構成している。メモリセル領域MCRおよび周辺回路領域PFAのBLG5を覆うように、全面にシリコン酸化膜からなる第2層間絶縁膜6が設けられている。容量コンタクト接続領域1bとなる活性領域1aの上面には、第2層間絶縁膜6および第1層間絶縁膜4を貫通して容量コンタクトプラグ7が接続されている。周辺コンタクト接続領域1dとなる活性領域1aの上面には、第2層間絶縁膜6および第1層間絶縁膜4を貫通して配線コンタクトプラグ7’が接続されている。配線コンタクトプラグ7’上面に接続されて周辺回路配線9が配置されている。容量コンタクトプラグ7および周辺回路配線9の上面を含む全面にシリコン窒化膜からなるストップ窒化膜10とシリコン酸化膜からなる第3層間絶縁膜11が設けられている。容量コンタクトプラグ7の上面に到達するように第3層間絶縁膜11とストップ窒化膜10を貫通するシリンダーホール12aを開口し、シリンダーホールの内側と底部を覆うように下部電極12bが設けられている。これにより、下部電極12bは、容量コンタクトプラグ7の上面に接続する。下部電極12bと容量コンタクトプラグ7の上面の電気抵抗を下げるために、シリンダーホール12aは、オーバーエッチ気味に開口する。下部電極表面12bを覆うように、容量絶縁膜12cおよび上部電極12dが設けられ、下部電極12bと容量絶縁膜12cおよび上部電極12dにより、キャパシタ12を構成している。キャパシタ12を覆うように、第4層間絶縁膜13が設けられている。第4層間絶縁膜13を貫通する配線コンタクト14が設けられ、配線コンタクト14上面には配線層15が接続されている。配線15を覆うように、保護絶縁膜16が全面に設けられている。
次に、図4(a)および(b)ならびに図5(a)および(b)を参照して、本発明の実施形態による半導体記憶装置の製造方法を説明する。図4(a)および(b)は、周辺回路領域PFAの周辺回路配線9形成のための配線タングステンのエッチング終了後の平面図および断面図である。図5(a)および(b)は、下部電極12b形成後の平面図および断面図である。
本製造方法においては、配線材料としてのタングステンから成る金属膜を成膜する前に、メモリセル領域MCAを容量コンタクト保護膜8で保護する。
より詳しくは、半導体基板1全体に絶縁膜、例えば、酸化膜または窒化膜を薄く成膜し、リソグラフィとエッチングを用いて、周辺回路領域PFAの該絶縁膜を除去することにより、容量コンタクト保護膜8を形成する。
この容量コンタクト保護膜8により、配線タングステンを成膜してリソグラフィとエッチングを用いて周辺回路配線9を形成したときに、メモリセル領域のタングステンを取り除いても、容量コンタクトプラグ7の上面は保護される。したがって、図5(a)および(b)に示されるように、シリンダーホール12a開口時に、オーバーエッチングの度合いを小さくできるため、シリンダーホール12aが、BLG5のサイドウォール絶縁膜5fに到達しないため、下部電極12b形成後に下部電極12bとBLG上層膜5eが短絡し難くなる。
次に、本発明の実施形態による半導体記憶装置の製造方法の各工程を、図6(a)および(b)〜図13(a)および(b)を用いて説明する。
先ず、図6に示されるように、半導体基板1全面が第二層間絶縁膜6で覆われ、容量コンタクトプラグ7および周辺コンタクトプラグ7’の上面が露出した状態まで製造を進める。ここまでの製造工程は、既存技術と同じである。尚、本例では、埋込ワードラインを用いたセルトランジスタTr1で構成された図を示しているが、この限りではない。
次に、図7(a)および(b)に示されるように、半導体基板1全面にCVDにより、容量コンタクト保護膜8を成膜する。容量コンタクト保護膜8としては、酸化膜または窒化膜が望ましい。膜厚は、周辺回路配線9形成時のエッチングにおいて、オーバーエッチング分で無くならない厚さが必要である。
次に、図8(a)および(b)に示されるように、半導体基板1全面にレジストRを塗布し、リソグラフィでメモリセル領域MCA上の容量コンタクト保護膜8を残すように、パターニングする。
次に、図9(a)および(b)に示されるように、半導体基板1全面にタングステンから成る金属膜9’を成膜する。
次に、図10(a)および(b)に示されるように、半導体基板1全面にレジストRを塗布し、リソグラフィとドライエッチングで周辺回路配線9を形成する。このとき、不要な領域にタングステンから成る金属膜9’が残らないようにオーバーエッチ気味にドライエッチングを行う。ここで、本発明によれば、容量コンタクト保護膜8により、メモリセル領域MCAは保護されるため、容量コンタクトプラグ7の上面は、エッチングされることは無い。
次に、図11(a)および(b)に示されるように、CVDにより半導体基板1全面にシリコン窒化膜からなるストップ窒化膜10と、シリコン酸化膜からなる第3層間絶縁膜11とに対し、リソグラフィとドライエッチングでシリンダーホール12aを開口する。このとき、容量コンタクトプラグ7の上面が露出するようにオーバーエッチするが、シリンダーホール12aがBLG5のサイドウォール絶縁膜5fに到達しないように、オーバーエッチ量を調整する。
次に、図12(a)および(b)に示されるように、シリンダーホール12aの底と内側を含む半導体基板1全面に薄くTiNを形成し、エッチングによりシリンダーホール12aの底と内側だけを残して、下部電極12bを形成する。ここで、シリンダーホール12aがBLG5のサイドウォール絶縁膜5fに到達していないので、下部電極12bとBLG5のBLG上層膜5eが短絡し難くなる。
次に、図13(a)および(b)に示されるように、下部電極12bの内側を含む半導体基板1全面に容量絶縁膜12c,上部電極膜12dの順に成膜し、リソグラフィとドライエッチングでメモリセル領域MCA上の容量絶縁膜12c,上部電極膜12dのみ残るようにエッチングする。これにより、下部電極12bと容量絶縁膜12cと上部電極膜12dで構成されるキャパシタ12が形成される。
次に、キャパシタ12の隙間部分を含む半導体基板1全面に第四層間絶縁膜13をCVDで成膜し、リソグラフィとドライエッチングで第四層間絶縁膜13と第三層間絶縁膜とストップ窒化膜10を開口して、導電膜を埋め込むことで、周辺回路配線9に接続する配線コンタクト14を形成し、配線コンタクト14の上に配線コンタクト14に接続するように、配線15を形成し、半導体基板1全面を保護絶縁膜16で覆う。以上のようにして、半導体記憶装置が製造された。
以上説明した実施例に限定されることなく、本発明は、特許請求の範囲に記載された技術範囲内であれば、種々の変形が可能であることは云うまでもない。
1 半導体基板
1a 活性領域
1b 容量コンタクト接続領域
1c ビットコンタクト接続領域
1d 周辺コンタクト接続領域
2 素子分離領域(STI)
3−1,3−2 埋め込みワード線
3’−1,3’−2 埋め込みダミーワード線
3a ワードトレンチ
3b ゲート酸化膜
3c メタルワードライン
3d キャップ絶縁膜(酸化膜/窒化膜)
4 第一層間絶縁膜(酸化膜/窒化膜)
5 ビットラインゲート(BLG)
5a ゲート絶縁膜
5b メタルゲート
5c ビットコンタクトホール
5d BLG下層膜(ビットコンタクトプラグ)
5e BLG上層膜
5f サイドウォール絶縁膜
6 第二層間絶縁膜
7 容量コンタクトプラグ
7’ 周辺コンタクトプラグ
8 容量コンタクト保護膜
9 周辺回路配線
9’ 配線膜
10 ストッパー膜
11 第三層間絶縁膜
12 キャパシタ
12a シリンダーホール
12b 下部電極
12c 容量絶縁膜
12d 上部電極
13 第四層間絶縁膜
14 配線コンタクト
15 配線
16 保護絶縁膜
R レジスト膜
D リセス
S ショート
MCA メモリセル領域
PFA 周辺回路領域
Tr1 セルトランジスタ
Tr2 周辺トランジスタ

Claims (6)

  1. シリンダー状のキャパシタを含むメモリセル領域と、周辺回路配線を含む周辺回路領域とを半導体基板上に有する半導体記憶装置の製造方法であって、
    前記メモリセル領域に埋込ワードライン、ビットラインゲートおよび容量コンタクトプラグを形成する一方、前記周辺回路領域に周辺コンタクトプラグを形成する工程と、
    前記周辺回路領域に所定のパターンの前記周辺回路配線をエッチングによって形成する工程と
    を有し、
    前記周辺回路配線形成工程に先立ち、前記メモリセル領域上に、前記容量コンタクトプラグの上面を保護する容量コンタクト保護膜を形成する工程をさらに有することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  2. 前記容量コンタクト保護膜は、前記容量コンタクトプラグの上面を、前記周辺回路配線形成工程におけるエッチングから保護する請求項1に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  3. 前記容量コンタクト保護膜形成工程は、
    前記容量コンタクトプラグの上面が露出した前記メモリセル領域および前記周辺回路領域の全面に、酸化膜または窒化膜である容量コンタクト保護膜を成膜する工程と、
    前記容量コンタクト保護膜全面にレジストを塗布する工程と、
    リソグラフィによって前記メモリセル領域の全面に、前記容量コンタクト保護膜を残す工程とを含む請求項1または2に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  4. 前記周辺回路配線形成工程は、
    前記容量コンタクト保護膜が形成された前記メモリセル領域および前記周辺コンタクトプラグの上面が露出した前記周辺回路領域の全面に、タングステンから成る金属膜を成膜する工程と、
    前記金属膜全面にレジストを塗布する工程と、
    リソグラフィおよびエッチングによって前記周辺回路領域に前記金属膜を前記周辺回路配線としてパターニングする工程とを含み、
    前記周辺回路配線パターニング工程にて、不要な領域に前記金属膜が残らないようにエッチングをオーバーエッチとする請求項3に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  5. 前記周辺回路配線形成工程後に、前記メモリセル領域の前記容量コンタクトプラグ上にシリンダーホールをエッチングによって形成する工程をさらに有し、
    前記シリンダーホール形成工程は、
    CVDによって前記メモリセル領域および前記周辺回路領域の全面にシリコン窒化膜であるストップ窒化膜を形成する工程と、
    CVDによって前記ストップ窒化膜の全面にシリコン酸化膜である層間絶縁膜を形成する工程と、
    リソグラフィおよびエッチングによって前記ストップ窒化膜および前記層間絶縁膜のうちの前記容量コンタクトプラグ上に前記シリンダーホールを開口する工程とを含み、
    前記シリンダーホール開口工程にて、前記容量コンタクトプラグの上面が前記シリンダーホール内に露出するようにエッチングをオーバーエッチとする請求項4に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  6. 前記シリンダーホール形成工程後に、前記シリンダーホールの内壁面上にキャパシタを形成する工程をさらに有し、
    前記キャパシタ形成工程は、
    前記シリンダーホールの内壁面を含む前記メモリセル領域および前記周辺回路領域の全面に下部電極、容量絶縁膜および上部電極膜を形成する工程と、
    リソグラフィおよびエッチングによって前記シリンダーホールの前記内壁面に前記下部電極、前記容量絶縁膜および前記上部電極膜をシリンダー状のキャパシタとして残す工程とを含む請求項5に記載の半導体記憶装置の製造方法。
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