JP2013235264A - マルチモード光ファイバ - Google Patents

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Abstract

【課題】線引き時にコア部内に発生する残留応力に起因した、GI型マルチモード光ファイバの屈折率分布の変化を最小限に抑えることができ、線引きに起因する該マルチモード光ファイバの伝送特性悪化を効果的に防ぐ。
【解決手段】GI型マルチモード光ファイバにおいて、GI型屈折率分布のα値が1.9〜2.2、最大比屈折率差Δが0.8〜2.4%、コア部の直径が47.5〜52.5μm又は60〜65μmであり、コア部内に残留する、光軸方向の最大引張応力及び最大圧縮応力の双方が、50MPa以下である。
【選択図】図5

Description

本発明は、マルチモード光ファイバに関するものである。
マルチモード光ファイバは、構造上、長距離光通信用のシングルモード光ファイバと比較して、伝送損失が大きいことが知られている。一方、ファイバ間接続が容易であること、また、要求性能の低い機器を利用して容易にネットワークの構築が可能になることから、LAN(Local Area Network)などの近距離情報通信の用途に広く使用されている。
近年、上述の近距離情報通信における高速伝送を目的として、上述のマルチモード光ファイバの伝送損失の低減技術や通信帯域の拡大(広帯域化)も盛んに研究されるようになってきた。
特開2003−315184号公報
発明者らは、従来よりも高速な近距離情報通信を実現するため、高速伝送に適したマルチモード光ファイバを安定して製造するための技術について以下のように検討した。なお、本明細書において、特に言及することなく単に「光ファイバ」と表現する場合は、「マルチモード光ファイバ」を意味するものとする。
高速伝送に適したマルチモード光ファイバを安定して製造するためには、その径方向の屈折率分布が所望の形状に正確に一致していることが必要になる。屈折率分布の形状は、第一にはGeOをコア部の径方向に正確な濃度で添加することが必要になるが、必ずしもそれだけでは充分ではない。例えば、母材線引き後に得られる光ファイバでは、当該光ファイバ内部の残留応力の影響によっても屈折率分布がわずかに変化してしまう。この場合、いかに屈折率変動に対する残留応力の影響を低減するか、又は、常に同じ分布に保つかが光ファイバ製造において重要になる。なお、従来、マルチモード光ファイバ製造において、残留応力の観点から製造安定性を確認することは無かった。なお、上記特許文献1には、残留応力の測定装置が開示されている。
一方、近年、マルチモード光ファイバを使用するデータセンタ内での近距離情報通信の高速化が望まれ、特にISO/IEC11801のOM3規格やOM4規格を満たす光ファイバを製造する上で、残留応力の制御も極めて重要となることが分かってきた。
そこで本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、高速伝送を保証しつつ、安定的に製造可能な構造を備えたマルチモード光ファイバを提供することを目的としている。
ちなみに、OM3規格を満たすマルチモード光ファイバは、最小実効帯域(minEMB: Minimum Effective Modal Bandwidth)と呼ばれる帯域が2000MHz・km以上、全モード励振での帯域(国際規格IEC60793−1−41で規定されるOFL帯域)が850nmで1500MHz・km以上、1300nmで500MHz・km以上のファイバを指す。本明細書では、計算された実効帯域(Calculated Effective Modal Bandwidth)の最小値を「minEMBc」で表すこととする。なお、OM3規格では、マルチモード光ファイバは以下の3条件(OM3-1〜OM3-3)を満たす必要がある。
(OM3-1) minEMBc(850nm) ≧ 2000 MHz・km
(OM3-2) OFL帯域(850nm) ≧ 1500 MHz・km
(OM3-3) OFL帯域(1300nm) ≧ 500 MHz・km
また、OM4規格では、マルチモード光ファイバは以下の3条件(OM4-1〜OM4-3)を満たす必要がある。
(OM4-1) minEMBc(850nm) ≧ 4700 MHz・km
(OM4-2) OFL帯域(850nm) ≧ 3500 MHz・km
(OM4-3) OFL帯域(1300nm) ≧ 500 MHz・km
本発明は、超高速通信の実現に必要なOM3規格及び/又はOM4規格を満たすGI(Graded Index)型マルチモード光ファイバに関し、当該マルチモード光ファイバは、構造上、長距離伝送用のシングルモード光ファイバとは明確に区別される。特に、本発明に係るマルチモード光ファイバには、GI型マルチモード光ファイバに低屈折率のトレンチ部をさらに設けることにより、曲げに起因した伝送特性の変動に耐性を持つ耐曲げマルチモード光ファイバも含まれる。そこで、本明細書では、コア部及びクラッド部から構成されたスタンダードな構造を有するGI型マルチモード光ファイバを、単にGI型マルチモード光ファイバと表し、コア部とクラッド部との間にトレンチ部が設けられたGI型マルチモード光ファイバをBI型マルチモード光ファイバと表すこととする。また、本明細書において、単にマルチモード光ファイバと表現する場合には、GI型、BI型双方のマルチモード光ファイバを意味するものとする。
すなわち、本発明に係るマルチモード光ファイバは、GI型マルチモード光ファイバとして、光軸方向に沿って伸びるとともに、GeO(二酸化ゲルマニウム)が添加されたコア部と、コア部の外周に設けられ、該コア部よりも低い屈折率を有するクラッド部を備える。また、本発明に係るマルチモード光ファイバは、BI型マルチモード光ファイバとして、光軸方向に沿って伸びるとともに、GeO(二酸化ゲルマニウム)が添加されたコア部と、コア部の外周に設けられ、コア部よりも低い屈折率を有するトレンチ部と、トレンチ部の外周に設けられ、コア部よりも低くかつトレンチ部よりも高い屈折率を有するクラッド部を備える。
上述のGI型、BI型いずれのマルチモード光ファイバにおいても、当該マルチモード光ファイバの径方向の屈折率分布のうちコア部に相当する部分のα値が1.9〜2.2、コア部の直径2aが47.5〜52.5μm又は60〜65μmである。なお、クラッド部の基準領域に対するコア部中心の比屈折率差Δ(コア部の最大比屈折率差)は、0.8〜2.4%であるのが好ましい。なお、クラッド部が複数の領域で構成されている場合、最も外側に位置する領域が基準領域として規定される。
また、GI型、BI型いずれのマルチモード光ファイバにおいても、コア部内に残留する、光軸方向の最大引張応力及び最大圧縮応力の双方は、50MPa以下であるのが好ましい。この場合、ISO/IEC11801のM3規格やOM4規格を満たすマルチモード光ファイバを、安定的に製造することが可能になる。また、超高速通信の実現に必要なOM3規格及び/又はOM4規格を満たすマルチモード光ファイバを実現するには超高精度での屈折率制御が必要であり、残留応力の制御がOM3規格及び/又はOM4規格を満たすマルチモード光ファイバの製造歩留りを大きく左右するためである。
なお、一般的に光ファイバ内に残留する応力は、線引き装置(光ファイバの製造装置)の構成、条件等により敏感に変化する。そのため、例えば線引き時のガラス張力を意図的に変化させることで、線引き後に得られる光ファイバの中心部分に残留する光軸方向の応力(引張応力や圧縮応力)は容易に調整され得る。
GI型、BI型いずれのマルチモード光ファイバにおいても、最大引張応力及び最大圧縮応力の双方は、30MPa以下であってもよく、より好ましくは、最大引張応力及び最大圧縮応力の双方は、20MPa以下である。
線引き前の母材(preform)での予測minEMBc(予測値)に対し、30MPaの残留応力が残るマルチモード光ファイバ(線引き後)では実minEMBc(実際に製造されたマルチモード光ファイバの測定値)は半減する。したがって、OM3規格、OM4規格の双方を満たすマルチモード光ファイバを製造する場合、少なくともコア部の残留応力は30MPa以下であるのが好ましい。
また、予測minEMBcが8850MHz・kmの母材であっても実際に製造されるマルチモード光ファイバに20MPaの残留応力が残る場合、該マルチモード光ファイバの実minEMBcはOM4規格(minEMBc(850nm)≧4700)を下回る。この場合、OM4規格を満たすマルチモード光ファイバの製造が困難になるため、OM4規格を満たすマルチモード光ファイバを得るためには、コア部の残留応力は20MPa以下であるのが好ましい。
なお、本発明に係るマルチモード光ファイバも、ISO/IEC11801のOM3規格及び/又はOM4規格を満たす。
本発明に係る各実施形態は、以下の詳細な説明及び添付図面によりさらに十分に理解可能となる。これら実施形態は単に例示のために示されるものであって、この発明を限定するものと考えるべきではない。
また、本発明のさらなる応用範囲は、以下の詳細な説明から明らかになる。しかしながら、詳細な説明及び特定の事例はこの発明の好適な実施形態を示すものではあるが、例示のためにのみ示されているものであって、本発明の範囲における様々な変形及び改良はこの詳細な説明から当業者には自明であることは明らかである。
本発明によれば、線引き時にコア部内に発生する残留応力に起因した、マルチモード光ファイバの屈折率分布の変化を最小限に抑えることができ、線引きに起因する該マルチモード光ファイバの伝送特性悪化を効果的に防ぐことが可能になる。
(a)は、本発明に係るマルチモード光ファイバの一実施例としてのGI型マルチモード光ファイバを得るための母材(preform)の代表的な断面構造を示す図であり、(b)は、その屈折率分布を示す図である。 (a)は、本発明に係るマルチモード光ファイバの他の実施例としてのBI型マルチモード光ファイバ(GI型マルチモード光ファイバの構造を含む)を得るための母材の代表的な断面構造を示す図であり、(b)は、その屈折率分布を示す図である。 (a)は、マルチモード光ファイバを得るための線引き装置の概略構造を示す図であり、(b)は、得られるGI型マルチモード光ファイバの代表的な断面構造を示し、(c)は、得られるBI型マルチモード光ファイバの代表的な断面構造を示す。 種々の線引き張力で製造されたGI型マルチモード光ファイバ(図3(b))について、線引き張力に対するコア部内の残留応力の依存性を示すグラフである。 種々の線引き張力で製造されたGI型マルチモード光ファイバ(図3(b))について、光弾性効果によるコア部の比屈折率差の変動(残留応力に起因する屈折率分布の変動)を示す図である。 コア部内の残留応力(最大絶対値)とGI型マルチモード光ファイバ(図3(b))の伝送特性の関係を示すグラフである。 図6に示されたグラフの数値を纏めた表である。
以下、本発明に係るマルチモード光ファイバの各実施形態を、図1〜図7を参照しながら詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一部位、同一要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図1(a)は、本発明に係るマルチモード光ファイバの一実施形態としてのGI型マルチモード光ファイバを得るための母材(以下、GI型母材という)の代表的な断面構造を示す図であり、図1(b)は、その屈折率分布を示す図である。また、図3(b)は、図3(a)に示された線引き装置により得られるGI型マルチモード光ファイバの代表的な断面構造を示す図である。図1(a)に示されたGI型母材100は、石英ガラスを主材料とし、光軸AXに沿って伸びる第1領域110と、第1領域110の外周に設けられた第2領域120を備える。図3(b)に示されたGI型マルチモード光ファイバ500Aは、光軸方向(AXは光軸を示す)に沿って延びたコア部510Aと、コア部510Aの外周に設けられたクラッド部520Aと、を備え、コア部510Aが第1領域110に対応し、クラッド部520A(図1(a)の例では単一層であり、比屈折率差を規定する基準領域となる)が第2領域120に対応している。なお、図1(a)に示されたGI型母材100において、コア部510Aに相当する第1領域110には、屈折率分布の形状を調整するためのGeOが添加されており、最大屈折率n1を有する。クラッド部520Aに相当する第2領域120は、純石英又は屈折率調整用の不純物が添加されたガラス領域であり、第1領域110よりも低い屈折率n2を有する。なお、クラッド部520Aの外径が所定の値になるようにGI型母材100が線引きされることにより、図3(b)に示されたGI型マルチモード光ファイバ500Aが得られる。
さらに、GI型母材100は、図1(b)に示された屈折率分布150を有する。図1(b)に示された屈折率分布150は、図1(a)中において、光軸AXと直交する線L1(当該GI型母材100の径方向に一致)上の各部の屈折率を示しており、より具体的には、領域151は線L1に沿った第1領域110(線引き後にコア部510Aとなる領域)の各部の屈折率、領域152は線L1に沿った第2領域120(線引き後にクラッド部520Aとなる領域)の各部の屈折率をそれぞれ示す。
特に、図1(b)の屈折率分布150における領域151は、光軸AXに一致する第1領域110の中心において屈折率が最大となるようドーム形状を有する。したがって、屈折率調整用に添加されるGeOの濃度も、第1領域110の中心から第2領域120に向かって急激に低下している。このドーム形状を規定するためのα値は1.9〜2.2である。第2領域(図1(a)の例では単一層であり、比屈折率差を規定する基準領域となる)120に対する第1領域110の中心の比屈折率差Δは(クラッド部520Aに対するコア部510Aの最大比屈折率差に相当)は、0.8〜2.4%である。なお、得られるGI型マルチモード光ファイバ500Aのコア部510Aの直径2aは、47.5〜52.5μm又は60〜65μmである(図3(b)参照)。
ちなみに、第2領域120に対する第1領域110の最大比屈折率差Δを1.17%、α値を2.10としてGI型母材100を製造し、このGI型母材100を、図1(b)に示された屈折率分布150を完全に保った状態で(すなわち、コア部510A内の残留応力は0)、理想的なGI型マルチモード光ファイバ500Aが得られた場合、該理想的なGI型マルチモード光ファイバ500Aの伝送特性は下記の通りとなる。
minEMBc(850nm)= 8850 MHz・km
OFL帯域(850nm)= 7235 MHz・km
OFL帯域(1300nm)= 707 MHz・km
次に、図2(a)は、本発明に係るマルチモード光ファイバの他の実施形態としてのBI型マルチモード光ファイバを得るための母材(以下、BI型母材という)の代表的な断面構造を示す図であり、図2(b)は、その屈折率分布を示す図である。また、図3(c)は、図3(a)に示された線引き装置により得られるBI型マルチモード光ファイバの代表的な断面構造を示す図である。図2(a)に示されたBI型母材200は、石英ガラスを主材料とし、光軸AXに沿って伸びる第1領域210と、第1領域210の外周に設けられた低屈折率の第2領域220と、第2領域220の外周に設けられた第3領域230を備える。図3(c)に示されたBI型マルチモード光ファイバ500Bは、光軸方向(AXは光軸を示す)に沿って延びたコア部510Bと、コア部510Bの外周に設けられたトレンチ部520Bと、トレンチ部520Bの外周に設けられたクラッド部530Bと、を備え、コア部510Bが第1領域210に対応し、トレンチ部520Bが第2領域220に対応し、クラッド部530B(図2(a)の例でも単一層であり、比屈折率差を規定する基準領域となる)が第3領域230に対応している。なお、図2(a)に示されたBI型母材200において、コア部510Bに相当する第1領域210には、屈折率分布の形状を調整するためのGeOが添加されており、最大屈折率n1を有する。トレンチ部520Bに相当する第2領域220は、得られるBI型マルチモード光ファイバ500Bの曲げ耐性を与えるための、フッ素などの屈折率低下剤が添加された領域であり、屈折率n3(<n2<n1)を有する。クラッド部530Bに相当する第3領域230は、純石英又は屈折率調整用の不純物が添加されたガラス領域であり、第1領域210よりも低く、かつ第2領域220よりも高い屈折率n2(<n1、>n3)を有する。なお、クラッド部530Bの外径が所定の値になるようにGI型母材200が線引きされることにより、図3(c)に示されたBI型マルチモード光ファイバ500Bが得られる。
さらに、BI型母材200は、図2(b)に示された屈折率分布250を有する。なお、図2(b)に示された屈折率分布250は、図2(a)中において、光軸AXと直交する線L2(当該BI型母材200の径方向に一致)上の各部の屈折率を示しており、より具体的には、領域251は線L2に沿った第1領域210(線引き後にコア部510Bとなる領域)の各部の屈折率、領域252は線L2に沿った第2領域220(線引き後にトレンチ部520Bとなる領域)の各部の屈折率、領域253は線L2に沿った第3領域230(線引き後にクラッド部530Bとなる領域)の各部の屈折率をそれぞれ示す。
特に、図2(b)の屈折率分布250における領域251は、光軸AXに一致する第1領域210の中心において屈折率が最大となるようドーム形状を有する。したがって、屈折率調整用に添加されるGeOの濃度も、第1領域210の中心から第2領域220及び第3領域230に向かって急激に低下している。このドーム形状を規定するためのα値は1.9〜2.2である。第3領域(図2(a)の例では単一層であり、比屈折率差を規定する基準領域となる)230に対する第1領域210の中心の比屈折率差Δは(クラッド部530Bに対するコア部510Bの最大比屈折率差に相当)は、0.8〜2.4%である。なお、得られるBI型マルチモード光ファイバ500Bのコア部510Bの直径2aは、47.5〜52.5μm又は60〜65μmである(図3(c)参照)。
以上のような構造を有するGI型母材100又はBI型母材200は、図3(a)に示された線引き装置300によりその一端が線引きされ、所望のGI型マルチモード光ファイバ500A又はBI型マルチモード光ファイバ500Bが得られる。なお、図3(a)に示された線引き装置300は、セットされたGI型母材100又はBI型母材200の一端を加熱するヒーター301と、該母材100(200)の加熱された一端を所定の張力を加えながら巻き取る巻取りドラム302を、少なくとも備える。なお、巻取りドラム302は、図3(a)中の矢印Rで示された方向に回転し、回転速度を調節することにより、クラッド部、コア部の各外径が調節される。また、ヒーター301による加熱温度を調節することにより、母材100(200)の加熱された一端に加えられる張力が調整される。
図4は、種々の線引き張力で製造されたGI型マルチモード光ファイバ(図3(b))について、線引き張力に対するコア部内の残留応力の依存性を示すグラフである。なお、図4において、縦軸は、コア部510A及びクラッド部520A内の光軸方向の残留応力(MPa)を表わし、横軸は、GI型マルチモード光ファイバ500Aのファイバ径(μm)であって、光軸AXとの交点を原点とした座標を表している。
なお、図4において、正の残留応力の範囲(図中の矢印RSaで示された領域)は、残留応力として、コア部510A内に引張応力が残っている領域を示す。一方、負の残留応力の範囲(図中の矢印RSbで示された領域)は、残留応力として、コア部510A内に圧縮応力が残っている領域を示す。また、図4において、グラフG410は、図3(a)に示された線引き装置300により、50gの線引き張力でGI型母材100を線引きすることにより得られたGI型マルチモード光ファイバ500Aの残留応力、グラフG420は、図3(a)に示された線引き装置300により、100gの線引き張力でGI型母材100を線引きすることにより得られたGI型マルチモード光ファイバ500Aの残留応力、グラフG430は、図3(a)に示された線引き装置300により、150gの線引き張力でGI型母材100を線引きすることにより得られたGI型マルチモード光ファイバ500Aの残留応力、そして、グラフG440は、図3(a)に示された線引き装置300により、200gの線引き張力でGI型母材100を線引きすることにより得られたGI型マルチモード光ファイバ500Aの残留応力を、それぞれ示す。なお、上記線引き張力は、製造線速における光ファイバのガラス部の張力を表すものとする。
上述のように、得られたGI型マルチモード光ファイバ500Aのコア部510A内に発生する応力(光軸方向の残留応力)は線引き張力や、その他の線引き条件、線引き機の炉体構造等によっても変動する。このことは、図4に示された結果からも明確に示唆されている。すなわち、コア部510A内に発生する応力はこれらパラメータを調整することで制御が可能なものであることが、製造されたGI型マルチモード光ファイバの残留応力を調査することにより分かった。なお、このような考察がBI型マルチモード光ファイバ500Bについても同様に成立することは容易に推察できる。
図5は、種々の線引き張力で製造されたGI型マルチモード光ファイバ(図1(a)及び1(b))について、光弾性効果によるコア部の比屈折率差の変動(残留応力に起因する屈折率分布の変動)を示す図である。なお、図5において、縦軸は、比屈折率差Δの変動(10−3%)を表わし、横軸は、GI型マルチモード光ファイバ500Aのファイバ径(μm)であって、光軸AXとの交点を原点とした座標を表している。ここで、比屈折率差Δの変動は、図3(b)に示された種々の線引き張力(50g〜200g)で線引きすることにより得られたGI型マルチモード光ファイバ500Aのコア部510A内に発生した残留応力を、光弾性効果による屈折率分布の変動に換算した結果である。
また、図5において、グラフG510は、図3(a)に示された線引き装置300により、50gの線引き張力でGI型母材100を線引きすることにより得られたGI型マルチモード光ファイバ500Aについての比屈折率差変動、グラフG520は、図3(a)に示された線引き装置300により100gの線引き張力でGI型母材100を線引きすることにより得られたGI型マルチモード光ファイバ500Aについての比屈折率差変動、グラフG530は、図3(a)に示された線引き装置300により、150gの線引き張力でGI型母材100を線引きすることにより得られたGI型マルチモード光ファイバ500Aについての比屈折率差変動、そして、グラフG540は、図3(a)に示された線引き装置300により、200gの線引き張力でGI型母材100を線引きすることにより得られたGI型マルチモード光ファイバ500Aについての比屈折率差変動を、それぞれ示す。
図5から分かるように、線引きによりコア部510A内に発生した残留応力によって得られるGI型マルチモード光ファイバ500Aの屈折率分布には変動が発生する。例えば、200gの線引き張力で線引きすることにより得られたGI型マルチモード光ファイバ500Aには、最大0.02%の比屈折率差変動が発生した。
なお、図4から分かるように、種々の線引き張力(50g〜200g)で製造されたGI型マルチモード光ファイバ500Aのコア部510A内で残留応力の絶対値が最大となる値は、線引き張力50g(グラフG410)で+7.4MPa(引張張力)、線引き張力100g(グラフG420)で−18.9MPa(圧縮張力)、線引き張力150g(グラフG430)で−44.0MPa(圧縮張力)、線引き張力200g(グラフG440)で−69.8MPa(圧縮張力)であった。
上述の結果に加え、GI型マルチモードファイバ500Aの伝送特性と、コア部510A内において絶対値が最大となる残留応力との相関は、図6に示される相関を持つ。
図6は、コア部内の残留応力(最大絶対値)とGI型マルチモード光ファイバ(図1(a)及び1(b))の伝送特性の関係を示すグラフである。また、図7は、図6に示されたグラフの数値を纏めた表である。なお、図6において、グラフG610は、minEMBc(850nm)とコア部内の残留応力の関係、グラフG620は、OFL帯域(850nm)とコア部内の残留応力の関係、そして、グラフG630は、OFL帯域(1300nm)とコア部内の残留応力の関係を、それぞれ示す。
図6及び図7から分かるように、残留応力が0の場合(GI型母材100の屈折率分布と得られるGI型マルチモード光ファイバ500Aの屈折率分布が一致している場合)に各伝送特性は最大となる。一方、コア部510A内に残留応力が発生すると、それが圧縮応力、引張応力のいずれであっても光弾性効果による屈折率分布の変動が発生し、線引きにより得られるGI型マルチモード光ファイバ500Aの伝送特性は悪化することが分かる。このことから、線引きによりコア部510A内に発生する残留応力は、伝送特性が屈折率分布の僅かな変動により大きく変化してしまうGI型マルチモードファイバ500Aにとって、製造時の大きな歩留り低下要因になることが分かった。なお、上述のような考察がBI型マルチモード光ファイバ500Bについても同様に成立することは容易に推察できる。
ここで、ISO/IEC11801のOM3規格について再度言及すると、OM3規格では、マルチモード光ファイバは上述の3条件(OM3-1〜OM3-3)を満たす必要がある。また、OM4規格では、マルチモード光ファイバは上述の3条件(OM4-1〜OM4-3)を満たす必要がある。
母材の屈折率分布(線引き前)において8850MHzと非常に高いminEMBc(850 nm)が期待できるものであっても、得られるマルチモード光ファイバ(線引き後)のコア部内に20MPa程度の残留応力が発生してしまってはOM4規格の条件(minEMBc≧4700MHz・km)を下回ってしまう恐れがある。また、母材自体にも製造ばらつきが存在し、母材の予測特性が上記OM3規格及び/又はOM4の条件より低いものも相当数製造される。また、コア部510A内の残留応力が69.8MPaであるGI型マルチモード光ファイバ(図6及び図7参照)の場合、OFL帯域(1300nm)がOM3規格及びOM4規格の双方を下回っている。このことから、GI型、BI型いずれについても、コア部内の残留応力は最大でも50MPa以下に抑えて製造しないとOM3規格を満たすマルチモード光ファイバの製造も困難になることが分かる。
以上のように、GI型、BI型いずれのマルチモード光ファイバにおいて最も重要視される伝送特性は、上述のように、波長850nmにおけるOFL帯域(850nm)、波長1300nmにおけるOFL帯域(1300nm)、波長850nmにおけるminEMBc(850nm)である。これらの特性は、屈折率分布の僅かな変動に対しても敏感に変化するため、高速伝送を保証するには得られるマルチモード光ファイバの屈折率分布を厳密に制御しながら製造する必要がある。
一般にシリカガラスを主成分とするマルチモード光ファイバ(GI型、BI型の双方)では、コア部に屈折率制御用の添加元素(GeO)が多量に添加され、そのコア径も大きい。そのため、コア部のガラス粘性率は、クラッド部やトレンチ部のガラス粘性率と大きく異なり、線引工程の条件によってはコア中心部に大きな残留応力が残ってしまう。
そこで、本発明では、線引き装置の構造や線引き条件の制御によりコア部内に発生する残留応力(光軸方向の圧縮応力又は引張り応力)を50MPa以下となるよう線引きすることで、GI型、BI型双方のマルチモード光ファイバが製造される。これにより、線引き時にコア部内に発生する残留応力に起因した、マルチモード光ファイバの屈折率分布の変化を最小限に抑えることができ、線引きに起因する該マルチモード光ファイバの伝送特性悪化を効果的に防ぐことが可能になる。
以上の本発明の説明から、本発明を様々に変形しうることは明らかである。そのような変形は、本発明の思想及び範囲から逸脱するものとは認めることはできず、すべての当業者にとって自明である改良は、以下の請求の範囲に含まれるものである。
100…GI型母材、110…第1領域、120…第2領域、200…BI型母材、210…第1領域、220…第3領域、230…第2領域、500A…GI型マルチモード光ファイバ、510A…コア部、520A…クラッド部、500B…BI型マルチモード光ファイバ、510B…コア部、520B…トレンチ部、530B…クラッド部。

Claims (6)

  1. 光軸方向に沿って伸びるとともに、GeOが添加されたコア部と、前記コア部の外周に設けられ、前記コア部よりも低い屈折率を有するクラッド部を備えたマルチモード光ファイバであって、
    当該マルチモード光ファイバの径方向の屈折率分布のうち前記コア部に相当する部分のα値が1.9〜2.2、前記クラッド部の基準領域に対する前記コア部の最大比屈折率差Δが0.8〜2.4%、前記コア部の直径2aが47.5〜52.5μm又は60〜65μmであり、
    前記コア部内に残留する、前記光軸方向の最大引張応力及び最大圧縮応力の双方が、50MPa以下であるマルチモード光ファイバ。
  2. 前記最大引張応力及び最大圧縮応力の双方は、30MPa以下であることを特徴とする請求項1に記載のマルチモード光ファイバ。
  3. 前記最大引張応力及び最大圧縮応力の双方は、20MPa以下であることを特徴とする請求項2に記載のマルチモード光ファイバ。
  4. 前記コア部と前記クラッド部の間に設けられた、前記クラッド部よりも低い屈折率を有するトレンチ部を備えることを特徴とする請求項1に記載のマルチモード光ファイバ。
  5. ISO/IEC11801のOM4規格を満たすことを特徴とする請求項1に記載のマルチモード光ファイバ。
  6. ISO/IEC11801のOM3規格を満たすことを特徴とする請求項1に記載のマルチモード光ファイバ。
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