JP2013234680A - 燃料噴射システム、燃料噴射システムの制御方法および噴射制御方法を選択する方法 - Google Patents

燃料噴射システム、燃料噴射システムの制御方法および噴射制御方法を選択する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エンジンへの燃料噴射制御方法をインテークマニホールドからの取り入れ空気の可能な流速領域にわたって最適化する。
【解決手段】エンジンに取り付けられる燃料噴射システムであって、燃料噴射器と、エアフローメータと通信可能かつエンジンのインテークマニホールドに取り付けられている圧力センサと通信可能な電子制御ユニットとを有し、電子制御ユニットは、エンジンの空気流速についての情報を受信するとともに、低空気流速領域においてインテークマニホールドに取り付けられている圧力センサを用い、かつ、高空気流速領域においてはエアフローメータを用い、かつ、電子制御ユニットは、エンジンの空気流速からなるデータを考慮することで圧力センサあるいはエアフローメータのいずれを用いるかを決定するようになっている燃料噴射システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車特に燃料噴射器の制御方法に関するものである。
燃料噴射器の制御方法は以前から提案されている。特許文献1は内燃エンジンにおける電子燃料噴射システムについて説明している。特許文献1の構成は、燃料制御回路がバルブ型燃料噴射器を動作させるものである。特許文献1は、空気流速メータ、圧力探知器およびエンジン速度センサから配線を介して燃料制御回路に送信される情報に基づき、燃料噴射を制御するシステムを開示している。
特に、空気流入値が空気流速メータで測定され、所定の空気流入量と比較される。もしも測定された空気流入値が所定値よりも小さければ、燃料噴射量は空気流速メータの出力信号に基づいて算出される。もしも測定された空気流入値が所定値よりも大きければ、燃料噴射量は圧力センサおよびエンジン速度計からの信号に基づいて、算出される。温度センサと酸素センサも燃料制御回路と導通されている。
特許文献1において、システムの駆動ロジックは次のとおりである。流入空気量はデータWとして保存される。この後エンジン回転カウントがデータNとして保存される。もしもWが所定の空気流入値Waよりも大きい場合、燃料噴射量はW/Nとして導出される。さもなければ、インテークマニホールド圧力がデータPとして保存され、P(マニホールド圧力)に基づいて噴射量の算出がなされる。
特許文献1は空気流量、エンジン速度およびインテークマニホールド圧力に応答する電子燃料噴射システムを教示しているが、空気流速メータからの情報に基づく制御方法と速度密度制御方法の間の切り替えを行う燃料噴射システムは教示していない。また、特許文献1は、2つ以上の空気流速制御領域間で切り替えをすることが可能な燃料噴射システムを教示していない。
特許文献2は、内燃エンジン用の燃料噴射制御装置を開示している。特許文献2の燃料噴射制御装置は軽負荷に対しては第1基本燃料噴射信号を用い、一方、重負荷に対しては第2基本燃料噴射信号を用いる。この燃料噴射装置は、スロットルバルブセンサ、マニホールド圧力センサ、エンジンパルスセンサ等の複数のセンサを有する。特許文献2の燃料噴射装置では、エンジン負荷状態(軽負荷および重負荷)が切り替え器で受けるスロットルバルブ位置センサによる信号に基づいて決定される。特に、スロットルバルブの角度が所定角度値よりも小さい場合、エンジン負荷が軽負荷とする。スロットルバルブの角度が所定角度値よりも大きい場合、エンジン負荷が重負荷でする。
エンジンが軽負荷の状態であると判定された場合、基本燃料噴射信号はマニホールド圧力センサが測定するマニホールド圧力に基づき決定する。また、エンジンが重負荷の状態であると判定された場合、基本燃料噴射信号はエンジンパルスセンサおよびスロットルバルブ位置センサのそれぞれから受信するエンジン回転数とスロットルバルブ角度に基づいて決定される。さらに、特許文献2の燃料噴射制御装置は、マニホールド圧力によりエンジン負荷状態を決定する構成を教示している。
しかしながら、特許文献2の燃料噴射制御装置は状況応じて燃料噴射信号を決定するために空気流速メータを用いる燃料噴射制御装置を教示していない。特許文献2は温度センサを備えた燃料噴射装置を教示していない。また、特許文献2は2つより多いエンジン負荷に関する設計思想を開示・示唆していない。
特許文献3は、空気燃料比制御装置を教示している。特に、特許文献3の構成はターボチャージャ付きの内燃エンジン向け用途のものである。本発明の空気燃料比制御装置は、インテーク真空圧力パラメータに基づき燃料噴射量を算出するための2つ方法の一つを選択する。
通常、空気流速メータおよび(エンジン速度を検知する)イグニッションコイルが受ける入力に基づき、特許文献3のコントローラは噴射される燃料の量を制御する。もしも圧力センサによって測定されるインテーク真空圧力が所定値よりも高い場合、燃料噴射量はエンジン速度のみから算出される。
特許文献3は、燃料噴射量を算出するための明確に区別される2とおりの方法による空気燃料比制御装置を教示しているが、燃料噴射量の算出を容易にするためにインテークマニホールド内に温度センサを取り付けた装置を教示していない。さらに、特許文献3は、異なる燃料噴射量の算出方法が適用される2つよりも多い空気流速領域については教示していない。さらにもう一つの違いとして、特許文献3は、燃料噴射量の算出方法の移行の基準が(インテークマニホールド圧力に加えスロットルバルブ角度やエンジン速度といった)複合要因に基づく装置を開示していない。
米国特許第4155332号明細書 米国特許第4413602号明細書 米国特許第4450814号明細書
燃料噴射器を制御する方法が開示される。一般にこの種の方法は自動車のエンジンに対して用いられるものである。本発明の方法も自動車に対して用いられるものである。ここで、本明細書および特許請求の範囲全体にわたって用いられる「自動車」という語は、一人以上の人間を乗せて動かすことできる車両を指すものであり、どのような形態のエネルギによって駆動されるものであってもよい。自動車という語には、乗用車、トラック、バン、ミニバン、SUV、オートバイ、スクータ、船、モータボートおよび飛行機が含まれるが、これらに限定されるものではない。
自動車は、1台以上のエンジンを含む場合もある。ここで「エンジン」という語は、エネルギを変換できる装置または機械であればいかなるものでも指す。ポテンシャルエネルギが機械エネルギに変換される場合もある。例えば、エネルギの変換は燃料または燃料電池の化学的なポテンシャルエネルギを回転機械エネルギに変換する場合や電気的なポテンシャルエネルギを回転機械エネルギに変換する場合ば含まれる。エンジンには、機械的エネルギをポテンシャルエネルギに変換する装置が含まれる。例えば、パワートレインの機械エネルギをポテンシャルエネルギに変換する回生制動ブレーキシステムがエンジンに含まれる場合がある。エンジンにはまた、太陽または原子力エネルギを他の形態のエネルギに変換する装置が含まれる。エンジンの例には、内燃エンジン、電気モータ、太陽エネルギ変換器、タービン、原子力プラント、2種以上のタイプのエネルギ変換プロセスを組み合わせる複合システムが含まれる。
本発明の一つの特徴は、エンジンに取り付けられる燃料噴射システムであって、燃料噴射器と通信可能であり、さらにエアフローメータ(以下、空気流速メータとも言う)およびエンジンのインテークマニホールドに取り付けられているセンサとも通信可能な電子制御ユニットと、を有し、前記電子制御ユニットは、エンジンの空気流速についての情報を受信するとともに、低空気流速領域において前記インテークマニホールドに取り付けられている前記センサを用い、高空気流速領域においては前記空気流速メータを用いることである。
本発明の別の特徴は、前記インテークマニホールドに取り付けられている前記センサが圧力センサであることである。
本発明の別の特徴は、前記圧力センサが、マニホールド絶対圧力センサであることである。
本発明の別の特徴は、温度センサが前記インテークマニホールドに取り付けられていることである。
本発明の別の特徴は、エンジン速度センサが前記電子制御ユニットと通信可能であることである。
本発明の別の特徴は、スロットルバルブセンサが前記電子制御ユニットと通信可能であることである。
本発明の別の特徴は、燃料噴射システムの制御方法であって、一群のセンサから情報を受信するステップと、少なくとも一つのセンサから受信した情報に基づき空気流速を決定し、前記空気流速が第1空気流速領域内にある場合には、第1制御信号を燃料噴射器に送信し、前記空気流速が第2空気流速領域内にある場合には、第2制御信号を前記燃料噴射器に送信するステップと、を有し、前記第1空気流速領域は、前記第2空気流速領域よりも低く、前記第1制御信号は回転速度・密度式制御方法(以下、速度密度制御方法とも言う)に対応し、さらに前記第2制御信号はエアフローメータ式制御方法(以下、空気流速メータ制御方法とも言う)に対応することである。
本発明の別の特徴は、前記一群のセンサは、前記速度密度制御方法に対応する圧力センサを含むことである。
本発明の別の特徴は、前記一群のセンサは、前記速度密度制御方法に対応する外気圧力センサを含むことである。
本発明の別の特徴は、前記一群のセンサは、前記速度密度制御方法に対応する温度センサを含むことである。
本発明の別の特徴は、前記一群のセンサは、前記空気流速メータ制御方法に対応する前記空気流速メータを含むことである。
本発明の別の特徴は、前記空気流速メータ制御方法は異なる空気流速に対して最適化されうることである。
本発明の別の特徴は、前記空気流速メータ制御方法は高空気流速に対して最適化されうることである。
本発明の別の特徴は、噴射制御方法を選択する方法であって、可能な空気流速範囲を第1空気流速領域、第3空気流速領域および第1空気流速領域と第3空気流速領域の中間の第2空気流速領域の3つの分割するステップと、第1燃料噴射制御方法を前記第1空気流速領域および前記第3空気流速領域に対応させるステップと、第2燃料噴射制御方法を前記第2空気流速領域に対応させるステップと、一群のセンサから受信した情報に基づいて空気流速を決定するステップと、前記空気流速が前記第1空気流速領域または前記第3空気流速領域にある場合は、前記第1燃料噴射制御方法に対応する第1制御信号を燃料噴射器に送信するステップと、前記空気流速が前記第2空気流速領域にある場合は、前記第2燃料噴射制御方法に対応する第2制御信号を燃料噴射器に送信するステップと、を有することである。
本発明の別の特徴は、前記第1空気流速領域は低空気流速領域であることである。
本発明の別の特徴は、前記第3空気流速領域は高空気流速領域であることである。
本発明の別の特徴は、前記第1燃料噴射制御方法は、速度密度制御方法であることである。
本発明の別の特徴は、前記第2燃料噴射制御方法は、空気流速メータ制御方法であることである。
本発明の別の特徴は、前記一群のセンサが、前記速度密度制御方法に対応する、圧力センサ、温度センサおよび外気圧力センサを含むことである。
本発明の別の特徴は、前記一群のセンサが、前記空気流速メータ制御方法に対応する空気流速メータを含むことである。
本発明の別の特徴は、前記空気流速メータ制御方法は、高空気流速に対して最適化されるものであることである。
本発明の別の特徴は、前記一群のセンサが、空気流速メータを含むことである。
本発明に関する他のシステム、方法、特徴および有利な点は、以下の図および実施形態の記載を調べれば、当業者ならば自明または自明となるものである。そのような追加的なシステム、方法、特徴および有利な点はこの明細書およびこの課題を解決するための手段の記載に含まれると解され、本発明の技術的範囲に含まれるし、また特許請求の範囲によって保護されるものである。
本発明の好ましい実施形態における燃料噴射システムの概略図である。 本発明の好ましい実施形態における2つの空気流速領域有する空気流速範囲を示す概略図である。 本発明の好ましい実施形態におけるRPMメータの概略図である。 本発明の好ましい実施形態における燃料噴射制御方法を選択するプロセスのフローチャートを示す図である。 本発明の好ましい実施形態における3つに区分された空気流速領域を有する空気流速スケールの概略図である。 本発明の好ましい実施形態における適切な燃料噴射制御方法を決定するために用いられるプロセスのフローチャートである。
本発明は、以下に示す図および実施形態の記載を参照することによって、十分に理解されるものである。図中の構成部分は必ずしもその大きさを表すものではなく、むしろ本発明の原理を示すことに意義があるものである。さらに、異なる図であってもすべての図において同一の参照符号は同一の部材を示す。
図1は本発明の燃料噴射システム100についての好ましい実施形態の概略図である。実施形態の燃料噴射システム100はエンジン102を含むことが好ましい。明確化の目的で、図1ではエンジン102はエンジンの一部として示されている。一般にエンジン102はいかなる種類のエンジンでもよく、ピストンエンジン、4ストロークエンジン、2ストロークエンジン、ターボチャージャ付エンジン、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ロータリエンジンおよび他の種類のエンジンが含まれるがこれらに限定されるものではない。ある実施形態では、エンジン102は複合エンジンである。さらに、エンジン102は複数のエンジンであってもよい。
実施形態の燃料噴射システム100は空気をエンジン102に導入するための構成を有してもよい。エンジン102には、インテークマニホールド106が取り付けられている場合がある。好ましくは、インテークマニホールド106はエンジン102の圧縮チャンバ108の隣に取り付けられる。特に、インテークマニホールド106はインテークバルブ110の隣に取り付けられる。
一般に実施形態の燃料噴射システム100は、インテークマニホールド106内を通ってエンジン102に導入される空気の特性を決定する構成を有する。実施形態によってはインテークマニホールド106内に様々なセンサが含まれる。好ましい実施形態においては、インテークマニホールド106は、インテークマニホールド106内の圧力を決定する構成を有する。また、インテークマニホールド106は、好ましくはインテークマニホールド106の温度を決定する構成を有する。
好ましくは、インテークマニホールド106は圧力センサ112を有する。圧力センサ112はインテークマニホールド106内に取り付けられる実施形態がある。一般に圧力センサ112はインテークマニホールド内の圧力を測定するものであればいかなる素子でもよい。好ましい実施形態においては、圧力センサ112はマニホールド絶対圧力センサ(MAPセンサ)である。
インテークマニホールド106がインテークマニホールド106内の空気の温度を決定する構成を有する実施形態がある。温度センサ114はインテークマニホールド106が含むものでよい。好ましくは、温度センサ114はインテークマニホールド106内に取り付けられる。好ましい実施形態においては、温度センサ114はインテークマニホールド106内で圧力センサ112の反対側に取り付けられる。
燃料噴射システム100は燃料をエンジン102に噴射する構成を有するのが好ましい。燃料噴射器116はエンジン102に取り付けられていてもよい。燃料噴射器116はインテークマニホールド106に取り付けられていてもよい。燃料噴射器116は、インテークマニホールド106内にとりつけられていてもよい。さらに、燃料噴射器116は、インテークバルブ110に隣接して取り付けられていてもよい。
好ましくは、燃料噴射システム100はインテークマニホールド106に流入する空気流量を制御する構成を有する。燃料噴射システム100がスロットルボディ118を有する好ましい実施形態がある。スロットルボディ118はインテークマニホールド106の隣に取り付けられればよい。さらに、好ましくはスロットルボディ118が空気取り入れダクト122の隣に取り付けられる。
一般に、スロットルボディ118はスロットルバルブ120有するのが好ましい。スロットルバルブ120はインテークマニホールド106に流入する空気流速を変化させるように開閉するのが好ましい。好ましい実施形態においては、スロットルボディ118はスロットルバルブセンサ121を有する。スロットルバルブセンサ121が初期位置から測定されるスロットルバルブ120の角度を測定するのが好ましい。
燃料噴射システム100が空気流入ポート124を有する実施形態がある。空気流入ポートという語は、空気を空気流入ダクト122の隣の燃料噴射システム100に流入させる機構ならば何でも指すものである。空気流入ポート124が空気流速メータ126を有するのが好ましい。好ましい実施形態では、空気流速メータ126は質量空気流速センサである。
一般に、燃料噴射システム100はエンジン速度を測定する構成を有する。燃料噴射システム100がエンジン速度センサ125を有していてもよい。エンジン速度センサ125はエンジン102に取り付けられているのが好ましい。図1の概略図には示されていないがエンジン速度センサ125はエンジン102の一部に沿って取り付けられる。
さらに燃料噴射システム100は、エンジン102およびインテークマニホールド106の外側の外気圧力を測定する構成を有するものでもよい。燃料噴射システム100は外気圧力センサ127を有するのが好ましい。一般に、外気圧力センサ127はエンジン102またはインテークマニホールド106から離れた外気圧力測定に適した位置に取り付けられる。
燃料噴射システム100が燃料噴射器116を制御する構成を有するのが好ましい。ある実施形態においては、燃料噴射システム100は電子制御ユニット130(以下、「ECU130」という)を有する。ある実施形態においては、ECU 130は燃料噴射器100を制御することができるコンピュータであればよい。
ECU 130は、燃料噴射器116、圧力センサ112、温度センサ114、スロットルバルブセンサ121、エンジン速度センサ125、空気流速メータ126および外気圧力センサ127と繋がっている実施形態がある。ECU130は燃料噴射器116、圧力センサ112、温度センサ114、スロットルバルブセンサ121、エンジン速度センサ125および空気流速メータ126と通信できることが好ましい。ECU130が電気接続を用いて様々なデバイスと通信できる場合がある。具体的に、ECU130は第1接続線132により燃料噴射器116と接続される。同様に、ECU130は第2接続線134により圧力センサ112に接続される。同様に、ECU130は第3接続線136により温度センサ114に接続される。同様に、ECU130は第4接続線138によりスロットルバルブセンサ121に接続される。同様に、ECU130は第5接続線140により空気流速メータ126に接続される。同様に、ECU130は第6接続線142によりエンジン速度センサ125に接続される。最後に、ECU130は第7接続線144により外気圧力センサ126に接続される。このような様々な接続は電気配線による接続、光ケーブルによる接続または無線による接続でもよい。
このような構成を用いた燃料噴射システムとエンジン102の実施形態の場合、次のようなステップにより動作させるのが好ましい。最初に、空気が空気取り入れポート124から流入する。空気流速メータ126により空気流入ポート124から流入する空気の質量が測定されるのが好ましい。この情報は、第5電気配線140によりECU130に伝達される。
空気流速メータ126を通った空気は、空気取り入れダクト122に入る。概略図とするために、図1の空気取り入れダクト122は短く示されているが、空気取り入れダクト122の長さは任意である。空気取り入れダクト122から流入した空気はスロットルバルブ120を経由してスロットルボディ118を通る。この空気流入時のスロットルバルブ120の角度はスロットルバルブセンサ121によって判定され、この角度の情報が第4電気配線138によりECU130に伝達される。
一般に、スロットルバルブ120はインテークマニホールド106に流入する空気量を制御する。スロットルバルブ120の角度が大きくなるほど、空気取り入れダクト122からインテークマニホールド106に流入する空気量は多くなる。空気がインテークマニホールド106を流れる時に、圧力と温度は圧力センサ112と温度センサ114によりそれぞれ検知される。これらの測定値は、第2接続線134および第3接続線136を通してECU130に伝達されるのが好ましい。
最後に、インテークバルブ110が開くと、インテークマニホールド106内の空気はポート180を通って圧縮チャンバ108に流入する。この空気がポート180を通り圧縮チャンバ108に流入すると同時に、燃料噴射器116は所定量の燃料を噴射する。燃料噴射器116を用いて噴射される燃料量はECU130により制御されるのが好ましい。具体的に、ECU130が圧力センサ112、温度センサ114、スロットルバルブセンサ121および空気流速メータ126によって検知された入力に基づき燃料噴射量を算出する。
燃料噴射システム100は低空気流速と高空気流速の両方の空気流速に対して、燃料噴射を最適化する構成を有するのが好ましい。燃料噴射システム100が燃料噴射器116によって投入される燃料量を検知する一つより多い方法を有する実施形態がある。好ましい実施形態では、燃料噴射システム100は第1制御方法と第2制御方法を有する。各々の制御方法は、適切な燃料噴射量を決定するために用いられる。好ましい実施形態においては、第1制御方法は速度密度制御方法である。一般に、速度密度制御方法では圧力センサ112、温度センサ114および外気圧力センサ127によって集められた情報を用いる。さらに、第2制御方法は主要なセンサが空気流速メータ126である空気流速メータ(AFM)制御方法であることが好ましい。各々の制御方法に対して、ECU130は各々の制御方法に対応するセンサから入力されるパラメータを用いるアルゴリズムに基づき、燃料噴射量を算出する。
図2は2つの空気流速領域を有する空気流速範囲の概略図200である。低空気流速領域202は速度密度制御方法に対応するものである。この構成の利点は、速度密度制御方法はアイドリングに近いエンジン速度において好ましいことである。同様に、高空気流速領域206は空気流速制御方法に対応するものである。この構成を用いる場合、AFM制御方法は高速度に対して最適化される。この構成は、低空気流速と高空気流速のいずれにも単一の燃料噴射制御方法を用いる構成よりも好ましい。遷移空気流速T1は2つの空気流速領域202と206の境界となる空気流速値である。
空気流速が1分間あたりのエンジン回転数(RPM)に換算したエンジン速度に関係付けられる実施形態がある。図3は、タコメータ300の概略図である。この実施形態では、速度制御方法が第1領域302で示される低RPM範囲に対応する。同様に、空気流速メータ制御方法が第2領域304で示される高RPM範囲に対応する。遷移RPM値T2は2つの領域302と304の境界となるRPM値を表す。一般に、指示針308は現在のエンジン速度に対応するものである。
この実施形態では、指示針308は第2領域304にある。そのため、第2制御方法すなわち空気流速メータ制御方法が燃料噴射量を決めるために用いられる。この燃料噴射システムでは、低空気流速条件の間には第1制御方法、すなわち速度密度制御方法を用いるのが好ましい。この低空気流速条件は一般的には比較的低いRPM範囲に対応する。図3に示す実施形態においては、低RPM範囲、すなわち第1領域302は約3000RPM以下である。
前述した実施形態は、空気流速領域を画定する方法を示すことのみを目的としたものである。ある実施形態では、燃料噴射システムは複数の基準により2つの空気流速領域を区別する。ある実施形態では、遷移空気流速がECUによって予め決められた理論的推定によって決められる。他の実施形態では、遷移空気流速は空気流速メータに対応する所定の閾値によって決まる。ある実施形態では、遷移空気流速は空気流速メータ制御方法が正確になる空気流速値として特定される。好ましい実施形態においては、複数の空気流速領域はエンジン速度センサ、インテークマニホールド圧力センサおよびスロットルバルブセンサによる測定された情報に基づき区別される。
図4は、2つの燃料噴射制御方法のいずれかを選択するために、ECU130が実行するプロセス400の好ましい実施形態を示す。ステップ402では、ECU130が様々なセンサから情報を受信する。好ましい実施形態では、圧力センサ112、温度センサ114、スロットルバルブセンサ121、エンジン速度センサ125、空気流速センサ126および外気圧力センサ127(図1参照)からの情報が受信される。
さらに、ステップ404では、ECU130が様々なセンサによって測定されたエンジンパラメータを決定することが好ましい。このステップの間には、スロットルバルブ角度THがスロットルバルブセンサ121から受信した情報により決定される。さらにエンジン速度NEがエンジン速度センサ125から受信した情報により決定される。また、インテークマニホールド圧力PBAがマニホールド圧力センサ112から受信した情報により決定される。
ステップ404では、ECU130は現在の空気流速と所定の遷移空気流速とを比較する。ある実施形態においては、この所定の遷移空気流速は遷移空気流速T1である。T1は製造者によって予め設定される固定値であることが好ましい。
一般に、ステップ404では、現在の空気流速はECU130が受信した様々なセンサ情報を考慮して決定される。好ましい実施形態においては、現在の空気流速はスロットルバルブ角度TH、エンジン速度NEおよびインテークマニホールド圧力PBAを考慮して決定される。特に、現在の空気流速はスロットルバルブ角度TH、エンジン速度NEおよびインテークマニホールド圧力PBAの関数である。他の実施形態においては、他のセンサ情報を用いて現在の空気流速を決定する。
現在の空気流速が遷移空気流速T1よりも大きい場合、第1制御方法が選択される。この場合、ECU130はステップ406に進む。ステップ406では燃料噴射器116を用いて噴射される燃料量(第1燃料噴射量Q1)が、空気流速メータ126から受信したセンサ情報に基づいて決定される。第1燃料噴射量Q1が決定されると、ステップ408でECU130は第1制御信号を燃料噴射器116に送信して、第1燃料噴射量Q1を噴射させる。ステップ408の後、以上のプロセスは繰り返され、ステップ402でECU130は新しいセンサ情報を受信する。
現在の空気流速が遷移空気流速T1よりも小さい場合、第2制御方法が選択される。第2制御方法すなわち速度密度制御方法が選択される場合、ECU130はステップ410に進むのが好ましい。ステップ410では、燃料噴射器116を用いて噴射される燃料量(第2燃料噴射量Q2)が、圧力センサ112、温度センサ114および外気圧力センサ125から受信されるセンサ情報に基づき決定される。第2燃料噴射量Q2が決定されると、ステップ412の間にECU130は第2制御信号を燃料噴射器116に送信して、第2燃料噴射量Q2を噴射させる。ステップ412の後、以上のプロセスは繰り返され、ステップ402でECU130は新しいセンサ情報を受信する。
前述した実施形態では、2つの空気流速領域のみが考慮された。実施形態の燃料噴射システムは複数の空気流速領域に対して2つの制御方法のいずれかを選択する構成を有していることが好ましい。言い換えれば、ある実施形態の燃料噴射システムでは、2より多い空気流速領域が存在してもよい。また、ある実施形態の燃料噴射システムでは、5つまでの空気流速領域が存在してよい。
図5は3つに区分された空気流速領域を有する空気流速スケール500の概略図である。特に、空気流速スケール500は第1空気流速領域501、第2空気流速領域502および第3空気流速領域503を有するのが好ましい。一般的には、第1空気流速領域501と第2空気流速領域502とは、遷移空気流速T3を境として分けられる。同様に、第2空気流速領域502と第3空気流速領域503とは、遷移空気流速T4を境として分断されるのが好ましい。
本実施形態においては、各空気流速領域は二つの可能な燃料噴射制御方法、すなわち燃料噴射制御方法Aおよび燃料噴射制御方法B、のうちの一つに対応する。本実施形態において、第1空気流速領域501には燃料噴射制御方法Aが対応し、第2空気流速領域502には燃料噴射制御方法Bが対応し、さらに第3空気流速領域503には燃料噴射制御方法Aが対応する。
一般的に、燃料噴射量を算出するために、燃料噴射制御方法Aでは燃料噴射制御方法Bとは異なるセンサの入力を用いる。好ましい実施形態においては、燃料噴射制御方法Aを用いることにより、速度制御方法に基づき燃料噴射量が算出されるのが好ましい。既に説明したように、速度密度制御の場合、マニホールド圧力センサ、外気圧力センサおよび温度センサから受信した情報に基づき、燃料噴射量が決定される。燃料噴射制御方法Bが用いられると、空気流速メータから受信した情報に基づき燃料噴射量が算出されるのが好ましい。しかし、他の実施形態においては燃料噴射制御方法Aおよび燃料噴射制御方法Bは、速度密度制御方法やAFM以外の燃料噴射制御方法を用いてもよい。
図6は適切な燃料噴射量を決定するために用いられるプロセス600の好ましい実施形態を示すフローチャートである。プロセス600は、使用する燃料噴射制御方法を決定するためにECU130が用いるプロセスを表すのが好ましい。ステップ602では、ECU130は予め取り付けられた一群のセンサからの入力を受信する。好ましい実施形態においては、燃料噴射制御システム100は図1と同じセンサの構成を有する。特に、マニホールド圧力センサ112、温度センサ114、スロットルバルブセンサ121、エンジン速度センサ125および外気圧力センサ127からの情報をECU130が受信することが好ましい。
ステップ602では、現在の空気流速が算出される。現在の空気流速は多くの異なるパラメータによって決定される。ある実施形態では、現在の空気流速を決定するために用いられるパラメータには、インテークマニホールド圧力PBA、スロットルバルブ角度THおよびエンジン速度NEを含む。ステップ602の後、ステップ604で現在の空気流速が遷移空気流速T3と比較される。
現在の空気流速が遷移空気流速T3よりも小さい場合、ECU130はステップ606に進む。この場合、現在の空気流速は第1空気流速領域501内にあると決定される。ステップ606では、ECU130が燃料噴射制御方法Aに基づき燃料噴射量を決定するのが好ましい。ここで説明する燃料噴射制御方法Aは、どんなタイプの燃料噴射制御方法でもよい。既に説明した好ましい実施形態においては、燃料噴射制御方法Aは速度密度制御方法である。この場合、燃料噴射量はマニホールド圧力センサ112、外気圧力センサ127およびエンジン速度センサ125から受信した情報に基づき決定される。
ステップ604で現在の空気流速が遷移空気流速T3よりも大きいと判定された場合、ECU130はステップ608に進むのが好ましい。ステップ608では、現在の空気流速は遷移空気流速T3および遷移空気流速T4と比較される。現在の空気流速が遷移空気流速T4よりも小さく、遷移空気流速T3よりも大きい場合、ECU130はステップ608からステップ610に進む。ステップ610では、ECU130は燃料噴射制御方法Bに基づいて、燃料噴射量を決定する。一般的には、燃料噴射制御方法Bはどんなタイプの燃料噴射制御方法でもよい。好ましい実施形態において燃料噴射制御方法Bは、空気流速メータ制御方法に対応する。特に、燃料噴射制御方法Bは、空気流速メータ126から受信した情報に基づいて燃料噴射量を算出する方法である。
ステップ608で現在の空気流速が遷移空気流速T4よりも大きいと判定された場合、ECU130はステップ609に進む。ステップ609では現在の空気流速は遷移空気流速T4よりも大きいと判定される。このとき、ECU130はステップ606に進む。ステップ606の詳細は既に説明した。この場合、現在の空気流速は第3空気流速領域503内にあると判定される。第3空気流速領域503は燃料噴射制御方法Aに対応させるのが好ましい。
ステップ606および610に続いて、ECU130が制御信号を燃料噴射器116に送信するのが好ましい。このステップの後、全プロセスが再び繰り返されることになる。ECU130がステップ602、604、606、608および610を実行する時間は一定ではない。
他の実施形態では、空気流速スケールは3よりも多い空気流速領域を有する。一般に、空気流速スケールが有する空気流速スケールはいくつでもよい。さらに、複数の空気流速領域に対応する2より多い燃料噴射制御方法があってもよい。この方式の場合、燃料噴射制御システムは多くの異なる空気流速領域にわたって最適化される。
様々な実施形態について説明してきたが、説明した内容は限定的なものではなく例示を目的としたものである。通常の能力を有する当業者であるならば、本発明の技術的範囲に属するさらに多くの実施形態が可能であることは自明である。したがって、本発明の技術的範囲は、添付された特許請求の範囲の請求項に記載された発明およびそれらの均等のものによって定められるものであるが、これ以外に制限されるものではない。また、添付された特許請求の範囲の請求項に記載された発明の技術的範囲の中で、様々な変更が可能である。
100 燃料噴射システム
102 エンジン
106 インテークマニホールド
110 インテークバルブ
112 圧力センサ
114 温度センサ
116 燃料噴射器
118 スロットルボディ
120 スロットルバルブ
121 スロットルバルブセンサ
122 空気流入ダクト
124 空気流入ポート
125 エンジン速度センサ
126 空気流速メータ
127 外気圧力センサ
130 ECU

Claims (20)

  1. エンジンに取り付けられる燃料噴射システムであって、
    燃料噴射器と、
    エアフローメータと通信可能かつエンジンのインテークマニホールドに取り付けられている圧力センサと通信可能な電子制御ユニットと、を有し、
    前記電子制御ユニットは、前記エンジンの空気流速についての情報を受信するとともに、低空気流速領域において前記インテークマニホールドに取り付けられている前記圧力センサを用い、かつ、
    高空気流速領域においては前記エアフローメータを用い、かつ、
    前記電子制御ユニットは、前記エンジンの空気流速からなるデータを考慮することで前記圧力センサあるいは前記エアフローメータのいずれを用いるかを決定するようになっていることを特徴とする燃料噴射システム。
  2. 請求項1に記載の燃料噴射システムであって、
    前記圧力センサが、マニホールド絶対圧力センサであることを特徴とする燃料噴射システム。
  3. 請求項1に記載の燃料噴射システムであって、
    温度センサが前記インテークマニホールドに取り付けられていることを特徴とする燃料噴射システム。
  4. 請求項1に記載の燃料噴射システムであって、
    エンジン速度センサが前記電子制御ユニットと通信可能であることを特徴とする燃料噴射システム。
  5. 請求項1に記載の燃料噴射システムであって、
    スロットルバルブセンサが前記電子制御ユニットと通信可能であることを特徴とする燃料噴射システム。
  6. 燃料噴射システムの制御方法であって、
    一群のセンサから情報を受信するステップと、
    エアフローメータから受信したデータからなる情報に基づき空気流速を決定するステップと、を具備し、
    前記方法はさらに、
    前記空気流速が第1空気流速領域内にある場合には、第1制御信号を燃料噴射器に送信し、前記空気流速が第2空気流速領域内にある場合には、第2制御信号を前記燃料噴射器に送信するステップと、を具備し、
    前記第1空気流速領域は、前記第2空気流速領域よりも低く、前記第1制御信号は回転速度・密度式制御方法に関連付けられ、さらに前記第2制御信号はエアフローメータ式制御方法に関連付けられることを特徴とする燃料噴射システムの制御方法。
  7. 請求項6に記載の燃料噴射システムの制御方法であって、
    前記一群のセンサは、前記回転速度・密度式制御方法に関連付けられる圧力センサを含むことを特徴とする燃料噴射システムの制御方法。
  8. 請求項6に記載の燃料噴射システムの制御方法であって、
    前記一群のセンサは、前記回転速度・密度式制御方法に関連付けられる外気圧力センサを含むことを特徴とする燃料噴射システムの制御方法。
  9. 請求項6に記載の燃料噴射システムの制御方法であって、
    前記一群のセンサは、前記回転速度・密度式制御方法に関連付けられる温度センサを含むことを特徴とする燃料噴射システムの制御方法。
  10. 請求項6に記載の燃料噴射システムの制御方法であって、
    前記一群のセンサは、前記エアフローメータ式制御方法に関連付けられる前記エアフローメータを含むことを特徴とする燃料噴射システムの制御方法。
  11. 請求項6に記載の燃料噴射システムの制御方法であって、
    前記エアフローメータ式制御方法は異なる空気流速に対して最適化されうることを特徴とする燃料噴射システムの制御方法。
  12. 請求項6に記載の燃料噴射システムの制御方法であって、
    前記エアフローメータ式制御方法は高空気流速に対して最適化されうることを特徴とする燃料噴射システムの制御方法。
  13. 噴射制御方法を選択する方法であって、
    可能な空気流速範囲を第1空気流速領域、第3空気流速領域および第1空気流速領域と第3空気流速領域の中間の第2空気流速領域の3つに分割するステップと、
    第1燃料噴射制御方法を前記第1空気流速領域および前記第3空気流速領域に関連付けるステップと、
    第2燃料噴射制御方法を前記第2空気流速領域に関連付けるステップと、
    一群のセンサから受信した情報に基づいて空気流速を決定するステップと、
    前記空気流速が前記第1空気流速領域または前記第3空気流速領域にある場合は、前記第1燃料噴射制御方法に関連付けられる第1制御信号を燃料噴射器に送信するステップと、
    前記空気流速が前記第2空気流速領域にある場合は、前記第2燃料噴射制御方法に関連付けられる第2制御信号を燃料噴射器に送信するステップと、
    を有する噴射制御方法を選択する方法。
  14. 請求項13に記載の噴射制御方法を選択する方法であって、
    前記第1空気流速領域は低空気流速領域であることを特徴とする噴射制御方法を選択する方法。
  15. 請求項14に記載の噴射制御方法を選択する方法であって、
    前記第3空気流速領域は高空気流速領域であることを特徴とする噴射制御方法を選択する方法。
  16. 請求項13に記載の噴射制御方法を選択する方法であって、
    前記第1燃料噴射制御方法は、回転速度・密度式制御方法であることを特徴とする噴射制御方法を選択する方法。
  17. 請求項13に記載の噴射制御方法を選択する方法であって、
    前記第2燃料噴射制御方法は、エアフローメータ式制御方法であることを特徴とする噴射制御方法を選択する方法。
  18. 請求項13に記載の噴射制御方法を選択する方法であって、
    前記一群のセンサが、前記回転速度・密度式制御方法に関連付けられる、圧力センサ、温度センサおよび外気圧力センサを含むことを特徴とする噴射制御方法を選択する方法。
  19. 請求項13に記載の噴射制御方法を選択する方法であって、
    前記一群のセンサが、前記エアフローメータ式制御方法に関連付けられるエアフローメータを含むことを特徴とする噴射制御方法を選択する方法。
  20. 請求項13に記載の噴射制御方法を選択する方法であって、
    前記エアフローメータ式制御方法は、高空気流速に対して最適化されるものであることを特徴とする噴射制御方法を選択する方法。
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