JP2013234649A - 密閉型圧縮機および冷凍冷蔵庫 - Google Patents

密閉型圧縮機および冷凍冷蔵庫 Download PDF

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Abstract

【課題】フランジ部の平面度が悪い場合に、上レースとフランジ部がすべるため、損失が増加し効率が悪くなる。
【解決手段】シャフト120のフランジ部123には押圧部169を設け、上レース154には受圧部172を備え、押圧部169の外径はボール153の公転軌道径以上とし、押圧部169の内径はボール153の公転軌道径未満に構成したので、上レース154とフランジ部123と間に加わる摩擦トルクを高くできるので滑ることを防止し、効率を良くすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は冷凍冷蔵装置等に用いられる密閉型圧縮機に関するものである。
近年、冷凍冷蔵庫等の冷凍装置に使用される密閉型圧縮機については、消費電力の低減のための高効率化や、低騒音化、並びに高信頼性化が望まれている。また同時に低コスト化が要求されている。
従来、この種の密閉型圧縮機は、スラストボールベアリングを採用して、効率と信頼性を向上させたものがある(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら上記従来の密閉型圧縮機を説明する。
図5は、特許文献1に記載された従来の密閉型圧縮機の縦断面図、図6は特許文献1に記載された従来の密閉型圧縮機のスラストボールベアリングの要部拡大図である。
図5および図6において、密閉容器1内に潤滑油2を貯留するとともに、固定子3と回転子4とを備えた電動要素5と電動要素5によって駆動される圧縮要素6とが収容されている。
圧縮要素6は、回転子4が固定された主軸部10と偏心軸部11とを有するシャフト12と、圧縮室13を備えたシリンダブロック14と、圧縮室13内で往復運動するピストン15と、ピストン15と偏心軸部11とを連結する連結手段16と、シリンダブロック14に設けられ主軸部10を軸支する主軸受17と、主軸受17のスラスト面18に配設されたスラストボールベアリング19を備えている。
主軸受17は、軸心と略直角な平面部であるスラスト面18とスラスト面18よりさらに上方に延長され、主軸部10に対向する内面を有する軸受け延出部30とを有している。
スラストボールベアリング19は、ホルダー部20に保持された複数のボール21と、ボール21の上下に配設された上レース22と下レース23とで構成されている。
上レース22および下レース23は環状で金属製の平板であり上下の面が平行である。また、ホルダー部20は環状の形状をなし、周方向に設けた複数の穴部(図示せず)にボール21を転動自在に収納している。
スラスト面18の上に支持部材29、下レース23、ボール21、上レース22の順に互いに接した状態で積み重なり、上レース22の上面にシャフト12のフランジ部31が着座し、軸受け延出部30の上端とシャフト12のフランジ部31との間に所定の軸方向隙間32を設けている。
上レース22の内径部33は主軸部10外径に近接させ、上レース22の内径は下レース23およびホルダー部20の内径より小さく構成されている。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作を説明する。
電動要素5に通電されると、固定子3に発生する回転磁界により、回転子4とともにシャフト12が回転する。シャフト12の偏心軸部11の回転運動が連結手段16を介してピストン15に伝えられることでピストン15は圧縮室13内を往復運動する。これにより、冷却システム(図示せず)からの冷媒ガスは圧縮室13内へ吸入及び圧縮された後、再び冷却システムへと吐き出されるといったサイクルを繰返する。
シャフト12が回転する際、回転子4とシャフト12の自重による鉛直方向下向きのスラスト荷重を受けてシャフト12のフランジ部31と上レース22は、密着し摩擦により一体となって回転する。ボール21は上レース22と接触することでホルダー部20に案内されながら公転および自転運動を行う。
特開2010−255556号公報
しかしながら上記従来の構成では、シャフト12のフランジ部31の平面度が悪く、例えば主軸部の外径近傍が凸形状となっている場合、すなわち、フランジ部31の主軸部より遠い側から主軸部に近い側に向かって鉛直下向きに凸形状となる場合には、フランジ部31と上レース22の接触する部分は主軸部外径近傍でかつ狭い面積で接触するため、上レース22がシャフト12と一体となって回転できずにすべりが発生する可能性があり、すべりが発生した場合には、ボールベアリングの摺動性が悪くなり、摺動損失が増加し、圧縮機の効率が低下するという可能性があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、上レースとフランジ部がすべることを抑制でき、高効率の密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の密閉型圧縮機は、密閉容器内に潤滑油を貯留するとともに、固定子と回転子とを備えた電動要素と前記電動要素によって駆動される圧縮要素とが収容され、前記圧縮要素は、前記回転子が固定された主軸部と偏心軸部とフランジ部とを有するシャフトと、圧縮室を備えたシリンダブロックと、前記圧縮室内で往復運動するピストンと、前記ピストンと前記偏心軸部とを連結する連結手段と、前記シリンダブロックに設けられ前記主軸部を軸支する主軸受と、前記主軸受と前記フランジ部との間に配設されたスラストボールベアリングを備え、前記スラストボールベアリングは、ホルダー部に保持された複数のボールと、前記ボールの上下に上レースと下レースとがそれぞれ配設され、前記フランジ部に前記上レースを押圧する押圧部を設けたものである。
これによって、上レースとフランジ部の押圧部との間に加える摩擦トルクを、上レースとボールと間の摩擦トルクよりも高く設定し、フランジ部と上レースが滑ることを防止することで、ボールベアリングの摺動性が良くなり、摺動損失を低減するという作用を有する。
本発明の密閉型圧縮機は、スラスト面における摺動損失を低減することができるので、効率の良く省エネルギーを実現した密閉型圧縮機を提供することができる。
本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図 同実施の形態における密閉型圧縮機の要部断面図 同実施の形態におけるシャフトとスラストボールベアリングの分解斜視図 同実施の形態における摩擦トルク比率特性図 本発明の実施の形態2における密閉型圧縮機の縦断面図 同実施の形態における密閉型圧縮機の要部断面図 同実施の形態におけるシャフトとスラストボールベアリングの分解斜視図 従来の密閉型圧縮機の縦断面図 従来の密閉型圧縮機の要部断面図
第1の発明は、密閉容器内に潤滑油を貯留するとともに、固定子と回転子とを備えた電動要素と前記電動要素によって駆動される圧縮要素とが収容され、前記圧縮要素は、前記回転子が固定された主軸部と偏心軸部とフランジ部とを有するシャフトと、圧縮室を備えたシリンダブロックと、前記圧縮室内で往復運動するピストンと、前記ピストンと前記偏心軸部とを連結する連結手段と、前記シリンダブロックに設けられ前記主軸部を軸支する主軸受と、前記主軸受と前記フランジ部との間に配設されたスラストボールベアリングを備え、前記スラストボールベアリングは、ホルダー部に保持された複数のボールと、前記ボールの上下に上レースと下レースとがそれぞれ配設され、前記フランジ部に前記上レースを押圧する押圧部を設けたものである。
これにより、上レースの受圧部とフランジ部の押圧部と間に加える摩擦トルクを、上レースとボールと間の摩擦トルクよりも高く設定でき、フランジ部と上レースが滑ることを防止するので、効率の良い密閉型圧縮機を提供することができる。
第2の発明は、前記押圧部は前記フランジ面に凸部で形成されており、前記凸部の外径と前記凸部の内径との中心線を結ぶフランジ中心径を前記ボールの公転軌道径より大きく形成したものである。
これにより、凸形状で確実に上レースを押圧することが可能となり、上レースの受圧部とフランジ部の押圧部と間に加える摩擦トルクを、上レースとボールと間の摩擦トルクよりも高く設定でき、フランジ部と上レースが滑ることを防止するので、効率の良い密閉型圧縮機を提供することができる。
第3の発明は、前記凸部は前記フランジ面と前記フランジ面に形成された凹部との縁とで構成し、前記凸部の押圧力を受ける受圧部は前記上レースの上面と前記フランジ面とを密接させて構成したものである。
これにより、フランジ部が主軸部を中心軸に鉛直方向下向きに凸形状となる様な平面度が悪い場合でも、凹部を設けることでフランジ部の高い加工精度を求めなくても押圧部を形成することができる。
第4の発明は、前記押圧部は、前記上レースと前記フランジ面との間に備えられた押圧部材で形成されるものである。
これにより、圧縮負荷変動等による押圧部と受圧部と接触状態の変化を押圧部材で吸収し、摩擦トルクを安定させることができるので、フランジ部と上レースが滑ることを防止するので、更に効率の良い密閉型圧縮機を提供することができる。
第5の発明は、前記上レースの厚みは、1mm以上とすることにより、フランジ部の精度によりフランジ部と上レースが滑り易くなる場合でも摩擦トルクを高くした上で、上レ
ースの平面度を良くすることができ、ボールの転動を安定させることができるので、さらに圧縮機の効率を高くすることができる。
第6の発明は、前記上レースと前記下レースはそれぞれ互いに対向する軌道面を有し、前記軌道面は環状からなる溝で形成された軌道輪を設けたとすることにより、フランジ部と上レースが滑ることを防止した上で、シャフトの主軸部の軸心と軌道輪の環の中心を略一致させることができるため、ボールの転がり運動が安定するので騒音を低くすることができる。
第7の発明は、第1〜第8の発明に記載の密閉型圧縮機を冷蔵庫に搭載したもので、効率の良い密閉型圧縮機を用いるので、消費電力を低減できる冷凍冷蔵庫を提供することができる。
以下、本発明による圧縮機の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なおこの実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図、図2は、同実施の形態における密閉型圧縮機の要部断面図、図3は同実施の形態におけるシャフトとスラストボールベアリングの分解斜視図である。図4は同実施の形態におけるフランジ面と上レース間の摩擦トルク比率の特性図である。
図1から図3において密閉容器101内には潤滑油102が貯留され冷媒(図示せず)が封入されており、固定子103と回転子104からなる電動要素105と、電動要素105によって駆動される圧縮要素106が収容される。
電動要素105と圧縮要素106はともに密閉容器101に収容されスプリング110で支持されている。
密閉容器101に固定したターミナル111は電気(図示せず)を供給するものでリード線112を通して電動要素105に電気を供給する。
ターミナル111にはインバータ制御回路113が結線され、インバータ制御回路113には商用電源114が供給されている。
圧縮要素106の構成について次に説明する。
シャフト120は、回転子104を固定した主軸部121と、主軸部121の上部に配設され主軸部121に対し偏心して形成された偏心軸部122と主軸部121と偏心軸部122とを連結するフランジ部123とを有する。
シリンダブロック130は、略円筒形の圧縮室131を有し、主軸部121を軸支する主軸受132が一体に加工されている。ピストン133は、シリンダブロック130の圧縮室131に往復摺動自在に挿入され、偏心軸部122との間を連結手段134によって連結されている。
シリンダブロック130の主軸受132の上端近傍には主軸受132の軸心と略直角に環状に形成されたスラスト面140と、スラスト面140よりさらに上方に延長され、主軸部121に対向する内面を有する軸受け延出部141とを備えている。
スラストボールベアリング150は、スラスト面140の上に配設され、下レース151、ホルダー部152に保持された複数のボール153と、上レース154が順に互いに接した状態で積み重なり、軸受け延出部141の上端と上レース154との間に所定の軸方向隙間156を設けており、スラストボールベアリング150への給油経路を構成している。
上記のように、本実施の形態では、密閉容器101内部が低圧型の圧縮機において、シャフト120を軸支する軸受は、圧縮室131の下側に備えられた主軸受132の一つのみであり、圧縮室131の上下方向に対して片持ちで軸支する構成である。
ボール153とホルダー部152によって決まる公転軌道径D1は27mmに設定している。またボール153の直径は3.2mmとしている。
上レース154の内径部155は主軸部121の外径に近接させ、上レース154の内径D2は下レース151の内径D3およびホルダー部152の内径D4より小さくしている。上レース154は、1.3mm厚の軸受鋼として1mm以上の厚みとしている。上レース154と下レース151はそれぞれ互いに対向する軌道面160を有し、軌道面160は環状からなる溝で形成された軌道輪161が設けられている。
シャフト120のフランジ部123には押圧部169を凸形状で形成している。具体的には、フランジ面170に形成された凹部171の縁で凸形状を構成している。
フランジ面170は押圧部169の押圧力を受ける上レース154の上面の受圧部172と密接させ、押圧部169の外径すなわちフランジ面170の外径D5はボール153の公転軌道径D1以上である29mmに設定し、押圧部169の内径すなわち凹部171の外径D6はボール153の公転軌道径D1未満でボール153の公転軌道径D1からボール153の直径を差し引いた径以上である25.4mmに設定している。
また、本実施の形態における押圧部169はフランジ面170に凸形状で形成された凸部であり、凸部の外径D5と凸部の内径D6との中心線を結ぶフランジ中心径D7をボールの公転軌道径D1より大きく形成している。
また、図2で示すように、断面形状においては、上レース154と押圧部169との接触距離169aは、下レース151とスラスト面140との距離140aより小さくなっている。
ここで、本実施の形態におけるボール153の公転軌道径D1とは、シャフトの回転に伴いボール153の中心を通る軌跡を結んだ円の直径である。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作を説明する。
電動要素105の回転子104はシャフト120を回転させ、偏心軸部122の回転運動が連結手段134を介してピストン133に伝えられることでピストン133は圧縮室131内を往復運動する。それにより、冷媒は冷却システム(図示せず)から圧縮室131内へ吸入、圧縮された後、再び冷却システムへ吐き出される。
シャフト120が回転する際、回転子104とシャフト120の自重による鉛直方向下向きのスラスト荷重を受けてシャフト120のフランジ面170と上レース154の上面は、密着し摩擦により一体となって回転する。ボール153は上レース154と接触することでホルダー部152に案内されながら下レース151との間で公転および自転運動を
行う。
また、上レース154と軸受け延出部141の上端との間に軸方向隙間156を設けていることで、上レース154と軸受け延出部141の上端は接触することが無いので、ボール153が上レース154と下レース151の間で円滑に転がる。
このスラストボールベアリング150を用いることによって、スラストすべり軸受けに比べて摩擦係数が小さくなることから、スラスト軸受けでの摺動損失を小さくすることができる。従って、入力が低減し高効率化を実現する。
ここで、シャフト120の製造工程について述べると、シャフト120の各部は旋盤にて加工された後、主軸部121とフランジ面170をセンターレス研磨機にて同時に仕上げ研磨加工される。主軸部121とフランジ面170の直角度や平面度等の精度を確保するために研磨砥石の定期的なドレスを行うメンテナンスが必要である。
図4は凹部171の外径D6をパラメータにして上レース154とフランジ面170との間の摩擦トルク比率を計算した結果である。また、フランジ面170の外径を27mmと30mmの場合についての結果と、白丸はボール153と上レース154間の摩擦トルクを示している。従来品では平面度が悪く主軸部121を中心軸に鉛直方向下向きに凸形状となっている場合(図4中の斜線部の計算結果)には、フランジ部123と上レース154の接触する部分は主軸部121外径近傍でかつ狭い面積で接触するため、上レース154がシャフト120と一体となって回転できずに滑る可能性があった。
一方で本発明品(図4中の罰印)は、フランジ面170が主軸部121を中心軸に鉛直方向下向きに凸形状となる様な平面度が悪い場合でも、上レース154とフランジ面170との接触部の摩擦トルクを、上レース154とボール153と間の摩擦トルクよりも高く設定できるので、フランジ面170と上レース154が滑ることを防止できる。
これにより、上レース154とフランジ面170との接触部の摩擦トルクを、上レース154とボール153と間の摩擦トルクよりも高くし、フランジ面170と上レース154が滑ることを防止するので、効率の良い密閉型圧縮機を提供することができる。
また、本実施の形態における押圧部169はフランジ面170に凸形状で形成された凸部であり、凸部の外径D5と凸部の内径D6との中心線を結ぶフランジ中心径D7をボールの公転軌道径D1より大きく形成しているので、ボール153の中心よりも外形側から押圧力を付与することで、上レース154とフランジ面170との接触部の摩擦トルクをより高めることができるので、上レース154が滑ることを防止する効果を高めている。
また、図2で示すように、断面形状においては、上レース154と押圧部169との接触距離169aは、下レース151とスラスト面140との距離140aより小さくなっている。
これによって、下レース151とスラスト面14とは安定して設置した上で、上レース154とフランジ面170との接触部の摩擦トルクをより高めることができる。
また、フランジ面が主軸部を中心軸に鉛直方向下向きに凸形状となる様な平面度が悪い場合でも、フランジ面170の高い加工精度を求める必要性がなくなるため、研磨砥石や設備のメンテナンスを軽減することができるので生産性を良くすることができる。
また、ボール153の公転軌道径D1の上面にはフランジ面170が接して状態でスラ
スト荷重を支えることができ、上レース154が変形して振動することを抑制できるため、さらに効率および騒音を低くすることができる。
また、上レース154の外径は、摩擦トルクを高めるためにはフランジ面170の外径と共に大径化する必要があるが、図4中の点線で示す様に凹部171の外径D6をボール153の公転軌道径D1からボール153の直径を差し引いた径以上に設定することで大径化せずに摩擦トルクを高めることができるため、低コスト化を図ることができる。
また、上レース154の厚みを1mm以上とすることにより、フランジ面170の精度の影響を受けフランジ面170と上レース154が滑り易くなる場合でも摩擦トルクを高くした上で、上レース154のボール153の軌道面160の平面度を良くすることができ、ボール153の転動を安定させることができるので、さらに信頼性を高めることができる。
また、軌道面160は環状からなる溝で形成された軌道輪161を設けたとすることにより、フランジ面170と上レース154が滑ることを防止した上で、シャフト120の主軸部121の軸心と軌道輪161の環の中心を略一致させることができるため、ボール153の転がり公転運動が安定するので騒音を低減することができる。
なお、インバータ制御回路113を用いて商用周波数以下の周波数で運転すると上レース154とフランジ部123の間のすべりによる損失の全損失に占める割合が大きくなるが、フランジ面170と上レース154が滑ることを防止できるので、低速運転においては更に効率を高くすることができる。
なお、シャフト120のフランジ部123にはフランジ面170と凹部171とを設けとしたが、複数個の凹部171を設けフランジ面170を分割した場合でも、上レース154とフランジ面170の摩擦トルクを高めることができるので、同様の効果が得られる。
なお、主軸受132の上端近傍には、スラスト面140よりさらに上方に延長され、主軸部121に対向する内面を有する軸受け延出部141を備えているが、主軸部121の上端はスラスト面140と同じ高さにし、軸受け延出部141を備えていない場合でも、上レース154とフランジ面170の摩擦トルクを高めることができるので、同様の効果が得られる。
なお、スラスト面140の上に下レース151を配設するとしたが、スラスト面140と下レース151の間には凸状突出部を上下に構成した支持手段を配設し、下レース151をスラスト面140に対し振動運動可能にした場合でも、上レース154とフランジ面170の摩擦トルクを高めることができるので、同様の効果が得られる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2における密閉型圧縮機の縦断面図、図6は、同実施の形態における密閉型圧縮機の要部断面図、図7は同実施の形態におけるシャフトとスラストボールベアリングの分解斜視図である。
図5から図7において密閉容器201内には潤滑油202が貯留され冷媒(図示せず)が封入されており、固定子203と回転子204からなる電動要素205と、電動要素205によって駆動される圧縮要素206が収容される。
電動要素205と圧縮要素206はともに密閉容器201に収容されスプリング210
で支持されている。
密閉容器201に固定したターミナル211は電気(図示せず)を供給するものでリード線212を通して電動要素205に電気を供給する。
ターミナル211にはインバータ制御回路213が結線され、インバータ制御回路213には商用電源214が供給されている。
圧縮要素206の構成について次に説明する。
シャフト220は、回転子204を固定した主軸部221と、主軸部221の上部に配設され主軸部221に対し偏心して形成された偏心軸部222と主軸部221と偏心軸部222とを連結するフランジ部223とを有する。
シリンダブロック230は、略円筒形の圧縮室231を有し、主軸部221を軸支する主軸受232が一体に加工されている。ピストン233は、シリンダブロック230の圧縮室231に往復摺動自在に挿入され、偏心軸部222との間を連結手段234によって連結されている。
シリンダブロック230の主軸受232の上端近傍には主軸受232の軸心と略直角に環状に形成されたスラスト面240と、スラスト面240よりさらに上方に延長され、主軸部221に対向する内面を有する軸受け延出部241とを備えている。
スラストボールベアリング250は、スラスト面240の上に配設され、下レース251、ホルダー部252に保持された複数のボール253と、上レース254が順に互いに接した状態で積み重なり、軸受け延出部241の上端と上レース254との間に所定の軸方向隙間256を設けており、スラストボールベアリング250への給油経路を構成している。
上記のように、本実施の形態では、密閉容器201内部が低圧型の圧縮機において、シャフト220を軸支する軸受は、圧縮室231の下側に備えられた主軸受232の一つのみであり、圧縮室231の上下方向に対して片持ちで軸支する構成である。
ボール253とホルダー部252によって決まる公転軌道径D11は27mmに設定している。またボール253の直径は3.2mmとしている。
上レース254の内径部255は主軸部221の外径に近接させ、上レース254の内径D12は下レース251の内径D13およびホルダー部252の内径D14より小さくしている。上レース254は、1.3mm厚の軸受鋼として1mm以上の厚みとしている。上レース254と下レース251はそれぞれ互いに対向する軌道面260を有し、軌道面260は環状からなる溝で形成された軌道輪261が設けられている。
シャフト220のフランジ部223には押圧部材273をフランジ面270と凹部271との間に設けることで押圧部269を構成している。
押圧部269であるフランジ面270と押圧力を受ける上レース254の上面の受圧部272との間に薄板で形成される押圧部材273を設けて密接させ、押圧部269の外径すなわちフランジ面270の外径D15はボール253の公転軌道径D11以上である29mmに設定している。薄板からなる押圧部材273は厚み0.2mmの金属製の中空円板としている。
ここで、本実施の形態におけるボール253の公転軌道径D11とは、シャフト220の回転に伴いボール253の中心を通る軌跡を結んだ円の直径である。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作を説明する。
電動要素205の回転子204はシャフト220を回転させ、偏心軸部222の回転運動が連結手段234を介してピストン233に伝えられることでピストン233は圧縮室231内を往復運動する。それにより、冷媒は冷却システム(図示せず)から圧縮室231内へ吸入、圧縮された後、再び冷却システムへ吐き出される。
シャフト220が回転する際、回転子204とシャフト220の自重による鉛直方向下向きのスラスト荷重を受けてシャフト220のフランジ面270と薄板からなる押圧部材273と上レース254の上面は、密着し摩擦により一体となって回転する。ボール253は上レース254と接触することでホルダー部252に案内されながら下レース251との間で公転および自転運動を行う。
また、上レース254と軸受け延出部241の上端との間に軸方向隙間256を設けていることで、上レース254と軸受け延出部241の上端は接触することが無いので、ボール253が上レース254と下レース251の間で円滑に転がる。
このスラストボールベアリング250を用いることによって、スラストすべり軸受けに比べて摩擦係数が小さくなることから、スラスト軸受けでの摺動損失を小さくすることができる。従って、入力が低減し高効率化を実現する。
押圧部269であるフランジ面270と上レース254の上面の受圧部272との間に加わる摩擦トルクを、上レース254とボール253と間の摩擦トルクよりも高く設定できるので、フランジ面270と上レース254が滑ることを防止するので、効率の良い密閉型圧縮機を提供することができる。
ここで冷媒を吸入・圧縮する際には圧縮負荷が変化するため、シャフト220の軸心が主軸受221の軸心に対し傾斜する運動を繰り返す。そのため、シャフト220のフランジ部223もスラスト面240に対し傾斜する運動をし、押圧部269と受圧部272との間に加わる荷重が変化し、接触状態が変化する。本発明品では押圧部269と受圧部272との間に薄板からなる押圧部材273を設けたので、押圧部269と受圧部272と接触状態の変化を薄板からなる押圧部材273の表面の凹凸で吸収し、摩擦トルクを安定させることができるので、フランジ面270と上レース254が滑ることを防止するので、更に効率の良くすることができる。
また、ボール253の公転軌道径D11の上面には薄板からなる押圧部材273を介してフランジ面270が接した状態でスラスト荷重を支えることができ、上レース254が変形して振動することを抑制できるため、さらに効率および騒音を低くすることができる。
また、上レース254の厚みを1mm以上とすることにより、フランジ面270の精度の影響を受けフランジ面270と上レース254が滑り易くなる場合でも摩擦トルクを高くした上で、上レース254のボール253の軌道面260の平面度を良くすることができ、ボール253の転動を安定させることができるので、さらに信頼性を高くすることができる。
また、軌道面260は環状からなる溝で形成された軌道輪261を設けたとすることにより、フランジ面270と上レース254が滑ることを防止した上で、シャフト220の主軸部221の軸心と軌道輪261の環の中心を略一致させることができるため、ボール253の転がり公転運動が安定するので騒音を低くすることができる。
なお、インバータ制御回路213を用いて商用周波数以下の周波数で運転すると上レース254とフランジ部223の間のすべりによる損失が、全損失に占める割合が大きくなるが、フランジ部223と上レース254が滑ることを防止できるので、低速運転においては更に効率を高くすることができる。
なお、本実地の形態では、シャフト220のフランジ面270に凸形状を設けることを記載はしていないが、本実施の形態の押圧部としての機能を有する押圧部材273に加えて、さらに実施の形態1の凸部を設けた場合には、さらに、押圧部の押圧力を高めることができ、フランジ部223と上レース254が滑ることを防止する効果を高めることが可能となる。
また、実施の形態1と同様に複数個の凹部を設けフランジ面270を分割した場合(言い換えると凸部を複数形成した場合)であっても、押圧部269と受圧部272との間に加わる摩擦トルクを、上レース254とボール253と間の摩擦トルクよりも高く設定できるので、同様の効果が得られることは言うまでもない。
なお、主軸受232の上端近傍には、スラスト面240よりさらに上方に延長され、主軸部221に対向する内面を有する軸受け延出部241を備えているとしたが、主軸部221の上端はスラスト面240と同じ高さにし、軸受け延出部241を備えていない場合でも、押圧部269と受圧部272との間に加わる摩擦トルクを、上レース254とボール253と間の摩擦トルクよりも高く設定できるので、同様の効果が得られることは言うまでもない。
なお、スラスト面240の上に下レース251を配設するとしたが、スラスト面240と下レース251の間には凸状突出部を上下に構成した支持手段を配設し、下レース251をスラスト面240に対し振動運動可能にした場合でも、押圧部269と受圧部272との間に加わる摩擦トルクを、上レース254とボール253と間の摩擦トルクよりも高く設定できるので、同様の効果が得られることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる密閉型圧縮機は、生産性を高くすることができるので、冷蔵庫に加えてエアーコンディショナーや自販機の密閉型圧縮機の用途にも好適である。
101 密閉容器
102 潤滑油
103 固定子
104 回転子
105 電動要素
106 圧縮要素
120 シャフト
121 主軸部
122 偏心軸部
123 フランジ部
130 シリンダブロック
131 圧縮室
132 主軸受
133 ピストン
134 連結手段
140 スラスト面
141 軸受け延出部
150 スラストボールベアリング
151 下レース
152 ホルダー部
153 ボール
154 上レース
155 内径部
160 軌道面
161 軌道輪
169 押圧部
170 フランジ面
171 凹部
172 受圧部
201 密閉容器
202 潤滑油
203 固定子
204 回転子
205 電動要素
206 圧縮要素
220 シャフト
221 主軸部
222 偏心軸部
223 フランジ部
230 シリンダブロック
231 圧縮室
232 主軸受
233 ピストン
234 連結手段
240 スラスト面
241 軸受け延出部
250 スラストボールベアリング
251 下レース
252 ホルダー部
253 ボール
254 上レース
255 内径部
260 軌道面
261 軌道輪
269 押圧部
270 フランジ面
271 凹部
272 受圧部
273 薄板

Claims (7)

  1. 密閉容器内に潤滑油を貯留するとともに、固定子と回転子とを備えた電動要素と前記電動要素によって駆動される圧縮要素とが収容され、前記圧縮要素は、前記回転子が固定された主軸部と偏心軸部とフランジ部とを有するシャフトと、圧縮室を備えたシリンダブロックと、前記圧縮室内で往復運動するピストンと、前記ピストンと前記偏心軸部とを連結する連結手段と、前記シリンダブロックに設けられ前記主軸部を軸支する主軸受と、前記主軸受と前記フランジ部との間に配設されたスラストボールベアリングを備え、前記スラストボールベアリングは、ホルダー部に保持された複数のボールと、前記ボールの上下に上レースと下レースとがそれぞれ配設され、前記フランジ部に前記上レースを押圧する押圧部を設けたことを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 前記押圧部は前記フランジ面に凸部で形成されており、前記凸部の外径と前記凸部の内径との中心線を結ぶフランジ中心径を前記ボールの公転軌道径より大きく形成した密閉型圧縮機。
  3. 前記凸部は前記フランジ面と前記フランジ面に形成された凹部との縁とで構成し、前記凸部の押圧力を受ける受圧部は前記上レースの上面と前記フランジ面とを密接させて構成した請求項1または2に記載の密閉型圧縮機。
  4. 前記押圧部は、前記上レースと前記フランジ面との間に備えられた押圧部材で形成される請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  5. 前記上レースの厚みは、1mm以上とした請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
  6. 前記上レースと前記下レースはそれぞれ互いに対向する軌道面を有し、前記軌道面は環状からなる溝で形成された軌道輪が設けられた請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機を搭載した冷凍冷蔵庫。
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