JP2013234399A - 伸縮性経編地 - Google Patents

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恵里奈 河合
Nobuyuki Naekawa
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Abstract

【課題】異なる編地の境界における引き裂き強度の向上を図り、品質が向上された伸縮性経編地を提供する。
【解決手段】伸縮性経編地10は、ネット目を有するネット部20と伸縮性に優れたパワー部30とが緯方向に連続するように形成されている。パワー部30は、各コースに対して第1の非弾性糸40Aを左右のウェール方向に交互に移行するように編み込まれ、且つ、第1の非弾性糸40Aが編み込み方向に対して1コース分進むごとにループしている。ネット部20は、第1の非弾性糸40Aと交差するととともに略対称を成すように編み込まれた第2の非弾性糸50Bと、第1の非弾性糸を各コースに交互に編み込んで編成されている。さらに、ネット部20は、パワー部30側の第1の非弾性糸40Aと、第2の非弾性糸50Bが境目のコース上の同じ位置でループを形成するように編み込まれている。
【選択図】図1

Description

本発明は、伸縮性経編地に関する。
従来、経編地において、鎖編組織部と、この鎖編組織部とは異なる組織で編成された別組織部とが並べて設けられたものがある(例えば特許文献1参照)。経編地の編成時において、第1の地筬により導糸される非弾性糸によって鎖編組織部編成され、第1の地筬とは別の地筬により導糸される糸によって別組織部が編成されている。
経編地において、主編地とパワー強化編地とが並べて設けられたものがある(例えば特許文献2参照)。特許文献2の編地では、パワー強化編地の給糸量を、主編地の給糸量よりも大きくすることによって、編地のパッカリングやカーリングの防止を図っている。
特開2009−1442532号公報 特開平10−259555号公報
従来の技術では、異なる編地の境界における引き裂き強度の向上が求められている。編地の境界において応力集中が発生した場合の引き裂き強度の低下が懸念されている。本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、異なる編地の境界における引き裂き強度の向上を図り、品質が向上された伸縮性経編地を提供することを目的とする。
本発明による伸縮性経編地は、ネット目を有するネット部と伸縮性に優れたパワー部とが緯方向に連続するように形成された伸縮性経編地であって、パワー部は、各コースに対して第1の非弾性糸を左右のウェール方向に交互に移行するように編み込まれ、且つ、第1の非弾性糸が編み込み方向に対して1コース分進むごとにループしている。ネット部は、第1の非弾性糸と交差するととともに略対称を成すように編み込まれた第2の非弾性糸と、第1の非弾性糸を各コースに交互に編み込んで編成されている。さらに、ネット部は、パワー部側の第1の非弾性糸と、ネット部の第2の非弾性糸が境目のコース上の同じ位置でループを形成するように編み込まれている。パワー部は、ネット部と比較して伸縮性に優れている。なお、伸縮性に優れているとは、引き伸ばされた状態で編地に生じる復元力が相対的に大きいことを意味する。
この伸縮性経編地は、ネット部とパワー部の境目のコースに隣接するコースにパワー部を形成する第1の非弾性糸と略対称を成す第2の非弾性糸とを編み込んでいる。そのため、パワー部を形成する第1の非弾性糸と上記第2の非弾性糸とがネット部とパワー部の境目のコース上の同じ位置でループを形成し、互いに締め合うように編成されている。
この結果、境目部分の編地にテンションが付与されたときに、そのテンションを2つの非弾性糸によって分散支持することができる。この結果、引き裂き強度が向上する。
境目に位置するコースには、第1の非弾性糸が編み込まれていてもよい。境目上のコースにも第1の非弾性糸を編みこむことによって、境目のコース上に作用するテンションをより分散させることができる。
第1の非弾性糸及び前記第2の非弾性糸の1繰り返し単位当たりの振り幅は、左右のウェール方向に対して2コース分以上となるように設定されていてもよい。
本発明によれば、ネット部とパワー部との境界の引き裂き強度の向上が図られた伸縮性経編地を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る伸縮性経編地の組織図である。 図1中のパワーネットの各組織を示す組織図である。 図1中のパワーネットの組織図である。 図1中のツーウェイラッセルの各組織を示す組織図である。 図1中のツーウェイラッセルの組織図である。 図3に示すパワーネット及び図5に示すツーウェイラッセルを隣接させて編成した場合の組織図である。 本発明の第2実施形態に係る伸縮性経編地の組織図である。 図7中のツーウェイラッセルの各組織を示す組織図である。 図7中のツーウェイラッセルの組織図である。 本発明の第3実施形態に係る伸縮性編地の組織図である。 図10中のパワーネットの各組織を示す組織図である。 図10中のパワーネットの組織図である。 図10中のツーウェイラッセルの各組織を示す組織図である。 図10中のツーウェイラッセルの組織図である。 図12に示すパワーネット及び図14に示すツーウェイラッセルを隣接させて編成した場合の組織図である。 本発明の第4実施形態に係る伸縮性編地の組織図である。 図16中のツーウェイラッセルの各組織を示す組織図である。 本発明の第5実施形態に係る伸縮性編地のツーウェイラッセルの各組織を示す組織図である。 本発明の第6実施形態に係る伸縮性編地の組織図である。 図19中のパワーネットの各組織を示す組織図である。 図19中のパワーネットの組織図である。 図19中のツーウェイラッセルの各組織を示す組織図である。 図19中のツーウェイラッセルの組織図である。 図21に示すパワーネット及び図23に示すツーウェイラッセルを隣接させて編成した場合の組織図である。 本発明の第7実施形態に係る伸縮性編地の組織図である。 図25中のパワーネットの各組織を示す組織図である。 図25中のパワーネットの組織図である。 図25中のツーウェイラッセルの各組織を示す組織図である。 図25中のツーウェイラッセルの組織図である。 図27に示すパワーネット及び図29に示すツーウェイラッセルを隣接させて編成した場合の組織図である。 図7中の挿入組織Eの他の変形例を示す組織図である。 図19中の挿入組織Eの他の変形例を示す組織図である。 図30中の挿入組織Eの他の変形例を示す組織図である。
以下、本発明による伸縮性経編地の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1に示す編地10(伸縮性経編地)は、パワーネット20(ネット部)とツーウェイラッセル30(パワー部)とを備えている。パワーネット20とツーウェイラッセル30とは、ウェール方向に隣接している(緯方向に連続している)。なお、ウェール方向とは、矢印Xで示す左右方向を示している。コース方向とは、矢印Yで示す上下方向、すなわち各編成組織を構成する糸が編み込まれている方向を示している。図1の組織図では、黒点が各コースにおける1コース分の進み幅を示しており、糸が矢印Y方向に編み込まれるときに、各コースにおいてどのような編み方をされるかを示している。
図1では、各コースに対応して、左から右へ順に、X−11、X−12、X−13、X−14、L、X―15…、と符号を付している。なお、符号Lは、パワーネット20とツーウェイラッセル30との境目のコースを示している。また、下方から上方へ順に1コース分進むごとに、Y−1、Y−2、Y−3、…、と符号を付している。なお、Y−12、Y−11、Y−10、…、の順に編み込まれており、Y−1の位置が図示しない筬によって各編成組織が編みこまれている位置を示している。
パワーネット20は、編成組織A(第1の非弾性糸、40A)と、編成組織B(第2の非弾性糸、50B)と、編成組織C(60C)と、編成組織D(70D)と、を有する。
図2は、図1中のパワーネット20の各組織を示す組織図である。図2の組織図では、糸の編成をニードルの位置によって表す目的で、各糸がガイドバーに案内されて通過する最も右側のコース間の位置を0とし、そこから順に左側に1,2,3・・・の番号を付している。また、下方から上方へ順に1コース分進むごとに、Y−1、Y−2、Y−3、…、と符号を付している。
編成組織A(40A)を編成する際の筬の動きは、1繰り返し単位を10/12/21/23/21/12//で表現することができる。編成組織Aの編糸は、非弾性糸(第1の非弾性糸)からなる。編成組織Aは、1コース進むごとにループを形成している。
編成組織Aは、位置Y−1で閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−2に至る。編成組織Aは、位置Y−2で開き目を形成し、ウェール方向には移動せず1コース分進み、位置Y−3に至る。編成組織Aは、位置Y−3で閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−4に至る。
編成組織Aは、位置Y−4で閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−5に至る。編成組織Aは、位置Y−5で開き目を形成し、ウェール方向には移動せず1コース分進み、位置Y−6に至る。編成組織Aは、位置Y−6で閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−7に至る。そして、これらを繰り返し単位として、編成組織Aを形成する。
編成組織B(50B)を編成する際の筬の動きは、23/21/12/10/12/21//で表現することができる。編成組織Bの編糸は、非弾性糸(第2の非弾性糸)からなる。編成組織Bは、コース方向に1コース進むごとにループを形成している。
編成組織Bは、位置Y−1で閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−2に至る。編成組織Bは、位置Y−2で開き目を形成し、ウェール方向には移動せず1コース分進み、位置Y−3に至る。編成組織Bは、位置Y−3で閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−4に至る。
編成組織Bは、位置Y−4で閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−5に至る。編成組織Aは、位置Y−5で開き目を形成し、ウェール方向には移動せず1コース分進み、位置Y−6に至る。編成組織Aは、位置Y−6で閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−7に至る。そして、これらを繰り返し単位として、編成組織Bを形成する。
編成組織A及び編成組織Bは、緯方向(ウェール方向)において、対称に配置されており、互いに交差するように編成されている。編成組織A及び編成組織Bで使用される非弾性糸としては、例えばナイロン糸、ポリエステル糸が挙げられる。
編成組織C(60C)を編成する際の筬の動きは、11/00//で表現することができる。編成組織Cの編糸は、弾性糸(第1の弾性糸)からなる。編成組織Cは、1コースごとに1ウェール分の振り幅で左右方向に振られている。
編成組織D(70D)を編成する際の筬の動きは、00/11//で表現することができる。編成組織Dの編糸は、弾性糸(第2の弾性糸)からなる。編成組織Dは、1コースごとに1ウェール分の振り幅で左右方向に振られている。
編成組織C及び編成組織Dは、緯方向において、対象に配置された挿入組織である。編成組織A及び編成組織Bで使用される弾性糸としては、例えばスパンデックス糸が挙げられる。
図3は、図1中のパワーネット20を示す組織図である。図3では、左から右へ順に、各コースに対応してX−1、X−2、X−3、X−14、L、X―15…、と符号を付している。なお、符号Lは、パワーネット20とツーウェイラッセル30との境目のコースを示している。
図3に示すパワーネット20の編成組織A(40A)は、位置Y−1において、コース上の位置X−1に編糸が配置されず、コース上の位置X−2に編糸が配置されている。すなわち、位置Y−1のウェール方向において、1コース分の間隔を空けて、複数の編成組織Aが配置されている。位置Y−1において、編成組織Aは、X−2、X−4、X−6、X−8、X−10、X−12、X−14の各コース上に配置されている。
パワーネット20の編成組織B(50B)は、位置Y−1において、コース上の位置X−1に編糸が配置されず、コース上の位置X−2に編糸が配置されている。すなわち、位置Y−1のウェール方向において、1コース分の間隔を空けて、複数の編成組織Bが配置されている。位置Y−1において、編成組織Bは、コース上の位置X−2、X−4、X−6、X−8、X−10、X−12に配置されている。パワーネット20では、最も右側のコース上の位置X−14に編成組織Bの編糸が配置されていない。
図4は、図1中のツーウェイラッセル30の各組織を示す組織図である。ツーウェイラッセル30は、編成組織A(40A)と、編成組織C(60C)と、を有する。ツーウェイラッセル30は、ネット目を有するパワーネット20と比較して伸縮性に優れている。ここで、伸縮性に優れているとは、ツーウェイラッセル30を引き伸ばしたときの復元力の大きさが、パワーネット20を引き伸ばしたときの復元力の大きさよりも相対的に大きいことを意味する。
図5は、図1中のツーウェイラッセル30を示す組織図である。ツーウェイラッセル30の編成組織A(40A)は、位置Y−1において、コース上の位置X−15に編糸が配置されず、コース上の位置X−16、X−17、…、X−28に編糸が配置されている。位置Y−1において、コース上の位置X−16以降、間隔を空けずに全てのコース上の位置に編成組織Aの編糸が配置されている。
ツーウェイラッセル30の編成組織C(60C)は、位置Y−1において、全てのコースX−15、X−16、…、X−28に編糸が配置されている。
図6に示した組織図は、仮想的にコースの位置X−14に編み込まれた第2境界組織B(50B14)と、コースの位置X−15に編み込まれた第1境界組織A(40A15)とを取り除いた状態を示している。図6中、下側に二重線を付している箇所は、上記第2境界組織B(50B14)と、第1境界組織A(40A15)とがそれぞれループしている箇所を示したものである。第2境界組織Bと第1境界組織Aとの非弾性糸は、コースL上でY−2、Y−3、Y−5、Y−6、Y−8、Y−9、Y−11、Y−12・・・の位置でループを形成し、互いに締め合うように編成されている。このため、パワーネット20とツーウェイラッセル30とを引き離そうとする力が作用しても上記の2つの非弾性糸によって上記の力を分散して支持することができる。
ここで、本実施形態の編地10は、パワーネット20とツーウェイラッセル30との境界部において、パワーネット20及びツーウェイラッセル30の両方に編み込まれた第1境界組織A(40A15)及び第2境界組織B(50B14)を備えている。第1境界組織A及び第2境界組織Bは、図1において太線で図示されている。
第1境界組織A(40A15)は、上述した編成組織A(40A)と同じ組織である。第1境界組織Aの編糸は、位置Y−1においては、コース上の位置X−15に配置されている。第1境界組織Aは、位置Y−1においては、X−15に閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−2に至る。第1境界組織Aは、位置Y−2においては、コースL上に開き目を形成し、ウェール方向には移動せず1コース分進み、位置Y−3に至る。第1境界組織Aは、位置Y−3においては、コースL上において閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−4に至る。
第1境界組織A(40A15)は、位置Y−4においては、コースL上に閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−5に至る。第1境界組織Aは、位置Y−5においては、コースLに対応する位置に開き目を形成し、ウェール方向には移動せず1コース分進み、位置Y−6に至る。第1境界組織Aは、位置Y−6においては、コースLに対応する位置に閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−7に至る。そして、これらを繰り返し単位として、編成組織を形成する。
第2境界組織B(50B14)は、上述した編成組織B(50B)と同じ組織である。第2境界組織Bの編糸は、位置Y−1においては、コースの位置X−14に配置されている。第2境界組織Bは、位置Y−1においては、コース上の位置X−14に対応する位置に閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−2に至る。第2境界組織Bは、位置Y−2においては、コースL上の位置に開き目を形成し、ウェール方向には移動せず1コース分進み、位置Y−3に至る。第2境界組織Bは、位置Y−3においては、コースL上の位置に閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−4に至る。
第2境界組織B(50B14)は、位置Y−4においては、コースの位置X−15に閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−5に至る。第2境界組織Bは、位置Y−5においては、コースの位置Lに開き目を形成し、ウェール方向には移動せず1コース分進み、位置Y−6に至る。第1境界組織Aは、位置Y−6においては、コースの位置X−14に閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−7に至る。そして、これらを繰り返し単位として、編成組織を形成する。
第1境界組織A(40A15)及び第2編成組織B(50B14)は、パワーネット20とツーウェイラッセル30との間の境界線Lを挟んで緯方向(ウェール方向)に対象に配置されている。第1境界組織A及び第2編成組織Bで使用される非弾性糸としては、例えばナイロン糸、ポリエステル糸が挙げられる。
このように構成された第1実施形態に係る編地10によれば、第1境界組織Aがパワーネット20及びツーウェイラッセル30の両方に編み込まれ、第2境界組織Bがパワーネット20及びツーウェイラッセル30の両方に編み込まれている。これにより、パワーネット20及びツーウェイラッセル30の境界部及びその近傍のループ欠損を無くすことができるので、従前と比較して引き裂き強度を向上させることができる。その結果、品質が向上された伸縮性経編地を実現することができる。
なお、上記実施形態では、パワーネット20は、編成組織A(40A)、編成組織B(50B)、編成組織C(60C)、編成組織D(70D)から形成される例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものではない。パワーネット20は、例えば、さらに他の弾性糸等からなる挿入組織を備えるようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、ツーウェイラッセル30は、編成組織A(40A)、編成組織C(60C)から形成される例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものではない。ツーウェイラッセル30は、例えば、さらに他の弾性糸等からなる挿入組織を備えるようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る編地10は、例えば、ガードルなどのボトム衣類、ブラジャーなどのカップ付き衣類などの編地として使用することができる。
(第2実施形態)
次に第2実施形態に係る伸縮性経編地について説明する。図7は、本発明の第2実施形態に係る伸縮性経編地11の組織図である。図7に示す第2実施形態に係る編地11が、図1に示す第1実施形態の編地10と違う点は、ツーウェイラッセル31に挿入組織80Eが編み込まれている点である。なお、上述した第1実施形態と同一の説明については、省略する。
図7に示す編地11は、パワーネット20とツーウェイラッセル31とを備えている。図8は、図7中のツーウェイラッセル31の各組織を示す組織図である。ツーウェイラッセル31は、編成組織A(第1の非弾性糸、40A)と、編成組織C(第2の非弾性糸、60C)と、挿入組織E(80E)と、を有する。
ツーウェイラッセル31の引き伸ばされたときの復元力は、パワーネット20が引き伸ばされたときの復元力よりも相対的に大きくなるように形成されている。
挿入組織E(80E)を編成する際の筬の動きは、33/22/33/00/11/00//で表現することができる。挿入組織E(80E)の編糸は、弾性糸からなる。挿入組織Eは、位置Y−1から右へ1ウェール分の振り幅として1コース進み、位置Y−2に至る。挿入組織Eは、位置Y−2から左へ1ウェール分の振り幅として1コース進み、位置Y−3に至る。挿入組織Eは、位置Y−3から右へ3ウェール分の振り幅として1コース進み、位置Y−4に至る。
挿入組織E(80E)は、位置Y−4から左へ1ウェール分の振り幅として1コース進み、位置Y−5に至る。挿入組織Eは、位置Y−5から右へ1ウェール分の振り幅として1コース進み、位置Y−6に至る。挿入組織Eは、位置Y−6から左へ3ウェール分の振り幅として1コース進み、位置Y−7に至る。そして、これらを繰り返し単位として、挿入組織Eを形成する。
図9は、図7中のツーウェイラッセル31の組織図である。ツーウェイラッセル31の挿入組織E(80E)は、位置Y−1において、ニードルの位置X−12以降、全てのコースに挿入組織Eの編糸が配置されている。
ここで、第2実施形態の編地11は、パワーネット20とツーウェイラッセル31との境界部において、パワーネット20及びツーウェイラッセル31の両方に編み込まれた第1境界組織A(40A15)及び第2境界組織B(50B14)を備えている。第1境界組織A及び第2境界組織Bは、第1実施形態と同じである。
このように構成された第2実施形態に係る編地11によれば、第1境界組織Aがパワーネット20及びツーウェイラッセル31の両方に編み込まれ、第2境界組織Bがパワーネット20及びツーウェイラッセル31の両方に編み込まれている。これにより、パワーネット20及びツーウェイラッセル31の境界部及びその近傍のループ欠損を無くすことができるので、従前と比較して引き裂き強度を向上させることができる。その結果、品質が向上された伸縮性経編地を実現することができる。
なお、本実施形態では、挿入組織E(80E)は、ウェール方向への振り幅が3コース分である例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図31に示すようにウェール方向への振り幅が2コース分となる挿入組織81Eを上記の挿入組織E(80E)の代わりに用いてもよい。なお、挿入組織81Eは、ウェール方向への振り幅が異なる以外は挿入組織E(80E)と同様の構成を有する組織である。
(第3実施形態)
次に第3実施形態に係る伸縮性経編地について説明する。図10は、本発明の第3実施形態に係る伸縮性経編地12の組織図である。図10に示す第3実施形態に係る編地12が、図7に示す第2実施形態の編地11と違う点は、編成組織A及び編成組織Bの編糸の配置が異なる点である。なお、上述した実施形態と同一の説明については、省略する。
図10に示す編地12は、パワーネット21とツーウェイラッセル32とを備えている。パワーネット21とツーウェイラッセル32とは、ウェール方向に隣接している。ここで、ツーウェイラッセル32の引き伸ばされたときの復元力は、パワーネット21が引き伸ばされたときの復元力よりも相対的に大きくなるように設定されている。
パワーネット21は、編成組織A(第1の非弾性糸、41A)と、編成組織B(第2の非弾性糸、51B)と、編成組織C(60C)と、編成組織D(70D)と、を有する。
図11は、図10中のパワーネット21の各組織を示す組織図である。編成組織A(41A)を編成する際の筬の動きは、10/12/10/23/21/23//で表現することができる。編成組織Aの編糸は、非弾性糸(第1の非弾性糸)からなる。編成組織Aは、1コース進むごとにループを形成している。
編成組織Aは、位置Y−1で閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−2に至る。編成組織Aは、位置Y−2で閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−3に至る。編成組織Aは、位置Y−3で閉じ目を形成し、左へ2ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−4に至る。
編成組織Aは、位置Y−4で閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−5に至る。編成組織Aは、位置Y−5で閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−6に至る。編成組織Aは、位置Y−6で閉じ目を形成し、右へ2ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−7に至る。そして、これらを繰り返し単位として、編成組織Aを形成する。
編成組織B(51B)を編成する際の筬の動きは、23/21/23/10/12/10//で表現することができる。編成組織Bの編糸は、非弾性糸(第2の非弾性糸)からなる。編成組織Bは、1コース進むごとにループを形成している。
編成組織Bは、位置Y−1で閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−2に至る。編成組織Aは、位置Y−2で閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−3に至る。編成組織Aは、位置Y−3で閉じ目を形成し、右へ2ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−4に至る。
編成組織Aは、位置Y−4で閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−5に至る。編成組織Aは、位置Y−5で閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−6に至る。編成組織Aは、位置Y−6で閉じ目を形成し、左へ2ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−7に至る。そして、これらを繰り返し単位として、編成組織Bを形成する。
編成組織A及び編成組織Bは、緯方向(ウェール方向)において、対象に配置されている。
図12は、図10中のパワーネットの組織図である。パワーネット21の編成組織A(41A)は、位置Y−1において、コース上の位置X−1に編糸が配置されず、コースの位置X−2に編糸が配置されている。すなわち、位置Y−1のウェール方向において、1つの間隔を空けて、複数の編成組織Aが配置されている。位置Y−1において、編成組織Aは、ニードルの位置X−2、X−4、X−6、X−8、X−10、X−12、X−14に配置されている。
パワーネット21の編成組織B(51B)は、位置Y−1において、コースの位置X−1に編糸が配置されず、コースの位置X−2に編糸が配置されている。すなわち、位置Y−1のウェール方向において、1つの間隔を空けて、複数の編成組織Bが配置されている。位置Y−1において、編成組織Bは、コースの位置X−2、X−4、X−6、X−8、X−10、X−12に配置されている。パワーネット21では、最も右側のコースの位置X−14に編成組織Aの編糸が配置されていない。
図13は、図10中のツーウェイラッセル32の各組織を示す組織図である。ツーウェイラッセル32は、編成組織A(第1の非弾性糸、41A)と、編成組織C(60C)と、を有する。
図14は、図10中のツーウェイラッセル32を示す組織図である。ツーウェイラッセル32の編成組織A(41A)は、位置Y−1において、コースの位置X−15に編糸が配置されず、コースの位置X−16、X−17、…、X−28に編糸が配置されている。位置Y−1において、コースの位置X−16以降、間隔を空けずに全てのコースに編成組織Aの編糸が配置されている。
ツーウェイラッセル32の編成組織C(60C)は、位置Y−1において、全てのコースの位置X−15、X−16、…、X−28に編糸が配置されている。
図15に示した組織図は、仮想的にコースの位置X−14に編み込まれた第2境界組織B(51B14)と、コースの位置X−15に編み込まれた第1境界組織A(41A15)とを取り除いた状態を示している。図15中、下側に二重線を付している箇所は、上記第2境界組織B(50B14)と、第1境界組織A(40A15)とがそれぞれループしている箇所を参考に示したものである。また、第2境界組織Bと第1境界組織Aとの非弾性糸は、コースL上でY−2、Y−5、Y−8、Y−11、・・・の位置でループを形成し、互いに締め合うように編成されている。このため、パワーネット21とツーウェイラッセル32とを引き離そうとする力が作用しても上記の2つの非弾性糸によって上記の力を分散して支持することができる。
ここで、第3実施形態の編地12は、パワーネット21とツーウェイラッセル32との境界部において、パワーネット21及びツーウェイラッセル32の両方に編み込まれた第1境界組織A(第1の非弾性糸、41A15)及び第2境界組織B(第2の非弾性糸、51B14)を備えている。
第1境界組織A(41A15)は、上述した編成組織A(41A)と同じ組織である。第1境界組織Aの編糸は、位置Y−1においては、コースの位置X−15に配置されている。第1境界組織Aは、位置Y−1においては、X−15の位置に閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−2に至る。第1境界組織Aは、位置Y−2においては、コースの位置Lに閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−3に至る。第1境界組織Aは、位置Y−3においては、X−14の位置に閉じ目を形成し、左へ2ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−4に至る。
第1境界組織A(41A15)は、位置Y−4においては、X−15の位置に閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−5に至る。第1境界組織Aは、位置Y−5においては、コースLの位置に開き目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−6に至る。第1境界組織Aは、位置Y−6においては、X−14の位置に閉じ目を形成し、右へ2ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−7に至る。そして、これらを繰り返し単位として、編成組織を形成する。
第2境界組織B(51B14)は、上述した編成組織B(51B)と同じ組織である。第2境界組織Bの編糸は、位置Y−1においては、コースの位置X−14に配置されている。第2境界組織Bは、位置Y−1においては、X−14の位置に閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−2に至る。第2境界組織Bは、位置Y−2においては、X−14の位置に閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−3に至る。第2境界組織Bは、位置Y−3においては、X−14の位置に閉じ目を形成し、右へ2ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−4に至る。
第2境界組織B(51B14)は、位置Y−4においては、X−15の位置に閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−5に至る。第2境界組織Bは、位置Y−5においては、コースLの位置に閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−6に至る。第1境界組織Aは、位置Y−6においては、X−14の位置に閉じ目を形成し、左へ2ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−7に至る。そして、これらを繰り返し単位として、編成組織を形成する。
第1境界組織A(41A15)及び第2編成組織B(51B14)は、パワーネット21とツーウェイラッセル32との間の境界線Lを挟んで緯方向(ウェール方向)に対象に配置されている。
このように構成された第3実施形態に係る編地12によれば、第1境界組織Aがパワーネット21及びツーウェイラッセル32の両方に編み込まれ、第2境界組織Bがパワーネット21及びツーウェイラッセル32の両方に編み込まれている。これにより、パワーネット21及びツーウェイラッセル32の境界部及びその近傍のループ欠損を無くすことができるので、従前と比較して引き裂き強度を向上させることができる。その結果、品質が向上された伸縮性経編地を実現することができる。
(第4実施形態)
次に第4実施形態に係る伸縮性経編地について説明する。図16は、本発明の第4実施形態に係る伸縮性経編地13の組織図である。図16に示す第4実施形態に係る編地13が、図10に示す第3実施形態の編地12と違う点は、ツーウェイラッセル33に挿入組織80Eが編み込まれている点である。なお、上述した実施形態と同一の説明については、省略する。
図16に示す編地13は、パワーネット21とツーウェイラッセル33とを備えている。図17は、図16中のツーウェイラッセル33の各組織を示す組織図である。ツーウェイラッセル33は、編成組織A(第1の非弾性糸、41A)と、編成組織C(60C)と、挿入組織E(80E)と、を有する。ここで、ツーウェイラッセル33の引き伸ばされたときの復元力は、パワーネット21が引き伸ばされたときの復元力よりも相対的に大きくなるように設定されている。
ツーウェイラッセル33の挿入組織E(80E)は、位置Y−1において、ニードルの位置X−12以降、間隔を空けずに全てのコースに挿入組織Eの編糸が配置されている。
ここで、第4実施形態の編地13は、パワーネット21とツーウェイラッセル33との境界部において、パワーネット21及びツーウェイラッセル33の両方に編み込まれた第1境界組織A(第7の組織、41A15)及び第2境界組織B(第8の組織、51B14)を備えている。第1境界組織A及び第2境界組織Bは、第3実施形態と同じである。
本実施形態においても、上記第3実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第5実施形態)
次に第5実施形態に係る伸縮性経編地について説明する。図18は、本発明の第5実施形態に係る伸縮性編地のツーウェイラッセルの各組織を示す組織図である。第5実施形態に係る編地が、第4実施形態の編地13と違う点は、挿入組織80Eを有するツーウェイラッセルに代えて、挿入組織81Eを有するツーウェイラッセルが編み込まれている点である。なお、上述した実施形態と同一の説明については、省略する。
第5実施形態に係る編地のツーウェイラッセルは、編成組織A(第1の非弾性糸、41A)と、編成組織C(60C)と、挿入組織E(81E)と、を有する。なお、本実施形態に係るツーウェイラッセルは、パワーネット21が引き伸ばされたときに生じる復元力よりも相対的に大きな復元力を引き伸ばされたときに生じるように形成されている。
挿入組織E(81E)を編成する際の筬の動きは、22/11/22/00/11/00//で表現することができる。挿入組織E(81E)の編糸は、弾性糸からなる。挿入組織Eは、位置Y−1から右へ1ウェール分の振り幅として1コース進み、位置Y−2に至る。挿入組織Eは、位置Y−2から左へ1ウェール分の振り幅として1コース進み、位置Y−3に至る。挿入組織Eは、位置Y−3から右へ2ウェール分の振り幅として1コース進み、位置Y−4に至る。
挿入組織Eは、位置Y−4から左へ1ウェール分の振り幅として1コース進み、位置Y−5に至る。挿入組織Eは、位置Y−5から右へ1ウェール分の振り幅として1コース進み、位置Y−6に至る。挿入組織Eは、位置Y−6から左へ2ウェール分の振り幅として1コース進み、位置Y−7に至る。そして、これらを繰り返し単位として、挿入組織Eを形成する。
(第6実施形態)
次に第6実施形態に係る伸縮性経編地について説明する。図19は、本発明の第6実施形態に係る伸縮性経編地14の組織図である。図19に示す第6実施形態に係る編地14が、図7に示す第2実施形態の編地12と違う点は、編成組織A及び編成組織Bの編糸の配置が異なる点である。なお、上述した実施形態と同一の説明については、省略する。
図19に示す編地14は、パワーネット22とツーウェイラッセル34とを備えている。パワーネット22とツーウェイラッセル34とは、ウェール方向に隣接している。ツーウェイラッセル34は、パワーネット22が引き伸ばされたときに生じる復元力よりも相対的に大きな復元力を引き伸ばされたときに生じるように形成されている。
パワーネット22は、編成組織A(第1の非弾性糸、42A)と、編成組織B(第2の非弾性糸、52B)と、編成組織C(60C)と、編成組織D(70D)と、を有する。
図20は、図19中のパワーネット22の各組織を示す組織図である。編成組織A(42A)を編成する際の筬の動きは、10/01/12/23/32/21//で表現することができる。編成組織Aの編糸は、非弾性糸(第1の非弾性糸)からなる。編成組織Aは、1コース進むごとにループを形成している。
編成組織A(42A)は、位置Y−1で開き目を形成し、ウェール方向には移動せず1コース分進み、位置Y−2に至る。編成組織Aは、位置Y−2で開き目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−3に至る。編成組織Aは、位置Y−3で開き目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−4に至る。
編成組織A(42A)は、位置Y−4で開き目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−5に至る。編成組織Aは、位置Y−5で開き目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−6に至る。編成組織Aは、位置Y−6で開き目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−7に至る。そして、これらを繰り返し単位として、編成組織Aを形成する。
編成組織B(52B)を編成する際の筬の動きは、23/32/21/10/01/12//で表現することができる。編成組織Bの編糸は、非弾性糸(第2の非弾性糸)からなる。編成組織Bは、コース方向に1コース進むごとに、ループを形成している。
編成組織B(52B)は、位置Y−1で開き目を形成し、ウェール方向には移動せず1コース分進み、位置Y−2に至る。編成組織Bは、位置Y−2で開き目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−3に至る。編成組織Bは、位置Y−3で開き目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−4に至る。
編成組織B(52B)は、位置Y−4で開き目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−5に至る。編成組織Bは、位置Y−5で開き目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−6に至る。編成組織Bは、位置Y−6で開き目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−7に至る。そして、これらを繰り返し単位として、編成組織Bを形成する。
編成組織A(42A)及び編成組織B(52B)は、緯方向(ウェール方向)において、対象に配置されている。
図21は、図19中のパワーネット22の組織図である。パワーネット22は、アトラス組織の変化組織とも表現することができる。パワーネット22の編成組織A(42A)は、位置Y−1において、コースの位置X−1に編糸が配置されず、コースの位置X−2に編糸が配置されている。すなわち、位置Y−1のウェール方向において、1つの間隔を空けて、複数の編成組織Aが配置されている。位置Y−1において、編成組織Aは、コース上の位置X−2、X−4、X−6、X−8、X−10、X−12、X−14に配置されている。
パワーネット22の編成組織B(52B)は、位置Y−1において、コースの位置X−1に編糸が配置されず、コースの位置X−2に編糸が配置されている。すなわち、位置Y−1のウェール方向において、1つの間隔を空けて、複数の編成組織Bが配置されている。位置Y−1において、編成組織Bは、コース上の位置X−2、X−4、X−6、X−8、X−10、X−12に配置されている。パワーネット22では、最も右側のコース上の位置X−14に編成組織Bの編糸が配置されていない。
図22は、図19中のツーウェイラッセル34の各組織を示す組織図である。ツーウェイラッセル34は、編成組織A(42A)と、編成組織C(60C)と、挿入組織E(80E)と、を有する。
図23は、図19中のツーウェイラッセル34の組織図である。ツーウェイラッセル34の編成組織A(42A)は、位置Y−1において、コースの位置X−15に編糸が配置されず、コースの位置X−16、X−17、…、X−28に編糸が配置されている。位置Y−1において、コースの位置X−16以降、間隔を空けずに全てのコースに編成組織Aの編糸が配置されている。
ツーウェイラッセル34の編成組織C(60C)及び編成組織E(80E)は、位置Y−1において、全てのコースにX−15、X−16、…、X−28に編糸が配置されている。
図24に示した組織図は、仮想的にコースの位置X−14に編み込まれた第2境界組織B(52B14)と、コースの位置X−15に編み込まれた第1境界組織A(42A15)とを取り除いた状態を示している。図24中、下側に二重線を付している箇所は、上記第2境界組織B(52B14)と、第1境界組織A(42A15)とがそれぞれループしている箇所を参考に示したものである。また、第2境界組織Bと第1境界組織Aとの非弾性糸は、コースL上でY−3、Y−6、Y−9、Y−12、・・・の位置でループを形成し、互いに締め合うように編成されている。このため、パワーネット22とツーウェイラッセル34とを引き離そうとする力が作用しても上記の2つの非弾性糸によって上記の力を分散して支持することができる。
ここで、第6実施形態の編地14は、図19に示すように、パワーネット22とツーウェイラッセル34との境界部において、パワーネット22及びツーウェイラッセル34の両方に編み込まれた第1境界組織A(第7の組織、42A15)及び第2境界組織B(第8の組織、52B14)を備えている。第1境界組織A及び第2境界組織Bは、図19において太線で図示されている。
このように構成された第6実施形態に係る編地14によれば、第1境界組織Aがパワーネット22及びツーウェイラッセル34の両方に編み込まれ、第2境界組織Bがパワーネット22及びツーウェイラッセル34の両方に編み込まれている。これにより、パワーネット22及びツーウェイラッセル34の境界部及びその近傍のループ欠損を無くすことができるので、従前と比較して引き裂き強度を向上させることができる。その結果、品質が向上された伸縮性経編地を実現することができる。
なお、本実施形態では、挿入組織E(80E)は、ウェール方向への振り幅が3コース分である例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図32に示すようにウェール方向への振り幅が2コース分となる挿入組織81Eを上記の挿入組織E(80E)の代わりに用いてもよい。なお、挿入組織81Eは、ウェール方向への振り幅が異なる以外は挿入組織E(80E)と同様の構成を有する組織である。
(第7実施形態)
次に第7実施形態に係る伸縮性経編地15について説明する。図25は、本発明の第7実施形態に係る伸縮性経編地15の組織図である。図25に示す第7実施形態に係る編地15が、図7に示す第2実施形態の編地12と違う点は、編成組織A、編成組織B及び挿入組織Eの編糸の配置が異なる点である。なお、上述した実施形態と同一の説明については、省略する。
図25に示す編地15は、パワーネット23とツーウェイラッセル35とを備えている。パワーネット23とツーウェイラッセル35とは、ウェール方向に隣接している。ツーウェイラッセル35は、パワーネット23が引き伸ばされたときに生じる復元力よりも相対的に大きな復元力を引き伸ばされたときに生じるように形成されている。
パワーネット23は、編成組織A(第1の非弾性糸、43A)と、編成組織B(第2非弾性糸、53B)と、編成組織C(60C)と、編成組織D(70D)と、を有する。
図26は、図25中のパワーネット23の各組織を示す組織図である。編成組織A(43A)を編成する際の筬の動きは、10/12/21/23/21/23/21/12//で表現することができる。編成組織Aの編糸は、非弾性糸(第1の非弾性糸)からなる。編成組織Aは、コース方向に1コース進むごとにループを形成している。
編成組織A(43A)は、位置Y−1で閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−2に至る。編成組織Aは、位置Y−2で開き目を形成し、ウェール方向には移動せず1コース分進み、位置Y−3に至る。編成組織Aは、位置Y−3で閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−4に至る。
編成組織A(43A)は、位置Y−4で閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−5に至る。編成組織Aは、位置Y−5で閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−6に至る。編成組織Aは、位置Y−6で閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−7に至る。
編成組織A(43A)は、位置Y−7で開き目を形成し、ウェール方向には移動せず1コース分進み、位置Y−8に至る。編成組織Aは、位置Y−8で閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−9に至る。そして、これらを繰り返し単位として、編成組織Aを形成する。
編成組織B(53B)を編成する際の筬の動きは、23/21/12/10/12/10/12/21//で表現することができる。編成組織Bの編糸は、非弾性糸(第2の非弾性糸)からなる。編成組織Bは、コース方向に1コース進むごとにループを形成している。
編成組織B(53B)は、位置Y−1で閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−2に至る。編成組織Bは、位置Y−2で開き目を形成し、ウェール方向には移動せず1コース分進み、位置Y−3に至る。編成組織Bは、位置Y−3で閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−4に至る。
編成組織B(53B)は、位置Y−4で閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−5に至る。編成組織Bは、位置Y−5で閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−6に至る。編成組織Bは、位置Y−6で閉じ目を形成し、左へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−7に至る。
編成組織B(53B)は、位置Y−7で開き目を形成し、ウェール方向には移動せず1コース分進み、位置Y−8に至る。編成組織Aは、位置Y−8で閉じ目を形成し、右へ1ウェール分の振り幅として1コース分進み、位置Y−9に至る。そして、これらを繰り返し単位として、編成組織Aを形成する。
編成組織A(43A)及び編成組織B(53B)は、緯方向(ウェール方向)において、対象に配置されている。
図27は、図25中のパワーネット23の組織図である。パワーネット23の編成組織A(43A)は、位置Y−1において、コースの位置X−1に編糸が配置されず、コースの位置X−2に編糸が配置されている。すなわち、位置Y−1のウェール方向において、1つの間隔を空けて、複数の編成組織Aが配置されている。位置Y−1において、編成組織Aは、コースの位置X−2、X−4、X−6、X−8、X−10、X−12、X−14に配置されている。
パワーネット23の編成組織B(53B)は、位置Y−1において、コースの位置X−1に編糸が配置されず、コースの位置X−2に編糸が配置されている。すなわち、位置Y−1のウェール方向において、1つの間隔を空けて、複数の編成組織Bが配置されている。位置Y−1において、編成組織Bは、コースの位置X−2、X−4、X−6、X−8、X−10、X−12、X−14に配置されている。
図28は、図25中のツーウェイラッセル35の各組織を示す組織図である。ツーウェイラッセル35は、編成組織A(第1の非弾性糸、43A)と、編成組織C(60C)と、挿入組織E(82E)と、を有する。
挿入組織E(82E)を編成する際の筬の動きは、33/22/33/00/11/00/11/00//で表現することができる。挿入組織E(82E)の編糸は、弾性糸からなる。挿入組織Eは、位置Y−1から右へ1ウェール分の振り幅として1コース進み、位置Y−2に至る。挿入組織Eは、位置Y−2から左へ1ウェール分の振り幅として1コース進み、位置Y−3に至る。挿入組織Eは、位置Y−3から右へ3ウェール分の振り幅として1コース進み、位置Y−4に至る。
挿入組織E(82E)は、位置Y−4から左へ1ウェール分の振り幅として1コース進み、位置Y−5に至る。挿入組織Eは、位置Y−5から右へ1ウェール分の振り幅として1コース進み、位置Y−6に至る。挿入組織Eは、位置Y−6から左へ1ウェール分の振り幅として1コース進み、位置Y−7に至る。
挿入組織E(82E)は、位置Y−7から右へ1ウェール分の振り幅として1コース進みY−8に至る。挿入組織Eは、位置Y−8から左へ3ウェール分の振り幅として1コース進み、位置Y−9に至る。そして、これらを繰り返し単位として、挿入組織Eを形成する。
図29は、図25中のツーウェイラッセル35の組織図である。ツーウェイラッセル35の編成組織A(43A)は、位置Y−1において、コースの位置X−15に編糸が配置されず、コースの位置X−16、X−17、…、X−28に編糸が配置されている。位置Y−1において、コースの位置X−16以降、間隔を空けずに全てのコースの位置に編成組織Aの編糸が配置されている。
ツーウェイラッセル35の編成組織C(60C)及び挿入組織E(82E)は、位置Y−1において、全てのコースの位置X−15、X−16、…、X−28に編糸が配置されている。
図30に示した組織図は、仮想的にコースの位置X−14に編み込まれた第2境界組織B(53B14)と、コースの位置X−15に編み込まれた第1境界組織A(43A15)とを取り除いた状態を示している。図24中、下側に二重線を付している箇所は、上記第2境界組織B(53B14)と、第1境界組織A(43A15)とがそれぞれループしている箇所を参考に示したものである。また、第2境界組織Bと第1境界組織Aとの非弾性糸は、コースL上でY−2、Y−3、Y−5、Y−7、Y−8、・・・の位置でループを形成し、互いに締め合うように編成されている。このため、パワーネット22とツーウェイラッセル34とを引き離そうとする力が作用しても上記の2つの非弾性糸によって上記の力を分散して支持することができる。
ここで、第7実施形態の編地10は、パワーネット23とツーウェイラッセル35との境界部において、パワーネット23及びツーウェイラッセル35の両方に編み込まれた第1境界組織A(第7の組織、43A15)及び第2境界組織B(第8の組織、53B14)を備えている。第1境界組織A及び第2境界組織Bは、図25において太線で図示されている。
第1境界組織A(43A15)及び第2編成組織B(53B14)は、パワーネット23とツーウェイラッセル35との間の境界線Lを挟んで緯方向(ウェール方向)に対称に配置されている。
このように構成された第7実施形態に係る編地15によれば、第1境界組織Aがパワーネット23及びツーウェイラッセル35の両方に編み込まれ、第2境界組織Bがパワーネット23及びツーウェイラッセル35の両方に編み込まれている。これにより、パワーネット23及びツーウェイラッセル35の境界部及びその近傍のループ欠損を無くすことができるので、従前と比較して引き裂き強度を向上させることができる。その結果、品質が向上された伸縮性経編地を実現することができる。
なお、本実施形態では、挿入組織E(82E)は、ウェール方向への振り幅が3コース分である例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図33に示すようにウェール方向への振り幅が2コース分となる挿入組織83Eを上記の挿入組織E(82E)の代わりに用いてもよい。なお、挿入組織81Eは、ウェール方向への振り幅が異なる以外は挿入組織E(82E)と同様の構成を有する組織である。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では、ネット編地をパワーネットとしているが、その他の編成組織を有する編地でもよい。上記実施形態では、ツーウェイ編地をツーウェイラッセルとしているが、その他の編成組織を有する編地でもよい。
10,11,12,13,14,15…編地(伸縮性経編地)
20,21,22,23…パワーネット(ネット部、ネット編地)
30,31,32,33,34,35…ツーウェイラッセル(パワー部、ツーウェイ編地)
40A,41A,42A,43A…編成組織A(第1の非弾性糸)
40A15,41A15,42A15,43A15…第1境界組織A(第1の非弾性糸)
50B,51B,52B,53B…編成組織B(第2の非弾性糸)
50B14,51B14,52B14,53B14…第2境界組織B(第2の非弾性糸)
60C…編成組織C
70D…編成組織D
80E,81E,82E,83E…挿入組織E
L…境目のコース

Claims (3)

  1. ネット目を有するネット部と伸縮性に優れたパワー部とが緯方向に連続するように形成された伸縮性経編地であって、
    前記パワー部は、各コースに対して第1の非弾性糸を左右のウェール方向に交互に移行するように編み込まれ、且つ、前記第1の非弾性糸が編み込み方向に対して1コース分進むごとにループしており、
    前記ネット部は、前記第1の非弾性糸と、前記第1の非弾性糸と交差するとともに、略対称を成すように編み込まれた第2の非弾性糸とを各コースに交互に編み込んで編成されており、且つ、前記ネット部との境目に位置するコース上において前記パワー部側の前記第1の非弾性糸と同じ位置でループを形成するように前記境目のコースの前記ネット部側に隣接するコースに前記第2の非弾性糸が編み込まれるように形成されている、伸縮性経編地。
  2. 前記境目に位置するコースには、前記第1の非弾性糸が編み込まれている、請求項1に記載の伸縮性経編地。
  3. 前記第1の非弾性糸及び前記第2の非弾性糸の1繰り返し単位当たりの振り幅は、左右のウェール方向に対して2コース分以上となるように設定されている、請求項1または2に記載の伸縮性経編地。
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