JP2013233878A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】トレッドゴムを形成する導通部とキャップ部との剥離を抑制しつつ、車両の静電気をスムーズに放電し得る。
【解決手段】トレッド面2Aを構成するキャップ部11と、 一端が前記トレッド面2Aに露出しかつ他端がリム組時にリムと電気的に導通する導通部12とを含むトレッドゴム2Gを有する空気入りタイヤ1である。導通部12は、ゴムストリップ14を螺旋状に巻き重ねることにより形成されたストリップ巻付体からなる。前記ゴムストリップ14は、導電性を有しかつ幅の大きい幅広ストリップ15と、該幅広ストリップ15の幅よりも小かつ前記幅広ストリップ15のタイヤ半径方向外側に配される幅狭ストリップ16とを含む。前記幅狭ストリップ16のゴム材料は、該幅狭ストリップ16と接着するキャップ部11のゴム材料と同じである。
【選択図】図1

Description

本発明は、トレッドゴムを形成する導通部とキャップ部との剥離を抑制しつつ、車両の静電気をスムーズに放電し得る空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤのトレッドゴムは、一般的に非導電性であるため、静電気を車両に蓄積させ、ラジオノイズ等の電波障害を引き起こすおそれがある。このため、従来、例えば、図7に示されるように、タイヤが接地する主要なトレッド面taを構成しかつ非導電性のゴムからなるキャップ部cと、一端が前記トレッド面taに露出しかつ他端がリム組時にリムと電気的に導通する導通性タイヤ部材eに接続された導通部dとを設けて、車両の静電気を導通部dにより路面に放電させる空気入りタイヤtのトレッド部trが知られている。
しかしながら、上述のような空気入りタイヤtでは、導通部dは、例えば、単一のリボン状のゴムストリップgを螺旋状に巻き重ねることにより形成されたストリップ巻付体で形成されており、導通部dとキャップ部cとの界面が実質的に滑らかな面で形成されるため、前記界面に作用する摩擦力が小さくなる。また、導通部dのゴム材料とキャップ部cのゴム材料とが異なるため、導通部dとキャップ部cとの接着力が小さくなる場合があった。関連する先行技術としては、次のものがある。
特開2009−126291号公報 特開2008−13000号公報
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、トレッド面から第1のキャップ部と第2のキャップ部との間を通ってリム組時にリムと電気的に導通する導通性タイヤ部材までのびるとともに、ゴムストリップを螺旋状に巻き重ねた導通部の形状及びゴム材料を改善することを基本として、導通部とキャップ部との剥離を抑制しつつ、車両の静電気をスムーズに放電し得る空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るトロイド状のカーカスと、該カーカスのタイヤ半径方向外側に配されたトレッドゴムとを有する空気入りタイヤであって、前記トレッドゴムは、タイヤが接地するトレッド面を構成するキャップ部と、一端が前記トレッド面に露出しかつ他端がリム組時にリムと電気的に導通する導通性タイヤ部材に接続された導通部とを含み、タイヤ子午線断面において、前記キャップ部は、タイヤ軸方向に分割された第1のキャップ部と、第2のキャップ部とを含み、前記導通部は、前記トレッド面から第1のキャップ部と第2のキャップ部との間を通って前記導通性タイヤ部材までのびるとともに、ゴムストリップを螺旋状に巻き重ねることにより形成されたストリップ巻付体からなり、しかも前記ゴムストリップは、導電性を有しかつ幅の大きい幅広ストリップと、該幅広ストリップの幅よりも小かつ前記幅広ストリップのタイヤ半径方向外側に配される幅狭ストリップとを含み、前記幅狭ストリップのゴム材料は、該幅狭ストリップと接着する前記第1のキャップ部及び/又は第2のキャップ部のゴム材料と同じであることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記導通部は、前記ゴムストリップの幅狭ストリップのタイヤ半径方向外側に、前記幅広ストリップを巻き重ねて形成される請求項1記載の空気入りタイヤである。
また請求項3記載の発明は、前記ゴムストリップは、幅広ストリップを押出し成形した幅広ストリップ片と、幅狭ストリップを押出し成形した幅狭ストリップ片とを互いに貼り合わせた積層体からなる請求項1又は2記載の空気入りタイヤである。
また請求項4記載の発明は、前記ゴムストリップは、前記幅狭ストリップの幅方向の両側縁が、幅広ストリップの幅方向の両側縁よりも内側に配される請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項5記載の発明は、前記幅狭ストリップの幅は、前記幅広ストリップの幅の35〜80%である請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項6記載の発明は、前記キャップ部は、非導電性のゴムからなる請求項1乃至5のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
本発明の空気入りタイヤのトレッドゴムは、タイヤが接地するトレッド面を構成するキャップ部と、一端が前記トレッド面に露出しかつ他端がリム組時にリムと電気的に導通する導通性タイヤ部材に接続された導通部とを含む。これにより、車両の静電気が、導通部を通って、スムーズに路面に放電される。
タイヤ子午線断面において、前記キャップ部は、タイヤ軸方向に分割された第1のキャップ部と、第2のキャップ部とを含み、前記導通部は、前記トレッド面から第1のキャップ部と第2のキャップ部との間を通って前記タイヤ部材までのびるとともに、ゴムストリップを螺旋状に巻き重ねることにより形成されたストリップ巻付体からなる。そして、前記ゴムストリップは、導電性を有しかつ幅の大きい幅広ストリップと、該幅広ストリップの幅よりも小かつ前記幅広ストリップのタイヤ半径方向外側に配される幅狭ストリップとを含む。このようなゴムストリップのタイヤ半径方向外側の面は、凸凹を有する面として形成される。従って、該ゴムストリップとこれに接着するキャップ部とが前記凸凹の面で複雑に噛み合い、これらの界面に大きな摩擦力が発生するため導通部とキャップ部との剥離が抑制される。
また、前記幅狭ストリップのゴム材料は、該幅狭ストリップと接着する前記第1のキャップ部及び/又は第2のキャップ部のゴム材料と同じである。これにより、幅狭ストリップと第1のキャップ部又は第2のキャップ部との界面で良好な接着が得られ、例えば、加硫において渾然一体に形成されるため、さらに導通部とキャップ部との剥離が抑制される。
本発明の一実施形態を示す空気入りタイヤのタイヤ子午線断面図である。 本実施形態のトレッドゴムの断面略図である。 (a)は、図2の導通部のゴムストリップの拡大断面略図、(b)は、他の実施形態の導通部のゴムストリップの拡大断面略図である。 中子の断面図である。 (a)、(b)は、生タイヤ成形工程を説明する断面図である。 導通部のゴムストリップを形成するゴムストリップ形成装置の一例を示す断面略図である。 従来の空気入りタイヤのトレッド部を示す断面略図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1に示されるように、本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という場合がある)1は、例えば、乗用車用のタイヤであって、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るトロイド状のカーカス6と、このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されるトレッド補強コード層7とが設けられている。なお、本発明は、乗用車用のタイヤに限定されるものではなく、重荷重用タイヤなどにも用いられる。
前記カーカス6は、例えばラジアル構造の1枚のカーカスプライ6Aから形成される。前記カーカスプライ6Aは、例えばビードコア5、5間を跨るトロイド状の本体部6aと、その両側に連なりビードコア5の周りをタイヤ軸方向内側から外側に向けて折り返された一対の折返し部6bとを有する。またカーカスプライ6Aの本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5から半径方向外側にのびるビードエーペックスゴム8が配されている。
また、前記トレッド補強コード層7は、金属コードをタイヤ周方向に対して例えば15〜40度の角度で配列した2枚以上、本実施形態ではタイヤ半径方向内外の2枚のベルトプライ9A、9Bを重ねて構成したベルト層9と、そのタイヤ半径方向外側に配されたタイヤ周方向にのびるコードを有したバンドプライ10Aからなるバンド層10とを含んで構成されている。なおバンド層10は、必要に応じて省略することもできる。
前記各カーカスプライ6A、ベルトプライ9A、9B及びバンドプライ10Aは、いずれもコードと、これらを被覆するトッピングゴムとで構成される。このトッピングゴムは、充填剤として導電性のもの、例えばカーボンブラックが含まれ、加硫後の体積固有電気抵抗値が例えば1.0×108 (Ω・cm)未満となる、良好な導電性を示すものが望ましい。
なお本明細書において、「導電性」とは、物質が実質的に電気を通す性質を意味し、具体的には体積固有電気抵抗値が1.0×108 (Ω・cm)未満の材料が示す性質とする。逆に、「非導電性」とは、物質が実質的に電気を通さない性質を意味し、具体的には体積固有電気抵抗値が1.0×108 (Ω・cm)以上の材料が示す性質とする。また、ゴムの体積固有電気抵抗値は、15cm四方かつ厚さ2mmのゴム試料に対し、印加電圧500V、気温25℃、湿度50%の条件で電気抵抗測定器を用いて測定される。
サイドウォール部3には、タイヤ外面をなすサイドウォールゴム3Gが配され、またビード部4には、カーカス6の折返し部6bのタイヤ軸方向の外側にクリンチゴム4Gが配されている。該クリンチゴム4Gのタイヤ半径方向の外側には、サイドウォールゴム3Gが接続されており、クリンチゴム4Gのタイヤ半径方向の内側には、金属製のリムJが接触されている。
これらサイドウォールゴム3G及びクリンチゴム4Gは、充填剤としてカーボンブラックが含まれるため、両ゴム3G、4Gの加硫後の体積固有電気抵抗値は1.0×108 (Ω・cm)未満となり、良好な導電性を示す。
また、カーカス6のタイヤ半径方向外側、本実施形態では、前記バンド層10のタイヤ半径方向外側に、トレッドゴム2Gが配される。
前記トレッドゴム2Gは、本実施形態では、タイヤ1が接地する主要なトレッド面2Aを構成するキャップ部11と、一端が前記トレッド面2Aに露出しかつ他端がリム組時にリムJと電気的に導通する導電性タイヤ部材に接続された導通部12と、キャップ部11とバンド層10との間に配されるベース部13とを含んで構成される。
前記キャップ部11及びベース部13は、いずれも非導電性のゴムからなり、例えば、シリカを多く配合したシリカリッチ配合ゴムが用いられる。これにより、キャップ部11においてはウエットグリップ性能を高め、またベース部13においては発熱や転がり抵抗を低減するなど優れた実車走行性能を発揮しうる。
ベース部13及びキャップ部11を構成するゴムポリマーには、例えば天然ゴム(NR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)ポリイソプレンゴム(IR)、ニトリルゴム(NBR)又はクロロプレンゴム(CR)などを挙げることができ、これらの1種又は2種以上をブレンドして用いることができる。
ベース部13及びキャップ部11に配合されるシリカとしては、特に限定はされないが、ゴムへの補強効果及びゴム加工性を高めるために、窒素吸着比表面積(BET)が150〜250m2 /gの範囲、かつフタル酸ジブチル(DBP)吸油量が180ml/100g以上のコロイダル特性を示すものが望ましい。
本実施形態のベース部13は、バンドプライ10Aに重ねて配されており、トレッド補強コード層7よりも大きいタイヤ軸方向の幅を有し、タイヤ軸方向両側に途切れることなく連続してのびている。また、ベース部13のタイヤ軸方向の外端は、先細状をなし、例えば、トレッド端2eを超えた位置でカーカスプライ6Aに接続されている。
なお、本明細書において前記「トレッド端2e」は、正規リムJにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の正規状態の空気入りタイヤ1に正規荷重を負荷しかつキャンバー角0度で平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側の接地端として定められる。
ここで、前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めているリムであり、JATMAであれば"標準リム"、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim"となる。また、前記「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば"最高空気圧"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とする。
また、前記「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば"最大負荷能力"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"とするが、タイヤが乗用車用である場合には前記各荷重の88%に相当する荷重とする。
前記キャップ部11は、タイヤ軸方向に分割された第1のキャップ部11A(紙面に向って左側)と、前記導通部12によって隔てられた第2のキャップ部11B(紙面に向って右側)とを含んで構成される。なお、本実施形態の第1のキャップ部11Aは、トレッド面2Aから、タイヤ赤道面を横切ってタイヤ半径方向内方に傾斜する傾斜面Taを有する。
前記第1のキャップ部11Aのタイヤ軸方向の外端11Ae及び第2のキャップ部11Bタイヤ軸方向の外端11Beは、それぞれトレッド端2e、2eのタイヤ軸方向外側に配されている。これにより、本実施形態のトレッド面2Aは、第1のキャップ部11A及び第2のキャップ部11Bのタイヤ半径方向の外面と導通部12とによって形成される。
前記導通部12は、本実施形態では、前記トレッド面2Aから第1のキャップ部11Aと第2のキャップ部11Bとの間を通り、第2のキャップ部11Bとベース部13との間をのび、カーカスプライ6Aとサイドウォールゴム3Gとの間で終端する。これにより、本実施形態の空気入りタイヤ1は、リムJに組み付けられたときに、該リムJと、導通部12とが、導電性タイヤ部材であるサイドウォールゴム3G、カーカスプライ6A及びクリンチゴム4Gを介して電気的に導通する。従って、車両の静電気は、リムJからクリンチゴム4G、カーカスプライ6A及びサイドウォールゴム3、導通部12を通って、路面に放電される。
導通部12のタイヤ半径方向外側の一端12aは、本実施形態では、タイヤ周方向に連続してトレッド面2Aに露出している。従って、導通部12は、タイヤの走行時に、路面と連続して接地できる。また、本実施形態の導通部12は、ほぼタイヤ赤道Cの近傍に設けられているため、直進時のみならず旋回時においても路面と接地させることが可能になる。
このような導通部12は、ゴムストリップ14を螺旋状に巻き重ねることにより形成されたストリップ巻付体で形成される。
本実施形態のゴムストリップ14は、図2、図3(a)に示されるように、導電性を有しかつ幅の大きいリボン状の幅広ストリップ15と、該幅広ストリップ15の幅よりも小かつ前記幅広ストリップ15のタイヤ半径方向外側に配されるリボン状の幅狭ストリップ16とを含んで構成される。これにより、導通部12のゴムストリップ14のタイヤ半径方向外側の面14aは、凸凹を有する面として形成される。従って、ゴムストリップ14とこれに接着するキャップ部11、本実施形態では、第2のキャップ部11Bとが前記凸凹の面で複雑に噛み合い、これらの界面に大きな摩擦力が発生するため導通部12と第2のキャップ部11Bとの剥離が抑制される。
前記幅広ストリップ15は、本実施形態では、導電性のゴム、例えば、カーボンリッチ配合のゴム組成物で構成される。即ち、導通部12の導電性は、幅広ストリップ15によって確保される。他方、前記幅狭ストリップ16のゴム材料は、本実施形態では、該幅狭ストリップ16と接着する第2のキャップ部11Bのゴム材料と同じ、例えばシリカリッチ配合ゴムで形成される。これにより、幅狭ストリップ16と第2のキャップ部11Bとの界面で良好な接着が得られ、例えば、加硫においてこれらが渾然一体に形成されるため、さらに導通部12とキャップ部11との剥離が抑制される。
図3(a)に示されるように、幅広ストリップ15の幅Waは、静電気の放電効果及び生産性をバランスよく高めるため、好ましくは5mm以上、より好ましくは10mm以上が望ましく、また好ましくは40mm以下、より好ましくは30mm以下が望ましい。また、同様の観点より、幅広ストリップ15の厚さDaは、好ましくは0.4mm以上、より好ましくは0.6mm以上が望ましく、また好ましくは2.0mm以下、より好ましくは1.4mm以下が望ましい。
このような導通部12のゴムストリップ14は、前記幅狭ストリップ16の幅方向の少なくとも一方側縁(紙面に向って右側の縁)16eが、幅広ストリップ15の幅方向の一方側縁15eよりも内側に配されるのが望ましい。これにより、図3(a)に破線で示されるように、ゴムストリップ14は、幅広ストリップ15のタイヤ半径方向外側の面15a上に、幅広ストリップ15が巻き重ねられることにより、幅広ストリップ15、15間の接着面積が増加し、両幅広ストリップ15、15の大きな接着が得られるため、車両の静電気を確実に放電しうる。
なお、本実施形態のゴムストリップ14は、幅狭ストリップ16の幅方向の両側縁16e、16iが、幅広ストリップ15の幅方向の両側縁15e、15iよりも内側に配される。このようなゴムストリップ14は、巻き重ね方向を限定することなく、上述の巻き重ねによる幅広ストリップ15の接着を高める効果を発揮することができる。
また、導通部12のゴムストリップ14は、幅狭ストリップ16のタイヤ半径方向外側に、幅広ストリップ15を巻き重ねて形成されるのがより一層望ましい。これにより、幅広ストリップ15の間に幅狭ストリップ16が挟み込まれ、幅広ストリップ15と幅狭ストリップ16との界面にも大きな摩擦力が発揮し、これらの剥離が抑制される。
上述の作用をより効果的に発揮させるために、幅狭ストリップ16の幅Wbは、幅広ストリップ15の幅Waの好ましくは35%以上、より好ましくは60%以上が望ましく、また好ましくは80%以下、より好ましくは70%以下が望ましい。また、同様の観点より、幅狭ストリップ16の厚さDbは、幅広ストリップ15の厚さDaの好ましくは50%以上、より好ましくは60%以上が望ましく、また好ましくは150%以下、より好ましくは140%以下が望ましい。
車両の静電気を安定した放電と、生産性とをバランスよく確保するため、幅広ストリップ15の一方側縁15eと幅狭ストリップ16の一方側縁16eとの距離Laは、幅広ストリップ15の幅Waの好ましくは10%以上、より好ましくは15%以上が望ましく、また好ましくは25%以下、より好ましくは20%以下が望ましい。
なお、図3(b)に示されるように、ゴムストリップ14は、幅狭ストリップ16の幅方向の他方側縁(紙面に向って左側の縁)16iが、幅広ストリップ15の幅方向の他方側縁15iよりも外側に配される態様でもよい。このようなゴムストリップ14が巻き重ねられると、幅狭ストリップ16のタイヤ半径方向外側の面16a上に、幅狭ストリップ16が載置されるため、重なり合うゴムストリップ14の幅狭ストリップ16、16の界面で接着が得られ、幅広ストリップ15と幅狭ストリップ16との剥離が一層抑制され、ひいては、導通部12とキャップ部11との剥離が抑制される。
次に、このようなトレッドゴム2Gを含む空気入りタイヤ1の製造方法が説明される。本実施形態の空気入りタイヤ1は、生カバー成形用の中子Nを用いて成形される。
前記中子Nは、図4に示されるように、周知の構造のものが採用され、例えば、タイヤ回転CLと同軸かつ環状のインナーリングN1と、該インナーリングN1に嵌め込まれる環状のミドルリングN2と、該ミドルリングN2に嵌め込まれかつタイヤ内腔面Naを成形しうる成形面N3eを具えた環状のアウターリングN3とを含むいわゆる組立中子として構成される。該アウターリングN3は、その中央に配されるコアピースN3aと、該コアピースN3aを覆うようにその両側に配された左右一対の分割ピースN3bとから構成され、これらのピースN3a及びN3bは、いずれもタイヤ周方向に分割された扇状のセグメントを連ねることにより、実質的にタイヤ周方向に連続して構成される。
図5(a)に示されるように、先ず、中子Nの成形面N3eに、リムJとの接触部分に配されるクリンチゴム4G、カーカスプライ6A、ビードコア5、ビードエーペックスゴム8G及びトレッド補強コード層7が順次貼り付けられ、生タイヤ本体が成形される。なお、カーカスプライ6Aのタイヤ半径方向内側にインナーライナーゴム18Gを貼り付けてもよいのは言うまでもない。また、ビードエーペックスゴム8Gを貼り付けた後、カーカスプライ6Aが、ビードコア5の周りで巻上げられる。なお、クリンチゴム4G、ビードエーペックスゴム8G及びインナーライナーゴム18Gは、リボン状のゴムストリップを巻き付けることにより形成してもよいのは言うまでもない。
次に、図5(b)に示されるように、トレッドゴム成形工程が行われる。本実施形態では、導通部12のゴムストリップ14の他、ベース部13、第1のキャップ部11A及び第2のキャップ部11Bも、各々リボン状のゴムストリップ19A乃至19Cを螺旋状に巻き付けることにより形成される。
具体的には、先ず、ベース部13のゴムストリップ19Aを巻き付けた後、ベース部13のタイヤ半径方向外側かつ一方側のトレッド端2e(本図では左側)側に、第1のキャップ部11Aのゴムストリップ19Bを巻き付けて、ベース部13と第1のキャップ部11Aとを形成する。
次に、導通部12のゴムストリップ14を巻き重ねる工程が行われる。この工程では、ゴムストリップ形成装置20で連続的に形成されるゴムストリップ14を前記傾斜面Ta上からベース部13のタイヤ半径方向の外側を経て、カーカスプライ6A上までを連続して巻き重ねて導通部12を形成する。
本実施形態のゴムストリップ形成装置20は、図6に示されるように、例えば、独立した二台の押出機20A、20Bにより構成される。そして、一方の押出機20Aから幅広ストリップ15を押出した幅広ストリップ片15Aと、他方の押出機20Bから幅狭ストリップ16を押出した幅狭ストリップ片16Aとをそれぞれ成形し、このストリップ片15A、16Aを予め互いに貼り合わせて、ゴムストリップ14が成形される。
次に、導通部12のタイヤ半径方向外側に、前記第2のキャップ部11Bのゴムストリップ19Cが巻き付けられて第2のキャップ部11Bが形成される。
なお、ゴムストリップ19A乃至19Cは、それぞれ1種のゴムからなる1本のゴムストリップであって、タイヤ軸方向の一端から他端に向かって螺旋状かつ重ね代を有して連続して巻き付けることにより環状に形成されるのが望ましい。
以上のようなトレッドゴム成形工程により、トレッドゴム2Gが形成される。そして、サイドウォール部3にサイドウォールゴム3Gを外挿することにより生カバーが成型され、これを加硫することにより空気入りタイヤ1が製造される。
以上、本発明の空気入りタイヤについて詳細に説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施しうるのはいうまでもない。例えば、中子を用いずに、既知の成形ドラムを用いて製造されても良い。この場合、成形ドラムの成形面に、例えば、トレッド補強コード層7、ベース部13、及び第1のキャップ部11A、導通部12、及び第2のキャップ部11Bを巻き重ねてリング状のトレッド部材を成形し、これをトロイド状のカーカスに貼り付けて生カバーを形成し、これを加硫金型により加硫して空気入りタイヤ1を製造する態様でもよい(図示省略)。
また、例えば、幅広ストリップの他方側縁15iと、幅狭ストリップの他方側縁16iとを揃え、一方側縁側のみを上述の幅方向の配設位置15e、16eが異なるよう形成したゴムストリップ14を用いて、導通部12が形成されてもよい(図示省略)。
さらに、例えば、車両の静電気をさらにスムーズに放電させるため、ベース部13が導電性のゴムで形成されてもよい。
図1の基本パターンを有するサイズ195/65R15の空気入りタイヤが、表1の仕様に基づき試作され、各試供タイヤについて、高温剥離試験及び実車走行剥離試験が行われた。なお、共通仕様は以下の通りである。
第1及び第2のキャップ部のゴム材料:非導電性ゴム
幅広ストリップのゴム材料:導電性ゴム
幅広ストリップの幅Wa:24mm
幅広ストリップの厚さDa:1.0mm
幅狭ストリップのゴム材料:非導電性ゴム(第1及び第2のキャップゴムと同一配合)
テスト方法は、次の通りである。
<高温剥離試験>
温度80℃、相対湿度95%のオーブン内で20日間放置した湿熱劣化状態の試供タイヤを、ドラム試験機において、スリップ角を2°設けて、速度100km/hで30時間走行させた後、通電層とキャップ部との剥離状態(トレッド面の段差)が測定された。評価は、段差が発生していないものを○、1mm未満の段差のものを△、1mm以上の段差のものを×とした。
<実車走行剥離試験>
上記試供タイヤが、排気量2000ccの乗用車(前輪駆動)の4輪に装着され、速度50km/hで60分間、8の字旋回走行させた後、通電層とキャップ部との剥離状態(トレッド面の段差)が測定された。評価は、段差が発生していないものを○、1mm未満の段差のものを△、1mm以上の段差のものを×とした。
テストの結果が表1に示される。
Figure 2013233878
実施例のタイヤは、比較例のタイヤに比べて高温剥離試験及び実車走行剥離試験のテスト結果が良好であることが確認できる。
1 空気入りタイヤ
2A トレッド面
2G トレッドゴム
11 キャップ部
12 導通部
14 ゴムストリップ
15 幅広ストリップ
16 幅狭ストリップ

Claims (6)

  1. トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るトロイド状のカーカスと、該カーカスのタイヤ半径方向外側に配されたトレッドゴムとを有する空気入りタイヤであって、
    前記トレッドゴムは、タイヤが接地するトレッド面を構成するキャップ部と、
    一端が前記トレッド面に露出しかつ他端がリム組時にリムと電気的に導通する導通性タイヤ部材に接続された導通部とを含み、
    タイヤ子午線断面において、
    前記キャップ部は、タイヤ軸方向に分割された第1のキャップ部と、第2のキャップ部とを含み、
    前記導通部は、前記トレッド面から第1のキャップ部と第2のキャップ部との間を通って前記導通性タイヤ部材までのびるとともに、ゴムストリップを螺旋状に巻き重ねることにより形成されたストリップ巻付体からなり、
    しかも前記ゴムストリップは、導電性を有しかつ幅の大きい幅広ストリップと、該幅広ストリップの幅よりも小かつ前記幅広ストリップのタイヤ半径方向外側に配される幅狭ストリップとを含み、
    前記幅狭ストリップのゴム材料は、該幅狭ストリップと接着する前記第1のキャップ部及び/又は第2のキャップ部のゴム材料と同じであることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記導通部は、前記ゴムストリップの幅狭ストリップのタイヤ半径方向外側に、前記幅広ストリップを巻き重ねて形成される請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記ゴムストリップは、幅広ストリップを押出し成形した幅広ストリップ片と、幅狭ストリップを押出し成形した幅狭ストリップ片とを互いに貼り合わせた積層体からなる請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記ゴムストリップは、前記幅狭ストリップの幅方向の両側縁が、幅広ストリップの幅方向の両側縁よりも内側に配される請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記幅狭ストリップの幅は、前記幅広ストリップの幅の35〜80%である請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記キャップ部は、非導電性のゴムからなる請求項1乃至5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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