JP2013233200A - 炊飯器 - Google Patents

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雅章 柴田
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Abstract

【課題】より少ない手順で電源電圧検知手段の調整値を設定できる炊飯器を提供すること。
【解決手段】制御手段19は、電源電圧検知手段14の出力を入力し、調整信号出力手段17から第1の信号を入力したときに、電源電圧検知手段14の出力が、第1の基準値に対して、第1の範囲の中にある場合は、第1の基準値との差異を第1の調整値と設定し、第1の調整値により、電源電圧検知手段14の出力を補正し、インバータを制御することで、より少ない手順で電源電圧検知手段の調整値を設定できる炊飯器を実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インバータ回路から加熱コイルに高周波電流を供給して鍋を誘導加熱する一般家庭向けの炊飯器に関するものである。
従来、この種の炊飯器としては、炊飯器本体に組み込み後の電力検査にて所定の電力が出ていない場合でも、炊飯器本体に組み込んだ状態で容易に再度電力調整ができるようにしている。図7は特許文献1に記載された従来の炊飯器のブロック図である。電源電圧検知手段と電源電流検知手段の出力を入力し電源電圧と電源電流の値を電源電圧電流表示手段に出力して表示するよう制御し、電源電圧電流調整手段で調整が完F了したことを出力する調整完了信号出力手段の信号を入力したときに、電源電圧と電源電流の各々の調整値を不揮発性記憶手段に記憶し、この不揮発性記憶手段に記憶した調整値を呼び出して前記インバータ制御回路を制御する制御手段を有している(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−130991号公報
しかしながら、前記従来の構成では、電源電圧検知手段と電源電流検知手段の出力を調整した上で、調整完了信号出力手段の信号を出力する必要があり、調整用の信号を入力した場合でも、調整をする操作と、調整が完了したことを指示する操作が必要であるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、より少ない手順で調整値を設定できる炊飯器を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の炊飯器は、調整信号出力手段から第1の信号を入力したときに、電源電圧検知手段の出力が、基準となる第1の所定の値に対して、第1の所定の範囲内であれば、その値を元に調整値を設定して不揮発性記憶手段に記憶し、それ以降は不揮発性記憶手段に記憶した調整値を呼び出して電源電圧検知手段の出力を補正し、補正された値に基づいてインバータ制御回路を制御するようにしたものである。
これによって、調整用の信号を入力した場合、調整信号出力手段の信号を入力するだけで、調整値を決定させるため、より少ない手順で調整値を設定できる炊飯器を提供することができるようになる。
本発明の炊飯器は、調整用の信号を入力した状態で、調整信号出力手段の信号を出力するだけで、調整値を決定させるため、より少ない手順で調整値を設定できる。
本発明の実施の形態1における炊飯器のブロック図 本発明の実施の形態1における炊飯器の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における炊飯器のブロック図 本発明の実施の形態2における炊飯器の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3における炊飯器のブロック図 本発明の実施の形態3における炊飯器の動作を示すフローチャート 従来の炊飯器のブロック図
第1の発明は、米、水などの調理物を入れる鍋を誘導加熱する加熱コイルと、この加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、このインバータ回路を制御するインバータ制御回路と、前記商用電源から供給される電源電圧を検知する電源電圧検知手段と、前記電源電圧検知手段の検知レベルを調整する電源電圧調整手段と、前記インバータ制御回路を制御する制御手段と、調整値を記憶する不揮発性記憶手段と、前記制御手段に前記電源電圧調整手段での調整を指示する調整信号を出力する調整信号出力手段とを備え、前記制御手段は、前記調整信号出力手段から第1の信号を入力したときに、前記電源電圧検知手段の出力が、基準となる第1の所定の値に対して、第1の所定の範囲内であれば、その値を元に第1の調整値を設定して前記不揮発性記憶手段に記憶し、それ以降は前記不揮発性記憶手段に記憶した第1の調整値を呼び出して前記電源電圧検知手段の出力を補正し、補正された値に基づいて前記インバータ制御回路を制御するように構成したものである。
これによって、基準となる電源電圧に相当する信号を入力した状態で、調整信号出力手段から第1の信号を入力するという、少ない手順で、調整することができる。また、基準となる電源電圧に相当する信号を入力していない状態で、調整信号出力手段から第1の信号を入力しても、前記電源電圧検知手段の出力が、基準となる第1の所定の値に対して、第1の所定の範囲内でないと判断し、第1の調整値を変更して記憶しないため、間違った値で調整することもない。
第2の発明は、特に、第1の発明の制御手段は、調整信号出力手段から第2の信号を入力したろきに、前記電源電圧検知手段の出力が、基準となる第2の所定の値に対して、第2の所定の範囲内であれば、その値を元に第2の調整値を設定して、前記不揮発性記憶手段に記憶し、前記第1の調整値と前記第2の調整値をもとに前記電源電圧検知手段の出力を補正し、補正された値に応じて前記インバータ制御回路を制御するよう構成したものである。
これによって、第1の基準となる電源電圧に相当する信号を入力した状態で、調整信号出力手段から第1の信号を入力し、第2の基準となる電源電圧に相当する信号を入力した状態で、調整信号出力手段から第2の信号を入力することで、前記電源電圧検知手段の出力を補正する第1の補正値と第2の補正値を設定し、前設定した第1と第1の調整値を不揮発性記憶手段に記憶し、この不揮発性記憶手段に記憶した第1と第2の調整値を呼び出して前記インバータ制御回路を制御するので、基準となる電源電圧に相当する信号を入力した状態で、信号出力手段から信号を入力するという、少ない手順で、調整することができる。また、基準となる電源電圧に相当する信号を入力していない状態で、信号出力手段から信号を入力しても、前記電源電圧検知手段の出力が、所定の範囲内でないと判断し、調整値を変更して記憶しないため、間違った値で調整することもない。
第3の発明は、得に、第1または第2の発明において、制御手段は、前記調整信号出力手段から、第3の調整信号を入力したときに、前記電源電圧調整手段での調整値を0にするようにしたものである。
これによって、前記信号出力手段から、第3の調整信号を入力するだけで、調整値が0となるため、容易に調整をやり直すことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における炊飯器のブロック図を示すものであり、図2は、本発明の第1の実施の形態における炊飯器の動作を示すフローチャートを示すものである。
図1に示すように、加熱コイル10は、米、水などの調理物を入れる鍋(図示せず)を誘導加熱するもので、インバータ回路11より加熱コイル10に高周波電流を供給する。
インバータ回路11はインバータ制御回路12により制御するようにしている。電源電圧検知手段14は商用電源から供給される電源電圧を検知するものであり、電源電圧調整手段9は電源電圧検知手段14の検知レベルを調整するものである。
制御手段19は、電源電圧検知手段14の出力を入力し、調整信号出力手段17から第1の信号を入力したときに、電源電圧検知手段14の出力が、第1の基準値に対して、第1の範囲の中にある場合は、第1の基準値との差異を第1の調整値と設定し、第1の調整値を不揮発性記憶手段18に記憶し、以降、第1の調整値により、電源電圧検知手段14の出力を補正し、インバータを制御する。
上記構成において図2のフローチャートを参照しながら動作、作用を説明する。
ステップ20でスタートし、まずステップ21に進み、調整モードかどうかを判断する。調整モードに入れるのに特定の入力信号が制御手段19に入力されれば調整モードとしてステップ22に進み、それ以外の場合は、ステップ28に進む。
ステップ22では、基準となる電源電圧に相当する信号を入力した状態で、電源電圧検知手段14により商用電源から供給される電源電圧を検知する。つぎに、ステップ23に進む。ステップ23では、作業者は調整信号出力手段17から第1の信号を入力する。
つぎに、ステップ24にすすむ。ステップ24では、電源電圧検知手段14により検知した、商用電源から供給される電源電圧が所定の範囲内であれば、ステップ25に進み、所定の範囲内でなければ、ステップ26に進む。
ステップ26では、調整値が変更されていないことを報知して、ステップ22へ戻る。ステップ25では、電源電圧検知手段14により検知した、商用電源から供給される電源電圧と基準値の差異を調整値として不揮発メモリに記憶して、ステップ27に進み、調整モードを終了し、ステップ21へ進む。
ステップ28では、この調整値によって、電源電圧検知手段14により検知した、商用電源から供給される電源電圧を補正して、インバータを制御する。
具体的には、例えば、第1の基準値が102で、第1の範囲を+−10とした場合、電源電圧検知手段14の出力が105の場合、第1の基準値に対して、第1の範囲の中にあるため、基準値との差異−3を第1の調整値として設定し、不揮発メモリに記憶し、以降、電源電圧検知手段14の出力を−3してインバータ制御回路を制御する。また、電源電圧検知手段14の出力が120の場合、第1の基準値に対して、第1の範囲外であるため、調整値を変更せず、以前の調整値のままインバータ制御回路を制御する。
なお、本実施の形態では、第1の基準値が102で、第1の範囲を+−10としたが、この値に限定されるものではなく、第1の範囲は、プラス側、マイナス側で同じ幅である必要はなく、また、第1の基準値や第1の範囲は、炊飯器の最大炊飯量や仕様の違いに応じて変更するようにしてもよいことは明らかである。
また、本実施の形態では、第1の基準値や第1の範囲を電源電圧検知手段の出力値をAD変換した値を想定して示しているが、例えば0.1V単位で電圧換算したものであってもよいことは明らかである。
また、本実施の形態では、作業者が第1の信号を入力するとなっているが、特定のキーを操作することで行うようにしてもよいし、検査用の機械が操作するようにしてもよいし、特定の通信や使用者が操作できない方法などで入力するようにしてもよいのは明らかである。
以上のように、本実施の形態においては、基準となる電源電圧に相当する信号を入力した状態で、信号出力手段から第1の信号を入力するという、少ない手順で、調整することができ、基準となる電源電圧に相当する信号を入力していない状態で、信号出力手段から第1の信号を入力しても、前記電源電圧検知手段の出力が、基準となる第1の所定の値に対して、第1の所定の範囲内でないと判断し、第1の調整値を変更して記憶しないため、間違った値で調整することもない。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における炊飯器のブロック図を示すものであり、図4は、本発明の実施の形態2における炊飯器の動作を示すフローチャートを示すものである。
図3に示すように、加熱コイル30は、米、水などの調理物を入れる鍋(図示せず)を誘導加熱するもので、インバータ回路31より加熱コイル30に高周波電流を供給する。インバータ回路31はインバータ制御回路32により制御するようにしている。電源電圧検知手段34は商用電源から供給される電源電圧を検知するものであり、制御手段39は、電源電圧検知手段34の出力を入力し、調整信号出力手段37から第1の信号を入力したときに、電源電圧検知手段34の出力が、第1の基準値に対して、第1の範囲の中にある場合は、第1の基準値との差異を第1の調整値と設定し、調整信号出力手段37から第2の信号を入力したときに、電源電圧検知手段34の出力が、第2の基準値に対して、第2の範囲の中にある場合は、第2の基準値との差異を第2の調整値と設定し、するようにし、制御手段39は、第1の調整値と第2の調整値から、電源電圧検知手段34の出力を補正し、インバータを制御する。
上記構成において、図4のフローチャートを参照しながら動作、作用を説明する。ステップ40でスタートし、まずステップ41に進み、調整モードかどうかを判断する。調整モードに入れるのに特定の入力信号が制御手段39に入力されれば調整モードとしてステップ42に進み、入力されていない場合は、ステップ83に進む。ステップ42では、基準となる第1の電源電圧に相当する信号を入力した状態で、電源電圧検知手段34により商用電源から供給される電源電圧を検知する。
つぎに、ステップ43に進む。ステップ43では、作業者は第1の信号を入力を入力する。つぎに、ステップ44にすすむ。ステップ44では、電源電圧検知手段34により検知した、商用電源から供給される電源電圧が所定の範囲内であれば、ステップ45に進み、所定の範囲内でなければ、ステップ46に進む。ステップ46では、調整値が変更されていないことを報知して、ステップ42へ戻る。
ステップ45では、電源電圧検知手段34により検知した、商用電源から供給される電源電圧と基準値の差異を第1の調整値として設定し、不揮発メモリに記憶し、ステップ47へ進む。ステップ47では、基準となる第2の電源電圧に相当する信号を入力した状態で、電源電圧検知手段34により商用電源から供給される電源電圧を検知する。
つぎに、ステップ48に進む。ステップ48では、作業者は第2の信号を入力を入力する。つぎに、ステップ49にすすむ。ステップ49では、電源電圧検知手段34により検知した、商用電源から供給される電源電圧が所定の範囲内であれば、ステップ50に進み、所定の範囲内でなければ、ステップ51に進む。ステップ51では、調整値が変更されていないことを報知して、ステップ47へ戻る。ステップ50では、電源電圧検知手段34により検知した、商用電源から供給される電源電圧と基準値の差異を第2の調整値として設定し、不揮発メモリに記憶し、ステップ52に進み、調整モードを終了して、ステップ40へ進む。ステップ83では、この2つの調整値によって、電源電圧検知手段34により検知した、商用電源から供給される電源電圧を補正して、インバータを制御する。
具体的には、例えば、第1の基準値が101で、第1の範囲を+−10とした場合、ステップ42での電源電圧検知手段14の出力が106の場合、第1の基準値に対して、第1の範囲の中にあるため、基準値との差異−5を第1の調整値として設定し、第2の基準値が110で、第2の範囲を+5から−8とした場合、ステップ47での電源電圧検知手段14の出力が109の場合、第2の基準値に対して、第2の範囲の中にあるため、基準値との差異+1を第2の調整値として設定し、不揮発メモリに記憶し、以降、電源電圧検知手段14の出力を105以上の場合は+1、105未満の場合は−5してインバータ制御回路を制御する。
なお、本実施の形態では、第1および第2の基準値や、第1および第2の範囲を特定の値としたが、この値に限定されるものではなく、第1および第2の範囲は、プラス側、マイナス側で同じ幅である必要はなく、また、第1および第2の基準値や第1および第2の範囲は、炊飯器の最大炊飯量や仕様の違いに応じて変更するようにしてもよいことは明らかである。
また、補正の方法も第1の基準値と第2の基準値の中間で、第1の補正値と第2の補正値を切り替えるようにしているが、中間である必要もなく、2段階に限定する必要はなく、より多くの段階で、ゆるやかに調整値を変更するようにしてもよいし、特性に応じて調整値を変化させてもよいことは明らかである。
また、本実施の形態では、第1の信号と第2の信号を別のものとし、第1の調整値を決定してから第2の調整値を順に調整するようにしているが、基準値が異なっていれば、基準値に従って信号が入力されていればよいため、順序は問題なく、同じ信号であっても問題ないことは、明らかである。
なお、本実施の形態では、基準値を2種類としているが、より多くの基準値を設けるようにしてもよいし、全ての調整値が設定されるまで設定された調整値に基づいて調整しないようにしてもよいし、全ての調整値が設定されていなくても、すでに設定された調整値に基づいて調整するようにしてもよいのは、明らかである。
以上のように、本実施の形態においては、基準となる電源電圧に相当する信号を入力した状態で、信号出力手段から第1および第2の信号を入力するという、少ない手順で、調整することができ、基準となる電源電圧に相当する信号を入力していない状態で、信号出力手段から第1および第2の信号を入力しても、前記電源電圧検知手段の出力が、基準となる所定の値に対して、所定の範囲内でないと判断し、調整値を変更して記憶しないため、間違った値で調整することもなく、複数の補正値により、より正確に補正することができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の第3の実施の形態における炊飯器のブロック図を示すものであり、図6は、本発明の第3の実施の形態における炊飯器の動作を示すフローチャートを示すものである。
図5に示すように、加熱コイル50は、米、水などの調理物を入れる鍋(図示せず)を誘導加熱するもので、インバータ回路51より加熱コイル50に高周波電流を供給する。インバータ回路51はインバータ制御回路52により制御するようにしている。電源電圧検知手段54は商用電源から供給される電源電圧を検知するものであり、制御手段59は、電源電圧検知手段54の出力を入力し、調整信号出力手段57から第1の信号を入力したときに、電源電圧検知手段54の出力が、第1の基準値に対して、第1の範囲の中にある場合は、第1の基準値との差異を第1の調整値と設定し、第1の調整値により、電源電圧検知手段54の出力を補正し、インバータを制御するとともに、調整信号出力手段57から第3の信号を入力したときに、第1の調整値を0として、電源電圧検知手段54の出力を補正し、インバータを制御する。
上記構成において、図6のフローチャートを参照しながら動作、作用を説明する。
ステップ60でスタートし、まずステップ61に進み、調整モードかどうかを判断する。調整モードに入れるのに特定の入力信号が制御手段59に入力されれば調整モードとしてステップ62に進み、そうでなければステップ70へ進む。ステップ62では、基準となる電源電圧に相当する信号を入力した状態で、電源電圧検知手段54により商用電源から供給される電源電圧を検知する。
つぎに、ステップ63に進む。ステップ63では、作業者が第3の信号を入力を入力すると、ステップ64に進み、そうでなければステップ65に進む。ステップ64では、調整値を0として設定し、不揮発メモリに記憶し、ステップ62へ戻る。以後、さらに調整値を変更しなければ、この調整値によって、電源電圧検知手段54により検知した、商用電源から供給される電源電圧を補正して、インバータを制御する。
ステップ65では、作業者が第1の信号を入力するとステップ66へ進む。ステップ66では、電源電圧検知手段54により検知した商用電源から供給される電源電圧が所定の範囲内であれば、ステップ67に進み、所定の範囲内でなければ、ステップ68に進む。ステップ68では、調整値が変更されていないことを報知して、ステップ62へ戻る。ステップ67では、電源電圧検知手段54により検知した商用電源から供給される電源電圧と基準値の差異を調整値として設定し、不揮発メモリに記憶し、ステップ69に進み、調整モードを終了し、ステップ61へ進む。
ステップ70では、この調整値によって、電源電圧検知手段54により検知した、商用電源から供給される電源電圧を補正して、インバータを制御する。
また、本実施の形態では、作業者が第3の信号を入力するとなっているが、特定のキーを操作することで行うようにしてもよいし、検査用の機械が操作するようにしてもよいし、特定の通信や使用者が操作できない方法などで入力するようにしてもよいし、作業者が第1の信号を入力するかわりに第3の信号を入力するようにしているが、第3の信号の入力による動作は、第1の信号を入力するタイミングと異なる専用のモードや状態に限定してもよいのは明らかである。
以上のように、本実施の形態においては、基準となる電源電圧に相当する信号を入力した状態で、信号出力手段から第1の信号を入力するという、少ない手順で、調整することができるとともに、第3の信号を入力することで、調整値を0とすることができるので、誤って調整をしてしまった場合でも、再度調整をすることが容易である。
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、容易に電力調整をすることができるので、インバータ回路より加熱コイルに高周波電流を供給して鍋を誘導加熱する炊飯器として有用である。
9、33、53 電源電流調整手段
10、30、50 加熱コイル
11、31、51 インバータ回路
12、32、52 インバータ制御回路
14、34、54 電源電圧検知手段
17、37、57 調整信号出力手段
18、38、58 不揮発性記憶手段
19、39、59 制御手段

Claims (3)

  1. 米、水などの調理物を入れる鍋を誘導加熱する加熱コイルと、この加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、このインバータ回路を制御するインバータ制御回路と、前記商用電源から供給される電源電圧を検知する電源電圧検知手段と、前記電源電圧検知手段の検知レベルを調整する電源電圧調整手段と、前記インバータ制御回路を制御する制御手段と調整値を記憶する不揮発性記憶手段と、前記制御手段に前記電源電圧調整手段での調整を指示する調整信号を出力する調整信号出力手段とを備え、前記制御手段は、前記調整信号出力手段から第1の信号を入力したときに、前記電源電圧検知手段の出力が、基準となる第1の所定の値に対して、第1の所定の範囲内であれば、その値を元に第1の調整値を設定して前記不揮発性記憶手段に記憶し、それ以降は前記不揮発性記憶手段に記憶した第1の調整値を呼び出して前記電源電圧検知手段の出力を補正し、補正された値に基づいて前記インバータ制御回路を制御するよう構成した炊飯器。
  2. 前記制御手段は、前記調整信号出力手段から第2の信号を入力したときに、前記電源電圧検知手段の出力が、基準となる第2の所定の値に対して、第2の所定の範囲内であれば、その値を元に第2の調整値を設定して、前記不揮発性記憶手段に記憶し、前記第1の調整値と前記第2の調整値をもとに前記電源電圧検知手段の出力を補正し、補正された値に応じて前記インバータ制御回路を制御するよう構成した請求項1に記載の炊飯器。
  3. 前記制御手段は、前記調整信号出力手段から、第3の調整信号を入力したときに、前記電源電圧調整手段での調整値を0にするようにした請求項1または請求項2に記載の炊飯器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106264090A (zh) * 2015-06-08 2017-01-04 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 基于电压控制烹饪器具的方法及装置和烹饪器具

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