JP2013230879A - 画像形成装置のロック機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置同士のロック及びロック解除を確実且つ容易に行うことができ、安全でユーザーの操作性を向上する。
【解決手段】給紙装置3の上面3aには軸部11を介してL字状に交差する一片12と他片13とを有するロックレバー14が軸部を中心に回動可能に設けられ、一片は装置本体2と給紙装置との間で回動可能に設けられ、他片は装置本体の側方で回動可能に設けられ、他片には係合部17が形成され、装置本体の後面2bには係合受け部20が形成され、ロックレバーは、装置本体を給紙装置に載置すると、一片が軸部を中心に下方に回転すると共に他片が軸部を中心に装置本体の後面に近接する方向に回動し係合部が係合受け部に係合して、ロック位置に移動する一方、他片に対して軸部を中心に装置本体の後面から離間する方向に力を作用させると、一片が軸部を中心に上方に回転すると共に係合部と係合受け部との係合状態が解除され、ロック解除位置に移動する。
【選択図】図5
【解決手段】給紙装置3の上面3aには軸部11を介してL字状に交差する一片12と他片13とを有するロックレバー14が軸部を中心に回動可能に設けられ、一片は装置本体2と給紙装置との間で回動可能に設けられ、他片は装置本体の側方で回動可能に設けられ、他片には係合部17が形成され、装置本体の後面2bには係合受け部20が形成され、ロックレバーは、装置本体を給紙装置に載置すると、一片が軸部を中心に下方に回転すると共に他片が軸部を中心に装置本体の後面に近接する方向に回動し係合部が係合受け部に係合して、ロック位置に移動する一方、他片に対して軸部を中心に装置本体の後面から離間する方向に力を作用させると、一片が軸部を中心に上方に回転すると共に係合部と係合受け部との係合状態が解除され、ロック解除位置に移動する。
【選択図】図5
Description
本発明は、例えば、コピー機、プリンター、複合機等の画像形成装置のロック機構に関する。
従来から、コピー機、プリンター、複合機等に代表される画像形成装置は、多数枚の転写紙を収納する給紙カセットを搭載したものが周知である。この給紙カセットは、収容可能な用紙の種類や積載量が限られているため、給紙カセットを備えた給紙装置を装置本体に連結することによって、給紙カセットを増設することが多い。
この際、図8及び図9に示すような従来の画像形成装置50は、給紙装置51の上方に装置本体52を載置可能であって、給紙装置の連結面51aから立設したビス53によって、給紙装置51と装置本体52とがビス留めされていた。
或いは、給紙カセットを装置本体に連結する方法としては、給紙カセットの摺動動作に連動して、給紙カセットが給紙可能位置にセットされたときに装置本体に係合するロックレバーが提案されている(例えば、特許文献1参照)。さらに、位置決めピンに切欠き部を設け、この切欠き部に係合するラッチを装置本体に設けることで給紙カセットと装置本体とをロックすると共に、ラッチの一端が装置本体の取手部に突出し、装置本体を持ち上げると同時にロックが外れる構成が提案されている(例えば、特許文献2参照)。さらにまた、上下装置を連結するレバーを連結位置と解除位置とに手動で切り替え可能な構成が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
ところが、上記の如く構成された従来の画像形成装置にあっては、図8及び図9に示されたビス留めする方法では、固定作業の作業性が悪かった。また、特許文献1に記載の発明では、給紙カセットを外した状態ではロックが外れるために安定性が悪くなってしまっていた。さらに、特許文献2に記載の発明では、装置本体を持ち上げると同時にロックが外れるため、上下装置を連結した状態でこれらを移動させることが困難であると共に、位置決めピンに切欠き部を形成するため、位置決めピンの径を一定の太さに設定する必要であった。さらにまた、特許文献3に記載の発明では、上下の装置を連結や解除する際に、レバーを手動で切り替える手間が必要であった。
そこで、本発明は、例えば上述したような問題に鑑みなされたものであり、装置同士のロック及びロック解除を確実且つ容易に行うことができ、安全でユーザーの操作性を向上することが可能な画像形成装置のロック機構を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、装置本体の下方に給紙装置を連結するための画像形成装置のロック機構であって、前記装置本体が載置される前記給紙装置の上面には、軸部を介してL字状に交差する一片と他片とを有するロックレバーが前記軸部を中心に回動可能に設けられ、前記一片は前記装置本体と前記給紙装置との間で回動可能に設けられ、前記他片は前記装置本体の側方で回動可能に設けられ、前記他片の先端部には係合部が形成され、前記装置本体の側面には前記係合部が係合可能な係合受け部が形成され、前記ロックレバーは、前記装置本体を前記給紙装置に載置すると、前記一片が前記軸部を中心に下方に回転すると共に、前記他片が前記軸部を中心に前記装置本体の側面に近接する方向に回動し、前記係合部が前記係合受け部に係合して、ロック位置に移動する一方、前記他片に対して前記軸部を中心に前記装置本体の側面から離間する方向に力を作用させると、前記一片が前記軸部を中心に上方に回転すると共に、前記係合部と前記係合受け部との係合状態が解除され、ロック解除位置に移動することを特徴とする。
上記構成によれば、装置同士を近付けることによって、ロックレバーが回動して係合部と係合受部とが係合するため、ユーザーがセットアップを確実且つ容易に行うことができる。これにより、装置間の不用意な離間を防止して安全性を高めることが可能となる。また、装置同士を連結した状態で移動させることが可能となる。さらに、作業者が装置同士を連結させる際に、給紙装置の上面に設けられたロックレバーを位置合わせの目印とすることが可能となる。さらにまた、装置本体や給紙装置の荷重が増えた場合でも、ロックレバーの幅や厚みを増すことによって、これらの荷重に耐える強度を得ることが可能となる。
さらに、前記ロックレバーの一片と前記給紙装置の上面との間には第1付勢部材が設けられており、該第1付勢部材により前記一片は前記軸部を中心に上方に付勢されていることが好ましい。
上記構成によれば、装置同士を当接させる前に、ロックレバーの姿勢を解除位置に保持することができるため、装置同士を容易に当接させることが可能となる。
また、前記ロックレバーの一片と前記装置本体の底面との間には第2付勢部材が設けられており、前記装置本体を前記給紙装置に載置すると、該装置本体の底面が前記第2付勢部材を押圧することにより前記一片が前記軸部を中心に下方に回転することが好ましい。
上記構成によれば、装置本体を給紙装置に載置すると、第2付勢部材が一片を下方に付勢するため、ロックレバーがロック解除位置に移動することを抑制することができる。これにより、装置本体を給紙装置に連結した後に、装置本体と給紙装置が不用意に分離することを抑制することが可能となる。
また、前記装置本体の底面には、弾性変形可能な支持片が下方に向かって突設され、前記装置本体を前記給紙装置に載置した状態で前記一片を前記軸部を中心に上方に回転させると、該一片の先端部が前記支持片に係止し、前記ロックレバーのロック解除位置が保持されることが好ましい。
上記構成によれば、装置本体を給紙装置に載置した状態で、ロックレバーのロック解除位置が保持されるため、連結した装置同士を離間させ易くすることが可能となる。
上述した本発明によれば、装置同士のロック及びロック解除を確実且つ容易に行うことができ、安全でユーザーの操作性を向上することができる。
以下、本発明に係る画像形成装置について説明する。なお、以下の説明では、便宜上、各部材の上下、左右、前後の方向は、複合機1を操作する使用者から見た方向を基準とする。また、図1及び図7においては、紙面右奥側を正面側(前側)としており、図2乃至図6においては、紙面右側を正面側としている。
本発明の実施形態に係る画像形成装置としての複合機1は、図1に示すように、装置本体2と、装置本体2の下方に装着された給紙装置3と、装置本体2の上方に装着された自動原稿送り装置(ADF)4と、を備えている。
装置本体2は、各種設定や複写機能或いはファクシミリ機能等を利用する際に操作される操作パネル部(図示せず)と、転写紙の収納が可能な給紙カセット5と、公知の画像形成処理ユニット(図示せず)を収納した処理部6と、画像形成処理後の転写紙を収納する排紙トレイ部7と、を備えている。
給紙装置3は、装置本体2に設けられた給紙カセット5とは別に、オプションによって給紙カセット5の下方に着脱して設置可能となっており、本実施の形態においては、給紙カセット8を備えている。これにより、複合機1としては、上下二段の給紙カセット5,8により、二種類のサイズ(例えば、A4,A3)の転写紙を収納することができるようになっている。なお、給紙装置3の下方には、給紙装置3を順次連結することも可能である。つまり、給紙装置3同士を連結することも可能である。例えば、装置本体2の下方に二つの給紙装置3を連結した場合、複合機1としては、上下三段の給紙カセットが設けられ、三種類のサイズ(例えば、A4,A3,B5)の転写紙を収納することができるようになっている。
これらの装置本体2と給紙装置3とは、装置本体2を給紙装置3の上面3aに載置することで作動するロック機構10によって互いがロックされて連結される。本実施形態においては、ロック機構10は、装置本体2及び給紙装置3の後面2b,3b側の縁と前面側の縁(図示せず)との二箇所に設けられている。なお、装置本体2と給紙装置3との間には、スペーサー(図示せず)が配置されており、装置本体2を給紙装置3に載置した状態で僅かな隙間(図5参照)が設けられている。また、装置本体2及び給紙装置3の後面2b,3b側の縁と前面側の縁とに設けられたロック機構10は、互いの向きが反対向きに配置されている以外は同様の構成であるため、以下の説明では、装置本体2及び給紙装置3の後面2b,3b側のロック機構10を代表して説明する。
ロック機構10は、図2に示すように、軸部11を介してL字状に直交(交差)する一片12と他片13とを有するロックレバー14が給紙装置3の上面3aに設けられている。ロックレバー14は、軸部11を中心に回動可能に設けられている。
一片12は、矩形板状に形成されており、装置本体2と給紙装置3との間で回動可能に設けられている。一片12の上面には、第2付勢手段としてのバネ15が設けられている。
他片13は、矩形板状の基部16と、基部16の先端部に形成された係合部17と、を有しており、装置本体2の側方(後方)で回動可能に設けられている。係合部17は、縦断面が三角形状に形成されており、基部16の先端部から装置本体2の側方に向かって突設されている。係合部17は、基部16の長手方向に沿って形成された平行面17аと、平行面17aの軸部11側の端から基部16に直交する直交面17bと、平行面17aの軸部11とは反対側の端から基部16の先端に傾斜する傾斜面17cと、を有している。さらに、直交面17bの平行面17a側の端には、突起18が軸部11側に向かって立設している。
給紙装置3の上面3aには、図3に示すように、当該上面3aを下方に向かって窪ませた凹部19が形成されている。凹部19は、上面3aの後面3b側の縁から前方に向かう溝状に形成されており、凹部19の前後方向の幅は、後面3b側の縁から軸部11の径に一片12の長さ分を加えた長さよりも僅かに前方までに設定されている。また、凹部19の深さは、当該凹部19内に一片12を収容した状態で、一片12と給紙装置3の上面3aとの間に僅かな隙間が設けられるように設定されている。このように形成された凹部19の後面3b側には、ロックレバー14の軸部11が軸芯を両側方(前後方)に沿う状態で軸支されている。
装置本体2の後面2bには、係合部17が係合可能な係合受部20が形成されている。係合受部20は、後面2bを前方に向かって窪ませて形成されており、後面2bの底面2a側の縁から上方に向かう溝状に形成されている。係合受け部20の上下方向の幅は、ロックレバー14の他片13よりも僅かに長く設定されている。係合受部20は、底面2a側に開口する外側空部21と、当該外側空部21に連通する内側空部22と、を有している。内側空部22の下方には、後面2bに向かって突出する突出壁23が形成されている。したがって、外側空部21は他片13の基部16を収容可能に形成され、内側空部22は係合部17を収容可能に形成されている。
突出壁23の上面22aは、装置本体2の底面2aに対して平行に形成されている。上面23aの外側空部21側の端には、他片13に設けられた突起18に係止する突起24が上方に向かって立設している。
さらに、一片12のロックレバー14の外側の面と、凹部19の下面19aとの間には、第1付勢手段としてのバネ25が設けられている。
また、装置本体2の底面2aには、当該底面2aを上方に向かって窪ませた凹部26が設けられている。凹部26は、底面2aの後面2b側の縁から前方に向かう溝状に形成されている。凹部26の前後方向の幅は、給紙装置3の凹部19よりも僅かに前方まで形成されている。
この凹部26の天面26aには、弾性変形可能な支持片27が設けられている。支持片27は、天面26aのうち凹部19の前端に対向する位置から下方に向かって底面2aまで垂下している。
ここで、このように構成されたロック機構10の作用について説明する。上記の如く構成されたものにおいて、ロック機構10によって装置本体2と給紙装置3とをロックする場合、図3に示すように、装置本体2と給紙装置3とが離間した状態においては、バネ25の付勢力によって一片12が軸部11を中心に上方に向かって付勢されている(ロック解除位置)。これにより、バネ25は、ロックレバー14の姿勢を解除位置に保持し、他片13の係止部18を装置本体2の後面2bよりも後方に位置させている。
次に、図4に示すように、装置本体2と給紙装置3とを近付けると、凹部26の天面26aがバネ15を押圧することにより、バネ15が天面26aと一片12との間で挟持されて弾性変形して収縮すると共に、一片12が軸部11を中心に下方に回転する。一方、バネ25が一片12と凹部19の下面19aとの間で挟持されて弾性変形して収縮する。この結果、バネ15及びバネ25が収縮しながら、ロックレバー14が係合方向(図中に符号Aで示す)に回動して、他片13における係合部17の平行面17aが外側空部21の側面21aに当接する。この状態で、装置本体2と給紙装置3とをさらに近付けると、ロックレバー14の姿勢が保たれながら、係合部17の平行面17aと外側空部21の側面21aとが摺動しながら近づく。
そして、係合部17が係合受部20の上方に位置するまで、装置本体2と給紙装置3とをさらに近付けると、ロックレバー14がロック位置まで係合方向Aに移動して、係合部17と係合受部20とが係合すると共に、突起18と突起24とが係止する。これにより、他片13が係合受部20に収容され、一片12は凹部19内に収容される。この結果、ロックレバー14がロック位置まで係合方向Aにさらに回動して、図5に示すように、装置本体2の底面2aが給紙装置3の上面3aに載置されると共に、装置本体2と給紙装置3とがロック機構10によって連結固定される。
この結果、装置本体2を持ち上げたとしても、収縮するバネ15と伸長するバネ25の復元力によって一片12が係合方向Aに付勢されると共に、係合部17と係合受部20とが係合しつつ、突起18と突起24とが係止するため、一片12が軸部11を中心に上方に回動することが抑制され、ロック機構10による装置本体2と給紙装置3との連結状態が維持される。
一方、ロック機構10によるロックを解除する場合、装置本体2が給紙装置3に載置された状態で、作業者が他片13を把持して、当該他片13に対してバネ15の付勢力に反して軸部11を中心に後方(後面2bから離れる離間する方向)に力を作用させると、係合部17と係合受部20との係合状態が解除され、一片12が軸部11を中心に上方に回動することで、天面26aと一片12との間で挟持されたバネ15が収縮する一方、バネ25が伸長する。この状態で、ロックレバー14をさらに係合方向Aとは反対の反係合方向(図中に符号Bで示す)に回動させると、一片12の先端部が支持片27を押圧して、支持片27が基端部を中心に自由端部側を前方に向かって回動させるように弾性変形する(この状態を図6中に破線で示す)ことによって、一片12が支持片27を乗り越えて軸部11を中心に上方に回動する。これにより、ロックレバー14がロック位置からロック解除位置まで反係合方向Bに回動する。
これにより、図6及び図7に示すように、弾性変形した支持片27が元の状態に復元して、他片13の先端部が支持片27に掛止することによって、他片13から手を離した状態であっても、ロックレバー14がロック解除位置に保持される。したがって、連結した装置本体2と給紙装置3との分離作業を行い易くすることができる。これにより、ロックレバー14をロック解除位置に保持したまま装置本体2を上方に持ち上げることで、装置本体2と給紙装置3とが分離される。
本実施形態によれば、装置本体2を給紙装置3に載置させることによって、ロックレバー14が回動して係合部17と係合受部20とが係合するため、ユーザーがセットアップを確実且つ容易に行うことができる。これにより、装置本体2と給紙装置3との間の不用意な離間を防止して安全性を高めることが可能となる。また、装置本体2と給紙装置3とを連結した状態で移動させることが可能となる。さらに、作業者が装置本体2を給紙装置3に載置させる際に、給紙装置3の上面3aに設けられたロックレバー14を位置合わせの目印とすることが可能となる。さらにまた、装置本体2や給紙装置3の荷重が増した場合でも、ロックレバー14の幅や厚みを増すことによって、これらの荷重に耐える強度を得ることが可能となる。したがって、装置本体2と給紙装置3とのロック及びロック解除を確実且つ容易に行うことができ、安全でユーザーの操作性を向上することができる。
また、一片12と給紙装置3の凹部19との間にバネ25が設けられているため、装置本体2を給紙装置3に載置させる前に、ロックレバー14の姿勢を解除位置に保持することができる。これにより、装置本体2を給紙装置3に容易に載置させることが可能となる。
また、装置本体2を給紙装置3に載置すると、バネ15が一片12を軸部11を中心に下方に付勢するため、ロックレバー14がロック解除位置に移動することを抑制することができる。これにより、装置本体2を給紙装置3に連結した後に、装置本体2と給紙装置3が不用意に分離することを抑制することができる。
また、装置本体2を給紙装置3に載置する際に、バネ15及びバネ25が収縮するため、係合部17を装置本体2の側面21aに摺動させながら係合受部20に係合させることができる。これにより、係合部17と係合受部20とのクリアランスを少なく設定することができ、連結された給紙装置2と装置本体3との安定性を確保することが可能となる。また、装置本体2を給紙装置3に載置させた状態で、装置本体2の凹部26の天面26aと一片12との間にバネ15を配置した間隙が形成されているため、バネ15の付勢力及びバネ25の復元力に反してロックレバー14をロック位置からロック解除位置に回動することができ、係合部17と係合受部20との係合状態を容易に解除することが可能となる。
また、装置本体2を給紙装置3に載置した状態で、ロックレバー14をロック位置からロック解除位置に回動させると、支持片27によってロックレバー14をロック解除位置に保持することができる。これにより、連結した装置本体2と給紙装置3とを離間させ易くすることが可能となる。
また、係合部17の突起18と係合受部20の突起24とが係止するため、係合部17と係合受部20とが係合した後に、これらの係合状態が維持し易くなり、ロックレバー14の不用意な回動を抑制することが可能となる。
なお、上記した実施形態では、ロック機構10は、装置本体2と給紙装置3との後面2b,3b側の縁と前面側の縁(図示せず)との二箇所に設ける場合について説明したが、他の異なる実施形態では、装置本体2と給紙装置3との左側面側の縁と右側面側の縁との二箇所に設けられても良いし、装置本体2及び給紙装置3の重量に応じて、4箇所に設けられていても良い。
上記した実施形態では、一片12と給紙装置3の凹部19との間にバネ25を設けることで、一片12を軸部11を中心に上方に付勢した場合について説明したが、他の異なる実施形態では、軸部11にねじりバネを巻き付けることで、一片12を軸部11を中心に上方に付勢しても良い。
上記した実施形態では、弾性変形可能な支持片26を設けて構成した場合について説明したが、他の異なる実施形態では、支持片を凹部26の天面26aに軸支すると共に、この支持片と天面26aとの間にバネ等の付勢部材を張架させる構成であっても良い。
1 複合機(画像形成装置)
2 装置本体
3 給紙装置
3a 上面
10 ロック機構
11 軸部
12 一片
13 他片
14 ロックレバー
15 バネ(第2付勢部材)
17 係合部
20 係合受部
25 バネ(第1付勢部材)
27 支持片
2 装置本体
3 給紙装置
3a 上面
10 ロック機構
11 軸部
12 一片
13 他片
14 ロックレバー
15 バネ(第2付勢部材)
17 係合部
20 係合受部
25 バネ(第1付勢部材)
27 支持片
Claims (4)
- 装置本体の下方に給紙装置を連結するための画像形成装置のロック機構であって、
前記装置本体が載置される前記給紙装置の上面には、軸部を介してL字状に交差する一片と他片とを有するロックレバーが前記軸部を中心に回動可能に設けられ、
前記一片は前記装置本体と前記給紙装置との間で回動可能に設けられ、前記他片は前記装置本体の側方で回動可能に設けられ、
前記他片の先端部には係合部が形成され、前記装置本体の側面には前記係合部が係合可能な係合受け部が形成され、
前記ロックレバーは、前記装置本体を前記給紙装置に載置すると、前記一片が前記軸部を中心に下方に回転すると共に、前記他片が前記軸部を中心に前記装置本体の側面に近接する方向に回動し、前記係合部が前記係合受け部に係合して、ロック位置に移動する一方、前記他片に対して前記軸部を中心に前記装置本体の側面から離間する方向に力を作用させると、前記一片が前記軸部を中心に上方に回転すると共に、前記係合部と前記係合受け部との係合状態が解除され、ロック解除位置に移動することを特徴とする画像形成装置のロック機構。 - 前記ロックレバーの一片と前記給紙装置の上面との間には第1付勢部材が設けられており、該第1付勢部材により前記一片は前記軸部を中心に上方に付勢されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置のロック機構。
- 前記ロックレバーの一片と前記装置本体の底面との間には第2付勢部材が設けられており、前記装置本体を前記給紙装置に載置すると、該装置本体の底面が前記第2付勢部材を押圧することにより前記一片が前記軸部を中心に下方に回転することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置のロック機構。
- 前記装置本体の底面には、弾性変形可能な支持片が下方に向かって突設され、前記装置本体を前記給紙装置に載置した状態で前記一片を前記軸部を中心に上方に回転させると、該一片の先端部が前記支持片に係止し、前記ロックレバーのロック解除位置が保持されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載の画像形成装置のロック機構。
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JP2012102426A JP2013230879A (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | 画像形成装置のロック機構 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017074774A (ja) * | 2015-10-14 | 2017-04-20 | シャープ株式会社 | 画像形成装置及び給紙装置 |
CN111439044A (zh) * | 2020-05-12 | 2020-07-24 | 联想万像(深圳)科技有限公司 | 一种打印机 |
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2012
- 2012-04-27 JP JP2012102426A patent/JP2013230879A/ja active Pending
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