JP2013230175A - 電気ケトル - Google Patents

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隆男 神庭
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Abstract

【課題】従来の電気ケトルに過昇防止装置として用いられている温度ヒューズは絶縁チューブを介して熱が伝わるため、高出力の加熱装置ではその温度上昇速度が速く、温度ヒューズでは温度上昇が追随いない。
【解決手段】加熱装置と、非復帰型サーモスタットと、本体に取り付け可能なばね材からなる取り付け板と、を有し、取り付け板は本体と接触する固定板と、固定板から略直角に折り曲がった立ち面と、立ち面から略直角に折り曲がった底板と、を有し、底板には、非復帰型サーモスタットを挟み込むように保持板が接続され、底板の非復帰型サーモスタットと接触している面と反対の面には、本体と底板との間に介在するように加熱装置が接触しており、底板の加熱装置と対向する面には、加熱装置側へ突出した突部が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は電気ケトルに関し、加熱装置の過昇防止装置に関するものである。
電気ケトルの加熱装置の過昇防止に温度ヒューズを加熱装置に接触させる方法がある(例えば特開2009−125356参照)。図6は、特開2009−125356号公報(特許文献1)に記載された従来の電気ケトルの加熱装置の過昇防止用温度ヒューズの取り付け構成を示すものである。図6に示すように、絶縁チューブ40に挿入した温度ヒューズ41を加熱手段の表面42に接触させ、保持板43を締め込むときに、前記加熱装置に当接させるために保持板43に変形代を設けている。
特開2009−125356号公報
しかしながら、前記従来の構成では、温度ヒューズは絶縁チューブを介して熱が伝わるため、高出力の加熱装置では、その温度上昇速度が速く、温度ヒューズでは温度上昇が追随しないという課題を有していた。本発明は、このような課題を解決するもので、高出力の加熱装置でも温度上昇に追随し、通常の使用時には十分に温度余裕がある過昇防止装置を有する電気ケトルを提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電気ケトルは、過昇防止装置として非復帰型サーモスタットを用い、その感熱部に底板を敷き、かつ底板に突起を設けて加熱装置表面より浮かせる取り付け板を設けたものである。
本発明の電気ケトルは温度応答性のいい非復帰型サーモスタットを取りつけることにより、高出力の加熱装置でも温度上昇が追随し、非復帰型サーモスタットの感熱部に底板を敷き、かつ底板に突起を設けて加熱装置表面より浮かせる取り付け板を設けることにより、通常の使用時は十分に温度余裕を確保できる。
本発明の実施の形態1における電気ケトルの過昇防止装置の断面図 本発明の実施の形態1における電気ケトルの過昇防止装置の分解斜視図 本発明の実施の形態1における電気ケトルの加熱装置が溶融したときの過昇防止装置の断面図 本発明の実施の形態1における電気ケトルの過昇防止装置の平面図 本発明の実施の形態1における電気ケトルの側面断面図 従来の電気ケトルの過昇防止装置の断面図
第1の発明は、非復帰型サーモスタットの取り付け板に、前記非復帰型サーモスタットの感熱部に敷いた底板と、加熱装置表面に当接する底板に設けた突起と、を備えたことを特徴とする。このため、過昇防止装置として非復帰型サーモスタットを用いることにより、高出力の加熱装置でも温度上昇を追随することができる。また、非復帰型サーモスタット感熱部に底板を敷き、かつ底板に突起を設けて加熱装置表面より浮かせる取り付け板を設けることにより、加熱装置の表面粗度に影響されず、通常の使用時は十分に温度余裕を安定して確保できる。
第2の発明は、非復帰型サーモスタットの取り付け板をコの字に形成することにより、取り付け板を取り付けた状態でも非復帰型サーモスタットを着脱可能にできる。
第3の発明は、非復帰型サーモスタット上面凹部に取り付け板の固定片に設けた突起部を嵌め込むことにより、非復帰型サーモスタットの抜け止めができる。
第4の発明は、取り付け板をばね材で形成し、締め付け時に加熱装置表面に押しつけるように変形代をもたせることにより、部品のばらつきにより、取り付け板が加熱装置表面から浮くことを防止きでき、また、加熱装置が溶融したときでもその表面に追随するため、焼損に対する安全性を確保できる。
第5の発明は、加熱装置と、非復帰型サーモスタットと、本体に取り付け可能なばね材からなる取り付け板と、を有し、前記取り付け板は本体と接触する固定板と、当該固定板から略直角に折り曲がった立ち面と、当該立ち面から略直角に折り曲がった底板と、を有し、前記底板には、前記非復帰型サーモスタットを挟み込むように保持板が接続され、前記底板の前記非復帰型サーモスタットと接触している面と反対の面には、前記本体と前記底板との間に介在するように前記加熱装置が接触しており、前記底板の前記加熱装置と対向する面には、前記加熱装置側へ突出した突部が形成されていることを特徴とする。じびため、過昇防止装置として非復帰型サーモスタットを用いることにより、高出力の加熱装置でも温度上昇を追随することができる。また、非復帰型サーモスタット感熱部に底板を敷き、かつ底板に突起を設けて加熱装置表面より浮かせる取り付け板を設けることにより、加熱装置の表面粗度に影響されず、通常の使用時は十分に温度余裕を安定して確保できる。
請求項6の発明は、請求項5に記載の発明であり、前記非復帰型サーモスタットの、前記非復帰型サーモスタットと前記保持板とが対向する面には凹部が形成されており、一方、前記保持板の前記非復帰型サーモスタットと対向する面には突部が形成されており、前記凹部と前記突部との間には抜け防止板が介在されていることを特徴とする。このため、非復帰型サーモスタットの抜け止めができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における電気ケトルの過昇防止装置の断面図を示すものである。図2は、本発明の実施の形態1における電気ケトルの過昇防止装置の分解斜視図を示すものである。図3は、本発明の実施の形態1における電気ケトルの加熱装置が溶融したときの過昇防止装置の断面図を示すものである。図4は、本発明の実施の形態1における電気ケトルの過昇防止装置の平面図を示すものである。図5は、本発明の実施の形態1における電気ケトルの側面断面図を示すものである。
図1〜5において、本体2と、本体2側面に配置し本体2を持ち上げるときの持ち手となる取手13と、満水時の水位を表示した満水目盛11を内側面に設けた液体を収容する容器1と、容器1内に液体を注入するための開口穴として給水口8と、容器1の上方開口部をヒンジ部14の支点軸を中心に開閉自在に覆う蓋体3と、容器1内の液体を加熱する加熱手段4と、沸騰した液体の蒸気を検知し自動で機械的に給電を停止する蒸気検知手段5と、蒸気検知手段5の給電と給電停止を切替えるスイッチに結合し本体2外面に配置した操作部6と、本体2を設置し本体2側に給電するための給電台15と、給電台15の上面に配置した本体接続部16と、本体2の上端前部側面に設けた液体を本体2外に注出するための注ぎ口7と、注ぎ口7と容器1間に配置し液体を本体2外に注出するときに液体内の異物を取除くためのフィルター23とを備えている。また、蓋体3は、蓋本体部22と、蓋外装板21と、お手入れ性と外観品位の向上を目的としたステンレス製の蓋化粧板20と、蓋本体部22に取付けた蓋を閉じたときに本体係合部17に係合する蓋係合部18を他端に有する蓋開閉操作部19と、蓋体3を閉じたときに蓋体3と給水口8間をシールするためのゴム製のシール部材9と、シール部材9を固定するためのシール部材押え板10と、蓋本体部22とシール部材押え板10に挟まれた空間の蒸気経路12とから構成されている。
24は取り付け板で、容器底1に設けられたねじ25に挿入する穴26を有する固定板27と、非復帰型サーモスタット28を保持する保持部29とを有しており、ばね材で形成されている。保持部29は加熱装置4に点接触する突起30を有する底板31と、非復帰型サーモスタット28を保持する保持板32と、非復帰型サーモスタット28の天面の凹部33に嵌り込む突起34を有する抜け防止板35と、取り付け前は加熱装置4の方向に倒れた立ち面36より形成されており、底板31と保持板32は略コノ字を形成している。また、底板31は加熱装置4の外側まで延びた平面部44を有する。
又、37は非復帰型サーモスタット28の感熱部で、底板31に当接している。38は絶縁チューブで、感熱部37に突き当たるまで非復帰型サーモスタット28の端子39に挿入されている。
以上のように構成された電気ケトルについて、以下その動作、作用を説明する。
容器1に水が入っていない場合、加熱装置4に電流が供給されると、容器1の底面の温度が急上昇し、本体接続部16に内蔵されたバイメタルが働き、電流が遮断される。
しかし、もしこのバイメタルが働かなかった場合、加熱装置4の温度は急上昇を続ける。その場合、加熱装置4の輻射熱により底板31が温度上昇し、非復帰型サーモスタット28の感熱部37に熱が伝わり、感熱部37も温度上昇する。
その後、加熱装置4のアルミが溶融し始めても、取り付け板24の保持部29が加熱装置4の表面と当接しながら倒れるため、感熱部37の温度は上昇し続け、電流を遮断する。
加熱装置4に点接触する突起30を有する底板31を設けることのより、感熱部37には輻射熱が伝わるため、通常水を入れて使用する場合や、本体接続部16に内蔵されたバイメタルが働く場合は、非復帰型サーモスタット28の動作温度には十分な余裕を得ることができる。また、加熱装置4の表面粗さのばらつきによる感熱部37の温度上昇のばらつきがなくなる。
取り付け板24には、非復帰型サーモスタット28の天面の凹部33に嵌り込む突起34を有する抜け防止板35が設けられているため、組み立て作業中に負荷がかかっても外れることはない。また、非復帰型サーモスタット28を交換する場合、底板31と保持板32はコノ字を形成しているため、取り付け板24を取り付けたままで交換することができる。
更に、底板31は加熱装置4の外側まで延びた平面部44を有するため、絶縁チューブ38は加熱装置4に接触することはないため、耐熱温度の低い安価なチューブを使用することができる。
以上のように、本発明にかかる電気ケトルは、温度応答性の良い非復帰型サーモスタットを取りつけることにより、高出力の加熱装置でも温度上昇が追随するため、他の加熱装置の安全装置として利用できる。
4 加熱装置
24 取り付け板
27 固定板
28 非復帰型サーモスタット
29 保持部
30 突起
31 底板
32 保持板
33 凹部
34 突起
35 抜け防止板
36 立ち面
37 感熱部
44 平面部

Claims (6)

  1. 非復帰型サーモスタットの取り付け板に、前記非復帰型サーモスタットの感熱部に敷いた底板と、加熱装置表面に当接する底板に設けた突起と、を備えたことを特徴とする電気ケトル。
  2. コの字に形成した非復帰型サーモスタットの取り付け板を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電気ケトル。
  3. 更に非復帰型サーモスタットの上面には凹部が形成されており、前記凹部に嵌り込む突起を設けた抜け防止板を取り付け板に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気ケトル。
  4. 前記取り付け板を本体に締め付け時に、前記取り付け板が加熱装置表面に押しつけるように変形可能なばね材で形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気ケトル。
  5. 加熱装置と、非復帰型サーモスタットと、本体に取り付け可能なばね材からなる取り付け板と、を有し、前記取り付け板は本体と接触する固定板と、当該固定板から略直角に折り曲がった立ち面と、当該立ち面から略直角に折り曲がった底板と、を有し、
    前記底板には、前記非復帰型サーモスタットを挟み込むように保持板が接続され、前記底板の前記非復帰型サーモスタットと接触している面と反対の面には、前記本体と前記底板との間に介在するように前記加熱装置が接触しており、
    前記底板の前記加熱装置と対向する面には、前記加熱装置側へ突出した突部が形成されていることを特徴とする電気ケトル。
  6. 請求項5に記載の電気ケトルであり、
    前記非復帰型サーモスタットの、前記非復帰型サーモスタットと前記保持板とが対向する面には凹部が形成されており、一方、前記保持板の前記非復帰型サーモスタットと対向する面には突部が形成されており、前記凹部と前記突部との間には抜け防止板が介在されていることを特徴とする電気ケトル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020103499A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 タイガー魔法瓶株式会社 電気ケトル

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