JP2009125356A - 電気ケトル - Google Patents

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Abstract

【課題】異常加熱時に外郭樹脂部品が溶ける等の不具合を防止し、過電流が流れることによる電源内部の部品の破損を防止することができる電気ケトルを提供する。
【解決手段】筒状の本体3と、本体3内に収容された内容器2と、内容器2の底部外面に配設された加熱手段8と、内容器2の底部に取り付けられ、加熱手段8と電気的に接続された上部接続器7と、本体3が着脱可能に載置され、上部接続器7と電気的に接続されると共に電源に接続される下部接続器32を有する載置台6とを備えた電気ケトル1において、加熱手段8と上部接続器7を電気的に接続する導線9に温度ヒューズ10を設け、温度ヒューズ10をヒューズ保持手段11により加熱手段8の下面に接触させた。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気ケトルに関する。
従来の電気ケトルは、専用の電源供給コントローラを用い、空焚き検出にはバイメタルを使用したものがある。しかし、万一バイメタルが不良であったり、電源供給コントローラを製品ヒータ部に取り付ける際に傾いていたりした場合に、通電されたままになる。電気ケトルは大抵大電力であるため、連続通電となると加熱手段が異常加熱し外郭樹脂部品が溶ける等の問題があった。
又、製品内部でのリード線などの短絡、ヒータ内部での短絡、電源供給ユニットの2部品の接続器間での接触抵抗の増大により樹脂部が変形し内部で短絡する、などの理由により過電流が流れる危険性があり、これにより電源内部の部品が破損するという問題があった。
本発明は前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、空焚き時に外郭樹脂部品が溶ける等の不具合を防止し、過電流が流れることによる電源内部の部品の破損を防止することができる電気ケトルを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明に係る電気ケトルは、筒状の本体と、該本体内に収容された内容器と、該内容器の底部外面に配設された加熱手段と、前記内容器の底部に取り付けられ、前記加熱手段と電気的に接続された上部接続器と、前記本体が着脱可能に載置され、前記上部接続器と電気的に接続されると共に電源に接続される下部接続器を有する載置台とを備えた電気ケトルにおいて、前記加熱手段と前記上部接続器を電気的に接続する導線に温度ヒューズを設け、該温度ヒューズをヒューズ保持手段により前記加熱手段の下面に接触させたものである。
電気ケトルに、加熱手段と上部接続器を電気的に接続する導線に温度ヒューズを設け、温度ヒューズをヒューズ保持手段により加熱手段の下面に接触させたことで、万一空焚きにより加熱手段が異常加熱した場合でも、温度ヒューズがヒューズ保持手段を介して加熱手段の熱を受けて溶断され、加熱手段に電気が流れることを阻止する。従って加熱手段の異常加熱を防ぐことで外郭樹脂部品が溶ける等の不具合を防止し、電気ケトルの安全性を飛躍的に向上することができる。
具体的な1つの手段として、前記ヒューズ保持手段は、前記内容器の底部外面の取付部に取り付けられた固定部と、該固定部から下方に向かって延びる立壁と、該立壁から前記内容器の外方に向かって延び、前記ヒューズを保持すると共に前記加熱手段に接触する保持部と、を備えたことが好ましい。
ヒューズ保持手段の固定部が内容器の底部外面の取付部に取り付けられることで、ヒューズ保持手段を内容器に確実に取り付けることができる。又、温度ヒューズを保持する保持部が加熱手段に接触することで、加熱手段からの熱が保持部から立壁、固定部の順に伝達し温度ヒューズが加熱手段の異常加熱を効果的に検知することができる。
前記ヒューズ保持手段は金属製であり、前記ヒューズ保持手段を前記内容器の底部に取り付ける際に、前記加熱手段と前記保持部とが当接した状態で前記固定部が、前記内容器の底部外面に配設された取付部の取付座面であって前記加熱手段から最遠の端部と最初に当接し、前記固定部と前記取付座面との間に前記取付ねじの締め代を設けたことが好ましい。
上記構成であれば、固定部を内容器に固定すると、金属製であるヒューズ保持手段の弾性により保持部が上方に付勢され、保持部を加熱手段の下面に圧接することができる。従って、温度ヒューズを保持部の上面を介して確実に加熱手段に接触させることができる。
前記ヒューズ保持手段を前記内容器の底部に取り付ける際に、更に前記温度ヒューズの上端と前記加熱手段の底面との間に前記保持部の変形代を設けたことが好ましい。
変形代を設けたことで、温度ヒューズを加熱手段に容易に圧接することができるうえ、温度ヒューズをヒューズ保持手段に簡単に挿通することができる。
前記電気ケトルが更に、前記下部接続器と電源とを電気的に接続する導線に、電流ヒューズを備えたことが好ましい。
電気ケトルが更に、前記下部接続器と電源とを電気的に接続する導線に電流ヒューズを備えたことで、過電流が流れても電流ヒューズが溶断して下部接続器と電源とを接続する導線を遮断し電気が流れることを阻止するため、電源内部の部品の破損を防止することができる。
本発明の電気ケトルによれば、万一加熱手段が異常加熱した場合にバイメタルが不良であっても、加熱手段と上部接続器を電気的に接続する導線に温度ヒューズを設け、温度ヒューズを加熱手段の下面に接触させたことで、温度ヒューズが加熱手段の熱を受けて溶断され、導線を遮断し加熱手段に電気が流れることを阻止する。従って加熱手段の異常加熱を防ぐことで外郭樹脂部品が溶ける等の不具合を防止し、電気ケトルの安全性を飛躍的に向上することができる。
ヒューズ保持手段の固定部が内容器の底部外面の取付部に取り付けられることで、ヒューズ保持手段を内容器に確実に取り付けることができる。又、固定部、及び固定部から延びる立壁、立壁から延び温度ヒューズを保持する保持部を有するヒューズ保持手段の保持部が加熱手段に接触することで、加熱手段からの熱が保持部から温度ヒューズ、立壁、固定部の順に伝達するため、温度ヒューズが加熱手段の異常加熱を効果的に検知することができる。又、熱が温度ヒューズに伝わる前に固定部に逃げず、加熱手段の熱をロスなく伝達することができる。
金属製のヒューズ保持手段は、内容器の底部に取り付ける際に、加熱手段と保持部とが当接した状態で固定部が、取付部の取付座面であって加熱手段から最遠の端部と最初に当接する。更に、前記固定部と前記取付座面との間に前記取付ねじの締め代を設けた構成であれば、固定部を内容器に固定すると、金属製であるヒューズ保持手段の弾性により保持部が上方に付勢され、保持部を加熱手段の下面に圧接することができる。従って、温度ヒューズを保持部の上面を介して確実に加熱手段に接触させることができる。
ヒューズ保持手段を内容器の底部に取り付ける際に、更に温度ヒューズの上端と加熱手段の底面との間に保持部の変形代を設けたことで、温度ヒューズを加熱手段に容易に圧接することができるうえ、温度ヒューズをヒューズ保持手段に容易に挿通することができる。
又、下部接続器と電源とを電気的に接続する導線に電流ヒューズを備えたことで、過電流が流れても電流ヒューズが溶断して下部接続器と電源とを接続する導線を遮断し、電源内部の部品の破損を防止することができる。
次に添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1〜3に本発明の実施形態に係る電気ケトル1を示す。電気ケトル1は、図3に示すように液体を収容する内容器2と、内容器2を収容する本体3と、本体3の上端開口を開閉する蓋体4と、本体3の下端に取り付けられた底体5と、底体5と係合する載置台6とを備える。
有底の内容器2の底部外面には、図2に示すように載置台6と係合することにより電気の供給を受ける上部接続器7と、上部接続器7と電気的に接続され内容器2を加熱する環状のアルミブレージングヒータ(加熱手段)8と、上部接続器7とアルミブレージングヒータ8を電気的に接続する導線9に配設された温度ヒューズ10と、温度ヒューズ10を保持しアルミブレージングヒータ8と接触するヒューズホルダ(ヒューズ保持手段)11と、ヒューズホルダ11を底部外面に取り付けるためのねじ(取付ねじ)12aと螺合するホルダ取付脚(取付部)13(図3参照)と、アルミブレージングヒータ8と上部接続器7との間に底体5を本体3に取り付けるためのねじ12bと螺合する底体取付脚14とが配置されている。
本発明に係る金属製のヒューズホルダ11は、図4に示すようにホルダ取付脚13と螺合するねじ12aが挿通する孔15を有する固定部16と、固定部16と鈍角をなし固定部16から下方に向かって延びる立壁17と、立壁17と鈍角をなし立壁17から外方に向かって延び2つの温度ヒューズ10を垂直方向及び水平方向に保持すると共にアルミブレージングヒータ8に接触する保持部18とから形成されている。固定部16には、外方向に向かって延びる2条の隆起部19aが形成され剛性が高められている。
保持部18は更に、図5に示すように立壁17から外方に向かって延びる保持下面21と、保持下面21から上方に向かって延びる保持外面22と、保持外面22と鈍角をなし保持外面22から内方に向かって延びる保持上面23と、保持上面23から下方に向かって延びる保持内面24とからなる。保持上面23の一部がアルミブレージングヒータ8と接触している。保持下面21には前記固定部16と同様に2条の隆起部19bが形成され、保持外面22及び保持上面23よりも剛性が高められている。保持下面21には保持内面24を挿通するための長孔25が形成されている。保持上面23の保持内面24側の端部の中央部及び保持内面24は、幅狭に形成され、前記固定部16、保持下面21よりも剛性が弱められている。保持上面23の両側端には温度ヒューズ10を押さえるための押さえ片26が突設されている。
本体3は、筒形状をなす胴体27と、胴体27の後部に配設された把手部28とを備える。
蓋体4は、後端側に設けたヒンジ29(図10参照)周りに開閉自在に取り付けられている。蓋体4が開放することで、内容器2に液体を注げる。蓋体4の前方には注ぎ口31が形成されており、内容器2内の液体を排出する。
有底の底体5には、上部接続器7と下部接続器32とが係合するための孔33aが形成されている。ねじ12bを底体5の孔33bに挿通し、内容器2底部の底体取付脚14と螺合することで、底体5が内容器2に取り付けられている。
載置台6の上面には、円形断面の下部接続器32が上方に向かって配置されている。下部接続器32は電源(図示せず)に差し込まれる電気コード(導線)34(図8参照)と電気的に接続され、内容器2底部の上部接続器7を介してアルミブレージングヒータ8に電気を供給する。図8に示すように電気コード34には電流ヒューズ35が接続され、該電流ヒューズ35は載置台6の内部に固定されている。
図9は、電気ケトル1の回路図を示している。交流電流37の両端子間に、電流ヒューズ35を介して下部接続器32が接続されている。下部接続器32と電気的に接続する上部接続器7には2つのスイッチ38a、38bが、並列に接続されている。スイッチ38a、38bは、トリレバー39によってオン又はオフされるものであり、図ではオンされている。トリレバー39は、左上端の押圧部40を下方に押圧する又は沸騰時の蒸気によって作動するバイメタル41aにより下方に押圧されると、軸42周りに、図においては反時計回りに回動しスイッチ38a、38bをオフし、上方に押し上げると時計回りに回動してスイッチ38a、38bをオンする。スイッチ38a、38bから端子43を介して温度ヒューズ10が接続されている。温度ヒューズ10には端子43を介してアルミブレージングヒータ8が接続されており、アルミブレージングヒータ8と並列に、ランプ44及び抵抗45が接続されている。アルミブレージングヒータ8にはバイメタル41b、41cが接触している。アルミブレージングヒータ8が異常加熱しバイメタル41b、41cが変形すると、スイッチ38a、38bはオフされる。
本発明に係るヒューズホルダ11を内容器2の底部に取り付ける際には、まず保持部18に温度ヒューズ10を挿通して押さえ片26の弾性を利用して保持する。固定部16に変形代Bが設けられることで、保持部18に容易に温度ヒューズ10を挿通することができる。次に、保持上面23をアルミブレージングヒータ8の下面に当接させる(図5参照)。続いて、ねじ12aを固定部16の孔15に挿通し、ホルダ取付脚13に螺合して固定部16をホルダ取付脚13に取り付ける(図6参照)。この時、固定部16とホルダ取付脚13の取付座面13aとの間にはねじ12aの締め代Aが設けられており、温度ヒューズ10の上端とアルミブレージングヒータ8との間には固定部16の変形代Bが設けられている。変形代Bが設けられることで、温度ヒューズ10をアルミブレージングヒータ8に容易に圧接することができる。ヒューズホルダ11は金属製であり、ヒューズホルダ11を内容器2の底部に取り付ける際に、アルミブレージングヒータ8と保持上面23とが当接した状態で固定部16が、内容器2の底部外面に配設されたホルダ取付脚13の取付座面13aであってアルミブレージングヒータ8から最遠の端部と最初に当接することにより、ねじ12aを締め付けるにつれて締め代Aにより剛性の高い固定部16が変形し、そのばね力が保持部18の保持上面23に伝わり、剛性の低い保持上面23は容易に変形してアルミブレージングヒータ8に圧接する(図7参照)。従って、ヒューズホルダ11を内容器2に確実に取り付けることができ、かつ保持部18がアルミブレージングヒータ8に圧接され接触するため、温度ヒューズ10が保持部18を介してアルミブレージングヒータ8の熱を確実に検知することができる。又、アルミブレージングヒータ8からの熱が保持上面23から保持外面22、保持下面21、立壁17、固定部16の順に伝達することで、アルミブレージングヒータ8の熱が温度ヒューズ10に伝わる前に固定部16に逃げないため、温度ヒューズ10がアルミブレージングヒータ8の異常加熱を効果的に検知することができる。
前記構成からなる電気ケトル1では、本体3の内容器2に水を入れて載置台6に載置し図示しない電源ボタンを押すと、トリレバー39の押圧部40が上方に押圧されスイッチ38a、38bがオンし、電源(図示せず)から電気コード34、上部及び下部接続器7、32を介してアルミブレージングヒータ8まで電流が流れる。これにより、アルミブレージングヒータ8が内容器2内の液体を加熱する。液体が沸騰すると蒸気の温度によりバイメタル41b、41cが作動しスイッチ38a、38bがオフされて、電流が遮断される。水が入っていない状態で電流が供給されたり、バイメタル41b、41cの故障により水が空になるまで電流が供給されたり、万一上部接続器7をアルミブレージングヒータ8に取り付ける際に傾いていたりした場合には通電されたままになり、空焚き状態となる。電気ケトル1は大抵大電力であるため、連続通電となるとアルミブレージングヒータ8が異常加熱し外郭樹脂が溶ける等の不具合が発生する。
しかし、アルミブレージングヒータ8と上部接続器7を電気的に接続する導線9に温度ヒューズ10を設け、温度ヒューズ10をヒューズホルダ11を介してアルミブレージングヒータ8の下面に接触させたことで、万一アルミブレージングヒータ8が異常加熱した場合にバイメタル41b、41cが不良であっても、温度ヒューズ10がアルミブレージングヒータ8の熱を受けて溶断され、導線9を遮断しアルミブレージングヒータ8に電気が流れることを阻止する。従ってアルミブレージングヒータ8の異常加熱を防ぐことで外郭樹脂部品が溶ける等の不具合を防止し、電気ケトル1の安全性を飛躍的に向上することができる。
又、製品内部でのリード線などの短絡、ヒータ内部での短絡、電源供給ユニットの2部品の接続器間での接触抵抗の増大により樹脂部が変形し内部で短絡する、などの理由により過電流が流れる危険性があり、これにより電源内部の部品が破損する。しかし、下部接続器32と電源(図示せず)とを電気的に接続する導線34に電流ヒューズ35を備えたことで、過電流が流れても電流ヒューズ35が溶断されて下部接続器32と電源(図示せず)とを接続する導線34を遮断し電気が流れることを阻止するため、電源内部の部品の破損を防止することができる。
図10は、前記実施形態の変形例を示し、制御手段としてマイコン47を備えたものである。マイコン47は胴体27と内容器2の間に配設され、マイコン47の上方には、メロディ又はブザー報知手段48が配設されている。内容器2の底部外面には、内容器2内の液体温度を検出するサーミスタ(温度検出手段)49、及び内容器2内の液体を保温する保温ヒータ50が配設されている。胴体27の側面には液晶表示パネルなどからなる液体温度を表示する表示部51が配設されている。マイコン47は、サーミスタ49からの信号を受けアルミブレージングヒータ8、保温ヒータ50及びメロディ又はブザー報知手段48を制御し、沸騰、保温及びメロディ報知の各制御を実行するものである。
このようにマイコン47を用いた電気ケトル1は、アルミブレージングヒータ8に通電し液体を加熱する。ついで、サーミスタ49を介して検出した液体温度が所定の温度になるまでの時間を計測し、その時間によって内容器2内に貯留された液体の容量を判別し、その容量に応じて以後の加熱時間を設定する。その後、その加熱時間が経過すると液体が沸騰し、アルミブレージングヒータ8への通電を停止し、所定時間後にマイコン47がメロディ又はブザー報知手段48を作動させ沸騰したことを知らせる報知音を出力するものである。液体の容量に応じて所定温度後の加熱時間を設定することで、液体を沸騰させた際に電気ケトル1から放出される蒸気を確実に抑制できる。
液体を沸騰させた後、サーミスタ49からの信号に基づいて内容器2内の液体の温度が、設定された保温温度以上であるか否かを判断する。保温温度以上でない場合、マイコン47が保温ヒータ50をオンする。これを繰り返すことで設定された保温温度で内容器2内の液体を保温することができる。
サーミスタ49が所定の温度以上であることを検知すると、マイコン47がアルミブレージングヒータ8への通電を遮断することで空焚きを防止することができる。
又、サーミスタ49が検知した温度を表示部51に表示することができる。
本発明の実施形態に係る電気ケトルの分解斜視図。 本発明の実施形態に係る電気ケトル本体の底面図。 図2のIーI線部分断面図。 本発明の実施形態に係るヒューズホルダの斜視図。 本発明の実施形態に係るヒューズホルダをアルミブレージングヒータに当接させた状態を示す側面図。 本発明の実施形態に係るヒューズホルダをアルミブレージングヒータ及びホルダ取付脚に当接させた状態を示す側面図。 本発明の実施形態に係るヒューズホルダを底体に取り付けた状態を示す側面図。 本発明の実施形態に係る電流ヒューズを載置台に取り付けた状態を示す上面図。 本発明の実施形態に係る電気ケトルの電源からアルミブレージングヒータまでの接続状態を示す回路図。 本発明の変形例に係る電気ケトルにおける図2のIIーII線部分断面図。
符号の説明
1 電気ケトル
2 内容器
3 本体
4 蓋体
5 底体
6 載置台
7 上部接続器
8 アルミブレージングヒータ(加熱手段)
9 導線
10 温度ヒューズ
11 ヒューズホルダ(ヒューズ保持手段)
12a ねじ(取付ねじ)
13 ホルダ取付脚(取付部)
16 固定部
17 立壁
18 保持部
34 電気コード(導線)
35 電流ヒューズ
A 締め代
B 変形代

Claims (5)

  1. 筒状の本体と、該本体内に収容された内容器と、該内容器の底部外面に配設された加熱手段と、前記内容器の底部に取り付けられ、前記加熱手段と電気的に接続された上部接続器と、前記本体が着脱可能に載置され、前記上部接続器と電気的に接続されると共に電源に接続される下部接続器を有する載置台とを備えた電気ケトルにおいて、
    前記加熱手段と前記上部接続器を電気的に接続する導線に温度ヒューズを設け、該温度ヒューズをヒューズ保持手段により前記加熱手段の下面に接触させたことを特徴とする電気ケトル。
  2. 前記ヒューズ保持手段は、
    前記内容器の底部外面の取付部に取り付けられた固定部と、
    該固定部から下方に向かって延びる立壁と、
    該立壁から前記内容器の外方に向かって延び、前記ヒューズを保持すると共に前記加熱手段に接触する保持部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電気ケトル。
  3. 前記ヒューズ保持手段は金属製であり、前記ヒューズ保持手段を前記内容器の底部に取り付ける際に、前記加熱手段と前記保持部とが当接した状態で前記固定部が、前記取付部の取付座面であって前記加熱手段から最遠の端部と最初に当接し、前記固定部と前記取付座面との間に前記取付ねじの締め代を設けたことを特徴とする請求項2に記載の電気ケトル。
  4. 前記ヒューズ保持手段を前記内容器の底部に取り付ける際に、更に前記温度ヒューズの上端と前記加熱手段の底面との間に前記保持部の変形代を設けたことを特徴とする請求項3に記載の電気ケトル。
  5. 前記電気ケトルが更に、
    前記下部接続器と電源とを電気的に接続する導線に、電流ヒューズを備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電気ケトル。
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