JP2013229219A - 固体酸化物形燃料電池セル、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置 - Google Patents

固体酸化物形燃料電池セル、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 酸素極層の固体電解質層への接合強度を高くできる固体酸化物形燃料電池セル、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置を提供する。
【解決手段】 燃料極層3、ZrO系の固体電解質層4、CeO系の中間層5、Laを含有するペロブスカイト型複合酸化物からなる酸素極層6を順次積層してなるとともに、各層の積層方向から見た時に、酸素極層6の少なくとも一部が中間層5からはみ出し、酸素極層6のはみ出し部6aが固体電解質層4と接合している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固体酸化物形燃料電池セル、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置に関し、特に、酸素極層と固体電解質層との間に中間層を有する固体酸化物形燃料電池セル、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置に関するものである。
近年、次世代エネルギーとして、固体酸化物形燃料電池セルを収納容器内に収容してなる燃料電池モジュールが種々提案されている。
このような固体酸化物形燃料電池セルとして、互いに平行な一対の平坦面を有し、内部に燃料ガスを流通させるための燃料ガス通路を有するとともに、Niを含有してなる導電性支持体の一方側の平坦面上に、燃料極層、固体電解質層および酸素極層を順に積層し、他方側の平坦面上にインターコネクタを積層してなる固体酸化物形燃料電池セル(以下、単に燃料電池セルということがある)が提案されている。
そして、発電性能向上のため、固体電解質層と酸素極層との間で反応して高電気抵抗層を生成しないように、固体電解質層と酸素極層との間に中間層を形成した燃料電池セルが知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
このような燃料電池セルは、固体電解質層と酸素極層との間で反応しないようにするため、酸素極層は中間層よりも小さい面積で、かつ、中間層からはみ出すことがないように中間層上に積層されていた。
特開2008−78126号公報 特開2010−3478号公報 特開2004−119161号公報
上記した特許文献1〜3に記載された燃料電池セルでは、中間層からはみ出すことがないように酸素極層を中間層上に積層していたため、酸素極層の固体電解質層への接合強度が低いという課題があった。
すなわち、中間層は、固体電解質層と酸素極層との間で反応層を形成しないようにするため、固体電解質層を形成する材料や酸素極層を形成する材料の拡散を抑制しており、この結果、固体電解質層と中間層との接合強度、酸素極層と中間層との接合強度が十分ではなく、このため、酸素極層の固体電解質層への接合強度が低下するという問題があった。
本発明は、酸素極層の固体電解質層への接合強度を高くできる固体酸化物形燃料電池セル、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置を提供することを目的とする。
本発明の固体酸化物形燃料電池セルは、燃料極層、ZrO系の固体電解質層、CeO系の中間層、Laを含有するペロブスカイト型複合酸化物からなる酸素極層を順次積層してなるとともに、各層の積層方向から見た時に、前記酸素極層の少なくとも一部が前記
中間層からはみ出し、該酸素極層のはみ出し部が前記固体電解質層と接合していることを特徴とする。
本発明の燃料電池モジュールは、上記した固体酸化物形燃料電池セルを収納容器内に収納してなることを特徴とする。
本発明の燃料電池装置は、上記燃料電池モジュールと、該燃料電池モジュールを作動させるための補機とを、外装ケース内に収納してなることを特徴とする。
本発明の固体酸化物形燃料電池セルは、中間層を介在して固体電解質層と酸素極層とが存在するため、固体電解質層と酸素極層との界面におけるランタンジルコネート等の高電気抵抗の反応生成物の生成を抑制でき、発電性能を向上できるとともに、酸素極層の少なくとも一部が中間層からはみ出し、この酸素極層のはみ出し部を、ランタンジルコネート等の反応生成物を介して固体電解質層に強固に接合できる。これにより、長期信頼性を向上できる燃料電池モジュールおよび燃料電池装置を得ることができる。
固体酸化物形燃料電池セルを示すもので、(a)は横断面図、(b)縦断面図である。 固体酸化物形燃料電池セルの側面図である。 酸素極層を2層で構成した固体酸化物形燃料電池セルの他の形態を示すもので、(a)は横断面図、(b)縦断面図である。 固体酸化物形燃料電池セルのさらに他の形態を示すもので、(a)は酸素極層のセル長さ方向両端部が固体電解質層に接合している状態を示す側面図、(b)は酸素極層のセル幅方向両端部が固体電解質層に接合している状態を示す側面図である。 燃料電池セルスタック装置の一例を示し、(a)は燃料電池セルスタック装置を概略的に示す側面図、(b)は(a)の燃料電池セルスタック装置の破線で囲った部分の一部を拡大して示す断面図である。 燃料電池モジュールの一例を示す外観斜視図である。 燃料電池装置の一部を省略して示す斜視図である。 平板型の燃料電池セルを示すもので、(a)は平面図、(b)縦断面図である。 平板型の燃料電池スタック装置を示すもので、(a)は断面図、(b)側面図である。 図9のx−x線に沿う断面図である。
図1は、固体酸化物形燃料電池セルの一形態を示すものであり、(a)は横断面図、(b)は縦断面図である。なお、図1では、燃料電池セル10の各構成を一部拡大して示している。
この燃料電池セル10は、中空平板型の燃料電池セル10で、断面が扁平状で、全体的に見て楕円柱状をしたNiを含有してなる多孔質の導電性支持体1を備えている。導電性支持体1の内部には、適当な間隔で複数(6個)の燃料ガス通路2がセル長さ方向Lに貫通して形成されており、燃料電池セル10は、この導電性支持体1上に各種の部材が設けられた構造を有している。
導電性支持体1は、図1に示されている形状から理解されるように、互いに平行な一対の平坦面nと、一対の平坦面nをそれぞれ接続する弧状面(側面)mとで構成されている
。平坦面nの両面は互いにほぼ平行に形成されており、一方の平坦面n(下面)と両側の弧状面mを覆うように多孔質な燃料極層3が設けられており、さらに、この燃料極層3を覆うように、緻密質な固体電解質層4が積層されている。また、固体電解質層4の上には、中間層5を介して、燃料極層3と対面するように、多孔質な酸素極層6が積層されている。
言い換えれば、燃料電池セル10は、導電性支持体1上に、Niを含有する燃料極層3、ZrO系の固体電解質層4、CeO系の中間層5、Laを含有するペロブスカイト型複合酸化物からなる酸素極層6を順次積層して構成されている。
また、燃料極層3および固体電解質層4が積層されていない他方の平坦面n(上面)には、密着層7を介してインターコネクタ8が形成されている。
すなわち、燃料極層3および固体電解質層4は、両端の弧状面mを経由して他方の平坦面n(上面)まで形成されており、ZrO系焼結体からなる固体電解質層4の両端部に、LaCrO系等の焼結体からなるインターコネクタ8の両端部が接合され、固体電解質層4とインターコネクタと8で導電性支持体1を取り囲み、内部を流通する燃料ガスが外部に漏出しないように構成されている。
燃料電池セル10は、燃料極層3と酸素極層6とが固体電解質層4を介して対面している部分が電極として機能して発電する。即ち、酸素極層6の外側に空気等の酸素含有ガスを流し、且つ導電性支持体1内の燃料ガス通路2に燃料ガス(水素含有ガス)を流し、所定の作動温度まで加熱することにより発電する。そして、かかる発電によって生成した電流は、導電性支持体1に取り付けられているインターコネクタ8を介して集電される。
以下に、本形態の燃料電池セル10を構成する各部材について説明する。導電性支持体1は、燃料ガスを燃料極層3まで透過させるためにガス透過性であること、インターコネクタ8を介して集電を行うために導電性であることが要求されることから、例えば、Niおよび/またはNiOと、特定の希土類酸化物とにより形成されることが好ましい。
特定の希土類酸化物とは、導電性支持体1の熱膨張係数を固体電解質層4の熱膨張係数に近づけるために使用されるものであり、Y、Lu、Yb、Tm、Er、Ho、Dy、Gd、Sm、Prからなる群より選択される少なくとも1種の元素を含む希土類酸化物を、Niおよび/またはNiOとの組み合わせで使用することができる。このような希土類酸化物の具体例としては、Y、Lu、Yb、Tm、Er、Ho、Dy、Gd、Sm、Prを例示することができ、Niおよび/またはNiOとの固溶、反応が殆どなく、また、熱膨張係数が固体電解質層4と同程度であり、かつ安価であるという点から、Y、Ybが好ましい。
また、本形態においては、導電性支持体1の良好な導電率を維持し、かつ熱膨張係数を固体電解質層4と近似させるという点で、Niおよび/またはNiO:希土類酸化物=35:65〜65:35の体積比で存在することが好ましい。なお、導電性支持体1中には、要求される特性が損なわれない限りの範囲で、他の金属成分や酸化物成分を含有していてもよい。
また、導電性支持体1は、燃料ガス透過性を有していることが必要であるため、通常、開気孔率が30%以上、特に35〜50%の範囲にあることが好ましい。また、導電性支持体1の導電率は、300S/cm以上、特に440S/cm以上であることが好ましい。
なお、例えば、導電性支持体1の平坦面nの長さ(導電性支持体1のセル幅方向Bの長さ)は15〜35mm、弧状面mの長さ(弧の長さ)は2〜8mm、導電性支持体1の厚み(平坦面n間の厚み)は1.5〜5mm、導電性支持体1の長さは100〜150mmとされている。
燃料極層3は、電極反応を生じさせるものであり、それ自体公知の多孔質の導電性セラミックスにより形成することが好ましい。例えば、希土類元素が固溶したZrOまたは希土類元素が固溶したCeOと、Niおよび/またはNiOとから形成することができる。なお、希土類元素としては、導電性支持体1において例示した希土類元素を用いることができ、例えばYが固溶したZrO(YSZ)とNiおよび/またはNiOとから形成することができる。
燃料極層3中の希土類元素が固溶したZrOまたは希土類元素が固溶しているCeOの含有量は、35〜65体積%の範囲にあるのが好ましく、またNiあるいはNiOの含有量は、65〜35体積%であるのが好ましい。さらに、この燃料極層3の開気孔率は、15%以上、特に20〜40%の範囲にあるのが好ましく、その厚みは、1〜30μmであるのが好ましい。
また、図1(a)の例では、燃料極層3が、密着層7の両サイドにまで延びているが、酸素極層6に対面する位置に形成されていればよいため、例えば酸素極層6が設けられている側の平坦面nにのみ燃料極層3が形成されていてもよい。すなわち、燃料極層3は平坦面nにのみ設けられ、固体電解質層4が燃料極層3上、導電性支持体1の両弧状面m上および燃料極層3が形成されていない他方の平坦面n上に形成された構造をしたものであってもよい。
固体電解質層4はZrO系からなり、3〜15モル%のY、Sc、Yb等の希土類元素を含有した部分安定化あるいは安定化ZrOからなる緻密質なセラミックスを用いるのが好ましい。また、希土類元素としては、安価であるという点からYが好ましい。さらに、固体電解質層4は、ガス透過を防止するという点から、相対密度(アルキメデス法による)が93%以上、特に95%以上の緻密質であることが望ましく、かつその厚みが5〜50μmであることが好ましい。
固体電解質層4と後述する酸素極層6との間には、発電する部分で、固体電解質層4の成分と酸素極層6の成分とが反応して電気抵抗の高い反応層が形成されることを抑制する目的で中間層5を備えている。
ここで、中間層5はCeO系からなり、CeとCe以外の他の希土類元素とを含有する組成にて形成することができ、例えば、(CeO1−x(REO1.5(式中、REはSm、Y、Yb、Gdの少なくとも1種であり、xは0<x≦0.3を満足する数)で表される組成を有していることが好ましい。さらには、電気抵抗を低減するという点から、REとしてSmやGdを用いることが好ましく、例えば15〜25モル%のSmO1.5またはGdO1.5が固溶したCeOからなることが好ましい。中間層5の厚みは、剥離を防止し、高い発電性能を維持するという点から、1.5〜5.0μmとされている。なお、中間層5は2層構造からなるものであっても良い。
酸素極層6としては、Laを含有するペロブスカイト型複合酸化物系からなるもので、いわゆるABO型のペロブスカイト型複合酸化物からなる導電性セラミックスにより形成することが好ましい。かかるペロブスカイト型複合酸化物としては、遷移金属ペロブスカイト型酸化物、特にAサイトにSrとLaが共存するLaMnO系酸化物、LaFeO系酸化物、LaCoO系酸化物の少なくとも1種が好ましく、600〜1000℃
程度の作動温度での電気伝導性が高いという点からLaCoO系複合酸化物が特に好ましい。なお、上記ペロブスカイト型複合酸化物においては、Bサイトに、CoとともにFeやMnが存在しても良い。特に、LaSrCoFeO系酸化物が望ましい。
また、酸素極層6は、ガス透過性を有する必要があり、従って、酸素極層6を形成する導電性セラミックス(ペロブスカイト型複合酸化物)は、開気孔率が20%以上、特に30〜50%の範囲にあることが好ましい。さらに、酸素極層6の厚みは、集電性という点から30〜100μmであることが好ましい。
また、導電性支持体1の酸素極層6側と反対側の平坦面n上には、密着層7を介してインターコネクタ8が積層されている。
インターコネクタ8は、導電性セラミックスにより形成されている。燃料ガス(水素含有ガス)および酸素含有ガスと接触するため、耐還元性、耐酸化性を有していることが必要である。このため、耐還元性、耐酸化性を有する導電性セラミックスとしては、一般に、ランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO系酸化物)が使用され、特に導電性支持体1および固体電解質層4の熱膨張係数に近づける目的から、BサイトにMgが存在するLaCrMgO系酸化物が用いられる。
また、インターコネクタ8の厚みは、ガスのリーク防止と電気抵抗という点から、10〜50μmであることが好ましい。この範囲ならばガスのリークを防止できるとともに、電気抵抗を小さくできる。
さらに、導電性支持体1とインターコネクタ8との間には、インターコネクタ8と導電性支持体1との間の熱膨張係数差を軽減する等のために密着層7が形成されている。
このような密着層7としては、燃料極層3と類似した組成とすることができる。例えば、希土類酸化物、希土類元素が固溶したZrO、希土類元素が固溶したCeOのうち少なくとも1種と、Niおよび/またはNiOとから形成することができる。より具体的には、例えばYとNiおよび/またはNiOからなる組成や、Yが固溶したZrO(YSZ)とNiおよび/またはNiOからなる組成、Y、Sm、Gd等が固溶したCeOとNiおよび/またはNiOからなる組成から形成することができる。なお、希土類酸化物や希土類元素が固溶したZrO(CeO)と、Niおよび/またはNiOとは、体積比で40:60〜60:40の範囲とすることが好ましい。
そして、本形態の中間層5は、図1、2に示すように、固体電解質層4の一部の上面に形成され、燃料極層3、固体電解質層4等の各層の積層方向から見た時に、中間層5の周りに固体電解質層4が位置するように中間層5が固体電解質層4上に積層されている。また、燃料極層3、固体電解質層4等の各層の積層方向Aから見た時に、酸素極層6の全外周部が中間層5からはみ出し、この酸素極層6の環状のはみ出し部6aが固体電解質層4と接合している。
すなわち、積層方向Aから見た時に、中間層5、酸素極層6は矩形状をしており、酸素極層6のセル長さ方向Lの両端部と、セル幅方向Bの両端部が、中間層5からはみ出し、環状のはみ出し部6aが形成されている。酸素極層6のはみ出し部6aと固体電解質層4との間には、例えば固体電解質層4を構成するZr、酸素極層6を構成するLaとが反応してランタンジルコネート(LaZr)が生成し、強固に接合している。
このような燃料電池セルでは、燃料極層3、固体電解質層4、中間層5、酸素極層6が重畳する部分では、中間層5を介在して固体電解質層4と酸素極層6とが積層されている
ため、固体電解質層4と酸素極層6との界面において、高電気抵抗のランタンジルコネート等の反応生成物を抑制でき、発電性能を向上できる。また、各層の積層方向Aから見た時に、酸素極層6の全外周部が中間層5からはみ出し、この酸素極層6の環状のはみ出し部6aが固体電解質層4と接合しているため、酸素極層6のはみ出し部6aを、ランタンジルコネート等の反応生成物を介して固体電解質層4に強固に接合できる。従来、発電部として使用されていなかった、もしくは使用され難かった部分で酸素極層6と固体電解質層4とを反応させて接合しているため、発電性能を維持したまま、酸素極層6を固体電解質層4に強固に接合できる。
このはみ出し部6aの中間層5からのはみ出し量は、接合強度向上という点から、1mm以上、特には1.5mm以上であることが望ましい。酸素極層6の面積に対する中間層5の面積比率は、積層方向Aから見た時に、発電性能を高く維持するという点から、80%以上、特には90%、さらには95%以上が望ましく、接合強度向上という点から、99.5%以下、特には99%以下であることが望ましい。
図3は他の形態を示すもので、酸素極層6は、中間層5側の第1層6bと、この第1層6b上に積層された第2層6cとを具備して構成されており、第2層6cよりも第1層6bが緻密質とされている。このような燃料電池セルでは、酸素極層6の第1層6bが緻密質に形成されているため、固体電解質層4との接合部分を強化でき、酸素極層6のはみ出し部6aを固体電解質層4にさらに強固に接合できる。
第2層6cよりも第1層6bを緻密質とするためには、従来公知の製法を用いることができるが、例えば、第1層6bに添加される造孔材量を第2層6cよりも少なくしたり、第2層6cと第1層6bを同一材料で形成する場合であっても、焼成温度を変えることにより作製できる。なお、第1層6bと第2層6cとの間、もしくは第2層6c上に、酸素極層6を構成する他の層を形成しても良い。
酸素極層6が第1層6bと第2層6cとを有する場合には、緻密質な第1層6bを、中間層5からはみ出すように形成し、第2層6cを中間層5上に位置する部分にだけ形成することができる。この場合、中間層5上に位置する部分が、実質的に発電に寄与する酸素極層となるため、第2層6cを発電性能向上できる材料、組織とすることができ、発電性能をさらに向上できる。
酸素極層6は、例えば、第2層6cは、Laを含有するペロブスカイト型複合酸化物系からなり、第1層6bは、中間層5を形成するCeO系材料と酸素極層6を形成するLaを含有するペロブスカイト型複合酸化物とから構成することができる。このように、中間層5側の第1層6bに、中間層5を形成する材料を含有する場合には、中間層5と第1層6bとの接合強度を向上できる。
図4は、さらに他の形態を示すもので、図4(a)は、長尺状の燃料電池セルであって、セル長さ方向Lに燃料ガス通路2を有するとともに、酸素極層6のセル長さ方向Lの両端部だけが、中間層5からはみ出している。はみ出し部6aは線状に形成されており、セル長さ方向Lに所定間隔をおいて平行に形成されている。
セル長さ方向Lに燃料ガス通路2を有する長尺状の燃料電池セルは、セル長さ方向L両端部は、セルスタックを構成する際の固定等に使用されたり、余剰の燃料ガスを燃焼させたりする、従来、発電に使用されていなかった部分である。この部分において、酸素極層6のセル長さ方向L両端部のはみ出し部6bを固体電解質層4に接合することにより、発電性能を高く維持できるとともに、酸素極層6を固体電解質層4に強固に接合できる。
また、図4(b)に示すように、長尺状の燃料電池セルであって、セル長さ方向Lに燃料ガス通路2を有するとともに、酸素極層6のセル長さ方向Lと直交するセル幅方向Bの両端部が、中間層5からはみ出している。はみ出し部6aは線状に形成されており、セル幅方向Bに所定間隔をおいて平行に形成されている。
セル長さ方向Lに燃料ガス通路2を有する長尺状の燃料電池セルは、セル幅方向B両端部は、従来、発電に使用されていなかった部分である。この部分において、酸素極層6のセル幅方向B両端部のはみ出し部6aを固体電解質層4に接合することにより、発電性能を高く維持できるとともに、酸素極層6を固体電解質層4に強固に接合できる。
以上説明した燃料電池セル10の作製方法の一例について説明する。
先ず、例えば、Niおよび/またはNiO粉末と、Yなどの希土類酸化物の粉末と、有機バインダーと、溶媒とを混合して坏土を調製し、この坏土を用いて押出成形により導電性支持体成形体を作製し、これを乾燥する。なお、導電性支持体成形体として、導電性支持体成形体を900〜1000℃にて2〜6時間仮焼した仮焼体を用いてもよい。
次に、例えば所定の調合組成に従いNiO、Yが固溶したZrO(YSZ)の素原料を秤量、混合する。この後、混合した粉体に、有機バインダーおよび溶媒を混合して燃料極層用スラリーを調製する。
さらに、希土類元素が固溶したZrO粉末に、トルエン、バインダー、市販の分散剤等を加えてスラリー化したものをドクターブレード等の方法により、7〜75μmの厚さに成形してシート状の固体電解質層成形体を作製する。得られたシート状の固体電解質層成形体上に燃料極層用スラリーを塗布して燃料極層成形体を形成し、この燃料極層成形体側の面を導電性支持体成形体に積層する。なお、燃料極層用スラリーを導電性支持体成形体の所定位置に塗布し乾燥して、固体電解質層成形体を導電性支持体成形体(燃料極層成形体)に積層しても良い。
次に、例えば、GdO1.5が固溶したCeO粉末を800〜900℃にて2〜6時間、熱処理を行い、中間層成形体用の原料粉末を調整する。
そして、中間層成形体の原料粉末に溶媒を添加して、第1中間層用スラリーを作製し、このスラリーを固体電解質層成形体上に塗布して第1中間層の塗布膜を形成し、成形体を作製する。なお、シート状の成形体を作製し、これを固体電解質層成形体上に積層してもよい。第1中間層の厚さ0.5〜3.0μmと薄くなるように成形体の厚さを調整する。
続いて、インターコネクタ用材料(例えば、LaCrMgO系酸化物粉末)、有機バインダー及び溶媒を混合してスラリーを調製し、インターコネクタ用シートを作製する。
続いて、導電性支持体1とインターコネクタ8との間に位置する密着層成形体を形成する。例えば、Yが固溶したZrOとNiOが体積比で40:60〜60:40の範囲となるように混合して乾燥し、有機バインダー等を加えて密着層用スラリーを調整し、導電性支持体成形体に塗布して密着層成形体を形成する。
次いで、上記の積層成形体を脱バインダー処理し、酸素含有雰囲気中、1400〜1450℃にて2〜6時間、同時焼結(同時焼成)する。これにより、固体電解質層の表面に第1中間層が形成される。
この後、第1中間層の表面に、第1中間層成形体と同じ原料粉末に、溶媒を添加し、第
2中間層用スラリーを作製し、このスラリーを第1中間層上に塗布する。なお、シート状の成形体を作製し、これを第1中間層の表面に積層してもよい。
そして、同時焼成温度よりも低い1250〜1350℃で焼き付け、第1中間層上に、第2中間層が積層された中間層5を形成する。
なお、第1中間層および第2中間層からなる中間層を形成することなく、例えば、固体電解質層成形体に1層の中間層成形体を形成し、同時焼成して形成することもできる。
さらに、酸素極層用材料(例えば、LaCoO系酸化物粉末)、溶媒および増孔剤を含有するスラリーをディッピング等により中間層5上、および中間層5をはみ出して、中間層5の周りの固体電解質層4上にまで塗布し、1000〜1300℃で、2〜6時間焼き付けることにより、中間層5に酸素極層6が接合するとともに、中間層5からの酸素極層6のはみ出し部6aが固体電解質層4と反応し、例えば、ランタンジルコネート等の反応生成物を形成し、酸素極層6のはみ出し部6aが固体電解質層4に強固に接合し、図1に示す構造の燃料電池セル10を製造できる。
なお、酸素極層6を形成する酸素極層用材料に、中間層を形成するCeO系材料を含有する場合には、酸素極層6と中間層5との接合強度を向上できる。
燃料電池セル10は、その後、内部に水素ガスを流し、導電性支持体1および燃料極層3の還元処理を行なうのが好ましい。その際、たとえば750〜1000℃にて5〜20時間還元処理を行なうのが好ましい。
なお、図4に示すような酸素極層6は、中間層5が形成された固体電解質層4への酸素極層6を形成するスラリーの塗布位置を変更することにより、形成することができる。
図5は、上述した燃料電池セル10の複数個を、集電部材13を介して電気的に直列に接続して構成される燃料電池セルスタック装置の一例を示したものであり、(a)は燃料電池セルスタック装置11を概略的に示す側面図、(b)は(a)の燃料電池セルスタック装置11の一部拡大断面図であり、(a)で示した破線で囲った部分を抜粋して示している。なお、(b)において(a)で示した破線で囲った部分に対応する部分を明確とするために矢印にて示しており、(b)で示す燃料電池セル10においては、上述した中間層5等の一部の部材を省略して示している。
なお、燃料電池セルスタック装置11においては、各燃料電池セル10を集電部材13を介して配列することで燃料電池セルスタック12を構成しており、各燃料電池セル10の下端部が、燃料電池セル10に燃料ガスを供給するためのガスタンク16に、ガラスシール材等の接着剤により固定されている。また、燃料電池セル10の配列方向の両端から集電部材13を介して燃料電池セルスタック12を挟持するように、ガスタンク16に下端部が固定された弾性変形可能な導電部材14を具備している。
また、図5に示す導電部材14においては、燃料電池セル10の配列方向に沿って外側に向けて延びた形状で、燃料電池セルスタック12(燃料電池セル10)の発電により生じる電流を引出すための電流引出し部15が設けられている。
ここで、本形態の燃料電池セルスタック装置11においては、上述した燃料電池セル10を用いて、燃料電池セルスタック12を構成することにより、長期信頼性が向上した燃料電池セルスタック装置11とすることができる。
図6は、燃料電池セルスタック装置11を収納容器内に収納してなる燃料電池モジュール18の一例を示す外観斜視図であり、直方体状の収納容器19の内部に、図5に示した燃料電池セルスタック装置11を収納して構成されている。
なお、燃料電池セル10にて使用する燃料ガスを得るために、天然ガスや灯油等の原燃料を改質して燃料ガスを生成するための改質器20を燃料電池セルスタック12の上方に配置している。そして、改質器20で生成された燃料ガスは、ガス流通管21を介してガスタンク16に供給され、ガスタンク16を介して燃料電池セル10の内部に設けられたガス流路2に供給される。
なお、図6においては、収納容器19の一部(前後面)を取り外し、内部に収納されている燃料電池セルスタック装置11および改質器20を後方に取り出した状態を示している。図6に示した燃料電池モジュール18においては、燃料電池セルスタック装置11を、収納容器19内にスライドして収納することが可能である。なお、燃料電池セルスタック装置11は、改質器20を含むものとしても良い。
また収納容器19の内部に設けられた酸素含有ガス導入部材22は、図6においてはガスタンク16に並置された燃料電池セルスタック12の間に配置されるとともに、酸素含有ガスが燃料ガスの流れに合わせて、燃料電池セル10の側方を下端部から上端部に向けて流れるように、燃料電池セル10の下端部に酸素含有ガスを供給する。そして、燃料電池セル10のガス流路より排出される燃料ガスを酸素含有ガスと反応させて燃料電池セル10の上端部側で燃焼させることにより、燃料電池セル10の温度を上昇させることができ、燃料電池セルスタック装置11の起動を早めることができる。また、燃料電池セル10の上端部側にて、燃料電池セル10のガス流路から排出される燃料ガスと酸素含有ガスとを燃焼させることにより、燃料電池セル10(燃料電池セルスタック12)の上方に配置された改質器20を温めることができる。それにより、改質器20で効率よく改質反応を行うことができる。
さらに、本形態の燃料電池モジュール18においても、上述した燃料電池セルスタック装置11を収納容器19内に収納してなることから、長期信頼性が向上した燃料電池モジュール18とすることができる。
図7は、外装ケース内に図6で示した燃料電池モジュール18と、燃料電池セルスタック装置11を動作させるための補機とを収納してなる燃料電池装置の一例を示す分解斜視図である。なお、図7においては一部構成を省略して示している。
図7に示す燃料電池装置23は、支柱24と外装板25とから構成される外装ケース内を仕切板26により上下に区画し、その上方側を上述した燃料電池モジュール18を収納するモジュール収納室27とし、下方側を燃料電池モジュール18を動作させるための補機類を収納する補機収納室28として構成されている。なお、補機収納室28に収納する補機類は省略して示している。
また、仕切板26には、補機収納室28の空気をモジュール収納室27側に流すための空気流通口29が設けられており、モジュール収納室27を構成する外装板25の一部に、モジュール収納室27内の空気を排気するための排気口30が設けられている。
このような燃料電池装置23においては、上述したように、信頼性を向上することができる燃料電池モジュール18をモジュール収納室27に収納して構成されることにより、信頼性の向上した燃料電池装置23とすることができる。
以上、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、改良等が可能である。
なお、上記形態では、導電性支持体1上に燃料極層3、固体電解質層4、中間層5、酸素極層6を設けた構造について説明したが、導電性支持体を用いることなく、燃料極層を支持体とし、この燃料極支持体に、固体電解質層、中間層、酸素極層を設けることもできる。
また、上記形態では、中空平板型の固体電解質形燃料電池セルについて説明したが、円筒型の固体電解質形燃料電池セルであっても良く、平板型燃料電池であっても良いことは勿論である。図8に平板型燃料電池の一例を示す。図8の各部材については、中空平板型の形態である図1〜図2で示した符号と同一符号を用いている。
さらに、図9、10に示すように、燃料極層33a、固体電解質層33b、酸素極層33cを順次設けてなる円板状の発電素子部33と、燃料極層33aに電気的に接続する燃料側インターコネクタ36と、酸素極層33cに電気的に接続する酸素側インターコネクタ35との積層体を隔離板37、38を介して複数積層してなるもので、固体電解質層33bと酸素極層33cとの間に中間層を有するものにも、本発明を適用することができる。
なお、図9、10において符号51は燃料ガス供給管、符号53は酸素含有ガス供給管を示している。
1:導電性支持体
2:燃料ガス通路
3:燃料極層
4:固体電解質層
5:中間層
6:酸素極層
6a:はみ出し部
6b:第1層
6c:第2層
8:インターコネクタ
11:燃料電池セルスタック装置
18:燃料電池モジュール
23:燃料電池装置

Claims (8)

  1. 燃料極層、ZrO系の固体電解質層、CeO系の中間層、Laを含有するペロブスカイト型複合酸化物からなる酸素極層を順次積層してなるとともに、各層の積層方向から見た時に、前記酸素極層の少なくとも一部が前記中間層からはみ出し、該酸素極層のはみ出し部が前記固体電解質層と接合していることを特徴とする固体酸化物形燃料電池セル。
  2. 前記酸素極層は前記中間層側の第1層と、該第1層に積層された第2層とを具備して構成されており、前記第1層は前記第2層よりも緻密質であることを特徴とする請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池セル。
  3. 各層の積層方向から見た時に、前記中間層の周りに前記固体電解質層が位置するように前記中間層が前記固体電解質層上に積層されていることを特徴とする請求項1または2に記載の固体酸化物形燃料電池セル。
  4. 各層の積層方向から見た時に、前記酸素極層の全外周部が前記中間層からはみ出していることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池セル。
  5. 長尺状の固体酸化物形燃料電池セルであって、セル長さ方向に燃料ガス通路を有するとともに、前記酸素極層のセル長さ方向両端部が、前記中間層からはみ出していることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池セル。
  6. 長尺状の固体酸化物形燃料電池セルであって、セル長さ方向に燃料ガス通路を有するとともに、前記酸素極層のセル長さ方向と直交するセル幅方向の両端部が、前記中間層からはみ出していることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池セル。
  7. 請求項1乃至6のうちいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池セルを、収納容器内に複数個収納してなることを特徴とする燃料電池モジュール。
  8. 請求項7に記載の燃料電池モジュールと、該燃料電池モジュールを作動させるための補機とを、外装ケース内に収納してなることを特徴とする燃料電池装置。
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