JP2013227634A - ガス製造システム及びガス製造システムの動作方法 - Google Patents

ガス製造システム及びガス製造システムの動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】低湿(高純度)水素及び酸素を製造可能な簡易的な構成を有するガス製造システムを提供する。
【解決手段】ガス製造システムは、水電解装置1と、酸素膨張冷却器25と、熱交換器41とを具備している。水電解装置1は、水を電気分解して気体の水素及び気体の酸素を生成する。酸素膨張冷却器25は、生成された気体の酸素を膨張減圧させて低温化する。熱交換器41は、低温化された酸素と前記生成された気体の水素又は低温化される前の生成された酸素とを熱交換する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガス製造システム及びガス製造システムの動作方法に関し、特に水電解装置を用いたガス製造システム及びガス製造システムの動作方法に関する。
気体の水素及び酸素を製造する技術として特許文献1(特開2005−330514号公報)に水電解装置及び方法が開示されている。この水電解装置は、浄化層と、仕切り板と、水電解スタックと、水供給管と、第1の送給管と、第2の送給管と、水素排出部と、酸素排出部とを具備してなる。浄化層は、容器本体内に設けられ、循環する循環水を浄化する。仕切り板は、容器本体の頂部から垂下し、容器本体内を第1の部屋と第2の部屋とに分離する。水電解スタックは、容器本体の外部に設けられ、循環水を電気分解して水素と酸素を発生する。水供給管は、水電解スタックに浄化した循環水を供給する。第1の送給管は、水電解スタックから循環水に同伴されてなる水素/水・二層流を容器本体の第1の部屋に送給する。第2の送給管は、水電解スタックから循環水に同伴されてなる酸素/水・二層流を容器本体の第2の部屋に送給する。水素排出部は、第1の部屋から水素を排出する。酸素排出部は、第2の部屋から酸素を排出する。水電解スタックに供給する循環水を浄化しつつ自然循環してなる。すなわち、この水電解装置は、水の電気分解により気体の水素を製造している。
関連する技術として、特許文献2(特開2010−196149号公報)に水電解システムが開示されている。この水電解システムは、直流電源からの通電により水を電気分解し、水素と酸素とを発生させる水電解装置と、前記水電解装置から前記水素を排出する水素排出口の下流に接続され、排出された前記水素中の水を吸着する水吸着装置とを備えている。この水電解システムは、更に、前記水素排出口と前記水吸着装置との間に配置される第1圧力調整弁と、前記水吸着装置の下流側に配置される第2圧力調整弁とを備え、発生する水素からの水分を除去する機能を有する。
また、水素の貯蔵や輸送を容易にするため、水素ガスを液化する方法が知られている。その水素を液化する方法として、予冷工程と液化工程という二つの工程を含む液化プロセスが利用されている。予冷工程は、主に、気体の水素を、少なくともジュールトムソン効果の逆転温度(その温度以上ではジュールトムソン膨張により気体が加熱される温度)よりも低い温度(例示:常圧下においては約215K以下、約10MPaにおいて約150K以下)に冷却する。液化工程では、逆転温度より低温に予冷された気体の水素を、膨張冷却して液化する。
水素を液化する技術として、特表2009−540259号公報(特許文献3:対応米国出願US pub.2010/0083695)に水素液化法が開示されている。この水素液化法は、(a)〜(e)を備えている。(a)は、液化対象の水素流を加圧下の液化天然ガス流との間接熱交換により140Kと130Kとの間の温度に予冷する。(b)は、この予冷された水素流を冷媒との間接熱交換により85Kと75Kとの間の温度に更に予冷する。(c)は、その際に前記冷媒の予冷を加圧下の液化天然ガス流との間接熱交換によって行う。(d)は、前記冷媒で更に予冷された水素流を閉ループ循環流路内に流れる冷却用水素流との間接熱交換により冷却して少なくとも部分的に液化する。(e)は、その際に、前記閉ループ循環流路内に流れる冷却用水素流を圧縮してから液化天然ガス流との間接熱交換により予冷する。すなわち、この水素液化方法では、気体の水素の予冷を、液化天然ガスとの熱交換により行っている。
特開2005−330514号公報 特開2010−196149号公報 特表2009−540259号公報
本発明の目的は、低湿(高純度)水素及び酸素を製造可能な簡易的な構成を有するガス製造システム及びガス製造システムの動作方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、逆転温度以下の水素を製造可能な簡易的な構成を有するガス製造システム及びガス製造システムの動作方法を提供することにある。
この発明のこれらの目的とそれ以外の目的と利益とは以下の説明と添付図面とによって容易に確認することができる。
以下に、発明を実施するための形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明のガス製造システムは、水電解装置(1)と、酸素膨張冷却器(25)とを具備している。水電解装置(1)は、水を電気分解して気体の水素及び気体の酸素を生成する。酸素膨張冷却器(25)は、生成された気体の酸素を膨張減圧させて低温化する。
上記のガス製造システムにおいて、低温化された酸素と生成された水素又は前記低温化される前の前記生成された酸素とを熱交換する熱交換器(21、31、41)を更に具備することが好ましい。
上記のガス製造システムにおいて、熱交換器(21、31、41)は、低温冷媒と生成された水素とを熱交換して除湿する水素除湿用熱交換器(31)と、低温冷媒と低温化される前の生成された酸素とを熱交換して除湿する酸素除湿用熱交換器(21)とを備えることが好ましい。
上記のガス製造システムにおいて、熱交換器(21、31、41)は、低温化された酸素と水素除湿用熱交換器(31)が送出した生成された水素とを熱交換する水素低温化用熱交換器(41)を更に備えることが好ましい。
上記のガス製造システムにおいて、水素除湿用熱交換器(31)及び酸素除湿用熱交換器(21)の低温冷媒は、低温化された酸素であることが好ましい。
上記のガス製造システムにおいて、酸素膨張冷却器(25)は、水素除湿用熱交換器(31)及び酸素除湿用熱交換器(21)の低温冷媒として低温化された酸素を送出する第1酸素膨張冷却器(25a)と、前記水素低温化用熱交換器(41)の低温冷媒として前記低温化された酸素を送出する第2酸素膨張冷却器(25)とを備えることが好ましい。
上記のガス製造システムにおいて、前記水素除湿用熱交換器(31)及び前記酸素除湿用熱交換器(21)の低温冷媒は、前記水素低温化用熱交換器(41)で使用後の低温冷媒を含むことが好ましい。
上記のガス製造システムにおいて、熱交換器(41)は、熱交換により、生成された気体の水素を、水素の逆転温度よりも低い温度にすることが好ましい。
上記のガス製造システムにおいて、生成された気体の水素及び気体の酸素は0.7MPa以上であることが好ましい。
上記のガス製造システムにおいて、熱交換された水素を利用する水素利用装置(35)として水素を液化する水素液化装置、及び、熱交換された酸素を利用する酸素利用装置(26)として酸素を液化する酸素液化装置の少なくとも一方を更に具備していることが好ましい。
本発明のガス製造システムの動作方法は、水を電気分解して気体の水素及び気体の酸素を生成する工程(S01)と、生成された気体の酸素を膨張減圧させて低温化する工程(S02)と、低温化された酸素と生成された気体の水素とを熱交換する工程(S03)とを具備している。
上記のガス製造システムの動作方法において、熱交換器する工程(S03)は、熱交換により、生成された気体の水素を、水素の逆転温度よりも低い温度にする工程を備えていることが好ましい。
上記のガス製造システムの動作方法において、生成する工程(S01)は、生成された気体の水素及び気体の酸素が、0.7MPa以上となるように生成する工程を備えていることが好ましい。
上記のガス製造システムの動作方法において、熱交換された水素を液化する工程、及び/又は、生成された酸素を液化する工程を更に具備していることが好ましい。
本発明により、低湿(高純度)水素及び酸素を製造可能な簡易的な構成を有するガス製造システム及びガス製造システムの動作方法を提供することができる。また、逆転温度以下の水素を製造可能な簡易的な構成を有するガス製造システム及びガス製造システムの動作方法を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るガス製造システムの構成を模式的に示すブロック図である。 2は、本発明の実施の形態に係るガス製造システムの動作方法を示すフローチャートである。 図3は、本発明の第2の実施の形態に係るガス製造システムの構成を模式的に示すブロック図である。 図4は、本発明の第3の実施の形態に係るガス製造システムの構成を模式的に示すブロック図である。 図5は、本発明の第4の実施の形態に係るガス製造システムの構成を模式的に示すブロック図である。 図6は、本発明の第5の実施の形態に係るガス製造システムの構成を模式的に示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態に係るガス製造システム及びガス製造システムの動作方法に関して、添付図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係るガス製造システムの構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るガス製造システムの構成を模式的に示すブロック図である。本実施の形態のガス製造システム50は、水電解装置1と、酸素除湿用熱交換器21と、酸素気液分離器22と、酸素膨張冷却器25、25aと、水素除湿用熱交換器31と、水素気液分離器32と、水素低温化用熱交換器41と、酸素利用装置26と、水素利用装置35とを備えている。ただし、この図においては、電力を供給する機器については記載を省略している。
水電解装置1は、水を電気分解して気体の水素及び気体の酸素を生成する。水電解装置1は、酸素気液分離部2と、水素気液分離部3と、水電解スタック4と、ポンプ5と、ポンプ6とを具備している。酸素気液分離部2は、水供給装置(図示されず)から水電解用の水を供給され、貯蔵する。その水は、水電解スタック4の各水電解セル(後述)の陽極(+極又はアノード)側に供給される。酸素気液分離部2は、水電解スタック4の各水電解セルで生成された酸素と余剰水とを受け取る。そして、生成された酸素を水から分離する。分離された酸素は、外部へ送出される。ポンプ5は、酸素気液分離部2と水電解スタック4とを接続する配管11の途中に設けられている。配管11を介して、酸素気液分離部2の水を受け取り、水電解スタック4の陽極側へ供給する。
水素気液分離部3は、水供給装置(図示されず)から水電解用の水を供給され、貯蔵する。その水は、水電解反応に直接的には寄与しないが、水電解スタック4の各水電解セル(後述)の陰極(−極又はカソード)側に供給される。水素気液分離部3は、水電解スタック4の各水電解セルで生成された水素と余剰水と、陽極から来るプロトンに同伴する水分を受け取る。そして、生成された水素を水から分離する。分離された水素は、外部へ送出される。ポンプ6は、水素気液分離部3と水電解スタック4とを接続する配管16の途中に設けられている。配管16を介して、水素気液分離部3の水を受け取り、水電解スタック4の陰極側へ供給する。増加した水は、酸素気液分離部2に戻すか、もしくは排水する(図示されず)。
水電解スタック4は、例えば直列接続された、複数の水電解セルを備えている。水電解セルは、隔膜としての電解質膜(例示:固体高分子電解質膜)と、その一方の面に設けられた陽極(+極又はアノード)と、他方の面に設けられた陰極(−極又はカソード)とを備えている。電解質膜は、固体高分子電解質膜であり、パーフルオロスルホン酸膜のようなフッ素系電解質膜に例示される。陽極及び陰極は、その電解質膜に適した公知の材料を用いることができる。水電解スタック4は、各水電解セルの陽極と陰極との間に、外部電源(図示されず)からの電圧を印加する。それにより、各水電解セルにおいて、陽極側に供給された水が電気分解されて、陽極側に酸素が生成され、陰極側に水素が生成される。各水電解セルの陽極側の酸素と未反応の水(余剰水)とは、水電解スタック4と酸素気液分離部2とを接続する配管12を介して、酸素気液分離部2へ送出される。各水電解セルの陰極側の水素と隔膜を透過した水及び供給された水(余剰水)とは、水電解スタック4と水素気液分離部3とを接続する配管17を介して水素気液分離部3へ送出される。
以上のように、酸素系の水は、酸素気液分離部2−配管11−水電解スタック4(の各水電解セルの陽極)−配管12−酸素気液分離部2の循環経路をポンプ5により循環する。また、水素系の水は、水素気液分離部3−配管16−水電解スタック4(の各水電解セルの陰極)−配管17−水素気液分離部3の循環経路をポンプ6により循環する。各循環経路には適宜、流量や圧力を調整する弁を設けても良い。両循環経路は、電解質膜への影響を考慮して、概ね同圧になるように制御されることが好ましい。
なお、水電解装置1は、水の電気分解で酸素及び水素を同時に生成できれば、上記構成に限定されるものではない。例えば、特許文献1(特開2005−330514号公報)に開示された、水の電気分解で酸素及び水素を同時に生成する水電解装置を用いても良い。その場合、特許文献1の図1に記載のように、水電解装置1が容器本体及び浄化槽(図示されず)を備え、酸素気液分離部2及び水素気液分離部3がそれぞれ容器本体の第2の部屋及び第1の部屋として一体に設けられている。
これらの水電解装置1において、生成される酸素及び水素の圧力は大気圧よりも高圧とする。
その場合、生成された高圧酸素を酸素膨張冷却器25aで膨張減圧(例示:ジュールトムソン膨張)させた低温酸素と、生成された高圧水素及び高圧酸素との間での熱交換(水素除湿用熱交換器31及び酸素除湿用熱交換器21)により除湿が可能なように、その高圧の値及び酸素膨張冷却器25aでの減圧の程度(減圧後の酸素の温度及び圧力)が設定される。
また、生成された高圧酸素を酸素膨張冷却器25で膨張減圧(例示:ジュールトムソン膨張)させた低温酸素と、生成された高圧水素との間での熱交換(水素低温化用熱交換器41)によりその水素が逆転温度より低くなるように、その高圧の値及び酸素膨張冷却器25での減圧の程度(減圧後の酸素の温度及び圧力)が設定される。その高圧の値は、上記設定条件を考慮すると少なくとも0.7MPa以上であることが好ましく、例えば、10MPaである。
酸素除湿用熱交換器21は、水電解装置1から送出される酸素(気体)を酸素膨張冷却器25aからの低温酸素との熱交換により冷却する。低温酸素は配管43、44bを介して酸素膨張冷却器25aから供給され、配管45b、46を介して酸素利用装置26へ送出される。酸素除湿用熱交換器21は、水電解装置1と酸素膨張冷却器25、25aとを接続する配管23の途中に設けられている。酸素気液分離器22は、酸素除湿用熱交換器21で冷却された酸素中の水分を気液分離により除去する。酸素気液分離器22は、配管23の途中であって酸素除湿用熱交換器21よりも後段もしくは一体化されて設けられている。酸素膨張冷却器25、25aは、酸素気液分離器22で水分を除去された酸素を膨張減圧(例示:ジュールトムソン膨張)させて、低温の酸素とする。その酸素に含まれる水分を除去する気液分離器を備えていても良い。水電解装置1は高圧(例示:10MPa)の酸素及び水素を生成する。そのため、酸素膨張冷却器25、25aに供給される酸素は高圧である。従って、酸素膨張冷却器25、25aには、酸素を加圧する装置が不要であり、装置構造を簡略化でき、消費電力も抑えることができ、容易に膨張減圧することができる。酸素膨張冷却器25は、その低温の酸素を水素低温化用熱交換器41へ供給する。一方、酸素膨張冷却器25aは、その低温の酸素を酸素除湿用熱交換器21及び水素除湿用熱交換器31へ供給する。
水素除湿用熱交換器31は、水電解装置1から送出される水素(気体)を酸素膨張冷却器25aからの低温酸素との熱交換により冷却する。低温酸素は配管43、44aを介して酸素膨張冷却器25aから供給され、配管45a、46を介して酸素利用装置26へ送出される。水素除湿用熱交換器31は、水電解装置1と水素低温化用熱交換器41とを接続する配管33の途中に設けられている。水素気液分離器32は、水素除湿用熱交換器31で冷却された水素中の水分を気液分離により除去する。水素気液分離器32は、配管33の途中であって水素除湿用熱交換器31よりも後段もしくは一体化されて設けられている。水電解装置1は高圧(例示:10MPa)の酸素及び水素を生成する。そのため、水素気液分離器32から送出される水素は高圧である。
水素低温化用熱交換器41は、酸素膨張冷却器25から低温の酸素を供給され、水素気液分離器32から高圧の水素を供給される。水素低温化用熱交換器41は、その低温の酸素と高圧の水素とを熱交換して、低温の水素を得る。このとき、水素低温化用熱交換器41は、その熱交換により、水素を、水素の逆転温度よりも低い温度にする。その温度における水素のジュールトムソン係数は正となり、水素を減圧すると、水素の温度が低下することを示す。すなわち、その後のプロセスにおいて、水素を膨張減圧(例示:ジュールトムソン膨張)させることによって冷却することが可能となる。
本実施の形態では、酸素を膨張減圧(例示:ジュールトムソン膨張)することによって低温酸素を作り、その低温酸素によって発生ガスの除湿を行うとともに水素を逆転温度より低い温度に冷却している。これにより、高純度な(極めて湿度の低い状態の)水素および酸素を得ることができ、更に逆転温度未満の水素を極めて容易に製造することができる。ここで、水電解装置1を水素の生成に用いているので、同時に生成される酸素を冷却用に利用することができる。その利用においては、水素と酸素とは完全に別系統の経路を通るので、冷却に利用された酸素を別の用途に更に利用することができる。また、酸素及び水素を高圧で生成する場合、酸素を膨張減圧(例示:ジュールトムソン膨張)するとき、予め加圧する必要が無く、簡便な装置で実行することができる。
酸素利用装置26は、水素低温化用熱交換器41から送出された酸素を利用する装置である。酸素除湿用熱交換器21や酸素膨張冷却器25において、酸素を冷却することにより、酸素中の飽和水蒸気量が減少する。その結果、酸素に含まれる水分が減少し、高純度な(極めて湿度の低い状態の)酸素を得ることができる。酸素利用装置26は、例えば、温度・圧力調整装置である。それにより、低湿・高純度の酸素を所望の温度、圧力にすることができる。酸素利用装置26は、例えば、酸素液化装置である。酸素液化装置の場合、例えば更に圧縮・膨張をすること等により、各部熱交換器での利用で温度の上昇した酸素を低温にし、液化や再液化することができる。なお、水素を冷却する前に酸素膨張冷却器25、25aにて一旦酸素を液化していても良い。
水素利用装置35は、水素低温化用熱交換器41から送出された水素を利用する装置である。水素除湿用熱交換器31や水素低温化用熱交換器41において、水素(気体)を冷却することにより、水素中の飽和水蒸気量が減少する。その結果、水素に含まれる水分が減少し、高純度な(極めて湿度の低い状態の)水素を得ることができる。水素利用装置35は、例えば、温度・圧力調整装置である。それにより、低湿・高純度の水素を所望の温度、圧力にすることができる。また、水素利用装置35は、例えば、水素液化装置である。水素液化装置の場合、例えばオルト/パラ変換や膨張減圧(例示:ジュールトムソン膨張)をすること等により、水素を低温にし、液化することができる。
次に、本発明の第1の実施の形態に係るガス製造システムの動作方法について説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態に係るガス製造システムの動作方法を示すフローチャートである。
水電解装置1は、水を電気分解して気体の水素及び気体の酸素を生成する。具体的には、以下の動作を行う。酸素気液分離部2の水は、所定の流量で、ポンプ5により水電解スタック4へ供給される。それにより、水電解スタック4の各水電解セルの陽極に水が供給される。一方、水素気液分離部3の水は、所定の流量で、ポンプ6により水電解スタック4へ供給される。それにより、水電解スタック4の各水電解セルの陰極にも水が供給される。陽極側に供給された水は、水電解スタック4の各水電解セルにおいて、外部から供給され、陽極と陰極との間に印加された電圧により電気分解される。それにより、各水電解セルの陽極側に酸素(ガス)が生成し、陰極側に水素(ガス)が生成される(ステップS01)。このとき、各水電解セルの陽極側の酸素は、未反応の水(余剰水)の循環に伴って、酸素気液分離部2へ送出される。各水電解セルの陰極側の水素は、電解質膜を透過した水及び供給された水(余剰水)の循環に伴って、水素気液分離部3へ送出される。余剰水中の酸素は、酸素気液分離部2により余剰水から分離され、外部へ送出される。余剰水中の水素は、水素気液分離部3により余剰水から分離され、外部へ送出される。このとき生成される酸素及び水素は、大気圧よりも高圧であり、好ましくは0.7MPa以上であり、例えば10MPaである。
酸素気液分離部2から送出された酸素(気体)は、酸素除湿用熱交換器21により冷却される。冷却され飽和水蒸気量が減少した酸素は、酸素気液分離器22により水分を除去される。水分を除去された酸素は、酸素膨張冷却器25、25aにより膨張減圧(例示:断熱膨張)されて、低温低圧の酸素となる(ステップS02)。酸素膨張冷却器25の低温の酸素は水素低温化用熱交換器41へ送出される。酸素膨張冷却器25aの低温の酸素は酸素除湿用熱交換器21及び水素除湿用熱交換器31へ送出される。一方、水素気液分離部3から送出される水素(気体)は、水素除湿用熱交換器31により冷却される。冷却され飽和水蒸気量が減少した水素は、水素気液分離器32により水分を除去される。水分を除去された水素は、水素低温化用熱交換器41へ送出される。
水素気液分離器32から高圧の水素は、酸素膨張冷却器25から低温の酸素と、水素低温化用熱交換器41において熱交換される(ステップS03)。それにより、水素は冷却される。このとき、水素の温度が逆転温度より低くなるように、酸素の温度及び圧力が設定され、その酸素の温度及び圧力となるように、酸素膨張冷却器25による膨張減圧(例示:断熱膨張)の程度及び水電解装置1での生成酸素圧力が設定されている。
水素気液分離器32を経て水素低温化用熱交換器41から送出された水素は、生成されたときよりも低温になり、飽和水蒸気量が減少している。従って、水素に含まれる水分が減少し、高純度な(極めて湿度の低い状態の)水素を得ることができる。水素利用装置35が水素液化装置の場合、その高純度の水素は水素利用装置35により、例えばオルト/パラ変換や膨張減圧をされ、低温にされ、液化される(ステップS04)。一方、水素利用装置35が温度・圧力調整装置の場合、その低湿・高純度の水素は水素利用装置35により、所望の温度、圧力に変換され、利用される。
各熱交換器で利用された酸素は、酸素気液分離器22や酸素膨張冷却器25、25aを経由することにより、生成されたときよりも低温になり、飽和水蒸気量が減少している。従って、酸素に含まれる水分が減少し、低湿・高純度な酸素を得ることができる。酸素利用装置26が酸素液化装置の場合、その低湿・高純度の酸素は酸素利用装置26により、例えば更に圧縮・膨張をされ、液化される。一方、酸素利用装置26が温度・圧力調整装置の場合、その低湿・高純度の酸素は酸素利用装置26により、所望の温度、圧力に変換され、利用される。
以上のようにして、本発明の第1の実施の形態に係るガス製造システムの動作方法が行われる。
本実施の形態のガス製造システムでは、水素供給源として水電解装置を用いている。水電解装置では、水素と共に酸素が生成される。この酸素は、ジュールトムソン効果の逆転温度よりも低い状態にある。したがって、酸素を膨張減圧(例示:ジュールトムソン膨張)することにより、容易に低温酸素(低温冷媒)を製造することができる。その低温酸素を低温冷媒として、生成したガスと熱交換を行うことにより、容易に低湿なガスを得ることができる。また水素と熱交換を行うことにより、容易に低温水素を製造することができる。このようにして、逆転温度より低温の水素を極めて容易に製造することができる。
また、水電解装置1を水素の生成に用いているので、同時に生成される酸素を熱交換の冷媒として利用することができる。すなわち、冷媒を別途準備する必要が無い。特に、高圧で水素及び酸素を生成している場合には、高圧の酸素をそのまま膨張減圧(例示:ジュールトムソン膨張)させるだけでよい。すなわち、高圧の気体を別途準備することや、気体を圧縮する装置を準備することが不要である。更に、酸素は熱交換の冷媒として用いるだけなので、水素と酸素とは完全に別系統の経路を通る。すなわち、冷却に利用された酸素の純度は基本的に変動しない。従って、その酸素を別の用途に更に利用することができる。
もちろん、別途熱媒を用意し、酸素を膨張させたときの冷熱を伝達してもよい。
また、本実施の形態では、低温酸素を用いた水素の冷却により、飽和水蒸気量が減ることを利用した低湿(高純度)水素を得ることができる。あるいは、酸素の冷却により、飽和水蒸気量が減ることを利用した低湿(高純度)酸素を得ることができる。また、低温酸素を用いた水素の冷却により、液体水素を作るときの動力を低減することができる。このように、本実施の形態により、低湿(高純度)水素及び酸素を製造可能な簡易的な構成を有するガス製造システム及びガス製造システムの動作方法を提供することができる。また、逆転温度以下の水素を製造可能な簡易的な構成を有するガス製造システム及びガス製造システムの動作方法を提供することができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係るガス製造システムの構成について説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態に係るガス製造システムの構成を模式的に示すブロック図である。本実施の形態のガス製造システム50は、第1の実施の形態と比較して、酸素膨張冷却器が一つである点で相違する。以下では、相違点について、主に説明する。
第1の実施の形態では、酸素膨張冷却器25aを酸素除湿用熱交換器21及び水素除湿用熱交換器31に用い、酸素膨張冷却器25を水素低温化用熱交換器41に用いており、二つの酸素膨張冷却器が用いられている。しかし、本実施の形態では、酸素膨張冷却器25を、酸素除湿用熱交換器21及び水素除湿用熱交換器31と、水素低温化用熱交換器41とに共用しており、一つの酸素膨張冷却器を用いている。このとき、酸素除湿用熱交換器21及び水素除湿用熱交換器31に低温酸素を供給する配管43は、酸素膨張冷却器25より後段側の配管23から分岐している。
その他については、第1の実施の形態と同様である。この場合でも、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。加えて、酸素膨張冷却器が一つになり、装置が簡略化、小型化、低コスト化できる等の効果がある。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係るガス製造システムの構成について説明する。図4は、本発明の第3の実施の形態に係るガス製造システムの構成を模式的に示すブロック図である。本実施の形態のガス製造システム50は、第2の実施の形態と比較して、酸素除湿用熱交換器21及び水素除湿用熱交換器31に低温酸素を供給する配管43が、水素低温化用熱交換器41の酸素系のガスの出口に接続されている点で相違する。以下では、相違点について、主に説明する。
第2の実施の形態では、酸素膨張冷却器25から酸素除湿用熱交換器21及び水素除湿用熱交換器31に低温酸素を流す酸素系のガスのルートと、酸素膨張冷却器25から水素低温化用熱交換器41に低温酸素を流す酸素系のガスのルートは別々に設けられている。しかし、本実施の形態では、酸素膨張冷却器25から水素低温化用熱交換器41に低温酸素を流す酸素系のガスのルートの後段側に、酸素除湿用熱交換器21及び水素除湿用熱交換器31に低温酸素を流す酸素系のガスのルートが接続されている。
その他については、第2の実施の形態と同様である。この場合でも、第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。加えて、引き回す配管の量が減少するほか、酸素膨張冷却器25の低温酸素をガス製造システム50内において最も低温が必要な熱交換器から使用していることから効率的に用いることができる。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態に係るガス製造システムの構成について説明する。図5は、本発明の第4の実施の形態に係るガス製造システムの構成を模式的に示すブロック図である。本実施の形態のガス製造システム50は、第3の実施の形態と比較して、水素低温化用熱交換器41を用いていない点で相違する。以下では、相違点について、主に説明する。
本実施の形態では、水素気液分離器32から送出された高圧の水素は、水素利用装置35に直接供給される。この水素は、水素除湿用熱交換器31で温度を下げられた上、水素気液分離器32で気液分離もされているので、水素に含まれる水分が減少し、純度の高い(湿度の低い状態の)水素ということができる。また、酸素除湿用熱交換器21及び水素除湿用熱交換器31から送出された酸素は、酸素利用装置26に直接供給される。この酸素は、酸素除湿用熱交換器21や酸素膨張冷却器25において温度を下げられた上、酸素気液分離器22で気液分離もされているので、酸素に含まれる水分が減少し、純度の高い(湿度の低い状態の)酸素ということができる。
その他については、第3の実施の形態と同様である。この場合でも、第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる。ただし、水素低温化用熱交換器41を用いていないため、水素利用装置35に供給される水素の温度は第3の実施の形態と比較して高く、酸素利用装置26に供給される酸素の温度は第3の実施の形態と比較して低い。
(第5の実施の形態)
本発明の第5の実施の形態に係るガス製造システムの構成について説明する。図6は、本発明の第5の実施の形態に係るガス製造システムの構成を模式的に示すブロック図である。本実施の形態のガス製造システム50は、第1の実施の形態と比較して、水電解装置1で生成した酸素を酸素除湿用熱交換器21及び水素除湿用熱交換器31の冷媒として用いていない点で相違する。以下では、相違点について、主に説明する。
本実施の形態では、酸素膨張冷却器25で低温化された酸素を水素低温化用熱交換器41の冷媒として用いている。しかし、酸素膨張冷却器25で低温化された酸素を酸素除湿用熱交換器21及び水素除湿用熱交換器31の冷媒としては用いていない。酸素除湿用熱交換器21及び水素除湿用熱交換器31の冷媒としては、他の冷媒(例えば冷却水など)を用いている。
その他については、第1の実施の形態と同様である。この場合でも、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、低温酸素を冷媒として水素の低温化のみに用いるので、水素温度を極めて低くすることができる。
また、上記第1〜第5の実施の形態に共通するが、水電解装置で生成される高圧の酸素は、酸素膨張冷却器(25、25a)で膨張減圧することにより低温化され、飽和水蒸気量が減少する。すなわち、酸素膨張冷却器25での低温化だけでも、生成された酸素を除湿して、その純度を高めることができる。それと同時に、低温化された酸素は、低温冷媒としても用いることができる。この低温冷媒を、ガス製造システム50内の熱交換器だけでなく、他の熱交換器の冷媒として用いても良い。
本発明は上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変形又は変更され得ることは明らかである。
1 水電解装置
2 酸素気液分離部
3 水素気液分離部
4 水電解スタック
5 ポンプ
6 ポンプ
11、12 配管
16、17 配管
21 酸素除湿用熱交換器
22 酸素気液分離器
23 配管
25、25a 酸素膨張冷却器
26 酸素液化装置
31 水素除湿用熱交換器
32 水素気液分離器
33 配管
35 水素液化装置
41 水素低温化用熱交換器
43、44a、44b、45a、45b、46 配管
50 ガス製造システム

Claims (14)

  1. 水を電気分解して、気体の水素及び気体の酸素を生成する水電解装置と、
    前記生成された酸素を膨張減圧させて低温化する酸素膨張冷却器と
    を具備する
    ガス製造システム。
  2. 請求項1に記載のガス製造システムにおいて、
    前記低温化された酸素と前記生成された水素又は前記低温化される前の前記生成された酸素とを熱交換する熱交換器を更に具備する
    ガス製造システム。
  3. 請求項2に記載のガス製造システムにおいて、
    前記熱交換器は、
    低温冷媒と前記生成された水素とを熱交換して除湿する水素除湿用熱交換器と、
    低温冷媒と前記低温化される前の前記生成された酸素とを熱交換して除湿する酸素除湿用熱交換器と
    を備える
    ガス製造システム。
  4. 請求項3に記載のガス製造システムにおいて、
    前記熱交換器は、
    前記低温化された酸素と前記水素除湿用熱交換器が送出した前記生成された水素とを熱交換する水素低温化用熱交換器を更に備える
    ガス製造システム。
  5. 請求項4に記載のガス製造システムにおいて、
    前記水素除湿用熱交換器及び前記酸素除湿用熱交換器の低温冷媒は、前記低温化された酸素である
    ガス製造システム。
  6. 請求項5に記載のガス製造システムにおいて、
    前記酸素膨張冷却器は、
    前記水素除湿用熱交換器及び前記酸素除湿用熱交換器の低温冷媒として前記低温化された酸素を送出する第1酸素膨張冷却器と、
    前記水素低温化用熱交換器の低温冷媒として前記低温化された酸素を送出する第2酸素膨張冷却器と
    を備える
    ガス製造システム。
  7. 請求項5に記載のガス製造システムにおいて、
    前記水素除湿用熱交換器及び前記酸素除湿用熱交換器の低温冷媒は、前記水素低温化用熱交換器で使用後の低温冷媒を含む
    ガス製造システム。
  8. 請求項2乃至7のいずれか一項に記載のガス製造システムにおいて、
    前記低温化された酸素と前記生成された水素とを熱交換する前記熱交換器は、前記熱交換により、前記生成された気体の水素を、水素の逆転温度よりも低い温度にする
    ガス製造システム。
  9. 請求項8に記載のガス製造システムにおいて、
    前記生成された気体の水素及び気体の酸素の圧力は0.7MPa以上である
    ガス製造システム。
  10. 請求項2乃至9のいずれか一項に記載のガス製造システムにおいて、
    前記熱交換された水素を液化する水素液化装置、及び、前記熱交換された酸素を液化する酸素液化装置の少なくとも一方を更に具備する
    ガス製造システム。
  11. 水を電気分解して気体の水素及び気体の酸素を生成する工程と、
    前記生成された気体の酸素を膨張減圧させて低温化する工程と、
    前記低温化された酸素と前記生成された気体の水素とを熱交換する工程と
    を具備する
    ガス製造システムの動作方法。
  12. 請求項11に記載のガス製造システムの動作方法において、
    前記熱交換器する工程は、前記熱交換により、前記生成された気体の水素を、水素の逆転温度よりも低い温度にする工程を備える
    ガス製造システムの動作方法。
  13. 請求項12に記載のガス製造システムの動作方法において、
    前記生成する工程は、前記生成された気体の水素及び気体の酸素の圧力が0.7MPa以上となるように生成する工程を備える
    ガス製造システムの動作方法。
  14. 請求項11乃至13のいずれか一項に記載のガス製造システムの動作方法において、
    前記熱交換された水素を液化する工程、及び/又は、前記生成された酸素を液化する工程を更に具備する
    ガス製造システムの動作方法。
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