JP2013226814A - 軋み音を防止する塗膜が形成されたプラスチック成形体 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗膜が形成されたプラスチック成形体と金属メッキ層が形成されたプラスチック成形体とを組み付けた自動車部品等の組付構造体に使用される塗膜が形成されたプラスチック成形体であって、その製造における塗装工程を増大させることなく、かつ前記組付構造体に用いた場合に塗膜と金属メッキ層とが接する際に発生する軋み音を防止することができる、塗膜が形成されたプラスチック成形体を提供すること。
【解決手段】塗膜が形成されたプラスチック成形体の該塗膜を、水酸基含有アクリル樹脂、ポリイソシアネート化合物、着色顔料及び/又は光輝性顔料、シリカ系艶消し剤、並びにシリコーン系添加剤を含む塗料組成物から形成し、該塗膜のツーコン硬度を15以上でかつ静摩擦係数を0.7以下とする、塗膜が形成されたプラスチック成形体。
【選択図】なし

Description

本発明は、塗膜が形成されたプラスチック成形体と金属メッキ層が形成されたプラスチック成形体とを組み付けた組付構造体に使用される、軋み音を防止する塗膜が形成されたプラスチック成形体に関する。
ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)等のプラスチック成形体は、成形加工性に加え、耐衝撃性や耐薬品性にも優れているため、自動車内装部品、OA機器、日用品、玩具、弱電機器等の幅広い分野で利用されている。自動車内装部品においては、ドアトリム、インストルメントパネル等の内装部品に使用されているが、これら部品のうち部品表面が相互に接触する部分では、自動車の走行時の振動により当該部分が擦れ合って軋み音がする等の不具合が発生することが多い。そのため、これら部品は表面滑性に優れていることが必要である。
特許文献1には、ABS樹脂成型品に表面滑性を付与するために、ABS樹脂に対して予めポリオルガノシロキサンを添加して成形する手法に関する発明が開示されている。
また、特許文献2〜4には、ドアトリム等の自動車内装部品にウレタン樹脂粒子や球状セラミック粒子を配合した軋み音防止表面処理剤を塗布することによって、部品表面に滑り性を付与し、内装部品の接触部から発生する軋み音を低減ないし防止することが提案されている。
他方、自動車外装部品においてもプラスチック成形体が使用されており、近年はデザインの観点から、フロントグリル等の自動車外装部品において、着色塗膜が形成された成形体と金属メッキ層が形成された成形体とを組み付けた自動車外装部品が使用されつつある。これら自動車外装部品においては、塗膜と金属メッキ層が接触する部分では、前述の内装部品と同様に、洗車時に手で押した時などに当該部分が擦れ合って軋み音がする不具合が起こる。この不具合に対して、特許文献1に記載の発明を適用すると、着色塗装を行なった場合に塗膜密着性等が悪くなるという問題が生じる。また、特許文献2〜4に記載の発明を上記のような自動車外装部品等の組付構造体に適用した場合、軋み音の防止効果が必ずしも十分ではない、着色塗装を施した成形体に処理剤を塗装するため塗装工程が増大する等の課題がある。
特開昭60−223860号公報 特開平8−27409号公報 特開平8−281210号公報 特開2006−28444号公報
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、塗膜が形成されたプラスチック成形体と金属メッキ層が形成されたプラスチック成形体とを組み付けた自動車部品等の組付構造体に使用される、塗膜が形成されたプラスチック成形体であって、その製造における塗装工程を増大させることなく、前記組付構造体に用いた場合に塗膜と金属メッキ層とが接する際に発生する軋み音を防止することができる、塗膜が形成されたプ
ラスチック成形体を提供することである。
発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、今回、塗膜が形成されたプラスチック成形体の該塗膜を、(A)水酸基含有アクリル樹脂、(B)ポリイソシアネート化合物、(C)着色顔料及び/又は光輝性顔料、(D)シリカ系艶消し剤、並びに(E)シリコーン系添加剤を含む塗料組成物から形成し、該塗膜のツーコン硬度を15以上でかつ静摩擦係数を0.7以下とすることにより、上記の目的を達成することができることを見出し本発明を完成するに至った。
かくして、本発明は、塗膜が形成されたプラスチック成形体と金属メッキ層が形成されたプラスチック成形体とを組み付けた組付構造体に使用される、塗膜が形成されたプラスチック成形体であって、前記塗膜が、(A)水酸基含有アクリル樹脂、(B)ポリイソシアネート化合物、(C)着色顔料及び/又は光輝性顔料、(D)シリカ系艶消し剤、並びに(E)シリコーン系添加剤を含む塗料組成物から形成された塗膜であり、そして前記塗膜のツーコン硬度が15以上でかつ静摩擦係数が0.7以下であることを特徴とする、塗膜が形成されたプラスチック成形体を提供するものである。
本発明によれば、塗膜が形成されたプラスチック成形体と金属メッキ層が形成されたプラスチック成形体とを組み付けた組付構造体に使用される、塗膜が形成されたプラスチック成形体の該塗膜が、(A)水酸基含有アクリル樹脂、(B)ポリイソシアネート化合物、(C)着色顔料及び/又は光輝性顔料、(D)シリカ系艶消し剤、並びに(E)シリコーン系添加剤を含む塗料組成物から形成され、そして該塗膜のツーコン硬度が15以上でかつ静摩擦係数が0.7以下であることにより、塗装工程を増大させることなく、組付構造体において塗膜と金属メッキ層とが接する際に発生する軋み音を効果的に防止することができる。
以下、本発明の塗膜が形成されたプラスチック成形体について、さらに詳細に説明する。
本発明の塗膜が形成されたプラスチック成形体は、塗膜が形成されたプラスチック成形体と金属メッキ層が形成されたプラスチック成形体とを組み付けた組付構造体に使用されるものであって、前記塗膜が(A)水酸基含有アクリル樹脂、(B)ポリイソシアネート化合物、(C)着色顔料及び/又は光輝性顔料、(D)シリカ系艶消し剤、並びに(E)シリコーン系添加剤を含む塗料組成物から形成され、その形成塗膜のツーコン硬度が15以上及び静摩擦係数が0.7以下である、塗膜が形成されたプラスチック成形体である。
プラスチック成形体
本発明において、塗膜が形成されるプラスチック形成体の材質は、特に制限されるものではなく、具体的には、例えば、ポリプロピレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリウレタン樹脂等が挙げられる。また、プラスチック成形体には、前記塗膜の付着性を高めるために、プライマー層が形成されていてもよい。
塗料組成物
上記プラスチック成形体に塗膜を形成するための塗料組成物は、(A)水酸基含有アクリル樹脂、(B)ポリイソシアネート化合物、(C)着色顔料及び/又は光輝性顔料、(D)シリカ系艶消し剤、並びに(E)シリコーン系添加剤を含有するものである。
水酸基含有アクリル樹脂(A)
水酸基含有アクリル樹脂(A)は、例えば、水酸基含有不飽和単量体、アクリル系単量体、及びさらに必要に応じて、その他の不飽和単量体を共重合することによって製造することができる。
水酸基含有不飽和単量体は、1分子中に水酸基及び重合性不飽和二重結合をそれぞれ少なくとも1個、好ましくは1個有する化合物であり、例えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の炭素数が2〜10、特に2〜5のアルキレングリコールと(メタ)アクリル酸との等モル付加物が挙げられる。
アクリル系単量体には、(メタ)アクリル酸と炭素数が1〜24、特に1〜10のモノアルコールとのモノエステル化物が包含され、具体的には、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリル等が挙げられる。
その他の不飽和単量体には、上記の水酸基含有不飽和単量体及びアクリル系単量体以外の、1分子中に少なくとも1個、好ましくは1個の重合性不飽和二重結合を有する化合物が包含され、具体的には、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、2−カルボキシエチル(メタ)アクリレート、2−カルボキシプロピル(メタ)アクリレート、5−カルボキシペンチル(メタ)アクリレート等のカルボキシル基含有不飽和化合物;グリシジル(メタ)アクリレート,アリルグリシジルエーテル等のグリシジル基含有不飽和化合物;パーフルオロブチルエチル(メタ)アクリレート、パーフルオロイソノニルエチル(メタ)アクリレ−ト、パーフルオロオクチルエチル(メタ)アクリレート等のパーフルオロアルキル(メタ)アクリレート;スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、α−クロルスチレン等のビニル芳香族化合物;N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N−t−ブチルアミノエチル(メタ)アクリレート等の含窒素アルキル(メタ)アクリレート;アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド等の重合性アミド類;2−ビニルピリジン、1−ビニル−2−ピロリドン、4−ビニルピリジン等の芳香族含窒素モノマー;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等の重合性ニトリル等が挙げられ、これらはそれぞれ単独で又は2種以上組み合わせて使用することができる。
水酸基含有アクリル樹脂(A)は、上記の水酸基含有不飽和単量体、アクリル系単量体、及びさらに必要に応じて、その他の不飽和単量体を、溶液重合等のそれ自体既知の方法により共重合せしめることによって製造することができる。
水酸基含有アクリル樹脂(A)は、塗膜を硬くし軋み音をより効果的に防止するという観点から、好ましくは20〜120℃、より好ましくは30〜110℃、特に好ましくは40〜110℃の範囲内のガラス転移温度(Tg)を有することができる。水酸基含有アクリル樹脂のガラス転移温度の調整は、単量体成分及びその比率等を変えることによって容易に行うことができる。
本明細書において、ガラス転移温度(Tg)は、示差走査熱量計「DSC−220U」(セイコーインスツルメント社製)を用いて測定した値である。具体的には、試料を測定
カップにとり、真空吸引して完全に溶剤を除去した後、10℃/分の昇温速度で−20℃〜+200℃の範囲で熱量変化を測定し、低温側の最初のベースラインの変化点をガラス転移温度とする。
水酸基含有アクリル樹脂(A)は、また、特に限定されるものではないが、塗膜を硬くし軋み音をより効果的に防止するという観点から、好ましくは10〜180mgKOH/mg、より好ましくは40〜140mgKOH/mg、特に好ましくは60〜120KOH/mgの範囲内の水酸基価を有することができる。
水酸基含有アクリル樹脂(A)は、さらに、特に限定されるものではないが、塗膜の硬化性等の観点から、好ましくは3000〜100000、より好ましくは5000〜50000、特に好ましくは6000〜30000の範囲内の重量平均分子量を有することができる。
本明細書において、重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフ(東ソー(株)社製、「HLC8120GPC」)で測定した重量平均分子量をポリスチレンの重量平均分子量を基準にして換算した値である。カラムとして「TSKgel G−4000H×L」、「TSKgel G−3000H×L」、「TSKgel G−2500H×L」、「TSKgel G−2000H×L」(いずれも東ソー(株)社製、商品名)の4本を用い、かつ標準ポリスチレンとして東ソー(株)社製標準ポリスチレンを用い、移動相;テトラヒドロフラン、測定温度;40℃、流速;1ml/分、検出器;RIの条件で行ったものである。
ポリイソシアネート化合物(B)
ポリイソシアネート化合物(B)は、1分子中に少なくとも2個、好ましくは2〜4個のイソシアネート基を有する化合物であって、具体的には、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、ダイマー酸ジイソシアネート、リジンジイソシアネートなどの脂肪族ポリイソシアネート類及びこれらのポリイソシアネートのビューレットタイプ付加物、イソシアヌレート環付加物;イソホロンジイソシアネート、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)、メチルシクロヘキサン−2,4−ジイソシアネート、メチルシクロヘキサン−2,6−ジイソシアネート、1,3−ジ(イソシアナトメチル)シクロヘキサン、1,4−ジ(イソシアナトメチル)シクロヘキサン、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、1,3−シクロペンタンジイソシアネート、1,2−シクロヘキサンジイソシアネートなどの脂環族ジイソシアネート類及びこれらのポリイソシアネートのビューレットタイプ付加物、イソシアヌレート環付加物;キシリレンジイソシアネート、メタキシリレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、1,4−ナフタレンジイソシアネート、4,4’−トルイジンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルエーテルジイソシアネート、m−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、4,4’−ビフェニレンジイソシアネート、3,3’−ジメチル−4,4’−ビフェニレンジイソシアネート、ビス(4−イソシアナトフェニル)スルホン、イソプロピリデンビス(4−フェニルイソシアネート)などの芳香族ジイソシアネート化合物及びこれらのポリイソシアネートのビューレットタイプ付加物、イソシアヌレート環付加物;トリフェニルメタン−4,4’,4”−トリイソシアネート、1,3,5−トリイソシアナトベンゼン、2,4,6−トリイソシアナトトルエン、4,4’−ジメチルジフェニルメタン−2,2’,5,5’−テトライソシアネートなどの1分子中に3個以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネート類及びこれらのポリイソシアネートのビューレットタイプ付加物、イソシアヌレート環付加物;エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブチレングリコール、ジメチロールプロピオン酸、ポリアルキレングリコール、トリメ
チロールプロパン、ヘキサントリオールなどのポリオールの水酸基にイソシアネート基が過剰量となる比率でポリイソシアネート化合物を反応させてなるウレタン化付加物及びこれらのポリイソシアネートのビューレットタイプ付加物、イソシアヌレート環付加物等が挙げられる。
塗料組成物中におけるポリイソシアネート化合物(B)の含有量は、厳密に制限されるものではないが、塗膜を十分に架橋させ、ツーコン高度を高くし、軋み音をより効果的に防止するという観点から、水酸基含有アクリル樹脂(A)100質量部に対して、好ましくは5〜60質量部、より好ましくは10〜50質量部、特に好ましくは20〜50質量部の範囲内とすることができる。
着色顔料及び/又は光輝性顔料(C)
着色顔料及び/又は光輝性顔料(C)としては、塗料分野で通常使用される、有機系および無機系の着色顔料及び/又は光輝性顔料を用いることができる。着色顔料としては、例えば、酸化チタン、亜鉛華、鉛白、塩基性硫酸鉛、硫酸鉛、リトポン、硫化亜鉛、アンチモン白などの白色顔料;カーボンブラック、アセチレンブラック、ランプブラック、ボーンブラック、黒鉛、鉄黒、アニリンブラックなどの黒色顔料;黄鉛、黄土、クロム酸バリウム、黄色酸化鉄、ナフトールエローS、ハンザエロー10Gなどの黄色顔料;クロムオレンジ、クロムバーミリオン、スダーンI、パーマネントオレンジなどの橙色顔料;酸化鉄、アンバーなどの褐色顔料;ベンガラ、鉛丹、パーマネントレッド4R、キナクリドン系などの赤色顔料;群青、紺青、コバルトブルー、フタロシアンニンブルーなどの青色顔料;クロムグリーン、フタロシアニングリーン等の緑色顔料;等の無機、有機の着色顔料が挙げられる。また、光輝性顔料としては、例えば、アルミニウム、蒸着アルミニウム、銅、亜鉛、真ちゅう、ニッケル、酸化アルミニウム、雲母、酸化チタン又は酸化鉄で被覆された酸化アルミニウム、酸化チタン又は酸化鉄で被覆された雲母等が挙げられる。これらはそれぞれ単独で又は2種以組み合わせて使用することができる。
塗料組成物中における着色顔料及び/又は光輝性顔料(C)の含有量は、厳密に制限されるものではないが、意匠性及び塗膜硬度等の観点から、水酸基含有樹脂(A)及びポリイソシアネート化合物(B)の合計100質量部に対して、好ましくは1〜80質量部、より好ましくは3〜60質量部、特に好ましくは3〜40質量部の範囲内とすることができる。
シリカ系艶消し剤(D)
シリカ系艶消し剤(D)としては、微粉末シリカ、コロイダルシリカ等が挙げられ、具体的には、例えば、サイリシア310、サイリシア350、サイリシア430、サイリシア435(以上、商品名、富士シリシア化学社製)、ミズカシルP−526、ミズカシルP−527(以上、商品名、水澤化学工業社製)等が挙げられる。シリカ系艶消し剤(D)は、通常0.1〜30μm、特に0.5〜10μmの範囲内の平均粒子径を有することが好ましい。
塗料組成物中におけるシリカ系艶消し剤(D)の含有量は、特に限定されるものではないが、意匠性を保持しつつ、静摩擦係数を低下させて軋み音をより効果的に防止することができるという観点から、水酸基含有樹脂(A)及び前記ポリイソシアネート化合物(B)の合計100質量部に対して、好ましくは3〜35質量部、より好ましくは5〜30質量部、特に好ましくは5〜25質量部の範囲内とすることができる。
シリコーン系添加剤(E)
本発明の塗料組成物は、さらに、シリコーン系添加剤(E)を含む。シリコーン系添加剤を含むことにより、静摩擦係数を低下させることができ、軋み音をより効果的に防止す
ることができる。シリコーン系添加剤(E)としては、例えば、ジメチルポリシロキサン等のオルガノポリシロキサン;オルガノポリシロキサンを変性した変性シリコーン等が挙げられる。変性シリコーンとしては、具体的には、例えば、アルキル変性ポリシロキサン、フェニル変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン等が挙げられる。これらはそれぞれ単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
シリコーン系添加剤(E)の市販品としては、例えば、DC3074、DC3037、SR2402(以上、商品名、いずれも東レダウコーニング社製);KR9218、X−40−9220(以上、商品名、いずれも信越化学工業社製);TSR165、XR−31B1763(以上、商品名、いずれも東芝シリコーン社製);「BYK341」、「BYK344」、「BYK306」、「BYK325」、「BYK320」、「BYK300」、「BYK302」、「BYK330」、「BYK333」、「BYK335」および「BYK370」(以上、商品名、ビックケミー・ジャパン社製)等が挙げられる。
塗料組成物中におけるシリコーン系添加剤(E)の含有量は、特に限定されるものではないが、静摩擦係数を低下させて軋み音をより効果的に防止することができるという観点から、塗料組成物の固形分100質量部に対して、好ましくは0.01〜5質量部、より好ましくは0.05〜4.5質量部、特に好ましくは0.1〜4質量部の範囲内とすることができる。
前記プラスチック成形体に塗膜を形成するための塗料組成物は、以上に述べた(A)水酸基含有アクリル樹脂、(B)ポリイソシアネート化合物、(C)着色顔料及び/又は光輝性顔料、(D)シリカ系艶消し剤、並びに(E)シリコーン系添加剤を、溶剤中で混合し、分散させることにより調製することができる。該溶剤としては、例えば、トルエン、キシレン、オクタン、ミネラルスピリット等の炭化水素系溶剤;酢酸エチル、酢酸ブチル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート等のエステル系溶剤;メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶剤;n−ブチルエーテル、ジオキサン等のエーテル系溶剤等が挙げられ、該塗料組成物は通常30〜60質量%、好ましくは40〜55質量%の範囲内の固形分濃度を有することができる。
塗膜
前記塗膜は、前記塗料組成物を前記プラスチック成形体に塗装することにより形成せしめることができる。その塗装方法は、特に制限されるものではなく、例えば、エアスプレー、エアレススプレー、浸漬塗装、刷毛等を用いて行なうことができる。
該塗料組成物の塗装後、約60〜約90℃の温度で約20〜約50分間加熱、乾燥することにより塗膜を形成せしめることができる。焼き付け温度の上限は、素材の耐熱温度である。
塗膜の厚さは、特に制限されるものではないが、通常5〜50μm、好ましくは10〜40μmの範囲内とすることができる。
本発明において、塗膜は15以上のツーコン硬度を有するものであり、軋み音をより効果的に防止することができるという観点から、17以上、特に19以上のツーコン硬度を有することが好ましい。本明細書において「ツーコン硬度」は、塗料組成物をブリキ板(SPTE;厚み0.3mm)に乾燥膜厚が20μm程度になるように塗装し、80℃で30分乾燥後3日間養生した塗膜について、20℃において、American Chain & Cable Company製のTUKON micro hardness testerにて四角錘ダイヤモンド圧子を(一定の試験荷重)で塗膜に押し込み、その
際に生じた菱形のくぼみの大きさから読み取られる塗膜の硬さである。ツーコン硬度は、その数値が大きいほど硬質であることを意味する。なお、被塗物をブリキ板としたのは、被塗物をABSの如く軟質の被塗物とした場合、ツーコン硬度を測定した際に被塗物が変形し、塗膜のツーコン硬度を正確に測定することができないためである。
塗膜のツーコン硬度の調整は、前記塗料組成物の上記各成分及び含有量を適宜選択することにより行うことができる。例えば、水酸基含有アクリル樹脂(A)のガラス転移温度及び水酸基価、並びにポリイソシアネート化合物(B)の種類及び含有量を適宜選択することにより、ツーコン硬度が15以上の塗膜を形成する塗料組成物を得ることができる。さらに具体的には、例えば、ガラス転移温度が20〜120℃でありかつ水酸基価が10〜180KOHmg/gである水酸基含有アクリル樹脂(A)を用い、ポリイソシアネート化合物(B)を水酸基含有アクリル樹脂(A)100質量部に対して5〜60質量部含有する塗料組成物により、ツーコン硬度が15以上の塗膜を形成する塗料組成物を得ることができる。
本発明において、塗膜は0.7以下の静摩擦係数を有するものであり、軋み音をより効果的に防止することができるという観点から、特に0.6以下、さらに特に0.5以下の静摩擦係数を有することが好ましい。本明細書において静摩擦係数は、基本的には、JIS K 7125 プラスチック−フィルム及びシート−摩擦係数試験方法に準拠して測定することにより得られる値である。具体的には以下の測定方法により行って得られる値である。測定機器として新東化学株式会社製のHEIDON(商品名)を用いて、まず、塗料組成物をABS樹脂板(棚澤八光社製、厚み5mm)に乾燥膜厚が20μmになるように塗装し、80℃で30分乾燥させた後3日間養生した塗膜について、φ10mmの鋼球を接触させ、その上に荷重として500gの重りを乗せ、試験板が動かないように端部を固定した後に、スリップ性を測定する。
静摩擦係数が0.7以下の塗膜は、前記塗料組成物の上記各成分及び含有量を適宜選択することにより得ることができる。例えば、着色顔料及び/又は光輝性顔料(C)、シリカ系艶消し剤(D)並びに/或いはシリコーン系添加剤(E)の含有量を適宜選択することにより、静摩擦係数が0.7以下の塗膜を形成する塗料組成物を得ることができる。さらに具体的には、例えば、シリカ系艶消し剤(D)の含有量を水酸基含有樹脂(A)及びポリイソシアネート化合物(B)の合計100質量部に対して3〜35質量部とすることなどにより、静摩擦係数が0.7以下の塗膜を形成する塗料組成物を得ることができる。
本発明の塗膜が形成されたプラスチック成形体は、例えば、フロントグリル等の自動車外装部品に使用することができ、金属メッキ層が形成されたプラスチック成形体に組み付けた場合に組付構造体が発生する軋み音を効果的に防止することができる。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではない。なお、「部」及び「%」は「質量部」及び「質量%」を示す。
塗料の作成
製造例1
水酸基含有アクリル樹脂(A−1)(注1)を固形分質量で80部、ポリイソシアネート化合物(B−1)(注4)を固形分質量で20部、カーボンブラック2部、アルミフレーク4部、シリカ(注6)15部、及びシリコーン系添加剤(注7)0.4部を、常法に従って配合し、固形分50%となるようにキシレンで希釈して塗料(1)を得た。
製造例2〜7
製造例1において、配合組成を表1に示すとおりとする以外は製造例1と同様に操作して、各塗料(2)〜(7)を得た。
なお、表1の配合は固形分表示であり、表1中の(注1)〜(注7)は下記のとおりである。
(注1)水酸基含有アクリル樹脂(A−1):水酸基価100mgKOH/mg、重量平均分子量8000、ガラス転移温度(Tg)70℃のアクリル樹脂
(注2)水酸基含有アクリル樹脂(A−2):水酸基価100mgKOH/mg、重量平均分子量8000、ガラス転移温度(Tg)30℃のアクリル樹脂
(注3)水酸基含有アクリル樹脂(A−3):水酸基価100mgKOH/mg、重量平均分子量8000、ガラス転移温度(Tg)110℃のアクリル樹脂
(注4)ポリイソシアネート化合物(B−1):「スミジュールN−3500」、住友バイエルウレタン社製、商品名、ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート
(注5)ポリイソシアネート化合物(B−2):「デュラネ−トE−402−90T」、旭化成社製、商品名、ポリカプロラクトンポリオ−ル変性ポリイソシアネ−ト
(注6)シリカ:「サイリシア435」、商品名、富士シリシア化学社製
(注7)シリコーン系添加剤:「BYK344」、ビックケミー・ジャパン社製、商品名、ポリエーテル変性ジメチルポリシロキサン。
Figure 2013226814
実施例1〜5及び比較例1、2
製造例で調製した各塗料(1)〜(7)を、自動車のフロントグリルの表面に乾燥膜厚で20μmとなるようスプレー塗布し、乾燥させて実施例及び比較例の各試験塗装物を得た。
性能試験
上記のとおり作製した各試験塗装物を下記の性能試験に供した。その結果を下記表2に示す。
(*1)ツーコン硬度: 各塗料をブリキ板(SPTE;厚み0.3mm)に乾燥膜厚が20μm程度になるように塗装し、80℃で30分乾燥させた後3日間養生した塗膜について、20℃において、American Chain & Cable Company製のTUKON micro hardness testerにて、四角錘ダイヤモンド圧子を(一定の試験荷重)で塗膜に押し込み、その際に生じた菱形のくぼみの大きさから読み取った。
(*2)静摩擦係数: 各塗料をABS樹脂板(棚澤八光社製、厚み5mm)に乾燥膜厚が20μmになるように塗装し、80℃で30分乾燥させた後3日間養生した塗膜について、φ10mmの鋼球を接触させ、その上に荷重として500gの重りを乗せ、試験板が動かないように端部を固定した後に、東化学株式会社製のHEIDON(商品名)を用いて測定した。
(*3)軋み音: 各試験塗装物に、めっき加工された部品を組み付けた状態で水平に置き、布で左右に試験塗装物がしなる程度に強く押しながら拭き、試験塗装物がしなることにより、塗装面とめっき部品が擦れ、音が発生するかどうかを調べ、次の基準で評価した。
○:音が発生しない
×:音が発生する
Figure 2013226814

Claims (12)

  1. 塗膜が形成されたプラスチック成形体と金属メッキ層が形成されたプラスチック成形体とを組み付けた組付構造体に使用される、塗膜が形成されたプラスチック成形体であって、前記塗膜が、(A)水酸基含有アクリル樹脂、(B)ポリイソシアネート化合物、(C)着色顔料及び/又は光輝性顔料、(D)シリカ系艶消し剤、並びに(E)シリコーン系添加剤を含む塗料組成物から形成された塗膜であり、そして前記塗膜のツーコン硬度が15以上でかつ静摩擦係数が0.7以下であることを特徴とする、塗膜が形成されたプラスチック成形体。
  2. 水酸基含有アクリル樹脂(A)が20〜120℃の範囲内のガラス転移温度を有する請求項1に記載のプラスチック成形体。
  3. 水酸基含有アクリル樹脂(A)が3b0〜110℃の範囲内のガラス転移温度を有する請求項2に記載のプラスチック成形体。
  4. 水酸基含有アクリル樹脂(A)が10〜180KOHmg/gの範囲内の水酸基価を有する請求項1に記載のプラスチック成形体。
  5. 水酸基含有アクリル樹脂(A)が40〜140KOHmg/gの範囲内の水酸基価を有する請求項4に記載のプラスチック成形体。
  6. 水酸基含有アクリル樹脂(A)が3000〜100000の範囲内の重量平均分子量を有する請求項1に記載のプラスチック成形体。
  7. ポリイソシアネート化合物(B)を、水酸基含有アクリル樹脂(A)100質量部に対して5〜60質量部含有する請求項1に記載のプラスチック成形体。
  8. 着色顔料及び/又は光輝性顔料(C)を、水酸基含有樹脂(A)及びポリイソシアネート化合物(B)の合計100質量部に対して、1〜80質量部含有する請求項1に記載の塗膜が形成されたプラスチック成形体。
  9. シリカ系艶消し剤(D)を、水酸基含有樹脂(A)及びポリイソシアネート化合物(B)の合計100質量部に対して、3〜35質量部含有する請求項1に記載の塗膜が形成されたプラスチック成形体。
  10. シリコーン系添加剤(E)を、塗料組成物の固形分100質量部に対して、0.01〜5質量部含有する請求項1に記載の塗膜が形成されたプラスチック成形体。
  11. 塗膜のツーコン硬度が17以上である請求項1〜10のいずれか1項に記載の塗膜が形成されたプラスチック成形体。
  12. 塗膜の静摩擦係数が0.6以下である請求項1〜10のいずれか1項に記載の塗膜が形成されたプラスチック成形体。
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