JP2004010723A - 立体模様塗膜形成用塗料組成物 - Google Patents
立体模様塗膜形成用塗料組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004010723A JP2004010723A JP2002164606A JP2002164606A JP2004010723A JP 2004010723 A JP2004010723 A JP 2004010723A JP 2002164606 A JP2002164606 A JP 2002164606A JP 2002164606 A JP2002164606 A JP 2002164606A JP 2004010723 A JP2004010723 A JP 2004010723A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- weight
- coating composition
- coating film
- dimensional pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
【課題】立体模様塗膜形成用塗料組成物を提供する。
【解決手段】アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、シリコン系樹脂、弗素系樹脂から選ばれる2種以上の内部変性樹脂や混合樹脂などの水酸基含有基体樹脂、ポリイソシアネート架橋剤、着色顔料及び有機溶剤を必須成分として含有し、スプレー塗装粘度が2000〜20000Pa・sec、チクソトピックインデックス2.0〜6.0、及びスプレー塗装固形分が55〜95重量%であることを特徴とする立体模様塗膜形成用塗料組成物。
【選択図】 なし
【解決手段】アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、シリコン系樹脂、弗素系樹脂から選ばれる2種以上の内部変性樹脂や混合樹脂などの水酸基含有基体樹脂、ポリイソシアネート架橋剤、着色顔料及び有機溶剤を必須成分として含有し、スプレー塗装粘度が2000〜20000Pa・sec、チクソトピックインデックス2.0〜6.0、及びスプレー塗装固形分が55〜95重量%であることを特徴とする立体模様塗膜形成用塗料組成物。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立体模様塗膜形成用塗料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、立体模様を形成する技術として、溶解性パラメーターが1.0以上異なる着色塗料同士を、別々の吹き付け口から同時に噴霧し、塗着後の着色塗料同志が混じり合わないようにして、模様を形成させる方法が考えられている。しかしながら、上記した方法においては、模様の山の高さが低いためにはっきりした立体模様が形成できないこと、塗膜性能が十分でないといった欠点があった。
【0003】
本発明は、従来からの欠点を改良した、即ち、立体感に優れ、且つ塗膜性能に優れた立体模様塗膜形成用塗料組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来からの欠点を解消するために鋭意研究を重ねた結果、特定の成分、粘性、粘度、固形分を有する塗料が立体感及び塗膜性能に優れた模様塗膜が提供できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
即ち、本発明は、水酸基含有基体樹脂、ポリイソシアネート架橋剤、着色顔料及び有機溶剤を必須成分として含有し、スプレー塗装粘度が2000〜20000Pa・sec、チクソトピックインデックス2.0 〜6.0、及びスプレー塗装固形分が55〜95重量%であることを特徴とする立体模様塗膜形成用塗料組成物に係る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の各成分について以下に説明する。
【0007】
水酸基含有基体樹脂:
該水酸基含有基体樹脂は、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、シリコン系樹脂、弗素系樹脂、これらの樹脂から選ばれる2種以上の内部変性樹脂や混合樹脂などが挙げられる。該水酸基含有基体樹脂は、水酸基価20〜200mgKOH/g、重量平均分子量500〜20万のものが好ましい。
【0008】
アクリル系樹脂としては、例えば、水酸基含有アクリル系重合性単量体及びその他の重合性単量体を共重合せしめて得られるものが使用できる。
【0009】
水酸基含有アクリル系重合性単量体は、1分子中に水酸基とアクリル系重合性不飽和結合を有する化合物であり、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸の炭素原子数1〜8個のヒドロキシアルキルエステルなどがあげられる。その他の重合性単量体は、水酸基含有アクリル系重合性単量体と共重合可能な、1分子中に重合性不飽和結合を有する化合物であり、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、アクリル酸デシル等の(メタ)アクリル酸の炭素原子数1〜24個のアルキル又はシクロアルキルエステル;(メタ)アクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチルアクリルアミド等の官能性(メタ)アクリルアミド;グリシジル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリルアミド、アリルグリシジルエーテル等のグリシジル基含有ビニル単量体;スチレン、ビニルトルエン等のビニル系単量体などがあげられる。
【0010】
ポリエステル系樹脂としては、例えば、多価アルコール及び多塩基酸をエステル化反応させてなるポリエステル系樹脂が挙げられる。
【0011】
多価アルコールは、1分子中に2個以上のアルコール性水酸基を有する化合物であり、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール、2,2−ジメチルプロパンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどがあげられる。
【0012】
多塩基酸は1分子中に2個以上のカルボキシル基を有する化合物であり、例えば、フタル酸、イソフタル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、マレイン酸、コハク酸、アジピン酸、セバチン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、これらの無水物などがあげられる。さらに、これらの多価アルコールと多塩基酸のエステル化反応において、必要に応じて、アルコール成分の一部として一価アルコール、グリシジル基を有するモノエポキシ化合物を使用し及び/又は酸成分の一部として安息香酸やt−ブチル安息香酸などの一塩基酸を使用することができる。また、ポリエステル樹脂は、ヒマシ油、桐油、サフラワー油、大豆油、アマニ油、トール油、ヤシ油などの油成分又はそれらの脂肪酸で変性されたポリエステル樹脂も包含される。
【0013】
シリコン樹脂としては、例えば、上記したアクリル系樹脂のモノマー成分として、 上記したビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリス(メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、2−スチリルエチルトリメトキシシランなどのシランモノマーと上記水酸基含有アクリル系重合性単量体とを必須モノマー成分として使用したものが挙げられる。
【0014】
弗素樹脂としては、例えば、上記したアクリル系樹脂のモノマー成分として、 パーフルオロアルキル(メタ)アクリレート:例えばパーフルオロブチルエチル(メタ)アクリレート、パーフルオロイソノニルエチル(メタ)アクリレ−ト、パーフルオロオクチルエチル(メタ)アクリレート等の弗素モノマーと上記水酸基含有アクリル系重合性単量体とを必須モノマー成分を使用したものが挙げられる。
【0015】
ポリイソシアネート架橋剤としては、例えば、テトラメチレンジイソシアネ−ト、ヘキサメチレンジイソシアネ−ト、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネ−トなどの脂肪族ジイソシアネ−ト;4・4´−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネ−ト)、イソホロンジイソシアネ−トなどの脂環族ジイソシアネ−トが挙げられ、これらは1種又は2種以上混合して使用できる。
【0016】
ポリイソシアネート架橋剤は、水酸基含有樹脂の水酸基1個に対して0.5〜1.5個、好ましくは0.6〜1.3個の範囲になるように配合される。0.5個未満になると硬化性が低下し、山の高さが高くはっきりとした立体模様が形成し難く、またその塗膜性能も劣るので好ましくない。一方、1.5個を超えると粘度が低下し更に塗膜性能も悪くなるので好ましくない。
【0017】
着色顔料としては、従来から公知の顔料を使用することができる。具体的には、カ−ボンブラック、酸化チタン、酸化クロム、酸化亜鉛、酸化鉄、マイカ、紺青などの無機顔料およびカップリングアゾ系、縮合アゾ系アンスラキノン系、ペリレン系、キナクリドン系、チオインジゴ系、ジオキサジン系、フタロシアニン系などの有機顔料、メタリック顔料、パール顔料などがあげられる。配合割合は、通常1〜300重量部、好ましくは2〜250重量部の範囲である。
【0018】
有機溶剤としては、ポリイソシアネート化合物と実質的に反応しない不活性な有機溶剤を使用することが好ましく、具体的には、例えば、エステル系溶剤、ケトン系溶剤、芳香族系溶剤、エーテル系溶剤など従来から公知の溶剤が使用できる。
【0019】
有機溶剤の配合量は、スプレー塗装固形分が55〜95重量%、好ましくは65〜90重量%の範囲になるように配合される。55重量%未満になると山の高さが高くはっきりとした立体模様が形成し難くなり、一方、95重量%を超えると塗装作業性が悪くなる。
【0020】
また、本発明において、上記した成分以外に、必要に応じて塗料分野で公知の添加剤、例えば、体質顔料、垂れ止め剤、流動性調整剤、紫外線吸収剤、光安定剤、硬化促進剤、消泡剤などを配合することができる。
【0021】
本発明の塗料は、スプレー塗装粘度が2000〜20000Pa・sec、好ましくは3000〜14000Pa・secである。2000Pa・sec未満になると山の高さが高くはっきりとした立体模様が形成し難くなり、一方、20000Pa・secを超えると塗装作業性が悪くなる。
【0022】
また、本発明の塗料は、チクソトピックインデックスが2.0〜6.0、好ましくは3.0〜5.0 の範囲である。チクソトピックインデックスが2.0未満になると山の高さが高いはっきりとした立体模様が形成し難くなり、一方、6.0を超えると塗装作業性が悪くなる。
【0023】
本明細書において、チクソトピックインデックスは、JIS K5400 4.5.3(1990)により求めた値である。回転粘度計による非ニュ−トン性の評価に示されているTI(Thixotropy index:回転数6rpmと60rpmにおける粘度の比率)を測定した。
【0024】
本発明の塗料は、特に制限なしに従来から公知の車両関係、家電関係、建材関係、道路関係、航空機関係、掲示標識関係、計器関係、医療関係、玩具関係、事務用品関係、鋼製家具関係、機械関係等の構造物もしくはそれらを構成する素材(金属素材、プラスチック素材、無機素材等)に塗装して立体模様を形成することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明において、水酸基含有基体樹脂及びポリイソシアネート架橋剤を配合してなる速硬化タイプであることから、塗着した模様塗料が流動しないで硬化が始まるので立体感に優れた模様が形成でき、しかも硬化塗膜はウレタン結合を有するので各種塗膜性能に優れる。
【0026】
また、塗料のスプレー塗装粘度、チクソトピックインデックス及び固形分が特定の範囲に調整されているので塗着時に模様がつぶされることなく立体感のある模様が形成でき、しかも塗着後の立体模様は流動し難いので硬化後も立体感のある模様塗膜が形成でき、更に塗着した模様塗膜は体積減少が少ないので塗着した立体模様がそのまま維持された状態で硬化模様塗膜が形成され立体感のある模様塗膜が形成できるといった顕著な効果がある。
【0027】
【実施例】本発明について、実施例を掲げて以下に詳細に説明する。なお、実施例は、以下のものに制限されるものではない。
【0028】
実施例1
水酸基含有基体樹脂(アクリルポリオール樹脂、重量平均分子量2万、水酸基価80mgKOH/g、メチルメタクリレート/スチレン/N―ブチルメタクリレート/2−ヒドロキシエチルアクリレートのラジカル共重合体)100重量部、イソホロンジイソシアネート20重量部、二酸化チタン顔料100重量部及びキシレン有機溶剤60重量部を配合してなる実施例1の塗料組成物。
【0029】
実施例1の塗料組成物は、スプレー塗装粘度が7000Pa・sec、チクソトピックインデックス4.0、及びスプレー塗装固形分78重量%である。
【0030】
次に、実施例1の塗料組成物をABSプラスチック基材(黒色)にスプレー塗装機で斑になるように塗装し、20℃で5時間放置した硬化させた。その結果、塗装時の立体模様の山の高さは0.3〜1.0mmで硬化後の立体模様の山の高さは0.2〜1.0mmで良好であった。立体模様塗膜表面をアセトン溶剤で往復10回指で強くラビングした結果、模様表面はラビング前後で光沢の変化が無く良好であった。
【0031】
また、同様に実施例1の塗料組成物を塗装金属基材(青色)にスプレー塗装機で斑になるように塗装し、20℃で5時間放置した硬化させた。その結果、塗装時の立体模様の山の高さは0.3〜1.0mmで硬化後の立体模様の山の高さは0.2〜1.0mmで良好であった。立体模様塗膜表面をアセトン溶剤で往復10回指で強くラビングした結果、模様表面はラビング前後で光沢の変化が無く良好であった。
【0032】
実施例2
水酸基含有基体樹脂(アクリルポリオール樹脂、重量平均分子量2万、水酸基価80mgKOH/g、メチルメタクリレート/スチレン/N―ブチルメタクリレート/2−ヒドロキシエチルアクリレートのラジカル共重合体)100重量部、イソホロンジイソシアネート20重量部、二酸化チタン顔料50重量部、炭酸カルシウム100重量部及びキシレン有機溶剤100重量部を配合してなる実施例2の塗料組成物。
【0033】
実施例2の塗料組成物は、スプレー塗装粘度が4500Pa・sec、チクソトピックインデックス3.5、及びスプレー塗装固形分72重量%である。
【0034】
次に、実施例2の塗料組成物をABSプラスチック基材(黒色)にスプレー塗装機で斑になるように塗装し、20℃で5時間放置した硬化させた。その結果、塗装時の立体模様の山の高さは0.2〜0.8mmで硬化後の立体模様の山の高さは0.2〜0.7mmで良好であった。立体模様塗膜表面をアセトン溶剤で往復10回指で強くラビングした結果、模様表面はラビング前後で光沢の変化が無く良好であった。
【0035】
また、同様に実施例2の塗料組成物を塗装金属基材(青色)にスプレー塗装機で斑になるように塗装し、20℃で5時間放置した硬化させた。その結果、塗装時の立体模様の山の高さは0.2〜0.8mmで硬化後の立体模様の山の高さは0.2〜0.7mmで良好であった。立体模様塗膜表面をアセトン溶剤で往復10回指で強くラビングした結果、模様表面はラビング前後で光沢の変化が無く良好であった。
【0036】
比較例1
水酸基含有基体樹脂(アクリルポリオール樹脂、重量平均分子量2万、水酸基価80mgKOH/g、メチルメタクリレート/スチレン/N―ブチルメタクリレート/2−ヒドロキシエチルアクリレートのラジカル共重合体)100重量部、イソホロンジイソシアネート20重量部、二酸化チタン顔料50重量部及びキシレン有機溶剤150重量部を配合してなる比較例1の塗料組成物。
【0037】
比較例1の塗料組成物は、スプレー塗装粘度が1900Pa・sec、チクソトピックインデックス1.9、及びスプレー塗装固形分53重量%である。
【0038】
次に、比較例1の塗料組成物をABSプラスチック基材(黒色)にスプレー塗装機で斑になるように塗装し、20℃で5時間放置した硬化させた。その結果、塗装時の立体模様の山の高さは0.1mm以下で硬化後の立体模様の山の高さは0.1mm以下と不良であった。
また、同様に比較例1の塗料組成物を塗装金属基材(青色)にスプレー塗装機で斑になるように塗装し、20℃で5時間放置した硬化させた。その結果、塗装時の立体模様の山の高さは0.1mm以下で硬化後の立体模様の山の高さは0.1mm以下で不良であった。
【0039】
比較例2
水酸基含有基体樹脂(アクリルポリオール樹脂、重量平均分子量2万、水酸基価80mgKOH/g、メチルメタクリレート/スチレン/N―ブチルメタクリレート/2−ヒドロキシエチルアクリレートのラジカル共重合体)100重量部、イソホロンジイソシアネート20重量部、二酸化チタン顔料150重量部、硫酸バリウム150重量部及びキシレン有機溶剤20重量部を配合してなる比較例2の塗料組成物。
【0040】
比較2の塗料組成物は、スプレー塗装粘度が21000Pa・sec、チクソトピックインデックス6.5、及びスプレー塗装固形分96重量%である。
次に、比較例2の塗料組成物をABSプラスチック基材(黒色)にスプレー塗装機で斑になるように塗装し、20℃で5時間放置した硬化させた。その結果、塗料の塗出が
安定せず立体模様が十分に形成されなかった。
【0041】
また、同様に比較例2の塗料組成物を塗装金属基材(青色)にスプレー塗装機で塗装したが、やはり塗料の塗出が安定せず立体模様が十分に形成されなかった。
【産業上の利用分野】本発明は、立体模様塗膜形成用塗料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、立体模様を形成する技術として、溶解性パラメーターが1.0以上異なる着色塗料同士を、別々の吹き付け口から同時に噴霧し、塗着後の着色塗料同志が混じり合わないようにして、模様を形成させる方法が考えられている。しかしながら、上記した方法においては、模様の山の高さが低いためにはっきりした立体模様が形成できないこと、塗膜性能が十分でないといった欠点があった。
【0003】
本発明は、従来からの欠点を改良した、即ち、立体感に優れ、且つ塗膜性能に優れた立体模様塗膜形成用塗料組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来からの欠点を解消するために鋭意研究を重ねた結果、特定の成分、粘性、粘度、固形分を有する塗料が立体感及び塗膜性能に優れた模様塗膜が提供できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
即ち、本発明は、水酸基含有基体樹脂、ポリイソシアネート架橋剤、着色顔料及び有機溶剤を必須成分として含有し、スプレー塗装粘度が2000〜20000Pa・sec、チクソトピックインデックス2.0 〜6.0、及びスプレー塗装固形分が55〜95重量%であることを特徴とする立体模様塗膜形成用塗料組成物に係る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の各成分について以下に説明する。
【0007】
水酸基含有基体樹脂:
該水酸基含有基体樹脂は、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、シリコン系樹脂、弗素系樹脂、これらの樹脂から選ばれる2種以上の内部変性樹脂や混合樹脂などが挙げられる。該水酸基含有基体樹脂は、水酸基価20〜200mgKOH/g、重量平均分子量500〜20万のものが好ましい。
【0008】
アクリル系樹脂としては、例えば、水酸基含有アクリル系重合性単量体及びその他の重合性単量体を共重合せしめて得られるものが使用できる。
【0009】
水酸基含有アクリル系重合性単量体は、1分子中に水酸基とアクリル系重合性不飽和結合を有する化合物であり、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸の炭素原子数1〜8個のヒドロキシアルキルエステルなどがあげられる。その他の重合性単量体は、水酸基含有アクリル系重合性単量体と共重合可能な、1分子中に重合性不飽和結合を有する化合物であり、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、アクリル酸デシル等の(メタ)アクリル酸の炭素原子数1〜24個のアルキル又はシクロアルキルエステル;(メタ)アクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチルアクリルアミド等の官能性(メタ)アクリルアミド;グリシジル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリルアミド、アリルグリシジルエーテル等のグリシジル基含有ビニル単量体;スチレン、ビニルトルエン等のビニル系単量体などがあげられる。
【0010】
ポリエステル系樹脂としては、例えば、多価アルコール及び多塩基酸をエステル化反応させてなるポリエステル系樹脂が挙げられる。
【0011】
多価アルコールは、1分子中に2個以上のアルコール性水酸基を有する化合物であり、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール、2,2−ジメチルプロパンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどがあげられる。
【0012】
多塩基酸は1分子中に2個以上のカルボキシル基を有する化合物であり、例えば、フタル酸、イソフタル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、マレイン酸、コハク酸、アジピン酸、セバチン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、これらの無水物などがあげられる。さらに、これらの多価アルコールと多塩基酸のエステル化反応において、必要に応じて、アルコール成分の一部として一価アルコール、グリシジル基を有するモノエポキシ化合物を使用し及び/又は酸成分の一部として安息香酸やt−ブチル安息香酸などの一塩基酸を使用することができる。また、ポリエステル樹脂は、ヒマシ油、桐油、サフラワー油、大豆油、アマニ油、トール油、ヤシ油などの油成分又はそれらの脂肪酸で変性されたポリエステル樹脂も包含される。
【0013】
シリコン樹脂としては、例えば、上記したアクリル系樹脂のモノマー成分として、 上記したビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリス(メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、2−スチリルエチルトリメトキシシランなどのシランモノマーと上記水酸基含有アクリル系重合性単量体とを必須モノマー成分として使用したものが挙げられる。
【0014】
弗素樹脂としては、例えば、上記したアクリル系樹脂のモノマー成分として、 パーフルオロアルキル(メタ)アクリレート:例えばパーフルオロブチルエチル(メタ)アクリレート、パーフルオロイソノニルエチル(メタ)アクリレ−ト、パーフルオロオクチルエチル(メタ)アクリレート等の弗素モノマーと上記水酸基含有アクリル系重合性単量体とを必須モノマー成分を使用したものが挙げられる。
【0015】
ポリイソシアネート架橋剤としては、例えば、テトラメチレンジイソシアネ−ト、ヘキサメチレンジイソシアネ−ト、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネ−トなどの脂肪族ジイソシアネ−ト;4・4´−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネ−ト)、イソホロンジイソシアネ−トなどの脂環族ジイソシアネ−トが挙げられ、これらは1種又は2種以上混合して使用できる。
【0016】
ポリイソシアネート架橋剤は、水酸基含有樹脂の水酸基1個に対して0.5〜1.5個、好ましくは0.6〜1.3個の範囲になるように配合される。0.5個未満になると硬化性が低下し、山の高さが高くはっきりとした立体模様が形成し難く、またその塗膜性能も劣るので好ましくない。一方、1.5個を超えると粘度が低下し更に塗膜性能も悪くなるので好ましくない。
【0017】
着色顔料としては、従来から公知の顔料を使用することができる。具体的には、カ−ボンブラック、酸化チタン、酸化クロム、酸化亜鉛、酸化鉄、マイカ、紺青などの無機顔料およびカップリングアゾ系、縮合アゾ系アンスラキノン系、ペリレン系、キナクリドン系、チオインジゴ系、ジオキサジン系、フタロシアニン系などの有機顔料、メタリック顔料、パール顔料などがあげられる。配合割合は、通常1〜300重量部、好ましくは2〜250重量部の範囲である。
【0018】
有機溶剤としては、ポリイソシアネート化合物と実質的に反応しない不活性な有機溶剤を使用することが好ましく、具体的には、例えば、エステル系溶剤、ケトン系溶剤、芳香族系溶剤、エーテル系溶剤など従来から公知の溶剤が使用できる。
【0019】
有機溶剤の配合量は、スプレー塗装固形分が55〜95重量%、好ましくは65〜90重量%の範囲になるように配合される。55重量%未満になると山の高さが高くはっきりとした立体模様が形成し難くなり、一方、95重量%を超えると塗装作業性が悪くなる。
【0020】
また、本発明において、上記した成分以外に、必要に応じて塗料分野で公知の添加剤、例えば、体質顔料、垂れ止め剤、流動性調整剤、紫外線吸収剤、光安定剤、硬化促進剤、消泡剤などを配合することができる。
【0021】
本発明の塗料は、スプレー塗装粘度が2000〜20000Pa・sec、好ましくは3000〜14000Pa・secである。2000Pa・sec未満になると山の高さが高くはっきりとした立体模様が形成し難くなり、一方、20000Pa・secを超えると塗装作業性が悪くなる。
【0022】
また、本発明の塗料は、チクソトピックインデックスが2.0〜6.0、好ましくは3.0〜5.0 の範囲である。チクソトピックインデックスが2.0未満になると山の高さが高いはっきりとした立体模様が形成し難くなり、一方、6.0を超えると塗装作業性が悪くなる。
【0023】
本明細書において、チクソトピックインデックスは、JIS K5400 4.5.3(1990)により求めた値である。回転粘度計による非ニュ−トン性の評価に示されているTI(Thixotropy index:回転数6rpmと60rpmにおける粘度の比率)を測定した。
【0024】
本発明の塗料は、特に制限なしに従来から公知の車両関係、家電関係、建材関係、道路関係、航空機関係、掲示標識関係、計器関係、医療関係、玩具関係、事務用品関係、鋼製家具関係、機械関係等の構造物もしくはそれらを構成する素材(金属素材、プラスチック素材、無機素材等)に塗装して立体模様を形成することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明において、水酸基含有基体樹脂及びポリイソシアネート架橋剤を配合してなる速硬化タイプであることから、塗着した模様塗料が流動しないで硬化が始まるので立体感に優れた模様が形成でき、しかも硬化塗膜はウレタン結合を有するので各種塗膜性能に優れる。
【0026】
また、塗料のスプレー塗装粘度、チクソトピックインデックス及び固形分が特定の範囲に調整されているので塗着時に模様がつぶされることなく立体感のある模様が形成でき、しかも塗着後の立体模様は流動し難いので硬化後も立体感のある模様塗膜が形成でき、更に塗着した模様塗膜は体積減少が少ないので塗着した立体模様がそのまま維持された状態で硬化模様塗膜が形成され立体感のある模様塗膜が形成できるといった顕著な効果がある。
【0027】
【実施例】本発明について、実施例を掲げて以下に詳細に説明する。なお、実施例は、以下のものに制限されるものではない。
【0028】
実施例1
水酸基含有基体樹脂(アクリルポリオール樹脂、重量平均分子量2万、水酸基価80mgKOH/g、メチルメタクリレート/スチレン/N―ブチルメタクリレート/2−ヒドロキシエチルアクリレートのラジカル共重合体)100重量部、イソホロンジイソシアネート20重量部、二酸化チタン顔料100重量部及びキシレン有機溶剤60重量部を配合してなる実施例1の塗料組成物。
【0029】
実施例1の塗料組成物は、スプレー塗装粘度が7000Pa・sec、チクソトピックインデックス4.0、及びスプレー塗装固形分78重量%である。
【0030】
次に、実施例1の塗料組成物をABSプラスチック基材(黒色)にスプレー塗装機で斑になるように塗装し、20℃で5時間放置した硬化させた。その結果、塗装時の立体模様の山の高さは0.3〜1.0mmで硬化後の立体模様の山の高さは0.2〜1.0mmで良好であった。立体模様塗膜表面をアセトン溶剤で往復10回指で強くラビングした結果、模様表面はラビング前後で光沢の変化が無く良好であった。
【0031】
また、同様に実施例1の塗料組成物を塗装金属基材(青色)にスプレー塗装機で斑になるように塗装し、20℃で5時間放置した硬化させた。その結果、塗装時の立体模様の山の高さは0.3〜1.0mmで硬化後の立体模様の山の高さは0.2〜1.0mmで良好であった。立体模様塗膜表面をアセトン溶剤で往復10回指で強くラビングした結果、模様表面はラビング前後で光沢の変化が無く良好であった。
【0032】
実施例2
水酸基含有基体樹脂(アクリルポリオール樹脂、重量平均分子量2万、水酸基価80mgKOH/g、メチルメタクリレート/スチレン/N―ブチルメタクリレート/2−ヒドロキシエチルアクリレートのラジカル共重合体)100重量部、イソホロンジイソシアネート20重量部、二酸化チタン顔料50重量部、炭酸カルシウム100重量部及びキシレン有機溶剤100重量部を配合してなる実施例2の塗料組成物。
【0033】
実施例2の塗料組成物は、スプレー塗装粘度が4500Pa・sec、チクソトピックインデックス3.5、及びスプレー塗装固形分72重量%である。
【0034】
次に、実施例2の塗料組成物をABSプラスチック基材(黒色)にスプレー塗装機で斑になるように塗装し、20℃で5時間放置した硬化させた。その結果、塗装時の立体模様の山の高さは0.2〜0.8mmで硬化後の立体模様の山の高さは0.2〜0.7mmで良好であった。立体模様塗膜表面をアセトン溶剤で往復10回指で強くラビングした結果、模様表面はラビング前後で光沢の変化が無く良好であった。
【0035】
また、同様に実施例2の塗料組成物を塗装金属基材(青色)にスプレー塗装機で斑になるように塗装し、20℃で5時間放置した硬化させた。その結果、塗装時の立体模様の山の高さは0.2〜0.8mmで硬化後の立体模様の山の高さは0.2〜0.7mmで良好であった。立体模様塗膜表面をアセトン溶剤で往復10回指で強くラビングした結果、模様表面はラビング前後で光沢の変化が無く良好であった。
【0036】
比較例1
水酸基含有基体樹脂(アクリルポリオール樹脂、重量平均分子量2万、水酸基価80mgKOH/g、メチルメタクリレート/スチレン/N―ブチルメタクリレート/2−ヒドロキシエチルアクリレートのラジカル共重合体)100重量部、イソホロンジイソシアネート20重量部、二酸化チタン顔料50重量部及びキシレン有機溶剤150重量部を配合してなる比較例1の塗料組成物。
【0037】
比較例1の塗料組成物は、スプレー塗装粘度が1900Pa・sec、チクソトピックインデックス1.9、及びスプレー塗装固形分53重量%である。
【0038】
次に、比較例1の塗料組成物をABSプラスチック基材(黒色)にスプレー塗装機で斑になるように塗装し、20℃で5時間放置した硬化させた。その結果、塗装時の立体模様の山の高さは0.1mm以下で硬化後の立体模様の山の高さは0.1mm以下と不良であった。
また、同様に比較例1の塗料組成物を塗装金属基材(青色)にスプレー塗装機で斑になるように塗装し、20℃で5時間放置した硬化させた。その結果、塗装時の立体模様の山の高さは0.1mm以下で硬化後の立体模様の山の高さは0.1mm以下で不良であった。
【0039】
比較例2
水酸基含有基体樹脂(アクリルポリオール樹脂、重量平均分子量2万、水酸基価80mgKOH/g、メチルメタクリレート/スチレン/N―ブチルメタクリレート/2−ヒドロキシエチルアクリレートのラジカル共重合体)100重量部、イソホロンジイソシアネート20重量部、二酸化チタン顔料150重量部、硫酸バリウム150重量部及びキシレン有機溶剤20重量部を配合してなる比較例2の塗料組成物。
【0040】
比較2の塗料組成物は、スプレー塗装粘度が21000Pa・sec、チクソトピックインデックス6.5、及びスプレー塗装固形分96重量%である。
次に、比較例2の塗料組成物をABSプラスチック基材(黒色)にスプレー塗装機で斑になるように塗装し、20℃で5時間放置した硬化させた。その結果、塗料の塗出が
安定せず立体模様が十分に形成されなかった。
【0041】
また、同様に比較例2の塗料組成物を塗装金属基材(青色)にスプレー塗装機で塗装したが、やはり塗料の塗出が安定せず立体模様が十分に形成されなかった。
Claims (1)
- 水酸基含有基体樹脂、ポリイソシアネート架橋剤、着色顔料及び有機溶剤を必須成分として含有し、スプレー塗装粘度が2000〜20000Pa・sec、チクソトピックインデックス2.0〜6.0、及びスプレー塗装固形分が55〜95重量%であることを特徴とする立体模様塗膜形成用塗料組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002164606A JP2004010723A (ja) | 2002-06-05 | 2002-06-05 | 立体模様塗膜形成用塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002164606A JP2004010723A (ja) | 2002-06-05 | 2002-06-05 | 立体模様塗膜形成用塗料組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004010723A true JP2004010723A (ja) | 2004-01-15 |
Family
ID=30432703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002164606A Pending JP2004010723A (ja) | 2002-06-05 | 2002-06-05 | 立体模様塗膜形成用塗料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004010723A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103360927A (zh) * | 2012-03-30 | 2013-10-23 | 株式会社发尔特克 | 形成有防止吱嘎声音的涂膜的塑料成形体 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02266591A (ja) * | 1989-04-07 | 1990-10-31 | Fujitsu Ltd | 厚膜導体形成用金属ペーストの印刷方法 |
JPH07228833A (ja) * | 1994-02-18 | 1995-08-29 | Dainippon Toryo Co Ltd | 塗料組成物 |
JPH10245519A (ja) * | 1997-03-06 | 1998-09-14 | Daido Steel Sheet Corp | 流れ模様塗装金属板用塗料組成物、流れ模様塗装金属板及び流れ模様塗装金属板の製造方法 |
JPH11116860A (ja) * | 1997-10-21 | 1999-04-27 | Kansai Paint Co Ltd | 多彩模様塗料組成物及びこれを用いた塗装仕上げ方法 |
JPH11130986A (ja) * | 1997-10-30 | 1999-05-18 | Suzuka Fine Kk | 有光沢溶剤系の厚膜仕上塗材 |
JP2000317390A (ja) * | 1999-05-12 | 2000-11-21 | Kansai Paint Co Ltd | 多彩模様塗膜の形成方法 |
-
2002
- 2002-06-05 JP JP2002164606A patent/JP2004010723A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02266591A (ja) * | 1989-04-07 | 1990-10-31 | Fujitsu Ltd | 厚膜導体形成用金属ペーストの印刷方法 |
JPH07228833A (ja) * | 1994-02-18 | 1995-08-29 | Dainippon Toryo Co Ltd | 塗料組成物 |
JPH10245519A (ja) * | 1997-03-06 | 1998-09-14 | Daido Steel Sheet Corp | 流れ模様塗装金属板用塗料組成物、流れ模様塗装金属板及び流れ模様塗装金属板の製造方法 |
JPH11116860A (ja) * | 1997-10-21 | 1999-04-27 | Kansai Paint Co Ltd | 多彩模様塗料組成物及びこれを用いた塗装仕上げ方法 |
JPH11130986A (ja) * | 1997-10-30 | 1999-05-18 | Suzuka Fine Kk | 有光沢溶剤系の厚膜仕上塗材 |
JP2000317390A (ja) * | 1999-05-12 | 2000-11-21 | Kansai Paint Co Ltd | 多彩模様塗膜の形成方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103360927A (zh) * | 2012-03-30 | 2013-10-23 | 株式会社发尔特克 | 形成有防止吱嘎声音的涂膜的塑料成形体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4836542B2 (ja) | 塗料組成物 | |
JP6866007B2 (ja) | 水性2液型クリヤ塗料組成物及びこれを用いた塗装体の補修塗装方法。 | |
JPWO2008050778A1 (ja) | プラスチック成形品の塗装方法 | |
JP6014903B2 (ja) | 2液型水系1コート塗料組成物 | |
JPH07224146A (ja) | 硬化性樹脂組成物、塗料組成物および塗膜形成方法 | |
JP2009173731A (ja) | プライマー及びそれを用いた塗装方法 | |
JP2015105297A (ja) | 塗料組成物及び塗装物品 | |
JP2022113707A (ja) | 硬化性樹脂組成物、硬化膜、被覆樹脂成型体及び多層フィルム | |
JP4274211B2 (ja) | 塗料用樹脂組成物及びそれを用いた塗料組成物 | |
JP2005139336A (ja) | 2液型塗料組成物、塗装仕上げ方法及び塗装物品 | |
JP2853121B2 (ja) | 塗料用樹脂組成物 | |
JP2004010723A (ja) | 立体模様塗膜形成用塗料組成物 | |
US11760897B2 (en) | Coating compositions including a sag control agent and wax | |
JP4180860B2 (ja) | 水性塗料組成物 | |
HU212245B (en) | Coating composition and process for producing its binding component | |
KR102217675B1 (ko) | 수용성 베이스 코트 조성물 | |
JP4610766B2 (ja) | プラスチック成型品の塗装方法 | |
JP3035978B2 (ja) | 塗装仕上げ方法 | |
JP5456381B2 (ja) | 塗料組成物、塗装仕上げ方法および塗装物品 | |
KR102340547B1 (ko) | 자동차 중도용 유성 도료 조성물 | |
JP3996636B2 (ja) | 耐摩耗傷性コーティング組成物 | |
KR102384378B1 (ko) | 자동차 중도용 유성 도료 조성물 | |
KR102177278B1 (ko) | 서페이서 도료 조성물 | |
JP2001072916A (ja) | 塗料組成物 | |
JP2003082281A (ja) | 自動車用クリア塗料組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050531 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080612 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080624 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081028 |