JP2013226726A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクジェットプリンターの筐体と筐体の外部に配置されたインクタンクとを、使用者が持ち運ぶときの作業が容易ではないという課題がある。
【解決手段】インクを噴射する液体噴射ヘッド4と、液体噴射ヘッド4が収容される筐体2とは別体に構成されて、フック14を有し、インクを貯留する貯留容器12が収容された収容ケース10と、液体噴射ヘッド4と貯留容器12とを連通する液体チューブ5と、鉛直方向D2における筐体2の上部に回動支点A1が設けられて、回動する記録装置カバー3と、鉛直方向D2における筐体2の上端部2aにおける縁部に形成されて、フック14と係合可能な貫通孔200と、を備え、収容ケース10は、筐体2に着脱可能に装着される記録装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録装置に関する。
記録装置としてのインクジェットプリンターは、液体噴射ヘッドからインクを噴射して用紙などの記録媒体に文字や画像を記録する。液体噴射ヘッドから噴射されるインクは、液体噴射ヘッドを備えて往復移動するキャリッジに搭載されたインクカートリッジやキャリッジの外側で筐体内に備えられたインクカートリッジから供給される。
オフィス向けまたは業務用に提供されるインクジェットプリンターでは、比較的大量の印刷に対応させるために、大容量のインクカートリッジを配置する必要性が生じている。
そこで、例えば特許文献1では、筐体の外側に配置されたインクタンクから液体噴射ヘッドにインクを供給する。
特開2006−212845号公報
しかしながら、特許文献1のインクタンクは、インクジェットプリンターの筐体とは別体に構成されている。また、インクタンクと筐体とは、インクタンクから液体噴射ヘッドにインクを供給するための液体チューブによって接続されている。
そのため、インクジェットプリンターを移動させるときは、筐体とインクタンクとが液体チューブによって接続されたまま、使用者は、筐体とインクタンクとをそれぞれ別々に保持しながら運ばなくてはならない。このように、インクジェットプリンターの筐体と筐体の外部に配置されたインクタンクとを、使用者が持ち運ぶときの作業が容易ではないという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]インクを噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドが収容される筐体とは別体に構成されて、係合部を有し、前記インクを貯留するインクタンクと、前記液体噴射ヘッドと前記インクタンクとを連通する液体チューブと、鉛直方向における前記筐体の上部に回動支点が設けられて、回動する回動部と、前記鉛直方向における前記筐体の上端部に形成されて、前記係合部と係合可能な被係合部と、を備え、前記インクタンクは、前記筐体に着脱可能に装着されることを特徴とする記録装置。
本適用例によれば、インクタンクは係合部を有し、鉛直方向における筐体の上端部に形成されて、係合部と係合可能な被係合部を備え、インクタンクは、筐体に着脱可能に装着される。これにより、インクタンクを筐体に装着し、筐体とインクタンクとを一体化した状態で、持ち運ぶことができる。従って、筐体とインクタンクとを、使用者が持ち運ぶときの作業が容易となる。
[適用例2]前記筐体の上部に備えられて、原稿が載置される原稿台と、前記筐体内部に備えられて、前記原稿に描かれた画像を読み取るセンサーユニットと、を備え、前記回動部は、前記原稿台を覆うことができる原稿台カバーであり、前記原稿台カバーが前記原稿台を覆う状態において、前記鉛直方向における前記上端部の位置は、前記原稿台カバーの下面の位置にあることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、インクタンクに充填されているインクの量が多く、重いインクタンクを、原稿台カバーの下面の位置にある筐体の上端部で支持することができる。そのため、インクタンクを支持するための構成部分を筐体の側面に形成する必要がないので、記録装置が大型化することを抑制したり、記録装置の製造コストが増加したりすることを抑制できる。
[適用例3]前記回動部は、前記筐体とは別体に構成されて、画像を読み取るセンサーユニットが収容された読み取り部筐体であることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、インクタンクに充填されているインクの量が多く、重いインクタンクを、読み取り部筐体の下面の位置にある筐体の上端部で支持することができる。そのため、インクタンクを支持するための構成部分を筐体の側面に形成する必要がないので、記録装置が大型化することを抑制したり、記録装置の製造コストが増加したりすることを抑制できる。
[適用例4]前記係合部は、前記インクタンクから突出する第1の突出部と、前記第1の突出部から前記鉛直方向下側に突出する第2の突出部とを有するフックであることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、第2の突出部が被係合部と係合または非係合の状態となる。
[適用例5]前記係合部は、ネジが貫通するための貫通孔が形成された突出部であり、前記被係合部は、ネジ穴であることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、ネジを介して、突出部とネジ穴とが係合し、ネジを取り除いた状態では、突出部とネジ穴とは非係合となる。
[適用例6]前記係合部は、前記インクタンクから突出し、前記インクタンクの幅方向に延びる第1の板状部と、前記第1の板状部から前記鉛直方向下側に突出し、前記インクタンクの幅方向に延びる第2の板状部とを有し、前記被係合部は、前記上端部から前記鉛直方向上側に突出し、前記第2の板状部と係合可能な面を有することを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、第2の板状部と被係合部の面とが係合した状態または非係合の状態となる。
[適用例7]前記インクタンクが前記筐体に装着されて、前記原稿台カバーが前記原稿台を覆う状態において、前記原稿台カバーに前記係合部が重ならないように切り欠き部が形成されていることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、原稿台カバーは、係合部と重ならないので、鉛直方向における原稿台カバーの下面が筐体の上端部の位置になる。そのため、原稿台カバーによって原稿台を覆うことができる。
[適用例8]前記フックは、さらに、前記第2の突出部の先端が球形状であり、前記被係合部は、貫通孔であることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、筐体に対するインクタンクの姿勢が変化しても、第2の突出部と貫通孔との係合状態を維持できる可能性が高い。
[適用例9]前記フックは、さらに、前記第2の突出部から前記インクタンク側に突出する第3の突出部を有し、前記被係合部は、前記上端部を形成する壁部であることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、筐体に対するインクタンクの姿勢が変化しても、第3の突出部と壁面との係合状態を維持できる。
[適用例10]前記面は、前記上端部の面に対する傾斜面であることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、筐体に対するインクタンクの姿勢が変化しても、第2の板状部と傾斜面との係合状態を維持できる。
[適用例11]前記面は、湾曲面であることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、筐体に対するインクタンクの姿勢が変化しても、第2の板状部と湾曲面との係合状態を維持できる。
[適用例12]前記係合部は、さらに、前記第2の板状部から前記インクタンク側に突出し、前記インクタンクの幅方向に延びる第3の板状部を有し、前記被係合部は、前記上端部を形成する壁部であることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、筐体に対するインクタンクの姿勢が変化しても、第3の板状部と壁面との係合状態を維持できる。
[適用例13]前記インクタンクは、インクを貯留する貯留容器と前記貯留容器を収容する収容ケースとを備えたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、収容ケースによって剛性を高めることができるので、インクタンクが自重によって変形することを抑制できる。また、収容ケースによって貯留容器を覆うことができるので、貯留容器が外力により損傷することを抑制できる。
(a)は、実施形態1における記録装置の外観斜視図、(b)は、インクタンクの外観斜視図、(c)は、フックが貫通孔に係合する部分の断面図。 (a)は、実施形態2における記録装置の外観斜視図、(b)は、インクタンクの外観斜視図、(c)は、係合部がネジを介してネジ穴に係合する部分の断面図。 (a)は、実施形態3における記録装置の外観斜視図、(b)は、インクタンクの外観斜視図、(c)は、フックが貫通孔に係合する部分の断面図。 (a)は、実施形態4における記録装置の外観斜視図、(b)は、インクタンクの外観斜視図、(c)は、フックが壁部に係合する部分の断面図。 (a)、(b)は、実施形態5における記録装置の外観斜視図、(c)は、係合部がネジを介してネジ穴に係合する部分の断面図。 実施形態6における記録装置の外観斜視図。 (a)は、実施形態7における記録装置の外観斜視図、(b)は、係合部がネジを介してネジ穴に係合する部分の断面図。 (a)は、実施形態8における記録装置の外観斜視図、(b)は、インクタンクの外観斜視図、(c)は、第2の板状部が柱状部材に係合する部分の断面図。 (a)は、第2の板状部が傾斜面に係合する部分の断面図、(b)は、第2の板状部が湾曲面に係合する部分の断面図。 (a)は、第2の板状部が湾曲面に係合する部分の断面図、(b)は、第2の板状部が溝部に係合する部分の断面図。 (a)は、実施形態9における記録装置の外観斜視図、(b)は、インクタンクの外観斜視図、(c)は、第3の板状部が壁部に係合する部分の断面図。 実施形態10における記録装置の外観斜視図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。以下の説明において、上部、下部、上面、下面、上端部、下端部、上側、下側の記載は、鉛直方向における位置を示す。
(実施形態1)
図1(a)は、実施形態1における記録装置としてのインクジェットプリンター(以降は、プリンターという)1を正面側から見た外観斜視図である。筐体2の内部には、軸やレールなどのガイド部(不図示)に案内されて、移動方向D1に往復移動する液体噴射ヘッド4が備えられる。
筐体2の背面側には、用紙などの記録媒体を載置する用紙サポート7が備えられる。用紙サポート7に載置された用紙(不図示)は、筐体2に備えられた給紙装置(不図示)によって筐体2の内部に給紙される。
筐体2の内部に給紙された用紙は、移動方向D1と交わる方向に搬送される。液体噴射ヘッド4は、移動方向D1に往復移動しながら、搬送される用紙に対してインクを噴射し、用紙に文字や画像を記録する。筐体2には、電源のオン・オフの操作や、印刷条件の設定を行う操作ボタン6が備えられる。
図1(b)は、図1(a)のインクタンク100を筐体2側から見た外観斜視図である。インクタンク100は、貯留容器12と、貯留容器12を収容する収容ケース10とを備える。貯留容器12は、イエロー、マゼンタ、シアン、モノクロのインクをそれぞれインク色別に貯留する。
貯留容器12の上部には、キャップ13が備えられ、使用者は、キャップ13を取り外し、上記インク色別のインクをそれぞれの貯留容器12に注入することができる。
液体チューブ5は、インク色別に備えられた貯留容器12の下部に接続されて、筐体2に設けられた貫通孔8を通り、液体噴射ヘッド4と連通する。上面カバー11は、収容ケース10の上部に回動支点A2を有し、回動可能に備えられる。
筐体2は、下側の底部、背面側の側面と上部、移動方向D1における両側の側面と上部に形成されており、用紙が搬送される移動方向D1の範囲における上部と正面側が開口している。回動部としての記録装置カバー3は、背面側に回動支点A1を有し、回動可能に備えられる。記録装置カバー3は、筐体2において開口している上部と正面側を覆うことができる。
図1(c)は、フック14が貫通孔200に係合する部分を正面から見た断面図である。鉛直方向D2において、記録装置カバー3の上面3aの位置は、筐体2の上端部2aと同じ位置にあるか、または近接している。収容ケース10の上部には、係合部としてのフック14が設けられる。筐体2の上端部2aにおける縁部には、被係合部としての貫通孔200が形成されている。
フック14は、収容ケース10から突出する第1の突出部140と、第1の突出部140と接続して下側に突出する第2の突出部141を有する。第2の突出部141は、貫通孔200に挿抜可能である。
これにより、フック14と貫通孔200とは、係合状態または非係合状態となることができる。従って、収容ケース10を、筐体2に着脱可能に、筐体2の側面2bに沿って装着することができる。
以上、本実施形態で説明したプリンター1は、インクを噴射する液体噴射ヘッド4と、液体噴射ヘッド4が収容される筐体2とは別体に構成されて、フック14を有し、インクを貯留する貯留容器12が収容された収容ケース10と、液体噴射ヘッド4と貯留容器12とを連通する液体チューブ5と、鉛直方向D2における筐体2の上部に回動支点A1が設けられて、回動する回動部としての記録装置カバー3と、鉛直方向D2における筐体2の上端部2aにおける縁部に形成されて、フック14と係合可能な被係合部としての貫通孔200と、を備え、収容ケース10は、筐体2に着脱可能に装着される。
この構成によれば、インクタンク100を筐体2に装着し、筐体2とインクタンク100とを一体化した状態で、持ち運ぶことができる。従って、筐体2とインクタンク100とを、使用者が持ち運ぶときの作業が容易となる。
また、記録装置カバー3が筐体2の上部を覆う状態において、鉛直方向D2における記録装置カバー3の上面3aは、筐体2の上端部2aの位置にある。
これにより、貯留容器12に充填されているインクの量が多く、重いインクタンク100を、記録装置カバー3の上面3aの位置にある筐体の上端部2aで支持することができる。そのため、インクタンク100を支持するための構成部分を筐体2の側面2bに形成する必要がないので、プリンターが大型化することを抑制したり、プリンターの製造コストが増加したりすることを抑制できる。
本実施形態の第1の突出部140、第2の突出部141は、移動方向D1から見て、断面が矩形状である板状に形成されているが、断面が円形状である棒状に形成されていてもよい。
また、インクタンク100は、インクを貯留する貯留容器12と貯留容器12を収容する収容ケース10とを備える。これにより、収容ケース10によって剛性を高めることができるので、インクタンク100が自重によって変形することを抑制できる。また、収容ケース10によって貯留容器12を覆うことができるので、貯留容器12が外力により損傷することを抑制できる。
また、本実施形態では、インクタンク100を筐体2における側面2b側の上端部に備えたが、インクタンク100を筐体2における正面や背面の上端部に備えてもよい。
(実施形態2)
実施形態1では、フック14を用いてインクタンク100を筐体2に装着したが、実施形態2では、ネジを介してインクタンクを筐体2に装着するプリンターについて説明する。
図2(a)は、実施形態2におけるプリンター1aを正面側から見た外観斜視図である。図2(b)は、図2(a)のインクタンク100aを筐体2側から見た外観斜視図である。インクタンク100aは、インクを貯留する貯留容器12と貯留容器12を収容する収容ケース10aとを備える。図2(c)は、収容ケース10aに備えられた係合部15が、ネジ30を介して、ネジ穴201に係合する部分を正面から見た断面図である。
記録装置カバー3が筐体2の上部を覆う状態において、鉛直方向D2における記録装置カバー3の上面3aの位置は、筐体2の上端部2aと同じ位置にあるか、または近接している。収容ケース10aの上部には、係合部15が設けられる。筐体2の上端部2aにおける縁部には、被係合部としてのネジ穴201が形成されている。
係合部15は、収容ケース10aから突出する突出部150を有し、突出部150には、ネジ30が貫通する貫通孔151が形成されている。ネジ30は、貫通孔151を貫通し、ネジ30によって、突出部150とネジ穴201とを固定することができる。
これにより、係合部としての突出部150と被係合部としてのネジ穴201とは、ネジ30を介して、係合状態または非係合状態となることができる。従って、収容ケース10aを、筐体2に着脱可能に、筐体2の側面2bに沿って装着することができる。
また、ネジ30によって、突出部150とネジ穴201とを確実に固定できる。本実施形態の突出部150は、移動方向D1から見て、断面が矩形状である板状に形成されているが、断面が円形状である棒状に形成されていてもよい。プリンター1aのその他の構成は、実施形態1で説明したプリンター1の構成と同じである。
(実施形態3)
実施形態1では、第1の突出部140と第2の突出部141を有するフック14を用いてインクタンク100を筐体2に装着したが、実施形態3では、さらに第2の突出部の先端に球形状の球状部を設けたフックを有するインクタンクについて説明する。
図3(a)は、実施形態3におけるプリンター1bを正面側から見た外観斜視図である。図3(b)は、図3(a)のインクタンク100bを筐体2側から見た外観斜視図である。インクタンク100bは、インクを貯留する貯留容器12と貯留容器12を収容する収容ケース10bとを備える。図3(c)は、収容ケース10bに備えられたフック16が、貫通孔202に係合する部分を正面から見た断面図である。
記録装置カバー3が筐体2の上部を覆う状態において、鉛直方向D2における記録装置カバー3の上面3aの位置は、筐体2の上端部2aと同じ位置にあるか、または近接している。収容ケース10bの上部には、係合部としてのフック16が設けられる。筐体2の上端部2aにおける縁部には、被係合部としての貫通孔202が形成されている。
フック16は、収容ケース10bから突出する第1の突出部160と、第1の突出部160と接続されて下側に突出する第2の突出部161と、第2の突出部161の先端に球形状の球状部162が形成されている。第2の突出部161と球状部162とは、貫通孔202を貫通する。
これにより、フック16と貫通孔202とは、係合状態または非係合状態となることができる。従って、収容ケース10bを、筐体2に着脱可能に、筐体2の側面2bに沿って装着することができる。
また、筐体2に対する収容ケース10bの姿勢が変化しても、球状部162によって、フック16と貫通孔202との係合状態を維持できる可能性が高い。また、第1の突出部160は、第2の突出部161より記録装置カバー3側にも形成されているので、図3(c)において第2の突出部161側を回動支点として反時計方向に回動するように傾いても、第2の突出部161の先端が上端部2aに当接し、フック16と貫通孔202との係合状態を維持できる可能性が高い。
本実施形態の第1の突出部160、第2の突出部161は、移動方向D1から見て、断面が矩形状である板状に形成されているが、断面が円形状である棒状に形成されていてもよい。プリンター1bのその他の構成は、実施形態1で説明したプリンター1の構成と同じである。
(実施形態4)
実施形態1では、第1の突出部140と第2の突出部141を有するフック14を用いてインクタンク100を筐体2に装着したが、実施形態4では、さらに第3の突出部を有するフックを備えたインクタンクについて説明する。
図4(a)は、実施形態4におけるプリンター1cを正面側から見た外観斜視図である。図4(b)は、図4(a)のインクタンク100cを筐体2側から見た外観斜視図である。インクタンク100cは、インクを貯留する貯留容器12と貯留容器12を収容する収容ケース10cとを備える。図4(c)は、収容ケース10cに備えられたフック17が、壁部2cに係合する部分を正面から見た断面図である。
記録装置カバー3が筐体2の上部を覆う状態において、鉛直方向D2における記録装置カバー3の上面3aの位置は、筐体2の上端部2aと同じ位置にあるか、または近接している。収容ケース10cの上部には、係合部としてのフック17が設けられる。筐体2の上端部2aにおける縁部には、被係合部としての壁部2cが形成されている。壁部2cは、側面2bより突出している。
フック17は、収容ケース10cから突出する第1の突出部170と、第1の突出部170と接続されて下側に突出する第2の突出部171と、第2の突出部171と接続されて収容ケース10c側に突出する第3の突出部172とが形成されている。第1の突出部170と、第3の突出部172とは対向し、壁部2cを挟むことができる。
これにより、フック17と壁部2cとは、係合状態または非係合状態となることができる。従って、収容ケース10cを、筐体2に着脱可能に、筐体2の側面2bに沿って装着することができる。
また、筐体2に対する収容ケース10cの姿勢が変化しても、第3の突出部172によって、フック17と壁部2cとの係合状態を維持できる可能性が高い。本実施形態の第1の突出部170、第2の突出部171、第3の突出部172は、板状であるが、棒状でもよい。プリンター1cのその他の構成は、実施形態1で説明したプリンター1の構成と同じである。
(実施形態5)
実施形態5では、原稿に描かれた文字や画像を読み取るセンサーユニットを備えた記録装置について説明する。図5(a)は、実施形態5におけるプリンター40を正面側から見た外観斜視図である。
筐体41の内部には、軸やレールなどのガイド部(不図示)に案内されて、移動方向D1に往復移動する液体噴射ヘッド42が備えられる。
筐体41の背面側には、用紙などの記録媒体を載置する用紙サポート46が備えられる。用紙サポート46に載置された用紙(不図示)は、筐体41に備えられた給紙装置(不図示)によって筐体41の内部に給紙される。
筐体41の内部に給紙された用紙は、移動方向D1と交わる方向に搬送される。液体噴射ヘッド42は、移動方向D1に往復移動しながら、搬送経路43に沿って搬送される用紙に対してインクを噴射し、用紙に文字や画像を記録する。
インクタンク100dの収容ケース10dには、実施形態1の図1(b)を用いて説明した貯留容器が収容されている。液体チューブ48は、筐体41に設けられた開口部47を通り、貯留容器と液体噴射ヘッド42とを連通させる。
文字や画像が印刷された用紙は、筐体41の正面側に形成された排出用開口部44から排出される。筐体41には、電源のオン・オフの操作や、印刷条件の設定を行う操作ボタン45が備えられる。
筐体41の内部における上側には、イメージセンサーが搭載されたセンサーユニット50が移動方向D1に移動可能に備えられる。透明な部材によって形成された原稿台51が、筐体41の上部の開口部に備えられる。原稿台カバー52が、筐体41の上部における図面左側を回動支点A3として回動可能に備えられる。
図5(b)は、原稿台カバー52が原稿台51を覆う状態におけるプリンター40の外観斜視図である。原稿台カバー52が原稿台51を覆う状態で、センサーユニット50は、移動方向D1に移動しながら、原稿台51に載置された原稿に描かれた文字や画像を読み取ることができる。
図5(c)は、係合部18がネジ30を介してネジ穴410に係合する部分を正面から見た断面図である。収容ケース10dの上側には、係合部18が設けられる。原稿台カバー52が筐体41の上部に設けられた原稿台51を覆う状態において、鉛直方向D2における原稿台カバー52の下面52a(図5(a)参照)の位置は、筐体41の上端部41aと同じ位置にあるか、または近接している。筐体41の上端部41aにおける縁部には、被係合部としてのネジ穴410が形成されている。
係合部18は、収容ケース10dから上側に突出する支持部180と、原稿台51側に突出する突出部181とを有し、突出部181には、ネジ30が貫通する貫通孔182が形成されている。ネジ30は、貫通孔182を貫通し、ネジ30によって、突出部181とネジ穴410とを固定することができる。
これにより、係合部18とネジ穴410とは、ネジ30を介して、係合状態または非係合状態となることができる。従って、収容ケース10dを、筐体41に着脱可能に、筐体41の側面41bに沿って装着することができる。
また、ネジ30によって、突出部181とネジ穴410とを確実に固定できる。本実施形態の突出部181は、移動方向D1から見て、断面が矩形状である板状に形成されているが、断面が円形状である棒状に形成されていてもよい。また、本実施形態の支持部180は、鉛直方向D2から見て、断面が矩形状である板状に形成されているが、断面が円形状である棒状に形成されていてもよい。
また、原稿台カバー52が原稿台51を覆う状態において、上端部41aの位置は、原稿台カバー52の下面52aの位置にある。これにより、貯留容器に充填されているインクの量が多く、重い貯留容器が収容された収容ケース10dを、原稿台カバー52の下面52aの位置にある筐体41の上端部41aで支持することができる。そのため、収容ケース10dを支持するための構成部分を筐体41の側面41bに形成する必要がないので、プリンターが大型化することを抑制したり、プリンターの製造コストが増加したりすることを抑制できる。
(実施形態6)
実施形態6では、原稿台カバーに切り欠き部が形成された記録装置について説明する。図6は、実施形態6におけるプリンター40aを正面側から見た外観斜視図である。筐体41の上端部41aの縁部にネジ30を介して係合する係合部18によって、インクタンク100dの収容ケース10dが着脱可能に装着される。
図6に示すように、収容ケース10dが筐体41に装着された状態で、原稿台カバー53が原稿台51を覆う状態すなわち原稿台カバー53が水平状態にあるとき、原稿台カバー53が係合部18に重ならないように切り欠き部53bが形成されている。
これにより、原稿台カバー53は、係合部18と重ならないので、原稿台カバー53の下面53aが筐体41の上端部41aの位置になる。プリンター40aのその他の構成は、実施形態5で説明したプリンター40の構成と同じである。
(実施形態7)
実施形態7では、画像を読み取るセンサーユニットを収容する筐体が、液体噴射ヘッドを収容する筐体とは、別体に設けられた記録装置について説明する。図7(a)は、実施形態7におけるプリンター60を正面側から見た外観斜視図である。
画像を読み取るセンサーユニット70を収容する読み取り部筐体71が、液体噴射ヘッド62を収容する筐体61とは、別体に設けられる。読み取り部筐体71は、筐体61の背面側上部にヒンジ(不図示)などによって、矢印に示すように回動可能に備えられる。図7(a)は、読み取り部筐体71が傾斜し、筐体61の内部が露出する状態にある。
筐体61の内部には、軸やレールなどのガイド部(不図示)に案内されて、移動方向D1に往復移動する液体噴射ヘッド62が備えられる。
筐体61の背面側には、用紙などの記録媒体を載置する用紙サポート66が備えられる。用紙サポート66に載置された用紙(不図示)は、筐体61に備えられた給紙装置(不図示)によって筐体61の内部に給紙される。
筐体61の内部に給紙された用紙は、移動方向D1と交わる方向に搬送される。液体噴射ヘッド62は、移動方向D1に往復移動しながら、搬送経路63に沿って搬送される用紙に対してインクを噴射し、用紙に文字や画像を記録する。
インクタンク100dの収容ケース10dには、実施形態1の図1(b)を用いて説明した貯留容器が収容されている。液体チューブ68は、筐体61に設けられた開口部67を通り、貯留容器と液体噴射ヘッド62とを連通させる。
文字や画像が印刷された用紙は、筐体61の正面側に形成された排出用開口部64から排出される。筐体61には、電源のオン・オフの操作や、印刷条件の設定を行う操作ボタン65が備えられる。
読み取り部筐体71の内部には、イメージセンサーが搭載されたセンサーユニット70が移動方向D1に移動可能に備えられる。原稿台カバー72が原稿台(不図示)を覆う状態で、センサーユニット70は、移動方向D1に移動しながら、原稿台に載置された原稿に描かれた文字や画像を読み取ることができる。
図7(b)は、係合部18がネジ30を介してネジ穴610に係合する部分の断面図である。破線で示すように、読み取り部筐体71が筐体61を覆う状態にあるとき、鉛直方向D2における読み取り部筐体71の下面71a(図7(a)参照)の位置は、筐体61の上端部61aと同じ位置にあるか、または近接している。筐体61の上端部61aにおける縁部には、被係合部としてのネジ穴610が形成されている。
ネジ30は、貫通孔182を貫通し、ネジ30によって、突出部181とネジ穴610とを固定することができる。これにより、係合部18とネジ穴610とは、ネジ30を介して、係合状態または非係合状態となることができる。従って、収容ケース10dを、筐体61に着脱可能に、筐体61の側面61bに沿って装着することができる。
また、読み取り部筐体71が筐体61を覆う状態において、上端部61aの位置は、読み取り部筐体71の下面71aの位置にある。これにより、貯留容器に充填されているインクの量が多く、重い貯留容器が収容された収容ケース10dを、読み取り部筐体71の下面71aの位置にある筐体61の上端部61aで支持することができる。そのため、収容ケース10dを支持するための構成部分を筐体61の側面61bに形成する必要がないので、プリンターが大型化することを抑制したり、プリンターの製造コストが増加したりすることを抑制できる。
(実施形態8)
図8(a)は、実施形態8におけるプリンター1dの外観斜視図である。インクタンク100eの収容ケース10eには、係合部19が設けられ、プリンター1dの上端部2aには、上端部2aから鉛直方向D2上側に突出し、収容ケース10eがプリンター1dに装着された状態における収容ケース10eの幅方向D3に延びる柱状部材203が図示しないネジや接着剤などによって固定される。柱状部材203は、正面側から見た断面が矩形状である。係合部19が柱状部材203に係合することにより、収容ケース10eをプリンター1dに装着することができる。
図8(b)は、収容ケース10eの外観斜視図である。収容ケース10eには、インク色別にインクが貯留される貯留容器22が備えられる。貯留容器22には、インクを注入するときに取り外すキャップ21が備えられる。収容ケース10eの上部には、上面カバー20が回動可能に備えられる。上面カバー20は、キャップ21の上部を覆うことができる。貯留容器22には、図8(a)の液体噴射ヘッド4と連通する液体チューブ5が接続される。
図8(c)は、係合部19が柱状部材203に係合する部分の断面図である。図8(a)の収容ケース10eがプリンター1dに装着された状態において、図8(b)、(c)の係合部19は、収容ケース10eからプリンター1d側に突出して収容ケース10eの幅方向D3に延びる第1の板状部190と、第1の板状部190と接続され、鉛直方向D2下側に突出し、収容ケース10eの幅方向D3に延びる第2の板状部191とを有する。
柱状部材203は、第2の板状部191と当接して係合可能な面203aを有する。これにより、第2の板状部191と柱状部材203とは、係合状態または非係合の状態となる。従って、収容ケース10eを、筐体2に着脱可能に、筐体2の側面2bに沿って装着することができる。プリンター1dのその他の構成は、実施形態1で説明したプリンター1の構成と同じである。
本実施形態では、第2の板状部191と係合可能な面203aは、上端部2aの面に対して垂直方向に突出した平面であったが、被係合部は、上端部2aの面に対して傾斜した面でもよい。
図9(a)は、第2の板状部192が被係合部としての柱状部材204に係合する部分の断面図である。第2の板状部192は、第1の板状部190の先端部で接続され、上端部2aの面に対して斜めに突出している。
柱状部材204は、上端部2aの面に対して傾斜する傾斜面204aを有し、第2の板状部192は、傾斜面204aと当接して係合可能である。これにより、筐体2に対する収容ケースの姿勢が変化しても、第2の板状部192と傾斜面204aとの係合状態を維持できる。
また、被係合部は、第2の板状部と係合可能な湾曲面を有してもよい。図9(b)は、第2の板状部193が湾曲面205aに係合する部分の断面図である。第2の板状部193は、第1の板状部190の先端部で接続され、鉛直方向D2下側に湾曲して突出している。
柱状部材205は、側面2bと反対側に突出する湾曲面205aを有し、第2の板状部193は、湾曲面205aと当接して係合可能である。これにより、筐体2に対する収容ケースの姿勢が変化しても、第2の板状部193と湾曲面205aとの係合状態を維持できる。
また、凹状の湾曲面を有する柱状部材を上端部2aに被係合部として備えてもよい。図10(a)は、第2の板状部194が湾曲面206aに係合する部分の断面図である。第2の板状部194は、第1の板状部190の先端部で接続され、先端側に幅方向D3に延びる円柱状部195が形成されている。
柱状部材206は、凹状の湾曲面206aを有し、円柱状部195は、湾曲面206aと当接して係合可能である。これにより、筐体2に対する収容ケースの姿勢が変化しても、第2の板状部194と湾曲面206aとの係合状態を維持できる。
また、溝部が形成された柱状部材を被係合部として上端部2aに備えてもよい。図10(b)は、第2の板状部191が溝部208に係合する部分の断面図である。柱状部材207には、溝部208が形成され、溝部208における面208aは、第2の板状部191と係合可能である。これにより、筐体2に対する収容ケースの姿勢が変化しても、第2の板状部191と溝部208との係合状態を維持できる。
(実施形態9)
図11(a)は、実施形態9におけるプリンター1eの外観斜視図である。インクタンク100fの収容ケース10fには、係合部23が設けられる。係合部23が上端部2aを形成する壁部に係合することにより、収容ケース10fをプリンター1eに装着することができる。
図11(b)は、収容ケース10fの外観斜視図である。収容ケース10fには、インク色別にインクが貯留される貯留容器22、貯留容器22にインクを注入するときに取り外すキャップ21、キャップ21の上部を覆うことが可能な上面カバー20が備えられる。貯留容器22には、図11(a)の液体噴射ヘッド4と連通する液体チューブ5が接続される。
図11(c)は、係合部23が上端部2aを形成する壁部2cに係合する部分の断面図である。図11(a)の収容ケース10fがプリンター1eに装着された状態において、図11(b)、(c)の係合部23は、収容ケース10fからプリンター1e側に突出し、収容ケース10fの幅方向D3に延びる第1の板状部230と、第1の板状部230と接続され、鉛直方向D2下側に突出し、収容ケース10fの幅方向D3に延びる第2の板状部231と、第2の板状部231と接続され、収容ケース10f側に突出し、収容ケース10fの幅方向D3に延びる第3の板状部232とを有する。
第1の板状部230と、第3の板状部232とは対向し、壁部2cを挟むことができる。これにより、係合部23と壁部2cとは、係合状態または非係合の状態となることができる。従って、収容ケース10fを、筐体2に着脱可能に、筐体2の側面2bに沿って装着することができる。
また、筐体2に対する収容ケース10fの姿勢が変化しても、第3の板状部232によって、係合部23と壁部2cとの係合状態を維持できる可能性が高い。プリンター1eのその他の構成は、実施形態1で説明したプリンター1の構成と同じである。
(実施形態10)
図12は、実施形態10におけるプリンターを正面側から見た斜視図である。プリンター1fの側面2bには、インクタンク100gが装着される。実施形態1の図1(b)を用いて説明した貯留容器を収容する収容ケース10gが、一方の面が粘着性を有する帯状部材31によって固定される。
収容ケース10gに収容された貯留容器と液体噴射ヘッド4とは、筐体2に設けられた貫通孔8を通る液体チューブ5によって連通される。
帯状部材31を収容ケース10gから取り除くことにより、収容ケース10gを筐体2から取り外すことができる。
実施形態1から実施形態10では、インクタンクは、インクを貯留する貯留容器と貯留容器を収容する収容ケースとを備えたが、貯留容器と収容ケースとを一体に形成したインクタンクも適用する。
1,1a〜1f,40,40a,60…プリンター、2,41,61…筐体、2a,41a,61a…上端部、2c…壁部、3…記録装置カバー、3a…上面、4,42,62…液体噴射ヘッド、5,48,68…液体チューブ、10,10a〜10g…収容ケース、12,22…貯留容器、14,16,17…フック、15,18…係合部、30…ネジ、50,70…センサーユニット、51…原稿台、52,53,72…原稿台カバー、52a,53a,71a…下面、53b…切り欠き部、71…読み取り部筐体、100,100a〜100g…インクタンク、140,160,170…第1の突出部、141,161,171…第2の突出部、150,181…突出部、151…貫通孔、162…球状部、172…第3の突出部、182,200,202…貫通孔、190,230…第1の板状部、191〜194,231…第2の板状部、204a…傾斜面、206a…湾曲面、232…第3の板状部、201,410,610…ネジ穴、A1,A2,A3…回動支点、D2…鉛直方向、D3…幅方向。

Claims (13)

  1. インクを噴射する液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドが収容される筐体とは別体に構成されて、係合部を有し、前記インクを貯留するインクタンクと、
    前記液体噴射ヘッドと前記インクタンクとを連通する液体チューブと、
    鉛直方向における前記筐体の上部に回動支点が設けられて、回動する回動部と、
    前記鉛直方向における前記筐体の上端部に形成されて、前記係合部と係合可能な被係合部と、を備え、
    前記インクタンクは、前記筐体に着脱可能に装着されることを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置であって、
    前記筐体の上部に備えられて、原稿が載置される原稿台と、
    前記筐体内部に備えられて、前記原稿に描かれた画像を読み取るセンサーユニットと、を備え、
    前記回動部は、前記原稿台を覆うことができる原稿台カバーであり、前記原稿台カバーが前記原稿台を覆う状態において、前記鉛直方向における前記上端部の位置は、前記原稿台カバーの下面の位置にあることを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1に記載の記録装置であって、
    前記回動部は、前記筐体とは別体に構成されて、画像を読み取るセンサーユニットが収容された読み取り部筐体であることを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1に記載の記録装置であって、
    前記係合部は、前記インクタンクから突出する第1の突出部と、前記第1の突出部から前記鉛直方向下側に突出する第2の突出部とを有するフックであることを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1に記載の記録装置であって、
    前記係合部は、ネジが貫通するための貫通孔が形成された突出部であり、前記被係合部は、ネジ穴であることを特徴とする記録装置。
  6. 請求項1に記載の記録装置であって、
    前記係合部は、前記インクタンクから突出し、前記インクタンクの幅方向に延びる第1の板状部と、前記第1の板状部から前記鉛直方向下側に突出し、前記インクタンクの幅方向に延びる第2の板状部とを有し、前記被係合部は、前記上端部から前記鉛直方向上側に突出し、前記第2の板状部と係合可能な面を有することを特徴とする記録装置。
  7. 請求項2に記載の記録装置であって、
    前記インクタンクが前記筐体に装着されて、前記原稿台カバーが前記原稿台を覆う状態において、前記原稿台カバーに前記係合部が重ならないように切り欠き部が形成されていることを特徴とする記録装置。
  8. 請求項4に記載の記録装置であって、
    前記フックは、さらに、前記第2の突出部の先端が球形状であり、前記被係合部は、貫通孔であることを特徴とする記録装置。
  9. 請求項4に記載の記録装置であって、
    前記フックは、さらに、前記第2の突出部から前記インクタンク側に突出する第3の突出部を有し、前記被係合部は、前記上端部を形成する壁部であることを特徴とする記録装置。
  10. 請求項6に記載の記録装置であって、
    前記面は、前記上端部の面に対する傾斜面であることを特徴とする記録装置。
  11. 請求項6に記載の記録装置であって、
    前記面は、湾曲面であることを特徴とする記録装置。
  12. 請求項6に記載の記録装置であって、
    前記係合部は、さらに、前記第2の板状部から前記インクタンク側に突出し、前記インクタンクの幅方向に延びる第3の板状部を有し、前記被係合部は、前記上端部を形成する壁部であることを特徴とする記録装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の記録装置であって、
    前記インクタンクは、インクを貯留する貯留容器と前記貯留容器を収容する収容ケースとを備えたことを特徴とする記録装置。
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