JP6094098B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インク等の液体を吐出する記録装置に関する。
インク等の液体を吐出する記録装置には、インク等を収納する液体収容容器が装着される。該液体収納容器は開口部が、ゴム栓で封止されている。記録装置の本体には、液体収納容器から液体を取り出すための連通孔を内部に開設したニードルが配置されている。該ニードルは、液体収納容器に接近離間するニードルホルダに基端部が揺動可能に取り付けられている。該ニードルホルダが液体収納容器に接近し、ニードルがゴム栓を貫通して液体収納容器内に挿入されることで、液体がニードルの連通孔を通って記録ヘッドへ供給される(特許文献1参照)。ニードルはインクの種類に合わせて複数本用意され、単一の液体収容容器に設けられたゴム栓もニードルに合わせて複数設けられる。かかる複数のニードルとゴム栓とを正確に合わせるべく、ニードルはニードルホルダに揺動自在に設けられている。
特開2010−23308号公報
ニードルは、ニードルホルダに基端部が揺動可能に取り付けられているから、ニードルを略水平に維持したまま、液体収納容器に向けて移動させるのが難しい問題がある。これでは、ニードルがゴム栓に正確に挿入されない。
本発明の目的は、ニードルを略水平に維持したまま、液体収納容器に挿入させることにある。
本発明の記録装置は、係る点に鑑みてなされたものであって、
内部に液体を収容した液体収容容器を装着可能な装着部と、前記装着部に設けられ、内部を連通し、側面に開口した連通孔を有する複数のニードルであって、前記装着部に装着された単一の前記液体収容容器に挿入方向に挿入されることにより、前記連通孔と前記液体収容容器の内部との間で液体を流通可能にする複数のニードルと、
前記複数のニードルをそれぞれ搖動可能に支持するニードル支持部と、
前記複数のニードルのそれぞれに挿入され、前記連通孔を塞ぐ第1位置と、前記第1位置よりも前記挿入方向と反対方向側であって前記連通孔を開放する第2位置との間で移動可能なスリーブであって、前記スリーブが前記第1位置に位置するときに前記ニードルと係合することにより前記スリーブが前記第1位置よりも前記挿入方向へ移動することを規制する係合部を有し、前記ニードルが前記液体収容容器に挿入される際に前記液体収容容器から押されることにより前記第1位置から前記第2位置に移動するスリーブと、
前記複数のニードルのそれぞれに挿入され、一端より他端の直径が小さい円錐バネであって、前記ニードル支持部と前記第1位置にある前記スリーブとの間に、前記一端を前記ニードル支持部側、前記他端を前記スリーブ側に位置させて、自然長から圧縮されて装着されることにより、前記ニードルを前記挿入方向と略平行になるように付勢する円錐バネと、を備えている。
ニードルはニードル支持部に揺動可能に支持されているが、該ニードルは円錐バネによって挿入方向と略平行になるように付勢されている。これにより、スリーブを第1位置から第2位置まで移動させるときの負荷の増加を抑制しつつ、ニードルは液体収納容器に正確に挿入される。
本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の全体的な構成を示す概略図である。 カートリッジが装着される装着部の平面図である。 カートリッジの斜視図である。 図3に示すカートリッジをA−A線を含む面にて破断し矢視した断面図である。 液体吸引装置の斜視図である。 (a)は、図5の液体吸引装置をB−B線を含む面にて破断し矢視した断面図であり、 (b)は、(a)のC部の拡大図である。 (c)は、 (b)をX方向から見た側面図である。 (a)、(b)はニードルのカートリッジ内への挿入動作を示す図である。 (a )、(b)は、円錐バネの正面図であり、(a)は上下方向の圧縮荷重のみが加わった場合を、(b)は上下方向の圧縮荷重と左向きの変位が加わった場合を示す。 円錐バネと円柱バネの荷重と変位量の関係を示すグラフである。
以下、本発明の一実施形態について、図面を用いて説明する。以下の記載では、上方及び下方は鉛直方向に沿う向きを指す。また、液体の具体例としてインク及び処理液を例示し、記録装置の一例として用紙Pにインクで印刷するインクジェット記録装置を例示する。
(インクジェット記録装置の全体構成)
図1に示すように、インクジェット記録装置1は直方体状の筐体10を有し、該筐体10の天板上部には、排紙部11が設けられている。筐体10内には、上方から下方に向かって、ヘッド4、搬送ユニット5、給紙ユニット6、カートリッジ7及び該カートリッジ7の側方に位置する液体吸引装置2が配置されている。該液体吸引装置2にはモータMが内蔵されている。ヘッド4は、ブラックのインクの液滴を用紙Pに吐出する。搬送ユニット5は、用紙Pを水平に搬送した後に排紙部11に送る。給紙ユニット6は、搬送ユニット5に用紙Pを供給する。給紙ユニット6の下流側であって、ヘッド4の上流側には、インクの吐出に先立ち、処理液を用紙Pに吐出する処理液ヘッド4aが設けられている。ここで、処理液とは、インクを用紙Pに吐出する前に、用紙Pに塗布されることにより、インクが用紙Pに塗布された際にインクの成分を凝集又は析出させるものであり、これにより高い印刷品質を維持し又は画質を向上させる。カートリッジ7は、ブラックのインクと処理液が収納される容器であり、本発明の「液体収納容器」に相当する。
筐体10の内側上部にて、ヘッド4に干渉しない位置には、筐体10内の各機構及び電気回路の動作を司るコントローラ100が配置されている。
筐体10の上面には、コントローラ100に電気的に接続された操作パネル12が設けられている。該操作パネル12にはコントローラ100によって操作状態等が表示される。
搬送ユニット5は、図1中の用紙Pを左から右に搬送する機構である。以下の記載では、印刷領域において用紙Pを搬送する方向を副走査方向、水平面内において該副走査方向と直交する方向を主走査方向と呼ぶ。
前記搬送ユニット5は、プラテン50と、該プラテン50の両側に配備された搬送ローラ51、51aを有する。搬送方向上流側の搬送ローラ51によって搬送力を付与された用紙Pはプラテン50の上面に支持されつつ搬送される。プラテン50を通過した用紙Pは、搬送方向下流側の搬送ローラ51aによって搬送力を付与されて、該搬送ローラ51aと排紙部11との間に位置するガイド52及び送りローラ53によって排紙部11に送られる。
前記給紙ユニット6は、給紙トレイ60と給紙ローラ61を有し、該給紙ローラ61と前記搬送ユニット5との間には、2つのガイド62及び送りローラ63が配置されている。給紙ローラ61は給紙トレイ60内の最上位の用紙Pを取り出し、該ガイド62及び送りローラ63によって搬送ユニット5の上流側に搬送する。
ヘッド4は、主走査方向に延びた直方体状のラインヘッドであって、その下面はインクを吐出する多数の液体吐出孔が形成されたノズル面40として形成されている。前記液体吸引装置2により、ヘッド4にはカートリッジ7内のインクが、ヘッド4aにはカートリッジ7内の処理液が夫々供給される。液体吸引装置2とヘッド4、4aとはチューブ30にて接続されており、液体吸引装置2は筐体10の底面に設けられたレール部材13に沿って副走査方向に沿ってスライドする。以下の記載では、液体吸引装置2がカートリッジ7に接近する向きを前方、カートリッジ7から離間する向きを後方とする。
図2は、カートリッジ7が装着される筐体10の装着部17の平面図であり、図3は、カートリッジ7の斜視図である。カートリッジ7は、筐体10に形成された凹部である装着部17に対し主走査方向から装着されて、前記の液体吸引装置2はカートリッジ7の装着完了時点で、カートリッジ7の一側面に対向するように設けられている。該液体吸引装置2に対向する一側面には、各々からインクと処理液が吸引される2つの開口71が形成されている。該開口71にはゴム栓である封止部材70が緊密に嵌って、カートリッジ7からインク及び処理液が漏れることを防いでいる。
図4は、図3に示すカートリッジ7をA−A線を含む面にて破断し矢視した断面図である。開口71は奥部に受け面72を形成し、該受け面72の奥に封止部材70が嵌まる。カートリッジ7内にて封止部材70の奥部には、インクまたは処理液が吸引時に通る流路73が形成されている。
図5は、液体吸引装置2の斜視図である。液体吸引装置2は、前記モータMによって駆動され、レール部材13に沿ってスライドするニードル支持部3を備え、該ニードル支持部3はカートリッジ7に向かって突出したニードル保持筒8を揺動可能に支持している。ニードル保持筒8は封止部材70に対応して2つ設けられ、各ニードル保持筒8の中心部には先端部が尖ったニードル80が嵌まっている。ニードル80には、該ニードル内部を連通し、ニードル80側面に開口83(図6(a)、(b)参照)した連通孔(図示せず)が開設されている。ニードル80の先端部が、封止部材70を貫通して、開口83からカートリッジ7内のインクまたは処理液を吸引する。ニードル80を封止部材70に正確に到達させるべく、ニードル保持筒8は揺動可能に支持されて、ニードル80の先端部の動きに自由度を持たせている。
ニードル80の後端部には前記のチューブ30が嵌まり、ニードル保持筒8の先端部には筒体であるスリーブ9が被さっている。スリーブ9の前後方向中央部には鍔体90が設けられ、該鍔体90とニードル支持部3の前面との間には、コイルバネ、具体的には円錐バネ85が設けられている。
該円錐バネ85は自然長よりも圧縮された状態で、鍔体90とニードル支持部3との間に配備され、該円錐バネ85によって鍔体90は水平方向前向きに付勢されている。円錐バネ85は周知の如く、一端部が小径部、他端部が大径部であり、小径部を前方に向けている。
ニードル80がカートリッジ7から後退した状態では、スリーブ9がニードル80の周面に被さっているから、ニードル80の先端部に付着したインク又は処理液が乾燥することを防ぐことができる。
図6(a)は、図5の液体吸引装置2をB−B線を含む面にて破断し矢視した断面図であり、図6(b)は、図6(a)のC部の拡大図である。図6(c)は、図6(b)をX方向から見た側面図である。ニードル80はニードル保持筒8の後端部から後方に突出し、ニードル80の先端部はニードル保持筒8から突出して、スリーブ9に嵌まる。連通孔の開口83は、スリーブ9によって塞がれており、このスリーブ9の位置が本発明の「第1位置」である。スリーブ9にて開口83を塞ぐことにより、該開口からインク又は処理液が漏れることを防いでいる。
図6(b)に示すように、スリーブ9の後端部内周面からは第1爪片91が内向きに突出し、ニードル保持筒8の先端部からは第2爪片81が外向きに突出している。スリーブ9が円錐バネ85によって前向きに付勢されていることによって、第1爪片91と第2爪片81とが係合し、スリーブ9が前進し過ぎることを防ぐ。即ち、第1爪片91と第2爪片81とによって、本発明の「係合部」を構成する。また、第1爪片91と第2爪片81とが係合することによって、円錐バネ85は自然長から圧縮された状態を保つ。
ニードル保持筒8の後端部周囲からは突起82が外向きに突出し、ニードル支持部3の前面には突起82の前面に接して、ニードル保持筒8がニードル支持部3から離れて前進することを防ぐストッパ片31が設けられている。ストッパ片31は突起82の前面に接触しており、突起82とニードル支持部3との間に隙間Hを設けていることにより、ニードル保持筒8はニードル支持部3に揺動可能に設けられている。第2爪片81の外周面は、スリーブ9の後端部内周面に接し、スリーブ9はニードル保持筒8とともに揺動する。
前記の如く、スリーブ9は円錐バネ85によって水平方向前向きに付勢されているから、ニードル保持筒8及びニードル80も水平方向前向きに付勢されている。
また、図6(c)に示すように、スリーブ9の先端部には突状且つ環状のシール部95が設けられており、後記の如く、シール部95は封止部材70に密着して、スリーブ9の外にインク又は処理液が漏れることを防ぐ。
(ニードルのカートリッジ内への挿入)
先ず、使用者は図2に示すように、筐体10の装着部17に、カートリッジ7を嵌める。
この状態で、ニードル80をカートリッジ7に挿入してカートリッジ7内のインク又は処理液を吸引するには、図7(a)に示すように、ニードル支持部3をカートリッジ7に向けて前進させる。コントローラ100からの信号が、モータMに伝達されて、ニードル支持部3が前進する。スリーブ9の先端部がカートリッジ7の受け面72に嵌まり、封止部材70に接する。スリーブ9は前進を規制され、シール部95が封止部材70に密着して、スリーブ9の外にインク又は処理液が漏れることを防ぐ。
この状態で更に、ニードル支持部3を前進させると、図7(b)に示すように、ニードル支持部3がニードル保持筒8を前向きに押す。スリーブ9の前進が規制されているから、第1爪片91と第2爪片81との係合が外れ、ニードル保持筒8のニードル80はスリーブ9から突出して開放され、封止部材70を貫通して、流路73内に入る。ニードル80は先端部に連通孔の開口83を形成しているから、チューブ30内を負圧にすると、ニードル80の開口83からチューブ30にカートリッジ7内のインク又は処理液が吸引される。インク又は処理液はヘッド4、4aに供給される。この開口83がスリーブ9から開放された位置が、本発明の「第2位置」である。
スリーブ9は、封止部材70から後退した状態ではニードル80の周面を覆う。スリーブ9はニードル80とともに前進し先端部が封止部材70に接すると、前進を規制されるとともにニードル80の前進を許す。即ち、スリーブ9はニードル80から液体が乾燥することを防ぎつつ、ニードル80がカートリッジ7から液体を吸引することを妨げない。
また、ニードル80はニードル支持部3に揺動可能に支持されているが、該ニードル80は円錐バネ85によってスリーブ9を介して前向き且つ水平に付勢されるから、ニードル80は水平に維持される。これにより、ニードル80は封止部材70に正確に挿入される。
図7(b)に示す状態から、ニードル支持部3を後退させると、ニードル80が封止部材70から外れ、図7(a)の状態に戻る。封止部材70はゴム製であるから、ニードル80により開けられた穴を弾性復帰して塞ぐ。更に、ニードル支持部3を後退させると、ニードル保持筒8の第2爪片81がスリーブ9の第1爪片91に係合して、スリーブ9をカートリッジ7から後退させる。スリーブ9は図6(a)に示す位置に戻る。
(円錐バネの理由)
ここでスリーブ9を前向きに付勢するコイルバネが円錐バネである理由は、円錐バネは円柱バネに比して側方に変位した場合に元に戻りやすいからである。即ち、ニードル保持筒8が揺動可能に設けられているから、ニードル80の先端部が上下左右に振れ易いが、その際に該ニードル80の先端部が元の位置に戻りやすいからである。よって、ニードル80を水平に保ち易いからである。
図8(a )、(b)は、円錐バネ85の正面図であり、(a)は上下方向の圧縮荷重のみが加わった場合を、(b)は上下方向の圧縮荷重と左向きの変位が加わった場合を示す。円錐バネ85の上部半径をr、下部半径をRとし、バネ荷重によるモーメントは右回りを正方向とする。
図8(a)の場合は、円錐バネ85の圧縮荷重をFとすると、円錐バネ85の中心軸に対して右側モーメントMaは、F(r−R)<0であり、左回りである。円錐バネ85の中心軸に対して左側モーメントMbは、F(R−r)>0であり、右回りである。即ち、両方のモーメントが釣り合った状態となる。
図8(b)の場合は、円錐バネ85に左向きに変位が加わるから、円錐バネ85の中心軸に対して左側で円錐バネ85が大きく縮み、該荷重をF1とする。円錐バネ85の中心軸に対して右側では、円錐バネ85が引っ張られた分、変位量が小さく、該荷重をF2とする。即ち、F1>F2である。右側モーメントMaは、F2(r−R)<0であり、左側モーメントMbは、F1(R−r)>0である。右側モーメントMaと左側モーメントMbとの絶対値では、左側モーメントMbの方が大きいから、円錐バネ85は右向きに戻る。
これに対し、コイルバネが円柱バネであれば、上部半径と下部半径は等しい。仮に円柱バネの半径をrとすると、左向きに変位が加わった場合の右側モーメントMaは、F2(R−r)=0である。また、左側モーメントMbは、F1(R−r)=0である。即ち、右側モーメントMaと左側モーメントMbは等しいから、円柱バネが側方に変位した場合には元に戻りにくい。従って、ニードル80の先端部が搖動した場合に、該ニードル80の先端部を元に戻すべく、円錐バネ85を使用している。
上記から円錐バネ85は圧縮荷重が加わっている方、即ち、F1とF2が正の値である方が、側方に変位した場合に元に戻り易い。また、円錐バネ85の端部はニードル支持部3又は鍔体90に固定されていなくても固定されていてもよいが、円錐バネ85に圧縮荷重が加わっていない場合は、円錐バネ85の端部はニードル支持部3又は鍔体90に固定されている方が、側方からの変位に対し元に戻り易いと考えられる。
出願人は、図6(a)に示すスリーブ9の先端部にテンションゲージ(図示せず)を取り付け、コイルバネが円錐バネの場合と円柱バネの場合とで、側方への変位量(単位:mm)とテンションゲージが受ける荷重(単位:N)の関係を測定した。結果を以下の表1に示す。
Figure 0006094098
また、側方への変位量を横軸、荷重を縦軸としたグラフは、図9に示される。これにより、円錐バネの方が円柱バネよりも側方への変位を受けた場合に、元に戻りやすいことが実証された。
上記記載では、カートリッジ7内にブラックのインクと処理液が収納されているとしたが、用紙Pにカラー印刷を行うには、他の色も使うのが通常である。従って、カートリッジ7内に他の色のインクを収納してもよい。
また、円錐バネ85は複数の円錐バネを前後に並べて構成してもよい。更に、液体吸引装置2は、カートリッジ7が筐体10の装着部17に完全に装着された後に、ニードル80を移動させて、カートリッジ7に挿入させるタイプではなくてもよい。例えば、ニードル80を、筐体10の装着部17における装着方向前方の壁から装着方向と平行に突出させて固定させておき、カートリッジ7が装着部17に完全に装着されると同時にニードル80がカートリッジ7に挿入されるタイプでもよい。
本発明は、インクなどの液体をカートリッジから吸引する記録装置に用いると、有用である。
2 液体吸引装置
3 ニードル支持部
4 ヘッド
7 カートリッジ
8 ニードル保持筒
9 スリーブ
80 ニードル
85 円錐バネ

Claims (4)

  1. 内部に液体を収容した液体収容容器を装着可能な装着部と、
    前記装着部に設けられ、内部を連通し、側面に開口した連通孔を有するニードルであって、前記装着部に装着された単一の前記液体収容容器に挿入方向に挿入されることにより、前記連通孔と前記液体収容容器の内部との間で液体を流通可能にするニードルと、
    記ニードルを搖動可能に支持するニードル支持部と、
    記ニードルに挿入され、前記連通孔を塞ぐ第1位置と、前記第1位置よりも前記挿入方向と反対方向側であって前記連通孔を開放する第2位置との間で移動可能なスリーブであって、前記スリーブが前記第1位置に位置するときに前記ニードルと係合することにより前記スリーブが前記第1位置よりも前記挿入方向へ移動することを規制する係合部を有し、前記ニードルが前記液体収容容器に挿入される際に前記液体収容容器から押されることにより前記第1位置から前記第2位置に移動するスリーブと、
    記ニードルに挿入されるコイルバネであって、前記ニードル支持部と前記第1位置にある前記スリーブとの間に、一端を前記ニードル支持部側、他端を前記スリーブ側に位置させて、自然長から圧縮されて装着されることにより、前記ニードルを前記挿入方向と略平行になるように付勢するコイルバネと、を備え、
    前記スリーブの前記挿入方向側の端部には、前記ニードルが前記液体収容容器に挿入される際に前記液体収容容器から押される凸状のシール部が全周にわたって設けられている、記録装置。
  2. 前記コイルバネは、円錐バネである、請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記挿入方向は水平面と平行である、請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 前記スリーブは、前記ニードルが前記液体収容容器に挿入される際に、前記液体収容容器の凹部に嵌合する、請求項1乃至3の何れかに記載の記録装置。
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