JP2013226186A - パチンコ遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】小当りと判定された場合には装飾図柄遊技の映像で装飾図柄がリーチ状態を経て外れリーチの組合せとなり、前回の判定結果が小当りである状態で小当りと判定された場合には装飾図柄遊技の映像で装飾図柄がリーチ状態を経ることなく完全外れの組合せとなる。従って、前回の装飾図柄遊技の映像で装飾図柄が外れリーチの組合せとなった場合には今回の装飾図柄遊技の映像で装飾図柄がリーチ状態を経て外れリーチの組合せとなることが禁止されるので、連続リーチの信頼度が先読みを行うことなく100%に設定される。
【選択図】図22
Description
請求項1記載のパチンコ遊技機は次の[1]始動口〜[8]図柄遊技手段を備えたものであり、実施例1および実施例3のそれぞれにサポートされている。
[1]始動口は遊技盤に設けられたものであり、遊技球が入球可能なものである。図2の符号16は遊技盤に相当し、図2の符号23は始動口に相当する。
[2]特別入球口は遊技盤に設けられたものであり、遊技球が入球不能な閉鎖状態および入球可能な開放状態相互間で切換えられるものである。図2の特別入賞口25は特別入球口に相当する。
[3]判定手段は遊技球が始動口に入球した場合に大当りと小当りと外れのいずれであるかを予め決められた確率で判定するものであり、図7のステップS33およびステップS36は判定手段に相当する。
[4]大当り遊技手段は大当りと判定された場合に特別入球口を開放状態とする大当り遊技を行うものであり、図6のステップS24は大当り遊技手段に相当する。
[5]小当り遊技手段は小当りと判定された場合に特別入球口を大当りと判定された場合に比べて短い時間だけ開放状態とする小当り遊技を行うものであり、図6のステップS23は小当り遊技手段に相当する。
[6]表示器は遊技球が始動口に入球した場合に複数の図柄要素のそれぞれを変動状態および変動停止状態で順に表示する図柄遊技の映像が表示されるものであり、複数の図柄要素が変動停止状態で「1)複数の図柄要素が相互に同一な大当りの組合せ」と「2)複数の図柄要素のうち停止順序が最終の1つを除く残りが相互に同一で最終の1つが残りと異なる外れリーチの組合せ」と「3)複数の図柄要素のうち残りが相互に異なる完全外れの組合せ」のいずれかとなる。図2の装飾図柄表示器34は表示器に相当する。
[7]組合せ設定手段は大当りと判定された場合に複数の図柄要素を大当りの組合せに設定し、外れと判定された場合に複数の図柄要素を完全外れの組合せに設定するものであり、小当りと判定された場合には複数の図柄要素を外れリーチの組合せに設定する。この組合せ設定手段は判定手段の前回の判定結果が小当りである状態で小当りと判定された場合に複数の図柄要素を完全外れの組合せに設定するものであり、前回の図柄遊技の映像で複数の図柄要素がリーチ状態([8]参照)を経て外れリーチの組合せとなった場合には今回の図柄遊技の映像でリーチ状態を経て外れリーチの組合せとなることを禁止する。図14のステップS127とステップS129とステップS130は組合せ設定手段に相当する。
[8]図柄遊技手段は遊技球が始動口に入球した場合に表示器に図柄遊技の映像を表示するものである。この図柄遊技手段は複数の図柄要素が大当りの組合せに設定された場合には複数の図柄要素をリーチ状態を経て大当りの組合せとし、複数の図柄要素が外れリーチの組合せに設定された場合には複数の図柄要素をリーチ状態を経て外れリーチの組合せとする。このリーチ状態は複数の図柄要素のうち残りが相互に同一なもので変動停止状態となった状態であり、図柄遊技手段は複数の図柄要素が完全外れの組合せに設定された場合には複数の図柄要素をリーチ状態を経ずに完全外れの組合せとする。図3の表示制御回路70は図柄遊技手段に相当する。
2.請求項2記載のパチンコ遊技機は[8]組合せ設定手段に換えて次の[11]組合せ設定手段を備えた点で請求項1記載のパチンコ遊技機に対して相違するものであり、実施例2にサポートされている。
[11]組合せ設定手段は大当りと判定された場合に複数の図柄要素を大当りの組合せに設定し、外れと判定された場合に複数の図柄要素を完全外れの組合せに設定するものであり、小当りと判定された場合には複数の図柄要素を予め決められた確率X(<1)で外れリーチの組合せに設定すると共に確率(1−X)で完全外れの組合せに設定する。この組合せ設定手段は判定手段の前回の判定結果が小当りである状態で小当りと判定された場合に複数の図柄要素を確率(1−X)に比べて高い確率で完全外れの組合せに設定するものであり、前回の図柄遊技の映像で複数の図柄要素がリーチ状態を経て外れリーチの組合せとなった場合には今回の図柄遊技の映像でリーチ状態を経て外れリーチの組合せとなることを制限する。
小当りと判定された場合には複数の図柄要素が外れリーチの組合せに設定され、複数の図柄要素が外れリーチの組合せに設定された場合には図柄遊技の映像で複数の図柄要素がリーチ状態を経て外れリーチの組合せとなる。この前回の判定結果が小当りである状態で小当りと判定された場合には複数の図柄要素が完全外れの組合せに設定され、複数の図柄要素が完全外れの組合せに設定された場合には図柄遊技の映像で複数の図柄要素がリーチ状態を経ることなく完全外れの組合せとなる。従って、前回の図柄遊技の映像で複数の図柄要素がリーチ状態を経て外れリーチの組合せとなった場合には今回の図柄遊技の映像で複数の図柄要素がリーチ状態を経て外れリーチの組合せとなることが禁止されるので、今回の図柄遊技の映像で複数の図柄要素が前回に続けてリーチ状態となった場合に大当りの組合せとなる連続リーチの信頼度が先読みを行うことなく100%に設定される。
2.請求項2記載のパチンコ遊技機について
小当りと判定された場合には複数の図柄要素が外れリーチの組合せまたは完全外れの組合せに設定される。これら複数の図柄要素は確率Xで外れリーチの組合せに設定され、確率(1−X)で完全外れの組合せに設定されるものであり、前回の判定結果が小当りである状態で小当りと判定された場合には複数の図柄要素が確率(1−X)に比べて高い確率で完全外れの組合せに設定される。従って、前回の図柄遊技の映像で複数の図柄要素がリーチ状態を経て外れリーチの組合せとなった場合には今回の図柄遊技の映像で複数の図柄要素がリーチ状態を経て外れリーチの組合せとなることが制限されるので、今回の図柄遊技の映像で複数の図柄要素が前回に続けてリーチ状態となった場合に大当りの組合せとなる連続リーチの信頼度が先読みを行うことなく高い目標値に設定される。
[1]メイン制御回路40の処理内容
[1−1]メイン処理
図4のメイン処理はメイン制御回路40のCPU41が実行するものであり、CPU41は電源が投入された場合にはステップS1の電源投入処理でRAM43を初期設定し、ステップS2のカウンタ更新処理1を繰返す。このカウンタ更新処理1はRAM43のカウンタMC1の値を一定値(1)だけ更新するものである。このカウンタMC1の値は装飾図柄遊技の映像の演出内容を設定するためのものであり、ステップS1で下限値(0)に初期設定され、ステップS2で下限値(0)から上限値(99)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算される。
[1−2]タイマ割込み処理
図5のタイマ割込み処理はメイン制御回路40のCPU41が実行するものであり、CPU41はタイマ割込み処理を起動する毎にステップS11のカウンタ更新処理2およびステップS12のプロセス処理のそれぞれへ順に移行する。このタイマ割込み処理はタイマ割込みの発生する4msec毎に起動するものであり、メイン処理はタイマ割込み処理が起動する毎に中断され、タイマ割込み処理が終了する毎に再開される。
[1−3]カウンタ更新処理2
図5のステップS11のカウンタ更新処理2はRAM43のカウンタMC2の値およびカウンタMC3の値のそれぞれを一定値(1)だけ更新するものである。カウンタMC2の値は大当りであるか否かを判定するためのものであり、電源が投入された場合にステップS1で下限値(0)に初期設定され、ステップS11で下限値(0)から上限値(300)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算される。カウンタMC3の値は大当りでないと判定された場合に小当りであるか否かを判定するためのものであり、電源が投入された場合にステップS1で下限値(0)に初期設定され、ステップS11で下限値(0)から上限値(100)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算される。
[1−4]プロセス処理
図6はステップS12のプロセス処理であり、CPU41はRAM43のプロセスフラグの値の設定結果に応じてステップS21の大当り判定処理とステップS22の特別図柄遊技処理とステップS23の小当り遊技処理とステップS24の大当り遊技処理のいずれか1つへ移行する。このプロセスフラグの値はステップS1で(0)に初期設定されるものであり、CPU41はステップS21の大当り判定処理〜ステップS24の大当り遊技処理のいずれか1つを終えた場合にはプロセス処理を終える。
[1−5]大当り判定処理
図7はステップS21の大当り判定処理である。この大当り判定処理はプロセスフラグの値の設定結果が(0)である場合に実行されるものであり、CPU41はステップS31で始動口センサ24からの始動信号が有るか否かを判断する。ここで始動信号がないと判断した場合には大当り判定処理を終え、始動信号が有ると判断した場合にはステップS32へ移行する。ここでRAM43からカウンタMC1とMC2とMC3のそれぞれの値の更新結果を検出し、ステップS33へ移行する。
[1−6]特別図柄遊技処理
図11はステップS22の特別図柄遊技処理である。この特別図柄遊技処理はプロセスフラグの値の設定結果が(1)である場合に実行されるものであり、CPU41はステップS61でタイマMTの値から一定値(4msec)を減算し、ステップS62でタイマMTの値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでタイマMTの値の減算結果が限度値に到達していないと判断した場合には特別図柄遊技処理を終える。
[1−7]小当り遊技処理
図6のステップS23の小当り遊技処理はプロセスフラグの値の設定結果が(2)である場合に実行されるものであり、CPU41は小当り遊技処理で特別入賞口25を閉鎖状態から開放状態とする。このCPU41は特別入賞口25を開放状態としたことを基準にROM42に予め記録された一定の小当り遊技時間(0.1×1000msec)が経過した場合に特別入賞口25を開放状態から閉鎖状態に戻すものであり、特別入賞口25を閉鎖状態に戻した場合にはプロセスフラグの値に(0)を設定することで小当り遊技処理を終える。
[1−8]大当り遊技処理
図6のステップS24の大当り遊技処理はプロセスフラグの値の設定結果が(3)である場合に実行されるものであり、CPU41は大当り遊技処理で16回の大当りラウンドを行う。このCPU41は大当り遊技処理で最終の16回目の大当りラウンドを終えた場合には演出制御回路60に大当り遊技停止コマンドを送信することで大当り遊技が終了すると通知し、演出制御回路60に大当り遊技停止コマンドを送信した場合にはプロセスフラグの値に(0)を設定することで大当り遊技処理を終える。
[2]演出制御回路60の処理内容
[2−1]メイン処理
図12のメイン処理は演出制御回路60のCPU61が実行するものであり、CPU61は電源が投入された場合にはステップS101の電源投入処理でRAM63を初期設定し、ステップS102のカウンタ更新処理を繰返す。このカウンタ更新処理はRAM63のカウンタSC1とSC2とSC3のそれぞれの値を一定値(1)だけ更新するものであり、カウンタSC1〜SC3のそれぞれの値はステップS101で下限値(0)に初期設定される。これらカウンタSC1〜SC3のそれぞれの値は装飾図柄の組合せを設定するためのものであり、カウンタSC1の値はステップS102で下限値(0)から上限値(79)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算され、カウンタSC2の値はステップS102で下限値(0)から上限値(162)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算され、カウンタSC3の値はステップS102で下限値(0)から上限値(72)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算される。
[2−2]外部割込み処理
演出制御回路60のCPU61はメイン制御回路40からメッセージコマンドと変動開始コマンドと変動停止コマンドと大当り遊技開始コマンドと大当り遊技停止コマンドのそれぞれが送信されることで外部割込み処理を起動する。このCPU61は外部割込み処理を起動した場合には割込み禁止状態となり、メッセージコマンド〜大当り遊技停止コマンドのそれぞれを外部割込み処理でRAM63に記録した後に割込み禁止状態を解除する。
[2−3]タイマ割込み処理
図13は演出制御回路60のCPU61が実行するタイマ割込み処理であり、CPU61はタイマ割込み処理を起動した場合にはステップS111の装飾図柄遊技処理およびステップS112の大当り遊技演出処理のそれぞれへ順に移行する。このタイマ割込み処理はタイマ割込みの発生する10msec毎に起動するものであり、メイン処理はタイマ割込み処理が起動する毎に中断され、タイマ割込み処理が終了する毎に再開される。
[2−4]装飾図柄遊技処理
図14はステップS111の装飾図柄遊技処理であり、演出制御回路60のCPU61はステップS121でRAM63に変動開始コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAM63に変動開始コマンドが記録されていないと判断した場合にはステップS137へ移行し、RAM63に変動開始コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS122でRAM63から変動開始コマンドを検出する。
[2−5]大当り遊技演出処理
図13のステップS112の大当り遊技演出処理はRAM63に大当り遊技開始コマンドおよび大当り遊技停止コマンドのそれぞれが記録されているか否かを判断するものであり、CPU61はRAM63に大当り遊技開始コマンドが記録されていると判断した場合には表示制御回路70に大当り遊技演出開始コマンドを送信した後にRAM63から大当り遊技開始コマンドを消去し、RAM63に大当り遊技停止コマンドが記録されていると判断した場合には表示制御回路70に大当り遊技演出停止コマンドを送信した後にRAM63から大当り遊技停止コマンドを消去する。
[3]表示制御回路70の処理内容
表示制御回路70のVDPはVRAMにビデオコマンドの選択結果が記録されているか否かを判断するものであり、VRAMにビデオコマンドの選択結果が記録されていると判断した場合にはVROMから装飾図柄遊技の背景映像用のビデオデータを検出する。図16は表示制御回路70のVROMに予め記録された装飾図柄遊技の背景映像用のビデオデータの一覧である。これらビデオデータV01〜V04とV11〜V14とV21〜V22の10のそれぞれには1つのビデオコマンドが割付けられており、VDPはVRAMのビデオコマンドの選択結果に応じた1つのビデオデータをVROMから検出する。
[4]パチンコ遊技の流れの説明
[4−1]外れと判定された場合
遊技球が始動口23に入賞したことで外れと判定された場合には前回当りフラグのオフ状態およびオン状態のそれぞれで変動開始コマンドテーブル3から変動開始コマンド21および22のいずれかが選択され、変動開始コマンド21および22のいずれかが選択された場合には装飾図柄遊技の映像が表示開始される。この装飾図柄遊技の映像は変動開始コマンドの選択結果に応じた演出内容で表示されるものであり、変動開始コマンドの選択結果が変動開始コマンド21および22のいずれかである場合には装飾図柄遊技の映像で左列の図柄要素の変動表示と右列の図柄要素の変動表示と中列の図柄要素の変動表示が順に停止することで装飾図柄がリーチ状態を経ずに完全外れの組合せとなり、歩行映像がバトル映像1〜4のいずれにも発展せず、装飾図柄遊技の映像が表示停止するときに前回当りフラグがオフ状態に設定される。
[4−2]小当りと判定された場合
前回当りフラグのオフ状態で遊技球が始動口23に入賞したことで小当りと判定された場合には変動開始コマンドテーブル2から変動開始コマンド11〜14のうちの1つが選択され、変動開始コマンド11〜14のうちの1つが選択された場合には装飾図柄遊技の映像が表示開始される。この装飾図柄遊技の映像では左列の図柄要素の変動表示および右列の図柄要素の変動表示が順に停止することで装飾図柄がリーチ状態となり、装飾図柄がリーチ状態となった場合には中列の図柄要素の変動表示が停止することで装飾図柄が外れリーチの組合せとなる。この装飾図柄遊技の映像は装飾図柄が外れリーチの組合せとなることで停止するものであり、前回当りフラグは装飾図柄遊技の映像が停止するときにオン状態に設定される。この装飾図柄遊技の映像では歩行映像がバトル映像1〜4のいずれかに発展する。これらバトル映像1〜4のそれぞれは装飾図柄がリーチ状態となった後に表示開始されるものであり、装飾図柄が外れリーチの組合せとなる前に外れの結末で表示停止する。
[4−3]大当りと判定された場合
前回当りフラグのオフ状態およびオン状態のそれぞれで遊技球が始動口23に入賞したことで大当りと判定された場合には変動開始コマンドテーブル1から変動開始コマンド01〜04のうちの1つが選択され、変動開始コマンド01〜04のうちの1つが選択された場合には装飾図柄遊技の映像が表示開始される。この装飾図柄遊技の映像では左列の図柄要素の変動表示および右列の図柄要素の変動表示が順に停止することで装飾図柄がリーチ状態となり、装飾図柄がリーチ状態となった場合には中列の図柄要素の変動表示が停止することで装飾図柄が大当りの組合せとなる。この装飾図柄遊技の映像は装飾図柄が大当りの組合せとなることで停止するものであり、前回当りフラグは装飾図柄遊技の映像が停止するときにオン状態に設定される。この装飾図柄遊技の映像では歩行映像がバトル映像1〜4のいずれかに発展する。これらバトル映像1〜4のそれぞれは装飾図柄がリーチ状態となった後に表示開始されるものであり、装飾図柄が大当りの組合せとなる前に大当りの結末で表示停止する。この大当りが前回当りフラグのオン状態で判定された場合には右列の図柄要素の変動表示が停止する前に予告演出の映像が表示され、予告演出の映像が表示された場合には装飾図柄がリーチ状態を経て予告演出の映像の通りに大当りの組合せとなる。
遊技球が始動口23に入賞したことで小当りと判定された場合には装飾図柄が外れリーチの組合せに設定され、装飾図柄が外れリーチの組合せに設定された場合には装飾図柄遊技の映像で装飾図柄がリーチ状態を経て外れリーチの組合せとなる。この前回の判定結果が小当りである状態で小当りと判定された場合には装飾図柄が完全外れの組合せに設定され、装飾図柄が完全外れの組合せに設定された場合には装飾図柄遊技の映像で装飾図柄がリーチ状態を経ることなく完全外れの組合せとなる。従って、前回の装飾図柄遊技の映像で装飾図柄がリーチ状態を経て外れリーチの組合せとなった場合には今回の装飾図柄遊技の映像で装飾図柄がリーチ状態を経て外れリーチの組合せとなることが禁止されるので、今回の装飾図柄遊技の映像で装飾図柄が前回に続けてリーチ状態となった場合に大当りの組合せとなる連続リーチの信頼度が先読みを行うことなく(100%)に設定される。
遊技球が始動口23に入賞したことで小当りと判定された場合には装飾図柄が外れリーチの組合せまたは完全外れの組合せに設定される。この装飾図柄は確率(27/30)で外れリーチの組合せに設定され、確率(3/30)で完全外れの組合せに設定されるものであり、前回の判定結果が小当りである状態で小当りと判定された場合には装飾図柄が確率(3/30)に比べて高い確率(27/30)で完全外れの組合せに設定される。従って、前回の装飾図柄遊技の映像で装飾図柄がリーチ状態を経て外れリーチの組合せとなった場合には今回の装飾図柄遊技の映像で装飾図柄がリーチ状態を経て外れリーチの組合せとなることが制限されるので、今回の装飾図柄遊技の映像で装飾図柄が前回に続けてリーチ状態となった場合に大当りの組合せとなる連続リーチの信頼度が先読みを行うことなく100%未満の高い目標値に設定される。
Claims (2)
- 遊技盤に設けられ、遊技球が入球可能な始動口と、
前記遊技盤に設けられ、遊技球が入球不能な閉鎖状態および入球可能な開放状態相互間で切換えられる特別入球口と、
遊技球が前記始動口に入球した場合に大当りと小当りと外れのいずれであるかを予め決められた確率で判定する判定手段と、
大当りと判定された場合に前記特別入球口を開放状態とする大当り遊技を行う大当り遊技手段と、
小当りと判定された場合に前記特別入球口を大当りと判定された場合に比べて短い時間だけ開放状態とする小当り遊技を行う小当り遊技手段と、
遊技球が前記始動口に入球した場合に複数の図柄要素のそれぞれを変動状態および変動停止状態で順に表示する図柄遊技の映像が表示されるものであって、複数の図柄要素が変動停止状態で次の1)大当りの組合せと2)外れリーチの組合せと3)完全外れの組合せのいずれかとなる表示器と、
1)複数の図柄要素が相互に同一な大当りの組合せ
2)複数の図柄要素のうち停止順序が最終の1つを除く残りが相互に同一で最終の1つが残りと異なる外れリーチの組合せ
3)複数の図柄要素のうち残りが相互に異なる完全外れの組合せ
大当りと判定された場合に複数の図柄要素を大当りの組合せに設定すると共に外れと判定された場合に複数の図柄要素を完全外れの組合せに設定するものであって、小当りと判定された場合には複数の図柄要素を外れリーチの組合せに設定する組合せ設定手段と、
遊技球が前記始動口に入球した場合に前記表示器に図柄遊技の映像を表示するものであって、複数の図柄要素が大当りの組合せに設定された場合には複数の図柄要素を複数の図柄要素のうち残りが相互に同一なもので変動停止状態となったリーチ状態を経て大当りの組合せとし、複数の図柄要素が外れリーチの組合せに設定された場合には複数の図柄要素を当該リーチ状態を経て外れリーチの組合せとし、複数の図柄要素が完全外れの組合せに設定された場合には複数の図柄要素を当該リーチ状態を経ずに完全外れの組合せとする図柄遊技手段を備え、
前記組合せ設定手段は、
前記判定手段の前回の判定結果が小当りである状態で小当りと判定された場合に複数の図柄要素を完全外れの組合せに設定するものであって、前回の図柄遊技の映像で複数の図柄要素がリーチ状態を経て外れリーチの組合せとなった場合には今回の図柄遊技の映像でリーチ状態を経て外れリーチの組合せとなることを禁止することを特徴とするパチンコ遊技機。 - 遊技盤に設けられ、遊技球が入球可能な始動口と、
前記遊技盤に設けられ、遊技球が入球不能な閉鎖状態および入球可能な開放状態相互間で切換えられる特別入球口と、
遊技球が前記始動口に入球した場合に大当りと小当りと外れのいずれであるかを予め決められた確率で判定する判定手段と、
大当りと判定された場合に前記特別入球口を開放状態とする大当り遊技を行う大当り遊技手段と、
小当りと判定された場合に前記特別入球口を大当りと判定された場合に比べて短い時間だけ開放状態とする小当り遊技を行う小当り遊技手段と、
遊技球が前記始動口に入球した場合に複数の図柄要素のそれぞれを変動状態および変動停止状態で順に表示する図柄遊技の映像が表示されるものであって、複数の図柄要素が変動停止状態で次の1)大当りの組合せと2)外れリーチの組合せと3)完全外れの組合せのいずれかとなる表示器と、
1)複数の図柄要素が相互に同一な大当りの組合せ
2)複数の図柄要素のうち停止順序が最終の1つを除く残りが相互に同一で最終の1つが残りと異なる外れリーチの組合せ
3)複数の図柄要素のうち残りが相互に異なる完全外れの組合せ
大当りと判定された場合に複数の図柄要素を大当りの組合せに設定すると共に外れと判定された場合に複数の図柄要素を完全外れの組合せに設定するものであって、小当りと判定された場合には複数の図柄要素を予め決められた確率X(<1)で外れリーチの組合せに設定すると共に確率(1−X)で完全外れの組合せに設定する組合せ設定手段と、
遊技球が前記始動口に入球した場合に前記表示器に図柄遊技の映像を表示するものであって、複数の図柄要素が大当りの組合せに設定された場合には複数の図柄要素を複数の図柄要素のうち残りが相互に同一なもので変動停止状態となったリーチ状態を経て大当りの組合せとし、複数の図柄要素が外れリーチの組合せに設定された場合には複数の図柄要素を当該リーチ状態を経て外れリーチの組合せとし、複数の図柄要素が完全外れの組合せに設定された場合には複数の図柄要素を当該リーチ状態を経ずに完全外れの組合せとする図柄遊技手段を備え、
前記組合せ設定手段は、
前記判定手段の前回の判定結果が小当りである状態で小当りと判定された場合に複数の図柄要素を確率(1−X)に比べて高い確率で完全外れの組合せに設定するものであって、前回の図柄遊技の映像で複数の図柄要素がリーチ状態を経て外れリーチの組合せとなった場合には今回の図柄遊技の映像でリーチ状態を経て外れリーチの組合せとなることを制限することを特徴とするパチンコ遊技機。
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