JP2015091372A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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哲 川島
Satoru Kawashima
哲 川島
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Abstract

【課題】デモンストレーション映像を予告映像に視覚的に自然に繋げること。【解決手段】ビデオデータV00はデモンストレーション映像を表示するものであり、デモンストレーション映像には切換えシーンが設定されている。ビデオデータVY1は予告映像を表示するものである。この予告映像のスタートシーンS1はデモンストレーション映像の切換えシーンと同一に設定されており、デモンストレーション映像の表示が繰返されている状態において切換えシーン以外で指令信号が出力された場合にはデモンストレーション映像が切換えシーンとなることを待って切換えシーンで予告映像のスタートシーンに切換えられるので、デモンストレーション映像が予告映像に視覚的に自然に繋がる。【選択図】図21

Description

本発明は表示器を備えたパチンコ遊技機に関する。
パチンコ遊技機には表示器を備えたものがある。この表示器は遊技球が始動口に入球した場合に大当りであるか否かの判定結果を遊技者に報知する図柄遊技の映像が背景用の演出映像の前方に重ねて表示されるものであり、図柄遊技の映像が表示されていない場合には客待ち状態であることを遊技者に報知するデモンストレーション用の演出映像が表示器に表示される。
特開2004−350998号公報
上記パチンコ遊技機の場合には指令信号が多様なタイミングで出力される。この指令信号は表示器の演出映像を別の演出映像に切換えると指令するものであり、指令信号が出力された時点では様々なシーンが表示器に表示されている。従って、指令信号が出力されたときに演出映像の切換えを実行した場合には遊技者の目線で演出映像に繋がりがなくなってしまう。
本発明のパチンコ遊技機は次の[1]特別入球口〜[3]表示制御手段を備えたものである。
[1]特別入球口は遊技盤に設けられたものである。この特別入球口は遊技球が入球不能な閉鎖状態および入球可能な開放状態相互間で切換えられるものであり、大当りと判定された場合に開放状態とされる。図2の符号16は遊技盤に相当し、図2の特別入賞口25は特別入球口に相当する。
[2]表示器は「絵柄が動く映像であって最初のシーンおよび最後のシーン間に当該絵柄が特定の挙動となる切換えシーンが設定された第1の演出映像」および「絵柄が第1の演出映像とは異なる挙動で動く映像であってスタートシーンが切換えシーンと同一に設定された第2の演出映像」が表示されるものであり、図2の装飾図柄表示器34は表示器に相当する。図19のデモンストレーション映像は第1の演出映像に相当し、図19の恐竜は絵柄に相当し、図19の歩行シーンSは最初のシーンに相当し、図19の歩行シーンEは最後のシーンに相当し、図19の歩行シーン1は切換えシーンに相当する。図21の予告映像1は第2の演出映像に相当し、予告シーンS1はスタートシーンに相当する。
[3]表示制御手段は表示器に第1の演出映像および第2の演出映像を表示するものであり、第1の演出映像を最初のシーンから最後のシーンまで繰返し表示することで絵柄の動きが繰返される映像を表示する。この表示制御手段は表示器に第1の演出映像を繰返し表示している状態において、第1の演出映像が切換えシーンとなる切換えタイミングで指令信号が出力された場合には第1の演出映像を切換えシーンで第2の演出映像のスタートシーンに切換え、指令信号が切換えタイミング以外で出力された場合には第1の演出映像が切換えシーンとなること待って第1の演出映像を切換えシーンで第2の演出映像のスタートシーンに切換える。図3の表示制御回路70は表示制御手段に相当し、図3のスイッチ64からの操作信号は指令信号に相当する。
第1の演出映像が繰返し表示されている状態において、第1の演出映像が最初のシーンおよび最後のシーン間の切換えシーンとなる切換えタイミングで指令信号が出力された場合には第1の演出映像が切換えシーンで第2の演出映像のスタートシーンに切換えられ、指令信号が切換えタイミング以外で出力された場合には第1の演出映像が切換えシーンとなること待って切換えシーンで第2の演出映像のスタートシーンに切換えられる。この第2の演出映像のスタートシーンは第1の演出映像の切換えシーンと同一に設定されたものであり、遊技者の目線で第1の演出映像が第2の演出映像に視覚的に自然に繋がる。
実施例1を示す図(パチンコ遊技機の外観を斜め前方から示す図) 遊技盤の外観を前方から示す図 電気的な構成を示す図 メイン制御回路のメイン処理を示すフローチャート メイン制御回路のタイマ割込み処理を示すフローチャート メイン制御回路の始動信号処理を示すフローチャート メイン制御回路の保留データエリアを示す図 メイン制御回路のプロセス処理を示すフローチャート メイン制御回路の大当り判定処理を示すフローチャート メイン制御回路の変動開始コマンド設定処理を示すフローチャート メイン制御回路の変動開始コマンドテーブルを示す図 メイン制御回路の変動表示時間テーブルを示す図 メイン制御回路の特別図柄遊技処理を示すフローチャート 演出制御回路のメイン処理を示すフローチャート 演出制御回路のタイマ割込み処理を示すフローチャート 演出制御回路の保留コマンド処理を示すフローチャート 演出制御回路のデモフラグ設定処理を示すフローチャート 演出制御回路のデモ開始処理を示すフローチャート デモンストレーション映像を説明するための図 演出制御回路のデモスイッチ処理を示すフローチャート 予告映像1を説明するための図 予告映像2を説明するための図 演出制御回路の仕草コマンド送信処理を示すフローチャート 演出制御回路の装飾図柄遊技処理を示すフローチャート 演出制御回路のビデオコマンドテーブルを示す図 表示制御回路の装飾図柄遊技用のビデオデータの一覧を示す図 装飾図柄遊技用のビデオデータの演出内容の一覧を示す図 リーチ映像を示す図 装飾図柄遊技用のビデオデータの再生パターンの一覧を示す図 装飾図柄遊技の映像を示す図 演出制御回路の仕草コマンド設定処理を示すフローチャート 演出制御回路の仕草コマンドテーブルを示す図 演出制御回路の予告演出処理を示すフローチャート 予告映像の表示タイミングを説明するための図 予告映像3を説明するための図 実施例2を示す図(図17相当図) 図24相当図 演出制御回路の再生開始コマンド送信処理を示すフローチャート
パチンコホールの台島には、図1に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前面および後面のそれぞれが開口する四角筒状をなすものであり、外枠1には外枠1の前方に位置して内枠2が装着されている。この内枠2には横長な長方形状の上皿板3が装着されており、上皿板3には上皿4が固定されている。この上皿4は賞品として払出される遊技球を受けるものであり、上面が開口する容器状をなしている。内枠2には上皿板3の下方に位置して横長な長方形状の下皿板5が装着されており、下皿板5には下皿6が固定されている。この下皿6は上皿4内から溢れた遊技球を受けるものであり、上面が開口する容器状をなしている。
下皿板5の右端部には、図1に示すように、ハンドル台7が固定されており、ハンドル台7には発射ハンドル8が装着されている。この発射ハンドル8は遊技者が前方から手指で操作するものであり、前後方向へ指向する軸を中心に回転可能にされている。内枠2には上皿4の後方に位置して発射ソレノイドが固定されており、発射ソレノイドの出力軸には打球槌9が連結されている。この発射ソレノイドは打球槌9の駆動源に相当するものであり、発射ハンドル8が予め決められた発射停止位置から時計回り方向へ回転操作された状態では発射ソレノイドに駆動電源が与えられ、打球槌9が駆動することで上皿4内の遊技球を上皿4内から弾き出す。
内枠2には、図1に示すように、上皿板3の上方に位置して前枠10が装着されている。この前枠10は内枠2の前方に配置されたものであり、前枠10には透明な円形状のガラス窓11が固定されている。この前枠10には左上隅部および右上隅部のそれぞれに位置して網状のスピーカカバー12が固定され、両スピーカカバー12のそれぞれの後方に位置してスピーカ13が固定されており、両スピーカ13のそれぞれが再生した効果音は前方のスピーカカバー12を通して放出される。前枠10には両スピーカカバー12のそれぞれの下方に位置して複数のランプカバー14が固定され、複数のランプカバー14のそれぞれの後方に位置して複数の電飾LED15(図3参照)が固定されており、複数のランプカバー14のそれぞれは後方の電飾LED15が点灯することで照明される。
内枠2には、図2に示すように、垂直な板状の遊技盤16が固定されている。この遊技盤16は前枠10の後方に配置されたものであり、前枠10のガラス窓11は遊技盤16を前方から視覚的に認識可能に覆っている。この遊技盤16には外レール17と内レール18と球止めゴム19が固定されている。これら外レール17〜球止めゴム19のそれぞれは遊技盤16の前方に配置されたものであり、外レール17および内レール18のそれぞれは円弧状の金属板から構成され、球止めゴム19は外レール17および内レール18相互間の隙間を塞ぐゴムから構成されている。
遊技盤16には、図2に示すように、発射通路20および遊技領域21が形成されている。発射通路20は外レール17および内レール18相互間に位置する円弧状の隙間を称するものであり、遊技領域21は外レール17と内レール18と球止めゴム19で囲まれた領域のうち発射通路20を除く残りの円形状の領域を称するものであり、打球槌9が弾いた遊技球は発射通路20を通して遊技領域21内に放出される。この遊技領域21内には複数の障害釘22が固定されており、発射通路20から遊技領域21内に放出された遊技球は障害釘22に当りながら遊技領域21内を落下する。
遊技盤16には、図2に示すように、遊技領域21内に位置して始動口23が固定されている。この始動口23は遊技球が上面から入賞することが可能なポケット状をなすものであり、始動口23内には始動口センサ24(図3参照)が固定されている。この始動口センサ24は近接スイッチからなるものであり、遊技球が始動口23内に入賞した場合には始動口センサ24が遊技球を検出することで始動信号を出力する。
遊技盤16には、図2に示すように、遊技領域21内に位置して特別入賞口25が固定されている。この特別入賞口25は遊技球が前面から入賞することが可能な横長な箱状をなすものであり、特別入賞口25内には特別入賞口センサ26(図3参照)が固定されている。この特別入賞口センサ26は近接スイッチからなるものであり、遊技球が特別入賞口25内に入賞した場合には特別入賞口センサ26が遊技球を検出することで特別入賞信号を出力する。
特別入賞口25には、図2に示すように、扉27が左右方向へ指向する軸28を中心に回転可能に装着されている。この扉27は特別入賞口ソレノイド29(図3参照)の出力軸に連結されており、特別入賞口ソレノイド29の電気的なオフ状態では扉27が垂直な閉鎖状態となることで特別入賞口25の前面を遊技球が入賞不能に閉鎖する。この扉27は特別入賞口ソレノイド29の電気的なオン状態で前方へ水平に倒れた開放状態に回動するものであり、扉27の開放状態では遊技球が扉27に乗って特別入賞口25内に入賞可能になる。
遊技盤16の後方には、図2に示すように、賞球払出し装置30が固定されている。この賞球払出し装置30はパルスモータからなる払出モータ31(図3参照)を有するものであり、遊技球が始動口23内に入賞した場合および特別入賞口25内に入賞した場合のそれぞれには払出モータ31の回転軸が回転操作されることで上皿4内に単位個数の遊技球が賞品として払出される。
遊技領域22内には、図2に示すように、表示台板32が固定されており、表示台板32には特別図柄表示器33が固定されている。この特別図柄表示器33はLED表示器からなるものであり、遊技球が始動口23内に入賞した場合には賞球払出装置30から単位個数の遊技球が上皿4内に払出され、特別図柄表示器33に特別図柄として大当り図柄(○)および外れ図柄(×)のいずれかが表示される。この特別図柄表示器33に大当り図柄および外れ図柄のいずれが表示されるかの遊技を特別図柄遊技と称する。
特別図柄表示器33に大当り図柄が表示された場合には大当りラウンドが開始される。この大当りラウンドは特別入賞口25を開放状態とするものであり、特別入賞口25内に限度個数(10個)の遊技球が入賞した場合または特別入賞口25の開放時間が限度時間(30×1000msec)に到達した場合には特別入賞口25が閉鎖状態となることで終了する。この大当りラウンドは一定回数(5回)だけ繰返されるものであり、一定回数の大当りラウンドの繰返しを大当り遊技と称する。
表示台板32には、図2に示すように、装飾図柄表示器34が固定されている。この装飾図柄表示器34は特別図柄表示器33に比べて大きな表示領域を有するカラー液晶表示器からなるものであり、大当り遊技が開始されてから終了するまでの大当り遊技中には装飾図柄表示器34に大当り遊技演出の映像が表示され、両スピーカ13のそれぞれから効果音が出力され、複数の電飾LED15のそれぞれが発光する。この装飾図柄表示器34の表示領域内には保留領域35が設定されており、遊技球が始動口23内に入賞した場合には特別図柄遊技の保留回数が加算され、保留領域35内に特別図柄遊技の保留回数の加算結果に応じた数値の保留絵柄36が表示される。
装飾図柄表示器34は遊技球が始動口23内に入賞した場合に装飾図柄遊技の映像が表示されるものである。この装飾図柄遊技の映像は左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを変動状態および変動停止状態で順に表示するものであり、装飾図柄遊技の映像の表示中には両スピーカ13のそれぞれから効果音が出力され、複数の電飾LED15のそれぞれが発光する。これら左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれの変動表示は図柄要素をその種類を変化させながら表示するものであり、3列の図柄要素のそれぞれの変化は(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(1)・・・の循環的な一定順序に設定されている。これら左列の図柄要素〜右列の図柄要素の全てが変動停止した状態の組合せには大当りの組合せと外れリーチの組合せと完全外れの組合せが設定されている。大当りの組合せは3列の図柄要素が相互に同一な組合せであり、外れリーチの組合せは左列の図柄要素および右列の図柄要素が相互に同一で中列の図柄要素が左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれと異なる組合せであり、完全外れの組合せは左列の図柄要素および右列の図柄要素が相互に異なる組合せである。
図3のメイン制御回路40は特別図柄遊技の遊技内容および大当り遊技の遊技内容のそれぞれを制御するものであり、CPU41とROM42とRAM43を有している。このメイン制御回路40のROM42には制御プログラムおよび制御データが予め記録されており、CPU41はRAM43をワークエリアとしてROM42の制御プログラムおよびROM42の制御データに基づいて特別図柄遊技および大当り遊技のそれぞれの遊技内容を制御する。
図3の入力回路44は始動口センサ24からの始動信号および特別入賞口センサ26からの特別入賞信号のそれぞれをメイン制御回路40に出力するものであり、メイン制御回路40は入力回路44を通して始動信号を検出した場合に制御コマンドおよび賞球コマンドを設定し、特別入賞信号を検出した場合に賞球コマンドを設定する。ソレノイド回路45は特別入賞口ソレノイド29を通断電することで特別入賞口25の扉27を開閉するものであり、メイン制御回路40はソレノイド回路45を電気的に制御することで大当り遊技の遊技内容を制御する。LED回路46は特別図柄表示器33の複数のLEDのそれぞれを通断電することで特別図柄表示器33に映像を表示するものであり、メイン制御回路40はLED回路46を電気的に制御することで特別図柄遊技の遊技内容を制御する。
図3の払出制御回路50は賞品球の払出動作を制御するものであり、CPUとROMとRAMを有している。この払出制御回路50のROMには制御プログラムおよび制御データが予め記録されており、CPUはRAMをワークエリアとしてROMの制御プログラムおよびROMの制御データに基づいて遊技球の払出動作を行う。この払出制御回路50はメイン制御回路40から賞球コマンドが送信されるものであり、賞球コマンドを検出した場合に駆動信号を出力する。モータ回路51は払出制御回路50から駆動信号が入力されるものであり、駆動信号が入力された場合に払出しモータ31を駆動することで上皿4内に単位個数の賞品球を払出す。
図3の演出制御回路60はメイン制御回路40から制御コマンドの設定結果が送信されるものである。この演出制御回路60はCPU61とROM62とRAM63を有するものであり、演出制御回路60のROM62には制御プログラムおよび制御データが予め記録されている。この演出制御回路60は制御コマンドの設定結果を検出した場合に装飾図柄遊技の演出内容を設定するものであり、装飾図柄遊技の演出内容はRAM63をワークエリアとしてROM62の制御プログラムおよびROM62の制御データに基づいて設定される。スイッチ64は自己復帰形のプッシュスイッチからなるものであり、上皿4に遊技者が前方から操作することが可能に装着されている(図1参照)。このスイッチ64は操作力が作用した場合に電気的なオン状態となることで操作信号を出力し、操作力が消滅した場合に電気的なオフ状態に自己復帰することで操作信号を出力停止するものであり、演出制御回路60はスイッチ64の電気的な状態を検出する。
図3の表示制御回路70は装飾図柄表示器34の表示内容を制御するものであり、表示制御回路70には演出制御回路60から演出内容の設定結果が送信される。この表示制御回路70は演出内容の設定結果を受信した場合に装飾図柄表示器34に演出内容の設定結果に応じた映像を表示するものであり、VDPとVROMとVRAMを有している。VROMは装飾図柄遊技の映像を表示するための画像データと装飾図柄遊技の背景映像を表示するためのビデオデータと大当り遊技演出の映像を表示するためのビデオデータが予め記録されたものであり、VDPはVROMから検出した画像データおよびビデオデータのそれぞれをVRAMに展開し、装飾図柄表示器34にR・G・Bの各信号を出力することで映像をカラーで表示する。
図3の音制御回路80は両スピーカ13のそれぞれの出力内容を制御するものであり、音制御回路80には演出制御回路60から演出内容の設定結果が送信される。この音制御回路80は演出内容の設定結果を受信した場合に演出内容の受信結果に応じた音信号を設定するものであり、両スピーカ13のそれぞれを音信号の設定結果に応じて電気的に操作することで両スピーカ13のそれぞれから演出内容の受信結果に応じた効果音を出力する。電飾制御回路90は複数の電飾LED15のそれぞれの発光内容を制御するものであり、電飾制御回路90には演出制御回路60から演出内容の設定結果が送信される。この電飾制御回路90は演出内容の設定結果を受信した場合に演出内容の受信結果に応じた電飾信号を設定するものであり、複数の電飾LED15のそれぞれを電飾信号の設定結果に応じて電気的に操作することで演出内容の受信結果に応じて発光させる。
[1]メイン制御回路40の処理内容
[1−1]メイン処理
図4のメイン処理はメイン制御回路40のCPU41が実行するものであり、CPU41は電源が投入された場合にはステップS1の電源投入処理でRAM43を初期設定し、ステップS2のカウンタ更新処理1を繰返す。このカウンタ更新処理1はRAM43のカウンタMC1の値を一定値(1)だけ更新するものである。このカウンタMC1の値は装飾図柄遊技の映像の演出内容を設定するためのものであり、ステップS1で下限値(0)に初期設定され、ステップS2で下限値(0)から上限値(99)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算される。
[1−2]タイマ割込み処理
図5のタイマ割込み処理はメイン制御回路40のCPU41が実行するものであり、CPU41はタイマ割込み処理を起動する毎にステップS11のカウンタ更新処理2とステップS12の始動信号処理とステップS13のプロセス処理のそれぞれへ順に移行する。このタイマ割込み処理はタイマ割込みの発生する4msec毎に起動するものであり、メイン処理はタイマ割込み処理が起動する毎に中断され、タイマ割込み処理が終了する毎に再開される。
[1−3]カウンタ更新処理2
図5のステップS11のカウンタ更新処理2はRAM43のカウンタMC2の値を一定値(1)だけ更新するものである。このカウンタMC2の値は大当りであるか否かを判定するためのものであり、電源が投入された場合にステップS1で下限値(0)に初期設定され、ステップS11で下限値(0)から上限値(100)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算される。
[1−4]始動信号処理
図6はステップS12の始動信号処理であり、メイン制御回路40のCPU41はステップS21で始動口センサ24からの始動信号が有るか否かを判断する。ここで始動信号がないと判断した場合には始動信号処理を終え、始動信号が有ると判断した場合にはステップS22へ移行する。
CPU41はステップS22へ移行すると、RAM43のカウンタMNの値を上限値(4)と比較する。このカウンタMNの値は特別図柄遊技の保留回数を計測するものである。このカウンタMNの値はステップS1で(0)に初期設定されるものであり、CPU41はステップS22でカウンタMNの値が上限値であると判断した場合には始動信号処理を終え、カウンタMNの値が上限値でないと判断した場合にはステップS23へ移行する。ここでRAM43からカウンタMC1の値の更新結果を検出し、ステップS24でRAM43からカウンタMC2の値の更新結果を検出し、ステップS25でカウンタMNの値に一定値(1)を加算する。
CPU41はステップS25でカウンタMNの値を加算すると、ステップS26でカウンタMC1の値およびカウンタMC2の値のそれぞれの検出結果をRAM43に記録する。このRAM43には、図7に示すように、4つの保留データエリアが設定されている。これら4つの保留データエリアのそれぞれには保留番号(1)(2)(3)(4)のうちの1つが割付けられており、CPU41はカウンタMNの値の加算結果が(1)である場合には保留番号(1)の保留データエリアにカウンタMC1およびMC2のそれぞれの値の検出結果を記録し、カウンタMNの値の加算結果が(2)である場合には保留番号(2)の保留データエリアにカウンタMC1およびMC2のそれぞれの値の検出結果を記録し、カウンタMNの値の加算結果が(3)である場合には保留番号(3)の保留データエリアにカウンタMC1およびMC2のそれぞれの値の検出結果を記録し、カウンタMNの値の加算結果が(4)である場合には保留番号(4)の保留データエリアにカウンタMC1およびMC2のそれぞれの値の検出結果を記録する。
CPU41はステップS26でカウンタMC1およびMC2のそれぞれの値の検出結果をRAM43に記録すると、ステップS27で保留コマンドを設定し、ステップS28で演出制御回路60に保留コマンドの設定結果を送信する。この保留コマンドはカウンタMNの値の加算結果を演出制御回路60に通知するものであり、演出制御回路60のCPU61は保留コマンドの設定結果を受信した場合にはRAM63に記録する。
[1−5]プロセス処理
図8はステップS13のプロセス処理であり、CPU41はRAM43のプロセスフラグの値の設定結果に応じてステップS31の大当り判定処理とステップS32の特別図柄遊技処理とステップS33の大当り遊技処理のいずれか1つへ移行する。このプロセスフラグの値はステップS1で(0)に初期設定されるものであり、CPU41はステップS31の大当り判定処理〜ステップS33の大当り遊技処理のいずれか1つを終えた場合にはプロセス処理を終える。
[1−6]大当り判定処理
図9はステップS31の大当り判定処理である。この大当り判定処理はプロセスフラグの値の設定結果が(0)である場合に実行されるものであり、CPU41はステップS41でカウンタMNの値の設定結果が(1)以上であるか否かを判断する。このカウンタMNの値は保留番号(1)の保留データエリアにカウンタMC1およびMC2のそれぞれの値が記録されている場合に(1)以上に設定され、保留番号(1)の保留データエリアにカウンタMC1およびMC2のそれぞれの値が記録されていない場合に(0)に設定されるものであり、CPU41はステップS41でカウンタMNの値の設定結果が(0)であると判断した場合には大当り判定処理を終え、ステップS41でカウンタMNの値の設定結果が(1)以上であると判断した場合にはステップS42へ移行する。
CPU41はステップS42へ移行すると、保留番号(1)の保留データエリアからカウンタMC1の値を検出する。そして、ステップS43で保留番号(1)の保留データエリアからカウンタMC2の値を検出し、ステップS44でカウンタMC2の値の検出結果をROM42に予め記録された大当り値(7)と比較する。ここでカウンタMC2の値の検出結果が大当り値(7)であると判断した場合にはステップS45でRAM43の大当りフラグをオン状態に設定し、ステップS46で特別図柄を大当り図柄に設定する。この大当りフラグはステップS1でオフ状態に初期設定されるものであり、CPU41はステップS44でカウンタMC2の値の検出結果が大当り値(7)でないと判断した場合にはステップS47で大当りフラグをオフ状態に設定し、ステップS48で特別図柄を外れ図柄に設定する。
CPU41はステップS46またはステップS48で特別図柄を設定すると、ステップS49でカウンタMNの値から一定値(1)を減算する。そして、ステップS50でカウンタMNの値の減算結果に応じて保留コマンドを設定し、ステップS51で保留コマンドの設定結果を演出制御回路60に送信する。この保留コマンドはカウンタMNの値の減算結果を演出制御回路60に通知するものであり、演出制御回路60は保留コマンドの設定結果を受信した場合にはRAM63に記録する。
CPU41はステップS51で保留コマンドの設定結果を演出制御回路60に送信すると、ステップS52で保留番号(1)の保留データエリアからカウンタMC1およびMC2のそれぞれの値を消去し、ステップS53でカウンタMNの値の減算結果が(1)以上であるか否かを判断する。ここでカウンタMNの値の減算結果が(0)であると判断した場合にはステップS55の変動開始コマンド設定処理へ移行する。このステップS55の変動開始コマンド設定処理を終えた場合にはステップS56でプロセスフラグの値に(1)を設定し、大当り判定処理を終える。
CPU41はステップS53でカウンタMNの値の減算結果が(1)以上であると判断すると、ステップS54のカウンタシフト処理およびステップS55の変動開始コマンド設定処理へ順に移行する。このステップS55の変動開始コマンド設定処理を終えた場合にはステップS56でプロセスフラグの値に(1)を設定し、大当り判定処理を終える。このステップS54のカウンタシフト処理は保留番号(2)の保留データエリアのカウンタMC1およびMC2のそれぞれの値を保留番号(1)の保留データエリアにシフトするものであり、CPU41は保留番号(3)の保留データエリアにカウンタMC1およびMC2のそれぞれの値が記録されている場合には保留番号(3)の保留データエリアのカウンタMC1およびMC2のそれぞれの値を保留番号(2)の保留データエリアにシフトし、保留番号(4)の保留データエリアにカウンタMC1およびMC2のそれぞれの値が記録されている場合には保留番号(4)の保留データエリアのカウンタMC1およびMC2のそれぞれの値を保留番号(3)の保留データエリアにシフトする。
図10はステップS55の変動開始コマンド設定処理であり、CPU41はステップS61で大当りフラグがオン状態に設定されているか否かを判断する。ここで大当りフラグがオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS62でROM42から変動開始コマンドテーブル1を検出し、大当りフラグがオフ状態に設定されていると判断した場合にはステップS63でROM42から変動開始コマンドテーブル2を検出する。
図11の(a)は変動開始コマンドテーブル1である。この変動開始コマンドテーブル1はROM42に予め記録されたものであり、カウンタMC1の更新範囲内の100の値のそれぞれに1つの変動開始コマンドを割付けることで設定されている。これら変動開始コマンド01〜04のそれぞれは装飾図柄遊技の映像の演出内容を設定するためのものであり、変動開始コマンド01の選択確率は(10/100)に設定され、変動開始コマンド02の選択確率は(20/100)に設定され、変動開始コマンド03の選択確率は(30/100)に設定され、変動開始コマンド04の選択確率は(40/100)に設定されている。
図11の(b)は変動開始コマンドテーブル2である。この変動開始コマンドテーブル2はROM42に予め記録されたものであり、カウンタMC1の更新範囲内の100の値のそれぞれに1つの変動開始コマンドを割付けることで設定されている。これら変動開始コマンド10〜14のそれぞれは装飾図柄遊技の映像の演出内容を設定するためのものであり、変動開始コマンド11〜14のそれぞれの選択確率は(5/100)に設定され、変動開始コマンド10の選択確率は(80/100)に設定されている。
CPU41は変動開始コマンドテーブル1または変動開始コマンドテーブル2を検出すると、ステップS64で変動開始コマンドテーブルの検出結果からカウンタMC1の値の検出結果に応じた1つの変動開始コマンドを選択し、ステップS65で演出制御回路60に変動開始コマンドの選択結果を送信する。この演出制御回路60は変動開始コマンドの選択結果を受信した場合にはRAM63に記録する。
CPU41はステップS65で演出制御回路60に変動開始コマンドの選択結果を送信すると、ステップS66でROM42から変動表示時間テーブルを検出する。図12は変動表示時間テーブルである。この変動表示時間テーブルはROM42に予め記録されたものであり、変動開始コマンド01〜14の9つのそれぞれに1つの変動表示時間を割付けることで設定されている。
CPU41はステップS66で変動表示時間テーブルを検出すると、ステップS67で変動表示時間テーブルから変動開始コマンドの選択結果に応じた1つの変動表示時間を選択する。そして、ステップS68でRAM43のタイマMTの値に変動表示時間の選択結果を設定し、変動開始コマンド設定処理を終える。
[1−7]特別図柄遊技処理
図13はステップS32の特別図柄遊技処理である。この特別図柄遊技処理はプロセスフラグの値の設定結果が(1)である場合に実行されるものであり、CPU41はステップS71でタイマMTの値から一定値(4msec)を減算し、ステップS72でタイマMTの値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでタイマMTの値の減算結果が限度値に到達していないと判断した場合には特別図柄遊技処理を終える。
CPU41はステップS72でタイマMTの値の減算結果が限度値に到達していると判断すると、ステップS73の特別図柄表示処理へ移行する。ここで特別図柄表示器33に特別図柄の設定結果を表示し、ステップS74で演出制御回路60に変動停止コマンドを送信する。この演出制御回路60は変動停止コマンドを受信した場合にはRAM63に記録する。即ち、大当りと判定された場合には変動表示時間の選択結果が経過した時点で特別図柄表示器33に大当り図柄が表示され、外れと判定された場合には変動表示時間の選択結果が経過した時点で特別図柄表示器33に外れ図柄が表示される。
CPU41はステップS74で変動停止コマンドを送信すると、ステップS75で大当りフラグがオン状態に設定されているか否かを判断する。ここで大当りフラグがオフ状態に設定されていると判断した場合にはステップS76でプロセスフラグの値に(0)を設定し、特別図柄遊技処理を終える。
CPU41はステップS75で大当りフラグがオン状態に設定されていると判断すると、ステップS77で大当りフラグをオフ状態に設定する。そして、ステップS78でプロセスフラグの値に(2)を設定し、特別図柄遊技処理を終える。
[1−8]大当り遊技処理
図8のステップS33の大当り遊技処理はプロセスフラグの値の設定結果が(2)である場合に実行されるものであり、CPU41はステップS33の大当り遊技処理で5回の大当りラウンドを行う。この大当り遊技処理で初回の大当りラウンドを開始する前には演出制御回路60に大当り遊技開始コマンドを送信することで初回の大当りラウンドが始まることを通知し、最終回の大当りラウンドを終えた後には演出制御回路60に大当り遊技停止コマンドを送信することで最終回の大当りラウンドが終了したことを通知し、演出制御回路60に大当り遊技停止コマンドを送信した場合にはプロセスフラグの値に(0)を設定する。
[2]演出制御回路60の処理内容
[2−1]メイン処理
図14のメイン処理は演出制御回路60のCPU61が実行するものであり、CPU61は電源が投入された場合にはステップS101の電源投入処理でRAM63を初期設定し、ステップS102のカウンタ更新処理を繰返す。このカウンタ更新処理はRAM63のカウンタSC1とカウンタSC2とカウンタSC3とカウンタSC4とカウンタSC5のそれぞれの値を一定値(1)だけ更新するものであり、カウンタSC1〜SC5のそれぞれの値はステップS101で下限値(0)に初期設定される。
カウンタSC1〜SC3のそれぞれの値は装飾図柄の組合せを設定するためのものであり、カウンタSC1の値はステップS102で下限値(0)から上限値(79)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算され、カウンタSC2の値はステップS102で下限値(0)から上限値(162)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算され、カウンタSC3の値はステップS102で下限値(0)から上限値(72)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算される。カウンタSC4の値は装飾図柄遊技の映像で予告映像を表示するか否かを判定するためのものであり、ステップS102で下限値(0)から上限値(99)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算される。カウンタSC5の値は予告映像の演出内容を設定するためのものであり、ステップS102で下限値(0)から上限値(59)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算される。
[2−2]外部割込み処理
演出制御回路60のCPU61はメイン制御回路40から保留コマンドと変動開始コマンドと変動停止コマンドと大当り遊技開始コマンドと大当り遊技停止コマンドのそれぞれが送信されることで外部割込み処理を起動する。このCPU61は外部割込み処理を起動した場合には割込み禁止状態となり、保留コマンド〜大当り遊技停止コマンドのそれぞれを外部割込み処理でRAM63に記録した後に割込み禁止状態を解除する。
[2−3]タイマ割込み処理
図15は演出制御回路60のCPU61が実行するタイマ割込み処理であり、CPU61はタイマ割込み処理を起動した場合にはステップS111の保留コマンド処理とステップS112のデモフラグ設定処理とステップS113のデモ開始処理とステップS114のデモスイッチ処理とステップS115の仕草コマンド送信処理とステップS116の装飾図柄遊技処理とステップS117の予告演出処理とステップS118の大当り遊技演出処理のそれぞれへ順に移行する。このタイマ割込み処理はタイマ割込みの発生する10msec毎に起動するものであり、メイン処理はタイマ割込み処理が起動する毎に中断され、タイマ割込み処理が終了する毎に再開される。
[2−4]保留コマンド処理
図16はステップS111の保留コマンド処理であり、CPU61はステップS121でRAM63に保留コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAM63に保留コマンドが記録されていないと判断した場合には保留コマンド処理を終え、RAM63に保留コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS122でRAM63から保留コマンドを検出する。
CPU61はステップS122で保留コマンドを検出すると、ステップS123で保留コマンドの検出結果に応じて保留表示コマンドを設定する。そして、ステップS124で表示制御回路70に保留表示コマンドの設定結果を送信し、ステップS125でRAM63から保留コマンドを消去する。この表示制御回路70は保留表示コマンドの設定結果を受信した場合には装飾図柄表示器34の保留領域35内に保留表示コマンドの受信結果に応じて(1)〜(4)のいずれかの数字の保留絵柄36を表示することで遊技者に特別図柄遊技の保留回数を報知する。
[2−5]デモフラグ設定処理
図17はステップS112のデモフラグ設定処理であり、CPU61はステップS131でRAM63に変動停止コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAM63に変動停止コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS133へ移行し、RAM63に変動停止コマンドが記録されていないと判断した場合にはステップS132へ移行する。
CPU61はステップS132へ移行すると、RAM63に大当り遊技停止コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAM63に大当り遊技停止コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS133へ移行し、RAM63に大当り遊技停止コマンドが記録されていないと判断した場合にはステップS135へ移行する。
CPU61はステップS133へ移行すると、RAM63のタイマSTの値にデモ待ち時間(10.0×1000msec)を設定する。このデモ待ち時間はROM62に予め記録されたものであり、CPU61はステップS133でタイマSTの値を設定した場合にはステップS134でRAM63のデモ待ちフラグをオン状態に設定する。このデモ待ちフラグはステップS101でオフ状態に初期設定されるものであり、CPU61はステップS134でデモ待ちフラグをオン状態に設定した場合にはデモフラグ設定処理を終える。
CPU61はステップS135へ移行すると、RAM63に変動開始コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAM63に変動開始コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS137へ移行し、RAM63に変動開始コマンドが記録されていないと判断した場合にはステップS136へ移行する。
CPU61はステップS136へ移行すると、RAM63に大当り遊技開始コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAM63に大当り遊技開始コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS137へ移行し、RAM63に大当り遊技開始コマンドが記録されていないと判断した場合にはデモフラグ設定処理を終える。即ち、デモ待ちフラグは大当り遊技および装飾図柄遊技のいずれかが停止した場合にオン状態に設定されるものであり、大当り遊技および装飾図柄遊技のいずれかが開始された場合にオフ状態に設定される。
CPU61はステップS137へ移行すると、デモ待ちフラグをオフ状態に設定する。そして、ステップS138でRAM63のデモ中フラグをオフ状態に設定し、ステップS139でRAM63のコマンド送信待ちフラグ1をオフ状態に設定し、ステップS140でRAM63のコマンド送信待ちフラグ2をオフ状態に設定する。これらデモ中フラグとコマンド送信待ちフラグ1とコマンド送信待ちフラグ2のそれぞれはステップS101でオフ状態に初期設定されるものであり、CPU61はステップS140でコマンド送信待ちフラグ2をオフ状態に設定した場合にはデモフラグ設定処理を終える。
[2−6]デモ開始処理
図18はステップS113のデモ開始処理であり、CPU61はステップS141でデモ待ちフラグがオン状態に設定されているか否かを判断する。ここでデモ待ちフラグがオフ状態に設定されていると判断した場合にはデモ開始処理を終え、デモ待ちフラグがオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS142へ移行する。ここでタイマSTの値からROM62に予め記録された一定値(10msec)を減算し、ステップS143へ移行する。
CPU61はステップS143へ移行すると、タイマSTの値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでタイマSTの値の減算結果が限度値に到達していないと判断した場合にはデモ開始処理を終え、タイマSTの値の減算結果が限度値に到達していると判断した場合にはステップS144へ移行する。ここで表示制御回路70にデモ開始コマンドを送信し、ステップS145でデモ待ちフラグをオフ状態に設定し、ステップS146でデモ中フラグをオン状態に設定し、デモ開始処理を終える。
表示制御回路70のVROMにはビデオデータV00が予め記録されており、表示制御回路70のVDPはデモ開始コマンドを受信した場合にはVROMからビデオデータV00を検出し、ビデオデータV00を再生開始することで装飾図柄表示器34にデモンストレーション映像を表示開始する。このデモンストレーション映像はパチンコ遊技機が客待ち状態にあることを遊技者に報知するものであり、特別図柄遊技の映像が表示停止したことを基準にデモ待ち時間が経過してもメイン制御回路40から演出制御回路60に変動開始コマンドが送信されない場合および大当り遊技が停止したことを基準にデモ待ち時間が経過してもメイン制御回路40から演出制御回路60に変動開始コマンドが送信されない場合のそれぞれに演出制御回路60から表示制御回路70にデモ開始コマンドが送信されることで表示開始される。
図19はビデオデータV00の設定内容である。このビデオデータV00は恐竜が右足および左足を交互に前へ出すことで後から前へ歩く内容のデモンストレーション映像を表示するものであり、演出制御回路60がステップS144で表示制御回路70にデモ開始コマンドを送信した場合には装飾図柄表示器34に恐竜が右足および左足を交互に前へ出すことで後から前へ歩く内容のデモンストレーション映像が表示開始される。
ビデオデータV00は、図19の(a)に示すように、再生時間が(2.0×1000msec)に設定されている。図19の(d)の歩行シーン1はビデオデータV00が再生開始されたことを基準に(0.5×1000msec)が経過したときの場面であり、恐竜が左足を地面に着けたまま右足を下ろした映像に設定されている。図19の(f)の歩行シーン2はビデオデータV00が再生開始されたことを基準に(1.5×1000msec)が経過したときの場面であり、恐竜が右足を地面に着けたまま左足を下ろした映像に設定されている。
図19の(b)の歩行シーンSはビデオデータV00の最初の映像であり、図19の(h)の歩行シーンEはビデオデータV00の最終の映像である。これら歩行シーンSおよび歩行シーンEのそれぞれは恐竜が左足を地面に着けたまま右足を前へ出す途中の映像に設定されたものであり、右足が地面から最高到達点に到達したときの映像に設定されている。図19の(c)の歩行シーンS−1は歩行シーンSから歩行シーン1までの歩行期間S−1内に表示される映像の一場面であり、歩行期間S−1では恐竜が左足を地面に着けたまま右足を最高到達点から地面に下ろす映像が表示される。
図19の(e)の歩行シーン1−2は歩行シーン1から歩行シーン2までの歩行期間1−2内に表示される映像の一場面である。この歩行期間1−2の前半には恐竜が右足を地面に着けたまま左足を地面から最高到達点に上げる映像が表示され、歩行期間1−2の後半には恐竜が右足を地面に着けたまま左足を最高到達点から地面に下ろす映像が表示される。図19の(g)の歩行シーン2−Eは歩行シーン2から歩行シーンEまでの歩行期間2−E内に表示される映像の一場面であり、歩行期間2−Eには恐竜が左足を地面に着けたまま右足を地面から最高到達点に上げる映像が表示される。
[2−7]デモスイッチ処理
図20はステップS114のデモスイッチ処理であり、CPU61はステップS151でデモ中フラグがオン状態に設定されているか否かを判断する。このデモ中フラグはデモンストレーション映像の表示状態でオン状態に設定され、デモンストレーション映像の非表示状態でオフ状態に設定されるものであり、CPU61はデモンストレーション映像の非表示状態ではステップS151でデモ中フラグがオフ状態に設定されていると判断してデモスイッチ処理を終える。
CPU61はデモンストレーション映像の表示状態ではステップS151でデモ中フラグがオン状態に設定されていると判断し、ステップS152でタイマSTの値に一定値(10msec)を加算し、ステップS153でタイマSTの値の加算結果をROM62に予め記録されたループ時間(2.0×1000msec)と比較する。このループ時間はデモンストレーション映像用のビデオデータV00の再生時間と同一に設定されたものであり、CPU61はステップS153でタイマSTの値の加算結果がループ時間でないと判断した場合にはステップS158へ移行する。
CPU61はステップS153でタイマSTの値の加算結果がループ時間であると判断すると、ステップS154で表示制御回路70にデモ再開コマンドを送信する。この表示制御回路70はデモ再開コマンドを受信した場合にはビデオデータV00の再生処理を最初から再開する。即ち、ビデオデータV00はデモ開始コマンドが送信された後から装飾図柄遊技の映像または大当り遊技演出の映像が表示開始される前まで繰返し再生されるものであり、遊技者の目線では恐竜が右足および左足を交互に前へ出すことで前進する映像が途切れることなく表示される。
CPU61はステップS154で表示制御回路70にデモ再開コマンドを送信すると、ステップS155でコマンド送信待ちフラグ1をオフ状態に設定する。そして、ステップS156でコマンド送信待ちフラグ2をオフ状態に設定し、ステップS157でタイマSTの値を(0)にリセットし、ステップS158へ移行する。
CPU61はステップS158へ移行すると、スイッチ64からの操作信号が有るか否かを判断する。ここでスイッチ64からの操作信号がないと判断した場合にはデモスイッチ処理を終え、スイッチ64からの操作信号が有ると判断した場合にはステップS159でコマンド送信待ちフラグ1がオフ状態に設定されているか否かを判断する。ここでコマンド送信待ちフラグ1がオン状態に設定されていると判断した場合にはデモスイッチ処理を終え、コマンド送信待ちフラグ1がオフ状態に設定されていると判断した場合にはステップS160へ移行する。
CPU61はステップS160へ移行すると、コマンド送信待ちフラグ2がオフ状態に設定されているか否かを判断する。ここでコマンド送信待ちフラグ2がオン状態に設定されていると判断した場合にはデモスイッチ処理を終え、コマンド送信待ちフラグ2がオフ状態に設定されていると判断した場合にはステップS161へ移行する。
CPU61はステップS161へ移行すると、タイマSTの値の加算結果がROM62に予め記録された右足着地時間(0.5×1000msec)であるか否かを判断する。この右足着地時間はデモンストレーション映像での歩行シーン1の表示タイミングと同一に設定されたものであり、CPU61はステップS161でタイマSTの値の加算結果が右足着地時間でないと判断した場合にはステップS163へ移行し、タイマSTの値の加算結果が右足着地時間であると判断した場合にはステップS162へ移行する。ここで表示制御回路70に仕草コマンド1を送信し、デモスイッチ処理を終える。
CPU61はステップS163へ移行すると、タイマSTの値の加算結果がROM62に予め記録された左足着地時間(1.5×1000msec)であるか否かを判断する。この左足着地時間はデモンストレーション映像での歩行シーン2の表示タイミングと同一に設定されたものであり、CPU61はステップS163でタイマSTの値の加算結果が左足着地時間でないと判断した場合にはステップS165へ移行し、タイマSTの値の加算結果が左足着地時間であると判断した場合にはステップS164へ移行する。ここで表示制御回路70に仕草コマンド2を送信し、デモスイッチ処理を終える。
CPU61はステップS165へ移行すると、タイマSTの値の加算結果をROM62に予め記録された再生開始時間(0.0×1000msec)および右足着地時間(0.5×1000msec)のそれぞれと比較する。ここでタイマSTの値の加算結果が再生開始時間以上で右足着地時間未満でないと判断した場合にはステップS167へ移行し、タイマSTの値の加算結果が再生開始時間以上で右足着地時間未満であると判断した場合にはステップS166へ移行する。ここでコマンド送信待ちフラグ1をオン状態に設定し、デモスイッチ処理を終える。
CPU61はステップS167へ移行すると、タイマSTの値の加算結果を右足着地時間(0.5×1000msec)および左足着地時間(1.5×1000msec)のそれぞれと比較する。ここでタイマSTの値の加算結果が右足着地時間超で左足着地時間未満でないと判断した場合にはデモスイッチ処理を終え、タイマSTの値の加算結果が右足着地時間超で左足着地時間未満であると判断した場合にはステップS168へ移行する。ここでコマンド送信待ちフラグ2をオン状態に設定し、デモスイッチ処理を終える。
デモスイッチ処理は遊技者が歩行シーン1の表示タイミングでスイッチ64を操作した場合に仕草コマンド1を送信し、歩行シーン2の表示タイミングでスイッチ64を操作した場合に仕草コマンド2を送信するものであり、歩行期間S−1(図19参照)内にスイッチ64を操作した場合にはコマンド送信待ちフラグ1をオン状態に設定し、歩行期間1−2(図19参照)内にスイッチ64を操作した場合にはコマンド送信待ちフラグ2をオン状態に設定するものである。
表示制御回路70のVROMにはビデオデータVY1が予め記録されている。このビデオデータVY1は装飾図柄表示器34に予告映像1を表示するためのものであり、表示制御回路70のVDPは仕草コマンド1を受信した場合にはVROMからビデオデータVY1を検出し、VROMからビデオデータVY1を検出した場合にはビデオデータV00の再生処理を中断し、ビデオデータV00の再生処理を中断した場合にはビデオデータVY1を再生開始することで予告映像1を表示開始する。このビデオデータVY1は、図21の(a)に示すように、再生時間が(1.5×1000msec)に設定されており、ビデオデータVY1が終了した場合には表示制御回路70が演出制御回路60からのデモ再開コマンドを受信することで予告映像1に換えてデモンストレーション映像の表示を再開する。
予告映像1は恐竜が左足および右足のそれぞれを地面に付けた状態から前へジャンプした後に左足および右足を交互に前へ出すことで後から前へ歩く内容に設定されている。図21の(b)の予告シーンS1はビデオデータVY1の最初の映像である。この予告シーンS1はビデオデータV00の途中の歩行シーン1と同一のものであり、恐竜が左足を地面に着けたまま右足を下ろしたときの映像に設定されている。図21の(e)の予告シーンE1はビデオデータVY1の最終の映像である。この予告シーンE1はビデデータV00の最終の歩行シーンEと同一のものであり、恐竜が左足を地面に着けたまま右足を前へ出す途中の最高到達点に到達したときの映像に設定されている。
図21の(c)の予告シーンS1−E1は予告シーンS1から予告シーンE1までの期間内の前半に表示される映像の一場面であり、予告シーンS1から予告シーンE1までの期間内の前半には恐竜が左足および右足のそれぞれを地面に付けた状態から前へジャンプした後に着地する映像が表示される。図21の(d)の予告シーンS1−E1は予告シーンS1から予告シーンE1までの期間内の後半に表示される映像の一場面であり、予告シーンS1から予告シーンE1までの期間内の後半には着地した恐竜が左足および右足を交互に前へ出すことで前へ歩く映像が表示される。
ビデオデータVY1はビデオデータV00の歩行シーン1に視覚的に自然に繋がる予告映像1を表示するものであり、遊技者が歩行シーン1の表示タイミングでスイッチ64を操作した場合にはビデオデータV00が歩行シーン1でビデオデータVY1に切換えられることで恐竜が前へ歩きながらジャンプした後に再び前へ歩く映像が表示される。このビデオデータV00はビデオデータVY1の最終の予告シーンE1に視覚的に自然に繋がるデモンストレーション映像を表示するものであり、ビデオデータVY1が最終の予告シーンE1でビデオデータV00に切換えられた場合には恐竜が後から前へ歩く映像が続けて表示される。
表示制御回路70のVROMにはビデオデータVY2が予め記録されている。このビデオデータVY2は予告映像2を表示するためのものであり、表示制御回路70のVDPは仕草コマンド2を受信した場合にはVROMからビデオデータVY2を検出し、VROMからビデオデータVY2を検出した場合にはビデオデータV00の再生処理を中断し、ビデオデータV00の再生処理を中断した場合にはビデオデータVY2を再生開始することで予告映像2を表示開始する。このビデオデータVY2は、図22の(a)に示すように、再生時間が(0.5×1000msec)に設定されており、ビデオデータVY2が終了した場合には表示制御回路70が演出制御回路60からのデモ再開コマンドを受信することで予告映像2に換えてデモンストレーション映像の表示を再開する。
予告映像2は恐竜が左足および右足のそれぞれを地面に付けた状態から回転した後に左足および右足を交互に前へ出すことで前へ歩く内容に設定されている。図22の(b)の予告シーンS2はビデオデータVY2の最初の映像である。この予告シーンS2はビデオデータV00の途中の歩行シーン2と同一のものであり、恐竜が右足を地面に着けたまま左足を下ろしたときの映像に設定されている。図22の(e)の予告シーンE2はビデオデータVY2の最終の映像である。この予告シーンE2はビデデータV00の最終の歩行シーンEと同一のものであり、恐竜が左足を地面に着けたまま右足を前へ出す途中の最高到達点に到達したときの映像に設定されている。
図22の(c)の予告シーンS2−E2は予告シーンS2から予告シーンE2までの期間内の前半に表示される映像の一場面であり、予告シーンS2から予告シーンE2までの期間内の前半には恐竜が左足および右足のそれぞれを地面に付けた状態から回転した後に着地する映像が表示される。図22の(d)の予告シーンS2−E2は予告シーンS2から予告シーンE2までの期間内の後半に表示される映像の一場面であり、予告シーンS2から予告シーンE2までの期間内の後半には着地した恐竜が左足および右足を交互に前へ出すことで前へ歩く映像が表示される。
ビデオデータVY2はビデオデータV00の歩行シーン2に視覚的に自然に繋がる予告映像2を表示するものであり、遊技者が歩行シーン2の表示タイミングでスイッチ64を操作した場合にはビデオデータV00が歩行シーン2でビデオデータVY2に切換えられることで恐竜が前へ歩きながら回転した後に再び前へ歩く映像が表示される。このビデオデータV00はビデオデータVY2の最終の予告シーンE2に視覚的に自然に繋がるデモンストレーション映像を表示するものであり、ビデオデータVY2が最終の予告シーンE2でビデオデータV00に切換えられた場合には恐竜が後から前へ歩く映像が続けて表示される。
[2−8]仕草コマンド送信処理
図23はステップS115の仕草コマンド送信処理であり、CPU61はステップS171でコマンド送信待ちフラグ1がオン状態に設定されているか否かを判断する。ここでコマンド送信待ちフラグ1がオフ状態に設定されていると判断した場合にはステップS174へ移行し、コマンド送信待ちフラグ1がオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS172でタイマSTの値が右足着地時間であるか否かを判断する。ここでタイマSTの値が右足着地時間でないと判断した場合には仕草コマンド送信処理を終え、タイマSTの値が右足着地時間であると判断した場合にはステップS173で表示制御回路70に仕草コマンド1を送信して仕草コマンド送信処理を終える。
遊技者がデモンストレーション映像で歩行シーン1が表示される前の歩行期間S−1(図19のa参照)内にスイッチ64を操作した場合にはコマンド送信待ちフラグ1がオン状態に設定され、コマンド送信待ちフラグ1のオン状態ではデモンストレーション映像での歩行シーン1の表示タイミングで演出制御回路60から表示制御回路70に仕草コマンド1が送信される。従って、ビデオデータV00が歩行シーン1でビデオデータVY1に切換えられることで恐竜が前へ歩きながらジャンプした後に再び前へ歩く予告映像1が表示され、ビデオデータVY1が最終の予告シーンE1でビデオデータV00に切換えられることで恐竜が後から前へ歩くデモンストレーション映像が表示される。
CPU61はステップS174へ移行すると、コマンド送信待ちフラグ2がオン状態に設定されているか否かを判断する。ここでコマンド送信待ちフラグ2がオフ状態に設定されていると判断した場合には仕草コマンド送信処理を終え、コマンド送信待ちフラグ2がオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS175でタイマSTの値が左足着地時間であるか否かを判断する。ここでタイマSTの値が左足着地時間でないと判断した場合には仕草コマンド送信処理を終え、タイマSTの値が左足着地時間であると判断した場合にはステップS176で表示制御回路70に仕草コマンド2を送信して仕草コマンド送信処理を終える。
遊技者がデモンストレーション映像で歩行シーン2が表示される前の歩行期間1−2(図19のa参照)内にスイッチ64を操作した場合にはコマンド送信待ちフラグ2がオン状態に設定され、コマンド送信待ちフラグ2のオン状態ではデモンストレーション映像での歩行シーン2の表示タイミングで演出制御回路60から表示制御回路70に仕草コマンド2が送信される。従って、ビデオデータV00が歩行シーン2でビデオデータVY2に切換えられることで恐竜が前へ歩きながら回転した後に再び前へ歩く予告映像2が表示され、ビデオデータVY2が最終の予告シーンE2でビデオデータV00に切換えられることで恐竜が後から前へ歩くデモンストレーション映像が表示される。
[2−9]装飾図柄遊技処理
図24はステップS116の装飾図柄遊技処理であり、演出制御回路60のCPU61はステップS181でRAM63に変動開始コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAM63に変動開始コマンドが記録されていないと判断した場合にはステップS196へ移行し、RAM63に変動開始コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS182でRAM63から変動開始コマンドを検出する。
CPU61はステップS182で変動開始コマンドを検出すると、ステップS183でROM62からビデオコマンドテーブルを検出する。図25はビデオコマンドテーブルである。このビデオコマンドテーブルはROM62に予め記録されたものであり、変動開始コマンド01〜04および10〜14の9つのそれぞれに1つのビデオコマンドを割付けることで設定されている。
CPU61はステップS183でビデオコマンドテーブルを検出すると、ステップS184でビデオコマンドテーブルから変動開始コマンドの検出結果に応じた1つのビデオコマンドを選択し、ステップS185でビデオコマンドの選択結果を表示制御回路70に送信する。
CPU61はステップS185でビデオコマンドの選択結果を送信すると、ステップS186で変動開始コマンドの検出結果を変動開始コマンド01〜04の4つのそれぞれと比較する。ここで変動開始コマンドの検出結果が変動開始コマンド01〜04のいずれでもないと判断した場合にはステップS188へ移行し、変動開始コマンドの検出結果が変動開始コマンド01〜04のいずれかであると判断した場合にはステップS187の大当り図柄設定処理へ移行する。この大当り図柄設定処理は装飾図柄を大当りの組合せに設定するものであり、CPU61はステップS187でRAM63からカウンタSC1の値の更新結果を検出する。そして、図柄要素(1)〜(8)の8つのうちからカウンタSC1の値の検出結果に応じた1つを選択し、左列と中列と右列のそれぞれの図柄要素を図柄要素の選択結果に設定することで装飾図柄を大当りの組合せに設定する。
CPU61はステップS188へ移行すると、変動開始コマンドの検出結果を変動開始コマンド11〜14の4つのそれぞれと比較する。ここで変動開始コマンドの検出結果が変動開始コマンド11〜14のいずれかであると判断した場合にはステップS189の外れリーチ図柄設定処理へ移行する。この外れリーチ図柄設定処理は装飾図柄を外れリーチの組合せに設定するものであり、CPU61はステップS189でRAM63からカウンタSC1およびSC2のそれぞれの値の更新結果を検出し、図柄要素(1)〜(8)の8つのうちからカウンタSC1の値の検出結果に応じた1つを選択し、左列および右列のそれぞれの図柄要素を図柄要素の選択結果に設定する。そして、図柄要素(1)〜(8)の8つのうち左列および右列のそれぞれの図柄要素の設定結果を除いた7つのうちからカウンタSC2の値の検出結果に応じた1つを選択し、中列の図柄要素を図柄要素の選択結果に設定することで装飾図柄を外れリーチの組合せに設定する。
CPU61はステップS188で変動開始コマンドの検出結果が変動開始コマンド10であると判断すると、ステップS190の完全外れ図柄設定処理へ移行する。この完全外れ図柄設定処理は装飾図柄を完全外れの組合せに設定するものであり、CPU61はステップS190でRAM63からカウンタSC1とSC2とSC3のそれぞれの値の更新結果を検出する。そして、図柄要素(1)〜(8)の8つのうちからカウンタSC1の値の検出結果に応じた1つを選択し、左列の図柄要素を図柄要素の選択結果に設定する。次に図柄要素(1)〜(8)の8つのうち左列の図柄要素の設定結果を除いた7つのうちからカウンタSC2の値の検出結果に応じた1つを選択し、右列の図柄要素を図柄要素の選択結果に設定する。最後に図柄要素(1)〜(8)の8つのうちからカウンタSC3の値の検出結果に応じた1つを選択し、中列の図柄要素を図柄要素の選択結果に設定することで装飾図柄を完全外れの組合せに設定する。
CPU61はステップS187またはステップS189またはステップS190で装飾図柄の組合せを設定すると、ステップS191で表示制御回路70に左列と中列と右列のそれぞれの図柄要素の設定結果を送信し、ステップS192の仕草コマンド設定処理へ移行する。このステップS192の仕草コマンド設定処理を終えた場合にはステップS193でRAM63から変動開始コマンドを消去し、ステップS194でタイマSTの値に(0)を設定する。そして、ステップS195で表示制御回路70に装飾図柄遊技用の再生開始コマンドを送信し、ステップS196へ移行する。この表示制御回路70は左列と中列と右列のそれぞれの図柄要素の設定結果を受信した場合にはVRAMに記録する。
CPU61はステップS196へ移行すると、RAM63に変動停止コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAM63に変動停止コマンドが記録されていないと判断した場合には装飾図柄遊技処理を終え、RAM63に変動停止コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS197へ移行する。ここでRAM63から変動停止コマンドを消去し、ステップS198で表示制御回路70に装飾図柄遊技用の再生停止コマンドを送信する。
図26は表示制御回路70のVROMに予め記録された装飾図柄遊技の背景映像用のビデオデータの一覧である。大当り用のビデオコマンド01〜04の4つのそれぞれにはデモンストレーション映像用のビデオデータV00に加えてリーチ映像用の1つのビデオデータが割付けられ、外れリーチ用のビデオコマンド11〜14の4つのそれぞれにはデモンストレーション映像用のビデオデータV00に加えてリーチ映像用の1つのビデオデータが割付けられ、完全外れ用のビデオコマンド10にはデモンストレーション映像用のビデオデータV00のみが割付けられている。
表示制御回路70のVDPは演出制御回路60からのビデオコマンドを受信した場合にVROMからビデオコマンドの受信結果に応じたビデオデータを検出する。このVDPは演出制御回路60からの装飾図柄遊技用の再生開始コマンドを受信した場合にビデオデータの検出結果を再生開始することで装飾図柄表示器34に装飾図柄遊技用の背景映像を表示開始するものであり、演出制御回路60からの装飾図柄遊技用の再生停止コマンドを受信した場合にビデオデータの検出結果を再生停止することで装飾図柄遊技用の背景映像を表示停止する。
図27はビデオデータの演出内容の一覧であり、図28はリーチ映像用のビデオデータV01〜V04およびV11〜V14のそれぞれが再生されることで装飾図柄表示器34に表示される装飾図柄遊技の背景映像である。ビデオデータV01およびビデオデータV11のそれぞれは主人公の恐竜が武器1で敵の怪獣と対戦するリーチ映像1を表示するものである(図28のa参照)。これらビデオデータV01およびV11のそれぞれの再生時間は(24.0×1000msec)に設定されており、ビデオデータV01は主人公の恐竜が敵の怪獣を倒す大当りの結末でリーチ映像1が終了し、ビデオデータV11は主人公の恐竜が敵の怪獣を倒すことができない外れの結末でリーチ映像1が終了する。
ビデオデータV02およびビデオデータV12のそれぞれは主人公の恐竜が武器2で敵の怪獣と対戦するリーチ映像2を表示するものである(図28のb参照)。これらビデオデータV02およびV12のそれぞれの再生時間は(34.0×1000msec)に設定されており、ビデオデータV02は主人公の恐竜が敵の怪獣を倒す大当りの結末でリーチ映像2が終了し、ビデオデータV12は主人公の恐竜が敵の怪獣を倒すことができない外れの結末でリーチ映像2が終了する。
ビデオデータV03およびビデオデータV13のそれぞれは主人公の恐竜が武器3で敵の怪獣と対戦するリーチ映像3を表示するものである(図28のc参照)。これらビデオデータV03およびV13のそれぞれの再生時間は(44.0×1000msec)に設定されており、ビデオデータV03は主人公の恐竜が敵の怪獣を倒す大当りの結末でリーチ映像3が終了し、ビデオデータV13は主人公の恐竜が敵の怪獣を倒すことができない外れの結末でリーチ映像3が終了する。
ビデオデータV04およびビデオデータV14のそれぞれは主人公の恐竜が武器4で敵の怪獣と対戦するリーチ映像4を表示するものである(図28のd参照)。これらビデオデータV04およびV14のそれぞれの再生時間は(54.0×1000msec)に設定されており、ビデオデータV04は主人公の恐竜が敵の怪獣を倒す大当りの結末でリーチ映像4が終了し、ビデオデータV14は主人公の恐竜が敵の怪獣を倒すことができない外れの結末でリーチ映像4が終了する。
図29は表示制御回路70のVROMに予め記録されたビデオデータの再生パターンの一覧である。これら再生パターンP01〜P04およびP10〜P14の9つのそれぞれには1つのビデオコマンドが割付けられており、表示制御回路70のVDPはビデオデータの検出結果をビデオコマンドの検出結果に応じた再生パターンで再生する。再生パターンP10はビデオデータV00の再生を4回繰り返すものであり、演出制御回路60が完全外れ用のビデオコマンド10を選択した場合にはビデオデータV00の再生が4回繰り返されることで装飾図柄遊技の背景映像として図19のデモンストレーション映像が途切れることなく表示される。
再生パターンP01〜P04の4つのそれぞれはビデオデータV00の再生を3回繰り返した後にリーチ映像用のビデオデータを再生開始するものであり、演出制御回路60が大当り用のビデオコマンド01〜04の4つのそれぞれを選択した場合にはビデオデータV00の再生が3回繰り返されることで装飾図柄遊技の背景映像として図19のデモンストレーション映像が途切れることなく表示される。このデモンストレーション映像が表示停止された場合にはリーチ映像1〜4のいずれかが表示開始され、リーチ映像1〜4のいずれかが大当りの結末で終了する。
再生パターンP11〜P14の4つのそれぞれはビデオデータV00の再生を3回繰り返した後にリーチ映像用のビデオデータを再生開始するものであり、演出制御回路60が外れリーチ用のビデオコマンド11〜14の4つのそれぞれを選択した場合にはビデオデータV00の再生が3回繰り返されることで装飾図柄遊技の背景映像として図19のデモンストレーション映像が途切れることなく表示される。このデモンストレーション映像が表示停止された場合にはリーチ映像1〜4のいずれかが表示開始され、リーチ映像1〜4のいずれかが外れの結末で終了する。
表示制御回路70のVDPは装飾図柄遊技用の再生開始コマンドを受信した場合に装飾図柄表示器34に装飾図柄遊技の映像を表示開始するものである。図30は装飾図柄遊技の映像であり、装飾図柄遊技の映像は背景映像の前方に重ねて表示される。この装飾図柄遊技の映像は左列と中列と右列の横3列に図柄要素の変動表示を開始することで始まるものであり(図30のa参照)、VDPは3列の図柄要素の変動表示を開始した場合には左列の図柄要素の変動表示をVRAMの左列の図柄要素の設定結果で停止し(図30のb参照)、左列の図柄要素の変動表示を停止した場合には右列の図柄要素の変動表示をVRAMの右列の図柄要素の設定結果で停止する(図30のc参照)。この右列の図柄要素の変動表示の停止はビデオコマンド01〜04および10〜14の9つのいずれが選択されている場合であってもビデオデータV00の2回目の再生処理が停止した後から3回目の再生処理が停止する前までの期間内に行われるものであり、ビデオコマンド01〜04および11〜14の8つのそれぞれが選択されている場合にはデモンストレーション映像の前方で装飾図柄がリーチの組合せとなる。このリーチの組合せは左列の図柄要素および右列の図柄要素が相互に同一な組合せであり、ビデオコマンド01〜04および11〜14の8つのそれぞれが選択されている場合には装飾図柄がリーチの組合せとなった後にリーチ映像が表示開始される。
表示制御回路70のVDPは装飾図柄遊技用の再生停止コマンドを受信した場合に中列の図柄要素の変動表示をVRAMの中列の図柄要素の設定結果で停止するものである(図30のd参照)。リーチ映像1〜4のそれぞれは演出制御回路60から装飾図柄遊技用の再生停止コマンドが送信される前に大当りの結末または外れの結末に到達するものであり、ビデオコマンド01〜04の4つのそれぞれが選択されている場合にはリーチ映像で大当りの結末が表示された後に中列の図柄要素の変動表示が停止することで装飾図柄が大当りの組合せとなり、ビデオコマンド11〜14の4つのそれぞれが選択されている場合にはリーチ映像で外れの結末が表示された後に中列の図柄要素の変動表示が停止することで装飾図柄が外れリーチの組合せとなる。
図31はステップS192の仕草コマンド設定処理であり、CPU61はステップS201でRAM63からカウンタSC4の値の更新結果を検出し、ステップS202で変動開始コマンドの検出結果を変動開始コマンド01〜04の4つのそれぞれと比較する。ここで変動開始コマンドの検出結果が変動開始コマンド01〜04のいずれでもないと判断した場合にはステップS204へ移行し、変動開始コマンドの検出結果が変動開始コマンド01〜04のいずれかであると判断した場合にはステップS203へ移行する。
CPU61はステップS203へ移行すると、カウンタSC4の値の検出結果をROM62に予め記録された閾値(0)および(29)のそれぞれと比較する。ここでカウンタSC4の値の検出結果が閾値(0)以上で閾値(29)以下の範囲内にないと判断した場合にはステップS214でRAM63のカウンタSNの値に(0)を設定して仕草コマンド設定処理を終え、カウンタSC4の値の検出結果が閾値(0)以上で閾値(29)以下の範囲内にあると判断した場合にはステップS206へ移行する。
CPU61はステップS204へ移行すると、変動開始コマンドの検出結果を変動開始コマンド11〜14の4つのそれぞれと比較する。ここで変動開始コマンドの検出結果が変動開始コマンド10であると判断した場合にはステップS214でカウンタSNの値に(0)を設定して仕草コマンド設定処理を終え、変動開始コマンドの検出結果が変動開始コマンド11〜14のいずれかであると判断した場合にはステップS205へ移行する。
CPU61はステップS205へ移行すると、カウンタSC4の値の検出結果をROM62に予め記録された閾値(0)および(9)のそれぞれと比較する。ここでカウンタSC4の値の検出結果が閾値(0)以上で閾値(9)以下の範囲内にないと判断した場合にはステップS214でカウンタSNの値に(0)を設定して仕草コマンド設定処理を終え、カウンタSC4の値の検出結果が閾値(0)以上で閾値(9)以下の範囲内にあると判断した場合にはステップS206へ移行する。
CPU61はステップS206へ移行すると、RAM63からカウンタSC5の値の更新結果を検出する。そして、ステップS207でROM62から仕草コマンドテーブルを検出し、ステップS208へ移行する。図32は仕草コマンドテーブルであり、仕草コマンドテーブルは仕草コマンド1〜3の3つのそれぞれにカウンタSC5の値の更新範囲内の複数の値を割付けることで設定されている。この仕草コマンドテーブルはROM62に予め記録されたものであり、CPU61はステップS208で仕草コマンドテーブルからカウンタSC5の値の検出結果に応じた1つの仕草コマンドを選択し、ステップS209へ移行する。
CPU61はステップS209へ移行すると、仕草コマンドの選択結果が仕草コマンド1であるか否かを判断する。ここで仕草コマンドの選択結果が仕草コマンド1でないと判断した場合にはステップS211へ移行し、仕草コマンドの選択結果が仕草コマンド1であると判断した場合にはステップS210でカウンタSNの値に(1)を設定し、仕草コマンド設定処理を終える。
CPU61はステップS211へ移行すると、仕草コマンドの選択結果が仕草コマンド2であるか否かを判断する。ここで仕草コマンドの選択結果が仕草コマンド2であると判断した場合にはステップS212でカウンタSNの値に(2)を設定し、仕草コマンドの選択結果が仕草コマンド3であると判断した場合にはステップS213でカウンタSNの値に(3)を設定し、いずれの場合にも仕草コマンド設定処理を終える。即ち、装飾図柄が大当りの組合せに設定された場合には高確率(30/100)でカウンタSNの値が(1)(2)(3)のいずれかに設定され、装飾図柄が外れリーチの組合せに設定された場合には低確率(10/100)でカウンタSNの値が(1)(2)(3)のいずれかに設定される。
[2−10]予告演出処理
図33はステップS117の予告演出処理であり、CPU61はステップS221でカウンタSNの値の設定結果が(0)に比べて大きいか否かを判断する。ここでカウンタSNの値の設定結果が(0)であると判断した場合には予告演出処理を終え、カウンタSNの値の設定結果が(1)(2)(3)のいずれかであると判断した場合にはステップS222でタイマSTの値に一定値(10msec)を加算する。
CPU61はステップS222でタイマSTの値を加算すると、ステップS223でカウンタSNの値の設定結果が(1)であるか否かを判断する。ここでカウンタSNの値の設定結果が(1)でないと判断した場合にはステップS227へ移行し、カウンタSNの値の設定結果が(1)であると判断した場合にはステップS224でタイマSTの値の加算結果を予告演出時間1と比較する。この予告演出時間1はROM62に予め記録されたものであり、CPU61はステップS224でタイマSTの値の加算結果が予告演出時間1でないと判断した場合には予告演出処理を終え、タイマSTの値の加算結果が予告演出時間1であると判断した場合にはステップS225へ移行する。ここで表示制御回路70に仕草コマンド1を送信し、ステップS226でカウンタSNの値に(0)を設定し、予告演出処理を終える。
予告演出時間1はビデオデータV00の再生時間(2.0×1000msec)に右足着地時間(0.5×1000msec)を加算することで設定されたものであり、表示制御回路70のVDPは、図34の(a)に示すように、装飾図柄遊技の映像でビデオデータV00を2回目に再生開始したことを基準に右足着地時間が経過したときに仕草コマンド1を受信する。このVDPは仕草コマンド1を受信した場合にはVROMからビデオデータVY1を検出し、ビデオデータVY1を検出した場合にはビデオデータV00の再生処理を中断する。このVDPはビデオデータV00の再生処理を中断した場合にはビデオデータVY1の再生処理を最初から開始し、ビデオデータVY1の再生処理を終えた場合にはビデオデータV00の再生処理を最初から再開する。即ち、予告演出処理で仕草コマンド1が送信された場合には遊技者が歩行シーン1の表示タイミングでスイッチ64を操作した場合および歩行期間S−1内にスイッチ64を操作した場合のそれぞれと同様にビデオデータV00が歩行シーン1でビデオデータVY1に切換えられ、ビデオデータVY1が予告シーンE1でビデオデータV00に切換えられ、恐竜が前へ歩きながらジャンプした後に再び前へ歩く予告映像1が表示されることで装飾図柄が大当りの組合せとなることが遊技者に予告される。
CPU61はステップS227へ移行すると、カウンタSNの値の設定結果が(2)であるか否かを判断する。ここでカウンタSNの値の設定結果が(3)であると判断した場合にはステップS231へ移行し、カウンタSNの値の設定結果が(2)であると判断した場合にはステップS228でタイマSTの値の加算結果を予告演出時間2(3.5×1000msec)と比較する。この予告演出時間2はROM62に予め記録されたものであり、CPU61はステップS228でタイマSTの値の加算結果が予告演出時間2でないと判断した場合には予告演出処理を終え、タイマSTの値の加算結果が予告演出時間2であると判断した場合にはステップS229へ移行する。ここで表示制御回路70に仕草コマンド2を送信し、ステップS230でカウンタSNの値に(0)を設定し、予告演出処理を終える。
予告演出時間2はビデオデータV00の再生時間(2.0×1000msec)に左足着地時間(1.5×1000msec)を加算することで設定されたものであり、表示制御回路70のVDPは、図34の(b)に示すように、装飾図柄遊技の映像でビデオデータV00を2回目に再生開始したことを基準に左足着地時間が経過したときに仕草コマンド2を受信する。このVDPは仕草コマンド2を受信した場合にはVROMからビデオデータVY2を検出し、ビデオデータVY2を検出した場合にはビデオデータV00の再生処理を中断する。このVDPはビデオデータV00の再生処理を中断した場合にはビデオデータVY2の再生処理を最初から開始し、ビデオデータVY2の再生処理を終えた場合にはビデオデータV00の再生処理を最初から再開する。即ち、予告演出処理で仕草コマンド2が送信された場合には遊技者が歩行シーン2の表示タイミングでスイッチ64を操作した場合および歩行期間1−2内にスイッチ64を操作した場合のそれぞれと同様にビデオデータV00が歩行シーン2でビデオデータVY2に切換えられ、ビデオデータVY2が予告シーンE2でビデオデータV00に切換えられ、恐竜が前へ歩きながら回転した後に再び前へ歩く予告映像2が表示されることで装飾図柄が大当りの組合せとなることが遊技者に予告される。
CPU61はステップS231へ移行すると、タイマSTの値の加算結果を予告演出時間3(4.0×1000msec)と比較する。この予告演出時間3はROM62に予め記録されたものであり、CPU61はステップS231でタイマSTの値の加算結果が予告演出時間3でないと判断した場合には予告演出処理を終え、タイマSTの値の加算結果が予告演出時間3であると判断した場合にはステップS232へ移行する。ここで表示制御回路70に仕草コマンド3を送信し、ステップS233でカウンタSNの値に(0)を設定し、予告演出処理を終える。
予告演出時間3はビデオデータV00の再生時間(2.0×1000msec)の2倍に設定されたものであり、表示制御回路70のVDPは、図34の(c)に示すように、ビデオデータV00の2回目の再生処理を停止するときの歩行シーンEで仕草コマンド3を受信する。この表示制御回路70のVROMにはビデオデータVY3が予め記録されている。このビデオデータVY3は予告映像3を表示するためのものであり、VDPは仕草コマンド3を受信した場合にはVROMからビデオデータVY3を検出し、ビデオデータVY3を検出した場合にはビデオデータV00の再生処理を中断し、ビデオデータV00の再生処理を中断した場合にはビデオデータVY3の再生処理を最初から開始することで予告映像3を表示開始する。このビデオデータVY3の再生時間はビデオデータV00と同一の(2.0×1000msec)に設定されており、VDPはビデオデータVY3を再生停止した場合にはリーチ映像用のビデオデータの再生処理を開始する。
図35は予告映像3であり、予告映像3は恐竜が右足を地面から上げたまま飛び跳ねた後に右足および左足を交互に前へ出すことで後から前へ歩く内容に設定されている。図35の(b)の予告シーンS3はビデオデータVY3の最初の映像である。この予告シーンS3はビデオデータV00の最終の歩行シーンEと同一のものであり、恐竜が右足を最高到達点に上げた映像に設定されている。図35の(e)の予告シーンE3はビデオデータVY3の最終の映像である。この予告シーンE3はビデデータV00の最終の歩行シーンEと同一のものであり、恐竜が左足を地面に着けたまま右足を前へ出す途中の最高到達点に到達したときの映像に設定されている。
図35の(c)の予告シーンS3−E3は予告シーンS3から予告シーンE3までの期間内の前半に表示される映像の一場面であり、予告シーンS3から予告シーンE3までの期間内の前半には恐竜が右足を地面から上げたまま飛び跳ねる映像が表示される。図35の(d)の予告シーンS3−E3は予告シーンS3から予告シーンE3までの期間内の後半に表示される映像の一場面であり、予告シーンS3から予告シーンE3までの期間内の後半には恐竜が右足および左足を交互に前へ出すことで前進する映像が表示される。
ビデオデータVY3はビデオデータV00の最終の歩行シーンEに視覚的に自然に繋がる予告映像3を表示するものである。この予告映像3はデモンストレーション映像の表示状態でスイッチ64が操作された場合に表示されずに装飾図柄遊技の映像の表示状態で仕草コマンド3が送信された場合に表示されるものであり、装飾図柄遊技の映像の表示状態で仕草コマンド3が送信された場合にはビデオデータV00が歩行シーンEでビデオデータVY3に切換えられることで恐竜が前へ歩きながら飛び跳ねた後に再び前へ歩く予告映像3が表示される。
[2−11]大当り遊技演出処理
図15のステップS118の大当り遊技演出処理はRAM63に大当り遊技開始コマンドおよび大当り遊技停止コマンドのそれぞれが記録されているか否かを判断するものであり、CPU61はRAM63に大当り遊技開始コマンドが記録されていると判断した場合には表示制御回路70に大当り遊技演出開始コマンドを送信した後にRAM63から大当り遊技開始コマンドを消去し、RAM63に大当り遊技停止コマンドが記録されていると判断した場合には表示制御回路70に大当り遊技演出停止コマンドを送信した後にRAM63から大当り遊技停止コマンドを消去する。
表示制御回路70のVROMには大当り遊技演出用のビデオデータが予め記録されており、表示制御回路70のVDPは大当り遊技演出開始コマンドを受信した場合には大当り遊技演出用のビデオデータを再生開始することで装飾図柄表示器34に大当り遊技演出の映像を表示開始する。この大当り遊技演出の映像は大当り遊技を映像で演出するものであり、表示制御回路70のVDPは大当り遊技演出停止コマンドを受信した場合には大当り遊技演出用のビデオデータを再生停止することで大当り遊技演出の映像を表示停止する。
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
ビデオデータV00は恐竜が右足および左足を交互に前へ出すことで前進するデモンストレーション映像を装飾図柄表示器34に表示するものであり、再生開始されたことを基準に右足着地時間が経過するときのタイミングに恐竜が右足および左足のそれぞれを地面に着ける歩行シーン1が設定され、再生開始されたことを基準に左足着地時間が経過するときのタイミングに恐竜が右足および左足のそれぞれを地面に着ける歩行シーン2が設定されている。このビデオデータV00の今回の再生は最後の歩行シーンEで終えられるものであり、ビデオデータV00の今回の再生が歩行シーンEで終えられた場合にはビデオデータV00の次回の再生が最初の歩行シーンSから開始される。これら最後の歩行シーンEおよび最初の歩行シーンSは相互に同一に設定されたものであり、装飾図柄表示器34にはビデオデータV00が繰返し再生されることで恐竜が右足および左足を交互に前へ出すことで前進するデモンストレーション映像が途切れることなく表示される。
遊技者が装飾図柄遊技および大当り遊技のそれぞれが停止した遊技休止状態でスイッチ64を操作した場合には演出制御回路60がデモンストレーション映像を予告映像1または予告映像2に切換えると判定し、メイン制御回路40が大当り用の変動開始コマンド01〜04および外れリーチ用の変動開始コマンド11〜14のそれぞれを選択した場合には演出制御回路60が装飾図柄遊技の映像を表示開始するときに抽選でデモンストレーション映像を予告映像1または予告映像2に切換えると判定する。
演出制御回路60がデモンストレーション映像を予告映像1に切換えると判定した場合にはタイマSTの値の加算結果に応じて歩行シーン1であるか否かを判定し、歩行シーン1であると判定した場合には表示制御回路70に仕草コマンド1を送信することでデモンストレーション映像を予告映像1に切換えると指令する。この演出制御回路60が表示制御回路70に仕草コマンド1を送信した場合には表示制御回路70がビデオデータV00の再生を歩行シーン1で停止し、ビデオデータVY1の再生をビデオデータV00の歩行シーン1と同一の予告シーンS1から開始するので、遊技者の目線でデモンストレーション映像が予告映像1に視覚的に自然に繋がる。
演出制御回路60がデモンストレーション映像を予告映像2に切換えると判定した場合にはタイマSTの値の加算結果に応じて歩行シーン2であるか否かを判定し、歩行シーン2であると判定した場合には表示制御回路70に仕草コマンド2を送信することでデモンストレーション映像を予告映像2に切換えると指令する。この演出制御回路60が表示制御回路70に仕草コマンド2を送信した場合には表示制御回路70がビデオデータV00の再生を歩行シーン2で停止し、ビデオデータVY2の再生をビデオデータV00の歩行シーン2と同一の予告シーンS2から開始するので、遊技者の目線でデモンストレーション映像が予告映像2に視覚的に自然に繋がる。
図36のデモフラグ設定処理は演出制御回路60のCPU61が図17のデモフラグ設定処理に換えて行うものであり、CPU61はステップS135でRAM63に変動開始コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS301でデモ中フラグがオン状態に設定されているか否かを判断する。ここでデモ中フラグがオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS302でRAM63のデモ継続フラグをオン状態に設定し、ステップS137へ移行する。このデモ継続フラグはステップS101でオフ状態に初期設定されるものであり、CPU61はステップS301でデモ中フラグがオフ状態に設定されていると判断した場合にはステップS303でデモ継続フラグをオフ状態に設定してステップS137へ移行する。即ち、デモ継続フラグは装飾図柄表示器34にデモンストレーション映像が表示されている状態でメイン制御回路40から演出制御回路60に変動開始コマンドが送信された場合にオン状態に設定されるものである。
図37の装飾図柄遊技処理は演出制御回路60のCPU61が図24の装飾図柄遊技処理に換えて行うものであり、CPU61はステップS193でRAM63から変動開始コマンドを消去した場合にはステップS311の再生開始コマンド送信処理へ移行する。図38はステップS311の再生開始コマンド送信処理であり、CPU61はステップS321でデモ継続フラグがオン状態に設定されているか否かを判断する。ここでデモ継続フラグがオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS322でデモ継続フラグをオフ状態に設定し、ステップS323で表示制御回路70に再生継続コマンドを送信し、再生開始コマンド送信処理を終える。
CPU61はステップS321でデモ継続フラグがオフ状態に設定されていると判断すると、ステップS324で表示制御回路70に再生開始コマンドを送信する。そして、ステップS325でタイマSTの値に(0)を設定し、再生開始コマンド送信処理を終える。即ち、デモンストレーション映像の表示停止状態でメイン制御回路40から変動開始コマンドが送信された場合には表示制御回路70に再生開始コマンドが送信され、タイマSTの値が(0)にリセットされる。このデモンストレーション映像の表示状態でメイン制御回路40から変動開始コマンドが送信された場合にはタイマSTの値が(0)にリセットされずに表示制御回路70に再生継続コマンドが送信される。従って、図33の予告演出処理のステップS212ではタイマSTの値が遊技休止状態での最後のリセットタイミング(図20のステップS157参照)を基準に継続的に加算され、ステップS214ではタイマSTの値の加算結果が遊技休止状態での最後のリセットタイミングを基準に予告演出時間1に到達したと判断された場合に表示制御回路70に仕草コマンド1が送信され、ステップS219ではタイマSTの値の加算結果が遊技休止状態での最後のリセットタイミングを基準に予告演出時間2に到達したと判断された場合に表示制御回路70に仕草コマンド2が送信され、ステップS222ではタイマSTの値の加算結果が遊技休止状態での最後のリセットタイミングを基準に予告演出時間3に到達したと判断された場合に表示制御回路70に仕草コマンド3が送信される。
表示制御回路70のVDPは再生開始コマンドおよび再生継続コマンドのそれぞれを受信すると、ビデオデータの検出結果をビデオコマンドの検出結果に応じた再生パターンで再生する(図29参照)。再生開始コマンドは表示制御回路70にビデオデータV00を最初の歩行シーンSから再生開始することを指令するものであり、表示制御回路70のVDPは再生開始コマンドを受信した場合にはビデオデータV00を最初の歩行シーンSから再生開始することで装飾図柄遊技の背景映像としてデモンストレーション映像を歩行シーンSから表示開始する。
再生継続コマンドは表示制御回路70にビデオデータV00の再生を継続することを指令するものであり、表示制御回路70のVDPは再生継続コマンドを受信した場合にはビデオデータV00の再生を継続する。従って、装飾図柄遊技の映像としてデモンストレーション映像が遊技休止状態から継続的に表示され、デモンストレーション映像での歩行シーン1の表示タイミングで仕草コマンド1が送信されることでデモンストレーション映像が歩行シーン1で予告シーンS1に切換えられ、デモンストレーション映像での歩行シーン2の表示タイミングで仕草コマンド2が送信されることでデモンストレーション映像が歩行シーン2で予告シーンS2に切換えられ、デモンストレーション映像での歩行シーンEの表示タイミングで仕草コマンド3が送信されることでデモンストレーション映像が歩行シーンEで予告シーンS3に切換えられる。
表示制御回路70のVDPは再生継続コマンドを受信すると、VRAMのタイマLTの値を(0)にリセットする。このタイマLTは時間を計測するものであり、VDPはビデオコマンドの検出結果がビデオコマンド01〜04およびビデオコマンド11〜14の8つのそれぞれである場合にはタイマLTの値の計測結果がデモ停止時間(6.0×1000msec)に到達しているか否かを判断する。このデモ停止時間は装飾図柄遊技の残り時間がリーチ映像用のビデオデータV01〜V04およびV11〜V14の8つのそれぞれを最初から最後まで再生することが可能となるように設定されたものであり、VDPはタイマLTの値の計測結果がデモ停止時間に到達したと判断するまでビデオデータV00を繰返し再生する。このVDPはタイマLTの値の計測結果がデモ停止時間に到達したと判断した場合にビデオデータV00を途中であっても再生停止するものであり、ビデオデータV00を再生停止した場合にはリーチ映像用のビデオデータを再生開始する。
上記実施例2によれば次の効果を奏する。
遊技球が遊技休止状態で始動口23内に入賞した場合には演出制御回路60が装飾図柄遊技の映像を表示開始するときに抽選で予告映像1および予告映像2のそれぞれを表示するか否かを判定する。この演出制御回路60が予告映像1を表示すると判定した場合にはデモンストレーション映像の歩行シーン1で表示制御回路70に仕草コマンド1を送信し、予告映像2を表示すると判定した場合にはデモンストレーション映像の歩行シーン2で表示制御回路70に仕草コマンド2を送信するので、遊技者の目線でデモンストレーション映像が予告映像1および予告映像2のそれぞれに視覚的に自然に繋がる。
上記実施例1〜2のそれぞれにおいては、大当り遊技中にビデオデータV00を繰返し再生することで大当り遊技演出の映像としてデモンストレーション映像を表示しても良い。この場合にはスイッチ64が操作されることで遊技休止状態と同様に右足着地時間または左足着地時間でビデオデータV00の再生を中断し、ビデオデータVY1またはビデオデータVY2を最初のシーンから再生開始すると良い。
上記実施例1〜2のそれぞれにおいては、スイッチ64が遊技休止状態で操作されることでビデオデータV00の再生を歩行シーン1または歩行シーン2で停止した場合にリーチ映像用のビデオデータV01〜V04およびV11〜V14のいずれかを最初から再生することでリーチ映像を遊技者に紹介しても良い。この場合にはリーチ映像用のビデオデータV01〜V04およびV11〜V14のそれぞれの最初のスタートシーンを歩行シーン1または歩行シーン2と同一に設定すると良い。
上記実施例1〜2のそれぞれにおいては、遊技球が始動口23に入球したことで大当りであるか否かが判定された場合に縦または横1列の図柄要素を変動状態および変動停止状態で順に表示する装飾図柄遊技の映像を装飾図柄表示器34に表示しても良い。この場合には図柄要素の変動表示を図柄要素(7)で停止することで大当りと判定されたと報知し、図柄要素の変動表示を図柄要素(7)とは異なる図柄要素で停止することで外れと判定されたと報知すると良い。
上記実施例1〜2のそれぞれにおいては、デモンストレーション映像の表示状態でスイッチ64が操作された場合に仕草コマンド1および仕草コマンド2のいずれを送信するかを抽選で判定し、仕草コマンド1を送信すると判定した場合には右足着地時間で仕草コマンド1を送信し、仕草コマンド2を送信すると判定した場合には左足着地時間で仕草コマンド2を送信しても良い。
上記実施例1〜2のそれぞれにおいては、スイッチ64が図19の歩行期間2−Eで操作された場合にはビデオデータV00が再生開始されたことでタイマSTの値の加算結果が右足着地時間となったときに仕草コマンド1を送信しても良い。
16は遊技盤、23は始動口、24は始動口センサ(指令信号出力手段)、25は特別入賞口(特別入球口)、34は装飾図柄表示器(表示器)、60は演出制御回路(計時手段,タイミング判定手段,実行信号出力手段)、64はスイッチ(指令信号出力手段)、70は表示制御回路(メモリ,再生手段)である。

Claims (1)

  1. 遊技盤に設けられ、遊技球が入球不能な閉鎖状態および入球可能な開放状態相互間で切換えられるものであって大当りと判定された場合に開放状態とされる特別入球口と、
    次の1)第1の演出映像および2)第2の演出映像が表示される表示器と、
    1)絵柄が動く映像であって、最初のシーンおよび最後のシーン間に当該絵柄が特定の挙動となる切換えシーンが設定された第1の演出映像
    2)前記絵柄が前記第1の演出映像とは異なる挙動で動く映像であって、スタートシーンが前記切換えシーンと同一に設定された第2の演出映像
    前記表示器に前記第1の演出映像および前記第2の演出映像を表示するものであって、前記第1の演出映像を前記最初のシーンから前記最後のシーンまで繰返し表示することで前記絵柄の動きが繰返される映像を表示する表示制御手段を備え、
    前記表示制御手段は、
    前記表示器に前記第1の演出映像を繰返し表示している状態において、
    前記第1の演出映像が前記切換えシーンとなる切換えタイミングで指令信号が出力された場合には前記第1の演出映像を前記切換えシーンで前記第2の演出映像の前記スタートシーンに切換え、
    前記指令信号が前記切換えタイミング以外で出力された場合には前記第1の演出映像が前記切換えシーンとなること待って前記第1の演出映像を前記切換えシーンで前記第2の演出映像の前記スタートシーンに切換えることを特徴とするパチンコ遊技機。
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