JP2013224755A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】室内の温度分布を均一にして快適性を向上させる。
【解決手段】吹出口7には上下方向の吹出方向を案内する上下風向板13を、前記筐体前面に人の存在を検知する人体検知センサ19を設け、筐体内には前記人体検知センサ19の値によって空気調和機の運転を変化する制御部20を設け、前記上下風向板13は暖房運転時には温風を斜め下向きに送り出す位置で運転し、暖房運転時の空調室内に人の不在を検知してから第1の所定時間不在が継続した場合には、上下風向板13の温風吹き出し方向を略水平方向に変化し、第2の所定時間運転後に元の暖房運転位置に戻す空気撹拌運転手段21を備えたものである。
【選択図】図3
【解決手段】吹出口7には上下方向の吹出方向を案内する上下風向板13を、前記筐体前面に人の存在を検知する人体検知センサ19を設け、筐体内には前記人体検知センサ19の値によって空気調和機の運転を変化する制御部20を設け、前記上下風向板13は暖房運転時には温風を斜め下向きに送り出す位置で運転し、暖房運転時の空調室内に人の不在を検知してから第1の所定時間不在が継続した場合には、上下風向板13の温風吹き出し方向を略水平方向に変化し、第2の所定時間運転後に元の暖房運転位置に戻す空気撹拌運転手段21を備えたものである。
【選択図】図3
Description
この発明は、空気調和機に関するもので、特に人体検知センサを備えた空気調和機に関するものである。
従来の空気調和機は、居住者の標準行動パターンに対応する空調条件スケジュールを設定し、空調オフ時に人体検知センサが人がいることを検知すると、空調条件スケジュールに優先して人に快適な温度となるように空調制御する一方、空調オン時に人体検知センサが人の不在を検知すると低負荷運転となるように空調制御するようにしている。(例えば、特許文献1参照。)
この従来例の空気調和機では、人の不在による低負荷運転では、人の存在する通常暖房運転に比べ、室内の空気の混ざり具合が低下し、室内上部の天井付近と室内下部の床付近の温度差が大きくなることで、人が室内に戻って通常暖房運転に復帰したときに、快適性が損なわれており、快適な暖房環境に戻るまでに時間がかかるものだった。
この発明はこの点に着目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、本体ケーシングと前面カバーとオープンパネルで筐体を構成する室内機の、上面に吸込口を前面又は底面に吹出口を備え、前記吸込口から吸い込んだ室内空気を内部に備えた熱交換器で熱交換して送風ファンで前記吹出口より吹き出して室内温度を調節する空気調和機に於いて、前記吹出口には上下方向の吹出方向を案内する上下風向板を、前記筐体前面に人の存在を検知する人体検知センサを設け、筐体内には前記人体検知センサの値によって空気調和機の運転を変化する制御部を設け、前記上下風向板は暖房運転時には温風を斜め下向きに送り出す位置で運転し、暖房運転時の空調室内に人の不在を検知してから第1の所定時間不在が継続した場合には、上下風向板の温風吹き出し方向を略水平方向に変化し、第2の所定時間運転後に元の暖房運転位置に戻す空気撹拌運転手段を備えたものである。
この発明によれば、暖房運転時の空調室内に人の不在を検知してから第1の所定時間不在が継続した場合には、上下風向板の温風吹き出し方向を略水平方向に変化し、第2の所定時間運転後に元の暖房運転位置に戻す空気撹拌運転手段によって、室内の人の不在時には、室内の空気を積極的に撹拌して、室内の上部と下部との温度差を少なくすることで、人が室内に戻ってきた時に不快に感じることが少なくなり、快適な暖房運転への復帰を早くすることができるものである。
次に、この発明の空気調和機の実施の形態について、図面を基に説明する。1はセパレート式空気調和機の室内機で、本体ケーシング2と前面カバー3とオープンパネル4で筐体を形成し、前記前面カバー3の更に前面に位置する前記オープンパネル4上部左右には取付軸5を設け、この取付軸5を支点として前面カバー3の前方へ開閉自在に取付られる。前記前面カバー3上面には横長格子状の吸込口6を備え、前記前面カバー3下方から底面には斜め前方に温度調節された空気を吹き出す横長の吹出口7を設け、吸込口6から吹出口7の間に送風経路8を形成している。この送風経路8の前記吸込口6内側には横長のフィンチューブ式の熱交換器9が、その前後方向の略中間部を頂部として側面視で逆V字状に配置されている。また前記熱交換器9は本体ケーシング2に対向する後側熱交換器10と前面カバー3に対向する前側熱交換器11を形成し、この熱交換器9の下方には横長のクロスフローファンから成る送風ファン12を配置している。
前記吹出口7には運転時に上下方向の吹出風の風向を調整し、停止時には自動的に吹出口7を閉じる上下風向板13と左右方向の吹出風の風向を調整する左右風向板14を設けている。前記上下風向板13は左右の端部に備えた回転軸15をルーバモータ16にて回動して上下方向の吹出し方向を変更するものである。
17はセンサユニットで、回路基板18と取り付けられた人体検知センサ19とで構成される。この人体検知センサ19は人体から放射される赤外線を検知することにより人の在否を検知する赤外線センサにより構成されており、赤外線センサが検知する赤外線量の変化に応じて出力されるパルス信号に基づいて回路基板により人の在否が判定される。
20は制御部で、リモコン(図示せず)による運転指令や各種設定によって、室外機(図示せず)も含めた空気調和機全体をコントロールし、それぞれの状況に応じて送風ファン12やルーバモータ16を適宜作動して、適切な運転を行うものである。
21は前記制御部20内に備えた空気撹拌運転手段で、暖房運転時に前記人体検知センサ19からの信号によって、室内に人の不在を検知してから第1の所定時間(この実施例では約15分間)不在が継続した場合には、上下風向板13の温風吹き出し方向を略水平方向に変化し、第2の所定時間運転後(この実施例では約3分間)に元の暖房運転位置に戻すことで、室内の天井付近や上部に滞った熱気を撹拌することによって、室内の上部と下部との温度差を少なくし、温度分布を均一化することで、人が室内に戻ってきた時に不快に感じることが少なくなり、快適な暖房運転への復帰を早くすることができるものである。また、撹拌運転中に送風ファン12の風量を大きくするようにすれば、より室内の撹拌を促進することができるものである。
また、前記空気撹拌運転手段21は第2の所定時間継続中に、人が室内に戻って、人体検知センサ19の値が人の存在を検知した場合には、すぐに上下風向板13の温風吹き出し方向を元の暖房運転位置に戻して暖房運転を継続するので、撹拌運転による気流が使用者に不快感を与えるようなことを防止するものである。
22は前記前側熱交換器11の下方に備えた前部ドレンパンで、結露水を集めるために断面U字形に形成され、前記後側熱交換器10の下方に備えた背面ドレンパン23からの結露水を受けるために、左右の両端は背面ドレンパン23に向かって延長されている。前記前部ドレンパン22の底面は前記本体ケーシング2に対向して送風ファン5のエアーガイダー17を一体に設け、ケーシング15との間に前記送風経路8を形成している。
図3のフローチャートにそって撹拌運転の説明をすれば、暖房運転中は上下風向板13は通常斜め下向きの角度に自動的に調整され、室内の下方を暖めるべく温風を斜め下向きに吹き出し、室内の暖房を行い、ステップ1にて定期的に人体検知センサ19の読込を行う。
次に、ステップ2にて室内に人が不在かを判断し、不在であればステップ3に進み、人の存在が有れば通常の暖房運転を続ける。ステップ3ではタイマーをスタートし、ステップ4にて15分間不在が継続すれば、ステップ5に進み、室内空気の撹拌運転を開始し、上下風向板13の角度を水平にして3分間室内上部方向に吹出し、室内の気流を変化させた後、元の暖房運転位置である下斜め方向に温風を吹出し、ステップ6に進み、ステップ6にて再度人体検知センサで在室を確認し、室内に人が戻ってきた場合には、ステップ7にて上下風向板13を斜め下向きに戻して通常の暖房運転にかえるものである。
図4は他の実施例のフローチャートであるが、図3とはステップ8のみが異なるものであり、ステップ8での撹拌運転では上下風向板13を水平方向で停止させずに、水平方向と斜め下方向の間をゆっくりと変化させる、いわゆるスイング運転をするものであり、人が室内に戻るまで継続しても、或いは10分間隔で繰り返すようにしてもよい。
このように、暖房運転時の空調室内に人の不在を検知してから第1の所定時間不在が継続した場合には、上下風向板13の温風吹き出し方向を略水平方向に変化し、第2の所定時間運転後に元の暖房運転位置に戻す空気撹拌運転手段21によって、室内の人の不在時には、室内の空気を積極的に撹拌して、室内の上部と下部との温度差を少なくすることで、人が室内に戻ってきた時に不快に感じることが少なくなり、快適な暖房運転への復帰を早くすることができるものである。
また、人の不在時に室内を撹拌して温度分布を均一にするので、室内機の吹出温風を直接人に当てることがないので、温風による不快感を使用者に感じさせることなく、室内の温度分布を均一にしてより快適な暖房運転ができるものである。
また、人の不在時に室内を撹拌して温度分布を均一にするので、室内機の吹出温風を直接人に当てることがないので、温風による不快感を使用者に感じさせることなく、室内の温度分布を均一にしてより快適な暖房運転ができるものである。
2 本体ケーシング
3 前面カバー
4 オープンパネル
6 吸込口
7 吹出口
13 上下風向板
17 センサユニット
19 人体検知センサ
20 制御部
21 空気撹拌運転手段
3 前面カバー
4 オープンパネル
6 吸込口
7 吹出口
13 上下風向板
17 センサユニット
19 人体検知センサ
20 制御部
21 空気撹拌運転手段
Claims (4)
- 本体ケーシングと前面カバーとオープンパネルで筐体を構成する室内機の、上面に吸込口を前面又は底面に吹出口を備え、前記吸込口から吸い込んだ室内空気を内部に備えた熱交換器で熱交換して送風ファンで前記吹出口より吹き出して室内温度を調節する空気調和機に於いて、前記吹出口には上下方向の吹出方向を案内する上下風向板を、前記筐体前面に人の存在を検知する人体検知センサを設け、筐体内には前記人体検知センサの値によって空気調和機の運転を変化する制御部を設け、前記上下風向板は暖房運転時には温風を斜め下向きに送り出す位置で運転し、暖房運転時の空調室内に人の不在を検知してから第1の所定時間不在が継続した場合には、上下風向板の温風吹き出し方向を略水平方向に変化し、第2の所定時間運転後に元の暖房運転位置に戻す空気撹拌運転手段を備えたことを特徴とする空気調和機。
- 前記空気撹拌運転手段は第2の所定時間継続中に前記人体検知センサの値が人の存在を検知した場合には、前記上下風向板の温風吹き出し方向を元の暖房運転位置に戻して暖房運転を継続することを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
- 本体ケーシングと前面カバーとオープンパネルで筐体を構成する室内機の、上面に吸込口を前面又は底面に吹出口を備え、前記吸込口から吸い込んだ室内空気を内部に備えた熱交換器で熱交換して送風ファンで前記吹出口より吹き出して室内温度を調節する空気調和機に於いて、前記吹出口には上下方向の吹出方向を案内する上下風向板を、前記筐体前面に人の存在を検知する人体検知センサを設け、筐体内には前記人体検知センサの値によって空気調和機の運転を変化する制御部を設け、前記上下風向板は暖房運転時には温風を斜め下向きに送り出す位置で運転し、暖房運転時の空調室内に人の不在を検知してから第1の所定時間不在が継続した場合には、上下風向板の温風吹き出し方向を、略水平方向と斜め下方向の間を継続して変化し、第3の所定時間運転後に元の暖房運転位置に戻す空気撹拌運転手段を備えたことを特徴とする空気調和機。
- 前記空気撹拌運転手段は第3の所定時間継続中に前記人体検知センサの値が人の存在を検知した場合には、前記上下風向板の温風吹き出し方向を元の暖房運転位置に戻して暖房運転を継続することを特徴とする請求項3記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012096253A JP2013224755A (ja) | 2012-04-20 | 2012-04-20 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family
ID=49594923
Family Applications (1)
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JP2012096253A Pending JP2013224755A (ja) | 2012-04-20 | 2012-04-20 | 空気調和機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2013224755A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015021719A (ja) * | 2013-07-24 | 2015-02-02 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気調和機 |
CN104633841A (zh) * | 2013-11-15 | 2015-05-20 | 广东美的暖通设备有限公司 | 空调器及其控制方法 |
CN104729001A (zh) * | 2013-12-23 | 2015-06-24 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调控制方法、装置及系统 |
EP3096088A1 (en) * | 2015-05-20 | 2016-11-23 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Room air conditioning system |
CN108954723A (zh) * | 2018-06-29 | 2018-12-07 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空气调节设备及其控制方法和装置 |
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2012
- 2012-04-20 JP JP2012096253A patent/JP2013224755A/ja active Pending
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CN106322532A (zh) * | 2015-05-20 | 2017-01-11 | 松下知识产权经营株式会社 | 室内空调系统 |
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