JP2013223815A - 硝酸含有排水の処理方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る硝酸含有排水の処理方法は、製鉄所における硝酸含有排水の処理方法であって、硝酸含有排水を活性汚泥によって生物学的に脱窒処理する脱窒処理工程と、該脱窒処理工程で使用されずに残留した有機物(COD成分)を活性汚泥によって生物学的に酸化分解処理してCO2と水に変換する有機物分解工程と、沈殿槽にて固液分離する固液分離工程とを備え、かつ前記脱窒処理工程及び/又は前記有機物分解工程において製鉄所で発生する鉄分を含有する鉄分含有排水を添加する鉄分含有排水添加工程を有することを特徴とするものである。
【選択図】 図1
Description
製鉄所においては、ステンレス等の酸洗工程において使用した洗浄水は硝酸を含有し、このような硝酸含有排水は窒素成分を含有することから、処理が必要となる。
従来、硝酸含有排水の処理方法としては、イオン交換や吸着などの物理化学的方法と、活性汚泥を利用した生物学的脱窒方法などが用いられているが、コスト的な観点から生物学的処理が主に用いられている。
脱窒反応により窒素分がほとんど除去された排水は、その後曝気され、好気的な条件で引き続き微生物処理される。ここで、未処理の有機炭素源など、残留するCOD成分を炭酸ガスと水にまで分解することで除去する。その後、最終沈殿池にて汚泥と上澄水に固液分離し、上澄水を処理水として放流している。
また、特許文献2には有機性廃棄物を焼却処分して得られた焼却灰を利用して有機性排水を生物処理する有機性排水の処理方法が開示されている。
さらに、特許文献3には、脱硫処理に使用した後の酸化鉄を主成分とする脱硫剤を、曝気槽の流入液及び/又は曝気槽内液と接触させる方法が開示されている。
また、特許文献4には、Fe2+を含有する酸性溶液を有機物含有アルカリ性廃液と混合した、活性汚泥を用いて曝気処理する方法が開示されている。
重金属含有排水の処理方法として、例えば特許文献5には、「溶存重金属を含む原水を酸化槽に導入してアルカリ剤を添加し、原水のpHを6.5〜8.3に調整する工程と、該pH調整された原水を酸化処理する工程と、酸化処理された処理液を凝集槽に送り、アルカリ剤と凝集剤を添加して処理液のpHを8.4以上に調整するとともに酸化重金属を凝集させる工程と、凝集処理液を沈澱槽に送り、酸化重金属を沈降させ、上澄み液を放流する工程と、沈澱槽で生じた酸化重金属スラッジを引き抜く工程とからなる溶存重金属含有排水の処理方法。」が開示されている。
しかしながら、地域によっては上澄み液をそのまま放流できない場合もあり、その場合には生物学的な処理がさらに必要となることもある。
前記硝酸含有排水を活性汚泥によって生物学的に脱窒処理する脱窒処理工程と、該脱窒処理工程で使用されずに残留した有機物(COD成分)を活性汚泥によって生物学的に酸化分解処理してCO2と水に変換する有機物分解工程と、沈殿槽にて固液分離する固液分離工程とを備え、かつ前記脱窒処理工程及び/又は前記有機物分解工程において製鉄所で発生する鉄分を含有する鉄分含有排水を添加する鉄分含有排水添加工程を有することを特徴とするものである。
上記各工程を行うための硝酸含有排水処理装置1について、図1に基づいて説明する。
また、硝酸含有排水処理装置1は、製鉄所で発生する鉄分含有排水を貯留して、脱窒槽7に供給する鉄分含有排水供給装置4を有している。
各槽及び装置構成を詳細に説明する。
原水槽3は、製鉄所で発生する硝酸含有排水を一時的に貯留しておくためのものである。
硝酸含有排水は、製鉄所においてステンレスなどの酸洗工程で発生する。硝酸含有排水は、凝集沈殿、ろ過処理をされた後、原水として原水槽3に貯留される。この時点で、全窒素濃度50〜150mg/L程度で、その殆どは硝酸態窒素である。
一方、水素供与体となる有機物は殆ど存在しない排水性状となっている。原水は、原水汲み上げ用ポンプ13によって汲み上げられ、原水槽3と脱窒槽7とをつなぐ原水送給管路15を通って脱窒槽7に送給される。
脱窒槽7は、原水槽3から送給されてくる硝酸含有排水を貯留して、硝酸含有排水を活性汚泥によって生物学的に脱窒処理するとともに、鉄分含有排水供給装置4から送給されてくる鉄分含有排水を原水に混合するためのものである。
脱窒槽7には、有機物(COD成分、水素供与体)であるメタノールを槽内に添加するメタノール添加装置27が設けられている。また、脱窒槽7内には、槽内を攪拌する攪拌機29が設けられている。
脱窒槽7内には活性汚泥が存在しており、ここで活性汚泥によってメタノールを栄養源として生物学的に脱窒処理(生物学的脱窒素処理)される。メタノールは、原水の窒素濃度に応じて添加される。
脱窒反応を促進するため、脱窒槽7内は攪拌機29で撹拌され、このとき鉄分含有排水が硝酸含有排水に混合され、鉄分が満遍なく槽内に攪拌される。
曝気槽9は、脱窒槽7から送給される排水中に残留した有機物を活性汚泥によって生物学的に酸化分解処理するためのものである。
曝気槽9は、曝気させるための気泡を発生させる散気装置31を有している。散気装置31には散気装置31に空気を送り込むブロア33が接続されている。
沈殿槽11は、汚泥の一部を引き抜いて脱窒槽7に戻すための返送汚泥管路35を有している。
鉄分含有排水供給装置4は、製鉄所で発生する鉄分含有排水を貯留する鉄分含有排水貯留槽5と、鉄分含有排水貯留槽5に貯留された鉄分含有排水のpHを測定するpHメータ17と、pHメータ17によって測定されたpHに基づいて中和するための酸添加装置19およびアルカリ添加装置21と、鉄分含有排水汲み上げ用ポンプ23を有している。
鉄分含有排水貯留槽5に貯留される鉄分含有排水は、製鉄所から排出される鉄分を多く含む排水を中和処理し、曝気等で該鉄を酸化処理したものや、前記酸化処理したものをさらに、酸化鉄をスラッジとして沈殿処理することで得られる上澄み液等であり、鉄分含有排水には鉄分が残存している。
本発明の一実施の形態に係る硝酸含有排水の処理方法は、硝酸含有排水を活性汚泥によって生物学的に脱窒処理する脱窒処理工程と、脱窒処理工程で使用されずに残留した有機物(COD成分)を活性汚泥によって生物学的に酸化分解処理してCO2と水に変換する有機物分解工程と、沈殿槽にて固液分離する固液分離工程とを備え、かつ脱窒処理工程において製鉄所で発生する鉄分を含有する鉄分含有排水を添加する鉄分含有排水添加工程を有することを特徴とするものである。
各工程について以下に説明する。
脱窒処理工程は、脱窒槽7において、硝酸含有排水を活性汚泥によって生物学的に脱窒処理する工程である。
原水槽3から送給された原水としての硝酸含有排水が脱窒槽7に貯留されると共に、メタノール添加装置27からメタノールが添加される。すると、脱窒槽7内に存在している活性汚泥は、メタノールを栄養源として硝酸含有排水中の硝酸を分解する。
さらに、上記脱窒処理がなされるとともに、脱窒槽7には鉄分含有排水貯留槽5から送給されてくる鉄分含有排水が添加される(鉄分含有排水添加工程)。
ここで、鉄分含有排水添加工程について説明する。
鉄分含有排水添加工程は、所定の量の鉄分含有排水を脱窒槽7に添加する工程である。
本実施の形態において用いられる鉄分含有排水は、製鉄所より排出される鉄分を多く含む排水を、中和処理し、曝気等で該鉄分を酸化処理したものとした。鉄分含有排水には、前述したとおり、鉄分が残存している。
本工程において鉄分含有排水を添加することによって、活性汚泥を形成するフロックに鉄分含有排水中の鉄分が取り込まれ、フロックの重量を増加させることができる。それ故、後工程である固液分離工程においてフロックの沈降性が向上することになる。
suspended solid)である。
1-MLVSS/MLSS ・・・(1)
MLVSS/MLSSは汚泥中の有機物の比率であり、式1に示す通り、全体からこれを除けば汚泥中の無機物の比率が求まる。
有機物分解工程は、曝気槽9において行われる工程であり、脱窒槽7で処理した排水が送給されて該排水中に残留した有機物を活性汚泥によって生物学的に酸化分解処理してCO2と水に変換するものである。
排水中に有機物が残留していると、次工程の固液分離工程において、該有機物を栄養源として活性汚泥によって脱窒反応が起こってしまう。脱窒反応はN2やCO2のガスの発生を伴うため、これらの発生したガスによってフロックが浮遊してしまい、沈降性が悪化する。そのため、本有機物分解工程において、残留している有機物を分解させる。
有機物分解工程では、脱窒槽7から送給された排水を曝気槽9に貯留し、散気装置31とブロア33を用いて気泡を発生させ、この気泡によって曝気を行う。
固液分離工程は、沈殿槽11にて行われる工程であり、曝気槽9から送給された排水中のフロックを重力により沈降させて、汚泥と処理水とに固液分離する工程である。
フロックには、上述したとおり、鉄分が取り込まれて重量が増加しており、沈降性がよい。
汚泥の一部は、引き抜かれて返送汚泥管路35を通って脱窒槽7に戻される。残りの汚泥は、余剰汚泥として回収される。汚泥には、鉄分が取り込まれているため、汚泥を回収することで鉄分も回収したことにもなる。
また、鉄分含有排水は、前述したように、鉄分排水処理装置で中和処理、酸化処理等されているが、さらに生物学的処理が必要となる場合があるところ、本実施の形態によれば、硝酸含有排水処理の処理工程の中で生物学的処理ができるので、鉄分含有排水の生物学的処理を別途行う必要がなくなり、極めて効率的な排水処理が可能となる。
本実施例においては、硝酸含有排水の処理方法による作用効果を確認するための実験を行った。実験にあたっては、上記実施の形態の硝酸含有排水処理装置1に相当する実験装置を作成した。この実験装置について以下に説明する。
実験装置は、各槽の容量が脱窒槽5L、曝気槽3L、沈澱槽7Lとした。鉄含有排水のpH調整は鉄分含有排水槽では行わず、添加後の脱窒槽および曝気槽にて行うものとした。汚泥は実際の含硝酸処理設備より採取した。脱窒のための微生物の栄養源としてはメタノールを別途添加した。
処理対象となる硝酸含有排水の性状を表1に示す。
実験方法は、硝酸含有排水を10L/日送給して硝酸の脱窒処理を行わせ、添加する鉄分含有排水の種類とその添加量を変更して6パターン行い、パターン毎の汚泥の沈降性(SVI:汚泥容積指標(Sladge Volume Index))、脱窒特性(窒素除去率)、汚泥中の有機物の比率(MLVSS/MLSS)を評価するというものである。評価は、各パターンにおいて十分な時間(おおよそ2週間程度)処理を行い、定常状態に達した後、さらに2週間程度処理を行い、このときの平均値に基づいて行った。
なお、実験に先立って実験装置で硝酸含有排水のみの処理を1ヶ月程度行い、活性汚泥の状態が定常状態に達していることを確認した上で実験を実施した。
添加する鉄分含有排水の種類とその添加量(実験条件)について表3に基づいて説明する。
実験条件欄は左側から順に、使用した鉄分含有排水の種類、鉄分の添加量を示している。各パターンの実験条件についてパターン1から順に説明する。
パターン1では、鉄分含有排水Aを、硝酸含有排水1Lに対し鉄分0.3mgの割合(0.3mg-Fe/L硝酸排水)で添加した。これは、硝酸含有排水1m3に対し鉄分0.3gの割合(0.3g-Fe/m3硝酸排水)で添加したものに相当する。
同様に、パターン2として鉄分含有排水Aを7mg-Fe/L硝酸排水(7g-Fe/m3硝酸排水)、パターン3として鉄分含有排水Aを22mg-Fe/L硝酸排水(22g-Fe/m3硝酸排水)、パターン4として鉄分含有排水Aを250mg-Fe/L硝酸排水(250g-Fe/m3硝酸排水)、パターン5として鉄分含有排水Aを500mg-Fe/L硝酸排水(500g-Fe/m3硝酸排水)、パターン6として鉄分含有排水Bを22mg-Fe/L硝酸排水(22g-Fe/m3硝酸排水)添加した。
また、表3の最上行に、比較例として鉄分含有排水を添加しないで処理を行ったものを示す。
パターン1より鉄分の添加量を増加させたパターン2では、軽微ではあるが汚泥の沈降性改善が見られた。
パターン2よりさらに鉄分の添加量を増加させたパターン3、4では、顕著な沈降性の改善が観察された。またこのとき、汚泥が鉄分を取り込むことにより汚泥中の無機物の比率が増加し、汚泥中の有機物の比率であるMLVSS/MLSSはそれぞれ約10%、約30%程度低下した。
以上のことより、沈降性を改善させるためには、活性汚泥の有機物の比率(MLVSS/MLSS)を、汚泥の沈降性改善が見られたパターン2の0.78以下になるように、鉄分含有排水を添加することが望ましい。
そのため、管路等が閉塞しないようにするか、活性汚泥の有機物の比率(MLVSS/MLSS)を0.4以上、好ましくは0.50以上に保持することが望ましい。
しかし、鉄分の添加量はパターン3と同一(22mg-Fe/L硝酸排水)にもかかわらず、沈降性の改善幅は小さくなっていた。また、硝酸除去率を見ると60%に落ち込んでおり、フロックを観察すると解体気味になっていた。これは、鉄分含有排水Bは強酸性(pH0.8)であるため、添加後から脱窒槽7等でpH調整されるまでの間に、汚泥がダメージを受けたためであると考えられる。
従って、生物に悪影響を及ぼさない程度のpHの鉄分含有排水を用いるか、鉄分含有排水添加工程において、鉄分含有排水槽で鉄分含有排水をpH2乃至pH12となるように予めpH調整することが望ましい。
そこで、鉄含有排水の種類とその添加量はパターン2の実験条件と同様にして、メタノールの添加量を減じた実験を別途行った。その結果、硝酸除去率は低下しなかった。このことによって添加した鉄分含有排水Aの有機物が微生物の栄養源として消費されていることが確認された。よって、有機物を含む鉄分含有排水Aを添加することにより、メタノール添加量を減少可能であることが実証された。
従って、添加する鉄分含有排水はBOD成分を有することが望ましい。
3 原水槽
4 鉄分含有排水供給装置
5 鉄分含有排水貯留槽
7 脱窒槽
9 曝気槽
11 沈殿槽
13 原水汲み上げ用ポンプ
15 原水送給管路
17 pHメータ
19 酸添加装置
21 アルカリ添加装置
23 鉄分含有排水汲み上げ用ポンプ
25 鉄分含有排水送給管路
27 メタノール添加装置
29 攪拌機
31 散気装置
33 ブロア
35 返送汚泥管路
Claims (10)
- 製鉄所における硝酸含有排水の処理方法であって、
前記硝酸含有排水を活性汚泥によって生物学的に脱窒処理する脱窒処理工程と、該脱窒処理工程で使用されずに残留した有機物(COD成分)を活性汚泥によって生物学的に酸化分解処理してCO2と水に変換する有機物分解工程と、沈殿槽にて固液分離する固液分離工程とを備え、かつ前記脱窒処理工程及び/又は前記有機物分解工程において製鉄所で発生する鉄分を含有する鉄分含有排水を添加する鉄分含有排水添加工程を有することを特徴とする硝酸含有排水の処理方法。 - 前記鉄分含有排水添加工程において前記鉄分含有排水をpH2乃至pH12となるように予めpH調整することを特徴とする請求項1記載の硝酸含有排水の処理方法。
- 前記鉄分含有排水がBOD成分を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の硝酸含有排水の処理方法。
- 前記鉄分含有排水添加工程は、活性汚泥の有機物の比率(MLVSS/MLSS)が0.78以下になるように、前記鉄分含有排水を添加することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の硝酸含有排水の処理方法。
- 前記鉄分含有排水添加工程は、活性汚泥の有機物の比率(MLVSS/MLSS)が0.4以上になるように、前記鉄分含有排水を添加することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の硝酸含有排水の処理方法。
- 製鉄所における硝酸含有排水の処理装置であって、
前記硝酸含有排水を活性汚泥によって生物学的に脱窒処理する脱窒処理槽と、該脱窒処理工程で使用されずに残留した有機物(COD成分)を活性汚泥によって生物学的に酸化分解処理してCO2と水に変換する曝気槽と、沈殿槽にて固液分離する固液分離手段と、前記脱窒処理槽及び/又は前記曝気槽に製鉄所で発生する鉄分を含有する鉄分含有排水を添加する鉄分含有排水添加装置を具備することを特徴とする硝酸含有排水の処理装置。 - 前記鉄分含有排水添加装置は、前記鉄分含有排水をpH2乃至pH12となるように予めpH調整する手段を具備することを特徴とする請求項6記載の硝酸含有排水の処理装置。
- 前記鉄分含有排水がBOD成分を有することを特徴とする請求項6又は7に記載の硝酸含有排水の処理装置。
- 前記鉄分含有排水添加装置は、活性汚泥の有機物の比率(MLVSS/MLSS)が0.78以下になるように、前記鉄分含有排水を添加することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載の硝酸含有排水の処理装置。
- 前記鉄分含有排水添加装置は、活性汚泥の有機物の比率(MLVSS/MLSS)が0.4以上になるように、前記鉄分含有排水を添加することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一項に記載の硝酸含有排水の処理装置。
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