JP2013223298A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】冗長性を確保しつつ運転領域を拡大することができる回転電機を提供する。
【解決手段】通常時には、第1の運転状態と第2の運転状態との間でモータの運転状態を切り替えることができる。第1の運転状態では、第1および第2のコイル群16A,16Bのすべてを使用することにより、低回転および高トルクが得られる。第2の運転状態では、第1のコイル群16Aのみを使用するので、第1の運転状態に比べて、高回転および低トルクが得られる。また、第1の駆動回路41の異常が検出される場合には第2の駆動回路42を使用して、逆に第2の駆動回路42の異常が検出される場合には第1の駆動回路41を使用してモータを駆動させることが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、モータなどの回転電機に関する。
従来、特許文献1に記載されるように、高速回転用および低速回転用の2種類のコイルを備えたモータが存在する。2種類のコイルを切り替えることにより、モータの運転領域(回転速度の制御範囲)が切り替えられる。高速回転用のコイルに切り替えた場合には高回転(低トルク)が、低速回転用のコイルに切り替えた場合には高トルク(低回転)が得られる。
また、特許文献2に記載されるように、2つの給電系統を有するモータも存在する。すなわち、当該モータは、三相分を1組とする2組のコイル、および各コイルに対して組ごとに給電する2組の駆動回路を有している。このモータによれば、一方系統のコイルまたは駆動回路が失陥した場合であれ、他方系統を通じてモータを回転させることが可能である。
実開昭57−41498号公報 特開平9−117184号公報
特許文献1のモータによれば、必要とされる速度領域に応じて2種類のコイルを切り替えることにより、幅広い出力特性が得られる。しかし、コイルの切り替え、およびコイルへの給電を単一の駆動回路で行っているため、この駆動回路が失陥した場合には、モータを駆動させることが困難になる。すなわち、冗長性(重複性)の点で改善の余地がある。
これに対し、特許文献2のモータによれば、独立した2つの給電系統を有しているので、一方系統が失陥した場合であれ、他方系統を通じてモータを駆動させることが可能である。しかしその反面、コイルを切り替えることにより、高速回転および低速回転の双方を得ることは困難である。すなわち、運転領域の拡大という点で改善の余地がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、冗長性を確保しつつ運転領域を拡大することができる回転電機を提供することにある。
<1>本発明の一態様によれば、三相各相のコイルが互いに直列に接続された第1および第2のコイル群と、第1のコイル群における第2のコイル群と反対側の端部に接続される第1のインバータと、第1および第2のコイル群の間に接続される第2のインバータと、第2のコイル群における第1のコイル群と反対側の端部に接続されて第2のコイル群の各相コイルを短絡した状態と開放した状態との間で切り替えるスイッチ回路と、第1および第2のインバータならびにスイッチ回路をそれぞれ制御する制御回路と、を備え、制御回路は、通常時、第2のインバータおよびスイッチ回路を通じて第1および第2のコイル群からなるスター結線を形成したうえで第1のインバータを通じて第1および第2のコイル群に給電する第1の状態と、同じく第1のコイル群からなるスター結線を形成したうえで第1のインバータを通じて第1のコイル群に給電する第2の状態との間で切り替え可能とし、第1のインバータの異常時には、第2のインバータおよびスイッチ回路を通じて第1または第2のコイル群からなるスター結線を形成したうえで第2のインバータを通じて第1または第2のコイル群に給電し、第2のインバータの異常時には、前記第1または第2の状態と同様にして第1および第2のコイル群の少なくとも一に給電する回転電機が提供される。
この構成によれば、通常時には、第1の状態と第2の状態との間で回転電機の運転状態を切り替えることができる。第1の運転状態では、第1および第2のコイル群のすべてを使用することにより、低回転および高トルクが得られる。第2の運転状態では、第1のコイルのみを使用するので、第1の運転状態に比べて、高回転および低トルクが得られる。すなわち、回転電機の運転領域が拡大される。また、第1のインバータの異常が検出される場合には第2のインバータを使用して、逆に第2のインバータの異常が検出される場合には第1のインバータを使用して回転電機を駆動させることが可能となる。このため、冗長性も確保される。
<2>上記回転電機において、第1および第2のインバータにおける高電位側の給電経路には、それぞれスイッチング素子を設け、制御回路は、第1または第2のインバータの異常が検出されるとき、当該異常が検出された側のスイッチング素子をオフすることが好ましい。
この構成によれば、第1または第2のインバータの異常が検出されたとき、異常側のスイッチング素子をオフすることにより、第1または第2のインバータへの給電が遮断される。また、 第1のインバータの異常時において、第1のコイル群からなるスター結線を形成する際には、第1のコイル群の各相コイルを短絡させることにより中性点を形成する必要がある。この際、第1のインバータへの給電が維持されることは好ましくない。この点、本構成によれば、第1のインバータに異常が検出されたときには、当該インバータへの給電が遮断されるので、第1のコイル群からなるスター結線を好適に形成することができる。
ここで、第1および第2のインバータの異常には、これらインバータの各スイッチング素子のオープン故障および短絡故障がある。
<3>そこで、上記回転電機において、第1のインバータのオープン故障時には、制御回路は、第1のインバータを通じて第1のコイル群を第2のコイル群に対して電気的に切り離すとともにスイッチ回路を通じて第2のコイル群の各相コイルを短絡させることにより第2のコイル群の各相コイルからなるスター結線を形成したうえで第2のインバータを通じて第2のコイル群に給電する。
また、第1のインバータの短絡故障時には、制御回路は、第1のインバータを通じて第1のコイル群の各相コイルを短絡させるとともにスイッチ回路を通じて第2のコイル群を第1のコイル群に対して電気的に切り離すことにより第1のコイル群からなるスター結線を形成したうえで第2のインバータを通じて第1のコイル群に給電する。
また、第2のインバータのオープン故障時には、制御回路は、第2のインバータを第1および第2のコイル群に対して電気的に切り離すとともにスイッチ回路を通じて第2のコイル群の各相コイルを短絡させることにより第1および第2のコイル群の各相コイルからなるスター結線を形成したうえで第1のインバータを通じて第1および第2のコイル群に給電する。
また、第2のインバータの短絡故障時には、制御回路は、第2のインバータを通じて第1のコイル群の各相コイルを短絡させるとともにスイッチ回路を通じて第2のコイル群を電気的に開放することにより第1のコイル群の各相コイルからなるスター結線を形成したうえで、第1のインバータを通じて第1のコイル群に給電する。
このように、第1または第2のインバータにオープン故障あるいは短絡故障が発生した場合であれ、故障していないインバータを使用して回転電機の運転を継続することができる。
<4>上記回転電機において、第1の状態および第2の状態は、つぎのようにして形成される。すなわち、制御回路は、前記第1の状態時には、第2のインバータを第1および第2のコイル群に対して電気的に切り離すとともにスイッチ回路を通じて第2のコイル群の各相コイルを短絡させることにより第1および第2のコイル群の各相コイルからなるスター結線を形成する。また、制御回路は、前記第2の状態時には、第2のインバータを通じて第1のコイル群の各相コイルを短絡させるとともにスイッチ回路を通じて第2のコイル群を電気的に開放することにより第1のコイル群の各相コイルからなるスター結線を形成する。
本発明によれば、回転電機において、冗長性を確保しつつ運転領域を拡大することができる。
本実施の形態におけるモータの回路図。 同じくモータの横断面図。 同じく駆動回路と各コイルとの結線状態を示す回路図。 同じく高トルク時、ならびに第2の駆動回路の失陥時(オープン故障)における駆動回路と各コイルとの導通状態を示す回路図。 同じく高速回転時、ならびに第2の駆動回路の失陥時(ハイサイド短絡故障またはローサイド短絡故障)における駆動回路と各コイルとの導通状態を示す回路図。 第1の駆動回路の失陥時(オープン故障)における駆動回路と各コイルとの導通状態を示す回路図。 第1の駆動回路の失陥時(ハイサイド短絡故障またはローサイド短絡故障)における駆動回路と各コイルとの導通状態を示す回路図。
以下、本発明のモータを具体化した一実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
<機械的な構成>
まず、モータの機械的な構成を説明する。図2に示すように、モータ11は、ケース12の内周面に固定される円筒状のステータ13、およびステータ13に挿通された円柱状のロータ14を備えている。
ステータ13は、円筒状のコア15、およびコア15に巻回された複数のコイル16を有している。コア15は、12個の分割コア21がケース12の内周面に沿って隙間なく並べられてなる。ここでは、図2に丸数字で示されるように、各分割コア21は、1番〜12番の番号を付すことにより区別する。12個の分割コア21は、コア15の半径方向へ延びる直線PLを境として、系統A,Bの2つのグループに分けられている。系統Aのクループは同一円周上に設けられた12個の分割コア21のうちの半周分の6個の分割コア21(1番〜6番)を、系統Bのグループは残る半周分の6個の分割コア21(7番〜12番)を含む。各分割コア21には、コイル16が巻回されている。各コイル16は、これらが設けられる分割コア21の番号(1番〜12番)を付して区別する。また、系統Aに属する1番〜6番コイル16を第1のコイル群16A、系統Bに属する7番〜12番コイル16を第2のコイル群16Bと総称する。
ロータ14は、ケース12に回転可能に軸支される円柱状の回転軸31、および回転軸31の外周面に固定された円筒状のロータマグネット32を有している。ロータマグネット32は、14個の永久磁石32aが回転軸31の外周面に沿って隙間なく並べられてなる。各永久磁石32aは、回転軸31の半径方向に沿って着磁されるとともに、互いに隣り合う2つの永久磁石32aの着磁の向きが互いに反対になるように設けられる。
<電気的な構成>
つぎに、モータの電気的な構成を説明する。図1に示すように、モータ11は、前述した第1および第2のコイル群16A,16Bに加えて、第1の駆動回路41、第2の駆動回路42、スイッチ回路43、および制御回路44を備えている。
第1の駆動回路41は、三相のインバータ回路51、およびFET52を有している。インバータ回路51は、直列に接続された2つのFET53、53を1組とする3組のアーム(単相ハーフブリッジ)が、それぞれ+端子54と−端子55との間に並列に接続されてなる。+端子54および−端子55は、それぞれ図示しない直流電源の+端子および−端子に接続される。FET52は、+端子54とインバータ回路51との間に設けられている。
第2の駆動回路42は、第1の駆動回路41と同一の構成とされている。このため、第2の駆動回路42の構成要素については60番台の符号を付し、その重複した説明を省略する。
スイッチ回路43は、整流回路(三相全波整流回路)71、およびFET72を有する。整流回路71は、直列に接続された2つのダイオード73,73を1組とする3組のアームが並列に接続されてなる。FET72は、整流回路71に並列に接続されている。
第1および第2のコイル群16A,16Bにおいて、同相の各コイル16は互いに直列に接続されている。第1のコイル群16Aにおける各相のコイル16の第2のコイル群16Bと反対側の端部は、インバータ回路51の各相のアームの中点に接続されている。第1のコイル群16Aの各相のコイル16と第2のコイル群16Bの各相のコイル16との接続点は、三相分の口出線81を介して、インバータ回路61の各相のアームの中点に接続されている。第2のコイル群16Bにおける各相のコイル16の第1のコイル群16Aと反対側の端部は、整流回路71の各相アームの中点に接続されている。なお、各コイル16の接続方法については後に詳述する。
制御回路44は、第1および第2の駆動回路41,42、ならびにスイッチ回路43の制御を通じて系統A,Bの各コイル16への給電を制御する。通常、制御回路44は、第1の駆動回路41を使用してモータ11を駆動する。また、通常時において、制御回路44は、第2の駆動回路42およびスイッチ回路43の制御を通じて、モータ11の駆動に際して使用するコイル群を切り替える。つぎの(a),(b)に示す2つの切替パターンがある。
(a)第1および第2のコイル群16A,16Bのすべてを使用する。
(b)第1のコイル群16Aのみ使用する。
また、制御回路44は、インバータ回路51,61の各FETのオープン故障および短絡故障などの異常を検出する検出部44aを有している。制御回路44は、検出部44aを介して第1および第2のコイル群16A,16Bにおける各相コイルの相電流、あるいはインバータ回路51,61における各FET間の電圧を監視する。そして制御回路44は、これら相電流あるいはFET間の電圧が各FETのスイッチングに応じた変化をしない場合に、オープン故障あるいは短絡故障が発生している旨判定する。
<各コイルの接続方法>
つぎに、第1および第2のコイル群16A,16Bにおける各コイルの接続方法について説明する。
第1のコイル群16Aの各コイル16は、コア15の円周方向において隣り合う2つずつが直列に接続されている。直列に接続された2つのコイル16,16は一の相に対応している。具体的には、図3に示すように、1,2番コイル対はU相、3,4番コイル対はV相、5,6番コイル対はW相に対応している。第2のコイル群16Bも同様である。すなわち、7,8番コイル対はU相、9,10番コイル対はV相、11,12番コイル対はW相に対応している。
そして前述したように、第1および第2のコイル群16A,16Bにおける同一相の各コイル16は、直列に接続されている。具体的には、1,2番コイル対と7,8番コイル対、3,4番コイル対と9,10番コイル対、5,6番コイル対と11,12番コイル対とは、互いに直列に接続されている。なお、各相のコイル群は、互いに接続されていない。
<各コイルと各回路との接続方法>
つぎに、各コイル16と、第1および第2の駆動回路41,42ならびにスイッチ回路43との接続方法について説明する。
前述したように、第1のコイル群16Aにおける各相のコイル16の第2のコイル群16Bと反対側の端部は、インバータ回路51の各相のアームの中点に接続されている。具体的には、U相の1,2番コイル対の7,8番コイル対と反対側の端部は、インバータ回路51のU相アームの中点に接続されている。V相の3,4番コイル対の7,8番コイル対と反対側の端部は、インバータ回路51のV相アームの中点に接続されている。W相の5,6番コイル対の11,12番コイル対と反対側の端部は、インバータ回路51のW相アームの中点に接続されている。
また、これも前述したように、第1のコイル群16Aの各相のコイル16と第2のコイル群16Bの各相のコイル16との接続点は、インバータ回路61の各相アームの中点に接続されている。具体的には、U相において、1,2番コイル対と7,8番コイル対との中点は、インバータ回路61のU相アームの中点に接続されている。V相において、3,4番コイル対と9.10番コイル対との中点は、インバータ回路61のV相アームの中点に接続されている。W相において、5,6番コイル対と11,12番コイル対との中点は、インバータ回路61のW相アームの中点に接続されている。
さらに、これも前述したように、第2のコイル群16Bにおける各相のコイル16の第1のコイル群16Aと反対側の端部は、整流回路71の各相アームの中点に接続されている。具体的には、U相において、7,8番コイル対の1,2番コイル対と反対側の端部は、整流回路71のU相アームの中点に接続されている。V相において、9,10番コイル対の3.4番コイル対と反対側の端部は、整流回路71のV相アームの中点に接続されている。W相において、11,12番コイル対の5,6番コイル対と反対側の端部は、整流回路71のW相アームの中点に接続されている。
<モータの動作>
つぎに、前述のように構成したモータの駆動方法を説明する。
制御回路44は、モータ11の各種用途などに応じて、あるいは異常検出の有無に応じて使用するコイル16を切り替える。
<1.通常運転時>
まず、通常運転時のモータ11の動作を説明する。通常運転には、2つの運転状態がある。第1の運転状態は、低回転および高トルクが要求されるときの運転状態である。第2の運転状態は、高回転および低トルクが要求されるときの運転状態である。いずれの運転状態であれ、第1の駆動回路を使用してモータ11を駆動する。使用するコイル群が異なるだけである。
<1−1.第1の運転状態>
第1の運転状態では、第1および第2のコイル群16A,16Bが使用される。制御回路44は、モータ11を第1の運転状態で駆動する場合には、第2の駆動回路42の各FET63をすべてオフするとともに、スイッチ回路43のFET72をオンする。
図4に二点鎖線で示されるように、第2の駆動回路42がオフされることにより、第2の駆動回路42は第1および第2のコイル群16A,16Bに対して電気的に切り離される。また、図4に示されるように、FET72がオンされることにより、第2のコイル群16Bの三相コイル対における第1のコイル群16Aと反対側の端部が互いに短絡される。すなわち、中性点が形成される。その結果、1,2番コイル対と7,8番コイル対とをU相、3,4番コイル対と9,10番コイル対とをV相、5,6番コイル対と11,12番コイル対とをW相とするスター結線が形成される。
制御回路44は、第1の駆動回路41のFET52をオンしたうえで、インバータ回路51の各FET53のスイッチングを制御することにより、三相交流電力を第1および第2のコイル群16A,16Bに供給する。第1および第2のコイル群16A,16Bには、各相コイルの合計巻数に応じた誘起電圧が発生する。このとき、モータ11は低速回転するが、大きなトルクが得られる。
<1−2.第2の運転状態>
第2の運転状態では、第1のコイル群16Aのみが使用される。制御回路44は、モータ11を第2の運転状態で駆動する場合には、第2の駆動回路42のローサイド(−端子65側)の3つのFET63をそれぞれオフするとともに、ハイサイド(+端子64側)の3つのFET63をそれぞれオンし、さらにFET62をオフする。また、制御回路44は、スイッチ回路43のFET72をオフする。
図5に示されるように、第2の駆動回路42のハイサイドのFET63がオン、ローサイドのFET63がオフされることにより、第1のコイル群16Aの三相コイル対における第2のコイル群16Bと反対側の端部が互いに短絡される。すなわち、中性点が形成される。また、図5に二点鎖線で示されるように、スイッチ回路43のFET72がオフされることにより、第2のコイル群16Bは、第1のコイル群16Aに対して電気的に切り離される。その結果、1,2番コイル対をU相、3,4番コイル対をV相、5,6番コイル対をW相とするスター結線が形成される。
制御回路44は、第1の駆動回路41のFET52をオンしたうえで、インバータ回路51の各FET53のスイッチングを制御することにより、三相交流電力を第1のコイル群16Aに供給する。第1のコイル群16Aには、各相コイルの巻数に応じた誘起電圧が発生する。ここでは、各相コイルの巻数は、第1の運転状態のときよりも第2のコイル群16Bの各コイル16の巻数分だけ少ない。このため、モータ11は、第1の運転状態のときよりもトルクは小さいが高速回転が得られる。
<2.一系統失陥時>
つぎに、第1の駆動回路41(系統A)および第2の駆動回路42(系統B)のいずれか一方が失陥したときのモータ11の動作を説明する。当該失陥には、3つの状態がある。第1に、各FET53,63がオープン故障した状態、第2に、ハイサイドの各FET53,63が短絡故障した状態、第3に、ローサイドの各FET53,63が短絡故障した状態である。
<2−1.系統A失陥時>
<オープン故障>
まず、インバータ回路51の6つのFET53のうちいずれか一にオープン故障が発生した場合について説明する。
この場合、制御回路44は、第1の駆動回路41のFET52、およびインバータ回路51の6つのFET63のすべてをオフする。また、制御回路44は、スイッチ回路43のFET72をオンする。
図6に二点鎖線で示されるように、第1の駆動回路41がオフされることにより、第1のコイル群16Aは第2のコイル群16Bに対して電気的に切り離される。また、FET72がオンされることにより、第2のコイル群16Bの三相コイル対における第1のコイル群16Aと反対側の端部が互いに短絡される。すなわち、中性点が形成される。その結果、7,8番コイル対をU相、9,10番コイル対をV相、11,12番コイル対をW相とするスター結線が形成される。
制御回路44は、第2の駆動回路42を通じて第2のコイル群16Bに三相交流電力を供給することにより、モータ11を駆動する。
<ハイサイド短絡故障>
つぎに、インバータ回路51におけるハイサイドの3つのFET53のうちいずれか一に短絡故障が発生した場合について説明する。
この場合、制御回路44は、第1の駆動回路41のFET52をオフするとともに、インバータ回路51におけるローサイドの3つのFET53をそれぞれオンする。また、制御回路44は、スイッチ回路43のFET72をオフする。
図7に二点鎖線で示されるように、FET52がオフされることにより、第1の駆動回路41への電力供給が遮断される。そのうえで、インバータ回路51のローサイドの3つのFET53がそれぞれオンされることにより、第1のコイル群16Aの三相コイル対における第2のコイル群16Bと反対側の端部が互いに短絡される。すなわち、中性点が形成される。また、スイッチ回路43のFET72がオフされることにより、第2のコイル群16Bは、第1のコイル群16Aに対して電気的に切り離される。その結果、1,2番コイル対をU相、3,4番コイル対をV相、5,6番コイル対をW相とするスター結線が形成される。
制御回路44は、第2の駆動回路42を通じて第1のコイル群16Aに三相交流電力を供給することにより、モータ11を駆動する。
<ローサイド短絡故障>
つぎに、インバータ回路51におけるローサイドの3つのFET53のうちいずれか一に短絡故障が発生した場合について説明する。
この場合、制御回路44は、第1の駆動回路41のFET52をオフするとともに、インバータ回路51におけるハイサイドの3つのFET53をそれぞれオンする。また、制御回路44は、スイッチ回路43のFET72をオフする。
先の図7に二点鎖線で示されるように、FET52がオフされることにより、第1の駆動回路41への電力供給が遮断される。そのうえで、インバータ回路51のハイサイドの3つのFET53がそれぞれオンされることにより、第1のコイル群16Aの三相コイル対における第2のコイル群16Bと反対側の端部が互いに短絡される。すなわち、中性点が形成される。また、スイッチ回路43のFET72がオフされることにより、第2のコイル群16Bは、第1のコイル群16Aに対して電気的に切り離される。その結果、1,2番コイル対をU相、3,4番コイル対をV相、5,6番コイル対をW相とするスター結線が形成される。
制御回路44は、第2の駆動回路42を通じて第1のコイル群16Aに三相交流電力を供給することにより、モータ11を駆動する。
<2−2.系統B失陥時>
<オープン故障>
つぎに、インバータ回路61の6つのFET63のうちいずれか一にオープン故障が発生した場合について説明する。
この場合、制御回路44は、第2の駆動回路42のFET62、およびインバータ回路61の6つのFET63のすべてをオフする。また、制御回路44は、スイッチ回路43のFET72をオンする。
先の図4に二点鎖線で示されるように、第2の駆動回路42がオフされることにより、第2の駆動回路42は第1および第2のコイル群16A,16Bに対して電気的に切り離される。また、FET72がオンされることにより、第2のコイル群16Bの三相コイル対における第1のコイル群16Aと反対側の端部が互いに短絡される。すなわち、中性点が形成される。その結果、1,2番コイル対と7,8番コイル対とをU相、3,4番コイル対と9,10番コイル対とをV相、5,6番コイル対と11,12番コイル対とをW相とするスター結線が形成される。
制御回路44は、第1の駆動回路41を通じて第1および第2のコイル群16A,16Bに三相交流電力を供給することにより、モータ11を駆動する。すなわち、制御回路44は、第1の駆動回路41を通じて第1の運転状態と同様にモータ11を運転することが可能である。
<ハイサイド短絡故障>
つぎに、インバータ回路61におけるハイサイドの3つのFET63のうちいずれか一に短絡故障が発生した場合について説明する。
この場合、制御回路44は、第2の駆動回路42のFET62をオフするとともに、インバータ回路61におけるローサイドの3つのFET63をそれぞれオンする。また、制御回路44は、スイッチ回路43のFET72をオフする。
FET62がオフされることにより、第2の駆動回路42への電力供給が遮断される。そのうえで、インバータ回路61のローサイドの3つのFET63がそれぞれオンされることにより、先の図5に示されるように、第1のコイル群16Aの三相コイル対における第2のコイル群16Bとの接続点が互いに短絡される。すなわち、中性点が形成される。
また、先の図5に二点鎖線で示されるように、スイッチ回路43のFET72がオフされることにより、第2のコイル群16Bは、第1のコイル群16Aに対して電気的に切り離される。その結果、1,2番コイル対をU相、3,4番コイル対をV相、5,6番コイル対をW相とするスター結線が形成される。
制御回路44は、第1の駆動回路41を通じて第1のコイル群16Aに三相交流電力を供給することにより、モータ11を駆動する。すなわち、制御回路44は、第1の駆動回路41を通じて第2の運転状態と同様にモータ11を運転することが可能である。
<ローサイド短絡故障>
つぎに、インバータ回路61におけるローサイドの3つのFET63のうちいずれか一に短絡故障が発生した場合について説明する。
この場合、制御回路44は、第2の駆動回路42のFET62をオフするとともに、インバータ回路61におけるハイサイドの3つのFET63をそれぞれオンする。また、制御回路44は、スイッチ回路43のFET72をオフする。
FET62がオフされることにより、第2の駆動回路42への電力供給が遮断される。そのうえで、インバータ回路61のハイサイドの3つのFET63がそれぞれオンされることにより、先の図5に示されるように、第1のコイル群16Aの三相コイル対における第2のコイル群16Bとの接続点が互いに短絡される。すなわち、中性点が形成される。
また、先の図5に二点鎖線で示されるように、スイッチ回路43のFET72がオフされることにより、第2のコイル群16Bは、第1のコイル群16Aに対して電気的に切り離される。その結果、1,2番コイル対をU相、3,4番コイル対をV相、5,6番コイル対をW相とするスター結線が形成される。
制御回路44は、第1の駆動回路41を通じて第1のコイル群16Aに三相交流電力を供給することにより、モータ11を駆動する。すなわち、制御回路44は、第1の駆動回路41を通じて第2の運転状態と同様にモータ11を運転することが可能である。
<実施の形態の効果>
したがって、本実施の形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)通常時には、第1の運転状態と第2の運転状態との間でモータ11の運転状態を切り替えることができる。第1の運転状態では、第1および第2のコイル群16A,16Bのすべてを使用することにより、低回転および高トルクが得られる。第2の運転状態では、第1のコイル群16Aのみを使用するので、第1の運転状態に比べて、高回転および低トルクが得られる。すなわち、モータ11の運転領域が拡大される。また、系統Aのインバータ回路51の異常が検出される場合には系統Bのインバータ回路61を使用して、逆に系統Bのインバータ回路61の異常が検出される場合には系統Aのインバータ回路51を使用してモータ11を駆動させることが可能となる。このため、冗長性も確保される。
(2)系統A,Bのインバータ回路51,61におけるハイサイド(高電位側)の給電経路には、それぞれFET52,62を設けた。制御回路44は、系統Aのインバータ回路51または系統Bのインバータ回路61の異常が検出されるとき、異常検出側のFET52またはFET62をオフする。
このため、系統Aのインバータ回路51または系統Bのインバータ回路61の異常が検出されたとき、異常側のFETをオフすることにより、異常側のインバータへの給電が遮断される。このため、モータ回路が保護される。
また、系統Aのインバータ回路51の異常時(短絡故障時)において、第1のコイル群16Aからなるスター結線を形成する際には、第1のコイル群16Aの各相コイルを短絡させることにより中性点を形成する必要がある。この際、系統Aのインバータ回路51への給電が維持されることは好ましくない。この点、本例によれば、系統Aのインバータ回路51に異常が検出されたときには、当該インバータ回路51への給電が遮断されるので、第1のコイル群16Aからなるスター結線を好適に形成することができる。
(3)前述のように冗長性が持たせられるので、例えば電動パワーステアリング装置(EPS)に本例のモータ11は好適である。この場合、第1および第2の駆動回路41,42の一方に異常が発生した場合であれ、他方によりモータ11の運転を継続することができる。ステアリング操作に要する力が急激に増大することもない。
なお、電動ポンプ、あるいは自動車のギヤ比可変ステアリング(VGRS)などの他の電動装置の駆動源として本例のモータ11を採用してもよい。VGRSは、車速および舵角に応じてステアリングのギヤ比を無段階に変化させる装置である。
<他の実施の形態>
なお、前記実施の形態は、次のように変更して実施してもよい。
・本例では、複数の永久磁石32aからなるロータマグネット32を採用したが、単一の円筒状磁石を採用してもよい。
・本例では、複数の分割コア21からなるコア15を採用したが、単一のコアを採用してもよい。この場合であれ、各コイル16を系統A,Bの2つのグループに分けることができる。
・本例では、いわゆる14極12コイルのブラシレスモータを一例として挙げたが、コイル16の個数およびロータマグネット32の磁極数は適宜変更してもよい。この場合、コイル16の個数は12の自然数倍に、またロータマグネット32の磁極数は2、10または14の自然数に設定することが好ましい。
・本例では、インナーロータ型のブラシレスモータを一例に挙げたが、アウターロータ型のブラシレスモータとしてもよい。同型のモータでは、円筒状のロータの内部にステータが設けられる。
・本例では、第2のコイル群16Bの三相コイルを短絡させる短絡手段としてスイッチ回路43を採用したが、3つの端子を有するメカニカルスイッチを採用してもよい。当該メカニカルスイッチとしては、たとえば三相各相を同時に開閉する電磁接触器が存在する。
・本例では、同一円周上に設けられた12個のコイル16のうちの半周分の6個(1番〜6番)を系統A、残る半周分の6個(7番〜12番)を系統Bとして分割したが、コア15の円周方向において連続する複数個を1グループとしなくてもよい。たとえば、奇数番のコイル16をA系統、偶数番のコイル16をB系統として分割してもよい。
・本例では、モータ11に対する給電系統を系統A,Bの2系統としたが、3系統、4系統あるいはそれ以上としてもよい。この場合、系統数と同数の駆動回路を設ける。
<他の技術的思想>
次に、前記実施の形態から把握できる技術的思想を以下に追記する。
・電動パワーステアリング装置などの電動装置において、請求項1〜4のうちいずれか一項の回転電機を駆動源として有すること。
11…モータ(回転電機)、16…コイル、16A…第1のコイル群、16B…第2のコイル群、43…スイッチ回路、44…制御回路、51,61…インバータ、52,62…FET(スイッチング素子)。

Claims (4)

  1. 三相各相のコイルが互いに直列に接続された第1および第2のコイル群と、第1のコイル群における第2のコイル群と反対側の端部に接続される第1のインバータと、第1および第2のコイル群の間に接続される第2のインバータと、第2のコイル群における第1のコイル群と反対側の端部に接続されて第2のコイル群の各相コイルを短絡した状態と開放した状態との間で切り替えるスイッチ回路と、第1および第2のインバータならびにスイッチ回路をそれぞれ制御する制御回路と、を備え、
    制御回路は、通常時、第2のインバータおよびスイッチ回路を通じて第1および第2のコイル群からなるスター結線を形成したうえで第1のインバータを通じて第1および第2のコイル群に給電する第1の状態と、同じく第1のコイル群からなるスター結線を形成したうえで第1のインバータを通じて第1のコイル群に給電する第2の状態との間で切り替え可能とし、
    第1のインバータの異常時には、第2のインバータおよびスイッチ回路を通じて第1または第2のコイル群からなるスター結線を形成したうえで第2のインバータを通じて第1または第2のコイル群に給電し、第2のインバータの異常時には、前記第1または第2の状態と同様にして第1および第2のコイル群の少なくとも一に給電する回転電機。
  2. 請求項1において、
    第1および第2のインバータにおける高電位側の給電経路には、それぞれスイッチング素子を設け、
    制御回路は、第1または第2のインバータの異常が検出されるとき、当該異常が検出された側のスイッチング素子をオフする回転電機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の回転電機において、
    第1および第2のインバータの異常には、第1および第2のインバータの各スイッチング素子のオープン故障および短絡故障があって、
    制御回路は、
    第1のインバータのオープン故障時には、第1のインバータを通じて第1のコイル群を第2のコイル群に対して電気的に切り離すとともにスイッチ回路を通じて第2のコイル群の各相コイルを短絡させることにより第2のコイル群の各相コイルからなるスター結線を形成したうえで第2のインバータを通じて第2のコイル群に給電し、
    第1のインバータの短絡故障時には、第1のインバータを通じて第1のコイル群の各相コイルを短絡させるとともにスイッチ回路を通じて第2のコイル群を第1のコイル群に対して電気的に切り離すことにより第1のコイル群からなるスター結線を形成したうえで第2のインバータを通じて第1のコイル群に給電し、
    第2のインバータのオープン故障時には、第2のインバータを第1および第2のコイル群に対して電気的に切り離すとともにスイッチ回路を通じて第2のコイル群の各相コイルを短絡させることにより第1および第2のコイル群の各相コイルからなるスター結線を形成したうえで第1のインバータを通じて第1および第2のコイル群に給電し、
    第2のインバータの短絡故障時には、第2のインバータを通じて第1のコイル群の各相コイルを短絡させるとともにスイッチ回路を通じて第2のコイル群を電気的に開放することにより第1のコイル群の各相コイルからなるスター結線を形成したうえで、第1のインバータを通じて第1のコイル群に給電する回転電機。
  4. 請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の回転電機において、
    制御回路は、
    前記第1の状態時には、第2のインバータを第1および第2のコイル群に対して電気的に切り離すとともにスイッチ回路を通じて第2のコイル群の各相コイルを短絡させることにより第1および第2のコイル群の各相コイルからなるスター結線を形成し、
    前記第2の状態時には、第2のインバータを通じて第1のコイル群の各相コイルを短絡させるとともにスイッチ回路を通じて第2のコイル群を電気的に開放することにより第1のコイル群の各相コイルからなるスター結線を形成する回転電機。
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