JP5021247B2 - 多重巻線交流モータ - Google Patents

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Description

本発明は、電機子を構成する各巻線が複数の巻線群として多重化され、上記各巻線群がこれに個別に対応して設けられたインバータによって駆動される多重巻線交流モータに関する。
従来、半導体製造装置や工作機においては、回転テーブル駆動、直動テーブル駆動、主軸モータ駆動等を行うために、電機子を構成する各巻線が複数の巻線群として多重化された多重巻線交流モータを備えるとともに、上記各巻線群がこれに個別に対応して設けられたインバータに接続され、これらのインバータから各巻線群に給電することで多重巻線交流モータを回転駆動するようにした駆動システムが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
このように構成された駆動システムは、多重巻線交流モータが例えば3相3重巻線交流モータの場合には、各インバータから出力される電気角で40度の位相差の出力電圧を実質9相分の巻線に印加することができるので、出力電圧波形のひずみを低減することができ、低インピーダンスや集中巻モータにおいてもギャップ磁束の高調波成分を低減することができ、トルクリップルが小さく、さらには、電流検出器数を増加させない低価格な駆動システムを提供できるという利点がある。
特開2005−039932号公報(4頁13〜48行、図1、2)
しかしながら、特許文献1記載のような従来の駆動システムに使用される多重巻線交流モータは、未だ次の課題が残されている。
すなわち、従来の多重巻線交流モータにおいては、電機子の周方向に沿って異なる巻線群に属する巻線が互いに隣接して配置されており、巻線群相互の磁気結合が強い。例えば、従来の3相3重巻線交流モータの場合、第1の巻線群に属する巻線の隣に第2の巻線群に属する巻線が、この第2の巻線群に属する巻線の隣に第3の巻線群に属する巻線が、さらに、この第3の巻線群に属する巻線の隣に第1の巻線群に属する巻線がそれぞれ隣接して配置されていて、巻線群の相互の磁気結合が強くなっている。
このため、例えば、第1の巻線群に接続された第1のインバータのスイッチング素子が短絡するなどの故障を起こした場合、その短絡電流によって生じた当該巻線群に属する巻線の磁束が他の第2、第3巻線群に属する巻線にも鎖交してこれらの他の巻線群に過大な電圧が誘起され、その結果、この過大な電圧が第2、第3巻線群に接続された他のインバータのスイッチング素子に加わる。これにより、他のインバータが連鎖的に短絡故障を起こす恐れがある。この不具合を防止するためには、各インバータを構成するスイッチング素子の耐圧を必要以上に高くする必要が生じ、余分なコストアップを招来する。
また、従来のものは、各巻線群に属する巻線の内、同相の巻線が回転軸の周方向に沿って均等割りした角度位置に配置された構成とはなっておらず、そのため、インバータの内の1つのスイッチング素子が短絡するなどの故障を生じた場合、そのインバータに接続された巻線群に属する巻線が作る電磁力が偏心力として作用し、その結果、固定子と回転子との間に相対変位を生じて固定子と回転子とが接触事故を起こしたり、回転子のシャフトを支持するベアリングが破損したりするといった問題を生じる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、インバータのスイッチング素子の耐圧を必要以上に高めなくても、インバータの短絡故障の連鎖を防止することができ、しかも、短絡故障に起因して電磁力が偏心力として作用して固定子と回転子とが接触事故を起こしたり、ベアリングが破損するなどの不具合発生を有効に防止することが可能な多重巻線交流モータを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、固定子には電機子を構成する各巻線が複数の巻線群として多重化される一方、回転子に界磁用の永久磁石を有し、上記各巻線群は、各相の一端が中性点で接続され、各相の他端が各巻線群に個別に対応して設けられたインバータに接続されて駆動される多重巻線交流モータにおいて、次の構成を採用している。
すなわち、本発明では、上記各巻線群を構成する巻線を集中巻線方式で巻装するとともに、上記交流モータの極数とスロット数の最大公約数をm、上記巻線群の数をnとし、m/nの約数の内、1を除いた最小の値をMとしたとき、各巻線群同士が互いに隣接する箇所の数を周方向に沿って最小限となるようにn×Mとし、かつ、各巻線群に属する同相の巻線同士は、周方向に沿って機械的に均等割りした角度位置にそれぞれ配置されていることを特徴としている。
本発明によれば、各巻線群同士が互いに隣接する箇所の数を周方向に沿って最小限となるようにし、かつ、各巻線群に属する同相の巻線同士は、周方向に沿って機械的に均等割りした角度位置にそれぞれ配置されているので、各巻線群の相互間の磁気結合が弱い。したがって、各巻線群に個別に接続される一つのインバータが短絡故障を起こした場合でも、従来のように、その短絡電流によって生じた当該巻線群に属する巻線の磁束が他の巻線群に属する巻線に鎖交して他の巻線群に過大な電圧が誘起されることはない。そのため、過大な電圧が他の巻線群に接続されたインバータのスイッチング素子に加わって素子が破壊されるといった不具合発生を防止することができ、スイッチング素子の耐圧を必要以上に高めなくても、インバータの短絡故障の連鎖を有効に防止することができる。
しかも、各巻線群に属する巻線の内、同相の巻線が周方向に沿って機械的に均等割りした角度位置に配置されているので、一つのインバータが短絡故障を生じた場合でも、そのインバータに接続された巻線群に属する巻線が短絡電流によって作る電磁力が相殺される。このため、短絡電流による電磁力が偏心力として作用するのを抑制することができ、固定子と回転子との間に相対変位を生じて固定子と回転子とが接触事故を起こしたり、回転子のシャフトを支持するベアリングが破損したりするのを確実に防止することができる。
実施の形態1.
図1はこの実施の形態1における多重巻線交流モータを備えたモータ駆動システムの全体構成図、図2は同多重巻線交流モータの断面図である。
この実施の形態1における多重巻線交流モータ100は、3相2重巻線交流モータであって、3相分の巻線101,102,103よりなる第1の巻線群100Aと、3相分の巻線104,105,106よりなる第2の巻線群100Bとを有する。そして、第1、第2の巻線群100A,100Bは、第1、第2の3相インバータ10,20に個別に接続されている。なお、第1、第2の巻線群100A,100Bはその中性点が互いに接続されている。
第1、第2の3相インバータ10、20は、それぞれ第1、第2のゲートドライブ回路12,22、および第1、第2の3相ブリッジ電力変換回路11,21を有し、整流後の直流電源1の電力から交流電力を生成してモータ100に送り出す。各々の出力電流は電流検出器13u,13v,13wおよび23u,23v,23wによって検出され、各検出出力が制御回路2に取り込まれる。制御回路2は、ゲートドライブ信号を生成し、当該信号でゲートドライブ回路12,22を制御することで、第1、第2の3相ブリッジ電力変換回路11,21を構成するスイッチング素子がオン/オフされる。
さらに、このモータ100は、図2に示すように、電機子側となる固定子50、および回転子60を有する。固定子50は、鉄心51を有し、この鉄心51には36個のスロット52と、2つのスロットに挟まれた36個のティース53とが形成され、各ティース53にはそれぞれ巻線が集中巻線方式にて巻装されている。一方、回転子60は、ヨーク61と、ヨーク61の外周表面に貼り付けられた32個の界磁用の永久磁石62とを備え、ヨーク62に一体的に結合された図示しないシャフト等を介してトルクが出力される。したがって、このモータ100の極数とスロット数の比は8:9となっている。
次に、当該モータ100における各巻線群100A,100Bとそれを構成する巻線の形成方法について説明する。
この実施の形態1のモータ100は32極なので、その全周は電気角で180×32=5760°に相当し、隣り合う巻線の電気的な位相差は、5760÷36=160°となる。よって、連続した3つの巻線を直列に同相で接続することにより磁束利用率を高めることができる。
そこで、固定子50の周方向に沿って配置された36個の巻線を結線する場合、互いに隣接する3つの巻線、およびそれと機械的に180度離れた位置にある互いに隣接する3つの巻線の合計6個の巻線が同相となるように直列に接続される。すなわち、互いに隣接する3つの巻線101a,101b,101cおよびそれと機械的に180度離れた位置にある互いに隣接する3つの巻線101d,101e,101fの計6個の巻線が直列に接続されて第1の巻線群100Aに属する1相分の巻線101が形成される。その隣に続く巻線102a,102b,102cおよびそれと機械的に180度離れた位置にある巻線102d,102e,102fの計6個の巻線が直列に接続されて第1の巻線群100Aに属する1相分の巻線102が形成される。さらにその隣に続く巻線103a,103b,103cおよびそれと機械的に180度離れた位置にある巻線103d,103e,103fの計6個の巻線が直列に接続されて第1の巻線群100Aに属する1相分の巻線103が形成される。第2の巻線群100Bに属する3相分の各巻線104,105,106についても同様して形成される。
上記のようにして結線した各巻線が作る磁束分布を、磁界解析を行って調べた結果の一例を図3に示す。なお、図3では第1の巻線群100Aに属する1相分の巻線101が作る磁束分布のみを示している。この場合、3つの巻線101a,101b、101cに同じ電流が通電されている。このとき、機械的に180度離れた位置にある互いに隣接する3つの巻線101d,101e,101fにも同じ電流が通電されるが、対称性から周方向の1/4の領域のみを示している。
図3から分かるように、1相分の3つの巻線101a、101b、101cの作る磁束の内、大半は3つの巻線内部で閉じており、これら3つの巻線101a、101b、101cと磁気的に結合している他相の巻線としては、巻線102aおよび巻線106fとの結合が大きく、それ以外の巻線との磁気結合は非常に小さい。
このような磁気結合の関係と図2に示した巻線配置とを併せて考察すると、第1の巻線群100Aと第2の巻線群100Bの相互間で磁気的に結合しているのは、36個の巻線の内、巻線103cと巻線104a、巻線106cと巻線101d、巻線103fと巻線104d、および巻線106fと巻線101aの4箇所(図2の破線で示す位置)のみである。このため、2つの巻線群100A,100Bの相互の磁気結合は小さなものとなっている。
よって、2つのインバータ10,20の内、例えば第1のインバータ10が短絡故障を起こした場合を想定すると、第1の巻線群100Aの巻線102の受電部と中性点との間の短絡故障であれば、その短絡電流が作る磁界は第2の巻線群100Bにはほとんど鎖交しない。したがって、第1の巻線群100Aに流れる短絡電流に起因して他の巻線群100Bに属する巻線104〜106に誘起される電圧も小さなものとなり、誘起された過電圧によって第2のインバータ20が連鎖的に絶縁破壊を起こすといった従来の不具合発生を確実に防止することができる。
また、第1の巻線群100Aの巻線101ないし103の受電部と中性点との間に短絡故障が生じた場合や、第1の巻線群100Aの任意の2つの巻線の受電端間で短絡故障が生じた場合には、2つの巻線群100A,100Bの間に存在する4箇所の磁気結合部分において、第1の巻線群100Aの短絡電流が作る磁界が第2の巻線群100Bに鎖交し電圧が誘起される。しかし、その磁気結合は最小限に抑えられているため、短絡磁束は各々の巻線群100A,100Bの内部で閉じる成分がほとんどである。したがって、この場合にも、短絡電流に起因する過電圧によって第2のインバータ20が連鎖的に絶縁破壊を起こす可能性を低減することができる。その結果、インバータ素子の耐圧を必要以上に高める必要がなくなり、安価な駆動システムを構成することができる。
次に、一つの巻線群に短絡電流が流れた場合に生じる電磁力の影響について見ると、この実施の形態1のモータ100は、各巻線群100A,100Bに属する同相の巻線が回転軸の周方向に沿って機械的に均等割りした角度位置に配置され、かつ、これらの巻線が直列に接続されているので、どのような条件の短絡事故が発生した場合でも、固定子50と回転子60との間に働く相対変位力は相殺されて零になる。
例えば、一つのインバータ10が短絡故障を生じた場合でも、そのインバータ10に接続された巻線群100Aに属する1相分の巻線101a〜101c,101d〜101fは機械的に180度離れた対称な位置にあり、かつ、これの巻線101a〜101c,101d〜101fは直列に接続されているため、各巻線101a〜101c,101d〜101fが短絡電流によって作る電磁力が相殺される。他の相の巻線102,103についても同様である。このため、短絡電流による電磁力が偏心力として作用するのを抑制することができ、固定子50と回転子60との間に相対変位を生じて両者50,60が接触事故を起こしたり、回転子60のシャフトを支持するベアリングが破損したりするのを確実に防止することができる。
以上のように、この実施の形態1の3相2重巻線交流モータ100は、同相の3個の巻線を機械的に180度離れた位置にそれぞれ配置して計6個の各々の巻線を直列に接続して一相分の巻線とし、かつ各巻線群100A,100B同士が隣接する部分の数を最小限(4箇所)としたので、各巻線群100A,100Bの相互間の磁気結合が弱くなる。このため、一つのインバータの短絡故障が生じても他の巻線群に過大な電圧が誘起されるのが抑制される。したがって、短絡故障に起因して生じる短絡電流の作る磁界によって他のインバータに過大な電圧が誘起されて絶縁破壊を起こすことが無くなるので、スイッチング素子の耐圧を必要以上に高めなくても、インバータが連鎖的に破壊されるのを有効に防止することができる。
しかも、各巻線群100A,100Bに属する巻線の内、同相の巻線が固定子50の周方向に沿って機械的に均等割りした角度位置に配置(本例では180度ずつ配置)されているので、一つのインバータが短絡故障を生じた場合でも、そのインバータに接続された巻線群に属する巻線が短絡電流によって作る電磁力が相殺される。このため、短絡電流による電磁力が偏心力として作用するのを抑制することができ、固定子50と回転子60が接触事故を起こしたり、回転子60のシャフトを支持するベアリングが破損したりする不具合を確実に防止することができる。
実施の形態2.
図4はこの実施の形態2の多重巻線交流モータを備えたモータ駆動システムの全体構成図、図5は同多重巻線交流モータの断面図であり、図1および図2に示した実施の形態1の構成と対応もしくは相当する部分には同一の符号を付す。
この実施の形態2における多重巻線交流モータは、3相3重巻線交流モータであって、3相分の巻線101,102,103よりなる第1の巻線群100Aと、3相分の巻線104,105,106よりなる第2の巻線群100Bと、3相分の巻線107,108,109よりなる第3の巻線群100Cとを有する。そして、第1、第2、第3の巻線群100A,100B,100Cは、第1、第2、第3の3相インバータ10,20,30に個別に接続されている。なお、第1、第2、第3の巻線群100A,100B,100Cはその中性点が互いに接続されている。
さらに、このモータ100は、図5に示すように、固定子50の鉄心51に36個のスロット52と、2つのスロットに挟まれた36個のティース53とが形成されている。各ティース53にはそれぞれ巻線が集中巻線方式にて巻装されている。また、回転子60を構成するヨーク61の外周表面には30個の界磁永久磁石62が貼り付けられている。したがって、このモータ100の極数とスロット数の比は5:6となっている。
次に、当該モータ100における各巻線群100A,100B,100Cとそれを構成する巻線の形成方法について説明する。
固定子50の周方向に沿って配置された36個の巻線を結線する場合、互いに隣接する2つの巻線、およびそれと機械的に180度離れた位置にある互いに隣接する2つの巻線の合計4個の巻線が同相となるように直列に接続される。すなわち、連続した2つの巻線101a,101bおよびそれと機械的に180度離れた位置にある連続した2つの巻線101c,101dが直列に接続されて第1の巻線群100Aに属する1相分の巻線101が形成される。その隣に続く巻線102a,102bおよびそれと機械的に180度離れた位置にある連続した2つの巻線102c,102dが直列に接続されて第1の巻線群100Aに属する1相分の巻線102が形成される。さらにその隣に続く巻線103a,103bおよびそれと機械的に180度離れた位置にある連続した2つの巻線103c,103dが直列に接続されて第1の巻線群100Aに属する1相分の巻線103が形成される。第2の巻線群100Bに属する3相分の巻線104〜106、および第3の巻線群100Cに属する3相分の巻線107〜109についても同様にして形成される。
以上のように、この実施の形態2のモータ100は、実施の形態1に示したのと同様の効果が得られるほか、実施の形態1の場合よりも巻線群およびインバータの数を増やしているので、例えば第1のインバータ10の短絡故障により第1の巻線群100Aに短絡磁束が発生した場合でも、第2、第3の巻線群100B,100Cにおいて短絡磁束の鎖交する巻線の割合を減らすことができ、過電圧の発生をさらに抑制することができる。
実施の形態3.
図6はこの実施の形態3における多重巻線交流モータの断面図であり、図1および図2に示した実施の形態1の構成と対応もしくは相当する部分には同一の符号を付す。
この実施の形態3における多重巻線交流モータは、3相2重巻線交流モータであって、実施の形態1の場合と同様、3相分の巻線101〜103よりなる第1巻線群100Aと、3相分の巻線104〜106よりなる第2巻線群100Bとを備え、第1、第2巻線群100A,100Bは、図示しないインバータに個別に接続される。
さらに、このモータ100は、固定子50の鉄心51に18個のスロット52と、2つのスロットに挟まれた18個のティース53とが形成されている。各ティース53にはそれぞれ巻線が集中巻線方式にて巻装されている。また、回転子60を構成するヨーク61の外周表面に12個の界磁永久磁石62が貼り付けられている。したがって、このモータ100の極数とスロット数の比は2:3となっている。
次に、当該モータ100における各巻線群100A,100Bとそれを構成する巻線の形成方法について説明する。
固定子50の周方向に沿って配置された18個の巻線を結線する場合、機械的にそれぞれ120度ずつ離れた位置にある3つの巻線が同相となるように直列に接続される。すなわち、巻線101a、これと120度離れた位置にある巻線101b、およびさらに120度離れた位置にある巻線101cの3つが直列に接続されて、第1の巻線群100Aに属する1相分の巻線101が形成される。続いて巻線102a、これと120度離れた位置にある巻線102b、およびさらに120度離れた位置にある巻線102cの3つが直列に接続されて、第1の巻線群100Aに属する1相分の巻線102が形成される。さらに、巻線103a、これと120度離れた位置にある巻線103b、およびさらに120度離れた位置にある巻線103cの3つが直列に接続されて、第1の巻線群100Aに属する1相分の巻線103が形成される。第2の巻線群100Bに属する3相分の巻線104〜106についても同様にして形成される。
その他の構成は実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
以上のように、この実施の形態3のモータ100は、実施の形態1に示したのと同様の効果が得られるほか、同一のインバータに接続される同相の巻線の配置が実施の形態1のように機械的に180度離れた位置に限定されず、極数とスロット数との関係に応じて機械的に周方向に沿って均等割りした角度位置(ここでは120度)にそれぞれ配置すればよいので、モータ設計の自由度が向上する。
実施の形態4.
図7はこの実施の形態4における多重巻線交流モータの断面図であり、図1および図2に示した実施の形態1の構成と対応もしくは相当する部分には同一の符号を付す。
この実施の形態4における多重巻線交流モータ100は、3相2重巻線交流モータであって、実施の形態1の場合と同様、3相分の巻線101〜103よりなる第1巻線群100Aと、3相分の巻線104〜106よりなる第2巻線群100Bとを備え、第1、第2巻線群100A,100Bは、図示しないインバータに個別に接続される。
さらに、このモータ100は、固定子50の鉄心51に36個のスロット52と、2つのスロットに挟まれた36個のティース53とが形成されている。各ティース53にはそれぞれ巻線が集中巻線方式にて巻装されている。また、回転子60を構成するヨーク61の外周表面に24個の界磁永久磁石62が貼り付けられている。したがって、このモータ100の極数とスロット数の比は2:3となっている。
次に、当該モータ100における各巻線群100A,100Bとそれを構成する巻線の形成方法について説明する。
固定子50の周方向に沿って配置された36個の巻線を結線する場合、機械的に30°ずつ離れた位置にある3つの巻線と、それぞれに対し180度離れた位置にある3つの巻線の合計6個の巻線が同相となるように直列に接続される。すなわち、巻線101a、これと30°離れた位置にある巻線101b、これと更に30°離れた位置にある巻線101c、およびそれぞれに対して180°離れた位置にある巻線101d,101e,101fの計6つの巻線が直列に接続されて第1の巻線群100Aに属する1相分の巻線101が形成される。また、巻線102a、これと30°離れた位置にある巻線102b、これと更に30°離れた位置にある巻線102c、およびそれぞれに対して180°離れた位置にある巻線102d,102e,102fの計6つの巻線が直列に接続されて第1の巻線群100Aに属する1相分の巻線102が形成される。さらに、巻線103a、これと30°離れた位置にある巻線103b、これと更に30°離れた位置にある巻線103c、およびそれぞれに対して180°離れた位置にある巻線103d,103e,103fの計6つの巻線が直列に接続されて第1の巻線群100Aに属する1相分の巻線103が形成される。第2の巻線群100Bに属する3相分の巻線104〜106についても同様にして形成される。
その他の構成は実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
以上のように、この実施の形態4のモータ100は、実施の形態1の場合と同様、第1の巻線群100Aと第2の巻線群100Bとが互いに隣接する箇所が、巻線103cと巻線104aの間、巻線106cと巻線101dの間、巻線103fと巻線104dの間、巻線106fと巻線101aの間の計4箇所のみとなる。このため、例えば第1のインバータ10で短絡故障が生じ、第1の巻線群100Aに短絡磁束が生じた場合でも、第2の巻線群100Bでこれと鎖交する巻線の数を少なくすることができる。
上記の実施の形態1〜4から考察して、異なる巻線群100A,100B,100C同士が周方向に沿って互いに隣接する箇所の数を最小限に抑えるための要件を一般化すると、次のような条件を満たすことが必要である。
(A)各巻線を集中巻線方式で構成すると共に、極数とスロット数の最大公約数をm、設置するインバータないし巻線群の数をnとし、m/nの約数のうち1を除いた最小の値をMとしたとき、各巻線群同士が互いに隣接する箇所の数を周方向に沿ってM×n箇所とし、各巻線群に属する同相の巻線同士は、周方向に沿ってM等分した角度位置にそれぞれ分割配置することが必要である。ここに、mは同相の巻線を周方向に沿って一番細かく均等割りして配置する場合の値に相当する。また、nは巻線群の数であり、m/nの約数のうち1を除いた最小の値Mを採用することは、各巻線群に属する同相の巻線を周方向に沿って一番粗く均等割りする場合の値に相当する。
(B)特に、3相交流駆動される集中巻線方式のモータ100について、同程度の極数のモータに対し異なる巻線群100A,100B,100C同士が周方向に沿って互いに隣接する箇所の数を最小限に抑えるためには、上記(A)の条件に加えて、極数とスロット数の比を(3k±1):(3k)(ただしk≧2)とし、隣接するk個の巻線を同相で接続するのが良い。
これらの条件を満たすようにすれば、周知のように磁束の利用率(巻線係数)を高めることができると同時に、各巻線群が互いに隣接する部分の数を最小限とすることができ、短絡故障時に生じる磁束が各巻線群に属する各相の巻線内部で閉じる割合を増やすことができる。つまり、巻線群間の磁気結合をさらに小さくできるため、1つのインバータの短絡故障時の短絡磁束によって他のインバータが連鎖的に故障するのを防止することができる。
次に、上記(A),(B)の条件の適合性について、上記の実施の形態1〜4について検証する。
(1)実施の形態1(図2)の場合
この場合、極数は32で、スロット数は36なので、極数とスロット数の最大公約数m=4、巻線群の数n=2であり、m/nの約数の内、1を除いた最小の値Mは2である。よって、n×M=2×2=4、つまり、2つの巻線群100A,100Bを周方向に沿って4分割した箇所に順次交互に分割配置することにより、各巻線群同士が互いに隣接する箇所の数を周方向に沿って最小限とすることができる。また、その際、周方向に2分割、つまり機械的に180°離れた位置に同相の巻線を分割配置する。また、(極数):(スロット数)=8:9であり、このときk=3であるから、隣接する3個の巻線を同相で接続する。したがって、機械的に互いに180度離れた位置に3個ずつ隣接配置した計6個の巻線を直列に接続して1相分の巻線として構成することで、巻線群100A,100B同士の隣接箇所を最小(4箇所)とすることができる。これは実施の形態1で説明した通りである。
(2)実施の形態2(図5)の場合
この場合、極数は30で、スロット数は36なので、極数とスロット数の最大公約数m=6、巻線群の数n=3であり、m/nの約数の内、1を除いた最小の値Mは2である。よって、n×M=3×2=6、つまり、3つの巻線群100A,100B,100Cを周方向に沿って6分割した箇所に順次交互に分割配置することにより、各巻線群同士が互いに隣接する箇所の数を周方向に沿って最小限とすることができる。また、その際、周方向に2分割、つまり機械的に180°離れた位置に同相の巻線を分割配置する。また、(極数):(スロット数)=5:6であり、このときk=2であるから、隣接する2個の巻線を同相で接続する。したがって、機械的に互いに180度離れた位置に2個ずつ配置した計4個の巻線を直列に接続して1相分の巻線として構成することで、巻線群100A,100B,100C同士の隣接箇所を最小(6箇所)とすることができる。これは実施の形態2で説明した通りである。
(3)実施の形態3(図6)の場合
この場合、極数は12で、スロット数は18なので、極数とスロット数の最大公約数m=6、巻線群の数n=2であり、m/nの約数の内、1を除いた最小の値Mは3である。よって、n×M=2×3=6、つまり、2つの巻線群100A,100Bを周方向に沿って6分割した箇所に順次交互に分割配置することにより、各巻線群同士が互いに隣接する箇所の数を周方向に沿って最小限とすることができる。また、その際、周方向に3分割、つまり機械的に120°離れた位置に同相の巻線を分割配置する。また、(極数):(スロット数)=2:3であり、このときk=1であるから、同相で接続すべき隣接する巻線は存在しない。したがって、機械的に互いに120度離れた位置に1個ずつ配置した計3個の巻線を直列に接続して1相分の巻線として構成することで、巻線群100A,100B同士の隣接箇所を最小(6箇所)とすることができる。これは実施の形態3で説明した通りである。
(4)実施の形態4(図7)の場合
この場合、極数が24、スロット数が36なので、極数とスロット数の最大公約数m=12、巻線群の数n=2であり、m/nの約数1,2,3,6の内、1を除いた最小の値Mは2である。よって、n×M=2×2=4、つまり、2つの巻線群100A,100Bを周方向に沿って4分割した箇所に順次交互に分割配置することにより、各巻線群同士が互いに隣接する箇所の数を周方向に沿って最小限とすることができる。また、その際、周方向に2分割、つまり機械的に180°離れた位置に同相の巻線を分割配置する。また、(極数):(スロット数)=2:3であり、このときk=1であるから、同相で接続すべき隣接する巻線は存在しない。したがって、機械的に互いに180度離れた位置に1個ずつ配置した計6個の巻線を直列に接続して1相分の巻線として構成することで、巻線群100A,100B同士の隣接箇所を最小(4箇所)とすることができる。これは実施の形態4で説明した通りである。
因に、図7と同じ極数が24、スロット数が36の場合において、図8に示すように巻線を配置した場合には、健全運転時は図7の場合と全く同様の特性が得られるものの、(B)の条件を満たしていても、(A)の条件を満たしていないので(m/nの約数のうち最小の値2ではなく、最大の値6を採用)、第1の巻線群100Aと第2の巻線群100Bとが隣接する箇所が全周で12箇所(=2×6)存在することになる。このため、例えば第1のインバータ10で短絡故障が生じ、第1の巻線群100Aに短絡磁束が生じた場合に、第2の巻線群100Bのほとんどの巻線に短絡磁束が鎖交することになり、短絡電流に起因する過電圧がより大きくなる。
なお、本発明は上記の実施の形態1〜4の構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において各種の変形を加えることができる。
例えば、上記の各実施の形態1〜4の各モータ100については、同相の巻線を各々直列に接続することにより、前述のように、短絡故障の原因がインバータ10,20,30側にある場合のみならず、モータ100側の巻線受電端近傍において短絡故障を起こした場合でも短絡電流による電磁力を相殺できるようにしている。しかし、インバータ10,20,30側の短絡故障に起因して生じる短絡電流による電磁力を相殺する場合に限ると、同相の巻線を互いに並列に接続してもよく、また一部を直列に接続した後、これをさらに並列に接続してもよく、同様の効果が得られる。
さらに、上記の実施の形態1〜4について示したモータ100の極数やスロット数は一例であって、本発明はこれらの数に限定されるものではない。
本発明の実施の形態1における3相2重巻線交流モータを備えたモータ駆動システムの全体構成図である。 本発明の実施の形態1における3相2重巻線交流モータの断面図である。 本発明の実施の形態1の多重巻線交流モータにおいて、1相分の巻線に通電した場合の磁束分布を示す説明図である。 本発明の実施の形態2における3相3重巻線交流モータを備えたモータ駆動システムの全体構成図である。 本発明の実施の形態2における3相3重巻線交流モータの断面図である。 本発明の実施の形態3における3相2重巻線交流モータの断面図である。 本発明の実施の形態4における3相2重巻線交流モータの断面図である。 図7のモータ構成と対比するための3相2重巻線交流モータの断面図である。
符号の説明
10,20,30 第1,第2,第3の各3相インバータ、
100 多重巻線交流モータ(3相2重巻線交流モータ,3相3重巻線交流モータ)、
100A 第1の巻線群、100B 第2の巻線群、100C 第3の巻線群、
101,102,103 第1の巻線群の3相分の各巻線、
104,105,106 第2の巻線群の3相分の各巻線、
107,108,109 第3の巻線群の3相分の各巻線、
101a〜101f,102a〜102f,103a〜103f,104a〜104f,105a〜105f,106a〜106f,107a〜107d,108a〜108d,109a〜109d 各相の巻線を構成する巻線、
50 固定子(電機子)、51 鉄心、52 スロット、53 ティース、
60 回転子、61 ヨーク、62 永久磁石。

Claims (3)

  1. 固定子には電機子を構成する各巻線が複数の巻線群として多重化される一方、回転子に界磁用の永久磁石を有し、上記各巻線群は、各相の一端が中性点で接続され、各相の他端が各巻線群に個別に対応して設けられたインバータに接続されて駆動される多重巻線交流モータにおいて、上記各巻線群を構成する巻線を集中巻線方式で巻装するとともに、上記交流モータの極数とスロット数の最大公約数をm、上記巻線群の数をnとし、m/nの約数の内、1を除いた最小の値をMとしたとき、各巻線群同士が互いに隣接する箇所の数を周方向に沿って最小限となるようにn×Mとし、かつ、各巻線群に属する同相の巻線同士は、周方向に沿って機械的に均等割りした角度位置にそれぞれ配置されていることを特徴とする多重巻線交流モータ。
  2. 上記各巻線群に属する同相の巻線同士が、周方向に沿って上記M等分した角度位置にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1記載の多重巻線交流モータ
  3. 上記各巻線群が3相巻線であり、かつ、極数とスロット数の比が(3k±1):(3k)(ただしk≧2)の関係を満たす場合には、周方向に沿って互いに隣接するk個の巻線同士が同相となるように直列接続されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の多重巻線交流モータ。
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