JP2013223293A5 - - Google Patents
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Description
上記の課題を解決するために、本発明に係るブラシレスモータは、ステータコアと、このステータコアの径方向内側に配置され、前記ステータコアに対して回転自在に支持されているロータと、前記ステータコアにインシュレータを介して巻回された複数の相のコイルに、給電を行うためのリング状のバスバーユニットとを備えたブラシレスモータであって、前記バスバーユニットは、相毎に設けられ、前記コイルの一端と接続される相端子を有する湾曲状の複数の相用バスバーと、前記複数の相用バスバーを保持する絶縁部材からなるリング状のバスバーホルダとを備え、前記バスバーホルダの内周面の直径を、前記インシュレータの外周面の直径よりも大きく設定し、前記インシュレータよりも径方向外側に、前記バスバーユニットを配置し、前記複数の相用バスバーは、帯状の金属板の厚さ方向を湾曲形成して成り、各相用バスバーが径方向に並んで配置され、各相用バスバーのうちの少なくとも1つは、周方向の途中から曲率半径が変化するように形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、インシュレータとバスバーユニットを軸方向でラップさせることができる。このため、この分、ステータコアからバスバーユニットまでの高さを抑えることができ、この結果、ブラシレスモータの軸方向の長さを短くすることができ、ブラシレスモータの小型化を図ることができる。
また、インシュレータよりも径方向外側にバスバーユニットを配置することから、ステータコアの軸方向上方に空間を確保しやすく、コイルで発生した熱の放熱効果を高めることができる。このため、ブラシレスモータの温度上昇を抑えることができ、ブラシレスモータのモータ効率を高めることが可能になる。
さらに、ステータコアの軸方向上方に空間が確保できれば、この空間にコイルの端末部を引き出し、コイルの端末部とバスバーユニットの各端子を接続させることが可能になる。このため、コイルの端末部の配索経路を単純化することができる。
そして、複数の相用バスバーの径方向の間に、余分なスペースが形成されてしまうのを抑制できる。このため、バスバーユニットの径方向を縮径化でき、この結果、ブラシレスモータを小型化することが可能になる。
また、インシュレータよりも径方向外側にバスバーユニットを配置することから、ステータコアの軸方向上方に空間を確保しやすく、コイルで発生した熱の放熱効果を高めることができる。このため、ブラシレスモータの温度上昇を抑えることができ、ブラシレスモータのモータ効率を高めることが可能になる。
さらに、ステータコアの軸方向上方に空間が確保できれば、この空間にコイルの端末部を引き出し、コイルの端末部とバスバーユニットの各端子を接続させることが可能になる。このため、コイルの端末部の配索経路を単純化することができる。
そして、複数の相用バスバーの径方向の間に、余分なスペースが形成されてしまうのを抑制できる。このため、バスバーユニットの径方向を縮径化でき、この結果、ブラシレスモータを小型化することが可能になる。
本発明に係るブラシレスモータは、前記ステータコアは、ステータハウジングに圧入されており、前記ステータハウジングには、前記バスバーユニットに対応する位置に、前記バスバーユニットを受け入れる拡径部が段差によって形成されていることを特徴とする。
(中性点用バスバー)
次に、図11に基づいて、中性点用バスバー30Nについて説明する。
図11は、中性点用バスバー30Nの平面図である。
同図に示すように、中性点用バスバー30Nは、各相用バスバー30U,30V,30Wと同様に、銅等からなる帯状の金属板材をプレス加工等により打ち抜いたものであって、厚さ方向を湾曲させて略円環状に形成されたバスバー本体31Nを有している。バスバー本体31Nの半径R9は、
R7<R9・・・(5)
R8<R9・・・(6)
を満たすように設定されている。
次に、図11に基づいて、中性点用バスバー30Nについて説明する。
図11は、中性点用バスバー30Nの平面図である。
同図に示すように、中性点用バスバー30Nは、各相用バスバー30U,30V,30Wと同様に、銅等からなる帯状の金属板材をプレス加工等により打ち抜いたものであって、厚さ方向を湾曲させて略円環状に形成されたバスバー本体31Nを有している。バスバー本体31Nの半径R9は、
R7<R9・・・(5)
R8<R9・・・(6)
を満たすように設定されている。
Claims (5)
- ステータコアと、
このステータコアの径方向内側に配置され、前記ステータコアに対して回転自在に支持されているロータと、
前記ステータコアにインシュレータを介して巻回された複数の相のコイルに、給電を行うためのリング状のバスバーユニットとを備えたブラシレスモータであって、
前記バスバーユニットは、
相毎に設けられ、前記コイルの一端と接続される相端子を有する湾曲状の複数の相用バスバーと、
前記複数の相用バスバーを保持する絶縁部材からなるリング状のバスバーホルダとを備え、
前記バスバーホルダの内周面の直径を、前記インシュレータの外周面の直径よりも大きく設定し、前記インシュレータよりも径方向外側に、前記バスバーユニットを配置し、
前記複数の相用バスバーは、帯状の金属板の厚さ方向を湾曲形成して成り、各相用バスバーが径方向に並んで配置され、
各相用バスバーのうちの少なくとも1つは、周方向の途中から曲率半径が変化するように形成されていることを特徴とするブラシレスモータ。 - 前記ステータコアは、ステータハウジングに圧入されており、
前記ステータハウジングには、前記バスバーユニットに対応する位置に、前記バスバーユニットを受け入れる拡径部が段差によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載のブラシレスモータ。 - 前記バスバーホルダは、リング状に形成されたホルダ本体を有し、このホルダ本体に、軸方向一方側から前記複数の相用バスバーを挿入可能な複数の溝が径方向に並んで形成されており、
各溝の開口縁の少なくとも一部に、前記複数の相用バスバーの抜けを防止するための抜け止め爪が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のブラシレスモータ。 - 前記ステータコアの各ティースに、それぞれ2本の前記コイルが並列回路を成すように巻回されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のブラシレスモータ。
- 前記バスバーユニットはグロメットを備え、
前記グロメットは、
前記グロメットの一方の平面から形成され、液状シール材を注入するためのガスケット流通孔と、
前記グロメットの他方の平面の全域に渡って形成され、前記ガスケット流通孔に連通するガスケット溜り溝とを備えていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のブラシレスモータ。
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2013
- 2013-04-05 CN CN201380017893.4A patent/CN104205579B8/zh not_active Expired - Fee Related
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