JP2009261220A - 固定子製造方法 - Google Patents

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泰弘 上野
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秀昭 高橋
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Abstract

【課題】インシュレータと巻線との間に残留する空気層を確実に排除できる分割固定子製造方法を提供すること。
【解決手段】金型内にインサートされた、分割固定子コアにインシュレータ12を介して装着されたエッジワイズコイルの周囲に、樹脂をモールド成形する分割固定子製造方法において、インシュレータ12をガラス転移温度Tg以上に予熱した状態で、樹脂モールド材料25によりエッジワイズコイルの外周を押圧してインシュレータ12外周表面に押し込んで、インシュレータ12を0.05から0.1mm変形させている。
【選択図】図7

Description

この発明は、コイルから固定子コアへの熱伝導率を高めたモータの固定子製造方法に関するものである。
プレス加工で打ち抜いた鋼板を積層して固定子コアを構成し、巻線を組み付けた状態で、巻線部等に樹脂を射出成形することにより、固定子を製造する方法が知られている。
一方、固定子コアを複数個に分割して、巻線を組み付けた分割固定子を用いる方法も、固定子の製造方法として知られている。分割固定子の場合には、焼きバメリングで複数の分割固定子を一体的に組み立てることが行われている。
分割コアに対して、樹脂をモールドして分割固定子を製造する方法が、特許文献1に記載されている。
1つのティースを備える分割コアに、巻線をティースに巻きつけて、プレス型で巻きつけたコイルをティースの中心軸に向けて押圧成形すると同時に、プレス型が兼用する射出成形金型内に樹脂を射出することにより、樹脂モールドすることが記載されている。
この技術は、コイルの占積率を高めることができる利点がある。また、コイルの回りのみ樹脂モールドすれば良いので、従来の固定子と比較して、使用する樹脂量を減らすことができる利点がある。
特開2007-143324号公報
しかしながら、特許文献1に開示された発明では、次のような問題があった。
(1)特許文献1には、インシュレータに関する記載がないが、分割コアと巻線との間にインシュレータが装着されていたと仮定すると、巻線がプレス型により押圧されているため、インシュレータと巻線との間には、射出成形のときに、樹脂が進入することは困難であり、完成した固定子は、インシュレータと巻線とが直接接触し、インシュレータと巻線との間に形成された隙間に空気層が残留する状態となる可能性が高い。
一方、ハイブリッド自動車のモータは、小型化が進み、使用電流域を増加する傾向にある。その場合、巻線の発熱量が増加することから、放熱の重要性が高まっている。その理由は、巻線のエナメル被覆には耐熱温度があるからである。
そのためには、インシュレータと固定子コアを密着させると共に、特に、インシュレータと巻線との間に残留する空気層を排除することが必須となっている。樹脂モールド、及びインシュレータを介して、固定子コア側に放熱する必要があるからである。
樹脂モールド材として、熱硬化性樹脂を使用する場合には、硬化させるのに数分かかるため、射出する樹脂を加圧することにより、インシュレータと巻線との間に樹脂を進入させることも可能である。
しかしながら、タクトタイムを短くして生産効率を上げるために、例えば、300℃に加熱溶融した熱可塑性樹脂を使用すると、130℃程度に加熱された金型により冷却され、数秒で硬化してしまう。一方、熱可塑性樹脂は、粘性が100Pa・secと、熱硬化性樹脂の20〜100倍高いので、数秒では、狭い隙間まで溶融した樹脂が十分進入する時間がないため、インシュレータと巻線との間に樹脂の充填不良が発生する問題があった。
(2)また、後で詳細に説明するように、本発明では、固定子コアにインサートしたインシュレータを均一に加熱している。しかし、一体型固定子コアをインサート成形する場合には、加熱源である金型の円筒部が抜きテーパを備えており、金型と固定子コアとの間の隙間が均一でないため、固定子コアの両端部で温度差が生じてしまい、インシュレータを均一に加熱することができない問題があった。
インシュレータが均一に加熱できないと、インシュレータの一部が柔らかくなりすぎて、成形済みコイルが固定子コアとの絶縁抵抗が不十分となる問題があった。
この発明は上記問題点を解決するためのものであって、インシュレータと巻線との間に残留する空気層を確実に排除できる固定子製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の固定子製造方法は、次の構成を有している。
(1)金型内に固定子コア、インシュレータ、及び成形済みコイルをインサートした状態で、成形済みコイルの周囲に、樹脂を成形する固定子製造方法において、インシュレータをガラス転移温度以上に予熱した状態で、樹脂により成形済みコイルの外周を押圧することにより、成形済みコイルの内周面を、インシュレータ外周表面に押し込んで、インシュレータを変形させる。
(2)(1)に記載する固定子製造方法において、前記固定子コアが分割固定子コアであり、前記金型内に前記分割固定子コア、インシュレータ、及び集中巻き成形済みコイルをインサートした状態で、成形済みコイルの周囲に、樹脂を成形することを特徴とする。
(3)(1)に記載する固定子製造方法において、前記固定子コアが一体型固定子コアであり、前記固定子コアの内周面に接触する前記金型の円筒部を膨張させることにより、前記固定子コアの内周面と、前記金型の円筒部の外周面とを密着させた状態で、前記インシュレータを予熱することを特徴とする。
(4)(1)乃至(3)に記載する固定子製造方法のいずれか1つにおいて、前記成形済みコイルの外周に、融着層または接着剤層が形成されていることを特徴とする。
(5)(1)乃至(4)に記載する固定子製造方法のいずれか1つにおいて、前記成形済みコイルがエッジワイズコイルであり、前記インシュレータの変形量が、0.05から0.1mmであることを特徴とする。
次に、上記構成を有する本発明の固定子の製造方法の作用・効果について説明する。始めに、分割固定子の製造方法の作用・効果について説明する。
本発明の分割固定子製造方法の第1工程においては、第1金型(例えば、固定型)に分割コアをセットし、さらに分割コアにインシュレータをセットし、さらに成形済みコイル(例えば、成形済みエッジワイズコイル)をインシュレータの上にセットする。インシュレータ材料としては、例えば、ガラス繊維フィラを50%程度含有する熱可塑性樹脂であるPPS樹脂を用いている。
次に、第2金型(例えば、可動型)を第1金型に当接させて、キャビティを構成する。そして、第1金型を介して分割コアを加熱する。従来、熱可塑性樹脂を使用する場合、樹脂を急冷させないで樹脂の流動性を確保して、キャビティの端部まで樹脂が流れるようにするために、金型を130℃程度に加熱している。しかし、この程度の加熱では、上記インシュレータ材料は、射出成形開始までにガラス転移温度までは上昇しない。本発明では、金型を150℃以上になるまで加熱することにより、射出成形開始までに、分割コアにセットされたインシュレータの温度が、インシュレータ材料のガラス転移温度を越える。
インシュレータの温度が、インシュレータ材料のガラス転移温度を越えると、インシュレータは柔らかくなる。このときに、50MPaという強い圧力で樹脂モールド用の樹脂を射出する。樹脂は始めに、大きな空間が形成されている成形済みコイルの外周に回り込み、成形済みコイルの外周を押圧する。そのため、成形済みコイルが内周方向に押圧され、成形済みコイルの内周面がインシュレータの外周面を強く押圧する。
ここで、インシュレータはガラス転移温度以上に予熱されているため、成形済みコイルは、インシュレータの外周表面に押し込まれて、インシュレータは、0.05〜0.1mm程度変形する。すなわち、成形済みコイルの外周面は、凹凸が存在するが、凸部がインシュレータの外周面に押し込まれ、押し出されたインシュレータ材料が成形済みコイルの凹部に入り込むことにより、インシュレータ表面が、成形済みコイルの外形線と一致するように変形する。
インシュレータの厚みは、0.2mm以上であるので、インシュレータが0.05〜0.1mm変形しても、エッジワイズコイルと分割コアとが直接接触することはない。実際には、インシュレータの変形量が0.05〜0.1mmとなって、インシュレータの厚みの半分以下の変形に収まるように、インシュレータの加熱温度、及び樹脂モールド用樹脂の加圧条件を設定している。
これにより、インシュレータと成形済みコイルとの間に空間がなくなり、インシュレータと成形済みコイルとの間に空気層が存在しなくなる。
インシュレータと成形済みコイルとの間の空気層をなくすことにより、成形済みコイルからインシュレータへの熱伝導率を大幅に向上させることができる。
特に、樹脂が熱可塑性樹脂である場合には、流動性が悪いため、インシュレータと成形済みコイルの小さな隙間に樹脂を確実に充填することが困難であるが、上記発明によれば、インシュレータと成形済みコイルとの間に樹脂を充填する必要がないため、熱可塑性樹脂を使用する場合に有効である。
すなわち、熱可塑性樹脂の場合は、その溶融粘度が熱硬化性樹脂に比較して高いため、金型内の成形空間が狭くなっている部分に充填が完了する前に固化してしまう恐れがある。
したがって、熱可塑性樹脂を材料とした場合に、インシュレータとコイルの小さな隙間に、樹脂を確実に充填することは、従来の製造方法では不可能であった。
それに対して、本発明によれば、熱可塑性樹脂を材料として用いても、インシュレータとコイルの小さな隙間の空気層を確実になくすことができる。
また、成形済みコイルの外周に、融着層または接着剤層が形成されているので、成形済みコイルをインシュレータに押し付けて、インシュレータを変形させたときに、成形済みコイルとインシュレータとの間の融着層または接着層が加熱されて溶融して、成形済みコイル表面とインシュレータ表面とを、融着または接着する。
ハイブリッド自動車のモータ部品として固定子を使用すると、自動車の振動や経年変化等により、成形済みコイルがインシュレータ表面から剥がれる恐れがあり、それにより空気層が生じて成形済みコイルからインシュレータへの熱伝導率が低下する恐れがあった。
しかし、本発明によれば、成形済みコイルとインシュレータとが融着または接着されているので、自動車の振動や経年変化により、成形済みコイルがインシュレータから剥がれる恐れを大幅に減少させることができる。
次に、一体型固定子コアの製造方法の作用・効果について説明する。基本的な内容は、分割コアの場合と同じなので、相違する点についてのみ説明する。
一体型固定子コアを金型内にインサートした状態で、一体型固定子コアに装着されたインシュレータを加熱するときに、金型のうち、一体型固定子コアの中心に形成された中空部に挿入される金型の円筒部により加熱が行われる。円筒部は、抜きテーパを備えており、金型と固定子コアとの間の隙間が均一でなく一部に空気層が存在するため、固定子コアの両端部で温度差が生じてしまい、インシュレータを均一に加熱することができない問題があった。
本発明では、固定子コアの内周面に接触する金型の円筒部を膨張させることにより、固定子コアの内周面と、金型の円筒部の外周面とを密着させた状態で、インシュレータを予熱するので、固定子コアの両端部で温度差が生じることがなく、インシュレータを均一に加熱できるため、インシュレータを均一に変形させることができ、過度に変形させる恐れがない。
金型の円筒部を膨張させる具体的方法としては、例えば、円筒部を中空形状として、中空部に高温高圧の油を、油圧ポンプを用いて供給することにより、円筒部を膨張させ、円筒部の外周面と一体型固定子コアの内周面とを密着させ空気層を排除することができる。また、高温の油を用いることにより、同時にインシュレータの加熱を均一に行うことができる。
インシュレータを所定の温度に加熱し、モールド成形後、油圧を低下させれば、円筒部と一体型固定子コアの内周面との間に隙間が生じるため、金型を分離して円筒部を抜くときに問題はない。
以下、本発明における分割固定子、及び分割固定子製造方法を具体化した一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に、分割固定子の製造手順を示す。分割固定子コア10は、成形済みのコイルが装着されるティース部11を備えている。分割固定子コア10は、プレス打ち抜きで製造された鋼板を積層して構成している。ここでは、分割固定子コア10は、18個組み合わさることにより、環状の完成した固定子コアになる構造とする。分割固定子コア10を(a)に示す。次に、分割固定子コア10のティース部11に、インシュレータ12が装着された状態を図1の(b)に示す。インシュレータ12は、ティース部11を覆う筒部12b、分割固定子コア10のティース部11が突き出した以外の内面部分を覆い、上下方向に延設されたカバー部12a、筒部12bの上下に突き出した2箇所の突起部12cを備えている。ここで、インシュレータ12bの側面の厚みは、0.2〜0.4mmである。
図1の(c)に、成形済みのエッジワイズコイル13をインシュレータ12の筒部12bを介して、ティース部11に装着した図を示す。エッジワイズコイル13は、断面が平角(矩形状)のコイル線をティース部11の形状に内径を合わせて成形したものである。
エッジワイズコイル13は、カバー部12aを介して、分割固定子コア10に密着している。また、エッジワイズコイル13は、左右方向は筒部12bを介してティース部11により位置決めされている。また、上下方向は、インシュレータ12の突起部12cにより位置決めされている。これにより、エッジワイズコイル13は、分割固定子コア10に対して、定位置に位置決めされている。エッジワイズコイル13には、カバー部12a近くで上に突き出ている長端末13aと、ティース部11先端付近で上に突き出ている長端末13bが備えられている。
本実施例では、成形済みコイルとして、エッジワイズコイル13について説明するが、断面が丸形でも、角形でも、成形されて形状が確定しているものであれば、他の種類のコイルでも同じである。
図1の(d)に、樹脂モールドされた分割固定子18を示す。(c)のエッジワイズコイル13部分が樹脂モールド14されている。樹脂モールドの成形方法については、後で詳細に説明する。分割固定子18の樹脂モールド14からは、一対の長端末13a,13bが外部に突き出ている。樹脂モールドされた分割固定子18の断面図を図3に示す。この断面図は、エッジワイズコイル13と樹脂モールド14との位置関係を示すものである。
分割固定子コア10にインシュレータ12を介して、エッジワイズコイル13が装着され、エッジワイズコイル13のコイル部分を囲む部分にのみ樹脂モールド14が形成されている。図3は、分割固定子コア10の上にバスバー17を保持する樹脂製のバスバーホルダ16が取り付けられている状態を示している。バスバー17に対して、長端末13a,13bが曲げられて、接続される。
図2に、分割固定子18を18個組み合わせた固定子19を示す。18個の分割固定子18が環状に組み合わされ、外側に加熱され、膨張して内径が大きくなっている外筒15が嵌め込まれる。その後、常温に冷却されることにより、外筒15の内径が縮小して、18個の分割固定子18が締りバメされ、一体化され固定子19となる。いわゆる外筒の焼きバメである。
次の工程において、図示していないが、分割固定子18の長端末13aは、左側に2つの分割固定子を越えた3つ目の分割固定子18の長端末13bと、バスバーホルダ16内のバスバー17により接続される。このように、18個の長端末は、順次バスバーホルダ16内のバスバー17により接続され、U,V,W相の3つのモータコイルを構成される。
次に、分割固定子18を製造するための本発明の分割固定子製造方法について説明する。図4から図7に、本発明の分割固定子製造方法の工程を示す。また、図8に、固定型21に装着された、分割固定子コア10のティース部11と、インシュレータ12と、エッジワイズコイル13との位置関係を示す。
樹脂モールドを成形する成形金型構造について説明する。図4及び図8に示すように、第1金型である固定型21は、固定型本体21d、分割固定子コア10を左右から挟みこむ一対のスライド型21a、固定型本体21dから突出した一対のガイド部21c、一対のガイド部21cにガイドされて摺動するスライド型21bを備えている。
分割固定子コア10は、両側から一対のスライド型21aにより挟まれ、かつスライド型21aが挟む方向と直交する方向でスライド型21bにより固定されている。分割固定子コア10のティース部11には、インシュレータ12が装着されている。インシュレータの厚みは、本実施例では、0.3mmであるが、図中見やすくするため、厚く記載している。
一方、成形済みエッジワイズコイル13の形状を図8に示す。図8は、コイル把持ブロック20によるエッジワイズコイル13を保持する構造を示す斜視図である。
図8に示すように、エッジワイズコイル13は、2つの長端末13a、13bを備えている。略立方体形状のコイル把持ブロック20には、エッジワイズコイル13の長端末13a、13bの端部を挿入して嵌合する保持孔20a、20bが形成されている。また、コイル把持ブロック20には、一辺に傾斜部が形成されている。
図8に、コイル把持ブロック20の保持孔20a、20bに、エッジワイズコイル13の長端末13a、13bの端部が挿入して嵌合されている状態を示す。製造工程においては、コイル把持ブロック20は、多数個用意されており、予め、エッジワイズコイル13を図8の状態にして準備しておく。そして、成形モールドが終了すると、コイル把持ブロック20は回収され、何度でも治具として利用される。
図12に示すように、エッジワイズコイル13のコイルの断面は、長円形状であり、外周表面に5μm程度の厚さの融着層30(または接着層)が形成されている。融着層30の材質は、エポキシ樹脂、ワニスを用いている。本実施例では、エッジワイズコイル13の表面に融着層30を形成しているが、インシュレータ12の、エッジワイズコイル13と接触する面側に融着層30(または接着層)を形成しても良い。
本実施例の固定型21及び可動型22は、可動型が水平方向に移動する横締めタイプの金型である。
図4に示すように、固定型21に分割固定子コア10が固定された状態で、上型である可動型22が全開した状態で、コイル把持ブロック20を、固定型21に装着する。これにより、コイル把持ブロック20は固定型21の一部を構成する。その状態を図9に斜視図で示す。
一方、可動型は、ガイド型26及びスライド型22より構成されている。スライド型22には、固定型21のスライド型21aの内周面に対応して、突状部22aが形成されている。
図5に、ガイド型26がティース部11の上面に当接し、スライド型22がスライド型21aに当接した、型が閉まった状態を示す。ガイド型26の幅は、ティース部11の上面と同じ幅を備えており、ティース部11の上面全体に対して、スライド型26の下面が当接している。
ガイド型26の機能は、分割固定子コア10の寸法のばらつきにより、分割固定子コア10の高さが高い場合、上型を閉じたときに、分割固定子コア10を破損しないようにするためである。また、分割固定子コア10の高さが低い場合、ティース部11の上面にバリが差し込むのを防止するためである。
ティース部11の外周に装着されたインシュレータ12の外周面、固定型本体21d、突状部22aの内周面、スライド型22により、キャビティ空間が形成されている。この状態では、未だ樹脂モールド用樹脂の注入を開始していない。
図5に示す状態においても従来、樹脂の流動性を高めるために、固定型21を加熱している。しかし、本実施例では、固定型21の加熱温度を従来の加熱温度より高くしている。すなわち、本実施例で使用しているインシュレータ12の温度が、インシュレータ12の材料のガラス転移温度Tgよりも高くなるまで、固定型21を加熱している。
固定型21を介して分割固定子コア10を加熱する。従来、熱可塑性樹脂を使用する場合、樹脂を急冷させないで樹脂の流動性を確保して、キャビティの端部まで樹脂が流れるようにするために、固定型21を130℃程度に加熱している。しかし、この程度の加熱では、インシュレータ12の材料は、射出成形開始までにガラス転移温度Tgまでは上昇しない。本実施例では、固定型21を150℃以上になるまで加熱することにより、射出成形開始までに、分割固定子コア10にセットされたインシュレータ12の温度が、インシュレータ12の材料のガラス転移温度Tgを越える。
インシュレータ材料としては、例えば、ガラス繊維フィラを50%程度含有する熱可塑性樹脂であるPPS樹脂を用いている。
ガラス転移とは、高分子物質を加熱した場合に、ガラス状の硬い状態からゴム状に変わる現象をいい、ガラス転移がおこる温度をガラス転移温度という。ガラス転移温度の決定方法としては、TMA法、DSC法、DMA法があるが、本実施例では、DSC法を採用している。
図11に、DSC法のデータ図を示す。試験片を室温から20℃/分の割合で昇温させ、示差走査熱量計にて発熱量を測定し、図11を作成する。作成した吸熱曲線(発熱曲線)に2本の延長線を引き、延長線間の1/2直線と吸熱曲線(発熱曲線)の交点から、ガラス転移温度Tgを求める。本実施例のインシュレータ材料のガラス転移温度は、Tg=80〜90℃である。
インシュレータ12の温度が、インシュレータ材料のガラス転移温度を越えると、インシュレータ12は柔らかくなる。
固定型21を加熱して、インシュレータ12の温度が80℃を十分越えた時点で、樹脂モールド材料25を注入する。図10は、固定型21と可動型22とが型締めされたときの状態を示す部分断面図である。
本実施例の金型は横締めタイプであるので、2箇所の樹脂モールド注入口21eから注入された樹脂モールド材料25は、エッジワイズコイル13の外周に沿って、エッジワイズコイル13の長手方向に流動する。エッジワイズコイル13の各巻線間には、ほとんど隙間がなく、エッジワイズコイル13の外周には、十分な空間があるため、樹脂モールド材料25は、始めにエッジワイズコイル13の内周部に回り込むことがなく、エッジワイズコイル13の外周に形成されている空間を満たす。
図6に、キャビティ内に収納されているインシュレータ12とエッジワイズコイル13とを示す。この状態では、樹脂モールド材料25が注入されているが、未だ、エッジワイズコイル13の外周空間を満たしていない時点を示している。この状態では、インシュレータ12は、ガラス転移温度以上に加熱されているが、エッジワイズコイル13がインシュレータ12を押圧していないので、エッジワイズコイル13がインシュレータ12に押し込まれておらず、インシュレータ12は変形していない。
図7に、エッジワイズコイル13の外周に樹脂モールド材料25が満たされて、樹脂モールド材料25が、エッジワイズコイル13をインシュレータ12に対して押圧している状態を示す。
樹脂モールド材料は、50KPaという強い圧力で注入されているので、エッジワイズコイル13の外周空間が樹脂モールド材料25で満たされると、インシュレータ12を強く押圧する。そのため、エッジワイズコイル13が図中矢印で示すように、内周方向に押圧され、エッジワイズコイル13の内周面がインシュレータ12の外周面を強く押圧する。
ここで、インシュレータ12はガラス転移温度以上に予熱されているため、エッジワイズコイル13は、インシュレータ12の外周表面に押し込まれて、インシュレータは、0.05〜0.1mm程度変形する。すなわち、エッジワイズコイル13の外周面は、凹凸が存在するが、凸部がインシュレータ12の外周面に押し込まれ、押し出されたインシュレータ材料が成形済みコイルの凹部に入り込むことにより、インシュレータ12の表面が、エッジワイズコイル13の外形線の一致するように変形する。
本実施例では、インシュレータの厚みは、0.3mmであるので、インシュレータが0.05〜0.1mm変形しても、エッジワイズコイルと分割コアとが直接接触することはない。実際には、インシュレータの変形量が0.05〜0.1mmとなって、インシュレータの厚みの半分以下の変形に収まるように、インシュレータの厚み、インシュレータの加熱温度、及び樹脂モールド用樹脂の加圧条件を設定している。
これにより、図7に示すように、インシュレータと成形済みコイルとの間に空間がなくなり、インシュレータと成形済みコイルとの間に空気層が存在しなくなる。インシュレータ12とエッジワイズコイル13との間の空気層をなくすことにより、エッジワイズコイル13からインシュレータ12への熱伝導率を大幅に向上させることができる。
そのデータを図13に示す。縦軸は、エッジワイズコイル13とインシュレータ12との間の熱抵抗である。単位は、m・k/Wである。
通常の樹脂モールド成形の場合と比較して、Aに示すように、エッジワイズコイル13とインシュレータ12との間の熱抵抗が、10%以下となっている。すなわち、熱伝導率は、10倍以上になっている。
次に、PPS樹脂25が固化するのを待って、可動型22が上昇する。
樹脂モールド材料25を注入したときに、樹脂モールド材料25の熱により、エッジワイズコイル13の表面に形成されている融着層30が、インシュレータ12の材料である樹脂と反応して、界面で接着する。すなわち、エッジワイズコイル13とインシュレータ12とが、変形して密着した状態で接着される。
また、樹脂モールド材料25とエッジワイズコイル13との間でも、エッジワイズコイル表面に形成された融着層30が、樹脂モールド材料25の熱により反応して、エッジワイズコイル13と樹脂モールド材料25との間を接着する。
このように、エッジワイズコイル13の表面に融着層30を形成することにより、図13のBに示すように、Aと比較してさらに、エッジワイズコイル13とインシュレータ12との間の熱抵抗を低減することができる。
また、インシュレータ12とエッジワイズコイル13との熱膨張係数の違いから、従来経年変化により、エッジワイズコイル13がインシュレータ12から剥がれる恐れがあったが、本実施例では、インシュレータ12とエッジワイズコイル13とを融着層により接着しているので、経年変化により、エッジワイズコイル13がインシュレータ12から剥がれる恐れがない。
以上詳細に説明したように、本実施例の分割固定子製造方法によれば、金型内にインサートされた、分割固定子コア10にインシュレータ12を介して装着されたエッジワイズコイル13の周囲に、樹脂をモールド成形する分割固定子製造方法において、インシュレータ12をガラス転移温度Tg以上に予熱した状態で、樹脂モールド材料25によりエッジワイズコイル13の外周を押圧してインシュレータ12外周表面に押し込んで、インシュレータ12を0.05から0.1mm変形させているので、インシュレータ12の内周面と、エッジワイズコイル13の外周面との間に空間がなくなり、インシュレータ12とエッジワイズコイル13との間に空気層が存在しなくなる。インシュレータ12とエッジワイズコイル13との間の空気層をなくすことにより、エッジワイズコイル13からインシュレータ12への熱伝導率を大幅に向上させることができる。
また、エッジワイズコイル13の外周に、融着層または接着剤層が形成されているので、エッジワイズコイル13をインシュレータ12に押し付けて、インシュレータ12を変形させたときに、エッジワイズコイル13とインシュレータ12との間の融着層または接着層が加熱されて溶融して、エッジワイズコイル13の表面とインシュレータ12の表面とを、融着または接着する。
ハイブリッド自動車のモータ部品として固定子を使用すると、自動車の振動や経年変化等により、エッジワイズコイル13がインシュレータ12の表面から剥がれる恐れがあり、それにより空気層が生じてエッジワイズコイル13からインシュレータ12への熱伝導率が低下する恐れがあった。
しかし、本発明によれば、エッジワイズコイル13とインシュレータ12とが融着または接着されているので、自動車の振動や経年変化により、エッジワイズコイル13がインシュレータ12から剥がれる恐れを大幅に減少させることができる。
次に、本発明の第2実施例について説明する。第2実施例は、分割固定子コアを用いるのではなく、一体型固定子コアを用いて、固定子コアを一体的に成形する点で第1実施例と相違している。しかし、本発明を構成する基本的な技術は同じなので、相違する点のみ詳細に説明し、同じ部分については、説明を割愛する。
図14に、この実施形態における樹脂成形装置51の主要構成を断面図により示す。この樹脂成形装置51は、モータの固定子52をワークとして樹脂モールドするために互いに型閉め及び型開きする上型53及び下型54(図14は型閉じ状態を示す。)と、下型54に対応して設けられたベース55及び上下二枚のエジェクト板56,57とを備える。固定子52は、予め一体型固定子コアである固定子コア58に、図示しないインシュレータを介して、成形済みコイルである巻線59を装着することで作製されている。
下型54は、固定子コア58の内周に装着される円筒部75を有している。
上型53は、所定のアクチュエータ(図示略)により上下方向に移動可能に設けられる。アクチュエータとして、例えば、油圧シリンダやエアシリンダ等が使用される。上型53は、厚板状の基枠60と、基枠60に組み付けられた型部材61とを備える。基枠60は、互いに組み合わされた二つの金属ブロック62,63より構成される。型部材61の下側には、キャビティKを構成する凹部64が形成される。型部材61の中心には、キャビティKに樹脂を注入するための樹脂注入口65が固定子52の軸芯位置に対応して形成される。樹脂注入口65は、凹部64に開口し、凹部64に対して垂直に形成され、略円錐形をなしている。基枠60には、樹脂注入口65に通じる樹脂通路66が設けられる。樹脂通路66には、外部から樹脂が高圧で供給されるようになっている。樹脂通路66に供給された樹脂は樹脂注入口65からキャビティKに注入される。
図15に円筒部75の詳細図を断面図で示す。図では、中心にある押出棒等を省略して記載している。また、図15は、図14と天地が逆転している。円筒部75は、中空形状であり、直径が約150mmである。円筒部75の外径は、固定子コア58の内径よりわずかに小さい。
油圧ポンプを用いて、内部に高温高圧の油76を供給することにより、円筒部の外周直径を約0.4mm膨張させることができる。これにより、図15に示すように、固定子コア58の上端から下端まで全ての部位において、円筒部75の外周面を、固定子コア58の内周面に密着させることができ、円筒部75と固定子コア58の間の空気層をなくすことができる。
この状態で、高温の油76により固定子コア58を加熱できるため、インシュレータを所定の温度に均一に加熱することができる。その結果を図16に示す。固定子コア58の全ての部位A、B、C、Dにおいて、ねらい値よりわずかに高い温度となるように、固定子コア58及びインシュレータを加熱することができている。
以上説明したように、本発明の第2の実施例によれば、固定子コア58が一体型固定子コアであり、固定子コア58の内周面に接触する金型の円筒部75を膨張させることにより、固定子コア58の内周面と、金型の円筒部75の外周面とを密着させた状態で、インシュレータ12を予熱するので、固定子コア58の両端部で温度差が生じることがなく、インシュレータ12を均一に加熱できるため、インシュレータ12を均一に変形させることができ、過度に変形させる恐れがない。
なお、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更して実施することもできる。
例えば、本実施例では、1つのエッジワイズコイル13を有する分割固定子10について説明したが、2つのティース部11を備える分割固定子コアに、2つのエッジワイズコイル13を各々装着して、全体を樹脂モールドしても良い。また、3つのティース部11を備える分割固定子コアに、3つのエッジワイズコイル13を各々装着して、全体を樹脂モールドしても良い。
また、実施例の説明でも記載したが、本実施例では、エッジワイズコイルについて説明したが、コイル巻線の断面が丸や正方形等であっても、コイルとして成形されておれば、本発明が適用できることは、明解である。
また、本実施例では、熱可塑性樹脂を使用する場合について説明したが、熱硬化性樹脂を用いた場合についても、本発明を利用することは可能である。
分割固定子18の製造手順を示す図面である。 分割固定子18を18個組み合わせ、外筒15により焼きバメされた固定子19を示す図である。 分割固定子18の断面図である。 本発明の分割固定子製造方法の実施例の第1工程を示す図である。 本発明の分割固定子製造方法の実施例の第2工程を示す図である。 図5の拡大図である。 本発明の分割固定子製造方法の実施例の第3工程を示す拡大図である。 固定型21に装着された、分割固定子コア10とインシュレータ12と、エッジワイズコイル13との関係を示す図である。 エッジワイズコイル13が固定型21に装着された状態を示す図である。 樹脂モールドの注入口を示す部分断面図である。 ガラス転移温度Tgのデータ図である。 エッジワイズコイル13のコイルの断面図である。 エッジワイズコイル13とインシュレータ12との間の熱抵抗を示すデータ図である。 本発明の第2実施例である一体型固定子コア製造方法の金型を示す断面図である。 第2実施例の金型円筒部75の構造を示す断面図である。 第2実施例の結果を示すデータ図である。
符号の説明
10 分割固定子コア
11 ティース部
12 インシュレータ
13 エッジワイズコイル
13a、13b 長端末
18 分割固定子
20 コイル把持ブロック
21 固定型
21a、21b スライド型
21d 固定型本体
22 可動型
22a 突状部
30 融着層
58 (一体型)固定子コア
75 円筒部
76 油
Tg ガラス転移温度

Claims (5)

  1. 金型内に固定子コア、インシュレータ、及び成形済みコイルをインサートした状態で、成形済みコイルの周囲に、樹脂を成形する固定子製造方法において、
    前記インシュレータをガラス転移温度以上に予熱した状態で、前記樹脂により前記成形済みコイルの外周を押圧することにより、前記成形済みコイルの内周面を、前記インシュレータ外周表面に押し込んで、前記インシュレータを変形させることを特徴とする固定子製造方法。
  2. 請求項1に記載する固定子製造方法において、
    前記固定子コアが分割固定子コアであり、
    前記金型内に前記分割固定子コア、インシュレータ、及び集中巻き成形済みコイルをインサートした状態で、成形済みコイルの周囲に、樹脂を成形することを特徴とする固定子製造方法。
  3. 請求項1に記載する固定子製造方法において、
    前記固定子コアが一体型固定子コアであり、
    前記固定子コアの内周面に接触する前記金型の円筒部を膨張させることにより、前記固定子コアの内周面と、前記金型の円筒部の外周面とを密着させた状態で、前記インシュレータを予熱することを特徴とする固定子製造方法。
  4. 請求項1乃至請求項3に記載する固定子製造方法のいずれか1つにおいて、
    前記成形済みコイルの外周に、融着層または接着剤層が形成されていることを特徴とする固定子製造方法。
  5. 請求項1乃至請求項4に記載する固定子製造方法のいずれか1つにおいて、
    前記成形済みコイルがエッジワイズコイルであり、
    前記インシュレータの変形量が、0.05から0.1mmであることを特徴とする固定子製造方法。
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