JP2013222514A - 照明用非接触給電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】高周波ノイズの発生および電力損失を低減可能な照明用非接触給電システムを提供する。
【解決手段】照明用非接触給電システム1は、光源9を有する灯具部4と、灯具部4に一端部が接続されたアーム部3と、アーム部3の他端部3aを保持する基台部2とを備えている。この照明用非接触給電システム1では、アーム部3の他端部3aに、送電コイル5で発生する磁界による電磁誘導にて送電コイル5から非接触で受電可能な受電コイル6と、受電コイル6で発生する誘起電圧を整流する整流回路部20とが設けられている。また、照明用非接触給電システム1では、アーム部3に、整流回路部20と光源9とを電気的に接続する配線21が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明用非接触給電システムに関するものである。
近年、照明用非接触給電システムに関するものとして、ダクト式照明システムが提案されている(特許文献1)。
特許文献1には、図9に示す構成を有するダクト式照明システム70が記載されている。
ダクト式照明システム70は、レール状のダクト72を有するダクトユニット73と、ダクト72にスライド可能に支持される照明器具74と、照明器具74に内蔵された受電部71へ電磁誘導により非接触にて給電する給電部75とを備えている。なお、ダクトユニット73は、建築基材80に埋め込み配置されている。
また、給電部75は、ダクト72の開口72aとは反対側に配置されたケース79に収納されている。また、給電部75には、図示されていない1次側コイルが内蔵されている。ここにおいて、特許文献1には、ケース79内に、商用電源からの交流電圧を整流する整流回路や、整流回路により整流された直流電圧を所定の交流電圧に変換して給電部75の1次側コイルに印加するインバータ回路などが配置されている旨が記載されている。
照明器具74は、上述の受電部71と、光源76と、光源76を点灯させる点灯回路部77と、照明器具74の外郭をなす筐体78とを有している。なお、特許文献1には、光源76として、白色蛍光灯、白熱灯、高輝度放電灯、発光ダイオード、有機ELなどが記載されている。
受電部71には、図示されていない2次側コイルが内蔵されている。これにより、受電部71は、給電部75の1次側コイルとの電磁結合により電力を受電することが可能となる。
点灯回路部77は、リード線79により受電部71と接続されている。また、点灯回路部77は、受電部71により受電された電力を光源76へ出力する。
特開2011−29067号公報
ところで、図9に示した構成のダクト式照明システム70では、受電部71と点灯回路部77とが、リード線79により接続されている。また、このダクト式照明システム70では、受電部71により受電された電力が高周波電力であると推考される。これにより、ダクト式照明システム70では、リード線79に高周波電流が流れるものと考えられ、リード線79から高周波ノイズが発生するという懸念がある。
また、図9に示した構成のダクト式照明システム70では、リード線79に高周波電流が流れると、リード線79のインピーダンスにより電力損失が生じる懸念がある。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、高周波ノイズの発生および電力損失を低減可能な照明用非接触給電システムを提供することにある。
本発明の照明用非接触給電システムは、光源を有する灯具部と、前記灯具部に一端部が接続されたアーム部と、前記アーム部の他端部を保持する基台部とを備え、前記アーム部の前記他端部もしくは前記基台部に、送電コイルで発生する磁界による電磁誘導にて前記送電コイルから非接触で受電可能な受電コイルと、前記受電コイルで発生する誘起電圧を整流する整流回路部とが設けられ、前記アーム部に、前記整流回路部と前記光源とを電気的に接続する配線が設けられてなることを特徴とする。
この照明用非接触給電システムにおいて、前記整流回路部と前記光源との間に、前記整流回路部により整流された電圧を平滑する平滑回路部が設けられてなることが好ましい。
この照明用非接触給電システムにおいて、前記平滑回路部は、前記整流回路部側に配置されてなることが好ましい。
この照明用非接触給電システムにおいて、前記平滑回路部と前記光源との間に、前記光源に流れる電流を所定の電流に定電流化する定電流回路部もしくは前記光源に印加される電圧を所定の電圧に定電圧化する定電圧回路部が設けられ、前記定電流回路部もしくは前記定電圧回路部が、前記灯具部に配置されてなることが好ましい。
この照明用非接触給電システムにおいて、前記受電コイルは、前記アーム部の前記他端部に設けられ、前記送電コイルは、前記基台部に設けられてなることが好ましい。
この照明用非接触給電システムにおいて、前記受電コイルは、前記基台部に設けられ、前記送電コイルは、前記基台部とは別体の送電装置に設けられてなることが好ましい。
本発明の照明用非接触給電システムにおいては、高周波ノイズの発生および電力損失を低減可能となる。
実施形態1の照明用非接触給電システムに関し、(a)は概略分解斜視図、(b)は(a)の断面図である。 同上の照明用非接触給電システムに関し、(a)は要部回路図、(b)は整流回路部により整流された電圧波形を示す説明図である。 比較例の照明用非接触給電システムに関し、(a)は要部回路図、(b)は点灯回路に入力される電圧波形を示す説明図である。 同上の照明用非接触給電システムに関し、(a)は他の要部回路図、(b)は平滑回路部により平滑された電圧波形を示す説明図である。 同上の照明用非接触給電システムに関し、(a)は別の要部回路図、(b)は平滑回路部により平滑された電圧波形を示す説明図である。 同上の照明用非接触給電システムに関し、(a)はさらに別の要部回路図、(b)は定電圧回路部に印加される電圧波形を示す説明図である。 実施形態2の照明用非接触給電システムに関し、(a)は概略分解斜視図、(b)は(a)の断面図である。 実施形態3の照明用非接触給電システムに関し、(a)は概略分解斜視図、(b)は(a)の断面図である。 従来例のダクト式照明システムの概略断面図である。
(実施形態1)
以下、本実施形態の照明用非接触給電システムについて、図1〜図6を参照しながら説明する。
本実施形態の照明用非接触給電システム1は、例えば、電気スタンドなどの照明器具である。この照明用非接触給電システム1は、光源9を有する灯具部4と、灯具部4に一端部が接続されたアーム部3と、アーム部3の他端部3aを保持する基台部2とを備えている。また、照明用非接触給電システム1は、非接触給電のために、送電コイル5と受電コイル6とを備えている。
灯具部4は、例えば、傘状に形成されている。本実施形態では、灯具部4の材料として、例えば、金属材料や樹脂材料などを使用することができる。
また、灯具部4の開口部には、板状(本実施形態では、円板状)のパネル17が配置されている。パネル17は、透光性を有する材料(例えば、乳白色のアクリル樹脂、ガラスなど)により形成されている。本実施形態では、パネル17の平面サイズを、灯具部4の開口部よりも若干小さく設定している。
パネル17の一表面側(図1では、上面側)の周部には、複数(本実施形態では、4つ)の光源9が配置されている。
各光源9としては、LED(Light Emitting Diode)を採用している。各光源9は、パネル17の外周に沿った仮想円の円周上において等間隔で配置されている。また、これら複数の光源9は、電線22を介して直列接続されている。
なお、本実施形態の照明用非接触給電システム1では、光源9の数を、複数としているが、1つであってもよい。また、本実施形態では、各光源9の電気的な接続関係を、直列接続としているが、これに限らず、例えば、並列接続であってもよいし、直列接続と並列接続とを組み合わせた接続であってもよい。また、本実施形態では、各光源9としてLEDを採用しているが、これに限らず、例えば、有機エレクトロルミネッセンス素子などを採用することもできる。
アーム部3は、例えば、筒状(本実施形態では、有底円筒状)に形成されている。本実施形態では、アーム部3の材料として、例えば、樹脂材料などを使用することができる。
アーム部3の上記一端部(図1では、上端部)は、パネル17の中央部に着脱自在に接続される。ここにおいて、パネル17の中央部には、灯具部4の内部とアーム部3の内部とを連通するための貫通孔17aが設けられている。また、アーム部3は、パネル17の貫通孔17aを覆うようにして、パネル17の中央部に接続されている。なお、本実施形態の照明用非接触給電システム1では、アーム部3をパネル17の中央部に接続しているが、アーム部3とパネル17との接続はこれに限るものではない。また、本実施形態では、アーム部3の形状を、円筒状としているが、これに限らず、例えば、角筒状などであってもよい。
基台部2は、扁平な箱状に形成されている。本実施形態では、基台部2の材料として、例えば、樹脂材料などを使用することができる。なお、本実施形態では、基台部2の平面視形状を、円形状としているが、この形状を特に限定するものではない。
基台部2の一面側(図1では、上面側)の中央部には、アーム部3の他端部3aが嵌り込む第1の凹部11が設けられている。第1の凹部11は、有底円筒状に形成されている。また、第1の凹部11の内径寸法は、アーム部3の外径寸法よりも若干大きく設定されている。これにより、基台部2は、アーム部3の他端部3aを保持することが可能となる。また、基台部2は、アーム部3の他端部3aを保持した状態で、アーム部3をこのアーム部3の周方向に回動可能となる。なお、本実施形態の照明用非接触給電システム1では、基台部2がアーム部3の他端部3aを保持する手段として、基台部2の上記一面側の中央部に第1の凹部11を設けているが、この手段を特に限定するものではない。
照明用非接触給電システム1では、高周波電流が流れる送電コイル5が、基台部2の内部に配置されている。また、照明用非接触給電システム1では、送電コイル5へ高周波電流を出力する電源装置(図示せず)が、基台部2の内部に配置されている。この電源装置は、図示しない第1の配線を介して送電コイル5と電気的に接続されている。また、電源装置は、電源コード10と電気的に接続されている。この電源コード10は、基台部2の側部から導出されている。また、電源コード10には、コンセント用のプラグ19が接続されている。また、電源コード10には、電源装置への給電をオンオフするためのスイッチ(図示せず)が設けられている。
送電コイル5としては、例えば、平面視が円形状で巻軸方向が基台部2の厚み方向に沿った方向であるコイルなどを採用することができる。なお、本実施形態では、送電コイル5の巻き数を特に限定しない。
また、照明用非接触給電システム1では、アーム部3の他端部3aに、送電コイル5で発生する磁界による電磁誘導にて送電コイル5から非接触で受電可能な受電コイル6が設けられている。
受電コイル6としては、例えば、平面視が円形状で巻軸方向が基台部2の厚み方向に沿った方向であるコイルなどを採用することができる。なお、本実施形態では、受電コイル6の巻き数を特に限定しない。
受電コイル6の外径寸法は、送電コイル5の外径寸法よりも小さく設定されている。また、受電コイル6の内径寸法は、送電コイル5の内径寸法よりも小さく設定されている。つまり、照明用非接触給電システム1では、受電コイル6の平面サイズが、送電コイル5の平面サイズよりも小さく設定されている。
また、照明用非接触給電システム1では、アーム部3の他端部3aに、受電コイル6で発生する誘起電圧(高周波電圧)を全波整流する整流回路部20が設けられている。
整流回路部20としては、例えば、4つのダイオードにより構成されたダイオードブリッジなどを採用することができる。この整流回路部20は、受電コイル6の両端間に接続されている(図2(a)参照)。また、整流回路部20は、受電コイル6の両端間に誘起される高周波電圧を全波整流した電圧Vを出力する(図2(b)参照)。なお、図2(b)では、整流回路部20により全波整流された電圧Vの波形を表している。
また、整流回路部20は、第2の配線21を介して、複数(本実施形態では、4つ)の光源9による直列回路と電気的に接続されている(図2(a)参照)。この第2の配線21は、アーム部3の内部に配置されている(図1参照)。要するに、照明用非接触給電システム1では、アーム部3に、整流回路部20と光源9とを電気的に接続する配線(第2の配線21)が設けられている。
照明用非接触給電システム1では、電源コード10の上記スイッチがオンされると、受電コイル6が、送電コイル5で発生する磁界による電磁誘導にて送電コイル5から非接触で受電可能となる。これにより、照明用非接触給電システム1では、整流回路部20から出力された電圧Vが複数の光源9による直列回路の両端間に印加されるので、各光源9を点灯させることが可能となる。
したがって、照明用非接触給電システム1では、アーム部3の他端部3aに、受電コイル6と整流回路部20とが設けられ、アーム部3に、整流回路部20と光源9とを電気的に接続する第2の配線21が設けられている。これにより、照明用非接触給電システム1では、各光源9の点灯時に、整流回路部20が受電コイル6の両端間に誘起された高周波電圧を全波整流するので、図3に示した比較例の照明用非接触給電システムに比べて、第2の配線21で発生する高周波ノイズを低減することが可能となる。また、照明用非接触給電システム1では、各光源9を点灯時に、第2の配線21のインピーダンスに起因する電力損失を低減することが可能となる。なお、図3(a)中の点灯回路18は、複数の光源9を点灯させるものであり、例えば、上述の整流回路部20を用いることができる。また、図3に示した比較例の照明用非接触給電システムでは、点灯回路18を複数の光源9側に配置してある。また、図3(b)は、点灯回路18に入力された電圧Vの波形を表している。
送電コイル5および受電コイル6は、平面視形状を円形状としているが、この形状に限らず、例えば、矩形状、楕円形状などであってもよい。これにより、本実施形態の照明用非接触給電システム1では、アーム部3を上記周方向に回動させたときに、受電コイル6と交鎖する磁束量が変化するので、各光源9を調光することが可能となる。また、この照明用非接触給電システム1では、アーム部3をこのアーム部3の回動軸30を中心として上記周方向に回動させると、各光源9の光出力の大きさを変化させることが可能となるので、例えば、各光源9を調光するための別体の調光用ボリュームなどが不要となり、簡単な構成で各光源9を調光することが可能となる。
また、照明用非接触給電システム1では、整流回路部20と複数の光源9による直列回路との間に、整流回路部20により全波整流された電圧Vを平滑する平滑回路部24が設けられることが好ましい(図4(a)参照)。要するに、照明用非接触給電システム1では、整流回路部20と光源9との間に、整流回路部20により整流された電圧を平滑する平滑回路部24が設けられることが好ましい。
平滑回路部24としては、例えば、電解コンデンサなどを採用することができる。この平滑回路部24は、複数の光源9による直列回路の両端間に接続されている(図4(a)参照)。また、平滑回路部24は、整流回路部20により全波整流された電圧Vを平滑して電圧Vを出力する(図4(b)参照)。なお、図4(b)中の実線は、平滑回路部24により平滑された電圧Vの波形を表している。また、図4(b)中の一点鎖線は、整流回路部20により全波整流された電圧Vの波形の一部を表している。
本実施形態の照明用非接触給電システム1では、整流回路部20と光源9との間に、整流回路部20により整流された電圧を平滑する平滑回路部24を設けることによって、複数の光源9による直列回路の両端間に印加される電圧の変動を低減することが可能となる。これにより、照明用非接触給電システム1では、各光源9の点灯時に、この照明用非接触給電システム1の周辺で、表示装置(例えば、カメラなど)の画面がちらつくのを低減することが可能となる。
また、照明用非接触給電システム1では、上述の平滑回路部24が、整流回路部20側に配置されることが好ましい(図5(a)参照)。具体的に説明すると、照明用非接触給電システム1では、平滑回路部24が、アーム部3の他端部3aに設けられることが好ましい。なお、図5(b)中の実線は、平滑回路部24により平滑された電圧Vの波形を表している。また、図5(b)中の一点鎖線は、整流回路部20により全波整流された電圧Vの波形の一部を表している。
本実施形態の照明用非接触給電システム1では、平滑回路部24を整流回路部20側に配置することによって、第2の配線21に印加される電圧の変動を低減することが可能となり、第2の配線21で発生する高周波ノイズをさらに低減することが可能となる。また、照明用非接触給電システム1では、平滑回路部24として電解コンデンサを用いた場合に、この電解コンデンサを整流回路部20側に配置することによって、各光源9で発生する熱に起因する電解コンデンサの寿命の劣化を抑制することが可能となる。
また、照明用非接触給電システム1では、平滑回路部24と複数の光源9による直列回路との間に、この直列回路の両端間に印加される電圧Vを所定の電圧に定電圧化する定電圧回路部25が設けられ(図6(a)参照)、この定電圧回路部25が、灯具部4の内部に配置されることが好ましい。要するに、照明用非接触給電システム1では、平滑回路部24と光源9との間に、光源9に印加される電圧を所定の電圧に定電圧化する定電圧回路部25が設けられ、この定電圧回路部25が、灯具部4に配置されることが好ましい。
定電圧回路部25としては、例えば、DC−DCコンバータなどを採用することができる。この定電圧回路部25は、複数の光源9による直列回路の両端間に接続されている(図6(a)参照)。また、定電圧回路部25は、平滑回路部24により平滑された電圧V(図6(b)参照)を所定の電圧に定電圧化する。
ここにおいて、照明用非接触給電システム1では、平滑回路部24と複数の光源9による直列回路との間に、上述の定電圧回路部25を設けているが、これに限らず、例えば、複数の光源9に流れる電流を所定の電流に定電流化する定電流回路部を設けてもよい。この場合、定電流回路部を、灯具部4の内部に配置することが好ましい。要するに、照明用非接触給電システム1では、平滑回路部24と光源9との間に、光源9に流れる電流を所定の電流に定電流化する定電流回路部を設け、この定電流回路部を灯具部4に配置してもよい。
本実施形態の照明用非接触給電システム1では、平滑回路部24と光源9との間に、光源9に流れる電流を所定の電流に定電流化する定電流回路部もしくは光源9に印加される電圧を所定の電圧に定電圧化する定電圧回路部25を設け、定電流回路部もしくは定電圧回路部25を灯具部4に配置することによって、各光源9の光出力を安定させることが可能となる。これにより、照明用非接触給電システム1では、各光源9の点灯時に、この照明用非接触給電システム1の周辺で、表示装置(例えば、カメラなど)の画面がちらつくのを抑制することが可能となる。
なお、照明用非接触給電システム1では、照明用非接触給電システム1の一例として、電気スタンドを例示しているが、この照明器具を特に限定するものではない。
以上説明した本実施形態の照明用非接触給電システム1では、光源9を有する灯具部4と、灯具部4に一端部が接続されたアーム部3と、アーム部3の他端部3aを保持する基台部2とを備えている。また、本実施形態の照明用非接触給電システム1では、アーム部3の他端部3aに、送電コイル5で発生する磁界による電磁誘導にて送電コイル5から非接触で受電可能な受電コイル6と、受電コイル6で発生する誘起電圧を整流する整流回路部20とが設けられている。そして、本実施形態の照明用非接触給電システム1では、アーム部3に、整流回路部20と光源9とを電気的に接続する配線(第2の配線21)が設けられているので、各光源9の点灯時に、高周波ノイズの発生および電力損失を低減することが可能となる。
(実施形態2)
本実施形態の照明用非接触給電システム1は、基本構成が実施形態1と略同じであり、図7に示すように、基台部2がアーム部3の他端部3aを保持する構成などが実施形態1と相違する。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
基台部2の上記一面側(図7では、上面側)の中央部には、アーム部3側へ突出する凸部7が設けられている。この凸部7は、円柱状に形成されている。ここにおいて、アーム部3の他端部3aの中央部には、基台部2の凸部7が嵌り込む第2の凹部8が設けられている。これにより、基台部2は、アーム部3の他端部3aを保持することが可能となる。また、基台部2は、アーム部3の他端部3aを保持した状態で、アーム部3を上記周方向に回動可能となる。なお、本実施形態の照明用非接触給電システム1では、基台部2がアーム部3の他端部3aを保持する手段として、基台部2の上記一面側の中央部に凸部7を設けて、アーム部3の他端部3aの中央部に第2の凹部8を設けているが、この手段を特に限定するものではない。
したがって、本実施形態の照明用非接触給電システム1でも、光源9を有する灯具部4と、灯具部4に一端部が接続されたアーム部3と、アーム部3の他端部3aを保持する基台部2とを備えている。また、本実施形態の照明用非接触給電システム1でも、アーム部3の他端部3aに、送電コイル5で発生する磁界による電磁誘導にて送電コイル5から非接触で受電可能な受電コイル6と、受電コイル6で発生する誘起電圧を整流する整流回路部20とが設けられている。そして、本実施形態の照明用非接触給電システム1でも、アーム部3に、整流回路部20と光源9とを電気的に接続する配線(第2の配線21)が設けられているので、各光源9の点灯時に、高周波ノイズの発生および電力損失を低減することが可能となる。
(実施形態3)
本実施形態の照明用非接触給電システム1は、基本構成が実施形態1と略同じであり、図8に示すように、基台部2に受電コイル6および整流回路部20が設けられる点などが実施形態1と相違する。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
アーム部3は、例えば、筒状(本実施形態では、円筒状)に形成されている。
アーム部3の他端部3aは、基台部2の上記一面側(図8では、上面側)の中央部に接続される。ここにおいて、基台部2の上記一面側の中央部には、アーム部3の内部と基台部2の内部とを連通するための貫通孔2aが設けられている。また、アーム部3は、基台部2の貫通孔2aを覆うようにして、基台部2の上記一面側の中央部に接続されている。なお、本実施形態の照明用非接触給電システム1では、アーム部3を基台部2の上記一面側の中央部に接続しているが、アーム部3と基台部2との接続はこれに限るものではない。また、本実施形態では、アーム部3の形状を、円筒状としているが、これに限らず、例えば、角筒状などであってもよい。
基台部2の内部には、受電コイル6と整流回路部20とが配置されている。具体的に説明すると、基台部2の内部には、受電コイル6が基台部2の他面側(図8では、下面側)に配置され、整流回路部20が基台部2の上記一面側に配置されている。したがって、照明用非接触給電システム1では、基台部2に受電コイル6を設けているので、実施形態1および実施形態2に比べて、受電コイル6の平面サイズを大きくすることが可能となり、受電コイル6で発生する熱を減少することが可能となる。
ところで、本実施形態の照明用非接触給電システム1は、送電コイル5と、この送電コイル5を収納する収納部23とを有する送電装置26を備えている。
収納部23は、扁平な箱状に形成されている。本実施形態では、収納部23の材料として、例えば、樹脂材料などを使用することができる。また、本実施形態では、収納部23の平面サイズが、基台部2の平面サイズと同じ大きさに設定されている。なお、本実施形態の照明用非接触給電システム1では、収納部23の平面視形状を、円形状としているが、この形状を特に限定するものではない。
収納部23の内部には、上述の送電コイル5が配置されている。要するに、本実施形態の照明用非接触給電システム1では、送電コイル5が、基台部2とは別体の送電装置26に設けられている。また、収納部23の内部には、送電コイル5へ高周波電流を出力する上記電源装置が収納されている。本実施形態では、電源コード10が、収納部23の側部から導出されている。
以下、本実施形態の照明用非接触給電システム1に関して、各光源9を点灯および消灯させる動作について説明する。なお、本実施形態では、電源コード10の上記スイッチが、予めオンされているものとして説明する。
照明用非接触給電システム1では、基台部2が送電装置26の一面(図8では、上面)に設置されると、受電コイル6が、送電コイル5で発生する磁界による電磁誘導にて送電コイル5から非接触で受電可能となる。これにより、照明用非接触給電システム1では、整流回路部20から出力された電圧Vが複数の光源9による直列回路に印加されるので、各光源9を点灯させることが可能となる。一方、照明用非接触給電システム1では、基台部2が送電装置26の上記一面に設置されない場合、受電コイル6が送電コイル5から受電できなくなるので、各光源9が消灯状態となる。つまり、照明用非接触給電システム1では、基台部2が送電装置26の上記一面に設置された状態で、基台部2を送電装置26の上記一面から他の場所へ移動させると、各光源9を消灯させることが可能となる。
ここにおいて、照明用非接触給電システム1では、上述の平滑回路部24を基台部2に設けることが好ましい。要するに、照明用非接触給電システム1では、平滑回路部24を整流回路部20側に配置することが好ましい。これにより、本実施形態の照明用非接触給電システム1では、第2の配線21に印加される電圧の変動を低減することが可能となり、第2の配線21で発生する高周波ノイズをさらに低減することが可能となる。また、本実施形態の照明用非接触給電システム1では、平滑回路部24として電解コンデンサを用いた場合に、この電解コンデンサを整流回路部20側に配置することによって、各光源9で発生する熱に起因する電解コンデンサの寿命の劣化を抑制することが可能となる。
以上説明した本実施形態の照明用非接触給電システム1では、光源9を有する灯具部4と、灯具部4に一端部が接続されたアーム部3と、アーム部3の他端部3aを保持する基台部2とを備えている。また、本実施形態の照明用非接触給電システム1では、基台部2に、送電コイル5で発生する磁界による電磁誘導にて送電コイル5から非接触で受電可能な受電コイル6と、受電コイル6で発生する誘起電圧を整流する整流回路部20とが設けられている。そして、本実施形態の照明用非接触給電システム1では、アーム部3に、整流回路部20と光源9とを電気的に接続する配線(第2の配線21)が設けられているので、各光源9の点灯時に、高周波ノイズの発生および電力損失を低減することが可能となる。
1 照明用非接触給電システム
2 基台部
3 アーム部
3a 他端部
4 灯具部
5 送電コイル
6 受電コイル
9 光源
20 整流回路部
21 第2の配線(配線)
24 平滑回路部
25 定電圧回路部
26 送電装置

Claims (6)

  1. 光源を有する灯具部と、前記灯具部に一端部が接続されたアーム部と、前記アーム部の他端部を保持する基台部とを備え、前記アーム部の前記他端部もしくは前記基台部に、送電コイルで発生する磁界による電磁誘導にて前記送電コイルから非接触で受電可能な受電コイルと、前記受電コイルで発生する誘起電圧を整流する整流回路部とが設けられ、前記アーム部に、前記整流回路部と前記光源とを電気的に接続する配線が設けられてなることを特徴とする照明用非接触給電システム。
  2. 前記整流回路部と前記光源との間に、前記整流回路部により整流された電圧を平滑する平滑回路部が設けられてなることを特徴とする請求項1記載の照明用非接触給電システム。
  3. 前記平滑回路部は、前記整流回路部側に配置されてなることを特徴とする請求項2記載の照明用非接触給電システム。
  4. 前記平滑回路部と前記光源との間に、前記光源に流れる電流を所定の電流に定電流化する定電流回路部もしくは前記光源に印加される電圧を所定の電圧に定電圧化する定電圧回路部が設けられ、前記定電流回路部もしくは前記定電圧回路部が、前記灯具部に配置されてなることを特徴とする請求項2または請求項3記載の照明用非接触給電システム。
  5. 前記受電コイルは、前記アーム部の前記他端部に設けられ、前記送電コイルは、前記基台部に設けられてなることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の照明用非接触給電システム。
  6. 前記受電コイルは、前記基台部に設けられ、前記送電コイルは、前記基台部とは別体の送電装置に設けられてなることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の照明用非接触給電システム。
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