JP2013222183A - 測距装置、測距方法及び撮像システム - Google Patents

測距装置、測距方法及び撮像システム Download PDF

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Abstract

【課題】高速かつ高精度な測距を行うことが可能となる測距装置等を提供する。
【解決手段】結像光学系と、結像光学系の射出瞳のうち、主に第1の瞳領域を通過した光束により形成された第1の像と、主に第2の瞳領域を通過した光束により形成された第2の像を取得する画素群からなる撮像手段と、演算手段と、を有する測距装置であって、
演算手段が、第1の像に補正した第1の像修正関数を畳み込み積分して第3の像を生成すると共に、第2の像に補正した第2の像修正関数を畳み込み積分して第4の像を生成し、第3の像と第4の像を比較して被写体の距離を演算し、
補正した第1及び第2の像修正関数が、第1及び第2の像修正関数の、画素群の画素配置に応じたサンプリング点のデータより算出される重心位置と、重心位置に最も近いサンプリング点とが一致され、畳み込み積分が、重心位置に最も近いサンプリング点を基準点とした畳み込み積分とされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、測距装置、測距方法及び撮像システムに関し、特にデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像システムに用いられる測距装置、測距方法に関するものである。
デジタルスチルカメラやビデオカメラにおいて、距離検出技術が知られている。
特許文献1では撮像素子の一部の画素に測距機能を持たせ、位相差方式で検出するようにした固体撮像素子が提案されている。
この位相差方式は、カメラレンズの瞳上の異なる領域を通過した光束により生成される光像(それぞれA像、B像と呼び、両像をまとめてAB像と呼ぶ)のズレ量を推定し、ステレオ画像による三角測量を用いてデフォーカス量を算出し、測距を行う方法である。
これによると、従来のコントラスト方式とは異なり、距離を測定するためにレンズを動かす必要が無いため、高速高精度な測距が可能となる。また、動画撮影時にリアルタイムで測距が可能になる。
撮影レンズのレンズ枠などによる光束のケラレがあると、A像とB像が異なる形状となり、像ズレ量の推定精度が低下し、測距精度が低下する。
特許文献2には、像の形状補正手法について開示されている。
A像およびB像を形成する瞳領域に応じた線像分布関数を用いて像修正フィルタを作成する。
そして、A像およびB像に、像修正フィルタを入れ替えて畳み込み積分することで像の形状を修正する。
また、デフォーカス量に応じて像修正フィルタ(線像分布関数)の大きさが変化するため、算出したデフォーカス量に応じて像修正フィルタの形状を補正し、像修正処理とデフォーカス量の再計算を繰り返し行う。
このようなループ処理による測距演算によって、正解値に近いデフォーカス量から像修正フィルタを作成し、像修正の精度を向上させ、測距精度を向上させている。
特開2002−314062号公報 特開2010−286826号公報
特許文献2の手法において、AB像は、各画素で取得した値からなる離散的なデータである。
各像と畳み込み積分するために、像修正フィルタは、連続的な線像分布関数の重心位置を基準点とし、画素の配置間隔に応じて離散化することで作成される。
しかし、被写体の距離(デフォーカス量)によって、像修正フィルタの離散値から算出される重心位置は、基準点とは異なる位置となる場合がある。
この誤差を重心誤差と呼ぶ。このような重心誤差があると、修正像の重心位置は元の像から変化する。
そして、像ズレ量およびデフォーカス量の推定値に誤差が生じる。この重心誤差は、像修正フィルタの形状の誤差とは独立した誤差であり、ループ処理による測距演算を行っても、重心誤差か形状誤差のいずれかが残存する。
そのため、像ズレ量およびデフォーカス量の算出値は収束せず、測距時間が増加し、測距精度が悪化する。
本発明は、上記課題に鑑み、高速かつ高精度な測距を行うことが可能となる測距装置、測距方法及び撮像システムを提供することを目的とする。
本発明の測距装置は、
被写体の像を結像する結像光学系と、
前記結像光学系の射出瞳のうち、主に第1の瞳領域を通過した光束により形成された第1の像と、主に第2の瞳領域を通過した光束により形成された第2の像を取得する画素群からなる撮像手段と、演算手段と、を有する測距装置であって、
前記演算手段が、前記第1の像に補正した第1の像修正関数を畳み込み積分して第3の像を生成すると共に、前記第2の像に補正した第2の像修正関数を畳み込み積分して第4の像を生成し、前記第3の像と前記第4の像を比較して前記被写体の距離を演算するものであり、
前記補正した第1及び第2の像修正関数が、それぞれ第1及び第2の像修正関数の、前記画素群の画素配置に応じたサンプリング点のデータより算出される重心位置と、前記重心位置に最も近いサンプリング点とを一致させたものであり、
前記畳み込み積分が、前記重心位置に最も近いサンプリング点を基準点とした畳み込み積分であることを特徴とする。
また、本発明の測距方法は、被写体の像を結像させる結像光学系を用い、該結像光学系の射出瞳のうち、主に第1の瞳領域を通過した光束により形成された第1の像と、主に第2の瞳領域を通過した光束により形成された第2の像を、画素群からなる撮像手段により取得し、
前記撮像手段により取得された前記第1の像と前記第2の像より、前記被写体の距離を測定する測距方法であって、
前記第1の像に第1の像修正フィルタを畳み込み積分することで第3の像を生成すると共に、前記第2の像に第2の像修正フィルタを畳み込み積分することで第4の像を生成する修正演算のステップと、
前記第3の像と前記第4の像の像ズレ量から、前記被写体の距離を演算する距離演算のステップと、を有し、
前記第1と第2の像修正フィルタは、離散化ステップと重心補正ステップを備え、
前記離散化ステップにおいて、像修正関数を、前記画素群の画素の配置に応じて離散化し、離散関数を形成し、
前記離散関数の離散データのうち、該離散関数の重心位置に最も近い離散データの位置を基準点として、前記重心補正ステップにより前記重心位置を前記基準点に一致させる像修正フィルタであることを特徴とする。
本発明によれば、高速かつ高精度な測距を行うことが可能となる測距装置、測距方法及び撮像システムを実現することができる。
本発明の実施例における測距装置の構成例を説明する図である。 本発明の実施例における測距装置、測距方法の構成例を説明するフローチャートである。 本発明の実施例における測距装置、測距方法の構成例を説明する図である。 本発明の実施例1における像修正フィルタを作成するフローチャートを示す図である。 本発明の実施例における像修正フィルタを示す図である。 本発明の実施例1におけるフローチャートを用いて被写体の距離の測定結果について説明する図である。 本発明の実施例における像修正フィルタを示す図である。 本発明の実施例における測距のフローチャートを示す図である。 本発明の実施例における測距装置の概略断面図である。 本発明の実施例における測距装置の概略断面図である。
本発明を実施するための形態を、以下の実施例により説明する。
以下に、実施例として本発明を適用した測距装置、測距方法の構成例について説明する。
本実施例の測距装置100の構成例を図1に示す。結像光学系102は外界の被写体の像を撮像素子103の面上に結像する。撮像素子103は複数の画素を備えて構成される。更に、測距装置100は、取得した信号の読み出しを行うための配線115と、取得した信号を用いて被写体までの距離を算出するための演算手段120を備える。
演算手段120は、例えば、CPU、メモリを含む信号処理基板で構成される。距離検出装置100は、読み出した信号あるいは演算結果を記録するための記録装置130を備える。
本実施例の測距方法を、図2に示すフローチャートに沿って説明する。
ステップS1では、処理回数Nを0に設定する。
ステップS2では、図3の構成例で示す測距装置100によって、AB像を取得する。
図3(a)の結像レンズ102は外界の被写体の像を撮像素子103の面上に結像する。
撮像素子103は、図3(b)に示す画素101を複数備えている。
画素101は、例えばマイクロレンズ107と、基板104内に光電変換部105、106を備える。
光電変換部105および106は、それぞれ遮光部108および109の下に配置されている。
さらに、図3には図示していないが、測距装置100は、図1に示した取得した信号の読み出し、記録、処理を行うための、配線、記録装置、CPU等を備える。
画素101の大きさに対して、結像レンズ102と撮像素子103の間の距離が長い。
このため、結像レンズ102の射出瞳面上の異なる領域を通過した光束は、異なる入射角の光束として撮像素子103の面上に入射する。
撮像素子103の各画素に含まれる光電変換部105では、結像レンズ102の射出瞳(被写体像を形成する光学系の射出瞳)のうち、主に第1の方向110に対応する領域112(第1の瞳領域)を通過した光束が検出される。
同様に、光電変換部106では、結像レンズ102の射出瞳のうち、主に第2の方向111に対応する領域113(第2の瞳領域)を通過した光束が検出される。
複数の光電変換部105からの画素信号よりA像、複数の光電変換部106の画素信号よりB像を取得することができる。
被写体の光量分布をf[x,y]、測距光学系のA像を構成する点像分布関数をPa[x,y]とする。A像の光量分布A[x,y]は、式1に示す畳み込み積分の関係で記述できる。
Figure 2013222183
被写体の距離検出においては、一対の被写体像の一次元方向に注目し、像ズレ量を算出する。本実施例ではこの方向をx軸の方向とする。
このとき、A像の一次元方向の光量分布A[x]は、点像分布関数の代わりに線像分布関数La[x]を用いて式2のように記述することができる。
線像分布関数La[x,y]は、主に第1の瞳領域を通過した光束を検出する画素101の光電変換部105の入射角度特性や、結像レンズ102の射出瞳によって決定される。
Figure 2013222183
B像の一次元方向の光量分布B[x]についても同様に、線像分布関数Lb[x]を用いて式3のように記述することができる。
Figure 2013222183
撮像レンズの枠などによる光束のケラレがあると、A像とB像を形成する線像分布関数La[x]とLb[x]は異なる関数となり、A像とB像は互いに異なる形状となる。
ステップS3では、一対のA像とB像から、公知の距離演算手段によって、被写体の距離を算出する。例えば、一対のAB像の相関演算によってA像とB像の像ズレ量を求め、一対のAB像の重心間隔から基線長を求める。
このようにして求めた像ズレ量と基線長からデフォーカス量DEF[0]を求め、被写体の距離を算出することができる。
ステップS4では、処理回数Nに1を加算し、ステップS5に進む。
ステップS5では、以降の処理で使用する暫定デフォーカス量を設定する。
処理回数Nが1の場合、ステップS3で算出したデフォーカス量DEF[0]を設定し、処理回数Nが2以上の場合、後述するステップS8で算出した最新のデフォーカス量DEF[N]を暫定デフォーカス量に設定する。
ステップS6およびステップS7では、A像とB像を修正した像であるA’像(第3の像)とB’像(第4の像)を作成(生成)する。
ステップS6は、像修正フィルタ(第1の像修正フィルタ)La’[x]、像修正フィルタ(第2の像修正フィルタ)Lb’[x]を作成するステップであり、離散化ステップと重心補正ステップを有している。
像修正フィルタは、像修正関数(第1の修正関数、第2の修正関数)を元に作成される。像修正関数は、例えば、A像あるいはB像に対応する線像分布関数(線像関数)とする。
図4は、像修正フィルタを作成するフローチャートを示す図である。
図5には、各ステップで作成される関数を示す。
テップS101では、レンズ情報とAB像を取得した測距画素の撮像面上での位置情報、暫定デフォーカス量から、AB像のシェーディングを予測し、AB像の光量比を調整するシェーディング補正を行う。
ステップS102では、像修正関数を算出する。例えば、記録装置内に保管されている瞳強度分布を読み出し、レンズ情報と測距画素の撮像面上の位置情報と、ステップS5で設定した暫定デフォーカス量を元に、線像分布関数La(x)を算出する(図5(a))。
このとき必要に応じて、La(x)とLb(x)の最大値が同じになるように、調整する。これは、ステップS101において、AB像のシェーディング補正を行っているためである。
ステップS103では、像修正関数を離散化した離散関数La[x]を作成する(図5(b))。
この離散化は、取得したB像との演算を行うために、測距画素101の配置間隔に応じて行う。
離散関数La[x]のx軸上における重心位置gaは、式4で算出される。iは正の整数で、nは測距演算を行う測距画素の数を表している。
Figure 2013222183
離散関数La[x]の離散データのうち、重心gaに最も近い離散データのx軸上の位置を基準点xgaとする。また、基準点xgaと重心gaとの差分をδxとする。
ステップS104では、離散関数La[x]の重心位置を補正する。
離散関数La[x]の各データの間(サンプリング点間)を一次関数で補間し、各データの位置からx軸方向にδxだけシフト(移動)した場所における補間値を算出する(図5(c))。
算出した補間値より、像修正フィルタ(第1の像修正フィルタ)La’[x]を作成する(図5(d))。
このとき必要に応じてLa’[x]とLb’[x]の最大値が同じになるように調整する。像修正フィルタLa’[x]の各データから算出した重心位置を重心Ga’とする。
このような手法によって、離散関数La[x]と概略同じ形状で、重心ga’と基準点xgaとが一致した像修正フィルタLa’[x]を作成することができる。
像修正フィルタLb’[x]についても同様の手順で作成することができ、離散関数Lb[x]と概略同じ形状で、重心gb’と基準点xgbとが一致した像修正フィルタ(第2の像修正フィルタ)Lb’[x]を作成することができる。
ステップS7では、A像およびB像と、像修正フィルタLa’、Lb’を用いて、像形状を修正したA’像およびB’像を作成する。
A像の一次元信号A[x]に、像修正フィルタLb’[x]を、畳み込み積分することで、A’[x]を作成する。
このとき、畳み込み積分の基準点は基準点xgbとする。A’像は、式5で表される。
Figure 2013222183
B像についても同様に、B像の一次元信号B[x]に像修正フィルタLa’(x)を、畳み込み積分することで、B’[x]を作成する。このとき、畳み込み積分の基準点は基準点xgaとする。B’像は式6で表される。
Figure 2013222183
La’[x]とLa[x]、Lb’[x]とLb[x]とは概略同じ形状の関数であるため、式5と式6で得られるA’像とB’像は概略同じ形状となる。
ステップS8では、A’像とB’像を用い、ステップ3と同様に、公知の手段によって、デフォーカス量DEF[N]および被写体の距離を算出する。
修正したA’像とB’像を用いることで、両像の形状の違いによる像ズレ量の算出誤差が低減し、デフォーカス量の算出精度が向上する。
また、本発明にかかる像修正フィルタを用いることで、従来よりも高い精度でデフォーカス量および被写体の距離を算出することができる。
ステップS9では、修正演算の再計算を行うかどうかの判断を行う。
具体的には、ステップS8で求めたデフォーカス量DEF[N]と、ステップS5で設定した暫定デフォーカス量との差を計算し、所定の収束判定閾値と比較する。閾値より大きい場合には、算出したデフォーカス量が収束していないため、ステップS4に戻る。
ステップS4で、このデフォーカス量DEF[N]を暫定デフォーカス量に設定し、再処理を行う。ステップS9で、閾値以下に収束している場合には、フローを終了する。
線像分布関数La[x]、Lb[x]の形状はデフォーカス量に応じて変化する。このようなループ処理を繰り返し、正解値に近いデフォーカス量DEF[N]を元に、像修正フィルタを作成することで、像修正フィルタの形状誤差が小さくなる。
そして、修正像の形状誤差が低減し、像ズレ量およびデフォーカス量の算出精度が向上し、測距精度が向上する。
本実施例の像修正フィルタを用い、上記のフローチャートで測距を行うことで、従来の手法よりも高速かつ高精度にデフォーカス量を算出することができる。デフォーカス量(距離)は、像修正フィルタを用いて修正した一対の像の像ズレ量から算出される。
この像ズレ量は、一対の修正像のうち、片方の像をずらしながら相関演算を行い、最も相関が高いときのズレ量を算出することで求められる。
このとき算出される像ズレ量は、各像の重心位置と像形状で決定される。像修正フィルタに重心誤差があると、修正像の重心位置が修正前の像の重心位置から変化する。
像修正フィルタの形状が、正解のデフォーカス量に応じた像修正関数の離散関数と異なる形状を有していると、修正像は、互いに異なる形状となる。
これらの誤差を有すると、像ズレ量の算出値に誤差が含まれ、測距精度が悪化する。
本実施例では、離散関数の各データの値を補正し、基準点と重心位置を一致させた像修正フィルタを作成することにより、重心誤差を低減している。
また、離散データ間を関数補間し、補間値によって作成することにより、形状誤差を抑制している。
これらの効果によって、重心誤差および形状誤差が小さい像修正フィルタを得ることができ、高精度な測距を行うことができる。
さらに、本実施例の修正フィルタを用いることで、ループ処理による測距演算処理の収束性を向上させ、高速かつ高精度な測距を行うことができる。
本実施例の像修正フィルタは、重心誤差が関数の形状に反映した関数となっている。
そのため、ループ処理による測距演算を繰り返すと、重心誤差と形状誤差の両方の影響が最小となる、デフォーカス量に収束する。
従来の像修正フィルタと比べて、正確なデフォーカス量を少ないループ数で算出することができ、高速かつ高精度な測距を行うことができる。
本実施例の像修正フィルタを容易かつ高速に作成することができる理由について説明する。
測距演算に使用する離散関数のデータの数をn、離散データの番号をiとする。各データの値をLiとし、L1からLnまで各離散データの値を有し、L0およびLn+1、Ln+2は0とする。
各離散データの撮像面上における座標をxi、間隔をΔxとする。重心補正前の重心位置gは式7で算出することができる。
Figure 2013222183
重心位置gと基準点とのズレ量をδxとする。離散データ間を一次関数補間し、各離散データの位置からδxだけズレた位置における補間値をLi’とする。このときLi’は式8で書くことができ、重心g’は、式9のように書くことができる。
Figure 2013222183
Figure 2013222183
式9のように、重心g’は、式7の元の重心gを−δxだけシフトさせた形となり、基準点と一致する。
以上のように、本実施例の手法により、像修正フィルタを高速かつ容易に作成することができる。
図6は、本発明における像修正フィルタを用いて修正演算を行った場合の測距精度について示した図である。
図の横軸は、図2のフローチャートにおける処理回数Nを示している。縦軸は、計算で求めたデフォーカス量の誤差を表しており、デフォーカス量の正解値と計算値との差を正解値で割った値である。
実線は、本発明の像修正フィルタを用い、破線は、従来の像修正フィルタLa、Lbを用いた場合の結果を表している。
図のように、従来の像修正フィルタを用いた場合、処理回数Nが増加しても、誤差は低減しない。一方、本発明における像修正フィルタを用いることで、少ない処理回数Nで測距誤差が低減し、高速かつ高精度な測距が可能であることが分かる。
本実施例におけるステップS6の像修正フィルタの作成工程は、別の手段を用いてもよい。
例えば、ステップS104の重心補正ステップとして、離散関数の各離散データに、所定の値を加算することで重心補正してもよい。図7に、ステップS104の本手法で作成される関数を示す。
離散線像分関数La[x]の各離散データに所定の値δLを加算する(図7(a))。重心補正後の重心位置をg’、補正前の重心位置をg、重心位置gと重心位置gに最も近い離散データの位置とのズレ量をδxとする。重心補正後の重心位置g’は式10で表すことができる。
Figure 2013222183
各離散データに所定の値δLを加算したときの重心位置g’は、式11で表すことができる。
式11において、iは離散データの番号、nはデータの数とし、xiは各データの座標、Liは各データの値とする。
Figure 2013222183
上記式10と式11より、所定の値δLは、式12で表すことができる。
Figure 2013222183
次に、必要に応じて、像修正フィルタLa’[x]とLb’[x]の最大値が同じになるように調整し、像修正フィルタLa’[x]を作成する(図7(b))。
このような手法によって、元の離散関数と概略同じ形状を有する像修正フィルタを作成することができる。
また、式12で表される値δLを算出し、各離散データに加算することで、一度の処理で重心位置と離散データの位置が一致した像修正フィルタを作成することができる。
これにより、形状誤差および重心誤差を低減した像修正フィルタを容易に得ることができ、高速かつ高精度な測距を行うことができる。
本実施例のステップ6およびステップ7における像修正処理において、像修正関数は、線像分布関数の逆関数を用いてもよい。
A像の一次元信号をA[x]とし、第1の像に対応する線像分布関数の逆関数より作成した像修正フィルタをLa’−1[x]とする。ステップ6と同様の処理を行うことで、重心位置と基準点が一致した像修正フィルタLa’−1[x]を作成することができる。
A像の一次元信号A[x]に、像修正フィルタLa’−1[x]を畳み込み積分することで、像形状を修正する。このとき、畳み込み積分の基準点は修正フィルタLa’−1[x]の基準点xgaとする。A像の形状を修正した像であるA’像は、式13で表される。
Figure 2013222183
B像についても同様に、B像の一次元信号B[x]に第2の像に対応する線像分布関数の逆関数より作成した像修正フィルタLb’−1(x)を畳み込み積分することで、像形状を修正する。
B像の形状を修正した像であるB’[x]は式14で表される。このとき、畳み込み積分の基準点は修正フィルタLb’−1[x]の基準点xgbとする。
Figure 2013222183
La’[x]とLa[x]、Lb’[x]とLb[x]とは概略同じ形状の関数であるため、式13と式14で得られるA’像とB’像は元の被写体の光量分布fと概略同じ形状となる。このような処理を行うことで、デフォーカスによる被写体像のボケを除去し、明確なA’像とB’像を得ることができる。
そして、このA’像とB’像を用いて、公知の手段によって、デフォーカス量DEF[N]および被写体の距離を算出することで、高精度な測距を行うことができる。
なお、本実施例では、ステップS5における演算を再度行うかどうかの判定を、デフォーカス量(被写体の距離情報)の収束状態から判定する方法について示したが、他の方法を用いても良い。例えば、像修正フィルタの形状や、基線長、AB像の像ズレ量などの収束状態から判定してもよい。あるいは、予め所定の回数Nを設定し、処理回数を計算することで判定してもよい。
本実施例において、更に第1の像と第2の像の像ズレ量の大きさを判定する手段を設け、像ズレ量が小さいときに本発明における像修正フィルタを用いて測距を行ってもよい。図8は、このときのフローチャートを示す図である。
AB像の像ズレ量は、デフォーカス量が小さいほど、小さくなる。
一方、重心誤差量および、それに起因する像ズレ量の誤差量は、デフォーカス量に比例しない。
そのため、デフォーカス量が小さいときほど、重心誤差に起因する像ズレ量の誤差の影響は大きくなり、測距精度が悪化する。
また、ループ処理による収束性が悪くなり、測距時間が増大する。そこで、図8のように、AB像の像ズレ量の大きさを判定するステップS10を設ける。像ズレ量が小さいとき、ステップS3以降に進み、本発明における像修正フィルタを用いて測距を行う。
一方、像ズレ量が大きいときは、重心誤差の影響が小さいため、ステップS11に進み、従来の方法を用いて測距を行う。
例えば、従来の重心誤差を有する像修正フィルタを用いて測距を行う。あるいは、像修正の処理を行わず、取得したAB像を用いて測距を行ってもよい。
ステップS10において、像ズレ量の大きさの判定基準は、重心誤差に起因する像ズレ量の誤差と、像ズレ量の許容誤差との比較によって決定することができる。
像ズレ量の許容誤差は、目標とする測距精度と測距装置の構成によって決定される。
このようなフローチャートによって、被写体の概略の距離(デフォーカス量)に応じて、適切な測距を行うことができ、より高速かつ高精度な測距を行うことができる。
本実施例の測距装置100の測距結果は、例えば、結像光学系の焦点検出に用いることができる。
本実施例の測距装置100によって、高速かつ高精度に被写体の距離を測定することができ、被写体と結像光学系の焦点位置とのズレ量を知ることができる。結像光学系の焦点位置を制御することで、被写体に対して高速かつ高精度に焦点位置を合わせることができる。
本実施例の測距装置100において、画素101のように、画素内に複数の光電変換部を配置した構成とすると、光電変換部105と106で取得した信号を用いて、画素101の画像信号を作成することができる。
撮像素子103の全画素にこのような画素を配置すると、各画素で画像信号を取得することができ、測距と共に、被写体の画像を取得することができる。
また、撮像素子103の任意の画素群より抽出した画素信号を用いて測距を行うことで、任意の撮像領域(被写体)の距離を測定することができる。
あるいは、撮像素子103の領域ごとに画素信号を抽出し、測距を行うことで、距離画像を取得することができる。
本実施例における測距装置100は、本実施例の構成に制限されるものではない。
平面内に画素を配列して構成された撮像素子(固体撮像素子)103の一部の画素に画素101を配置し、他の画素には画像取得用の画素を配置してもよい。一部の画素101で測距を行い、残りの画素で被写体の画像を取得することができる。あるいは、撮像素子103は、撮像面の一方向に画素を配置した構成とし、一方向の像ズレ量を検出することで測距を行っても良い。
各画素101内に配置される遮光部108、109および光電変換部105、106をy方向に配列し、各光電変換部で取得した信号を用いて測距を行ってもよい。
このような構成にすると、y方向にコントラストの変化を有する被写体の測距を行うことができる。
あるいは、遮光部108、109および光電変換部105、106を、x方向に並べた画素と、y方向に並べた画素が混在させた構成や斜め方向(xy方向)に並べた構成でもよい。
被写体のコントラストが変化する方向に応じて、測距に使用する信号を適時選択し、測距を行うことができる。
あるいは、図9に示す画素120、121を複数備えた構成でもよい。
画素120は、基板104にマイクロレンズ107、遮光部122、光電変換部105が配置され、画素121は、基板104にマイクロレンズ107、遮光部123、光電変換部106を配置することで構成されている。
画素120では、第1の方向から入射した光を受光し、画素121は第2の方向から入射した光を受光することができる。
このような画素120、画素121の光電変換部105、106で取得した信号より、AB像を取得することができる。各画素に含まれる遮光部および光電変換部の間隔が広くなり、各画素を容易に作製することができる。
あるいは、測距装置100に含まれる各画素を図10に示す導波路で構成してもよい。
画素130は、基板104の光入射側(+z側)に導波路131を配置し、基板104の内部に光電変換部105、106を配置している。
導波路131は、コア部132とクラッド部133を有している。コア部132およびクラッド部133は、撮像する波長帯域で透明な材料で形成され、コア部132は、クラッド部133より高い屈折率を有する材料で形成される。
これにより、コア部132およびクラッド部133内に光を閉じ込めて伝播させることができる。
画素130に外部から入射した光束は、導波路131を伝播し、基板104中に射出される。画素130に第1の方向から入射した光束110は、導波路131を伝播し、光電変換部105に導くことができる。
一方、画素130に第2の方向から入射した光束111は、導波路131を伝播し、光電変換部106に導くことができる。
このような構成とすることで、入射方法に応じた光を効率良く検出することができる。あるいは、基板104中にコア部およびクラッド部からなる導波路を設けた、裏面入射型の構成としてもよい。
このような構成にすると、基板の裏側から入射した光(+z方向に伝播する光)が検出される。配線等は基板104の表側に配置することができ、入射光の伝播が、配線等によって妨げられるのを回避することができる。
また、配線等による空間的制約が軽減され、入射光を光電変換部に効率良く導くことができる。
以上の本実施例における測距装置、測距方法は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像システムに好適に適用可能である。
100:測距装置
101:画素
102:結像レンズ
103:撮像素子
104:基板
105:光電変換部
106:光電変換部
107:マイクロレンズ
108:遮光部
109:遮光部
112:第1の瞳領域
113:第2の瞳領域
120:演算手段

Claims (17)

  1. 被写体の像を結像する結像光学系と、
    前記結像光学系の射出瞳のうち、主に第1の瞳領域を通過した光束により形成された第1の像と、主に第2の瞳領域を通過した光束により形成された第2の像を取得する画素群からなる撮像手段と、演算手段と、を有する測距装置であって、
    前記演算手段が、前記第1の像に補正した第1の像修正関数を畳み込み積分して第3の像を生成すると共に、前記第2の像に補正した第2の像修正関数を畳み込み積分して第4の像を生成し、前記第3の像と前記第4の像を比較して前記被写体の距離を演算するものであり、
    前記補正した第1及び第2の像修正関数が、それぞれ第1及び第2の像修正関数の、前記画素群の画素配置に応じたサンプリング点のデータより算出される重心位置と、前記重心位置に最も近いサンプリング点とを一致させたものであり、
    前記畳み込み積分が、前記重心位置に最も近いサンプリング点を基準点とした畳み込み積分であることを特徴とする測距装置。
  2. 前記補正した第1及び第2の像修正関数は、前記第1及び第2の像修正関数のサンプリング点の各データの間を一次関数で補間し、
    前記サンプリング点の各点から前記重心位置と前記基準点との差分だけずらした位置における前記一次関数の補間値により得られるものであることを特徴とする請求項1に記載の測距装置。
  3. 前記補正した第1及び第2の像修正関数は、前記第1及び第2の像修正関数のサンプリング点の各データに、次の式で表される所定値を加算することで得られるものであることを特徴とする請求項1に記載の測距装置。
    Figure 2013222183
    但し、
    δL:所定値
    i:像修正関数の各サンプリング点に対応する番号
    n:測距に用いるサンプリング点の数
    xi:サンプリング点の座標
    Li:像修正関数の各サンプリング点のデータ
    g:像修正関数のサンプリング点のデータより算出される重心位置
    δx:重心位置gと基準点とのズレ量
  4. 前記演算手段は、前記第1の像と前記第2の像の比較により、前記被写体の距離を演算し、測定した距離情報に基づいて、前記補正した第1及び第2の像修正関数を得るものであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の測距装置。
  5. 前記第1の像修正関数が、前記第2の像に対応する線像分布関数であり、
    前記第2の像修正関数が、前記第1の像に対応する線像分布関数であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の測距装置。
  6. 前記第1の像修正関数が、前記第1の像に対応する線像分布関数の逆関数であり、
    前記第2の像修正関数が、前記第2の像に対応する線像分布関数の逆関数であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の測距装置。
  7. 前記画素群は、平面内に画素を配列することで構成された固体撮像素子の一部の画素群で構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の測距装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の測距装置の測距結果に基づき、前記結像光学系の焦点検出を行うことを特徴とする撮像システム。
  9. 請求項1から7のいずれか1項に記載の測距装置を備え、距離画像を取得することを特徴とする撮像システム。
  10. 被写体の像を結像させる結像光学系を用い、該結像光学系の射出瞳のうち、主に第1の瞳領域を通過した光束により形成された第1の像と、主に第2の瞳領域を通過した光束により形成された第2の像を、画素群からなる撮像手段により取得し、
    前記撮像手段により取得された前記第1の像と前記第2の像より、前記被写体の距離を測定する測距方法であって、
    前記第1の像に第1の像修正フィルタを畳み込み積分することで第3の像を生成すると共に、前記第2の像に第2の像修正フィルタを畳み込み積分することで第4の像を生成する修正演算のステップと、
    前記第3の像と前記第4の像の像ズレ量から、前記被写体の距離を演算する距離演算のステップと、を有し、
    前記第1と第2の像修正フィルタは、離散化ステップと重心補正ステップを備え、
    前記離散化ステップにおいて、像修正関数を、前記画素群の画素の配置に応じて離散化し、離散関数を形成し、
    前記離散関数の離散データのうち、該離散関数の重心位置に最も近い離散データの位置を基準点として、前記重心補正ステップにより前記重心位置を前記基準点に一致させる像修正フィルタであることを特徴とする測距方法。
  11. 前記重心補正ステップは、前記離散関数の各離散データの間を一次関数で補間し、
    離散化した各点から、該重心位置と該基準点との差分だけずらした位置における前記一次関数の補間値を、前記像修正フィルタの各データの値とすることを特徴とする請求項10に記載の測距方法。
  12. 前記重心補正ステップは、前記像修正フィルタの各データの値を、前記離散関数の各離散データの値に、次の式で表される所定値を加算した値とすることを特徴とする請求項10に記載の測距方法。
    Figure 2013222183
    但し、
    δL:所定値
    i:離散関数に含まれる各離散データに対応する番号
    n:測距に用いる離散データの数
    xi:離散データの座標
    Li:離散データの値
    g:離散関数の重心位置
    δx:重心位置gと基準点とのズレ量
  13. 前記第1の像と前記第2の像との比較により測定した、前記被写体の距離情報に基づいて、前記第1の像修正フィルタと前記第2の像修正フィルタを作成することを特徴とする請求項10から12のいずれか1項に記載の測距方法。
  14. 前記第1の像修正フィルタを形成する像修正関数を、前記第2の像に対応する線像分布関数とし、
    前記第2の像修正フィルタを形成する像修正関数を、前記第1の像に対応する線像分布関数とすることを特徴とする請求項10から13のいずれか1項に記載の測距方法。
  15. 前記第1の像修正フィルタを形成する像修正関数を、前記第1の像に対応する線像分布関数の逆関数とし、
    前記第2の像修正フィルタを形成する像修正関数を、前記第2の像に対応する線像分布関数の逆関数とすることを特徴とする請求項10から13のいずれか1項に記載の測距方法。
  16. 前記第3の像と前記第4の像の比較により測定した距離情報に基づいて、前記修正演算を再度行うか判定するステップと、
    前記距離情報に基づいて前記第1の像修正フィルタと前記第2の像修正フィルタを作成するステップと、
    を有することを特徴とする請求項10から15のいずれか1項に記載の測距方法。
  17. 前記第1の像と前記第2の像の像ズレ量の大きさを判定するステップを有し、該ステップでの判定により像ズレ量が小さいと判定されたとき、前記修正演算のステップと前記距離演算のステップにより、前記被写体の距離を演算することを特徴とする請求項10から16のいずれか1項に記載の測距方法。
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