JP2013220876A - ロールホルダ - Google Patents
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Abstract
【課題】さまざまなサイズのロール体を安定してガイドすることができるとともに、ロール体の交換を簡単に行うことができるロールホルダを提供する。
【解決手段】ロール体12を保持する保持軸14の周面に軸方向に沿ってギア部20と溝部22とが形成される。フランジ16にはギア30が設けられる。ギア30にはワンウェイクラッチが内蔵され、回転方向が一方向に規制される。ギア30をギア部20に噛み合わせることにより、フランジ16のスライドが一方向に規制され、保持軸14からの抜けが防止される。フランジ16を取り外す場合は、フランジ16を周方向に回転させてギア30を溝部22に落し込み、ギア部20との噛み合わせを解除する。
【選択図】図1
【解決手段】ロール体12を保持する保持軸14の周面に軸方向に沿ってギア部20と溝部22とが形成される。フランジ16にはギア30が設けられる。ギア30にはワンウェイクラッチが内蔵され、回転方向が一方向に規制される。ギア30をギア部20に噛み合わせることにより、フランジ16のスライドが一方向に規制され、保持軸14からの抜けが防止される。フランジ16を取り外す場合は、フランジ16を周方向に回転させてギア30を溝部22に落し込み、ギア部20との噛み合わせを解除する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ロールホルダに係り、特に用紙ロール等のロール体を保持するロールホルダに関する。
ロール紙(ロール状に巻かれた帯状の用紙)に印刷するプリンタには、通常、ロールホルダが備えられる。用紙を巻回した用紙ロールは、このロールホルダに装填されて印刷に供される。
一般にロールホルダは、用紙ロールのコア部分が挿通される保持軸と、その保持軸に取り付けられて、用紙ロールの両サイドをガイドする一対のフランジとで構成される。フランジは、少なくとも一方が着脱可能とされ、用紙ロールを装填する際は、このフランジを保持軸から取り外して装填する。
ところで、用紙ロールには、さまざまサイズのものが存在する。したがって、1台のプリンタでさまざまなサイズの用紙ロールを使用できるようにするためには、使用する用紙ロールに合わせて、フランジの位置を調整できるようにしなければならない。
特許文献1には、板バネを利用して、フランジの取付位置を調整可能とすることが提案されている。この特許文献1では、使用する用紙ロールのサイズに合わせて保持軸の複数箇所にスリットを設け、そのスリットにフランジ側に設けられた板バネを係合させて、フランジを複数箇所で固定できるようにしている。
しかしながら、特許文献1の機構では、保持軸に形成されたスリットの位置でしかフランジを固定することができないため、対応できる用紙ロールのサイズが制限されてしまうという欠点がある。また、単にスリットに板バネを係合させているだけのため、フランジの位置がズレやすく、長期間の安定したガイドができないおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、さまざまなサイズのロール体を安定してガイドすることができるとともに、ロール体の交換を簡単に行うことができるロールホルダを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するための手段は、次のとおりである。
第1の態様は、ロール体のコア部に挿通される保持軸と、保持軸に着脱可能に取り付けられるとともに、保持軸の軸方向に沿ってスライド可能に取り付けられるフランジと、保持軸の軸方向に沿って保持軸の周面に形成される直線状のギア部と、フランジに設けられ、周方向の所定位置でフランジを保持軸に取り付けることにより、ギア部に噛み合わせられる円形状のギアと、ギアの回転方向を一方向に規制するギア回転方向規制手段と、ギア部とギアとの噛み合わせを解除する噛合解除手段と、を備える態様である。
本態様によれば、保持軸の周面に直線状のギア部が形成され、そのギア部に噛み合わせ可能な円形状のギアがフランジに設けられる。ギア部の位置とギアの位置とを合わせてフランジを保持軸に取り付け、フランジをスライドさせると、ギアがギア部に噛み合って回転しながら移動する。このギアは、回転方向規制手段によって回転が一方向に規制される。したがって、一度フランジを保持軸に嵌めると、押し込む方向にしかフランジをスライドさせることができない。したがって、保持軸に嵌めたフランジを保持軸に取り付けられたロール体の端面に当接させれば、以後、位置がズレることなく、継続的にロール体を安定してガイドすることができる。ロール体を交換するときは、噛合解除手段によりギア部とギアとの噛み合わせを解除する。これにより、ギアによる移動の規制が解除され、フランジを任意の方向にスライドさせることができる。このように、フランジの着脱は、ギア部とギアとの噛み合わせを解除するだけなので、簡単に行うことができる。また、フランジの位置調整も、フランジを保持軸に沿ってスライドさせるだけなので簡単に行うことができる。更に、任意の位置で停止させることができるので、さまざまなサイズのロール体に対応することができる。
第2の態様は、上記第1の態様において、噛合解除手段は、ギア部に並列して保持軸の周面に形成される直線状の溝部で構成され、フランジを保持軸に対して周方向に回転させることにより、ギアを溝部に嵌めて、ギアとギア部との噛み合わせを解除する態様である。
本態様によれば、噛合解除手段が、ギア部に並列して形成される直線状の溝部で構成される。これにより、フランジを保持軸に対して周方向に回転させるだけで、ギアとギア部との噛み合わせを解除でき、ギアによるフランジの移動の規制を解除することができる。
第3の態様は、上記第2の態様において、ギアがギア部に噛み合う噛合位置と、ギアが溝部に嵌まる噛合解除位置との間で、フランジが保持軸に対して周方向に回転するように、保持軸に対するフランジの回動範囲を規制する回動範囲規制手段を更に有する態様である。
本態様によれば、保持軸に対するフランジの回動範囲が規制される。これにより、より簡単にフランジを保持軸に取り付け、取り外しすることができる。
第4の態様は、上記第3の態様において、回動範囲規制手段は、保持軸の軸方向に沿って保持軸の周面に形成される回動範囲規制溝と、フランジに形成され、フランジを保持軸に取り付けたときに、回動範囲規制溝に嵌められる係合部と、からなる態様である。
本態様によれば、フランジ側に形成される係合部を保持軸側に形成される回動範囲規制溝に嵌めることにより、フランジの回動範囲が規制される。これにより、フランジを保持軸に取り付ける際、フランジの位置決めを容易に行うことができ、より簡単にフランジを保持軸に取り付けることができる。
第5の態様は、上記第4の態様において、係合部の先端に設けられ、突出方向に付勢された出没自在な係合体と、保持軸の軸方向に沿って回動範囲規制溝の底面に形成され、フランジが噛合位置に位置すると、係合体が嵌入する噛合時嵌入溝と、を更に備える態様である。
本態様によれば、係合部の先端に出没自在な係合体が設けられ、フランジが噛合位置に位置すると、その係合体が回動範囲規制溝の底面に形成された噛合時嵌入溝に嵌入される。これにより、ギア部とギアとが噛み合った状態でフランジが周方向に回転するのを防止することができる。また、係合体が噛合時嵌入溝に嵌合するときにクリック感を与えることができ、ギアがギア部に噛み合わされていることを確実に認識することができる。
第6の態様は、上記第5の態様において、保持軸の軸方向に沿って回動範囲規制溝の底面に形成され、フランジが噛合解除位置に位置すると、係合体が嵌入する噛合解除時嵌入溝を更に備える態様である。
本態様によれば、回動範囲規制溝の底面に噛合解除時嵌入溝が形成され、フランジが噛合解除位置に位置すると、その噛合解除時嵌入溝に係合体が嵌入される。これにより、ギア部とギアとの噛み合いが解除された状態でフランジが周方向に回転するのを防止することができる。また、係合体が噛合解除時嵌入溝に嵌合するときにクリック感を与えることができ、ギア部とギアとの噛み合わせが解除されたことを確実に認識することができる。
第1の態様は、ロール体のコア部に挿通される保持軸と、保持軸に着脱可能に取り付けられるとともに、保持軸の軸方向に沿ってスライド可能に取り付けられるフランジと、保持軸の軸方向に沿って保持軸の周面に形成される直線状のギア部と、フランジに設けられ、周方向の所定位置でフランジを保持軸に取り付けることにより、ギア部に噛み合わせられる円形状のギアと、ギアの回転方向を一方向に規制するギア回転方向規制手段と、ギア部とギアとの噛み合わせを解除する噛合解除手段と、を備える態様である。
本態様によれば、保持軸の周面に直線状のギア部が形成され、そのギア部に噛み合わせ可能な円形状のギアがフランジに設けられる。ギア部の位置とギアの位置とを合わせてフランジを保持軸に取り付け、フランジをスライドさせると、ギアがギア部に噛み合って回転しながら移動する。このギアは、回転方向規制手段によって回転が一方向に規制される。したがって、一度フランジを保持軸に嵌めると、押し込む方向にしかフランジをスライドさせることができない。したがって、保持軸に嵌めたフランジを保持軸に取り付けられたロール体の端面に当接させれば、以後、位置がズレることなく、継続的にロール体を安定してガイドすることができる。ロール体を交換するときは、噛合解除手段によりギア部とギアとの噛み合わせを解除する。これにより、ギアによる移動の規制が解除され、フランジを任意の方向にスライドさせることができる。このように、フランジの着脱は、ギア部とギアとの噛み合わせを解除するだけなので、簡単に行うことができる。また、フランジの位置調整も、フランジを保持軸に沿ってスライドさせるだけなので簡単に行うことができる。更に、任意の位置で停止させることができるので、さまざまなサイズのロール体に対応することができる。
第2の態様は、上記第1の態様において、噛合解除手段は、ギア部に並列して保持軸の周面に形成される直線状の溝部で構成され、フランジを保持軸に対して周方向に回転させることにより、ギアを溝部に嵌めて、ギアとギア部との噛み合わせを解除する態様である。
本態様によれば、噛合解除手段が、ギア部に並列して形成される直線状の溝部で構成される。これにより、フランジを保持軸に対して周方向に回転させるだけで、ギアとギア部との噛み合わせを解除でき、ギアによるフランジの移動の規制を解除することができる。
第3の態様は、上記第2の態様において、ギアがギア部に噛み合う噛合位置と、ギアが溝部に嵌まる噛合解除位置との間で、フランジが保持軸に対して周方向に回転するように、保持軸に対するフランジの回動範囲を規制する回動範囲規制手段を更に有する態様である。
本態様によれば、保持軸に対するフランジの回動範囲が規制される。これにより、より簡単にフランジを保持軸に取り付け、取り外しすることができる。
第4の態様は、上記第3の態様において、回動範囲規制手段は、保持軸の軸方向に沿って保持軸の周面に形成される回動範囲規制溝と、フランジに形成され、フランジを保持軸に取り付けたときに、回動範囲規制溝に嵌められる係合部と、からなる態様である。
本態様によれば、フランジ側に形成される係合部を保持軸側に形成される回動範囲規制溝に嵌めることにより、フランジの回動範囲が規制される。これにより、フランジを保持軸に取り付ける際、フランジの位置決めを容易に行うことができ、より簡単にフランジを保持軸に取り付けることができる。
第5の態様は、上記第4の態様において、係合部の先端に設けられ、突出方向に付勢された出没自在な係合体と、保持軸の軸方向に沿って回動範囲規制溝の底面に形成され、フランジが噛合位置に位置すると、係合体が嵌入する噛合時嵌入溝と、を更に備える態様である。
本態様によれば、係合部の先端に出没自在な係合体が設けられ、フランジが噛合位置に位置すると、その係合体が回動範囲規制溝の底面に形成された噛合時嵌入溝に嵌入される。これにより、ギア部とギアとが噛み合った状態でフランジが周方向に回転するのを防止することができる。また、係合体が噛合時嵌入溝に嵌合するときにクリック感を与えることができ、ギアがギア部に噛み合わされていることを確実に認識することができる。
第6の態様は、上記第5の態様において、保持軸の軸方向に沿って回動範囲規制溝の底面に形成され、フランジが噛合解除位置に位置すると、係合体が嵌入する噛合解除時嵌入溝を更に備える態様である。
本態様によれば、回動範囲規制溝の底面に噛合解除時嵌入溝が形成され、フランジが噛合解除位置に位置すると、その噛合解除時嵌入溝に係合体が嵌入される。これにより、ギア部とギアとの噛み合いが解除された状態でフランジが周方向に回転するのを防止することができる。また、係合体が噛合解除時嵌入溝に嵌合するときにクリック感を与えることができ、ギア部とギアとの噛み合わせが解除されたことを確実に認識することができる。
本発明によれば、さまざまなサイズのロール体を安定してガイドすることができる。また、ロール体の交換を簡単に行うことができる。
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について詳細を説明する。
[構成]
[構成]
図1は、本発明に係るロールホルダの一実施形態を示す斜視図である。
同図に示すように、本実施の形態のロールホルダ10は、主として、ロール体12のコア部が挿通される保持軸14と、その保持軸14に取り付けられる一対のフランジ16とで構成される。
ロール体12は、円筒状のコア12Aを有し、そのコア12Aの周囲にウェブ12Bが巻き付けられてロール状に形成される(図9参照)。このようなロール体12としては、たとえば、帯状に形成された用紙をコアに巻き付けて構成される用紙ロールや、帯状に形成されたラベル連続体をコアに巻き付けて構成されるラベルロール、帯状に形成されたインクリボンをコアに巻き付けて構成されるリボンロールなどが例示される。
図2は、保持軸の平面図である。また、図3は図2の3−3断面図である。
保持軸14は、円柱状に形成され、一端をブラケット18によって片持ち支持される。ブラケット18は、ロールホルダ10を設置する装置(たとえば、プリンタ)のフレーム等に固定される。
保持軸14は、ロール体12のコア12Aに挿通されるため、ロール体12のコア12Aの幅よりも長く形成される。したがって、複数サイズのロール体12を保持する場合には、最大の幅を有するロール体12の幅よりも長く形成される。
保持軸14の周面には、保持軸14の軸方向に沿って直線状のギア部20が形成される。ギア部20は、保持軸14の軸方向に沿って所定の幅を有する歯が一定ピッチで形成されて直線状に形成される。
また、保持軸14の周面には、保持軸14の軸方向に沿って直線状の溝部22がギア部20に並列して形成される。
更に、保持軸14の周面には、ギア部20のほぼ反対側の位置に回動範囲規制溝24が保持軸14の軸方向に沿って直線状に形成される。そして、その回動範囲規制溝24の底面部には、更に噛合時嵌入溝24Aと噛合解除時嵌入溝24Bとが保持軸14の軸方向に沿って直線状に形成される。
また、保持軸14の周面には、軸方向に沿って目盛14Aが形成される。この目盛14Aは、ロール体12を装填する際の位置合わせに使用される。すなわち、この目盛14Aを目安にして、ロール体12を保持軸上の所定の位置に装着する。
図4、図5は、それぞれフランジの正面図、背面図である。また、図6は、フランジの縦断面図である。
フランジ16は、筒体26と、その筒体26から放射状に延びる3枚のガイド板28と、ギア30と、ピン(係合部)32とを備えて構成される。
筒体26は、円筒状に形成され、保持軸14にスライド可能に形成される。すなわち、筒体26は、保持軸14の外径に対応した内径で形成され、その内周部に保持軸14が挿通されて、保持軸14にスライド可能に設けられる。
3枚のガイド板28は、それぞれ同じ形状で形成され、筒体26の外周部に等間隔に配置される。本例では、先端部が半円形状に形成された平板状に形成されて、筒体26の外周部に等間隔に配置されている。このガイド板28は、筒体26に一体的に形成され、筒体26の一方側の端部(先端)に配置される。また、各ガイド板28は、それぞれ筒体26に対して直交して配置される。これにより、筒体26の一端(先端)にガイド板28からなるフラットなガイド面が形成される。
ギア30は、円形状(ホイール状)に形成され、保持軸14に形成されたギア部20に噛み合わせ可能に形成される。すなわち、ギア部20を構成する歯と同じ間隔で周面に歯が形成される。
ギア30は、筒体26に形成された一対の軸受部36に両端の軸部を軸支されて、筒体26に取り付けられる。この際、ギア30は、その回転軸が筒体26の軸に対して直交するように配置される。また、その回転軸が、ギア30の設置位置における筒体26の接線と平行になるように配置される。
筒体26には、このギア30の設置位置に切欠き26Aが形成される。ギア30は、この切欠き26Aから筒体26の内周部に所定量突出して取り付けられる。これにより、フランジ16を保持軸14に取り付けた際、ギア30をギア部20に噛み合わせることができる。
このように、ギア30は、フランジ16を保持軸14に取り付けた際、ギア部20に噛み合わせられる。したがって、ギア部20は、ギア30対応して形成され、ギア30を噛み合わせられるように、所定の幅をもって形成される。
一方、ギア部20に並列して形成される溝部22は、ギア30とギア部20との噛み合わせを解除するために使用される。すなわち、ギア30が保持軸14の周面に接触するのを回避するために使用される。このため、溝部22は、ギア30の幅よりも広い幅で形成され、かつ、ギア30の歯と抵触しない深さをもって形成される。
ギア30の位置をギア部20の形成位置に合わせて、フランジ16を保持軸14に取り付けると、ギア30がギア部20に噛み合わされる。この状態でフランジ16を保持軸14に沿って押し込むと(フランジ16の先端方向にスライドさせると)、ギア30がギア部20に噛み合って回転しながら、フランジ16が移動する。
このように、ギア30は、フランジ16のスライドに連動して回転する。このギア30には、図示しないワンウェイクラッチ(回転方向規制手段)が内蔵され、一方向のみの回転に規制される。本例では、フランジ16を先端方向に向けてスライドさせたときの回転方向のみに回転が規制される。これにより、ギア30をギア部20に噛み合わせてフランジ16を保持軸14に取り付けた際、フランジ16のスライド方向が一方向にのみ規制される。すなわち、フランジ16を先端方向にスライドさせる方向(フランジ16を押し込む方向:図6矢印方向)にのみスライドが許容され、後端方向(フランジ16を外す方向)のスライドが規制される。これにより、一度取り付けたフランジ16が保持軸14から抜けるのを防止することができる。また、保持軸14に装填されたロール体12の端面にフランジ16を当接させれば、フランジ16は、保持軸14から外れる方向には移動できないので、その位置で固定することができる。
フランジ16を保持軸14から外すときは、フランジ16を溝部22の方向に回転させ、ギア30を溝部22に落し込む。これにより、ギア30とギア部20との噛み合わせが解除され、フランジ16を任意の方向に移動させることができるようになる。
なお、ギア30は、フランジ16をギア部20の方向に回転させることにより、再度ギア部20に噛み合わせることができる。これにより、設置位置の再調整等を行うことができる。
ピン32は、このフランジ16の回動範囲を規制する。ピン32は、角柱状に形成され、筒体26の内周部から突出して設けられる。本例において、ピン32は、ギア30の設置位置のほぼ反対側に配置される。すなわち、ギア30の設置位置から約180度回転した位置に配置される。ギア部20とギア30との位置を合わせて、フランジ16を保持軸14に取り付けると、ピン32は、保持軸14に形成された回動範囲規制溝24に遊嵌される。フランジ16は、このピン32が回動範囲規制溝24の内壁面に当接することにより、回動範囲が規制される。
このように、フランジ16はピン32と回動範囲規制溝24とによって回動範囲が規制されるので、回動範囲規制溝24は、ピン32が嵌入できるように所定の深さをもって形成される(本例では、ピン32の高さとほぼ同じ深さで形成される。)。
また、回動範囲規制溝24は、ギア30がギア部20に噛み合う位置(噛合位置)と、ギア30が溝部22に嵌まる位置(噛合解除位置)との間でフランジ16が回動できるように、所定の幅をもって形成される。具体的には、図7に示すように、ギア30がギア部20に噛み合う位置(噛合位置)に位置すると、回動範囲規制溝24の一方側の内壁面にピン32が当接し、ギア30が溝部22に嵌まる位置(噛合解除位置)に位置すると、回動範囲規制溝24の他方側の内壁面にピン32が当接するように、回動範囲規制溝24が形成される。これにより、必要以上にフランジ16が回転してしまうのを防止でき、フランジ16の取り付け、取り外しが容易になる。
ピン32は、先端に球体(係合体)34が設けられ、その一部がピン32の先端から突出して設けられる。球体34は、ピン32に内蔵された図示しないバネによってピン32の先端から突出する方向に付勢され、ピン32から出没自在に設けられる。上記のように、フランジ16を保持軸14に取り付けると、ピン32が回動範囲規制溝24に嵌合される。このとき、球体34は、回動範囲規制溝24の底面に当接し、ピン32の内側に退避する方向に押し込まれる。
ここで、上記のように、回動範囲規制溝24には、底面部に噛合時嵌入溝24Aと噛合解除時嵌入溝24Bとが形成される。図7に示すように、噛合時嵌入溝24Aは、底面部の幅方向の一端に形成され、保持軸14の軸方向に沿って形成される。また、噛合解除時嵌入溝24Bは、底面部の幅方向の他端に形成され、保持軸14の軸方向に沿って形成される。ギア30がギア部20に噛み合う位置(噛合位置)に位置すると、回動範囲規制溝24の一方側の内壁面にピン32が当接するとともに、球体34が噛合時嵌入溝24Aに嵌入する。また、ギア30が溝部22に嵌まる位置(噛合解除位置)に位置すると、回動範囲規制溝24の他方側の内壁面にピン32が当接するとともに、球体34が噛合解除時嵌入溝24Bに嵌入される。これにより、ギア30の噛合時、及び、噛合解除時にフランジ16がロックされ、軸方向に容易に回転するのを防止できる。また、球体34の嵌入時にクリック感が与えられるようになり、ギア30が噛み合ったこと、及び、噛み合わせが解除されたことを感覚的に認識することができるようになる。
本実施の形態のロールホルダ10は、以上のように構成される。
[作用]
[作用]
次に、本実施の形態のロールホルダ10の使用方法について説明する。
本実施の形態のロールホルダ10へのロール体12の装着は、次のように行われる。
図8は、ロール体の装着手順を示す工程図である。
図8は、ロール体の装着手順を示す工程図である。
同図(a)に示すように、まず、片側のフランジ16(保持軸14の先端側のフランジ16)を保持軸14から取り外す。そして、ロール体12のコア部に保持軸14を嵌めて、保持軸14にロール体12を装着する。
次に、同図(b)に示すように、他方側のフランジ16を保持軸14に取り付ける。この際、フランジ16に設けられたギア30の位置と保持軸14に形成されたギア部20の位置とを合わせて、フランジ16を保持軸14に取り付ける。これにより、ギア30とギア部20とが噛み合った状態でフランジ16が保持軸14に取り付けられる。
この後、保持軸14に形成された目盛14Aを目安にして、ロール体12の位置決めを行う。すなわち、ロール体12が保持軸上の所定位置に位置するように位置決めする。
次に、位置決めしたロール体12の両端面に向けて両方のフランジ16を前進させる。そして、同図(c)に示すように、ロール体12の両端面に各フランジ16のガイド板28を当接させる。これにより、ロール体12の装填が完了する。
図9は、ロール体の装填時の状態を示す断面図である。
図9は、ロール体の装填時の状態を示す断面図である。
同図に示すように、ロール体12は、両端面にフランジ16が当接された状態で保持軸14に装填される。
フランジ16は、ギア30に内蔵されたワンウェイクラッチ(不図示)の作用により、ロール体12から離れる方向への移動が規制される。したがって、位置がズレることなく、一定位置でロール体をガイドすることができる。これにより、ウェブ12Bを長期間安定して繰り出すことができる。
また、ギア30がギア部20に噛み合わされた状態では、図7(a)に示すように、フランジ16に設けられたピン32の球体34が、噛合時嵌入溝24Aに嵌入されるため、フランジ16が容易に周方向に動くことがない。これにより、より確実にフランジ16を一定位置に固定することができる。
ロール体12の交換(取り外し)は、次のように行われる。
ロール体12の交換(取り外し)は、次のように行われる。
はじめに、片側のフランジ16(保持軸14の先端側のフランジ16)を保持軸14から取り外す。取り外しは、次のように行われる。
まず、フランジ16を溝部22の方向に回転させる。これにより、ギア30がギア部20から外れ、溝部22に落ち込む(図7(b)参照)。ギア30が溝部22に落ち込むことにより、ギア30とギア部20との噛み合わせが解除され、フランジ16を任意の方向に移動させることができるようになる。
このように、フランジ16を保持軸14から取り外す場合は、まず、溝部22の方向に回転させ、ギア30とギア部20との噛み合わせを解除し、その後、軸方向に移動させる。これにより、フランジ16を保持軸14から取り外すことができる。
なお、フランジ16を回転させて、ギア30とギア部20との噛み合わせを解除する際、ピン32に設けられた球体34が、付勢力に抗して噛合時嵌入溝24Aの内壁面を乗り越える。そして、ギア30が溝部22に落ち込むと同時に、球体34が噛合解除時嵌入溝24Bに嵌入される。これにより、フランジ16の回動が規制され、フランジ16をスムーズにスライドさせることができる。また、球体34が噛合解除時嵌入溝24Bに嵌入する際、クリック感が与えられるため、ギア30の噛み合いが解除されたことを確実に認識することができる。
以上のようにして、保持軸14からフランジ16を取り外し、保持軸14に残存するロール体12のコア12Aを保持軸14から取り外す。この後、上記の手順で新しいロール体12を装着する。
なお、装填するロール体12のサイズを代える場合は、必要に応じて他方側のフランジ16の位置を調整する。特に、大きいサイズのロール体12に変える場合は、フランジ16を保持軸14の基端部側に移動させる。この場合、一旦、フランジ16を溝部側に回転させて、ギア30とギア部20との噛み合わせを解除する。そして、フランジ16を保持軸14の基端部側の移動させたのち、再度フランジ16を回転させて、ギア30をギア部20に噛み合わせる。これにより、再度フランジ16の位置調整を行うことができる。
このように、本実施の形態のロールホルダ10によれば、フランジ16を任意の位置に固定することができる。これにより、1台でさまざまなサイズのロール体12を装填することができる。
また、フランジ16を保持軸14に取り付け、ロール体12の端面に当接させるだけで装填ができるため、簡単にロール体12の装填作業を行うことができる。
また、保持軸14に取り付けられたフランジ16は、ワンウェイクラッチ(不図示)の作用により固定されるため、容易に外れることがなく、長期間安定したウェブ12Bのガイドを行うことができる。
更に、フランジ16の取り外しも、フランジ16を回転させて、軸方向にスライドさせるだけなので、簡単にロール体12の交換作業を行うことができる。
なお、本実施の形態では、ギア30の回転方向規制手段として、ギア30に内蔵したワンウェイクラッチ(不図示)を採用しているが、ギア30の回転方向規制手段は、これに限定されるものではない。この他、たとえば、ラチェット機構等でギア30の回転方向を一方向に規制する構成とすることもできる。
また、本実施の形態では、ギア部20に並列して形成した溝部22によって噛合解除手段を構成しているが、ギア部20とギア30との噛み合いを解除する手段は、これに限定されるものではない。この他、たとえば、ギア30を筒体26の内周方向に進退移動可能に設け、ギア30をギア部20に対して進退移動させることにより、噛合/噛合解除できるように構成してもよい。
また、本実施の形態では、一対のフランジ16の双方が保持軸14に対して着脱可能に設けられているが、フランジ16は、少なくとも一方が着脱できる構成であればよい。この場合、たとえば、図10に示すように、保持軸14の基端部側のフランジ16‘を保持軸14に固定して設け、保持軸14の先端側のフランジ16のみ上記の構成で保持軸14に対して着脱可能に取り付けられるようにする。
また、本実施の形態では、フランジ16のガイド面を3枚のガイド板28で構成しているが、ガイド面を構成する部材の形状は、これに限定されるものではない。この他、たとえば、1枚の円盤状のガイド板でガイド面を構成することもできる。
[プリンタへの適用]
[プリンタへの適用]
上記実施の形態のロールホルダ10は、単体で使用することもできるが、たとえば、ロール紙に印刷するプリンタに組み込んで用紙ロールの保持手段として機能させることができる。
図11は、上記実施の形態のロールホルダが組み込まれたプリンタの概略構成図である。
このプリンタ100は、インクリボンを使用して用紙ロール112にカラー印刷を行う熱転写式のカラープリンタであり、給紙部114と印字部116とを備えて構成される。
給紙部114は、用紙ロール112を保持するロールホルダ10と、ロールホルダ10に保持された用紙ロール112から用紙112Aを繰り出す一対の駆動ローラ128A、128Bとを備えて構成される。
上記のように、ロールホルダ10は、保持軸14と、その保持軸14に取り付けられるフランジ16とを備えて構成される。ロールホルダ10は、保持軸14を支持するブラケット(不図示)が、プリンタ100の筐体に固定されて、筐体内の所定位置に設置される。
一対の駆動ローラ128A、128Bは、その周面が互いに押圧当接されて筐体内に設置される。この一対の駆動ローラ128A、128Bのうち一方の駆動ローラ128Aには、図示しないモータが連結され、回転駆動される。用紙ロール112から引き出された用紙112Aは、この一対の駆動ローラ128A、128Bの間に供給される。そして、この一対の駆動ローラ128A、128Bによって挟持搬送されて、印字部116に送られる。
印字部116は、イエロ(Y)の印字を行う印字ユニット118Yと、マゼンタ(M)の印字を行う印字ユニット118M、シアン(C)の印字を行う印字ユニット118C、クロ(K)の印字を行う印字ユニット118Kとを備えて構成される。各印字ユニット118Y、118M、118C、118Yは、用紙112Aの搬送方向に沿って一定の間隔で配置される。
各印字ユニット118Y、118M、118C、118Yは、インクリボンカセット120Y、120M、120C、120Kと、そのインクリボンカセット120Y、120M、120C、120Kに巻かれたインクリボン122Y、122M、122C、122Kのインクを用紙112Aに転写させるサーマルヘッド124Y、124M、124C、124Kと、各サーマルヘッド124Y、124M、124C、124Kに対応して設けられるプラテンローラ126Y、126M、126C、126Kとを備えて構成される。
駆動ローラ128A、128Bによって用紙ロール112から引き出され、印字部116に向けて送られた用紙112Aは、印字部116の各印字ユニット118Y、118M、118C、118Yによって、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、クロ(K)の各色のインクが表面に転写されて、表面に所定の情報が印字される。
印字部116で印字された用紙112Aは、そのまま下流側に搬送され、必要に応じて切断されて、排紙口から排出される。
上記構成のプリンタ100によれば、ロールホルダ10に保持された用紙ロール112から安定して用紙112Aが繰り出されるので、常に安定した印字を行うことができる。
なお、上記の例では、ロールホルダ10に用紙ロールを装填する場合を例に説明したが、上記のプリンタ100は、ロールホルダ10にラベルロール10を装填することにより、ラベルプリンタとして使用することができる。
また、上記の例では、熱転写式のプリンタにおいて、用紙ロール(又はラベルロール)の保持手段として本発明のロールホルダを使用する場合を例に説明したが、本発明の適用は、これに限定されるものではない。この他、インクリボンを用いて印刷するプリンタにおいて、リボンロールの保持手段として、本発明のロールホルダを使用することができる。
10…ロールホルダ
12…ロール体
12A…ロール体のコア
12B…ウェブ
14…保持軸
14A…目盛
16…フランジ
18…ブラケット
20…ギア部
22…溝部
24…回動範囲規制溝
24A…噛合時嵌入溝
24B…噛合解除時嵌入溝
26…筒体
28…ガイド板
30…ギア
32…ピン
34…球体
36…軸受部
100…プリンタ
112…用紙ロール
112A…用紙
114…給紙部
116…印字部
118Y…印字ユニット
118M…印字ユニット
118C…印字ユニット
118Y…印字ユニット
120Y…インクリボンカセット
120M…インクリボンカセット
120C…インクリボンカセット
120K…インクリボンカセット
124Y…サーマルヘッド
124M…サーマルヘッド
124C…サーマルヘッド
124K…サーマルヘッド
126Y…プラテンローラ
126M…プラテンローラ
126C…プラテンローラ
126K…プラテンローラ
128A…駆動ローラ
128B…駆動ローラ
12…ロール体
12A…ロール体のコア
12B…ウェブ
14…保持軸
14A…目盛
16…フランジ
18…ブラケット
20…ギア部
22…溝部
24…回動範囲規制溝
24A…噛合時嵌入溝
24B…噛合解除時嵌入溝
26…筒体
28…ガイド板
30…ギア
32…ピン
34…球体
36…軸受部
100…プリンタ
112…用紙ロール
112A…用紙
114…給紙部
116…印字部
118Y…印字ユニット
118M…印字ユニット
118C…印字ユニット
118Y…印字ユニット
120Y…インクリボンカセット
120M…インクリボンカセット
120C…インクリボンカセット
120K…インクリボンカセット
124Y…サーマルヘッド
124M…サーマルヘッド
124C…サーマルヘッド
124K…サーマルヘッド
126Y…プラテンローラ
126M…プラテンローラ
126C…プラテンローラ
126K…プラテンローラ
128A…駆動ローラ
128B…駆動ローラ
Claims (6)
- ロール体のコア部に挿通される保持軸と、
前記保持軸に着脱可能に取り付けられるとともに、前記保持軸の軸方向に沿ってスライド可能に取り付けられるフランジと、
前記保持軸の軸方向に沿って前記保持軸の周面に形成される直線状のギア部と、
前記フランジに設けられ、周方向の所定位置で前記フランジを前記保持軸に取り付けることにより、前記ギア部に噛み合わせられる円形状のギアと、
前記ギアの回転方向を一方向に規制するギア回転方向規制手段と、
前記ギア部と前記ギアとの噛み合わせを解除する噛合解除手段と、
を備えるロールホルダ。 - 前記噛合解除手段は、前記ギア部に並列して前記保持軸の周面に形成される直線状の溝部で構成され、前記フランジを前記保持軸に対して周方向に回転させることにより、前記ギアを前記溝部に嵌めて、前記ギアと前記ギア部との噛み合わせを解除する請求項1に記載のロールホルダ。
- 前記ギアが前記ギア部に噛み合う噛合位置と、前記ギアが前記溝部に嵌まる噛合解除位置との間で、前記フランジが前記保持軸に対して周方向に回転するように、前記保持軸に対する前記フランジの回動範囲を規制する回動範囲規制手段を更に有する請求項2に記載のロールホルダ。
- 前記回動範囲規制手段は、
前記保持軸の軸方向に沿って前記保持軸の周面に形成される回動範囲規制溝と、
前記フランジに形成され、前記フランジを前記保持軸に取り付けたときに、前記回動範囲規制溝に嵌められる係合部と、
からなる請求項3に記載のロールホルダ。 - 前記係合部の先端に設けられ、突出方向に付勢された出没自在な係合体と、
前記保持軸の軸方向に沿って前記回動範囲規制溝の底面に形成され、前記フランジが前記噛合位置に位置すると、前記係合体が嵌入する噛合時嵌入溝と、
を更に備える請求項4に記載のロールホルダ。 - 前記保持軸の軸方向に沿って前記回動範囲規制溝の底面に形成され、前記フランジが前記噛合解除位置に位置すると、前記係合体が嵌入する噛合解除時嵌入溝を更に備える請求項5に記載のロールホルダ。
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