JP2013220196A - 眼科装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被検眼の開瞼作業の作業性を向上させるとともに、設置レイアウトの自由度を向上させることができる眼科装置を提供する。
【解決手段】 装置固定部と、装置固定部に対して移動可能な検眼ユニットと、検眼ユニットの検査対象となる被検眼を固定するための顔支持ユニットと、を有する眼科装置は、装置固定部に対し前記顔支持ユニットを移動する顔支持移動部と、装置固定部に対し検眼ユニットを移動する検眼ユニット移動部と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、眼科装置に関するものである。
被検眼の複数の眼特性の検査を行う眼科装置として、眼圧を非接触にて測定する眼圧測定部と、眼屈折力を測定する眼屈折力測定部とを有し、それらを切り替えて測定を行うものが知られている(特許文献1、2)。
特開2007−144128号公報 特開2010−148589号公報
眼圧測定の際、測定を正確に行う為に、被検眼をしっかりと開いておく必要がある。その為、検者は自らの手を伸ばして被検者の瞼を開く、いわゆる開瞼作業を行いながら測定を実施することが多い。しかしながら、特許文献1及び2のような構成では、検者と被検者が測定ヘッド部を介して相対しており、検者側から被検眼が見えにくく、また被検者の瞼までの距離も遠かった。その為、小柄な女性など、検者の身体が小さく手も短い場合、体勢を少し傾けて手をいっぱいに伸ばして開瞼しながら測定を行うという、無理な姿勢での作業が必要であった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、検者の開瞼作業性を向上させるとともに、装置の設置レイアウトの自由度を向上させることが可能な眼科装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明の一つの側面に係る眼科装置は、装置固定部と、前記装置固定部に対して移動可能な検眼ユニットと、前記検眼ユニットの検査対象となる被検眼を固定するための顔支持ユニットと、を有する眼科装置であって、前記装置固定部に対し前記顔支持ユニットを移動する顔支持移動部と、前記装置固定部に対し前記検眼ユニットを移動する検眼ユニット移動部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、検者の開瞼作業性を向上させるとともに、装置の設置レイアウトの自由度を向上させることが可能になる。
実施形態に係る眼科装置の概略構成図。 実施形態に係る眼科装置の検眼ユニットの光学系の構成図。 実施形態に係る眼科装置のアライメント用プリズム絞りの斜視図。 実施形態に係る眼科装置の検眼ユニットの平面図。 実施形態に係る眼科装置の顔支持ユニットの移動機構を説明するための平面図。 実施形態に係る眼科装置の制御系の構成を示すブロック図。 実施形態に係る眼科装置により撮像される前眼部像の説明図。 実施形態に係る眼科装置の検眼時の動作を説明する図。 実施形態に係る眼科装置の検眼時顔受けユニットおよび検眼ユニットの配置説明図。 実施形態に係る眼科装置の検眼時の検眼ユニットの動作説明図。 第2実施形態に眼科装置の検眼時の検眼ユニットの動作説明図。
(第1実施形態)
本発明の実施形態に係る眼科装置を添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は実施形態に係る眼科装置の概略構成図である。眼科装置は、ベース100(装置固定部)と、被検者の顔を支持するための顔支持ユニット130と、ベース100上に設けられた駆動部120とを有する。また、眼科装置は、操作部材であるジョイスティック101と、表示部109と、駆動部120に取り付けられた検眼ユニット110(測定部)とを有する。駆動部120は検眼ユニット110をX、Y、Z、Θ方向に移動させるため、それぞれの軸に応じた駆動機構を有している。
(X軸方向の移動)
フレーム102はベース100に対して左右方向(以下、X軸方向)に移動可能である。X軸方向の駆動機構はベース100上に固定されたX軸駆動モータ103と、モータ出力軸に連結された送りねじ(不図示)と、送りねじ上をX軸方向に移動可能でフレーム102に固定されたナット(不図示)で構成されている。X軸駆動モータ103の回転により、送りねじ、ナットを介してフレーム102がX軸方向に移動する。
(Y軸方向の移動)
フレーム106はフレーム102に対して上下方向(以下、Y軸方向)に移動可能である。Y軸方向の駆動機構は、フレーム102上に固定されたY軸駆動モータ104と、モータ出力軸に連結された送りねじ105と、送りねじ上をY軸方向に移動可能でフレーム106に固定されたナット114で構成されている。Y軸駆動モータ104の回転により、送りねじ、ナットを介してフレーム106がY軸方向に移動する。
(Z軸方向の移動)
フレーム107はフレーム106に対して前後方向(以下、Z軸方向)に移動可能である。Z軸方向の駆動機構は、フレーム107上に固定されたZ軸駆動モータ108と、モータ出力軸に連結された送りねじ109と、送りねじ上をZ軸方向に移動可能でフレーム106に固定されたナット115で構成されている。Z軸駆動モータ108の回転により、送りねじ、ナットを介してフレーム107がZ軸方向に移動する。
(Θ軸方向の回転)
フレーム107に対して検眼ユニット110は回転方向(以下、Θ軸方向)に移動可能である。Θ軸方向の駆動機構(検眼ユニット移動部)は、フレーム107上に固定されたΘ軸駆動モータ116と、モータ出力軸に連結されたプーリ117とを有する。また、Θ軸方向の駆動機構は、検眼ユニット110に連結されたプーリ118と、プーリ117とプーリ118とに連結されたベルト119と、を有している。Θ軸駆動モータ116の回転により、プーリ117、ベルト119、プーリ118を介して検眼ユニット110がベース100に対する回転軸回り(Θ軸方向)に回転移動する。
(位置決めストッパー)
フレーム107上には検眼ユニット位置決め用のストッパー125(位置決め部材)が固定されている。ストッパー125は、先端がくさび形状になっており、上下方向に駆動して、検眼ユニット110下部に設けられた位置決め用溝部に挿入される。Θ軸駆動モータ116の駆動により検眼ユニット110がΘ軸方向に回転移動した後、ストッパー125の挿入により、検眼ユニット110が所定位置で位置決め固定される。
(LCDモニタ)
フレーム107の検者側端部には、検眼ユニット110の検査対象となる被検眼Eを観察するための表示部109としてLCDモニタが設けられている。
(顔支持ユニット)
検眼を行う際に、被検者は顎受け112上に顎を乗せ、かつ顔支持フレーム113の額受け部分に額を押し当てることで被検眼の位置を固定させることができる。また顔支持ユニット130はベース100に対して移動可能に設けられている。ベース100上に固定された顔支持駆動モータ131(顔支持移動部)の回転により、顔支持ユニット130はベース100に対する回転軸回り(Θ軸方向)に移動する。また顔支持ユニット130は、Θ軸方向に回転移動後、ベース100上に固定された位置決めストッパー132の挿入により、所定位置で位置決め固定される。Θ軸方向の駆動機構(検眼ユニット移動部)による回転移動の回転軸と、顔支持駆動モータ131(顔支持移動部)による回転移動の回転軸とは、一致している。さらにベース100上に固定された位置検出センサ133(例えば、マイクロスイッチ等)により、顔支持ユニット130の移動後の位置検出が可能である。顎受け112の位置は顎受駆動モータ163の駆動により移動可能である。顎受駆動モータ163の駆動により顎受け112は上昇または降下して位置の調整が可能である。
(ジョイスティック)
ベース100には、検査対象となる被検眼Eに対して検眼ユニット110を位置合わせするための操作部材としてジョイスティック101及び検眼切替釦122が設けられている。検者はジョイスティック101を傾倒操作することにより、駆動部120の駆動方向、駆動量、駆動速度を指示する。検査対象となる検眼ユニット110を被検眼に対して位置合わせ(アライメント)した後、ジョイスティック101上に設けられた測定開始釦121を押して測定を実施する。
(光学系)
検眼ユニット110は検査対象となる被検眼の測定、観察等を行うための光学系を備えている。図2は本実施形態に係る眼科装置における検眼ユニット110内の光学系の構成図を示している。検眼ユニット110内の光学系は、第一の眼特性を検査するための第一光学系200(第一検眼部)と被検眼の第一の眼特性とは異なる第二の眼特性を検査するための第二光学系300(第二検眼部)とから構成されている。
第一光学系200は、被検眼の眼屈折力を検査するための光学系である。波長880nmの光を照射する眼屈折力測定用光源201から被検眼Eに至る光路01上には、投影レンズ202、被検眼Eの瞳孔Epとほぼ共役な絞り203、孔あきミラー204、レンズ205が配置されている。また、被検眼E側から波長880nm以下の赤外および可視光を全反射し波長880nm以上の光束を一部反射するダイクロイックミラー206が順次に配置されている。
孔あきミラー204の反射方向の光路02上には、瞳孔Epとほぼ共役で円環状のスリットを備えた絞り207、光束分光プリズム208、レンズ209、撮像素子210が順次に配列されている。
上述した光学系は眼屈折力測定用であり、眼屈折力測定用光源201から発せられた光束は、絞り203で光束が絞られる。そして、投影レンズ202によりレンズ205の手前で1次結像され、レンズ205、ダイクロイックミラー206を透過して被検眼Eの瞳中心に投光される。
投光された光束の反射光は瞳中心を通って再びレンズ205に入射される。入射された光束はレンズ205を透過後に、孔あきミラー204の周辺で反射される。
反射された光束は被検眼瞳孔Epと略共役な絞り207および光束分光プリズム208で瞳分離され、撮像素子210の受光面にリング像として投影される。被検眼Eが正視眼であれば、このリング像は所定の円になり、近視眼では正視眼に対して円が小さく、遠視眼では正視眼に対して円が大きくなり投影される。被検眼Eに乱視がある場合、リング像は楕円になり、水平軸と楕円のなす角度が乱視軸角度となる。この楕円の係数を基に屈折力を求める。
一方、ダイクロイックミラー206の反射方向には、固視標投影光学系と、被検眼の前眼部観察とアライメント検出が共用されるアライメント受光光学系が配置されている。
固視標投影光学系の光路03上には、レンズ211、ダイクロイックミラー212、レンズ213、折り返しミラー214、レンズ215、固視標216、固視標照明用光源217が順次に配列されている。
固視誘導時に、点灯された固視標照明用光源217の投影光束は、固視標216を裏側から照明する。そして、レンズ215、折り返しミラー214、レンズ213、ダイクロイックミラー212、レンズ211を介して被検眼Eの眼底Erに投影される。
なお、レンズ215は被検眼Eの視度誘導を行い雲霧状態を実現するために、固視標誘導モータ224により光軸方向に移動できるようになっている。
また、ダイクロイックミラー212の反射方向の光路04上には、アライメントプリズム絞り挿抜ソレノイド411により挿抜されるアライメントプリズム絞り223、結像レンズ218、撮像素子220が順次に配列されている。
アライメントプリズム絞り223の挿抜により、アライメントプリズム絞り223が光路04上にある時にはアライメントを、光路から退避しているときは前眼部観察または徹照観察を行うことができる。
ここで、図3(a)にアライメントプリズム絞り223の形状を示す。円盤状の絞り板に3つの開口部223a、223b、223cが設けられ、開口部223a、223bのダイクロイックミラー212側には波長880nm付近のみの光束を透過するアライメントプリズム231a、231bが貼付されている。
また図2に戻ると、被検眼Eの前眼部の斜め前方には、780nm程度の波長を有する前眼部照明光源221a、221bが配置されている。前眼部照明光源221a、221bによって照明された被検眼Eの前眼部像の光束はダイクロイックミラー206、レンズ211、ダイクロイックミラー212、アライメントプリズム絞り中央の開口部223aを介して撮像素子220の受光センサ面に結像する。
アライメント検出のための光源は、眼屈折力測定用光源201と兼用されている。アライメント時には、拡散板挿抜ソレノイド410により半透明の拡散板222が光路に挿入される。
拡散板222が挿入される位置は、眼屈折力測定用光源201の投影レンズ202による略一次結像位置であり、かつレンズ205の焦点位置に挿入される。これにより、眼屈折力測定用光源201の像が拡散板222上に一旦結像して、それが二次光源となりレンズ205から被検眼Eに向かって太い光束の平行光束として投影される。
この平行光束が被検眼の角膜Efで反射されて輝点像を形成し、その光束は再びダイクロイックミラー206でその一部が反射される。そして、レンズ211を介してダイクロイックミラー212で反射し、アライメントプリズム絞りの開口部223aおよびアライメントプリズム231a、231bを透過し、結像レンズ218に収斂されて撮像素子220に結像される。
アライメントプリズム絞り223の中央の開口部223aは、前眼部照明光源221a、221bの波長780nm以上の光束が通るようになっている。前眼部照明光源221a、221bにより照明された前眼部像の反射光束は、角膜Efの反射光束の経路と同様に観察光学系を辿る。そして、アライメントプリズム絞り223の開口部223aを介して、結像レンズ218により撮像素子220に結像される。
また、アライメントプリズム231aを透過した光束は下方向に屈折され、アライメントプリズム231bを透過した光束は上方向に屈折される。これら絞りを介した光束の位置関係により被検眼Eのアライメントを行うことができる。
一方、アライメントプリズム絞り223および角膜絞りを光路04から退避させた状態では、眼屈折力測定用光源201からの眼底Erでの反射光束により、照明された瞳孔領域の光束の一部はダイクロイックミラー206で反射される。レンズ211を介してダイクロイックミラー212で反射され、結像レンズ218により撮像素子220に投影される。この光束により被検眼Eの徹照観察を行うことができる。
第二光学系300は、被検眼の眼圧を検査するための光学系である。被検眼Eに対する観察光学系の受光用光路及びアライメント検出用光路06上には、平行平面ガラス301と対物レンズ302の中心軸上にノズル303が配置されている。対物レンズ302の後方に空気室323、観察窓304、ダイクロイックミラー305、プリズム絞り306、結像レンズ307、撮像素子308が順次に配列されている。
平行平面ガラス301、対物レンズ302は対物鏡筒309によって支持され、その外側には被検眼Eを照明する外眼照明光源310a、310bが配置されている。
角膜Efが視軸方向に変形するときの変形検出受光光学系の光路07上には、ダイクロイックミラー305の反射方向に、リレーレンズ311、ハーフミラー312、アパーチャ313、受光素子314が配置されている。なお、アパーチャ313は、所定変形時に後述する眼圧測定用光源317の角膜反射像が共役になる位置に配置されている。
リレーレンズ311は角膜Ecが所定変形時にアパーチャ313とほぼ同等の大きさの角膜反射像を結像するように設計されている。
角膜Efの変形を測定するための測定光源投影光学系の光路05上には、ハーフミラー312の入射方向に、ハーフミラー315、投影レンズ316が配置されている。更に、測定及び被検眼Eに対するアライメント兼用の近赤外LEDから成る眼圧測定用光源317が配置されている。またハーフミラー315の入射方向には、被検者が固視するLEDから構成される固視用光源318が配置されている。
空気室323内にはその一部を構成する対物鏡筒309にピストン320が嵌合され、このピストン320はソレノイド322によって駆動されるようになっている。なお、空気室323内には、内圧をモニタするための圧力センサ324が配置されている。
(外形寸法)
図4は、検眼ユニット110の平面図である。図4(a)は、第一光学系200による眼屈折力測定時の検眼ユニット110と被検眼Eとの位置関係を示す。図4(b)は、第二光学系300による眼圧測定時の検眼ユニット110と被検眼Eとの位置関係を示している。第一光学系200による眼屈折力測定時の作動距離、つまり被検眼Eの角膜頂点Efから検眼ユニット110の第一光学系出力側端部までの距離をWD1とし、回転中心350から検眼ユニット110の第一光学系出力側端部までの距離をAとする。また第二光学系300による眼圧測定時の作動距離、つまり被検眼Eの角膜頂点Efから検眼ユニット110の第二光学系出力側端部までの距離をWD2とし、回転中心350から検眼ユニット110の第二光学系出力側端部までの距離をBとする。このとき、WD1+A=WD2+Bとなるように、検眼ユニット110及び回転中心350は構成されている。また、図4(c)は、回転移動中の検眼ユニット110と被検眼Eとの位置関係を表している。第一光学系及び第二光学系出力側端部以外の検眼ユニット110の外形寸法は、回転中心350からの外形寸法Cが回転移動時に被検者の突出部との接触がない距離WD3を保つように、構成されている。
図5は、顔支持ユニット130の移動機構を説明するための平面図である。図5(a)は検者140が被検者150と相対する場合の、ベース100と顔支持ユニット130との位置関係を表している。この時、顔支持ユニット130は位置決めストッパー132により位置決めされている。位置決めストッパー132により位置決めされた状態で、顔支持ユニット130の移動は拘束される。またこの時、顔支持ユニット上に固定されたドグ134は位置検出センサ133(a)をONさせている。
図5(b)は、検者140に対して被検者150が左方向に位置する場合の、ベース100と顔支持ユニット130との位置関係を表している。図5(a)の状態から位置決めストッパー132が外されると、顔支持ユニット130の移動の拘束は解除されることになる。顔支持ユニット130は顔支持駆動モータ131(顔支持移動部)の駆動によりベース100に対して、図5(a)の状態から+Θ方向(反時計回り方向)に回転移動し、図5(b)の位置にて位置決めストッパーで固定される。この時、顔支持ユニット上に固定されたドグ134は位置検出センサ133(b)をONさせている。
図5(c)は、検者140に対して被検者150が右方向に位置する場合の、ベース100と顔支持ユニット130との位置関係を表している。図5(a)の状態から位置決めストッパー132が外されると、顔支持ユニット130の移動の拘束は解除されることになる。顔支持ユニット130は顔支持駆動モータ131(顔支持移動部)の駆動によりベース100に対して、図5(a)の状態から−Θ方向(時計回り方向)に回転移動し、図5(c)の位置にて位置決めストッパーで固定される。この時、顔支持ユニット上に固定されたドグ134は位置検出センサ133(c)をONさせている。顔支持ユニット130を回転させるにあたり、顔支持ユニット130の回転中心位置は、検眼ユニット110が原点位置(各軸のセンター位置)にある時の回転中心350と略一致していることが望ましい。これにより、検眼ユニット110の回転時にも、回転中心350から被検眼Eまでの距離が保たれ、測定の際の無駄な移動量を削減することが可能となる。このような構成により、検者140は、実際の測定前に、作業しやすい位置に顔支持ユニット130を移動しておくことが可能である。例えば、自らの利き手側で開瞼作業を行えるように顔支持ユニットの位置を図5(b)や図5(c)の位置に変更することができる。また、図5(b)や図5(c)の位置に顔支持ユニット130を配置にすることで、装置の設置エリアの壁際や角部に配置しても測定を行うことが可能となり、設置レイアウトの自由度が向上する。
(システムブロック図)
図6は眼科装置のシステムブロック図である。システム制御部401はシステム全体を制御している。システム制御部401は、プログラム格納部、眼圧値、眼屈折力値等を補正するためのデータが格納されたデータ格納部を有する。また、システム制御部401は、各種デバイスとの入出力を制御する入出力制御部、および各種デバイスから得られたデータを演算する演算処理部を有している。
システム制御部401には、傾倒角度入力部402、エンコーダ入力部403、測定開始信号入力部404が接続されている。検眼ユニット110を被検眼Eに位置合わせおよび測定開始を行うためのジョイスティック101からの指示(信号)は、傾倒角度入力部402、エンコーダ入力部403、測定開始信号入力部404を介して、システム制御部401に入力される。傾倒角度入力部402はジョイスティック101を前後左右に傾けたときの傾倒角度を検出し、検出した傾倒角度をシステム制御部401に入力する。エンコーダ入力部403は、ジョイスティック101の操作により各種の駆動モータを回転させたときの各種の駆動モータからのエンコーダ信号を受け付け、システム制御部401に入力する。測定開始信号入力部404はジョイスティック101の測定開始釦押下時の信号を受け付け、システム制御部401に入力する。
また、ベース100上の操作パネル405には、印字釦や顎受上下釦などが配置されており、釦入力時にシステム制御部401に信号が通知される。さらに位置検出センサ133(a)、(b)、(c)(検出部)を含めた各種の位置検出センサ406からの信号は、センサON時にシステム制御部401に通知される。
撮像素子220で撮像された被検眼Eの前眼部像は、メモリ408に格納される。システム制御部401は、メモリ408に格納された画像から被検眼Eの瞳孔と角膜反射像を抽出しアライメント検出を行う。また、撮像素子220で撮像された被検眼Eの前眼部像は、文字,図形データと合成され、LCDモニタ(表示部109)上に前眼部像や測定値などが表示される。
撮像素子210で撮影された眼屈折力算出用リング像はメモリ408に格納される。
410〜412の各ソレノイドは、ソレノイド駆動回路409を介して、システム制御部401からの指令により駆動制御される。
また、X軸駆動モータ103、Y軸駆動モータ104、Z軸駆動モータ105、顎受駆動モータ163、Θ軸駆動モータ116、顔支持駆動モータ131、固視標誘導モータ224は、モータ駆動回路414と接続している。モータ駆動回路414は、システム制御部401からの指令を受け付け、各種のモータを駆動する。
眼屈折力測定用光源201、眼屈折力測定用の前眼部照明光源221a,221b、固視標照明用光源217、眼圧測定用光源317、固視用光源318、眼圧測定用の外眼照明光源310a,310bは光源駆動回路413と接続する。光源駆動回路413は、システム制御部401からの指令を受け付け、各種の光源の点灯、消灯、光量変更を制御する。
以上のような構成を備える装置における動作を説明する。
(眼屈折力測定)
図7(a)に示すようにアライメント時には、角膜Efによって結像した角膜輝点はアライメントプリズム絞り223の開口部223a、223b、223cおよびアライメントプリズム231a、231bにより分割される。そして、角膜輝点は、前眼部照明光源221a、221bによって照明された被検眼Eと、前眼部照明光源221a、221bの輝点像221a’、221b’とともに、撮像素子220で指標像Ta、Tb、Tcとして撮像される。
アライメントは、粗い位置合わせを行うラフアライメントと、精密な位置合わせを行うファインアライメントの2段階で実施する。
ラフアライメントには被検眼Eと前眼部照明光源221a、221bの輝点像221a’、221b’を使用する。被検眼E及び輝点像221a’、221b’が検出できると、システム制御部401はモータ駆動回路414を制御する。そして、システム制御部401は、被検眼Eの瞳孔中心に対し輝点像221a’、221b’をXY方向に一致させるように検眼ユニット110を上下左右方向に駆動させる。
次に、システム制御部401は輝点像221a’、221b’のZ座標及び面積を算出し、それらを所定の位置に合わせるようにさらに検眼ユニット110を前後方向に駆動させることによって粗い位置合わせを行う。
ファインアライメントには指標像Ta、Tb、Tcを使用する。3つの輝点Ta、Tb、Tcが検出できると、システム制御部401はモータ駆動回路414を制御する。そして、システム制御部401は、中央の輝点Tcを被検眼Eの中心に一致させるように検眼ユニット110を上下左右方向に駆動させる。次に、システム制御部401は輝点Ta、Tbが輝点Tcに対して鉛直方向に並ぶようさらに検眼ユニット110を前後方向に駆動させ、3つの角膜輝点Ta、Tb、Tcが上下方向に1列に並んだ状態でアライメントを完了する。
眼屈折力を測定するために、システム制御部401はオートアライメントのために光路01に挿入していた拡散板222を光路01から退避させる。眼屈折力測定用光源201の光量を調整し、被検眼Eの眼底Erに測定光束を投影する。
眼底からの反射光は光路02を辿り、撮像素子210で受光される。撮像された眼底像は被検眼の屈折力により、リング絞り207により、リング状に投影される。このリング像はメモリ408に格納される。
メモリ408に格納されたリング像の重心座標を算出し、周知の方法により楕円の方程式を求める。求められた楕円の長径と短径および長径軸の傾きを算出して、被検眼Eの眼屈折力を算出する。
なお、求められた楕円の長径、短径に相当する眼屈折力値および撮像素子210の受光面上での楕円軸の角度と乱視軸との関係は、予め装置の製造工程において矯正されている。
求められた眼屈折力値からその屈折力値に相当する位置まで、モータ駆動回路414を介して固視標誘導モータ224を駆動し、レンズ215を移動して、被検眼Eの屈折度に相当する屈折度で固視標216を被検眼Eに呈示する。
その後、レンズ215を所定量だけ遠方に移動し、固視標216を雲霧させ、再び測定光源を点灯し屈折力を測定する。このように、屈折力の測定→固視標216による雲霧→屈折力の測定を繰り返し、屈折力が安定する最終の測定値を得ることができる。
(眼圧測定)
図7(b)に示すように眼圧測定のアライメント時には、角膜Efによって結像した角膜輝点は図3(b)に示したアライメントプリズム絞り306の開口部306a、306b、306cおよびプリズム232a、232bにより分割される。そして、角膜輝点は、外眼照明光源310a、310bによって照明された被検眼Eと、外眼照明光源310a、310bの輝点像310a’、310b’とともに、撮像素子308で指標像Ta、Tb、Tcとして撮像される。以下は、眼屈折力測定のアライメント時と同様である。
アライメントの完了後に眼圧測定を行う。システム制御部401はソレノイド322を駆動し、空気室323内の空気はソレノイド322により押し上げられるピストン320によって圧縮され、パルス状の空気としてノズル303から被検眼Eの角膜Efに向けて噴出する。
空気室323の圧力センサ324で検出された圧力信号と受光素子314からの受光信号はシステム制御部401に出力され、システム制御部401は受光信号のピーク値とその時の圧力信号から眼圧値を算出する。
(自動運転を行う際の動作説明)
以上のような構成を持つ眼科装置において、検眼時の動作として自動運転を行う際の動作を図8のフローチャート、図9及び図10の動作説明図に基づいて説明する。
検者140が電源をONにして眼科装置を立ち上げると、眼科装置は各種デバイスの初期化(S100)を行った後、システム制御部401(判定部)は顔支持ユニット130の位置を判定する(S101)。
位置検出センサ133(a)(検出部)がONしている場合は、検眼ユニット110は回転移動せず、図9(a)の被検者150の右被検眼E(R)の眼屈折力測定を行う位置に移動して準備完了となる。位置検出センサ133(b)(検出部)がONしている場合、検眼ユニット110はΘ軸駆動モータ116によって回転移動(S102)する。そして、検眼ユニット110が位置決めストッパー125によって固定された後(S103)、図9(b)の被検者150の右被検眼E(R)に対して眼屈折力測定を行う位置に移動して準備完了となる。位置検出センサ133(c)(検出部)がONしている場合は、検眼ユニット110はΘ軸駆動モータ116によって回転移動(S104)する。そして、検眼ユニット110は位置決めストッパー125によって固定された後(S105)、図9(c)の被検者150の右被検眼E(R)に対して眼屈折力測定を行う位置に移動して準備完了となる。
この状態から、検者140は被検者150の顎を顎受け112に積載させ、顔支持フレーム113の額受け部に被検者150の額を当てることで、被検眼Eを固定させる。次に、検者140はLCDモニタ(表示部109)上のスイッチ(不図示)にて、全自動(フルオート)モードを選択する。そして、検者140は必要に応じてジョイスティック101を傾倒動作させてLCDモニタ(表示部109)の観察範囲内に被検眼E(R)の瞳孔中心が入っている状態にする。この状態から測定開始釦121を押す(S106−Yes)ことにより自動測定が開始される(S106)。測定開始釦121が押下されない場合(S106−No)、測定開始釦121が押下されるのを待つ待機状態となる。
測定開始釦が押されると(S106−Yes)、まず眼屈折力測定のための粗い位置合わせであるラフアライメントが開始される。ラフアライメント完了後、より精密な位置合わせであるファインアライメントが開始される。ファインアライメント完了後、被検者の右被検眼E(R)の眼屈折力測定を所定回数分行う(S107及び図10(a):右目・第一検眼)。右被検眼の眼屈折力測定後、検眼ユニット110をX及びZ方向に必要量だけ移動させ、被検者の左被検眼E(L)の眼屈折力測定を所定回数分行う(S108及び図10(b):左目・第一検眼)。眼屈折力測定を所定回数分行うまでS107、S108の測定が繰り返される(S107、S108、S109−No)。左右眼の眼屈折力測定を所定回数分完了した後(S109−Yes)、眼屈折力測定から眼圧測定への検眼切替の為に、検眼ユニット110をΘ方向に移動させる(S110)。このとき、検眼ユニット110は、被検者の突出部(例えば鼻)に接触することがないように、回転移動を行う。具体的には、被検者の左耳側から鼻側に向かって検眼ユニット110の眼圧測定光学系の出力側端部を回転移動させる(図10(c))。これにより、被検者の突出部との干渉を防止しながら、Θ軸1軸のみによる素早い切替動作が可能となる。また切替はΘ軸1軸による回転動作のみで、かつ回転中心から被検眼Eまでの距離は一定なので、切替後の検眼ユニット110のXY方向位置は再現され、眼圧測定に必要なZ方向の作動距離が自動的に得られる。よって切替後のラフアライメントを行う必要はなくなり、さらなる検眼時間の短縮が可能となる。切替後は被検者の左被検眼E(L)のファインアライメントを開始する。ファインアライメント完了後、左被検眼E(L)の眼圧測定を所定回数分行う(S111、図10(c):左目・第二検眼)。この時、より正確な測定を行う為に、検者140は被検者150の被検眼E(L)の瞼を開く開瞼作業を行う場合が多い。図9(b)の配置の場合は、検者140は被検者150の被検眼E(L)を肉眼で確認しながら左手で開瞼作業を行い、図9(c)の配置の場合は、検者140は被検者150の被検眼E(L)を肉眼で確認しながら右手で開瞼作業を行うことが可能である。これにより、図9(a)の配置の時と比較して、検者140はより確実に、無理なく開瞼作業を行うことが可能となる。左被検眼E(L)の眼圧測定完了後、検眼ユニット110をX及びZ方向に必要量だけ移動させ、右被検眼E(R)の眼圧測定を所定回数分行う(S112、図10(d):右目・第二検眼)。この時、検者140は右被検眼E(R)の開瞼作業を行う。眼圧測定を所定回数分行うまでS111、S112の測定が繰り返される(S111、S112、S113−No)。左右眼の眼圧測定を所定回数分完了すると(S113−Yes)、検査完了となる。
(第2実施形態)
図11は、眼屈折力測定を左被検眼から開始した場合の第2実施形態の説明図である。この場合、左被検眼E(L)、右被検眼E(R)の順番で眼屈折力測定後(図11(a)、(b))、眼屈折力測定から眼圧測定への検眼切替の為に、検眼ユニット110をΘ方向に移動させる。この切替動作時に、システム制御部401は、被検者の突出部(例えば鼻)に検眼ユニット110が当らないように、眼圧測定光学系の出力側端部が右耳側から鼻側に向かって移動するように検眼ユニット110を回転させる。これにより、被検者の突出部との干渉を防止しながら、Θ軸1軸のみによる素早い切替動作が可能となる。また切替はΘ軸1軸による回転動作のみで、かつ回転中心から被検眼Eまでの距離は一定なので、切替後の検眼ユニット110のXY方向位置は再現され、眼圧測定に必要なZ方向の作動距離が自動的に得られる。よって切替後のラフアライメントを行う必要はなくなり、さらなる検眼時間の短縮が可能となる。切替後は被検者の右被検眼E(R)のファインアライメントを開始する。ファインアライメント完了後、右被検眼E(R)の眼圧測定を所定回数分行う(図11(c))。右被検眼E(R)の眼圧測定完了後、検眼ユニット110をX及びZ方向に必要量だけ移動させ、左被検眼E(L)の眼圧測定を所定回数分行う(図11(d))。
本発明の実施形態にかかる眼科装置は複合型眼科装置である。検眼ユニット110による検査が一の種類の検査から異なる種類の他の種類の検査に切替えられる場合、Θ軸方向の駆動機構(検眼ユニット移動部)は検眼ユニット110をベース100(装置固定部)に対して回転方向に移動させる。上述の実施形態では説明の簡略化のために、複合される機能を眼屈折力機能と眼圧機能に限定したが、角膜曲率半径測定機能、角膜厚測定機能など、その他複数の検眼機能を追加した眼科装置にも適用可能である。また測定機能に限定されるものではなく、眼底カメラ、OCT等、被検眼に対する検査を行う眼科装置全般に適用可能である。
また本実施形態では検眼ユニット110の回転機構を、プーリ及びベルトを使用した機構としたが、本発明の趣旨はこの構成に限定するものではない。例えば、モータの出力軸が直接検眼ユニットに連結されて回転してもよいし、チェーン駆動等、その他の機構を使用して回転機構を構成してもよい。
また本実施形態では顔支持ユニットの移動機構にモータを使用し自動で移動可能としたが、本発明はこれに限定するものではなく、手動で顔支持ユニット130を移動させてもよい。また位置決めストッパーは、本実施形態では自動による駆動機構を採用したが、本発明の趣旨はこの構成に限定するものではなく、例えば、ボールプランジャ等の機構を使用して固定させることも可能である。また、顔支持ユニット130の位置検出について、本実施形態では位置検出センサにマイクロセンサを使用して3か所の位置に移動可能として説明したが、本発明の趣旨はこの構成に限定されるものではない。例えば、エンコーダ等を利用して任意の位置を検出可能とすることで、顔支持ユニット130を任意の位置に配置でき、設置レイアウトの自由度を更に向上させることも可能である。
検眼の順番も眼屈折力測定―>眼圧測定、右被検眼―>左被検眼に限定するものではない。任意の順番で適用可能である。運転モードも全自動運転に限定するものではない。手動運転、半自動運転等のモードに適用可能である。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (7)

  1. 装置固定部と、前記装置固定部に対して移動可能な検眼ユニットと、前記検眼ユニットの検査対象となる被検眼を固定するための顔支持ユニットと、を有する眼科装置であって、
    前記装置固定部に対し前記顔支持ユニットを移動する顔支持移動部と、
    前記装置固定部に対し前記検眼ユニットを移動する検眼ユニット移動部と、
    を備えることを特徴とする眼科装置。
  2. 前記検眼ユニット移動部は前記検眼ユニットを前記装置固定部に対する回転軸回りに回転移動させることを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
  3. 前記顔支持移動部は前記顔支持ユニットを前記装置固定部に対する回転軸回りに回転移動させ、
    前記検眼ユニット移動部による回転移動の回転軸と、前記顔支持移動部による回転移動の回転軸とは、一致していることを特徴とする請求項2に記載の眼科装置。
  4. 前記顔支持ユニットの位置を検出する検出部と、
    前記検出部の検出により前記顔支持ユニットの位置を判定する判定部と、を更に備え、
    前記検眼ユニット移動部は、前記判定部によって判定された位置に応じて、前記検眼ユニットを移動させ、
    前記検眼ユニット移動部による移動の完了後に前記検眼ユニットは、前記被検眼の検査を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の眼科装置。
  5. 前記眼科装置は、前記検眼ユニットにより検査された前記被検眼の前眼部像を表示するための表示部を更に備え、
    前記表示部は、前記装置固定部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の眼科装置。
  6. 前記眼科装置は複合型眼科装置であり、
    前記検眼ユニットは、
    前記被検眼の第一の眼特性を検査するための光学系を有する第一検眼部と、
    前記被検眼の前記第一の眼特性とは異なる第二の眼特性を検査するための光学系を有する第二検眼部と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の眼科装置。
  7. 前記検眼ユニットの第一検眼部は、前記被検眼の眼屈折力を検査するための光学系を有する検眼部であり、
    前記検眼ユニットの第二検眼部は、前記被検眼の眼圧を検査するための光学系を有する検眼部であることを特徴とする請求項6に記載の眼科装置。
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