JP3286363B2 - 眼科装置 - Google Patents
眼科装置Info
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Description
タ,眼底カメラ,ノンコンタクトトノメーター等のよう
に、被検者の顔を固定するために用いられる顔受け台を
具備する眼科装置の改良に関するものである。
を押し当てる額当て部と、顎を載せる顎受け部とを備え
た顎受け台を有し、顎受け部は被検者の顔の大小により
上下方向に調整できる構成となっている。さらに、顎受
け台自体は眼科装置の基台に固定されている。
基台に摺動可能に載せられた摺動台上にあり、この摺動
台は操作桿を操作することにより前後左右及び上下方向
に移動可能で、これにより、被検者と装置本体とのアラ
イメントを実行可能としている。
査を受ける時、まず顎受け部に顎を載せ、次に額当て部
に額を押し付けて顎受け台上に顔を固定するが、被検者
の顔の形状によってはアライメント時に顔の一部、特に
他の部分より突出している鼻が装置本体に衝突してしま
い、測定不能の状態となったり、また、装置本体に衝突
する被検者の顔の一部、特に鼻のため顔が顎受け台にき
ちんと固定されずこの結果測定値がばらつくという問題
があった。
突することにより、被検者に不快感を与える等の問題も
あった。
装置本体に衝突することを回避でき被検者に不快感を与
えることなく常に確実な検眼を遂行し得る眼科装置を提
供することを目的とするものである。
被検者の顔を装置本体に対峙させた状態で固定する支柱
を回転軸として水平方向に回動可能な固定部材と、この
固定部材上の被検者の顔の突出部が前記装置本体に接触
又は近接したことを検出する検出手段と、この検出手段
の検出結果を基に前記固定部材を支柱を回転軸として水
平方向に回転駆動し、被検者の顔の突出部を装置本体か
ら隔離させる回転駆動手段とを有することを特徴とする
眼科装置である。
の被検者の顔の突出部が前記装置本体に接触又は近接し
た場合、検出手段は前記突出部の接触状態又は近接状態
を検出し、検出結果を送出する。回転駆動手段は、検出
手段の検出結果を基に前記固定部材を支柱を回転軸とし
て水平方向に回転駆動し、被検者の顔の突出部を装置本
体から隔離させる。これにより、顔の突出部を装置本体
から隔離でき、被検者に不快感を与えることなく常に確
実な検眼を遂行しうる。
に説明する。
により、基台1a上を前後左右及び上下方向に摺動可能
な摺動台2と、この摺動台2上に固定された測定光学系
を含む装置本体3と、基台1aに対して水平方向に回転
可能な機能を備えた固定部材としての顎受け台(顔受け
台)4と、被検者Mの顔の突出部、即ち、鼻が装置本体
3に接触又は接近したことを検知する発光素子6a及び
受光素子6bからなる検出手段6を具備している。
ことにより基台1a上において前後左右方向に移動し、
操作桿5を回転することにより付随している上下環が回
転し上下動され、これにより装置本体3が垂直上下方向
に上下動し、この結果、被検眼に対する装置本体3のア
ライメントが行われるようになっている。
受け部4a及び額当て4bを具備し、顎受け部4aの下側
を回転機後部7を介して基台1aの端部から立設した支
柱8に連結し、これにより、顎受け台4自体が支柱8の
上で矢印で示すように水平方向に回動可能となってい
る。
子6bは、装置本体3の端面に所定の間隔をもって被検
者Mの邪魔にならない状態に対向配置され、前記鼻が装
置本体1aに接触又は接近した際に検出信号を送出する
ようになっている。
端面、即ち、検者側の端面には図2に示すように、前記
検出手段6の検出信号を基に点灯するパイロットランプ
のような表示灯9を配置している。
る。
載せ額当て4bに額を当てる。検者が操作桿5を操作し
てアライメントするとき、装置本体3の端面が被検者M
の顔、特に鼻に接近し過ぎたことを前記検出手段6が検
出し、検出信号を送出する。
る。これにより、検者は被検者Mの顔、特に鼻が装置本
体3に接近し過ぎたことを認識できる。
顎受け台4を回動させ、装置本体3の端面に被検者の
顔、特に鼻が衝突することを防止でき被検者Mに不快感
を与えることなく測定、観察、撮影等を行なうことがで
きる。
近し過ぎたことを示す文字を表示したり、音声によって
検者に知らせる方法を採用することもできる。
し、直接被検者の顔、特に鼻の位置を観察する方法を採
用することもできる。
を説明する。
記眼科装置1と同様な構成であるが、顎受け台14を回
転駆動する回転駆動手段20を設けたことが特徴であ
る。
測定光学系を含む装置本体22を配置し、この装置本体
22の被検者M側の端面の近傍に顎受け台14を配置し
ている。
た支柱23により水平方向に回転可能に支持されるとと
もに、被検者の顎をのせる顎受け部14a及び額当て1
4bを備えている。
付けた歯車25と、この歯車25に噛合し原動歯車26
と、原動歯車26と同軸配置の第2のプーリ27と、装
置本体22の側部側にその回転軸を水平方向に向けて配
置した第1のプーリ28と、この第1のプーリ28を回
転する手動ノブ29と、前記第1のプーリ28,第2の
プーリ27に掛け渡したタイミングベルト30とを具備
している。
くで、基台21の側面に検者が操作しやすい位置に配置
されている。
6の動作で検者が被検者Mの顔、特に鼻が近づき過ぎて
いることを認識したら、手動ノブ29を回して顎受け台
14を被検者の顔、特に鼻が装置本体22に衝突しない
位置まで回転させ、被検者に不快感を与えることなくそ
の位置でアライメントし測定,観察,撮影等を行なうこ
とができる。
示すように、支柱23の上端部に水平方向のスライドレ
ール31を取り付け、このスライドレール31に対して
顎受け台34の顎受け部34aの下側をスライド可能に
係合する構成とすることで、この顎受け台34の顎受け
部34a及び額当て34bにより固定する顔の被検眼の
回旋中心において水平方向に回動することができる。
1上を左右方向にスライドし、固定ノブ35により適切
な位置で固定できるようになっており、被検者Mの眼の
測定、観察、撮影等を行なうとき、顎受け台34を左右
方向にスライドして被検眼を回転可能に位置させれば、
大略眼の回旋中心(図4,図5において縦,横の各回旋
中心を一点鎖線で示す。)で顎受け台34を回動させる
ことができる。
前記検出手段6の検出結果を基にモータを駆動するよう
にすれば、電動で顎受け台34を自動的に回動すること
ができる。
手段として、装置本体22の被検者M側の端面にタッチ
センサー又はひげ状の柔らかい作動片を有するマイクロ
スイッチを配置し、被検者Mの顔、特に鼻が装置本体2
2にほんの僅か接触したことをそのタッチセンサー又は
マイクロスイッチにより検出し、その信号を電気的に増
幅して顎受け台34に設置した駆動モーターを回転駆動
し、これにより、顎受け台34をゆっくりと回動させ
て、被検者Mの顔、特に鼻が装置本体22から離れたら
モーターを停止させる構造とすることもできる。
に被検者Mの顔が装置本体22に衝突しない位置まで退
避させて測定,観察,撮影等を行なうことができる。
のではなく、その要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。
果を奏する。
段、回転駆動手段の動作で、被検者の顔の突起物が前記
装置本体に接触又は近接した場合、固定部材を支柱を回
転軸として水平方向に回動して顔の突出部を装置本体か
ら隔離でき、被検者に不快感を与えることなく常に確実
な検眼を遂行し得る眼科装置を提供することができる。
形例を示す正面図
形例のスライド状態を示す正面図
形例の側面図
Claims (1)
- 【請求項1】 被検者の顔を装置本体に対峙させた状態
で固定する支柱を回転軸として水平方向に回動可能な固
定部材と、この固定部材上の被検者の顔の突出部が前記
装置本体に接触又は近接したことを検出する検出手段
と、この検出手段の検出結果を基に前記固定部材を支柱
を回転軸として水平方向に回転駆動し、被検者の顔の突
出部を装置本体から隔離させる回転駆動手段とを有する
ことを特徴とする眼科装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34013192A JP3286363B2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 眼科装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34013192A JP3286363B2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 眼科装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06181887A JPH06181887A (ja) | 1994-07-05 |
JP3286363B2 true JP3286363B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=18334026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34013192A Expired - Fee Related JP3286363B2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 眼科装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3286363B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP5079227B2 (ja) * | 2005-09-01 | 2012-11-21 | 株式会社ニデック | 検眼装置 |
JP6006519B2 (ja) * | 2012-04-16 | 2016-10-12 | キヤノン株式会社 | 眼科装置 |
JP6437249B2 (ja) * | 2014-08-29 | 2018-12-12 | 株式会社トプコン | 眼科装置 |
JP2018038517A (ja) * | 2016-09-06 | 2018-03-15 | 株式会社トプコン | 眼科装置、及び眼科装置の制御方法 |
CN109620128A (zh) * | 2018-11-30 | 2019-04-16 | 贵州大学 | 一种光学相干断层扫描仪的配套结构 |
WO2024202213A1 (ja) * | 2023-03-28 | 2024-10-03 | 株式会社トプコン | 眼科装置及び眼科装置の作動方法 |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP34013192A patent/JP3286363B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH06181887A (ja) | 1994-07-05 |
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